JPH0727449A - 冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法および同装置 - Google Patents

冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法および同装置

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JPH0727449A
JPH0727449A JP17551493A JP17551493A JPH0727449A JP H0727449 A JPH0727449 A JP H0727449A JP 17551493 A JP17551493 A JP 17551493A JP 17551493 A JP17551493 A JP 17551493A JP H0727449 A JPH0727449 A JP H0727449A
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gas
rectifier
pressure
refrigerant
refrigerator
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JP17551493A
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Susumu Ishii
進 石井
Akira Kabeta
昭 壁田
Michio Kumaki
美智雄 熊木
Teruyoshi Miyatake
輝佳 宮武
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Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先願の発明(特願平4−181035号)に
係る抽気技術を改良して、抽気操作を終了した後、抽気
装置を放置した場合、冷熱源10によって深冷されてい
た精溜器10内の温度が室温まで昇温しても、該精溜器
9内で昇温した混合ガスが大気中に放散されないように
する。 【構成】 精溜器9内の混合ガスを大気中に放出して器
内圧を下降させる電磁弁61を設け、かつ、上記精溜器
内の圧力に感応する圧力スイッチ62と、該精溜器内の
温度に感応する温度スイッチ63とによって前記電磁弁
61の通電・開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷凍機における
がごとく蒸発→圧縮→凝縮→減圧→(蒸発)の冷凍サイ
クルに従って循環している冷媒ガスなどの有用ガスの中
から、空気などの無用・有害な混入ガス(以下、非凝縮
性ガスという)を抽出して大気中に放出するための抽気
操作を行なった後、冷媒ガスが大気中に放散されること
を防止する方法、および、上記の発明方法を実施するに
好適なように構成した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例の抽気装置を備えた冷凍機
を模式的に描いた系統図である。冷凍機1内の冷媒ガス
は圧縮機1cで加圧され、凝縮器1aで熱を奪われて液
化し、蒸発器1bで熱を奪って気化し、この冷凍サイク
ルを連続的に繰り返す。上記の冷媒ガスに非凝縮性ガス
が混入すると冷凍系の効率を低下させたり、冷凍機の構
成部品の腐食を誘発したりするので、この冷凍機1内の
冷媒ガス中から非凝縮性ガスを排除する必要が有る。上
記非凝縮性ガスは一般に冷媒ガスよりも軽いので、該冷
媒ガスと混合した状態で凝縮器1aに溜まる。上記の混
合ガスを圧縮機2で加圧し、冷却器3で冷却されて分離
器4に導かれる。冷却器3で冷却されて凝縮した冷媒は
分離器4の底部に溜まり、フロート式の弁7を経て冷凍
機1の蒸発器1bに還流する。前記混合ガス中の非凝縮
性ガスおよび未凝縮冷媒ガスは分離器4内に貯留される
ので、その圧力は次第に上昇する。上記分離器4内の圧
力は圧力センサ5で検出され、所定圧力に達すると放出
ユニット6が作動して大気中に放出される。
【0003】図10は前掲の図9と異なる従来例を示
す。この従来例では分離器4に冷却用のジャケット8を
設けるとともに、冷凍機1の凝縮器1a内の液状冷媒を
上記冷却ジャケット8に導入して、該ジャケット内で気
化させて蒸発器1bに還流させ、気化熱を奪って分離器
4を冷却している。21はオリフィスである。この種の
従来例では前記従来例(図9)に示した圧縮機2は省略
され、冷却器3の作用はジャケット8で行われる。分離
器4内はジャケット8で凝縮器1aよりも低温に冷却さ
れるので、該分離器4内の圧力も凝縮器1aよりも低く
なり、該凝縮器内の混合ガス(漏入した非凝縮ガスと冷
媒ガスとの混合ガス)が分離器4内に流入する。この図
10の従来例における分離器4内は前掲の図9の従来例
よりも低温(例えば10〜20℃)に冷却されるのが通
