JPH07277005A - 電気自動車の駆動モータ取付構造 - Google Patents

電気自動車の駆動モータ取付構造

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JPH07277005A
JPH07277005A JP6071742A JP7174294A JPH07277005A JP H07277005 A JPH07277005 A JP H07277005A JP 6071742 A JP6071742 A JP 6071742A JP 7174294 A JP7174294 A JP 7174294A JP H07277005 A JPH07277005 A JP H07277005A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動モータの脱着作業性の向上と車体の軽量
化およびコストダウンを図る。 【構成】 モータ搭載ルーム1の両側部のフロントサイ
ドメンバ2に跨って前後一対のマウントメンバ11を架
設して、これらマウントメンバ11,11に跨ってコン
トロールユニット10を装着すると共に、その下側で駆
動モータ6をこれらマウントメンバ11,11に跨って
装着してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車の駆動モータ
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電気自動車の駆動モータ取
付構造を示すもので、1は車体フロント部に形成された
モータ搭載ルームを示し、該モータ搭載ルーム1はその
両側部に前後方向に延在するフロントサイドメンバ2
と、モータ搭載ルーム1の前、後部で車幅方向に延在す
るファーストクロスメンバ3およびサブフレーム4等の
骨格部材を配設して補強してある。
【0003】ファーストクロスメンバ3およびサブフレ
ーム4の略中央部に跨ってセンターメンバ5を結合して
あり、このセンターメンバ5上に駆動モータ6を搭載し
てモータ荷重をこれらファーストクロスメンバ3および
サブフレーム4に分散負担させるようにしている。
【0004】センターメンバ5上には公知の防振ブッシ
ュタイプのフロントモータマウント7とリヤモータマウ
ント8を配設してあり、駆動モータ6をこれらフロント
モータマウント7,リヤモータマウント8に駆動モータ
6の前後側部に設けたマウントブラケット9を介して軸
支してある。
【0005】10は図外のバッテリの電圧を駆動モータ
6や他の補機類へ給配電するコントロールユニットで、
該コントロールユニット10は大型であるため、図示す
るように駆動モータ6と共にモータ搭載ルーム1内に搭
載するようにしている。
【0006】このコントロールユニット10は前述のよ
うに大型であると共に可成りの重量があるため、モータ
搭載ルーム1の両側部の前後方向骨格部材であるフロン
トサイドメンバ2,2上に跨って前後一対のマウントメ
ンバ11を結合し、コントロールユニット10を駆動モ
ータ6の上方でこれらマウントメンバ11,11に跨っ
てマウントブラケット12を介して取付けてある。
【0007】この類似構造は、例えば実開昭61−15
0622号公報に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】駆動モータ6の上方で
フロントサイドメンバ2,2間に架設した前後一対のマ
ウントメンバ11,11に跨って大型のコントロールユ
ニット10を取付けてあるため、駆動モータ6の脱着の
際にはこのコントロールユニット10の脱着作業が別に
伴って作業性が悪くなってしまう。
【0009】また、駆動モータ6の搭載のためにファー
ストクロスメンバ3とサブフレーム4に跨る長尺のセン
ターメンバ5が必要となることから、重量が嵩んで要求
されている車体の軽量化に逆行してしまうのみならず、
コスト的にも不利となってしまう。
【0010】更に、駆動モータ6は車体の音振性能上、
該駆動モータ6の前後側部で略モータ中心と重なるモー
タ重心を通る線上で支持することが望ましいのである
が、前述のようにセンターメンバ5上にフロントモータ
マウント7,リヤモータマウント8を立設して、これら
マウントブラケット9を介して連結支持するように構成
すると、センターメンバ5の最低地上高を確保する必要
があることから、車体フロントのスラントノーズ化等、
車体フロント部の造形上の理由からフロントモータマウ
ント7の高さを低くして、駆動モータ6の前部搭載地上
高を低めなければならず、この結果、マウントブラケッ
ト9とフロントモータマウント7との連結点、即ち、駆
動モータ6の前部支持点が前記重心位置よりも低くずれ
た位置となって、車体の音振性能が悪化してしまうこと
は否めない。
【0011】そこで、本発明は駆動モータの脱着作業性
を向上できると共に、車体の軽量化および音振性能の向
上を図ることができる電気自動車の駆動モータ取付構造
を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、車
体のモータ搭載ルームの両側部に前後方向に延在するサ
イドメンバ間に跨って前後一対のマウントメンバを架設
し、これらマウントメンバに跨ってコントロールユニッ
トを装着すると共に、該コントロールユニットの下側で
前記マウントメンバに跨って駆動モータを装着してあ
る。
【0013】請求項2にあっては、駆動モータのマウン
トメンバへの支持点を、該駆動モータの前後側部でモー
タ重心を通る線上に設定してある。
【0014】
【作用】請求項1によれば、コントロールユニットと駆
動モータとを前後一対のマウントメンバに上下位置関係
で組付けておくことができるため、車体への駆動モータ
の脱着に際してコントロールユニットの脱着作業が伴う
ことがなく、作業性が著しく改善される。
【0015】また、駆動モータ取付けのためのセンター
メンバが不要となるため、重量的におよびコスト的に有
利となる。
【0016】請求項2によれば、駆動モータのマウント
メンバへの支持点を、該駆動モータの前後側部でモータ
重心を通る線上に設定してあるため、車体の音振性能を
向上することができる。
【0017】また、車体の音振性能を向上することがで
きるから、駆動モータの取付けに用いられる防振支持手
段の小型軽量化が可能となり、重量的におよびコスト的
