JPH07278300A - 分岐ポリイミド及びその製造方法 - Google Patents
分岐ポリイミド及びその製造方法Info
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- JPH07278300A JPH07278300A JP7324994A JP7324994A JPH07278300A JP H07278300 A JPH07278300 A JP H07278300A JP 7324994 A JP7324994 A JP 7324994A JP 7324994 A JP7324994 A JP 7324994A JP H07278300 A JPH07278300 A JP H07278300A
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- Japan
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- carbon atoms
- mol
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- polyimide resin
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 均一に延伸可能な分岐ポリイミド樹脂の提
供。 【構成】 式(1) の繰り返し単位で示される分岐ポリイミド樹脂及びその
製造方法。
供。 【構成】 式(1) の繰り返し単位で示される分岐ポリイミド樹脂及びその
製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工性の良好なポリイミ
ドの製法に関する。
ドの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からテトラカルボン酸とジアミンと
の反応により得られるポリイミドは種々の優れた物性
や、良好な耐熱性を有するために今後もエレクトロニク
スの分野や宇宙・航空産業分野等での利用が期待されて
いる。
の反応により得られるポリイミドは種々の優れた物性
や、良好な耐熱性を有するために今後もエレクトロニク
スの分野や宇宙・航空産業分野等での利用が期待されて
いる。
【0003】従来開発されたポリイミドは優れた特性を
示すものが多いが、優れた耐熱性を有するけれども加工
性はとぼしく、また、加工性を向上する目的で開発され
た樹脂は耐熱性に劣るなど性能に一長一短があった。例
えば式(7)
示すものが多いが、優れた耐熱性を有するけれども加工
性はとぼしく、また、加工性を向上する目的で開発され
た樹脂は耐熱性に劣るなど性能に一長一短があった。例
えば式(7)
【0004】
【化8】
【0005】で表されるような基本骨格からなるポリイ
ミド(デュポン社製:商品名 Kapton,Vespel )は明瞭
なガラス転移温度を有せず、耐熱性に優れたポリイミド
であるが、成形材料として用いる場合に加工が困難であ
り、粉末焼結成形などの特殊な手法を用いて加工しなけ
ればならない。また、電気電子部品の材料として用いる
際に寸法安定性、絶縁性、はんだ耐熱性に悪影響を及ぼ
す吸水率が高いという性質がある。また、式(8)
ミド(デュポン社製:商品名 Kapton,Vespel )は明瞭
なガラス転移温度を有せず、耐熱性に優れたポリイミド
であるが、成形材料として用いる場合に加工が困難であ
り、粉末焼結成形などの特殊な手法を用いて加工しなけ
ればならない。また、電気電子部品の材料として用いる
際に寸法安定性、絶縁性、はんだ耐熱性に悪影響を及ぼ
す吸水率が高いという性質がある。また、式(8)
【0006】
【化9】
【0007】で表されるような基本骨格からなるポリエ
ーテルイミド(ゼネラル・エレクトリック社製:商品名
Ultem )は加工性の優れた樹脂であるが、ガラス転移
温度が217℃と低く、またメチレンクロライドなどの
ハロゲン化炭化水素に可溶で、耐熱性、耐溶剤性の面か
らは満足のゆく樹脂ではない。これらの欠点を解消すべ
く、鋭意検討した結果、我々は一般式(9)
ーテルイミド(ゼネラル・エレクトリック社製:商品名
Ultem )は加工性の優れた樹脂であるが、ガラス転移
温度が217℃と低く、またメチレンクロライドなどの
ハロゲン化炭化水素に可溶で、耐熱性、耐溶剤性の面か
らは満足のゆく樹脂ではない。これらの欠点を解消すべ
く、鋭意検討した結果、我々は一般式(9)
【0008】
【化10】
【0009】(式中、X、Y1 〜Y4 、Rは前記に同
じ)で表される新規なポリイミド樹脂を見いだし、既に
出願した(特開平1−110530等)。
じ)で表される新規なポリイミド樹脂を見いだし、既に
出願した(特開平1−110530等)。
【0010】該ポリイミド樹脂は、170℃〜270℃
の範囲に明瞭なガラス転移温度を示し、400℃付近で
もほとんど重量減少がなく、加工性が良好である。ま
た、耐薬品性にも優れ、従来のポリイミドの欠点を補う
ものであった。
の範囲に明瞭なガラス転移温度を示し、400℃付近で
もほとんど重量減少がなく、加工性が良好である。ま
た、耐薬品性にも優れ、従来のポリイミドの欠点を補う
ものであった。
【0011】該ポリイミド樹脂の合成方法は種々あり、
原料のテトラカルボン酸二無水物とジアミンを反応さ
せ、ポリアミド酸とした後、熱により脱水環化させる方
法や、無水酢酸により脱水環化させてポリイミドを得る
方法が知られている。
原料のテトラカルボン酸二無水物とジアミンを反応さ
せ、ポリアミド酸とした後、熱により脱水環化させる方
法や、無水酢酸により脱水環化させてポリイミドを得る
方法が知られている。
【0012】しかしながら該ポリイミド樹脂も、分子量
が高くなるに従い加工性がとぼしくなり、加工時に樹脂
のゲル化が起こったり、樹脂の粘度が増加するなどの問
題点がある。
が高くなるに従い加工性がとぼしくなり、加工時に樹脂
のゲル化が起こったり、樹脂の粘度が増加するなどの問
題点がある。
【0013】該問題点を解決するため、これまで本発明
者等は、ジアミンの両末端にジカルボン酸無水物を付加
させ、さらに脱水環化させた一般式(10)
者等は、ジアミンの両末端にジカルボン酸無水物を付加
させ、さらに脱水環化させた一般式(10)
【0014】
【化11】
【0015】(式中、X、Y1 〜Y4 、Rは前記に同
じ)で表されるビスイミド化合物、及び該ビスイミド化
合物を該ポリイミド樹脂に添加することによって加工性
が向上することを見いだし、既に出願した(特願平03
−004963、特願平03−086558)。また、
本発明者等はポリイミドを合成する際、上記のジアミン
とテトラカルボン酸二無水物をある特定のモル比で合成
することにより、一般式(9)
じ)で表されるビスイミド化合物、及び該ビスイミド化
合物を該ポリイミド樹脂に添加することによって加工性
が向上することを見いだし、既に出願した(特願平03
−004963、特願平03−086558)。また、
本発明者等はポリイミドを合成する際、上記のジアミン
とテトラカルボン酸二無水物をある特定のモル比で合成
することにより、一般式(9)
【0016】
【化12】
【0017】(式中、X、Y1 〜Y4 、Rは前記に同
じ)で表される低分子量のポリイミドオリゴマーが得ら
れること、及び該ポリイミドオリゴマーを該ポリイミド
樹脂に添加することによって加工性が向上することを見
いだし、既に出願した(特願平04−340138、特
願平04−342548)。
じ)で表される低分子量のポリイミドオリゴマーが得ら
れること、及び該ポリイミドオリゴマーを該ポリイミド
樹脂に添加することによって加工性が向上することを見
いだし、既に出願した(特願平04−340138、特
願平04−342548)。
【0018】さらに本発明者等は、ポリイミドをある特
定の反応条件で合成することによって、低分子量のポリ
イミドオリゴマーを含んだ加工性良好なポリイミド樹脂
をワンポットで得られることを見いだし、既に出願した
(特願平05−276387)。このようにポリイミド
樹脂にビスイミド化合物やポリイミドオリゴマーなどの
ような低分子量成分が存在することにより加工性は向上
するが、その場合でも問題点がある。
定の反応条件で合成することによって、低分子量のポリ
イミドオリゴマーを含んだ加工性良好なポリイミド樹脂
をワンポットで得られることを見いだし、既に出願した
(特願平05−276387)。このようにポリイミド
樹脂にビスイミド化合物やポリイミドオリゴマーなどの
ような低分子量成分が存在することにより加工性は向上
するが、その場合でも問題点がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】一般にビスイミド化合
物やポリイミドオリゴマーのような低分子量成分を多く
含んだポリイミド樹脂は、押出成形などにおける加工性
は良好になるけれども、押出成形したフィルムを延伸し
ようとすると均一な延伸ができず、延伸したフィルムに
ムラができることになる。均一に延伸できるフィルムを
得るためには、分子量の高いポリイミドでフィルムを作
ればよいが、分子量が高いと加工性が悪くなり、肝心の
延伸に供する原反フィルムを得ることができない。
物やポリイミドオリゴマーのような低分子量成分を多く
含んだポリイミド樹脂は、押出成形などにおける加工性
は良好になるけれども、押出成形したフィルムを延伸し
ようとすると均一な延伸ができず、延伸したフィルムに
ムラができることになる。均一に延伸できるフィルムを
得るためには、分子量の高いポリイミドでフィルムを作
ればよいが、分子量が高いと加工性が悪くなり、肝心の
延伸に供する原反フィルムを得ることができない。
【0020】低分子量成分を多く含むポリイミドは延伸
のような二次加工においてこのような問題点が生じるな
ど一長一短があり、押出成形法においても良好な加工性
を示し、延伸などの二次加工においても均一な延伸がで
きるようなポリイミド樹脂及びその製造方法が望まれて
いた。
のような二次加工においてこのような問題点が生じるな
ど一長一短があり、押出成形法においても良好な加工性
を示し、延伸などの二次加工においても均一な延伸がで
きるようなポリイミド樹脂及びその製造方法が望まれて
いた。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記の問題
点を解決するために鋭意検討を行なった結果、該ポリイ
ミド樹脂に、ある特定の第3成分をある特定の割合導入
し、分岐状にすることにより、従来の方法で合成したポ
リイミド樹脂よりも押出成形などの成形加工性が良好な
だけではなく、延伸性も良好なポリイミド樹脂が得られ
ることを見いだし、本発明を完成させるに至った。すな
わち、本発明は下記式(1)
点を解決するために鋭意検討を行なった結果、該ポリイ
ミド樹脂に、ある特定の第3成分をある特定の割合導入
し、分岐状にすることにより、従来の方法で合成したポ
リイミド樹脂よりも押出成形などの成形加工性が良好な
だけではなく、延伸性も良好なポリイミド樹脂が得られ
ることを見いだし、本発明を完成させるに至った。すな
わち、本発明は下記式(1)
【0022】
【化13】
【0023】(式中、Xは直結、炭素数1〜10の2価
