JPH0727790U - Ebテスタ用マニュピレータ構造 - Google Patents

Ebテスタ用マニュピレータ構造

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JPH0727790U
JPH0727790U JP6068893U JP6068893U JPH0727790U JP H0727790 U JPH0727790 U JP H0727790U JP 6068893 U JP6068893 U JP 6068893U JP 6068893 U JP6068893 U JP 6068893U JP H0727790 U JPH0727790 U JP H0727790U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、テストヘッドから他に移動させる
電子ビーム・カラムの移動機構において当該カラムの重
量と常にバランスを取れるような構造にして、常に重心
位置が安定な構造を目的とし、かつ、設置面積を最小に
し、装置の軽量化をも目的とする。 【構成】 電子ビーム・カラム13をマニュピレータ1
1上に収容する横回転機構16を設け、回転移動するマ
ニュピレータ11には、当該電子ビーム・カラムの重力
をバランスする為のカウンタ・ウエイト15を設けて、
どの方向に移動しても、常に、電子ビーム・カラム13
との重力バランス関係を保つ構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、1台のマニュピレータで、複数のテストヘッドに移動させるとき 、移動時の安定確保と、マニュピレータの設置空間の無駄を少なくする構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図6のマニュピレータとテストヘッドとの配置例と、図7の従来のマニ ュピレータの回転移動を示す図を示して、従来の概要を説明する。 まず、マニュピレータ31とは、半導体検査装置の一つであるEBテスタに使 用し、電子ビーム・カラム33を移動し、保持し、テストヘッド21に接続する 機構を有するものである。また、テストヘッドとは、ICテスタ側から、このテ ストヘッド内にDUT(表面パッケージを露出させた被試験デバイスや、シリコ ン・チップそのもの)を収容し電気接続し、試験パターンを印加して各種の試験 、評価測定に供するものである。
【0003】 また、EBテスタ用のテストヘッド21には、真空にする為の真空チャンバー 構造を有していて、相手方の電子ビーム・カラム33と接続した後、真空引きさ れる。 電子ビーム・カラム33には、外部及び内蔵の複数の真空ポンプ(ロータリー ・ポンプ、ターボ・モレキュラ・ポンプ、イオン・ゲッタ・ポンプ)により真空 にした後、電子ビームを被試験デバイスに与えて各種検査を実施するものである 。また、高圧の電子ビームの偏向発生制御回路等も搭載されている為に、かなり の重量になり、例えば80Kgにもなる。これを保持移動する為のマニュピレー タ本体の重量は、例えば500Kgにもなる。
【0004】 複数台のテストヘッド21をマニュピレータの回りに配置した状態において、 電子ビーム・カラム33を各テストヘッド上に移動する動作について説明する。 図6において、電子ビーム・カラム33をテストヘッドから切り放すために上 に移動し、次に、図7の移動例のように、アーム32を+90度(又は−90度 )回転移動して、次の別のテストヘッド上まで移動(33a、33b)する。そ の後、アーム32を下げて別のテストヘッドに接続する。
【0005】 ところで、本マニュピレータ装置は、一般に床(フロア)にアンカー・ボルト 等にて固定することは行われない。 本装置には、電子ビーム・カラム33の中心41を相手のテストヘッド21の 中心とを合わせる為に、アーム32はかなり張り出している。この為に、これら の重量とバランスをとる必要があり、カウンタ・ウエイト34をマニュピレータ 31の後部下側に設けている。このカウンタ・ウエイトは、搭載する電子ビーム ・カラム33の重量に応じて変えられるように、単位重量錘(例えば10Kg単 位)を増減して調節できる。
【0006】 一方、このカウンタ・ウエイト34は、固定された位置にある。この為、電子 ビーム・カラム33が左右90度移動した状態でも同様に倒れないようにする為 に、かなりの重り(例えば200Kg)を必要としている。また、このカウンタ ・ウエイト34とともに、スタンド36の張り出しを長く(36a)、幅広く( 36b、36c)している。これによって、重心位置のずれに対して、マニュピ レータ31の転倒を防止対策した構造にしている。