に有利となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0019】図1,2において、コントロールユニット
10を取付ける前後一対のマウントメンバ11は、それ
ぞれ両端部にブラケット20を固着してあり、モータ搭
載ルーム1の両側部、具体的にはモータ搭載ルーム1の
側壁を構成する図外のフードレッジパネルに接合したフ
ロントサイドメンバ2の側壁に固着したブラケット21
の下面に、前記ブラケット20を重合してボルト・ナッ
ト22により着脱自在に取付けて、コントロールユニッ
ト10の搭載地上高を極力低くできるようにしてある。
【0020】コントロールユニット10は、その両側の
下縁前後部に突出して設けたブラケット23を、前記マ
ウントメンバ11,11に固着したマウントブラケット
12上に載置して、ボルト・ナット24により着脱自在
に取付けてある。
【0021】マウントブラケット11,11の中央部分
には、2股状のマウントブラケット25を下方に向けて
固着してあり、これらマウントブラケット25,25に
駆動モータ6を取付けるようにしてある。
【0022】駆動モータ6は前後両側部にマウントシー
ト部26を形成してあり、これらマウントシート部2
6,26にモータマウント27をボルト28固定してあ
る。
【0023】モータマウント27は外筒27aと内筒2
7bとの間に防振ゴム27cを介装した防振ブッシュタ
イプとしてあり、各モータマウント27をマウントメン
バ11,11のマウントブラケット25,25の各2股
間に配置して、支軸29により着脱自在に連結して取付
けてある。
【0024】本実施例にあってはモータマウント27,
27を、駆動モータ6の重心位置となる該駆動モータ6
の略中心を通る線P上に突設して、マウントブラケット
25,25の支軸29による駆動モータ6の連結点、即
ち、駆動モータ6の支持点が丁度この線P上に存在する
ように配設してある。
【0025】以上の実施例構造によれば、コントロール
ユニット10と駆動モータ6とを、マウントメンバ1
1,11にそれぞれマウントブラケット12,25を介
して上下位置関係で組付けてあるから、駆動モータ6の
脱着に際してはコントロールユニット10の上面に設け
た図外のスリンガやアイボルトを介して、これらコント
ロールユニット10と駆動モータ6とを一体的にホイス
ト等により吊持して、マウントメンバ11,11をフロ
ントサイドメンバ2に脱着すればよく、駆動モータ6の
脱着に際して別にコントロールユニット10の脱着作業
が伴うことがなく、作業性を著しく改善することができ
る。
【0026】しかも、従来のように駆動モータ6の取付
のためのセンターメンバが不要となるから、車体を軽量
化できると共にコストダウンを図ることができる。
【0027】また、駆動モータ6はその前後側部におけ
るマウントメンバ11への支持点、つまり、マウントブ
ラケット25,25とモータマウント27,27との連
結点を、前述のセンターメンバによって位置規制を受け
ることなく音振上最も好ましいモータ重心を通る線P上
に設定してあるから、車体の音振性能を著しく向上する
ことができる。
【0028】一方、前記モータマウント27は駆動モー
タ6の支持点の前記設定によって、車体の音振性能を向
上できることから、大型化による防振性能の確保の必要
がなく、モータマウントの小型軽量化が可能となり、よ
り一層コストダウンに寄与することができる。
【0029】なお、前記実施例では車体フロント部にモ
ータ搭載ルームを設定してコントロールユニットと駆動
モータとを搭載するようにしているが、車体リヤ部にモ
ータ搭載ルームを設定して、前述と同様にコントロール
ユニットと駆動モータとを上下位置関係で一体的に搭載
するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
【0031】(1)コントロールユニットと駆動モータ
とが前後一対のマウントメンバに上下位置関係で組付け
られているから、車体への駆動モータの脱着はこれらマ
ウントメンバをモータ搭載ルーム側部のサイドメンバへ
脱着すればよく、従って、該駆動モータの脱着に際して
別にコントロールユニットの脱着が伴うことがなく、作
業性を著しく改善することができる。
【0032】(2)駆動モータ取付けのため、従来不可
欠とされていた長尺のセンターメンバを不要とすること
ができるから、重量的におよびコスト的に有利となる。
【0033】(3)駆動モータのマウントメンバへの支
持点を、センターメンバによって位置規制を受けること
なく音振上最も好ましい、該駆動モータの前後側部でモ
ータ重心を通る線上に設定してあるので、車体の音振性
能を向上できて品質感および信頼性を高めることができ
る。
【0034】(4)駆動モータの支持点の設定によって
音振性能を向上することができるから、駆動モータの防
振支持手段としては、大型化による防振性能の確保の必
要がなくなり小型軽量化が可能となり、モータ搭載ルー
ム内のレイアウトの自由度を高められると共に、重量的
におよびコスト的に益々有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略示的側面図。
【図2】同実施例の略示的平面図。
【図3】従来の構造を示す略示的側面図。
【符号の説明】
1 モータ搭載ルーム 2 サイドメンバ 6 駆動モータ 10 コントロールユニット 11 マウントメンバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のモータ搭載ルームの両側部に前後
    方向に延在するサイドメンバ間に跨って前後一対のマウ
    ントメンバを架設し、これらマウントメンバに跨ってコ
    ントロールユニットを装着すると共に、該コントロール
    ユニットの下側で前記マウントメンバに跨って駆動モー
    タを装着したことを特徴とする電気自動車の駆動モータ
    取付構造。
  2. 【請求項2】 駆動モータのマウントメンバへの支持点
    を、該駆動モータ前後側部でモータ重心を通る線上に設
    定したことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車の
    駆動モータ取付構造。
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