JPH0728018A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0728018A
JPH0728018A JP17332993A JP17332993A JPH0728018A JP H0728018 A JPH0728018 A JP H0728018A JP 17332993 A JP17332993 A JP 17332993A JP 17332993 A JP17332993 A JP 17332993A JP H0728018 A JPH0728018 A JP H0728018A
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crystal display
layer
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JP17332993A
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English (en)
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雅克 ▲高▼石
Masakatsu Takaishi
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2層構造の液晶パネル40と、この液晶パネ
ル40の各端子出し部に接続された3個の駆動回路9・
9・9とからなる。上記液晶パネル40は、3枚の第1
・第2・第3プラスチックフィルム10・20・30
を、それらの周辺部にシール材4を介装させて積層さ
せ、各プラスチックフィルム10・20・30の間に液
晶6を封入することにより構成されており、第1・第2
プラスチックフィルム10・20と、第2・第3プラス
チックフィルム20・30の各相対向面には、複数の互
いに平行なITO膜2・2が上部側と下部側とで互いに
直行する形状にそれぞれ設けられ、外側面には、偏光板
8・8が貼着されている。 【効果】 液晶パネル4の全厚みが薄くなり、装置の薄
型化と軽量化が図れると共に、透過率が向上して表示品
位の向上も可能で、かつ、ロスを少なくしてコスト削減
も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に透明電極が形成
された基板にて液晶層を挟装してなる、複数個の液晶層
を備えた多層表示可能な液晶表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示装置は、透明電極や配
向膜等がそれぞれ形成された一対の基板の間に液晶を挟
装した一層構造の液晶パネルからなり、1層の液晶層に
て、表示を行うようになっている。
【0003】一方、最近では、さらなる表示品位の向上
を図るべく、例えば、図10に示すように、2層の液晶
層を備えた多層構造の液晶表示装置が開発されている。
このような液晶表示装置は、一対の基板51・51から
なる2枚の1層構造の液晶パネル50・50を、接着剤
52を介して貼着させ、各々の液晶パネル50・50の
端子出し部に、基板51の数に対応した合計4個のTA
B(Tape Automated Bonding) 等の駆動回路9を図示し
ない異方性導電コネクターを介して接続することで製造
されている。
【0004】このような多層構造の液晶表示装置におい
ては、例えば1層めの表示面と2層めの表示面とを重ね
合わせることで、1層構造の液晶表示装置では得られな
かった奥行きのある表示が得られることとなり、また、
各表示面を少しずらせることにより、1層構造の液晶表
示装置では得られなかった微狭線間のパターン構成が可
能となり、従来にない高密度表示が得られるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来においては、1層構造の液晶パネル50を2枚、接着
剤52を使用して貼着させることで、2層構造の液晶パ
ネルを構成するようになっているため、以下のような問
題を招来している。
【0006】即ち、 基板51の枚数が増加すると共に、接着剤層も形成
されることとなるため、透過率が低下して表示品位が低
下し、また、装置の厚みが増すと共に、装置全体の重量
が重くなる。
【0007】 2枚の液晶パネル50・50の貼り合
わせ時に、パターンずれが生じ易く、表示品位の低下
や、ロスによるコストアップに繋がる。
【0008】 端子出し部が1層構造の液晶表示装置
の2倍になって、接続回数が増加するので、作業性が低
下し、装置の信頼性も低下する。
【0009】 2枚の液晶パネル50・50を個々に
駆動するので、駆動時の消費電力が大きくなり、低消費
電力化が図れない。
【0010】 1層めと2層めとの表示相互間の信号
