JPH0728035Y2 - 車軸駆動装置 - Google Patents
車軸駆動装置Info
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- JPH0728035Y2 JPH0728035Y2 JP1989020985U JP2098589U JPH0728035Y2 JP H0728035 Y2 JPH0728035 Y2 JP H0728035Y2 JP 1989020985 U JP1989020985 U JP 1989020985U JP 2098589 U JP2098589 U JP 2098589U JP H0728035 Y2 JPH0728035 Y2 JP H0728035Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、車軸を駆動するトランスアクスルケース内に
HST変速装置に内装した構成のHST式車軸駆動装置におい
て、ブレーキペダルを操作した場合に、変速レバーを中
立位置に戻す機構に関するものである。
HST変速装置に内装した構成のHST式車軸駆動装置におい
て、ブレーキペダルを操作した場合に、変速レバーを中
立位置に戻す機構に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、HST変速装置を搭載した走行車輌において、H
ST変速装置の変速レバーが中立位置を確実に保持するこ
とが出来るように構成した技術は公知とされているので
ある。
ST変速装置の変速レバーが中立位置を確実に保持するこ
とが出来るように構成した技術は公知とされているので
ある。
例えば実公昭63-3527号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は該従来の技術に加えて、オペレーターがブレー
キペダルを踏込み操作した場合にも、前記変速レバーが
連動して中立位置に戻るように構成し、更に該ブレーキ
装置と変速レバーとを連動した機構を、外部に露出する
のではなく、HST変速装置を配置したトランスアクスル
ケース内に収納配置し、複雑なリンク機構が機体の外部
に露出することのないように構成したものである。
キペダルを踏込み操作した場合にも、前記変速レバーが
連動して中立位置に戻るように構成し、更に該ブレーキ
装置と変速レバーとを連動した機構を、外部に露出する
のではなく、HST変速装置を配置したトランスアクスル
ケース内に収納配置し、複雑なリンク機構が機体の外部
に露出することのないように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
トランスアクスルケースMに、油圧式無段変速装置と、
これに動力伝達機構を介し連結した車軸33とを収容する
と共に、車軸33を制動するブレーキ装置を設けた車軸駆
動装置において、該ブレーキ装置を作動させる際に先立
って油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰させる連
動機構を前記トランスアクスルケースMの内部に構成し
たものである。
これに動力伝達機構を介し連結した車軸33とを収容する
と共に、車軸33を制動するブレーキ装置を設けた車軸駆
動装置において、該ブレーキ装置を作動させる際に先立
って油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰させる連
動機構を前記トランスアクスルケースMの内部に構成し
たものである。
また、油圧式無段変速装置は、油圧ポンプPと油圧モー
ターMoとを、車軸33に対して平行する方向に並設するよ
うに構成されており、前記ブレーキ装置を作動させる際
に先立って油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰さ
せる連動機構を、トランスアクスルケースMの上面視よ
り見て、該油圧式無段変速装置と動力伝達機構と車軸33
とで囲まれた空間に配設したものである。
ターMoとを、車軸33に対して平行する方向に並設するよ
うに構成されており、前記ブレーキ装置を作動させる際
に先立って油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰さ
せる連動機構を、トランスアクスルケースMの上面視よ
り見て、該油圧式無段変速装置と動力伝達機構と車軸33
とで囲まれた空間に配設したものである。