【0007】 しかし、上記説明の構造の結果、長いスタンド36が邪魔して、マニュピレー タ31とテストヘッド21の距離(図6の42)が離れてしまう。このことは、 更にアーム32の張りだしを長くする必要があり、さらにバランスが悪くなり、 結果として、さらに多くの錘をカウンタ・ウエイト34に搭載する必要ともなっ ている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記の説明のように、従来では、長く幅広く張りだしたスタンド36構造が必 要であり、これが邪魔して、結果として設置面積を広く必要としている状況にあ った。 また、電子ビーム・カラム33の重量とバランスを取る重りの重量を間違えて 軽くした場合では、アーム32の回転時や地震等で転倒しかねないことにもなり かねない。この為、安全の為に、余裕をもった多くの錘を積載している。この為 装置全体の重量がかなり重くなってしまう。
【0009】 そこで、本考案が解決しようとする課題は、電子ビーム・カラム33の重量と バランスを取るカウンタ・ウエイトを、同様に移動する構造にして、常にバラン ス状態を保った状態で移動させて、重心位置が安定なような構造にすることを目 的とする。 また、スタンド36の張りだしを最小限に押さえて、設置面積を最小にし、か つ、必要以上の錘の搭載をなくして、装置全体の軽量化を実現することを解決目 的とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
(請求項1の解決手段) 上記課題を解決するために、本考案の構成では、図1のように、電子ビーム・ カラム13をマニュピレータ11上に収容する横回転機構16を設ける。そして 、回転移動するマニュピレータ11には、当該電子ビーム・カラムの重力をバラ ンスする為のカウンタ・ウエイト15を設けて、どの方向に移動しても、常に、 電子ビーム・カラム13との重力バランス関係を保つ構造としている。
【0011】 (請求項2の解決手段) また、上記構造の横回転機構16の代わりに、図3のように、縦回転機構17 を設けて、電子ビーム・カラム13を収容する構造として、同様に重力バランス 関係を保ったマニュピレータ構造がある。
【0012】 (請求項3の解決手段) また、上記構造の横回転機構16の代わりに、図4のように、スライド・レー ル18を設けて、電子ビーム・カラム13を収容する構造として、同様に重力バ ランス関係を保ったマニュピレータ構造がある。
【0013】 (請求項4の解決手段) また、上記構造の横回転機構16の代わりに、図5のように、パンタグラフ1 9を設けて、電子ビーム・カラム13を収容する構造として、同様に重力バラン ス関係を保ったマニュピレータ構造がある。
【0014】
【作用】
バランス用のカウンタ・ウエイト15を移動するマニュピレータ11に内蔵す る構造としたことで、常に、電子ビーム・カラム13との重力バランスを維持す る作用がある。 電子ビーム・カラム13を収容する機構を設けたことで、移動中の、重心安定 性を容易にする働きがある。
【0015】
【実施例】
(実施例1) 本考案の実施例について、図1の本考案の横回転機構によるマニュピレータ構 造図と、図2の本考案の横回転機構による電子ビーム・カラムの移動説明図、を 参照して説明する。 本実施例の、実施概要を説明する。本実施例は、電子ビーム・カラム13をマ ニュピレータ11上に横回転機構16で横回転移動させて、重心位置をマニュピ レータ上に移動させて安定な状態にし、次に、マニュピレータ11全体を所要の 方向に回転させる。最後に収容していた電子ビーム・カラム13を横回転機構1 6で、もとに出す手順で移動を実施する。そして、カウンタ・ウエイト15は、 マニュピレータ11下部に内蔵しているので、同様に移動する。これにより、常 に電子ビーム・カラム13とバランスする位置にカウンタ・ウエイト15も移動 する構造としている。
【0016】 これについて、図1と図2を示して具体的に順次説明する。 まず、マニュピレータ本体を、上部のマニュピレータ11と下部のマニュピレ ータ(12)とに2分割している。そして、上部のマニュピレータAには、カウ ンタ・ウエイト15を内蔵して、一緒に回転移動できる構造としていて、移動後 においても常に、電子ビーム・カラム13との重力バランスを保つことができる 構造に改善されている。他方、マニュピレータBは、回転機構の固定台としてい る。
【0017】 次に、移動時には、垂直移動60で持ち上げてテストヘッド21から外した後 、電子ビーム・カラム13を横回転機構16により、回転軸14を中心にして横 回転移動61させて、マニュピレータ上に収容して重心位置を安定な状態にする 。(図2a参照) 次に、マニュピレータ11全体を所要の方向に回転52させる。(図2b参照 ) 最後に、収容していた電子ビーム・カラム13を横回転機構16でもとに戻し て移動完了する。(図2c参照) この移動結果においても、カウンタ・ウエイト15は、マニュピレータ11に 内蔵しているので、同様に移動され、常に電子ビーム・カラム13とバランスす る位置に存在し、バランスを保って安定状態にある。
【0018】 この結果、移動中、移動後においても、重心位置はマニュピレータの中心近辺 から外れることがなく安定となる。結果として、従来のように、大きく張りだし たスタンド36が不要となり、マニュピレータ本体底辺の設置面積を小さくでき ることとなる。このことは、テストヘッド21との距離を狭くできることにもな り、従来よりも一段とアーム32が短くできることとなり、電子ビーム・カラム 13がマニュピレータAに近ずいて、バランス用のカウンタ・ウエイト15の重 量錘の使用量も少なくて済むことにもなる。