のやりとりのため、信号処理が複雑になり、コストアッ
プに繋がる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液晶表示装置は、上記課題を解決するために、表面に透
明電極が形成された基板にて液晶層を挟装してなる液晶
表示装置において、3枚以上の基板が積層されると共
に、各基板間に液晶層が挟装されており、全基板のうち
の液晶層と液晶層との間に介在する各基板には、その両
面に、透明電極が形成されていることを特徴としてい
る。
【0012】また、請求項2記載の液晶表示装置は、上
記課題を解決するために、上記請求項1の液晶表示装置
において、3枚の基板が積層されることで、2層の液晶
層が形成されており、3枚の基板のうちの中央に位置す
る、両面に透明電極が形成された基板には、内周面に透
明電極が形成されたスルーホールが設けられており、こ
のスルーホールの内周面に形成された透明電極を介し
て、基板両面の透明電極が互いに導通されていることを
特徴としている。
【0013】また、請求項3記載の液晶表示装置は、上
記課題を解決するために、上記請求項2記載の液晶表示
装置において、少なくとも上記中央に位置する基板が、
プラスチック基板であることを特徴としている。
【0014】
【作用】上記の請求項1の構成によれば、液晶層と液晶
層との間に介在する各基板は、ぞれぞれ一枚ずつとな
り、1層構造の液晶パネルを接着剤を使用して貼着して
構成されていた従来の多層構造の液晶表示装置に比べ、
基板の全枚数が少なくなると共に、基板を貼着させるの
に使用されていた接着剤が必要なくなり、また、パター
ンずれの恐れもなくなる。これにより、装置の全厚みが
薄くなり、薄型化と軽量化が図れると共に、透過率が向
上して表示品位の向上も可能で、かつ、ロスを少なくし
てコスト削減も図れる。
【0015】上記請求項2の構成によれば、3枚の基板
が積層された2層構造の液晶表示装置における中央に位
置する基板の両面に形成された透明電極は、スルーホー
ル内周面に設けられた透明電極を介して互いに導通され
ているので、この中央の基板の端子出し部に一つの駆動
回路を接続することで、中央の基板の両面に設けられた
透明電極を使用して、1層め及び2層めの液晶層の駆動
ができる。したがって、駆動回路の必要数が減り、接続
回数も減少するので、作業性を向上させると共に、装置
の信頼性の低下を回避することができる。
【0016】さらに、1つの駆動回路にて基板両面の透
明電極を使用するので、1層めと2層めとの表示相互間
のやり取りに、複雑な信号処理が必要なく、これによっ
ても、コスト削減が図れ、また、駆動時の消費電力の低
減も可能となる。
【0017】上記請求項3の構成によれば、2層構造の
液晶表示装置の少なくとも中央基板がプラスチック基板
であるので、スルーホールの形成が容易で、作業性が向
上し、より一層のコスト削減が可能となる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図9に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例
においては、多層表示可能な多層構造の液晶表示装置と
して、2層構造の液晶表示装置を例示して説明する。
【0019】本実施例に係る液晶表示装置は、図1に示
すように、2層構造の液晶パネル40と、この液晶パネ
ル40の各端子出し部に接続された3個のTAB(Tape
Automated Bonding) 等の駆動回路9・9・9とから構
成されている。
【0020】上記液晶パネル40は、3枚の第1・第2
・第3のプラスチックフィルム(基板)10・20・3
0を、それらの周辺部にシール材4を介装させて積層さ
せ、各プラスチックフィルム10・20・30の間に液
晶6を図示しないスペーサと共に封入することにより構
成されており、第1及び第2のプラスチックフィルム1
0・20と、第2及び第3のプラスチックフィルム20
・30の各相対向面には、複数の互いに平行な帯状の透
明電極であるITO(Indium Tin Oxcide) 膜2・2が上
部側と下部側とで互いに直行する形状にそれぞれ設けら
れている。尚、これらITO膜2・2の上には、図示し
ない配向膜が形成されており、また、第1及び第3のプ
ラスチックフィルム10・30の外側面には、偏光板8
・8が貼着されている。
【0021】上記液晶パネル40の製造方法を、図1な
いし図9を参照して説明する。
【0022】まず、図2に示すように、薄いプラスチッ
クフィルム1を用意し、これの一端部側に、微細なスル
ーホール1aを複数個、後工程のITO膜2のパターニ
ング仕様に応じて形成する。スルーホール1a…の形成
方法としては、ケミカル法、エキシマレーザー法、NC
ドリル法等が挙げられるが、次工程のメッキや蒸着にて
形成される薄膜との密着強度の面から考えるとエキシマ