の炭化水素基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カ
ルボニル基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基ま
たはオキシドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、
Y2 、Y3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より
選ばれた基を示し、同じであっても異なっていてもよ
い。Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環
式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合環式芳香族基か
らなる群より選ばれた4価の基を示し、Wは少なくとも
3個の炭素原子を有する3価の基を示し、3個のアミノ
基は互いに異なる炭素原子に結合し、さらに互いに隣接
した炭素原子に結合していない)の繰り返し単位で示さ
れる分岐ポリイミド樹脂であり、さらにWが下記式
(2)
の炭化水素基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カ
ルボニル基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基ま
たはオキシドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、
Y2 、Y3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より
選ばれた基を示し、同じであっても異なっていてもよ
い。Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環
式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合環式芳香族基か
らなる群より選ばれた4価の基を示し、Wは少なくとも
3個の炭素原子を有する3価の基を示し、3個のアミノ
基は互いに異なる炭素原子に結合し、さらに互いに隣接
した炭素原子に結合していない)の繰り返し単位で示さ
れる分岐ポリイミド樹脂であり、さらにWが下記式
(2)
【0024】
【化14】 から選ばれる1種または2種以上の混合物である請求項
1記載の分岐ポリイミド樹脂であり、さらに該分岐ポリ
イミド樹脂の製造方法に於いて、ジアミンが下記式
(3)
1記載の分岐ポリイミド樹脂であり、さらに該分岐ポリ
イミド樹脂の製造方法に於いて、ジアミンが下記式
(3)
【0025】
【化15】
【0026】(式中、Xは直結、炭素数1〜10の2価
の炭化水素基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カ
ルボニル基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基ま
たはオキシドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、
Y2 、Y3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より
選ばれた基を示す。)で表されるジアミン化合物であ
り、テトラカルボン酸二無水物が下記式(4)
の炭化水素基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カ
ルボニル基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基ま
たはオキシドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、
Y2 、Y3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より
選ばれた基を示す。)で表されるジアミン化合物であ
り、テトラカルボン酸二無水物が下記式(4)
【0027】
【化16】
【0028】(式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環
式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳
香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮
合環式芳香族基からなる群より選ばれた4価の基を示
す。)で表されるテトラカルボン酸二無水物であり、さ
らに下記式(5)
式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳
香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮
合環式芳香族基からなる群より選ばれた4価の基を示
す。)で表されるテトラカルボン酸二無水物であり、さ
らに下記式(5)
【0029】
【化17】
【0030】(式中、Wは少なくとも3個の炭素原子を
有する3価の基を示し、3個のアミノ基は互いに異なる
炭素原子に結合し、さらに互いに隣接した炭素原子に結
合していない)で表されるトリアミンの存在のもとで行
なわれ、さらに反応式が下記式(6)
有する3価の基を示し、3個のアミノ基は互いに異なる
炭素原子に結合し、さらに互いに隣接した炭素原子に結
合していない)で表されるトリアミンの存在のもとで行
なわれ、さらに反応式が下記式(6)
【0031】
【化18】
【0032】(式中、Zは単環式芳香族基、縮合多環式
芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連
結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた
2価の基を示す。)で表されるジカルボン酸無水物の存
在のもとに行なわれ、テトラカルボン酸二無水物の量が
ジアミン1モル当たり0.90〜0.99モル比であ
り、かつジアミン1モルに対しトリアミンの量が0.0
01〜0.1モル比であり、かつジアミンとトリアミン
の当量数の合計1に対しテトラカルボン酸二無水物とジ
カルボン酸無水物の当量数の合計の比が1.0〜2.0
である式(1)
芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連
結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた
2価の基を示す。)で表されるジカルボン酸無水物の存
在のもとに行なわれ、テトラカルボン酸二無水物の量が
ジアミン1モル当たり0.90〜0.99モル比であ
り、かつジアミン1モルに対しトリアミンの量が0.0
01〜0.1モル比であり、かつジアミンとトリアミン
の当量数の合計1に対しテトラカルボン酸二無水物とジ
カルボン酸無水物の当量数の合計の比が1.0〜2.0
である式(1)
【0033】
【化19】
【0034】(式中、X、Y1 〜Y4 、WおよびRは前
記に同じ)で表される繰り返し単位を基本骨格として有
する分岐ポリイミド樹脂の製造方法であり、さらにトリ
アミンがメラミン、1,3,5−トリアミノベンゼン、
1,3,5−トリアミノシクロヘキサン、1,4,5−
トリアミノナフタレンから選ばれる1種または2種以上
の混合物である該分岐ポリイミド樹脂の製造方法であ
り、さらに該分岐ポリイミド樹脂より得られたフィルム
である。
記に同じ)で表される繰り返し単位を基本骨格として有
する分岐ポリイミド樹脂の製造方法であり、さらにトリ
アミンがメラミン、1,3,5−トリアミノベンゼン、
1,3,5−トリアミノシクロヘキサン、1,4,5−
トリアミノナフタレンから選ばれる1種または2種以上
の混合物である該分岐ポリイミド樹脂の製造方法であ
り、さらに該分岐ポリイミド樹脂より得られたフィルム
である。
【0035】以下に本発明を詳細に説明する。本発明で
得られるポリイミド樹脂は、ジアミン化合物とテトラカ
ルボン酸二無水物とを反応させてポリイミド樹脂を得る
際、アミノ基を3つ有するトリアミンを添加して反応さ
せることにより、ポリイミド骨格中に分岐状構造を有す
ることに特徴が有る。
得られるポリイミド樹脂は、ジアミン化合物とテトラカ
ルボン酸二無水物とを反応させてポリイミド樹脂を得る
際、アミノ基を3つ有するトリアミンを添加して反応さ
せることにより、ポリイミド骨格中に分岐状構造を有す
ることに特徴が有る。
【0036】本発明で得られるポリイミド樹脂は、分岐
状構造にすることにより、同等の分子量の従来の直鎖状
ポリイミド樹脂と比較すると、押出成形などの溶融成形
時には同等の溶融粘度を示し、同等の原反フィルムを得
ることができる上に、分子間のからみあいが増している
ため、より均一な延伸が可能である。
状構造にすることにより、同等の分子量の従来の直鎖状
ポリイミド樹脂と比較すると、押出成形などの溶融成形
時には同等の溶融粘度を示し、同等の原反フィルムを得
ることができる上に、分子間のからみあいが増している
ため、より均一な延伸が可能である。
【0037】本発明で使用されるジアミンとしては、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、
1,1−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エタン、1,2−〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、2,2−
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,
1,1,3,3,3,−ヘキサフルオロプロパン、4,
4´−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィ
ド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホキシド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕スルホン、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕エーテル等が挙げられ、これらは単独あるい
は2種類以上混合して用いられる。
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、
1,1−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エタン、1,2−〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、2,2−
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,
1,1,3,3,3,−ヘキサフルオロプロパン、4,
4´−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィ
ド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホキシド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕スルホン、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕エーテル等が挙げられ、これらは単独あるい
は2種類以上混合して用いられる。
【0038】テトラカルボン酸二無水物としてはエチレ
ンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンカルボン
酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、3.3´,4,
4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,
2´,3,3´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物、2,2´,3,3´−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2,2´−ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)プロパン二無水物、2,2´−ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水
物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二
無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)エタン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)メタン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカル
ボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)メタン二無水物、2,3,6,7−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8
−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,
6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,
9,10−ベリレンテトラカルボン酸二無水物、2,
3,6,7−アントラセンカルボン酸二無水物、1,
2,7,8−フェナントレンカルボン酸二無水物等が挙
げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合して用い
られる。
ンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンカルボン
酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、3.3´,4,
4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,
2´,3,3´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物、2,2´,3,3´−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2,2´−ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)プロパン二無水物、2,2´−ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水
物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二
無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)エタン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)メタン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカル
ボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)メタン二無水物、2,3,6,7−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8
−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,
6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,
9,10−ベリレンテトラカルボン酸二無水物、2,
3,6,7−アントラセンカルボン酸二無水物、1,
2,7,8−フェナントレンカルボン酸二無水物等が挙
げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合して用い
られる。
【0039】トリアミンとしては、メラミン、1,3,
5−トリアミノベンゼン、1,3,5−トリアミノシク
ロヘキサン、1,4,5−トリアミノナフタレンなどが
挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合して用
いられる。本発明で末端封止剤として用いられる一般式
(4)で表されるジカルボン酸無水物としては、無水フ
タル酸、2,3−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、
3,4−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、2,3−
ジカルボキシフェニル−フェニル−エーテル無水物、
3,4−ジカルボキシフェニル−フェニル−エーテル無
水物、3,4−ビフェニルジカルボン酸無水物、2,3
−ジカルボキシフェニル−フェニル−スルホン無水物、
2,3−ジカルボキシフェニル−フェニル−スルフィド
無水物、1,2−ナフタレンジカルボン酸無水物、2,
3−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8−ナフタレ
ンジカルボン酸無水物、2,3−アントラセンジカルボ
ン酸無水物、1,9−アントラセンジカルボン酸無水物
などが挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合
して用いられる。
5−トリアミノベンゼン、1,3,5−トリアミノシク
ロヘキサン、1,4,5−トリアミノナフタレンなどが
挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合して用
いられる。本発明で末端封止剤として用いられる一般式
(4)で表されるジカルボン酸無水物としては、無水フ
タル酸、2,3−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、
3,4−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、2,3−
ジカルボキシフェニル−フェニル−エーテル無水物、
3,4−ジカルボキシフェニル−フェニル−エーテル無
水物、3,4−ビフェニルジカルボン酸無水物、2,3
−ジカルボキシフェニル−フェニル−スルホン無水物、
2,3−ジカルボキシフェニル−フェニル−スルフィド
無水物、1,2−ナフタレンジカルボン酸無水物、2,
3−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8−ナフタレ
ンジカルボン酸無水物、2,3−アントラセンジカルボ
ン酸無水物、1,9−アントラセンジカルボン酸無水物
などが挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合
して用いられる。
【0040】本発明の方法で有機溶媒に、出発原料のジ
アミン、テトラカルボン酸二無水物、トリアミン、ジカ
ルボン酸無水物を添加、反応させる方法としては、
(イ)ジアミン、トリアミン、テトラカルボン酸二無水
物を反応させた後に、ジカルボン酸無水物を添加して反
応を続ける方法、(ロ)ジアミン、トリアミン、ジカル
ボン酸無水物を加えて反応させた後、テトラカルボン酸
二無水物を添加し、さらに反応を続ける方法、(ハ)ジ
アミン、トリアミン、テトラカルボン酸二無水物、ジカ
ルボン酸無水物を同時に添加、反応させる方法、(ニ)
ジアミン、テトラカルボン酸二無水物を反応させた後、
トリアミンを加え、さらに反応を続け、さらにジカルボ
ン酸無水物を添加、反応を続ける方法、など、いずれの
添加、反応をとっても差支えない。
アミン、テトラカルボン酸二無水物、トリアミン、ジカ
ルボン酸無水物を添加、反応させる方法としては、
(イ)ジアミン、トリアミン、テトラカルボン酸二無水
物を反応させた後に、ジカルボン酸無水物を添加して反
応を続ける方法、(ロ)ジアミン、トリアミン、ジカル
ボン酸無水物を加えて反応させた後、テトラカルボン酸
二無水物を添加し、さらに反応を続ける方法、(ハ)ジ
アミン、トリアミン、テトラカルボン酸二無水物、ジカ
ルボン酸無水物を同時に添加、反応させる方法、(ニ)
ジアミン、テトラカルボン酸二無水物を反応させた後、
トリアミンを加え、さらに反応を続け、さらにジカルボ
ン酸無水物を添加、反応を続ける方法、など、いずれの
添加、反応をとっても差支えない。
【0041】本発明に用いるトリアミンは、その3個の
アミノ基が互いに異なる炭素原子に結合し、さらに互い
に隣接した炭素原子に結合していないことが必要であ
る。もし同じ炭素原子に結合していたり、隣接した炭素
原子に結合していたりすると、立体的な障害があるた
め、完全に反応せず、未反応のアミノ基が残ったり、あ
るいは中間体であるアミド酸基の状態のままである場合
があるからである。また、隣接した炭素原子に結合して
いる場合は式(11)
アミノ基が互いに異なる炭素原子に結合し、さらに互い
に隣接した炭素原子に結合していないことが必要であ
る。もし同じ炭素原子に結合していたり、隣接した炭素
原子に結合していたりすると、立体的な障害があるた
め、完全に反応せず、未反応のアミノ基が残ったり、あ
るいは中間体であるアミド酸基の状態のままである場合
があるからである。また、隣接した炭素原子に結合して
いる場合は式(11)
【0042】
【化20】
【0043】(式中、R、Wは前記に同じ)なるラダー
構造をとるため、分岐状ポリイミドにならず、本発明の
ポリイミド樹脂が持つ効果を得ることができない。
構造をとるため、分岐状ポリイミドにならず、本発明の
ポリイミド樹脂が持つ効果を得ることができない。
【0044】テトラカルボン酸二無水物の量はジアミン
1モル当たり0.90〜0.99モル比であり、好まし
くは0.91〜0.988モル比、より好ましくは0.
915〜0.985モル比、最も好ましくは0.92〜
0.98モル比の範囲である。0.90モル比未満では
単独では十分な強度が得られず、0.99モル比を越え
ると溶融時の粘度が非常に高く、成形が困難になる。
1モル当たり0.90〜0.99モル比であり、好まし
くは0.91〜0.988モル比、より好ましくは0.