例である。しかし、冷凍機1内の冷媒ガス中に非凝縮ガ
スが混入した混合ガスをジャケット8で冷却しても混合
ガス中の冷媒ガスの全部が液化するわけではなく、放出
ユニット6から大気中に放出される非凝縮ガス中に冷媒
ガスが含まれている。
【0004】例えば容量300RTの冷凍機(1RTは
3024キロカロリー/時)は約500キログラムの冷
媒を収藏しているが、1年間に10〜15%が減量す
る。この減量の、かなりの部分は抽気の際に非凝縮性ガ
スに随伴して大気中に放散されたものと推察される。こ
のようにして冷媒ガスが大気中に放散されることは経済
的にも不都合であるが、オゾン層破壊を招くので放置で
きない。以上に述べた冷媒ガスの随伴放出を格段に減少
せしめるには、分離器(4)内に溜まった気体を直接的
に大気中に放出することなく、更に精溜器(強冷機能を
備えた分離器)に導いて混入している冷媒ガスを液化さ
せることにより、より高精度の分溜(精溜)を行なった
後に大気中に放出することが有効である。この技術は本
発明者らが創作して別途出願中の未公知の発明(特願平
第4−181035号)である。以下、これを先願の発
明と呼ぶ。
【0005】図4は先願の発明に係る抽気装置の実施例
を示す。本実施例は、図9の従来例に先願の発明を適用
して改良したものであって、第9図と同一の図面参照符
号を付した構成部分(本図4の左半部)は前記従来例に
おけると同様ないし類似である。分離器4内の上部空間
に貯まった気体は、これを直接的には大気中に放出する
こと無く、電磁弁15を介して精溜器9に導く。仮想線
で示した圧縮機12,ドライヤ13については後述す
る。上記精溜器9は冷却管9aを内蔵していて、冷熱源
10から低温流体流10aの供給を受ける。上記の冷熱
源10は圧縮機10b,冷却器10cを備えており、前
述の冷却管9aと接続されて閉回路を形成し、1組の独
立した小形冷凍機を構成している。
【0006】精溜器9内に導かれた気体は僅少量の冷媒
ガスを含む非凝縮性気体であるが、精溜器9内で冷却管
9aに触れて冷却されると、含有していた冷媒ガスは液
化して該精溜槽9内の底部に溜まる。この液化した冷媒
液はフロート式の弁9dを経て冷凍機1の冷凍系内に回
収される。このようにして冷媒ガスをほぼ完全に除去さ
れて、ほぼ純粋な非凝縮性ガスは精溜器9の上部空間内
に貯められ、次第に圧力が高くなってゆく、そして、圧
力センサ9bの検出信号値が所定値を越えると放出弁9
cが開かれて大気中に放出される。
【0007】上記の実施例(図4)において、仮想線で
示したドライヤ13又はドライヤ13′を設けて、分類
器4から精溜器9に送入される気体中の水蒸気を除去す
ると、非凝縮性ガス中に含まれていた水蒸気が精溜器9
内で結霜する心配が無くなる。精溜器内で霜を生じると
弁類の作動を阻害したり冷却管9aの熱伝導を妨げたり
するので不都合であるから、上記のドライヤ13または
13′を設けて結霜を防止すると本発明装置の作動信頼
性が向上する。
【0008】また、分離器4と精溜器9とを結ぶ管路中
に、仮想線で示した圧縮機12を設けると、精溜器9内
の非凝縮性ガスが圧縮されて高密度となり、非凝縮性ガ
スと冷媒ガスとの混合ガス中における冷媒ガスの混入比
率を低くし、冷媒ガスの放出を抑制し得る。従って、こ
の圧縮機12を設けると冷熱源10の機構を簡略化して
も実用上充分な冷媒濃度低下効果が得られる。上記圧縮
機12を設置した場合は、冷熱源10の冷却液流10a
の温度を0℃以上に設定することも可能になり、例えば
プールの水による水冷や大気により風冷を利用すること
も可能になる。ただし、上記の圧縮機12を設けた場合
は、抽気操作を終了した時、精溜器9内が正圧になって
いるため、該精溜器9内のガスが大気中に漏出しないよ
うに対策を講じなければならないという課題を生じる
が、これについては後に詳述する。図4の系統図につい
て以上に説明しごとく、先願の発明は分離器4による粗
製蒸溜と精溜器9による精製蒸溜とをシリースに行うも
のであるから、分離器4が本来の目的(粗製蒸溜)を果
たすことを前提として精溜器9による精製蒸溜の効果が
発揮される。従って、混合ガスが分離器4を素通りする
ことは好ましくない。こうした観点から、上記分離器4
の混合ガス流入管路中に電磁弁14を設けて、電磁弁1
5を開くときは電磁弁14を閉じることが望ましい。こ
れにより、混合ガスが分離器4を素通りしなくなり、精
溜器9は所期の機能を完全に果たす。図5は、図4と異
なる実施例を示す。図4の実施例は図9の従来例に先願
の発明を適用したものであったのに比して、図5の実施
例は図10の従来例に先願の発明を適用して改良したも
のである。本図5の構成中、先願の発明を適用して改良
した部分は図の右半部であって、図4の実施例における
改良部分(図4の右半部)と同様ないし類似の構成であ
る。本図5の実施例においても、図4の実施例における
と同様の作用,効果が得られる。
【0009】図6は、前記実施例の応用例を示した系統