また、トランスアクスルケースMは、少なくとも2つ
の、上部ケースM1と下部ケースM2の接合によって構成さ
れており、前記ブレーキ装置を作動させる際に先立って
油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰させる連動機
構を、その上部ケースM1の内側に吊り下げ支持したもの
である。
の、上部ケースM1と下部ケースM2の接合によって構成さ
れており、前記ブレーキ装置を作動させる際に先立って
油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰させる連動機
構を、その上部ケースM1の内側に吊り下げ支持したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に該目的を
達成する為の構成を説明する。
達成する為の構成を説明する。
第1図は走行車輌としてモア装置等を装着するトラクタ
ーを示している。操向輪48を前輪とし駆動輪47を後輪と
している。
ーを示している。操向輪48を前輪とし駆動輪47を後輪と
している。
該駆動輪47を駆動する車軸33をトランスアクスルケース
Mに支持しているのである。
Mに支持しているのである。
該トランスアクスルケースMは上部ケースM1と下部ケー
スM2から成り、それぞれは車軸33の軸新を通過する線上
で上下に分割可能な構成としている。
スM2から成り、それぞれは車軸33の軸新を通過する線上
で上下に分割可能な構成としている。
そして該トランスアクスルケースMの内部に油圧式無段
変速装置を配置すると共に、後に詳細に説明する、ブレ
ーキ装置と変速操作系との連動機構を収容しているので
ある。
変速装置を配置すると共に、後に詳細に説明する、ブレ
ーキ装置と変速操作系との連動機構を収容しているので
ある。
該油圧式無断変速装置の油圧ポンプPを駆動するポンプ
軸40がトランスアクスルケースMの上方に突出し、該ポ
ンプ軸40に固設された水平プーリー46にエンジン(図示
せず)からの動力がVベルトにより伝達されるべく構成
されている。
軸40がトランスアクスルケースMの上方に突出し、該ポ
ンプ軸40に固設された水平プーリー46にエンジン(図示
せず)からの動力がVベルトにより伝達されるべく構成
されている。
8は変速ペダル28を変速レバー1(第2図)を連結する
リンクである。
リンクである。
プレーキペダル45のリンク7は、ブレーキレバー2のリ
ンク29にバネ機構を介して連結されている。
ンク29にバネ機構を介して連結されている。
変速ペダル28とブレーキペダル45は、通常機体左右方向
に並列的に構成されるものであり、第1図ではそれを作
図上前後に位置をずらして図示している。
に並列的に構成されるものであり、第1図ではそれを作
図上前後に位置をずらして図示している。
第2図はトランスアクスルケースMの平面図である。該
トランスアクスルケースMを構成する上部ケースM1の上
面には、変速レバー軸43とプレーキレバー軸18と連動ア
ーム軸21とポンプ軸40とが突出配置されている。
トランスアクスルケースMを構成する上部ケースM1の上
面には、変速レバー軸43とプレーキレバー軸18と連動ア
ーム軸21とポンプ軸40とが突出配置されている。
該変速レバー軸43には変速レバー1が固設され、該変速
レバー1は、変速ペダル28がリンク8を介して連結され
ている。
レバー1は、変速ペダル28がリンク8を介して連結され
ている。
またブレーキレバー軸18にはブレーキレバー2が固設さ
れている。また連動アーム軸21にはアーム22が固設さ
れ、該ブレーキレバー2は緩衝バネ機構を介してブレー
キアーム26に連結されている。
れている。また連動アーム軸21にはアーム22が固設さ
れ、該ブレーキレバー2は緩衝バネ機構を介してブレー
キアーム26に連結されている。
また上部ケースM1の側方に中立検出スイッチ10が突出
し、下部ケースM2の側方に油圧解除レバー42が突出して
いる。
し、下部ケースM2の側方に油圧解除レバー42が突出して
いる。
該油圧解除レバー42は油圧ポンプPの吐出側と戻り油側
の油路を、連通することにより、油圧的にHST変速装置
の機能を解除自在とする為のレバーである。
の油路を、連通することにより、油圧的にHST変速装置
の機能を解除自在とする為のレバーである。
次に第3図・第4図において説明する。
トランスアクスルケースMの内部には車軸駆動装置が次
のように構成されている。