915〜0.985モル比、最も好ましくは0.92〜
0.98モル比の範囲である。0.90モル比未満では
単独では十分な強度が得られず、0.99モル比を越え
ると溶融時の粘度が非常に高く、成形が困難になる。
【0045】トリアミンの量はジアミン1モル当たり
0.001〜0.1モル比であり、好ましくは0.00
2〜0.08モル比、より好ましくは0.005〜0.
07モル比、更に好ましくは0.008〜0.06モル
比、最も好ましくは0.01〜0.05モル比の範囲で
ある。0.001モル比未満では分岐の効果が現われ
ず、0.1モル比を越えると合成時ゲル化をおこした
り、溶融時の粘度が非常に高く、成形が困難になる。
0.001〜0.1モル比であり、好ましくは0.00
2〜0.08モル比、より好ましくは0.005〜0.
07モル比、更に好ましくは0.008〜0.06モル
比、最も好ましくは0.01〜0.05モル比の範囲で
ある。0.001モル比未満では分岐の効果が現われ
ず、0.1モル比を越えると合成時ゲル化をおこした
り、溶融時の粘度が非常に高く、成形が困難になる。
【0046】更に、末端封止に用いるジカルボン酸無水
物の量はジアミンとトリアミンの合計量1モルに対しテ
トラカルボン酸二無水物とジカルボン酸無水物の合計量
が当量比で1.0〜2.0となるように調整する必要が
ある。より好ましくは1.0〜1.5の範囲である。
1.0モル比未満では十分な末端停止の効果が現われ
ず、2.0モル比を越えると効果はあまり変わず、経済
的に不利となる。
物の量はジアミンとトリアミンの合計量1モルに対しテ
トラカルボン酸二無水物とジカルボン酸無水物の合計量
が当量比で1.0〜2.0となるように調整する必要が
ある。より好ましくは1.0〜1.5の範囲である。
1.0モル比未満では十分な末端停止の効果が現われ
ず、2.0モル比を越えると効果はあまり変わず、経済
的に不利となる。
【0047】重合に用いる溶媒としては、例えばN,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチル
メトキシアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチル
カプロラクタム、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2
−メトキシエチル)エーテル、1,2−ビス(2−メト
キシエトキシ)エタン、ビス〔2−(2−メトキシエト
キシ)エチル〕エーテル、テトラヒドロフラン、1,3
−ジオキサン、1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコリ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラ
メチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミド、フェノー
ル、m−クレゾール、p−クレゾール、p−クロロフェ
ノール、アニソールなどが挙げられる。これらは混合し
て用いてもよい。これらの中でもm−クレゾール、p−
クレゾールは特に好ましい。
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチル
メトキシアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチル
カプロラクタム、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2
−メトキシエチル)エーテル、1,2−ビス(2−メト
キシエトキシ)エタン、ビス〔2−(2−メトキシエト
キシ)エチル〕エーテル、テトラヒドロフラン、1,3
−ジオキサン、1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコリ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラ
メチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミド、フェノー
ル、m−クレゾール、p−クレゾール、p−クロロフェ
ノール、アニソールなどが挙げられる。これらは混合し
て用いてもよい。これらの中でもm−クレゾール、p−
クレゾールは特に好ましい。
【0048】反応温度は、通常0℃〜250℃の範囲で
ある。好ましくは60℃〜240℃、より好ましくは1
00℃〜220℃、更に好ましくは140℃〜210
℃、最も好ましくは180℃〜200℃の温度範囲で反
応を行えばよい。反応圧力は、特に限定されず、減圧、
常圧、加圧のいずれの条件下で行なっても何等差支えが
ない。
ある。好ましくは60℃〜240℃、より好ましくは1
00℃〜220℃、更に好ましくは140℃〜210
℃、最も好ましくは180℃〜200℃の温度範囲で反
応を行えばよい。反応圧力は、特に限定されず、減圧、
常圧、加圧のいずれの条件下で行なっても何等差支えが
ない。
【0049】反応時間はその反応温度によって異なる
が、一般的に1時間以上であり、特に2時間から6時間
の範囲が好ましい。1時間よりも短い反応時間では、生
成ポリマーの分子量が十分に上がらない。また、6時間
よりも長く反応時間をとっても生成ポリマーの物性に大
差はない。
が、一般的に1時間以上であり、特に2時間から6時間
の範囲が好ましい。1時間よりも短い反応時間では、生
成ポリマーの分子量が十分に上がらない。また、6時間
よりも長く反応時間をとっても生成ポリマーの物性に大
差はない。
【0050】本発明のポリイミドを溶融成形に供する場
合、本発明の目的を損なわない範囲で他の熱可塑性樹
脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリアリレート、ポリアミド、ポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、
ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、変性ポリフェ
ニレンオキシドなどを目的に応じて適当量を配合するこ
とも可能である。
合、本発明の目的を損なわない範囲で他の熱可塑性樹
脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリアリレート、ポリアミド、ポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、
ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、変性ポリフェ
ニレンオキシドなどを目的に応じて適当量を配合するこ
とも可能である。
【0051】また、さらに通常の樹脂組成物に使用する
次のような充填剤などを発明の目的を損なわない程度で
用いてもよい。すなわち、グラファイト、カーボランダ
ム、ケイ石粉、二硫化モリブデン、フッ素樹脂などの耐
摩耗性向上材、ガラス繊維、カーボン繊維、ボロン繊
維、炭化ケイ素繊維、カーボンウィスカー、アスベス
ト、金属繊維、セラミック繊維などの補強材、三酸化ア
ンチモン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの難
燃性向上材、クレー、マイカなどの電気的特性向上材、
アスベスト、シリカ、グラファイトなどの耐トラッキン
グ向上材、硫酸バリウム、シリカ、メタケイ酸カルシウ
ムなどの耐酸性向上材、鉄粉、亜鉛粉、アルミニウム
粉、銅粉などの熱伝導度向上材、その他ガラスビーズ、
ガラス球タルク、ケイ藻土、アルミナ、シラスバルン、
水和アルミナ、金属酸化物、着色料などである。
次のような充填剤などを発明の目的を損なわない程度で
用いてもよい。すなわち、グラファイト、カーボランダ
ム、ケイ石粉、二硫化モリブデン、フッ素樹脂などの耐
摩耗性向上材、ガラス繊維、カーボン繊維、ボロン繊
維、炭化ケイ素繊維、カーボンウィスカー、アスベス
ト、金属繊維、セラミック繊維などの補強材、三酸化ア
ンチモン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの難
燃性向上材、クレー、マイカなどの電気的特性向上材、
アスベスト、シリカ、グラファイトなどの耐トラッキン
グ向上材、硫酸バリウム、シリカ、メタケイ酸カルシウ
ムなどの耐酸性向上材、鉄粉、亜鉛粉、アルミニウム
粉、銅粉などの熱伝導度向上材、その他ガラスビーズ、
ガラス球タルク、ケイ藻土、アルミナ、シラスバルン、
水和アルミナ、金属酸化物、着色料などである。
【0052】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により具
体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等限定さ
れるものではない。 実施例1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた反応
容器に、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフ
ェニル368.4g(1.0モル)、無水フタル酸2
6.64g(0.18モル)、無水ピロメリット酸20
6.1g(0.945モル)、メラミン3.15g
(0.025モル)およびm−クレゾール2,200g
を装入し、攪拌下200℃まで加熱し、200℃にて6
時間保温した。次いで反応溶液にトルエンを装入し、析
出物を濾別し、さらにトルエンにて洗浄を数回行なった
後、窒素雰囲気下250℃で6時間乾燥を行ない、51
2gのポリイミド粉を得た。得られたポリイミド粉を窒
素気流下に200℃で20時間乾燥し、水分を十分に除
去した後、25mmベント式押出機に供給し、400℃
で直径3mmのダイスより溶融押出し、冷却固化しペレ
タイザーにより切断し、直径約2mm、長さ約3mmの
ポリイミドペレットを得た。このポリイミドペレットを
窒素気流下に200℃で20時間乾燥し、水分を十分に
除去した後、25mm押出機に供給し、410℃で加熱
溶融し、幅150mmのスリットダイ(隙間0.6m
m)から押出し、220℃のロール上に引取り厚さ、約
200μmのポリイミドフィルムを得た。このポリイミ
ドフィルムの対数粘度は、0.55dl/gであった。
ここに対数粘度はパラクロロフェノール:フェノール
(重量比90:10)の混合溶媒を用い、濃度0.5g
/100ml溶媒で、35℃で測定した値である。本実
施例で得られたポリイミドフィルムを用い、高化式フロ
ーテスター(島津製作所製、CFT−500)で直径
0.1cm、長さ1cmのオリフィスを用いて、溶融粘
度の経時変化を測定した。420℃の温度に5分間保っ
た後、100kg/cm2 の圧力で一部押し出し、そ
の粘度を測定した。残りをさらに100kg/cm2
の圧力で一部押し出し、その粘度を測定した。420℃
保持時間と溶融粘度の関係を第1表(表1)に示す。保
持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどなく、熱
安定性の良好なことがわかる。後述する比較例1に比
べ、分岐状構造を含んでいるにもかかわらず、溶融特性
は同等であることがわかる。このフィルムを一辺90m
mの正方形に切りだし、バッチ式延伸機(岩本製作所製
バッチ式延伸機 BIX−703型)にセットし、28
0℃で一軸方向に2.5倍延伸し、続いてそれと直角を
なす方向に2.5倍延伸し、さらに300℃で30分間
熱処理し、二軸延伸フィルムを得た。延伸倍率の評価
は、フィルム面内に5mm間隔の格子線を縦横それぞれ
18本記入し、中央部各10本の交点100点の延伸後
の格子線間の距離を測定して、延伸倍率を求め、平均値
と標準偏差から変動率(標準偏差÷平均値×100%)
を求めた。その結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.