図である。本例においては放出ユニット9cを、電磁弁
9c1とガスポンプ9c2とによって構成してある。この
ように構成すると、精溜器9内の上部空間に溜まった非
凝縮性ガスを、大気圧よりも低いレベル(負圧)まで放
出することができる。また、本例においては、精溜器9
の底部のフロート弁9dと冷凍機1とを接続している管
路に逆止弁23を介挿接続するとともに、該フロート弁
9dおよび逆止弁23をバスパスするポンプ24,電磁
弁25を設けてある。このように構成すると、精溜器9
内の圧力が冷凍機1内の圧力よりも高いときは、精溜器
内の冷媒液が逆止弁を順方向に流通して冷凍機1内に還
流せしめられる。そして、精溜器9内の圧力が冷凍機内
の圧力よりも低いときは、精溜器9内の液面が上昇して
も上記の還流が行われないので、液面がレベルHに達し
たとき、電磁弁25を開くとともにポンプ24を作動せ
しめて、液面がレベルLになるまでポンプ24によって
強制的に還流を行わせる。本例(図6)における放出ユ
ニット9cは、圧力センサ9bが所定値以上の圧力を検
知したとき放出するよう、制御装置26によって制御さ
れる。然し乍ら、電磁弁15が開いているとき放出ユニ
ットが放出作動すると次のような不具合を生じる。すな
わち、分離器4内の混合ガス(主として非凝縮ガス+冷
媒ガス)が精溜器9内に流入したとき、冷媒ガスが冷却
管9cに接触し、冷却され、液化して精溜器9の底部に
溜まるには若干の時間を要する。このため、電磁弁15
を流通した混合ガスが精溜器9内へ流入した時に放出ユ
ニット9cが放出作動した場合を比喩的に表現すると、
該混合ガスが精溜器9を素通りして大気中へ放出されて
しまうことになる。そこで本実施例では、前記の制御装
置26にプログラムを与えて、電磁弁15が開かれてい
るときは、圧力センサ9bの出力信号をカットして、放
出ユニット9cの放出作動を抑制する。さらに、開いて
いた電磁弁15が閉じた時も、その後所定の時間が経過
するまでの間、放出ユニット9cの作動を抑制する。こ
れにより精溜器9は所期の機能(冷媒ガスの完全液化・
回収)を発揮する。上述のようにして電磁弁15が閉じ
られて精溜器9内で混合ガス中の冷媒ガスの液化を待っ
ている間、この液化を促進するため図4に示したガスポ
ンプ31を設けて精溜器9内の混合ガスを循環させ、冷
却管9aとの熱交換を盛んならしめることが推奨され
る。また、同様の目的で図5に示した循環管路32を設
けて、圧縮機12によって精溜器9内の混合ガスを循環
させても同様の効果が得られる。前掲の図6において、
冷却器3で冷却された混合ガス中の冷媒ガスの一部は液
化して、分離器4で気液分離されるが、この分離器4か
ら精溜器9に送られる気体(主として非凝縮性ガス+若
干の冷媒ガス)中に、微量のミスト状冷媒液が含まれて
いる虞れ無しとしない。そして、液状の冷媒が圧縮機1
2に吸入されると該圧縮機12が損傷する危険性が有
る。そこで、該圧縮機12に吸入される気体をドライ状
態とするため、該圧縮機12の吸入側管路にヒータ35
を設けると良い。このヒータ35は任意の方式のものを
選択して適用することが出来るが、リボンヒータを用い
ると好都合である。さらに、上記ヒータ35の下流側に
リキッドセパレータ36を設けると圧縮機12の保証が
完璧となる。同様の観点から、圧縮機2を保護するため
に、その上流側(吸入側)にヒータ33を設けることが
好ましく、さらにリキッドセパレータ34を設ければ圧
縮機2の保護が完全に行われる。
【0010】図7は上記と異なる実施例を示す。分離器
4と精溜器9との間に空冷コンデンサ27を設けると、
圧縮機12で圧縮されて昇圧,昇温した混合ガスのう
ち、冷媒ガスは上記空冷コンデンサ27で冷却されて、
その大部分が液化するので、精溜器9内における冷却管
9aの負担(冷媒ガスを冷却,液化させて、その気化潜
熱の放出を吸収すること)が大幅に軽減される。このた
め、冷熱源10が小容量のもので足り、経済的に有利で
ある。また、圧縮機12で圧縮されて凝縮しやすくなっ
ている微量の水蒸気は前記の空冷コンデンサ27で冷却
されるのでガス状で存在しにくくなり、ドライヤ13に
よる水蒸気捕捉がいっそう完全に行われる。また、前記
空冷コンデンサ27によって、常時、混合ガスを冷却し
て冷媒ガスを液化させて冷凍機1に還流させておき、精
溜器9内の圧力が非凝縮性ガスを放出させるべき値に達
した時に冷却管9aで強冷して混合ガス中の冷媒ガス含
有量をほとんど零ならしめてから放出すると、冷熱源の
運転実働時間を短縮することができ、消費エネルギが節
減される。前記の空冷コンデンサ27は大気を用いた風
冷式の機器であるが、利用可能なプール水や河川水など
が入手できれば水冷コンデンサによって代替することも
できる。図8は上記と異なる実施例を示し、分離器4と
精溜器9との間に冷却管51を設けるとともに該冷却管
51を冷却室で覆い、冷凍機1の凝縮器1aで凝縮した
冷媒液を冷媒液送給管路53を経て前記の冷却室52に