のように構成されている。
即ち、前記した油圧式無段変速装置は、可変容積型の油
圧ポンプPと固定容積型の油圧モーターMoの組み合わせ
から成るもので、該油圧ポンプPと油圧モーターMoと
を、車軸33に対して略平行する方向に並設すると共に、
油圧ポンプPのポンプ軸40と油圧モーターMoのモーター
軸35の軸心が互いに略直交するようマニホールド42に装
着している。
圧ポンプPと固定容積型の油圧モーターMoの組み合わせ
から成るもので、該油圧ポンプPと油圧モーターMoと
を、車軸33に対して略平行する方向に並設すると共に、
油圧ポンプPのポンプ軸40と油圧モーターMoのモーター
軸35の軸心が互いに略直交するようマニホールド42に装
着している。
油圧ポンプPからマニホールド42を介して油圧が供給さ
れる油圧モーターMoの回転変速及びトルクは、油圧ポン
プPの可動斜板6の回動角を変更することにより制御さ
れる。油圧モーターMoのモーター軸35は、動力伝達機構
を介して左右の車軸33に連結している。
れる油圧モーターMoの回転変速及びトルクは、油圧ポン
プPの可動斜板6の回動角を変更することにより制御さ
れる。油圧モーターMoのモーター軸35は、動力伝達機構
を介して左右の車軸33に連結している。
左右の車軸33は、その突き合わせ部分にデフギア装置D
を設けて互いに差動的に連結されている。
を設けて互いに差動的に連結されている。
前記動力伝達機構は、油圧モーターMoのモーター軸35に
設けたギア36と、該ギア36に噛合する第1中間ギア37
と、該第1中間ギア37を支持した中間軸65に固定の第2
中間ギア38と、該ギア38に噛合するデフギア装置Dのリ
ングギア39とにより構成している。
設けたギア36と、該ギア36に噛合する第1中間ギア37
と、該第1中間ギア37を支持した中間軸65に固定の第2
中間ギア38と、該ギア38に噛合するデフギア装置Dのリ
ングギア39とにより構成している。
トランスアクスルケースMは、油圧モーターMoのモータ
ー軸35と中間軸65と車軸33の軸心を含む平面の箇所より
2つの、上部ケースM1と下部ケースM2とに分割可能であ
り、それぞれは図示しないボルトにより一体的に接合さ
れる。
ー軸35と中間軸65と車軸33の軸心を含む平面の箇所より
2つの、上部ケースM1と下部ケースM2とに分割可能であ
り、それぞれは図示しないボルトにより一体的に接合さ
れる。
油圧モーターMoのモーター軸35の軸端部分はトランスア
クスルケースMの外側へ突出しており、この部分に、車
軸33を制動するためのブレーキ装置が設けられている。
34は、ブレーキアーム26の操作により制動が与えられる
ブレーキドラムである。
クスルケースMの外側へ突出しており、この部分に、車
軸33を制動するためのブレーキ装置が設けられている。
34は、ブレーキアーム26の操作により制動が与えられる
ブレーキドラムである。
変速レバー軸43は、その上部ケースM1の内側に位置した
部分に可動斜板回動アーム5が固設され、更に中立デテ
ントアーム3が固設されている。該可動斜板回動アーム
5の先端は球形とし、蒲鉾型の可動斜板6のアーム係合
部41に嵌入している。
部分に可動斜板回動アーム5が固設され、更に中立デテ
ントアーム3が固設されている。該可動斜板回動アーム
5の先端は球形とし、蒲鉾型の可動斜板6のアーム係合
部41に嵌入している。
アーム係合部41と可動斜板回動アーム5の係合部におい
ては左右方向と上下方向に余裕を設けている。
ては左右方向と上下方向に余裕を設けている。
蒲鉾型の可動斜板6は、その背部を上部ケースM1の凹形
円弧状とした案内面に沿って摺動自在に嵌入されてい
る。
円弧状とした案内面に沿って摺動自在に嵌入されてい
る。
前記変速ペダル28の踏込み方向及び踏込み量に応じて可
動斜板6の角度が変わり、油圧ポンプPから油圧モータ
ーMoを車輌前進方向あるいは後進方向へ無段回転するよ
うに圧油が吐出されるのである。
動斜板6の角度が変わり、油圧ポンプPから油圧モータ
ーMoを車輌前進方向あるいは後進方向へ無段回転するよ
うに圧油が吐出されるのである。
第4図に明確に示す如く油圧ポンプPが中立位置では、
変速レバー1が確実に停止するように、中立デテントア
ーム3の外周にデテント嵌入部3bを構成し、該デテント
嵌入部3bに中立デテントボール9が嵌入すべく構成して
いる。
変速レバー1が確実に停止するように、中立デテントア
ーム3の外周にデテント嵌入部3bを構成し、該デテント