495、変動率が2.90%であり、後述する比較例
1、比較例4に比べ変動率が極めて小さく、良好な均一
延伸がなされていることが認められた。
体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等限定さ
れるものではない。 実施例1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた反応
容器に、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフ
ェニル368.4g(1.0モル)、無水フタル酸2
6.64g(0.18モル)、無水ピロメリット酸20
6.1g(0.945モル)、メラミン3.15g
(0.025モル)およびm−クレゾール2,200g
を装入し、攪拌下200℃まで加熱し、200℃にて6
時間保温した。次いで反応溶液にトルエンを装入し、析
出物を濾別し、さらにトルエンにて洗浄を数回行なった
後、窒素雰囲気下250℃で6時間乾燥を行ない、51
2gのポリイミド粉を得た。得られたポリイミド粉を窒
素気流下に200℃で20時間乾燥し、水分を十分に除
去した後、25mmベント式押出機に供給し、400℃
で直径3mmのダイスより溶融押出し、冷却固化しペレ
タイザーにより切断し、直径約2mm、長さ約3mmの
ポリイミドペレットを得た。このポリイミドペレットを
窒素気流下に200℃で20時間乾燥し、水分を十分に
除去した後、25mm押出機に供給し、410℃で加熱
溶融し、幅150mmのスリットダイ(隙間0.6m
m)から押出し、220℃のロール上に引取り厚さ、約
200μmのポリイミドフィルムを得た。このポリイミ
ドフィルムの対数粘度は、0.55dl/gであった。
ここに対数粘度はパラクロロフェノール:フェノール
(重量比90:10)の混合溶媒を用い、濃度0.5g
/100ml溶媒で、35℃で測定した値である。本実
施例で得られたポリイミドフィルムを用い、高化式フロ
ーテスター(島津製作所製、CFT−500)で直径
0.1cm、長さ1cmのオリフィスを用いて、溶融粘
度の経時変化を測定した。420℃の温度に5分間保っ
た後、100kg/cm2 の圧力で一部押し出し、そ
の粘度を測定した。残りをさらに100kg/cm2
の圧力で一部押し出し、その粘度を測定した。420℃
保持時間と溶融粘度の関係を第1表(表1)に示す。保
持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどなく、熱
安定性の良好なことがわかる。後述する比較例1に比
べ、分岐状構造を含んでいるにもかかわらず、溶融特性
は同等であることがわかる。このフィルムを一辺90m
mの正方形に切りだし、バッチ式延伸機(岩本製作所製
バッチ式延伸機 BIX−703型)にセットし、28
0℃で一軸方向に2.5倍延伸し、続いてそれと直角を
なす方向に2.5倍延伸し、さらに300℃で30分間
熱処理し、二軸延伸フィルムを得た。延伸倍率の評価
は、フィルム面内に5mm間隔の格子線を縦横それぞれ
18本記入し、中央部各10本の交点100点の延伸後
の格子線間の距離を測定して、延伸倍率を求め、平均値
と標準偏差から変動率(標準偏差÷平均値×100%)
を求めた。その結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.
495、変動率が2.90%であり、後述する比較例
1、比較例4に比べ変動率が極めて小さく、良好な均一
延伸がなされていることが認められた。
【0053】実施例2 原料のトリアミンに1,3,5−トリアミノベンゼン
3.13g(0.025モル)を用いた以外は実施例1
と同様に実験を行ない、511gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.55dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表
1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が2.92%
であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極
めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが認め
られた。
3.13g(0.025モル)を用いた以外は実施例1
と同様に実験を行ない、511gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.55dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表
1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が2.92%
であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極
めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが認め
られた。
【0054】実施例3 原料のトリアミンに1,3,5−トリアミノシクロヘキ
サン3.23g(0.025モル)を用いた以外は実施
例1と同様に実験を行ない、512gのポリイミド粉を
得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を
行なった。得られたフィルムの対数粘度は、0.55d
l/gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表
(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化
はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得ら
れたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二
軸目の延伸倍率の平均値が2.492、変動率が2.9
4%であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率
が極めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが
認められた。
サン3.23g(0.025モル)を用いた以外は実施
例1と同様に実験を行ない、512gのポリイミド粉を
得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を
行なった。得られたフィルムの対数粘度は、0.55d
l/gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表
(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化
はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得ら
れたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二
軸目の延伸倍率の平均値が2.492、変動率が2.9
4%であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率
が極めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが
認められた。
【0055】実施例4 原料のトリアミンに1,4,5−トリアミノナフタレン
4.38g(0.025モル)を用いた以外は実施例1
と同様に実験を行ない、513gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.55dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表
1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が3.04%
であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極
めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが認め
られた。
4.38g(0.025モル)を用いた以外は実施例1
と同様に実験を行ない、513gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.55dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表
1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が3.04%
であり、後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極
めて小さく、良好な均一延伸がなされていることが認め
られた。
【0056】実施例5 原料のトリアミンにメラミン1.89g(0.015モ
ル)、1,3,5−テトラアミノベンゼン1.23g
(0.010モル)を用いた以外は実施例1と同様に実
験を行ない、513gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.55dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.495、変動率が3.03%であり、
後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
ル)、1,3,5−テトラアミノベンゼン1.23g
(0.010モル)を用いた以外は実施例1と同様に実
験を行ない、513gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.55dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.495、変動率が3.03%であり、
後述する比較例1、比較例4に比べ変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
【0057】実施例6 原料のジアミンにビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕ケトン396.0g(1.0モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、524gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.58dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘
度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわか
る。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.492、変動率
が3.05%であり、変動率が極めて小さく、良好な均
一延伸がなされていることが認められた。
フェニル〕ケトン396.0g(1.0モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、524gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.58dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘
度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわか
る。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.492、変動率
が3.05%であり、変動率が極めて小さく、良好な均
一延伸がなされていることが認められた。
【0058】実施例7 原料のテトラカルボン酸二無水物に3,3´,4,4´
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物304.5
g(0.945モル)を用いた以外は実施例1と同様に
実験を行い、591.3gのポリイミド粉を得、さらに
実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。
得られたフィルムの対数粘度は、0.59dl/gであ
った。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.492、変動率が3.03%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物304.5
g(0.945モル)を用いた以外は実施例1と同様に
実験を行い、591.3gのポリイミド粉を得、さらに
実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。
得られたフィルムの対数粘度は、0.59dl/gであ
った。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.492、変動率が3.03%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
【0059】実施例8 原料のトリアミンにメラミン12.6g(0.1モ
ル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸53.28g
(0.36モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、561.5gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.86dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びると溶融粘度は増加し、熱安定性は
やや悪いが、フィルムの製造は可能であった。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.495、変動率が2.98%
であり、変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなさ
れていることが認められた。
ル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸53.28g
(0.36モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、561.5gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.86dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びると溶融粘度は増加し、熱安定性は
やや悪いが、フィルムの製造は可能であった。得られた
フィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目
の延伸倍率の平均値が2.495、変動率が2.98%
であり、変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなさ
れていることが認められた。
【0060】実施例9 原料のトリアミンにメラミン0.126g(0.001
モル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸17.76
g(0.12モル)を用いた以外は実施例1と同様に実
験を行い、509.5gのポリイミド粉を得、さらに実
施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得
られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.495、変動率が5.05%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
モル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸17.76
g(0.12モル)を用いた以外は実施例1と同様に実
験を行い、509.5gのポリイミド粉を得、さらに実
施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得
られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.495、変動率が5.05%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
【0061】実施例10 原料のテトラカルボン酸二無水物に無水ピロメリット酸
200.56g(0.92モル)、ジカルボン酸無水物
に無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、510.3gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度
は、0.52dl/gであった。また、溶融粘度の経時
変化を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶
融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことが
わかる。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸
した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.497、変
動率が4.55%であり、変動率が極めて小さく、良好
な均一延伸がなされていることが認められた。