【0019】 (実施例2) 図3が本実施例である。実施例1と異なる部分は、横回転機構16の代わりに 縦回転機構17を設けた構成としたものである。 収納方法は、回転軸71を中心にして上方向に回転62持ち上げる構造である 。 他のマニュピレータ11、12や垂直移動72やカウンタ・ウエイト15につ いては、実施例1と同様である。
【0020】 (実施例3) 図4が本実施例である。実施例1と異なる部分は、横回転機構16の代わりに スライド・レール18を設けた構成としたものである。 収納方法は、垂直移動73でテストヘッド21から外した後、電子ビーム・カ ラム13をマニュピレータ方向に水平移動63して収容する構造である。 他のマニュピレータ11、12やカウンタ・ウエイト15については、実施例 1と同様である。
【0021】 (実施例4) 図5が本実施例である。実施例1と異なる部分は、横回転機構16の代わりに パンタグラフ19を設けた構成としたものである。 収納方法は、垂直移動74でテストヘッド21から外した後、電子ビーム・カ ラム13をパンタグラフ19により楕円移動64して収容する構造である。 他のマニュピレータ11、12やカウンタ・ウエイト15については、実施例 1と同様である。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、下記に記載されるような 効果を奏する。 バランス用のカウンタ・ウエイト15を移動するマニュピレータ11に内蔵す る構造としたことで、常に、電子ビーム・カラム13との重心バランス維持を実 現できる効果が得られる。 電子ビーム・カラム13を収容する機構を設けたことで、移動中の、重心位置 が安定する効果が得られる。
【0023】 この結果、従来のように、大きく張りだしたスタンド36が不要となり、マニ ュピレータ本体底辺の設置面積を小さくできる結果、EB試験システムであるマ ニュピレータの占有設置空間の無駄を少なくできる効果も得られる。 また、スタンド36の張りだしが無くなった結果、テストヘッド21と接近さ せることができ、この結果、電子ビーム・カラム13マニュピレータと近ずくこ ととなり、バランス用のカウンタ・ウエイト15の重量錘の使用量も少なくて済 む効果も得られる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の横回転機構によるマニュピレータ構造
図である。
【図2】本考案の横回転機構による電子ビーム・カラム
の移動説明図である。
【図3】本考案の回縦転機構によるマニュピレータ構造
図である。
【図4】本考案のスライド・レール機構によるマニュピ
レータ構造図である。
【図5】本考案のパンタグラフ機構によるマニュピレー
タ構造図である。
【図6】従来のマニュピレータとテストヘッドとの配置
例を示す図である。
【図7】従来のマニュピレータの回転移動を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 マニュピレータ 12 マニュピレータ 13、33 電子ビーム・カラム 14、71 回転軸 15、34 カウンタ・ウエイト 16 横回転機構 17 縦回転機構 18 スラード・レール 19 パンタグラフ 21 テストヘッド 31 マニュピレータ 32 アーム 36 スタンド 60、72、73、74 垂直移動

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EBテスタ用マニュピレータにおいて、 電子ビーム・カラム(13)を収容する横回転機構(1
    6)を設け、 回転移動するマニュピレータ(11)を設けて、当該電
    子ビーム・カラムの重力をバランスする為のカウンタ・
    ウエイト(15)を設けて電子ビーム・カラム(13)
    との重力バランス関係を保つ構造とし、 以上を具備していることを特徴としたEBテスタ用マニ
    ュピレータ構造。
  2. 【請求項2】 横回転機構(16)の代わりに、縦回転
    機構(17)を設けて、電子ビーム・カラム(13)を
    収容する構造とした請求項1記載のEBテスタ用マニュ
    ピレータ構造。
  3. 【請求項3】 横回転機構(16)の代わりに、スライ
    ド・レール(18)を設けて、電子ビーム・カラム(1
    3)を収容する構造とした請求項1記載のEBテスタ用
    マニュピレータ構造。
  4. 【請求項4】 横回転機構(16)の代わりに、パンタ
    グラフ(19)を設けて、電子ビーム・カラム(13)
    を収容する構造とした請求項1記載のEBテスタ用マニ
    ュピレータ構造。
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