嵌入部3bに中立デテントボール9が嵌入すべく構成して
いる。
該中立デテントボール9は付勢バネ9aにより付勢してお
り、また中立検出スイッチ10との間に押しピン12を介装
している。
り、また中立検出スイッチ10との間に押しピン12を介装
している。
該押しピン12は中立検出スイッチ10を押している間は油
圧ポンプPが油圧モーターMoを駆動している状態にあ
り、中立デテントボール9がデテント嵌入部3bに嵌合
し、押しピン12の押し状態が解除された位置が油圧ポン
プPの位置である。
圧ポンプPが油圧モーターMoを駆動している状態にあ
り、中立デテントボール9がデテント嵌入部3bに嵌合
し、押しピン12の押し状態が解除された位置が油圧ポン
プPの位置である。
次に、前記ブレーキペダル45を踏んでブレーキ装置を作
動させる際に、先に油圧式無段変速装置を中立位置に強
制復帰させる連動機構を説明する。前記ブレーキレバー
軸18には、その上部ケースM1の内側に位置する部分に連
動アーム4が固設されている。
動させる際に、先に油圧式無段変速装置を中立位置に強
制復帰させる連動機構を説明する。前記ブレーキレバー
軸18には、その上部ケースM1の内側に位置する部分に連
動アーム4が固設されている。
該連動アーム4の一端にはローラー27が配置されてお
り、該ローラー27は中立デテントアーム3に設けた連動
長孔3aに嵌入している。
り、該ローラー27は中立デテントアーム3に設けた連動
長孔3aに嵌入している。
該連動長孔3aは、ブレーキペダル45が踏み込まれていな
い場合に、ローラー27は幅の広い溝部分に位置してお
り、変速ペダル28による変速操作をしても、ローラー27
と干渉せずに自由に町立デテントアーム3が回転自在な
形状としている。
い場合に、ローラー27は幅の広い溝部分に位置してお
り、変速ペダル28による変速操作をしても、ローラー27
と干渉せずに自由に町立デテントアーム3が回転自在な
形状としている。
しかし、中立デテントアーム3が或る変速状態に回動し
た状態で、ブレーキペダル45を踏み込むと連動アーム4
が回動し、ローラー27が連動長孔3aの狭い溝部分へ入り
込むように回動するので、中立デテントアーム3はデテ
ント嵌入部3bが中立デテントボール9に嵌入する中立位
置まで強制的に戻されるべく構成しているのである。そ
して該ブレーキ装置が作動するよりも先に変速を中立位
置に戻すように連動ーム4に長孔4aを構成し、リンク19
の一端が嵌挿されている。
た状態で、ブレーキペダル45を踏み込むと連動アーム4
が回動し、ローラー27が連動長孔3aの狭い溝部分へ入り
込むように回動するので、中立デテントアーム3はデテ
ント嵌入部3bが中立デテントボール9に嵌入する中立位
置まで強制的に戻されるべく構成しているのである。そ
して該ブレーキ装置が作動するよりも先に変速を中立位
置に戻すように連動ーム4に長孔4aを構成し、リンク19
の一端が嵌挿されている。
該リンク19の他端は、第3図において示す如く、車軸33
を支持するトランスアクスルケースMの軸受部63と、カ
ウンター軸65を支持する軸受部64との間を通過して、ア
ーム20に連結しているのである。
を支持するトランスアクスルケースMの軸受部63と、カ
ウンター軸65を支持する軸受部64との間を通過して、ア
ーム20に連結しているのである。
アーム20は、上部ケースM1の内側に位置するブレーキ操
作軸21に固設されている。該ブレーキ操作軸21は上部ケ
ースM1の外部に突出し、アーム22とリンク25を介してブ
レーキアーム26に連結される。リンク25の間に緩衝バネ
機構が、バネ受23と緩衝バネ24とにより構成されてい
る。ブレーキアーム26の前段に介装されたこの緩衝バネ
機構はブレーキアーム26に加わる荷重を制限するもので
ある。
作軸21に固設されている。該ブレーキ操作軸21は上部ケ
ースM1の外部に突出し、アーム22とリンク25を介してブ
レーキアーム26に連結される。リンク25の間に緩衝バネ
機構が、バネ受23と緩衝バネ24とにより構成されてい
る。ブレーキアーム26の前段に介装されたこの緩衝バネ
機構はブレーキアーム26に加わる荷重を制限するもので
ある。
以上の連動機構は、トランスアクスルケースMの上面か
ら見た時に、第3図の如く、前記油圧式無段変速装置と
動力伝達機構と車軸33とで囲まれた空間に配置したもの
である。
ら見た時に、第3図の如く、前記油圧式無段変速装置と
動力伝達機構と車軸33とで囲まれた空間に配置したもの