送給し、冷却管51内の混合ガスを冷却せしめ、冷媒液
戻り管路54を経て冷凍機1に還流させる。このように
構成しても精溜器9の負荷を軽減させる効果が得られ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先願の発明を適用して
冷凍機の抽気操作を行ない、冷凍系内に漏入した非凝縮
性ガスを大気中に放出すると、該非凝縮性ガスに随伴す
る冷媒ガスの含有率を極度に減少させて環境破壊を防止
することができる。本発明者らは、前記先願に係る発明
を出願した後も実用化試験研究を続行し、実用面におい
て上記の効果が発揮されることを確認するとともに、さ
らに改善すべき余地の有ることを発見した。すなわち、
例えば先願の発明に係る実施例を描いた図4の抽気装置
を用いて冷凍機1内に漏入した非凝縮性ガスを空気中に
放出するとき、図示の圧縮機12を設けると、前述した
ような利点が有るが、抽気操作を終了した時点において
精溜器9内は深冷され、かつ、正圧になっている。いま
仮に、精溜器9内の温度が−20℃で抽気操作を終えた
ものとし、放出ユニット9cの吹き始め圧力5.0kgf
/cm2g、吹き止まり圧力4.0kgf/cm2gであるとす
る。この状態で抽気装置の運転を中止して放置すると、
精溜器9内の温度は次第に室温に近づいてゆく、例えば
外気温が40℃であって、精溜器9内の温度が40℃ま
で昇温した場合、該精溜器9内のガス圧力は、冷媒分圧
が1.6kgf/cm2g上昇、空気分圧が1.2kgf/cm2
昇し、合計2.8kgf/cm2上昇して、4.0+2.8=
6.8kgf/cm2gになろうとするので、放出ユニット9
cが作動して精溜器9内のガスが大気中に放出される
(実際には5.0kgf/cm2gで吹き始めるので6.8kgf
/cm2gまでは上昇しない。単純に考えると、上記精溜器
9内のガスは既に分離器4で冷媒ガスを分離され、さら
に精溜器9で冷媒ガスを凝縮させて分離したものであっ
て、これが大気中に放出されても実害が無さそうに思わ
れるが、ここに精溜器9内温度上昇に伴う冷媒ガスの分
圧上昇という問題が影響を与える。すなわち、図4に示
した先願の発明に係る抽気装置が正常に作動していると
き、精溜器9内は冷熱源10によって例えば−20℃と
いうように深冷されている。従って、該精溜器9内の混
合ガス(非凝縮性ガス+冷媒ガス)中の冷媒ガスの分圧
が低く、混合ガス中の冷媒ガス含有率は微少である。し
かし、抽気操作を停止して抽気装置を放置しておくと、
深冷されていた精溜器内温度は次第に上昇して外気温と
平衡するに至る。この昇温に伴って非凝縮性ガスおよび
冷媒ガスの分圧が上昇するが、冷媒ガスの分圧上昇が相
対的に大きく、混合ガス中の冷媒ガス含有率が上昇す
る。而して前述のごとく昇温に伴って混合ガス圧力が上
昇し、放出ユニット9cから冷媒ガス含有率の高い混合
ガスが放出されてしまうことになる。本発明は上述の事
情に鑑みて為されたものであって、先願の発明における
が如き精溜器(強冷機能を有する気液分離器)を用いた
抽気装置によって冷凍機の抽気を行なった後、冷媒ガス
含有率の高い混合ガスを大気中に放散する虞れを無くす
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的(冷媒ガス含
有率の高い混合ガス放出防止)を達成するため本発明の
散失防止方法は、冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷
媒ガスとの混合ガスを抽出して冷媒ガスの一部を液化さ
せ、液化した冷媒を分離器で回収して冷凍機に還流せし
め、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜器で強冷し
て、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部を液化さ
せ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1となったとき
該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に放出する
抽気方法において、前記残余の混合ガスの加圧および精
溜器による強冷を停止した後、上記精溜器内ガスの温度
および圧力を検出し、上記検出温度が所定温度T1以下
であるときは、該精溜器内の圧力が前記と異なる所定の
圧力P2になるように器内ガスを大気中に放出すること
を特徴とする。本発明において強冷とは、0℃以下に冷
却するこというものとする。また、上記の発明に係る冷
媒の散失防止方法を実施するため本発明の冷媒散失防止
装置の構成は、冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
ガスとの混合ガスを抽出して冷媒ガスの一部を液化さ
せ、液化した冷媒を分離器で回収して冷凍機に還流せし