200.56g(0.92モル)、ジカルボン酸無水物
に無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、510.3gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度
は、0.52dl/gであった。また、溶融粘度の経時
変化を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶
融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことが
わかる。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸
した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.497、変
動率が4.55%であり、変動率が極めて小さく、良好
な均一延伸がなされていることが認められた。
【0062】実施例11 ジカルボン酸無水物として無水フタル酸368.2g
(2.26モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、514.0gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.50dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.497、変動率が4.54%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
(2.26モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、514.0gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.50dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第1表(表1)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。得られたフィルム
を実施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍
率の平均値が2.497、変動率が4.54%であり、
変動率が極めて小さく、良好な均一延伸がなされている
ことが認められた。
【0063】実施例12 原料のトリアミンにメラミン0.126g(0.001
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
196.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物に
無水フタル酸29.60g(0.20モル)を用いた以
外は実施例1と同様に実験を行い、499.5gのポリ
イミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.46dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘
度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわか
る。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.495、変動率
が6.15%であり、変動率が極めて小さく、良好な均
一延伸がなされていることが認められた。
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
196.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物に
無水フタル酸29.60g(0.20モル)を用いた以
外は実施例1と同様に実験を行い、499.5gのポリ
イミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.46dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びても、溶融粘
度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわか
る。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.495、変動率
が6.15%であり、変動率が極めて小さく、良好な均
一延伸がなされていることが認められた。
【0064】実施例13 原料のトリアミンにメラミン0.126g(0.001
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
215.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物に
無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用いた以
外は実施例1と同様に実験を行い、502.2gのポリ
イミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.88dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
5、変動率が2.99%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
215.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物に
無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用いた以
外は実施例1と同様に実験を行い、502.2gのポリ
イミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.88dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
5、変動率が2.99%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
【0065】実施例14 原料のトリアミンにメラミン12.6g(0.1モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
96.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物に無
水フタル酸65.12g(0.44モル)を用いた以外
は実施例1と同様に実験を行い、517.1gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.74dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
7、変動率が3.05%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
96.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物に無
水フタル酸65.12g(0.44モル)を用いた以外
は実施例1と同様に実験を行い、517.1gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.74dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
7、変動率が3.05%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
【0066】実施例15 原料のトリアミンにメラミン12.6g(0.1モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
15.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物に無
水フタル酸41.44g(0.28モル)を用いた以外
は実施例1と同様に実験を行い、534.6gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.95dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
7、変動率が2.89%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
15.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物に無
水フタル酸41.44g(0.28モル)を用いた以外
は実施例1と同様に実験を行い、534.6gのポリイ
ミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィ
ルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、
0.95dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化
を第1表(表1)に示す。保持時間が延びると溶融粘度
は増加し、熱安定性はやや悪いが、フィルムの製造は可
能であった。得られたフィルムを実施例1と同様に二軸
延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.49
7、変動率が2.89%であり、変動率が極めて小さ
く、良好な均一延伸がなされていることが認められた。
【0067】
【表1】 注:溶融粘度は420℃で測定した値で、単位はセンチ
ポイズである。増粘倍率とは、420℃/30分の値を
420℃/5分の値で割った値である。
ポイズである。増粘倍率とは、420℃/30分の値を
420℃/5分の値で割った値である。
【0068】比較例1 トリアミンとしてメラミンを用いない以外は実施例1と
同様に実験を行い、507.2gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表
2)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。しかしな
がら得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.497、変動率
が14.57%にも達し、変動率が大きく、良好な均一
延伸がなされていないことが認められた。
同様に実験を行い、507.2gのポリイミド粉を得、
さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行な
った。得られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/
gであった。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表
2)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほ
とんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。しかしな
がら得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した
結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.497、変動率
が14.57%にも達し、変動率が大きく、良好な均一
延伸がなされていないことが認められた。
【0069】比較例2 トリアミンとしてメラミンを0.1g(0.0008モ
ル)用いた以外は実施例1と同様に実験を行い、50
6.9gのポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様に
ペレット化、フィルム化を行なった。得られたフィルム
の対数粘度は、0.54dl/gであった。また、溶融
粘度の経時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延
びても、溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良
好なことがわかる。しかしながら得られたフィルムを実
施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の
平均値が2.496、変動率が9.65%にも達し、変
動率が大きく、良好な均一延伸がなされていないことが
認められた。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十
分に現れていないことがわかる。
ル)用いた以外は実施例1と同様に実験を行い、50
6.9gのポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様に
ペレット化、フィルム化を行なった。得られたフィルム
の対数粘度は、0.54dl/gであった。また、溶融
粘度の経時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延
びても、溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良
好なことがわかる。しかしながら得られたフィルムを実
施例1と同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の
平均値が2.496、変動率が9.65%にも達し、変
動率が大きく、良好な均一延伸がなされていないことが
認められた。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十
分に現れていないことがわかる。
【0070】比較例3 トリアミンとしてメラミンを13.86g(0.11モ
ル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸56.24g
(0.38モル)用いた以外は実施例1と同様に実験を
行い、544.6gのポリイミド粉を得、さらに実施例
1と同様にペレット化、フィルム化を行なおうとした
が、溶融粘度が非常に高く、フィルムを得ることができ
なかった。トリアミンの量が多すぎてポリマーが架橋
し、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
ル)、ジカルボン酸無水物に無水フタル酸56.24g
(0.38モル)用いた以外は実施例1と同様に実験を
行い、544.6gのポリイミド粉を得、さらに実施例
1と同様にペレット化、フィルム化を行なおうとした
が、溶融粘度が非常に高く、フィルムを得ることができ
なかった。トリアミンの量が多すぎてポリマーが架橋
し、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
【0071】比較例4 トリアミンとしてメラミンを用いず、テトラカルボン酸
二無水物として無水ピロメリット酸208.19g
(0.955モル)、ジカルボン酸無水物として無水フ
タル酸13.32g(0.09モル)用いた以外は実施
例1と同様に実験を行ない、508.2gのポリイミド
粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム
化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、0.5
7dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化を第2
表(表2)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変
化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。し
かしながら得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延
伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.493、
変動率が8.44%にも達し、変動率が大きく、良好な
均一延伸がなされていないことが認められた。比較例4
で得られたフィルムが対数粘度、溶融粘度とも実施例1
で得られたフィルムより高いにもかかわらず、良好な均
一延伸がなされていないことから、実施例1のトリアミ
ンによる分岐構造の効果が大きいということがわかる。
二無水物として無水ピロメリット酸208.19g
(0.955モル)、ジカルボン酸無水物として無水フ
タル酸13.32g(0.09モル)用いた以外は実施
例1と同様に実験を行ない、508.2gのポリイミド
粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、フィルム
化を行なった。得られたフィルムの対数粘度は、0.5
7dl/gであった。また、溶融粘度の経時変化を第2
表(表2)に示す。保持時間が延びても、溶融粘度の変
化はほとんどなく、熱安定性の良好なことがわかる。し
かしながら得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延
伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.493、
変動率が8.44%にも達し、変動率が大きく、良好な
均一延伸がなされていないことが認められた。比較例4
で得られたフィルムが対数粘度、溶融粘度とも実施例1
で得られたフィルムより高いにもかかわらず、良好な均
一延伸がなされていないことから、実施例1のトリアミ
ンによる分岐構造の効果が大きいということがわかる。
【0072】比較例5 トリアミンとして1,2,4−トリアミノベンゼン3.