である。
前記リンク19が該長孔4aの一端側に位置している関係
上、ブレーキペダル45を踏み込んで連動アーム4が回動
しても、中立規制アーム3が中立位置に戻るまでは、ブ
レーキ装置が作動することはない。ブレーキペダル45を
或る一定角度まで踏み込まないとブレーキ装置は作動し
ないのである。
上、ブレーキペダル45を踏み込んで連動アーム4が回動
しても、中立規制アーム3が中立位置に戻るまでは、ブ
レーキ装置が作動することはない。ブレーキペダル45を
或る一定角度まで踏み込まないとブレーキ装置は作動し
ないのである。
ブレーキペダル45が踏み込まれると前述したように連動
アーム4が中立規制アーム3を中立位置まで強制的に戻
すと共に、この時点でリンク19が長孔4aの他端側に位置
して連動アーム4と係合し、該連動アーム4が更に回動
していくとリンク19を引っ張り、アーム20、アーム22、
リンク25、バネ緩衝機構を介してブレーキアーム26が操
作されブレーキドラム34に制御が与えられてブレーキ装
置が作動するのである。
アーム4が中立規制アーム3を中立位置まで強制的に戻
すと共に、この時点でリンク19が長孔4aの他端側に位置
して連動アーム4と係合し、該連動アーム4が更に回動
していくとリンク19を引っ張り、アーム20、アーム22、
リンク25、バネ緩衝機構を介してブレーキアーム26が操
作されブレーキドラム34に制御が与えられてブレーキ装
置が作動するのである。
第5図により油圧ポンプPの構成を説明する。
該油圧ポンプPは上部ケースM1の底面にボルトにより固
設されたマニホールド42に固設されている。該マニホー
ルド42はL型に構成され、マニホールド42の上面に油圧
ポンプPが付設されて、側面には油圧モーターMoが付設
される。
設されたマニホールド42に固設されている。該マニホー
ルド42はL型に構成され、マニホールド42の上面に油圧
ポンプPが付設されて、側面には油圧モーターMoが付設
される。
そして前記したように油圧ポンプPの可動斜板6に設け
たアーム係合部41に可動斜板回動アーム5の球形先端部
分が嵌入している。
たアーム係合部41に可動斜板回動アーム5の球形先端部
分が嵌入している。
第6図は可動斜板6の形状を示すものである。
第7図は上部ケースM1に枢支したブレーキレバー軸18
と、これに固設された連動アーム4とブレーキレバー2
の構成を示している。
と、これに固設された連動アーム4とブレーキレバー2
の構成を示している。
第8図は中立検出スイッチ10と押しピン12と中立デテン
トボール9の部分の側面断面図を示している。
トボール9の部分の側面断面図を示している。
該構成は第4図の平面断面図と合わせて説明する。
油圧ポンプPの中立位置は製作組立誤差等によりその一
つ一つにより僅かに誤差があり、中立デテントアーム3
に設けたデテント嵌入部3bの位置も僅かに誤差があるの
である。
つ一つにより僅かに誤差があり、中立デテントアーム3
に設けたデテント嵌入部3bの位置も僅かに誤差があるの
である。
故に組立時において、この個々のデテント嵌入部3bの位
置に合わせて、中立デテントボール9の位置を決定する
必要があるのである。
置に合わせて、中立デテントボール9の位置を決定する
必要があるのである。
即ち第4図において、機体の進行方向前後方向への中立
デテントボール9の調節は挟持板13を挟持しているロッ
クナット16・17を弛めて、ボールケース15自体を嵌入孔
50の内部で回転させるのである。
デテントボール9の調節は挟持板13を挟持しているロッ
クナット16・17を弛めて、ボールケース15自体を嵌入孔
50の内部で回転させるのである。
該ボールケース15は第8図に示す如く、ボールケース15
の中心から偏心した位置に中立デテントボール9の挿通
孔が開口されているので、ボールケース15を回転調節す
ることにより中立デテントボール9の位置が弧を描くよ
うに変化するのである。中立デテントアーム3には板厚
T3があり、中立デテントボール9の位置が変化しても、
板厚T3の範囲内で行われるように設定している。
の中心から偏心した位置に中立デテントボール9の挿通
孔が開口されているので、ボールケース15を回転調節す
ることにより中立デテントボール9の位置が弧を描くよ
うに変化するのである。中立デテントアーム3には板厚
T3があり、中立デテントボール9の位置が変化しても、
板厚T3の範囲内で行われるように設定している。
該ボールケース15に対して中立デテントボール9の挿通