め、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜器で強冷し
て、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部を液化さ
せ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1となったとき
該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に放出する
抽気装置において、前記精溜器内の温度と圧力に基づい
て自動的に開閉制御される弁手段を設けて、抽気操作終
了直後における精溜器内の温度と圧力との関係に基づい
て器内圧力を自動的に規制し得るようにしたことを特徴
とする。
【0013】
【作用】上記の手段によると、精溜器を備えた抽気装置
によって冷凍機内の混合ガス(漏入した非凝縮性ガスと
冷媒ガスとの混合気体)を排除した直後、上記精溜器内
の圧力を該精溜器内の圧力と温度に応じて下降せしめる
ように、深冷状態の混合ガスを大気中に放出することが
できる。深冷状態であるから冷媒ガスの分圧が低く、該
混合ガス中の冷媒ガス含有率は微少である。上述によう
にして、冷媒ガス分圧の低い混合ガス(純粋に近い非凝
縮性ガス)を放出して精溜器内の圧力を下げておくと、
その後該精溜器内温度が室温まで上昇するに伴い該精溜
器内の圧力は上昇するが、放出ユニットを作動させて大
気中に放出されるに足る圧力までは上昇しない。これに
より、抽気作業において非凝縮性ガスに随伴して大気中
に散失される冷媒ガスの量を、極限的に減少せしめるこ
とができ、地球環境の保全に貢献するところ多大であ
る。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係る冷媒の散失防止装置の1
実施例を備えた抽気装置を示す系統図である。本図1の
実施例は前掲の図4に示した先願の発明装置に本発明を
適用して改良したものであって、図4と同一の符号を付
したものは先願の発明におけると同様ないし類似の構成
部分である。次に、図1を図4と比較して異なる点、す
なわち、本発明を適用して改良した事項を説明すると、
精溜器(強冷機能を付加した気液分離器)9内の上部空
間と器外大気との間に電磁弁61が設けられている。こ
の電磁弁61は、通電されたとき開弁する構造の常閉形
電磁弁である。上記電磁弁61の通電回路内に、圧力感
応スイッチ62と温度感応スイッチ63とが直列に介挿
接続される。本実施例の圧力感応スイッチ62は、精溜
器9内の圧力が2.5kgf/cm2g以下のときに開き、
4.0kgf/cm2g以上で閉じる。また温度感応スイッチ
64は、精溜器9内の温度が−5℃以下のときに閉じ、
0℃以上のときには開く。以上に述べた電磁弁61と圧
力スイッチ62と温度スイッチ63とが直列に接続され
た本発明に係る自動制御回路Pat.は、抽気装置の運
転が停止されたとき電源に接続されるようになってい
る。
【0015】抽気装置の操作を終了したとき本発明の制
御系統Pat.が電源に接続されるようにするには、例
えば、抽気装置の駆動電源回路と上記制御系統Pat.
との間に切換スイッチを設けることによって達成され
る。上記と異なる実施例として、圧縮機12や冷熱源1
0の駆動電源回路と前記制御系統Pat.との間に切換
スイッチを設けても良い。本発明において切換スイッチ
とは、例えばリレースイッチを用いて切換スイッチと等
価に作用するように構成された制御回路等も含む意であ
る。
【0016】図2は上記と異なる実施例を示し、上記実
施例と同様ないし類似の制御系統を付加した抽気装置の
系統図である。本図2の実施例は前掲の図5に示した先
願の発明装置に本発明を適用して改良したものであっ
て、図5と同一の符号を付したものは先願の発明におけ
ると同様ないし類似の構成部分である。次に、図2を図
5と比較して異なる点、すなわち、本発明を適用して改
良した事項を説明すると、精溜器(強冷機能を付加した
気液分離器)9内の上部空間と器外大気との間に電磁弁
61が設けられている。この電磁弁61は、通電された
とき開弁する構造の常閉形電磁弁である。上記電磁弁6
1の通電回路中に、圧力感応スイッチ62と温度感応ス
イッチ63とが直列に介挿接続されている。本実施例の
圧力感応スイッチ62は、精溜器9内の圧力が2.5kg
f/cm2g以下のときに開き、4.0kgf/cm2g以上で閉じ
る。また温度感応スイッチ64は、精溜器9内の温度が
−5℃以下のときに閉じ、0℃以上のときには開く。以
上に述べた電磁弁61と圧力スイッチ62と温度スイッ
チ63とが直列に接続された本発明に係る自動制御回路
Pat.は、抽気装置の運転が停止されたとき電源に接
続されるようになっている。
【0017】抽気装置の操作を終了したとき本発明の制
御系統Pat.が電源に接続されるようにするには、例
えば、抽気装置の駆動電源回路と上記制御系統Pat.