レーザー法が優れており、バリやカエリのない穴を形成
できる。尚、価格面を優先させる場合は、NCドリル法
等が適している。
【0023】次に、図3(a)に示すように、スルーホ
ール1a…が形成されたプラスチックフィルム1に、I
TO(Indium Tin Oxcide) 膜2を、スパッタ蒸着法にて
形成する。この場合、スルーホール1a…の内周面にも
ITO膜2を形成するために、スパッタ蒸着は、プラス
チックフィルム1を回転軸Aにて回転させながら行われ
る。これにより、図3(b)に示すように、スルーホー
ル1a…の内周面にまでITO膜2が形成された状態と
なる。また、プラスチックフィルム1を回転させている
ので、プラスチックフィルム1の全方位からのスパッタ
蒸着が可能となり、スルーホール1a…の内周面に対し
斜め方向からスパッタ蒸着できるうえ、ITO膜2の密
度も高くなり、ピンホールの少ないITO膜2となる。
【0024】次に、図4(a)に示すように、ITO膜
2が形成されたプラスチックフィルム1の全面、及びス
ルーホール1a…の内周面に形成されているITO膜2
の上にも及ぶように、エッチングレジスト3を塗布す
る。
【0025】その後、プレベーク処理、露光処理、現像
処理を順に施して、図4(b)に示すように、余分なエ
ッチングレジスト3を剥離し、次いで、図4(c)に示
すように、ITO膜2にエッチング処理を施して所定の
形状にパターニングし(図5参照)、最後に、図4
(d)に示すように、エッチングレジスト3を全て剥離
する。これにて、図5に示すようなITO回路が両面に
形成されたプラスチックフィルム1が完成される。尚、
上記図4の各図は、図5に切断線B−Bにおける断面図
である。
【0026】そして、上記パターニング工程における露
光工程で、各面のITOパターンの位置を少しずらせる
ことで、微挟線間のパターンができ、高密度表示が可能
となり、一方、重ねることで、奥行きのある表示が可能
となる。以下、この状態のプラスチックフィルム1を、
第2プラスチックフィルム20と称する。
【0027】次に、図6に示すように、上記第2プラス
チックフィルム20の作製に使用したものと同じ薄いプ
ラスチックフィルム1を2枚用意し、これに、今度はス
ルーホールを形成せず、片面にITO膜2をスパッタ蒸
着し、上記した一連のフォトプロセス、即ち、プレベー
ク処理、露光処理、現像処理、エッチング処理、レジス
ト剥離の各処理を施す。これにて、片面にITO回路が
形成されたプラスチックフィルム1が完成される。以
下、この状態のプラスチックフィルム1を、第1及び第
3のプラスチックフィルム10・30と称する。
【0028】このようにして第1・第2・第3のプラス
チックフィルム10・20・30が完成されると、次
に、これら各プラスチックフィルム10・20・30の
各ITO膜2の表面に、図示しない配向膜を形成し、配
向膜処理を施す。この場合、第1及び第3のプラスチッ
クフィルム10・30については片面に、第2プラスチ
ックフィルム20についてはその両面に配向膜を形成す
る。
【0029】続いて、第1・第2・第3のプラスチック
フィルム10・20・30の各フィルム同士の貼り合わ
せを行う。貼り合わせに際し、まず、図7に示すよう
に、第1プラスチックフィルム10のITO膜2が形成
されている側の表面に、シール材4を印刷する。
【0030】シール材4が乾燥したら、図8に示すよう
に、この第1プラスチックフィルム10の上に、第2プ
ラスチックフィルム20を位置決めして載置し、熱と圧
力を加えて貼り合わせる。尚、これに先立ち、第2プラ
スチックフィルム20は、所定形状に切断処理されてい
るものとする。次に、第2プラスチックフィルム20の
スルーホール1a…に、導電性インク5を充填する。上
記導電性インク5は、銀やカーボン等の導電性微粉末と
熱硬化性樹脂を有機溶剤により溶解させ、混合・攪拌さ
れたものである。
【0031】次に、第2プラスチックフィルム20の上
に、上記第1プラスチックフィルム10の場合と同じよ
うにシール材4を印刷し、第3プラスチックフィルム3
0を位置決めして載置し、熱と圧力を加えて貼り合わせ
る。この貼り合わせ時の熱と圧力にて、第1・第2・第
3のプラスチックフィルム10・20・30の各ITO
回路が電気的、及び機械的に、一回の工程作業にて接続
される。
【0032】次に、図9に示すように、第1及び第3の
プラスチックフィルム10・30を、所定の形状に切断
して、端子出し部、液晶注入口4a等を形成し、その
後、液晶注入口4aから液晶6を注入し、液晶注入口4
aを紫外線硬化樹脂7にて封止する。これにて、3枚の
基板からなる2層構造の液晶パネル40が形成され、そ
の後、図1に示すように、液晶パネル40の外側面、即
ち、第1及び第3プラスチックフィルム10・30の外