05g(0.025モル)用いた以外は実施例1と同様
に実験を行ない、511gのポリイミド粉を得、さらに
実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。
得られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/gであ
った。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表2)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。しかしながら得ら
れたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二
軸目の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が10.
49%にも達し、変動率が大きく、良好な均一延伸がな
されていないことが認められた。トリアミンの3つのア
ミノ基のうち、隣接した炭素原子に結合しているものが
あるため、ラダー構造をとり、分岐構造にならなかった
ため、発明の効果が十分に現れていないと考えられる。
05g(0.025モル)用いた以外は実施例1と同様
に実験を行ない、511gのポリイミド粉を得、さらに
実施例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。
得られたフィルムの対数粘度は、0.54dl/gであ
った。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表2)に示
す。保持時間が延びても、溶融粘度の変化はほとんどな
く、熱安定性の良好なことがわかる。しかしながら得ら
れたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸した結果、二
軸目の延伸倍率の平均値が2.490、変動率が10.
49%にも達し、変動率が大きく、良好な均一延伸がな
されていないことが認められた。トリアミンの3つのア
ミノ基のうち、隣接した炭素原子に結合しているものが
あるため、ラダー構造をとり、分岐構造にならなかった
ため、発明の効果が十分に現れていないと考えられる。
【0073】比較例6 ジカルボン酸無水物として無水フタル酸25.16g
(0.17モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、521.0gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.56dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表2)に示
す。保持時間が延びると、溶融粘度が増加し、フィルム
は得られたものの実施例1に比べて熱安定性に劣ること
がわかる。これは、無水フタル酸の量が当量に達してい
ないため、未反応末端が残っていたためと考えられる。
ただし、得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸
した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.496、変
動率が3.00%であり、変動率が極めて小さく、良好
な均一延伸がなされていることが認められた。
(0.17モル)を用いた以外は実施例1と同様に実験
を行い、521.0gのポリイミド粉を得、さらに実施
例1と同様にペレット化、フィルム化を行なった。得ら
れたフィルムの対数粘度は、0.56dl/gであっ
た。また、溶融粘度の経時変化を第2表(表2)に示
す。保持時間が延びると、溶融粘度が増加し、フィルム
は得られたものの実施例1に比べて熱安定性に劣ること
がわかる。これは、無水フタル酸の量が当量に達してい
ないため、未反応末端が残っていたためと考えられる。
ただし、得られたフィルムを実施例1と同様に二軸延伸
した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が2.496、変
動率が3.00%であり、変動率が極めて小さく、良好
な均一延伸がなされていることが認められた。
【0074】比較例7 原料のトリアミンにメラミン0.113g(0.000
9モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット
酸196.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸31.08g(0.21モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、489.5g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.46dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が11.63%にも達し、変動率が
大きく、良好な均一延伸がなされていないことが認めら
れた。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十分に現
れていないことがわかる。
9モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット
酸196.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸31.08g(0.21モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、489.5g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.46dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が11.63%にも達し、変動率が
大きく、良好な均一延伸がなされていないことが認めら
れた。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十分に現
れていないことがわかる。
【0075】比較例8 原料のトリアミンにメラミン0.126g(0.001
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
194.0g(0.89モル)、ジカルボン酸無水物と
して無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用い
た以外は実施例1と同様に実験を行い、479.5gの
ポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.44dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が9.93%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。テトラカルボン酸二無水物の量が少なく、分子量が
低いため発明の効果が十分に現れていないことがわか
る。
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
194.0g(0.89モル)、ジカルボン酸無水物と
して無水フタル酸34.04g(0.23モル)を用い
た以外は実施例1と同様に実験を行い、479.5gの
ポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.44dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が9.93%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。テトラカルボン酸二無水物の量が少なく、分子量が
低いため発明の効果が十分に現れていないことがわか
る。
【0076】比較例9 原料のトリアミンにメラミン0.113g(0.000
9モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット
酸215.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸2.66g(0.018モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、499.1g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.82dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が8.46%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十分に現れ
ていないことがわかる。
9モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット
酸215.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸2.66g(0.018モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、499.1g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘
度は、0.82dl/gであった。また、溶融粘度の経
時変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、
溶融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なこと
がわかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と
同様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が8.46%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。トリアミンの量が少なく、発明の効果が十分に現れ
ていないことがわかる。
【0077】比較例10 原料のトリアミンにメラミン12.6g(0.1モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
94.0g(0.89モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸68.08g(0.46モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、537.9gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度
は、0.49dl/gであった。また、溶融粘度の経時
変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、溶
融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことが
わかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と同
様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が7.49%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。テトラカルボン酸二無水物の量が少なく、分子量が
低いため発明の効果が十分に現れていないことがわか
る。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
94.0g(0.89モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸68.08g(0.46モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、537.9gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なった。得られたフィルムの対数粘度
は、0.49dl/gであった。また、溶融粘度の経時
変化を第2表(表2)に示す。保持時間が延びても、溶
融粘度の変化はほとんどなく、熱安定性の良好なことが
わかる。しかしながら得られたフィルムを実施例1と同
様に二軸延伸した結果、二軸目の延伸倍率の平均値が
2.496、変動率が7.49%にも達し、変動率が大
きく、良好な均一延伸がなされていないことが認められ
た。テトラカルボン酸二無水物の量が少なく、分子量が
低いため発明の効果が十分に現れていないことがわか
る。
【0078】比較例11 原料のトリアミンにメラミン0.126g(0.001
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
216.1g(0.991モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸3.11g(0.021モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、503.4g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に
高く、フィルムを得ることができなかった。テトラカル
ボン酸二無水物の量が多すぎてポリマーの分子量が高く
なり、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
モル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸
216.1g(0.991モル)、ジカルボン酸無水物
として無水フタル酸3.11g(0.021モル)を用
いた以外は実施例1と同様に実験を行い、503.4g
のポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に
高く、フィルムを得ることができなかった。テトラカル
ボン酸二無水物の量が多すぎてポリマーの分子量が高く
なり、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
【0079】比較例12 原料のトリアミンにメラミン13.9g(0.11モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
96.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸68.08g(0.46モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、527.1gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に高
く、フィルムを得ることができなかった。トリアミンの
量が多すぎてポリマーが架橋し、熱可塑性の性質が失わ
れたためと考えられる。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸1