との間に切換スイッチを設けることによって達成され
る。上記と異なる実施例として、圧縮機12や冷熱源1
0の駆動電源回路と前記制御系統Pat.との間に切換
スイッチを設けても良い。
【0018】以上に述べた実施例(図1,図2)におい
ては、精溜器9および冷熱源10が設けられていて、先
願の発明におけると同様に抽気操作の随伴冷媒ガス含有
率を極微小に抑制することができる。そして、これらの
実施例(図1,図2)においては、冷凍機1内に漏入し
た非凝縮性ガスの抽出排除(抽気)を終了したとき、精
溜器9内は放出ユニット9cの吹き止まり圧力である
4.0kgf/cm2g以上かつ吹き始め圧力である5.0kgf
/cm2g以下になっており、−20℃程度に深冷されてい
る。抽気操作を一応終了して抽気装置の運転を停止し、
圧縮機12や冷熱源10の給電を停止すると、本発明に
係る制御系統Pat.が電源に接続される。精溜器9内
の圧力は4.0〜5.0kgf/cm2gであって4.0kgf/
cm2g以上であるから圧力スイッチ62が閉じており、か
つ、該精溜器9内の温度は−20℃であって−5℃より
も低いので温度スイッチ63閉じている。従って電磁弁
61は通電されて開弁し、精溜器9内の混合ガスを大気
中に放出し、精溜器9内圧が低下して2.5kgf/cm2g
になると圧力スイッチ62が開いて電磁弁61が開弁す
る。ただし、上記精溜器9内の混合ガスはこの状態では
深冷されているので従来技術におけるよりも冷媒ガスの
混合率が著しく低い。このようにして、精溜器9内は、
一旦、深冷状態のまま圧力2.5kgf/cm2gとなる。そ
の後、精溜器9内の温度は室温(例えば40℃)に接近
して平衡し、これに伴って圧力は上昇してゆく。そし
て、精溜器内温度が−0℃になるまで温度スイッチ63
が閉じている。精溜器内温度が0℃まで上昇した場合に
ついて考えると、器内圧が3kgf/cm2gで圧力スイッチ
62は開いたままであるから電磁弁61は閉弁したまま
である。器内温度が0℃以上になると温度スイッチ63
は閉じるが圧力スイッチ62が開いたままなので電磁弁
61は依然として閉弁したままである。精溜器9内の温
度がさらに上昇して約25℃になると器内圧が4.0kg
f/cm2gになり、圧力スイッチ62が閉じるが、温度ス
イッチ63は開いたままなので電磁弁61は閉弁状態を
維持する。その後、精溜器9内の温度が40℃になる
と、−20℃であった時に比して圧力は約2.4kgf/c
m2g上昇して約4.9kgf/cm2gとなる。圧力スイッチ6
2は閉じているが温度スイッチ63は開いたままなので
電磁弁61は開弁せず、また放出ユニット9cの吹出圧
力5.0kgf/cm2gに達していないので該放出ユニット
9cを作動させて混合ガス(冷媒ガス+非凝縮性ガス)
が大気中に放散される虞れは無い。以上に述べた作用を
要約すると、精溜器9内が−5℃以下の低温状態で、精
溜器9内の混合ガスを予め放出しておくので、該精溜器
内が中,高温となったとき混合ガスの放出は発生しな
い。ここに、低温混合ガスは冷媒含有率が低く、高温混
合ガスは冷媒含有率が高いということを勘案すると、本
実施例における冷媒ガスの放散が著しく抑制されること
を理解し得る。
【0019】図3は上記とさらに異なる実施例を示し、
抽気装置を具備する冷凍機の模式的な系統図である。本
図3の実施例は前掲の図6に示した先願の発明装置に本
発明を適用して改良したものであって、図6と同一の符
号を付したものは先願の発明におけると同様ないし類似
の構成部分である。次に、図3を図6と比較して異なる
点、すなわち、本発明を適用し改良した事項を説明す
る。
【0020】先願の発明の1実施例を示した図6におけ
る制御装置26は、圧力センサ9bの出力信号を入力さ
れて電磁弁9c1および電磁弁15を開閉制御する機能
を有するものであったが、本実施例における制御装置2
6′は上記の機能に加えて、精溜器9内の温度を検出す
る温度センサ64の出力信号も入力され、かつ、前記圧
力センサ9bの検出値と上記温度センサ64の検出値と
に基づいて、前記電磁弁9c1の開閉を制御する機能を
与えてある。上記電磁弁9c1の開閉制御は、前記二つ
の実施例(図1,図2)における電磁弁61と同様に、
検出温度がT1(例えば−5℃)のとき、器内圧力がP2
(例えば2.5kgf/cm2g)となるように定数制御を行
なっても良いが、本例(図3)では次に述べるようにし
て変数制御を行なう。すなわち、抽気操作時、電磁弁9
1により制御される精溜器内ガス圧力をP1(kgf/cm2
abs)、抽気終了時における温度センサ64の検出値を
2(°K)とし、この時の精溜器内冷媒ガス分圧をP
2kgf/cm2gとし、予想される最高室温をTm(°K)
とし、温度Tmにおける精溜器内ガス圧力Pmを Pm=P1−0.1kgf/cm2absとし、精溜器内の冷媒ガ
ス分圧をPrm kgf/cm2abs精溜器内の空気分圧をPam k
gf/cm2absとし、抽気操作時に電磁弁9c1を開弁させ
て制御する精溜器内圧P2(kgf/cm2abs)は、 P2=Pr2+Pam(T2/Tm)……………(1) ただし、Pam=Pm−Prm とする。ここに冷媒ガスの分圧Prm,Pr2は、それ
ぞれ温度Tm,T2における飽和圧力であって冷媒固有
の数値である。このように構成した場合、精溜器9内の
温度が抽気終了時のT2(°K)から予想最高室温Tm
(°K)に上昇すると、精溜器9内の抽気操作終了時に
おける制御圧力P2(kgf/cm2abs)は、Pm(=Prm
+Pam kgf/cm2abs)になるがP1(kgf/cm2abs)には
達しない。従って放出ユニット9cが作動する虞れは無
い。
【0021】前掲の図1,図2に示した実施例のように
定数的な制御を行なうと、簡単な装置を用いて冷媒ガス
の放散を著しく抑制することができる。また、図3に示
した実施例のように変数的な制御を行なうと、抽気装置
の作動条件に応じて、冷媒ガスの放散を最少限に抑制す
ることができる。
【0022】以上に述べた作用,効果から容易に理解し
得るように、本発明における所定の圧力P2は、抽気操
作終了後の温度上昇による混合ガスの圧力上昇を予測し
て、上昇後の圧力を見越して所定圧力P1にならないよ
うに設定するものである。
【0023】上述の実施例ではP1に対してPm(Tm
のときの圧力)を0.1kgf/cm2gだけ低く設定し、抽