孔の偏心状態は、上下の肉厚がt1・t2と相違しているこ
とにより明確である。
孔の偏心状態は、上下の肉厚がt1・t2と相違しているこ
とにより明確である。
また中立デテントボール9の突出量の調節はロックナッ
ト16・17を弛めて、挟持板13に対してボールケース15の
取付位置を嵌入孔50の内部に出入りさせることにより調
節するのである。挟持板13は固定ボルト14により上部ケ
ースM1の側面に固定されている。
ト16・17を弛めて、挟持板13に対してボールケース15の
取付位置を嵌入孔50の内部に出入りさせることにより調
節するのである。挟持板13は固定ボルト14により上部ケ
ースM1の側面に固定されている。
第9図は車軸駆動装置に装備させた連動機構の他の実施
例を示す平面断面図、第10図は同じく、操作軸部分に沿
った展開側面断面図である。
例を示す平面断面図、第10図は同じく、操作軸部分に沿
った展開側面断面図である。
第9図までに開示した実施例と、第9図・第10図におい
て開示する実施例において連動機構の異なる箇所は、可
動斜板6の微調節回動機構と、中立デテントアーム3に
対する中立保持装置の部分である。
て開示する実施例において連動機構の異なる箇所は、可
動斜板6の微調節回動機構と、中立デテントアーム3に
対する中立保持装置の部分である。
前述の実施例においては、変速レバー1が直接に変速レ
バー軸43に固設されており、該変速レバー1の操作角度
がそのまま、可動斜板回動アーム5の回動角に変換され
ていたのである。
バー軸43に固設されており、該変速レバー1の操作角度
がそのまま、可動斜板回動アーム5の回動角に変換され
ていたのである。
第9図の実施例においては、まず変速レバー1を、中立
デテントアーム3のアーム軸53と一体化しており、変速
ペダル28の踏込みにより直接に回動するのは、中立デテ
ントアーム3としているのである。
デテントアーム3のアーム軸53と一体化しており、変速
ペダル28の踏込みにより直接に回動するのは、中立デテ
ントアーム3としているのである。
そして該中立デテントアーム3に変速微調節カム溝3cが
構成されており、該変速微調節カム溝3cに、可動斜板回
動アーム5他端側に設けたローラー55が嵌入しているの
である。
構成されており、該変速微調節カム溝3cに、可動斜板回
動アーム5他端側に設けたローラー55が嵌入しているの
である。
そして変速微調節カム溝3cは、中立位置から発進時にお
いては可動斜板回動アーム5の操作角度変化が緩やか
で、一定速度となってから、通常の操作角度変化となる
ようなカム溝としているのである。
いては可動斜板回動アーム5の操作角度変化が緩やか
で、一定速度となってから、通常の操作角度変化となる
ようなカム溝としているのである。
また可動斜板板6の中立位置保持装置としては、デテン
ト嵌入部3bに、中立位置保持カム50に枢支したローラー
52を接当させている。
ト嵌入部3bに、中立位置保持カム50に枢支したローラー
52を接当させている。
該中立位置保持カム50を枢支するカム軸51が第10図の如
く上部ケースM1の上方まで突出し、該部分に設けたアー
ム61が中立検出スイッチ10を操作すべく構成しているの
である。
く上部ケースM1の上方まで突出し、該部分に設けたアー
ム61が中立検出スイッチ10を操作すべく構成しているの
である。
そして中立位置保持カム50のローラー52を常時デテント
嵌入部3b側へ付勢すべく、付勢杆56と付勢バネ58とが、
上部ケースM1の内側で前後方向にわたり配置されてい
る。
嵌入部3b側へ付勢すべく、付勢杆56と付勢バネ58とが、
上部ケースM1の内側で前後方向にわたり配置されてい
る。
該付勢杆56は、保持金具57により上部ケースM1から吊り
下げされている。
下げされている。
またマニホールド42が上部ケースM1の下面に固設される
が、該マニホールド42の上部ケースM1に対する取付孔を
42a・42a・42aの3本とし、ダイカス鋳物でマニホール
ド42を構成して、取付面が精巧でない場合にも取付可能
としたものである。
が、該マニホールド42の上部ケースM1に対する取付孔を
42a・42a・42aの3本とし、ダイカス鋳物でマニホール
ド42を構成して、取付面が精巧でない場合にも取付可能
としたものである。
また第10図において示す如く、変速レバー軸43の部分は
枢支軸とし、該変速レバー軸43の外周に、可動斜板回動
アーム5を遊嵌しており、該変速レバー軸43は、下部の