96.2g(0.90モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸68.08g(0.46モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、527.1gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に高
く、フィルムを得ることができなかった。トリアミンの
量が多すぎてポリマーが架橋し、熱可塑性の性質が失わ
れたためと考えられる。
【0080】比較例13 原料のトリアミンにメラミン12.6g(0.1モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
16.1g(0.991モル)、ジカルボン酸無水物と
して無水フタル酸41.44g(0.28モル)を用い
た以外は実施例1と同様に実験を行い、522.6gの
ポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に
高く、フィルムを得ることができなかった。テトラカル
ボン酸二無水物の量が多すぎてポリマーの分子量が高く
なり、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
16.1g(0.991モル)、ジカルボン酸無水物と
して無水フタル酸41.44g(0.28モル)を用い
た以外は実施例1と同様に実験を行い、522.6gの
ポリイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット
化、フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に
高く、フィルムを得ることができなかった。テトラカル
ボン酸二無水物の量が多すぎてポリマーの分子量が高く
なり、熱可塑性の性質が失われたためと考えられる。
【0081】比較例14 原料のトリアミンにメラミン13.9g(0.11モ
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
15.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸45.88g(0.31モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、537.1gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に高
く、フィルムを得ることができなかった。トリアミンの
量が多すぎてポリマーが架橋し、熱可塑性の性質が失わ
れたためと考えられる。
ル)、テトラカルボン酸無水物に無水ピロメリット酸2
15.8g(0.99モル)、ジカルボン酸無水物とし
て無水フタル酸45.88g(0.31モル)を用いた
以外は実施例1と同様に実験を行い、537.1gのポ
リイミド粉を得、さらに実施例1と同様にペレット化、
フィルム化を行なおうとしたが、溶融粘度が非常に高
く、フィルムを得ることができなかった。トリアミンの
量が多すぎてポリマーが架橋し、熱可塑性の性質が失わ
れたためと考えられる。
【0082】
【表2】 注:溶融粘度は420℃で測定した値で、単位はセンチ
ポイズである。増粘倍率とは、420℃/30分の値を
420℃/5分の値で割った値である。比較例3、1
1、12、13、14はフィルムが得られず、測定不能
である。
ポイズである。増粘倍率とは、420℃/30分の値を
420℃/5分の値で割った値である。比較例3、1
1、12、13、14はフィルムが得られず、測定不能
である。
【0083】
【発明の効果】本発明の方法により、加工時の熱安定性
に優れただけでなく、延伸フィルムの製造においても均
一に延伸可能なポリイミド樹脂を提供することができ
る。工業的にも安価で簡単な方法であり、本発明の意義
は大きい。
に優れただけでなく、延伸フィルムの製造においても均
一に延伸可能なポリイミド樹脂を提供することができ
る。工業的にも安価で簡単な方法であり、本発明の意義
は大きい。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 (式中、Xは直結、炭素数1〜10の2価の炭化水素
基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カルボニル
基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基またはオキ
シドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、Y2 、Y
3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より選ばれた
基を示し、同じであっても異なっていてもよい。Rは炭
素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により相互に連結された非縮合環式芳香族基からなる群
より選ばれた4価の基を示し、Wは少なくとも3個の炭
素原子を有する3価の基を示し、3個のアミノ基は互い
に異なる炭素原子に結合し、さらに互いに隣接した炭素
原子に結合していない)の繰り返し単位で示される分岐
ポリイミド樹脂。 - 【請求項2】 Wが下記式(2) 【化2】 から選ばれる1種または2種以上の混合物である請求項
1記載の分岐ポリイミド樹脂。 - 【請求項3】 請求項1記載の分岐ポリイミド樹脂の製
造方法に於いて、ジアミンが下記式(3) 【化3】 (式中、Xは直結、炭素数1〜10の2価の炭化水素
基、六弗素化されたイソプロピリデン基、カルボニル
基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基またはオキ
シドからなる群より選ばれた基を示し、Y1 、Y2 、Y
3 、Y4 はそれぞれ独立に水素、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より選ばれた
基を示す。)で表されるジアミン化合物であり、テトラ
カルボン酸二無水物が下記式(4) 【化4】 (式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、
単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接
または架橋員により相互に連結された非縮合環式芳香族
基からなる群より選ばれた4価の基を示す。)で表され
るテトラカルボン酸二無水物であり、さらに下記式
(5) 【化5】 (式中、Wは少なくとも3個の炭素原子を有する3価の
基を示し、3個のアミノ基は互いに異なる炭素原子に結
合し、さらに互いに隣接した炭素原子に結合していな
い)で表されるトリアミンの存在のもとで行なわれ、さ
らに反応式が下記式(6) 【化6】 (式中、Zは単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳
香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮
合多環式芳香族基から成る群より選ばれた2価の基を示
す。)で表されるジカルボン酸無水物の存在のもとに行
なわれ、テトラカルボン酸二無水物の量がジアミン1モ
ル当たり0.90〜0.99モル比であり、かつジアミ
ン1モルに対しトリアミンの量が0.001〜0.1モ
ル比であり、かつジアミンとトリアミンの当量数の合計
1に対しテトラカルボン酸二無水物とジカルボン酸無水
物の当量数の合計の比が1.0〜2.0である式(1) 【化7】 (式中、X、Y1 〜Y4 、WおよびRは前記に同じ)で
表される繰り返し単位を基本骨格として有する分岐ポリ
イミド樹脂の製造方法。 - 【請求項4】 トリアミンがメラミン、1,3,5−ト
リアミノベンゼン、1,3,5−トリアミノシクロヘキ
サン、1,4,5−トリアミノナフタレンから選ばれる
1種または2種以上の混合物である請求項3記載の分岐
ポリイミド樹脂の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の分岐ポリイミド樹脂より
得られたフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324994A JP2999116B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 分岐ポリイミド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324994A JP2999116B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 分岐ポリイミド及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278300A true JPH07278300A (ja) | 1995-10-24 |
| JP2999116B2 JP2999116B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13512726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7324994A Expired - Fee Related JP2999116B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 分岐ポリイミド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999116B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008050694A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-03-06 | Ube Ind Ltd | 無電解めっき促進用多分岐ポリイミド、金属被覆多分岐ポリイミド及びこれらの製造方法 |
| JP2008121013A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Lg Chem Ltd | 末端に熱硬化または光硬化が可能な官能基を含む分岐オリゴイミドまたは分岐オリゴアミド酸およびその製造方法 |
| US20100228002A1 (en) * | 2009-03-06 | 2010-09-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Self-crosslinking polyamic acid, self-crosslinking polyimide, method of manufacturing self-crosslinking polyimide, and self-crosslinking polyimide film including the self-crosslinking polyimide |
| CN103289092A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-09-11 | 西北工业大学 | 一种a2+b′b2+b2型超支化聚酰亚胺树脂的制备方法 |
| CN114566759A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-05-31 | 大同共聚(西安)科技有限公司 | 一种枝状分子结构聚酰亚胺锂离子电池绝缘隔膜的制备方法 |
| JP2023158674A (ja) * | 2022-04-19 | 2023-10-31 | 株式会社カネカ | ポリアミド酸、ポリイミド、多層ポリイミドフィルムおよびフレキシブル金属箔積層体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101854771B1 (ko) | 2016-06-30 | 2018-05-04 | 주식회사 엘지화학 | 폴리이미드계 블록 공중합체 및 이를 포함하는 폴리이미드계 필름 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP7324994A patent/JP2999116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008050694A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-03-06 | Ube Ind Ltd | 無電解めっき促進用多分岐ポリイミド、金属被覆多分岐ポリイミド及びこれらの製造方法 |
| JP2008121013A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Lg Chem Ltd | 末端に熱硬化または光硬化が可能な官能基を含む分岐オリゴイミドまたは分岐オリゴアミド酸およびその製造方法 |
| US20100228002A1 (en) * | 2009-03-06 | 2010-09-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Self-crosslinking polyamic acid, self-crosslinking polyimide, method of manufacturing self-crosslinking polyimide, and self-crosslinking polyimide film including the self-crosslinking polyimide |
| KR101524195B1 (ko) * | 2009-03-06 | 2015-05-29 | 삼성전자주식회사 | 자기가교형 폴리아믹산, 자기가교형 폴리이미드, 그 제조방법 및 이를 이용한 자기가교형 폴리이미드 필름 |
| CN103289092A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-09-11 | 西北工业大学 | 一种a2+b′b2+b2型超支化聚酰亚胺树脂的制备方法 |
| CN114566759A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-05-31 | 大同共聚(西安)科技有限公司 | 一种枝状分子结构聚酰亚胺锂离子电池绝缘隔膜的制备方法 |
| JP2023158674A (ja) * | 2022-04-19 | 2023-10-31 | 株式会社カネカ | ポリアミド酸、ポリイミド、多層ポリイミドフィルムおよびフレキシブル金属箔積層体 |
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| JP2999116B2 (ja) | 2000-01-17 |
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