気終了時のT2に対応してP2を算出するようにしている
が、制御装置の精度や予想最高室温の予測精度を勘案し
て前記の設定値Pmに適宜の余裕(安全係数的な考え)
を与えることも考えられる。
【0024】また、P2の値を前記所定の圧力P1よりも
2〜3kgf/cm2gだけ低く設定するということも実用的
な手法である。
【0025】また、上記と異なる簡便な設定方法とし
て、精溜器内の深冷温度T2をT2=−20〜−5℃ と
想定し、P2=2〜3kgf/cm2g と設定することも実用
的である。これは本発明者の実験によって確認された最
善の値である。
【0026】
【発明の効果】本発明を適用すると、精溜器を備えた抽
気装置によって冷凍機内の混合ガス(漏入した非凝縮性
ガスと冷媒ガスとの混合気体)を抽気した直後、上記精
溜器内の圧力を該精溜器内の温度に応じて下降せしめる
ように、深冷状態の混合ガスを大気中に放出することが
できる。深冷状態であるから冷媒ガスの分圧が低く、該
混合ガス中の冷媒ガス含有率は微少である。上述によう
にして、冷媒ガス分圧の低い混合ガス(純粋に近い非凝
縮性ガス)を放出して精溜器内の圧力を下げておくと、
その後該精溜器内温度が室温まで上昇するに伴い該精溜
器内の圧力は上昇するが、放出ユニットを作動させて大
気中に放出されるに足る圧力までは上昇しない。これに
より、抽気作業において非凝縮性ガスに随伴して大気中
に散失される冷媒ガスの量を、極限的に減少せしめるこ
とができ、地球環境の保全に貢献するところ多大である
という優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷媒の散失防止装置の1実施例を
備えた抽気装置を示す系統図である。
【図2】上記と異なる実施例を示し、上記実施例と同様
ないし類似の制御系統を付加した抽気装置の系統図であ
る。
【図3】上記とさらに異なる実施例を示し、抽気装置を
具備する冷凍機の模範的な系統図である。
【図4】先願の発明に係る抽気装置の1実施例を備えた
冷凍機を示す模式的な系統図である。
【図5】先願の発明に係る抽気装置の、上記と異なる実
施例を備えた冷凍機を示す模式的な系統図である。
【図6】先願の発明に係る抽気装置の、上記とさらに異
なる実施例を備えた冷凍機を示す模式的な系統図であ
る。
【図7】先願の発明に係る抽気装置の、上記とさらに異
なる実施例を備えた冷凍機を示す模式的な系統図であ
る。
【図8】先願の発明に係る抽気装置の、上記とさらに異
なる実施例を備えた冷凍機を示す模式的な系統図であ
る。
【図9】従来例の抽気装置を備えた冷凍機の系統図であ
る。
【図10】上記と異なる従来例の抽気装置を備えた冷凍
機の系統図である。
【符号の説明】
1…冷凍機、1a…凝縮器、1b…蒸発器、1c…圧縮
機、2…圧縮機、3…冷却器、4…分離器、6…放出ユ
ニット、7…フロート式の弁、8…冷却ジャケット、9
…精溜器、9a…冷却器、9c…放出ユニット、10…
冷熱源、10a…低温流体、10b…圧縮機、10c…
冷却器、61…電磁弁、62…圧力スイッチ、63…温
度スイッチ、64…温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮武 輝佳 東京都港区高輪2−20−36 日立ビル施設 エンジニアリング株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出し、圧縮,冷却して冷媒ガスの
    一部を液化させ、液化した冷媒を分離器で回収して冷凍
    機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜
    器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部
    を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1とな
    ったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に
    放出する抽気方法において、 前記残余の混合ガスの加圧および精溜器による強冷を停
    止した後、上記精溜器内ガスの温度および圧力を検出
    し、 上記検出温度が所定温度T1以下であるときは、該精溜
    器内の圧力が前記の検出圧力値と異なる所定の圧力P2
    になるように器内ガスを大気中に放出することを特徴と
    する冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法。
  2. 【請求項2】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出して分離器に導くとともにこれ
    を冷却して冷媒ガスの一部を液化せしめ、回収して冷凍
    機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜
    器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部
    を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1とな
    ったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に
    放出する抽気方法において、 前記残余の混合ガスの加圧および精溜器による強冷を停
    止した後、上記精溜器内ガスの温度および圧力を検出
    し、 上記検出温度が所定温度T1以下であるときは、該精溜
    器内の圧力が前記の検出圧力値と異なる所定の圧力P2
    になるように器内ガスを大気中に放出することを特徴と
    する冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法。
  3. 【請求項3】 前記の所定圧力P2は2〜3kgf/cm2gで
    あり、かつ、前記の所定の温度T1は−10〜0℃であ
    ることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載し
    た冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法。