面に、偏光板8・8を貼着することで、液晶パネル40
として完成される。
【0033】その後、第1・第2・第3のプラスチック
フィルム10・20・30の各ITO回路の端子が露出
されている端子出し部に、駆動回路9・9・9をそれぞ
れ図示しない異方性導電コネクターで熱圧着して接続す
る。これにて、2層表示可能な2層構造の液晶表示装置
として完成される。尚、上記図8は、図9に切断線C−
Cにおける断面図であり、図1は、同様の切断線C−C
にて切断した液晶表示装置の断面図である。
【0034】以上のように、本実施例の2層構造の液晶
表示装置における液晶パネル4は、3枚の第1・第2・
第3のプラスチックフィルム10・20・30からな
り、従来の1層構造の液晶パネルを接着剤を介して貼着
して構成されていたものに比べ、基板の全枚数が少なく
なると共に、基板を貼着させるのに使用されていた接着
剤が必要なくなるので、液晶パネルの厚みが薄くなり、
装置の薄型化及び軽量化が図れると共に、透過率が向上
するので、表示品位の向上が可能となる。
【0035】また、1層構造の液晶パネルを2枚貼着さ
せた構成ではないので、パターンずれが発生する恐れも
なく、これにより、表示品位の向上と共に、ロスを少な
くしてコスト削減も可能となる。
【0036】そして、本実施例においては3枚のプラス
チックフィルムからなる2層構造の液晶表示装置を例示
したが、上記のように、液晶層と液晶層との間に介装さ
れるプラスチックフィルム、即ち基板の両面にITO膜
を形成することで、N枚の基板を使用して、N−1層の
液晶層を備えた液晶表示装置を製造することができる。
【0037】また、第2プラスチックフィルム20の両
面に形成されたITO膜2は、スルーホール1aの内周
面に設けられたITO膜を介して互いに導通されている
ので、この第2プラスチックフィルム20の端子出し部
に一つの駆動回路9を接続することで、第2プラスチッ
クフィルム20の両面のITO膜2を使用して、1層め
及び2層めの液晶層の駆動ができる。したがって、駆動
回路9の必要数が従来の4個から3個に減り、接続回数
も減少するので、作業性を向上させると共に、装置の信
頼性の低下を回避することができる。また、このような
スルーホール1a…を設けることで、信号のクロスが可
能となる。
【0038】さらに、1つの駆動回路にて、第2プラス
チックフィルム20の両面のITO膜2を使用するの
で、1層めと2層めとの表示相互間のやり取りに、複雑
な信号処理が必要なく、これによっても、コスト削減が
図れる。また、駆動時の消費電力の低減も可能である。
【0039】また、本実施例においては、第1・第2・
第3のプラスチックフィルム10・20・30というよ
うに、3枚の基板をプラスチック基板から構成したの
で、スルーホール1a…が形成し易く、加工速度も速く
なり、この結果、作業性を向上させ、より一層のコスト
削減を図ることが可能である。尚、第1及び第3のプラ
スチックフィルム10・30については、ガラス基板に
て作製することも可能である。
【0040】尚、本実施例においては、スルーホール1
a…の中に導電性インク5を流し込んだが、これに限ら
ず、例えば絶縁性の接着剤を流し込むことで、より強力
に、各プラスチックフィルム同士を接着させることが可
能となる。
【0041】そして、また、上記のような構成とするこ
とで、3層、4層、…の多層構造の液晶表示装置におい
は、全基板枚数等が、従来の多層構造の液晶表示装置よ
りも、大幅に少なくてすむため、上記した各効果がより
顕著に得られることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の液晶表示装置
は、以上のように、3枚以上の基板が積層されると共
に、各基板間に液晶層が挟装されており、全基板のうち
の液晶層と液晶層との間に介在する各基板には、その両
面に、透明電極が形成されているので、液晶層と液晶層
との間に介在する基板は、ぞれぞれ一枚ずつとなり、1
層構造の液晶パネルを接着剤を介して積層させて貼着し
て構成されていた従来の多層表示可能な液晶表示装置に
比べ、基板の全枚数が少なくなると共に、基板を貼着さ
せるのに使用されていた接着剤が必要なくなり、また、
パターンずれの恐れもなくなる。これにより、装置の全
厚みが薄くなり、薄型化と軽量化が図れると共に、透過
率が向上して表示品位の向上も可能で、かつ、ロスを少
なくしてコスト削減も図れるという効果を奏する。
【0043】また、請求項2記載の液晶表示装置は、以
上のように、上記請求項1の液晶表示装置において、3
枚の基板が積層されることで、2層の液晶層が形成され
ており、3枚の基板のうちの中央に位置する、両面に透
明電極が形成された基板には、内周面に透明電極が形成
されたスルーホールが設けられており、このスルーホー
ルの内周面に形成された透明電極を介して、基板両面の