  4. 【請求項4】 前記の所定圧力P2を、所定圧力P1に比
    して2〜3kgf/cm2低く設定することを特徴とする、請
    求項1もしくは請求項2に記載した冷凍機の抽気操作に
    おける冷媒の散失防止方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の圧力P2を、抽気操作停止中
    の当該冷凍機の雰囲気温度が予想される最高温度Tmに
    なったとき精溜器内部圧力が前記所定圧力P1よりも低
    くなるように、前記検出温度T2と予想最高温度Tmと
    に基づいて算出することを特徴とする、請求項1もしく
    は請求項2に記載した冷凍機の抽気操作における冷媒の
    散失防止方法。
  6. 【請求項6】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出し、圧縮,冷却して冷媒ガスの
    一部を液化させ、液化した冷媒を分離器で回収して冷凍
    機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜
    器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部
    を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1とな
    ったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に
    放出する抽気装置において、 前記精溜器内のガス圧を検出する圧力センサと、同じく
    ガス温度を検出する温度センサとを具備し、かつ、上記
    双方のセンサによって開閉作動せしめられる電磁弁が設
    けられていることを特徴とする、冷凍機の抽気操作にお
    ける冷媒の散失防止装置。
  7. 【請求項7】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出して分離器に導くとともにこれ
    を冷却して冷媒ガスの一部を液化せしめ、回収して冷凍
    機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜
    器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部
    を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1とな
    ったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に
    放出する抽気装置において、 前記精溜器内のガス圧を検出する圧力センサと、同じく
    ガス温度を検出する温度センサとを具備し、かつ、上記
    双方のセンサによって開閉作動せしめられる電磁弁が設
    けられていることを特徴とする、冷凍機の抽気操作にお
    ける冷媒の散失防止装置。
  8. 【請求項8】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出し、圧縮,冷却して冷媒ガスの
    一部を液化させ、液化した冷媒を分離器で回収して冷凍
    機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精溜
    器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一部
    を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1とな
    ったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中に
    放出する抽気装置において、 前記精溜器内のガスを大気中に放出せしめる電磁弁が設
    けられており、かつ、上記電磁弁の通電回路中に、
    (イ)精溜器内の圧力によって作動せしめられる圧力感
    度スイッチと、(ロ)精溜器内ガスの温度によって作動
    せしめられる温度感応スイッチとが直列に介挿接続され
    ていることを特徴とする、冷凍機の抽気操作における冷
    媒の散失防止装置。
  9. 【請求項9】 冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスと冷媒
    ガスとの混合ガスを抽出して分離器に導くとともに、こ
    れを冷却して冷媒ガスの一部を液化せしめ、回収して冷
    凍機に還流せしめ、かつ、残余の混合ガスを加圧し、精
    溜器で強冷して、上記残余の混合ガス中の冷媒ガスの一
    部を液化させ、上記精溜器内のガス圧が所定圧力P1
    なったとき該精溜器内のガスを放出ユニットから大気中
    に放出する抽気装置において、 前記精溜器内のガスを大気中に放出せしめる電磁弁が設
    けられており、かつ、上記電磁弁の通電回路中に、
    (イ)精溜器内の圧力によって作動せしめられる圧力感
    度スイッチと、(ロ)精溜器内ガスの温度によって作動
    せしめられる温度感度スイッチとが直列に介挿接続され
    ていることを特徴とする、冷凍機の抽気操作における冷
    媒の散失防止装置。
  10. 【請求項10】 前記電磁弁の通電回路は、切換スイッ
    チを介して電源に接続されており、抽気装置本体部分と
    上記電磁弁とは択一的に駆動電流を供給されるようにな
    っていることを特徴とする、請求項6ないし請求項9の
    内の何れかに記載した冷凍機の抽気操作における冷媒の
    散失防止装置。
JP17551493A 1993-07-15 1993-07-15 冷凍機の抽気操作における冷媒の散失防止方法および同装置 Pending JPH0727449A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154509A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

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