透明電極が互いに導通されているので、中央の基板の端
子出し部に一つの駆動回路を接続することで、中央の基
板の両面に設けられた透明電極を使用して、1層め及び
2層めの液晶層の駆動ができる。したがって、駆動回路
の必要数が減り、接続回数も減少するので、上記請求項
1の効果に加えて、作業性を向上させてより一層のコス
ト削減を図ると共に、装置の信頼性の低下を回避できる
という効果を奏する。
【0044】さらに、1つの駆動回路にて基板両面の透
明電極を使用するので、1層めと2層めとの表示相互間
のやり取りに、複雑な信号処理が必要なく、これによっ
ても、さらなるコスト削減が図れ、また、駆動時の消費
電力の低減も可能であるという効果を奏する。
【0045】また、請求項3記載の液晶表示装置は、以
上のように、上記請求項2記載の液晶表示装置におい
て、少なくとも上記中央に位置する基板が、プラスチッ
ク基板であるので、スルーホールの形成が容易で、作業
性が向上してより一層のコスト削減が可能であるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の2層構造の液晶表示装置の
断面図である。
【図2】上記液晶表示装置の中央の基板となるプラスチ
ックフィルムの平面図である。
【図3】上記中央の基板を作製する工程を示すもので、
(a)は上記プラスチックフィルムにITO膜を形成す
る状態を示す説明図であり、(b)は表面にITO膜が
形成されたプラスチックフィルムの断面図である。
【図4】上記中央の基板を作製する工程におけるITO
膜をパターニングする工程でのプラスチックフィルムの
断面図であり、(a)はITO膜の上にエッチングレジ
ストが塗布された状態、(b)は余分なエッチングレジ
ストが剥離された状態、(c)はITO膜がパターニン
グされた状態、(d)は全エッチングレジストが剥離さ
れた状態である。
【図5】上記中央の基板を作製する工程を示すもので、
ITO膜がパターニングされた状態のプラスチックフィ
ルムの平面図である。
【図6】ITO膜が形成された状態の、液晶表示装置の
上側、及び下側の基板となるプラスチックフィルムの断
面図である。
【図7】シール剤が形成された下側のプラスチックフィ
ルムの断面図である。
【図8】2層構造の液晶パネルの断面図である。
【図9】2層構造の液晶パネルの平面図である。
【図10】従来の2層構造の液晶表示装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プラスチックフィルム 1a スルーホール 2 ITO膜(透明電極) 6 液晶(液晶層) 10 第1プラスチックフィルム(基板) 20 第2プラスチックフィルム(中央の基板) 30 第3プラスチックフィルム(基板)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に透明電極が形成された基板にて液晶
    層を挟装してなる液晶表示装置において、 3枚以上の基板が積層されると共に、各基板間に液晶層
    が挟装されており、全基板のうちの液晶層と液晶層との
    間に介在する各基板には、その両面に、透明電極が形成
    されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】3枚の基板が積層されることで、2層の液
    晶層が形成されており、3枚の基板のうちの中央に位置
    する、両面に透明電極が形成された基板には、内周面に
    透明電極が形成されたスルーホールが設けられており、
    このスルーホールの内周面に形成された透明電極を介し
    て、基板両面の透明電極が互いに導通されていることを
    特徴とする上記請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】少なくとも上記中央に位置する基板が、プ
    ラスチック基板であることを特徴とする請求項2記載の
    液晶表示装置。
JP17332993A 1993-07-13 1993-07-13 液晶表示装置 Pending JPH0728018A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116540456A (zh) * 2023-04-28 2023-08-04 北京京东方光电科技有限公司 调光面板、显示装置、以及调光面板的制备方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116540456A (zh) * 2023-04-28 2023-08-04 北京京东方光电科技有限公司 调光面板、显示装置、以及调光面板的制备方法

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