枢支部43aが僅かに偏心した構成としており、変速レバ
ー軸43をドライバー等で僅かに回転操作すると、枢支部
43aの中心が変化し、可動斜板6の中心位置を調節可能
としているのである。
枢支軸とし、該変速レバー軸43の外周に、可動斜板回動
アーム5を遊嵌しており、該変速レバー軸43は、下部の
枢支部43aが僅かに偏心した構成としており、変速レバ
ー軸43をドライバー等で僅かに回転操作すると、枢支部
43aの中心が変化し、可動斜板6の中心位置を調節可能
としているのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
実用新案登録請求の範囲第1項の如く構成したので、従
来の技術においては、トランスアクスルケースの外に露
出した状態で、ブレーキペダル45と変速ペダル28の連動
機構を配置していたので、水・草・土が付着して動きが
スムーズでなくなったり、錆が発生して美観を損ねた
り、また、該部分の潤滑グリースが無くなると動きが堅
くなるという不具合があったのであるが、本考案におい
ては、この連動機構自体もトランスアクスルケースMの
内部に収納構成したので、外部に露出した部分を無くし
て、連動機構もスムーズに作動させることが出来たもの
である。
来の技術においては、トランスアクスルケースの外に露
出した状態で、ブレーキペダル45と変速ペダル28の連動
機構を配置していたので、水・草・土が付着して動きが
スムーズでなくなったり、錆が発生して美観を損ねた
り、また、該部分の潤滑グリースが無くなると動きが堅
くなるという不具合があったのであるが、本考案におい
ては、この連動機構自体もトランスアクスルケースMの
内部に収納構成したので、外部に露出した部分を無くし
て、連動機構もスムーズに作動させることが出来たもの
である。
また、リンクやアームやローラー27等の要部がケースの
内部に配置されることにより、リンクの潤滑や錆の防止
や、摺動部の摩耗防止を図ることができるのである。
内部に配置されることにより、リンクの潤滑や錆の防止
や、摺動部の摩耗防止を図ることができるのである。
実用新案登録請求の範囲第2項の如く構成したので、平
面視で、略四角に構成したトランスアクスルケースMの
内部を4つの収容部に分割構成し、それぞれに、HST変
速装置と動力伝達機構と、デフギア装置Dと、連動アー
ム機構を配置することが出来たので、全体的なトランス
アクスルケースMの構成をコンパクトに構成することが
出来たものである。
面視で、略四角に構成したトランスアクスルケースMの
内部を4つの収容部に分割構成し、それぞれに、HST変
速装置と動力伝達機構と、デフギア装置Dと、連動アー
ム機構を配置することが出来たので、全体的なトランス
アクスルケースMの構成をコンパクトに構成することが
出来たものである。
実用新案登録請求の範囲第3項の如く構成したので、変
速ペダル28とブレーキペダル45とを連動する機構や、中
立位置保持機構や、中立位置調整機構をすべて上部ケー
スM1の側に組み立てることが出来て、別に上部ケースM1
をこれらを仕組み状態とした後に、下部ケースM2に対し
て被覆固定することが出来るので、組立が簡単となった
ものである。
速ペダル28とブレーキペダル45とを連動する機構や、中
立位置保持機構や、中立位置調整機構をすべて上部ケー
スM1の側に組み立てることが出来て、別に上部ケースM1
をこれらを仕組み状態とした後に、下部ケースM2に対し
て被覆固定することが出来るので、組立が簡単となった
ものである。
第1図は本考案のHST式車軸駆動装置を付設した走行車
輌の側面図、第2図は本考案のHST式車軸駆動装置の平
面図、第3図はトランスアクスルケースMの上部ケース
M1を外して下部ケースM2の内部を示す平面図、第4図は
HS式変速装置の変速レバー1とブレーキ装置の連動機構
を示す平面図、第5図はHST変速装置の油圧ポンプP部
分の側面断面図、第6図は油圧ポンプPの可動斜板6の
斜視図、第7図はブレーキレバー2の部分の断面図、第
8図は中立デテントアーム3と中立デテントボール9の
部分の断面図、第9図は車軸駆動装置に装備させた連動
機構の他の実施例を示す平面断面図、第10図は同じく、
操作軸部分に沿った展開側面断面図である。 M……トランスアクスルケース 1……変速レバー 2……ブレーキレバー 3……中立デテントアーム 4……連動アーム 5……可動斜板回動アーム 6……可動斜板 28……変速ペダル 45……ブレーキペダル
輌の側面図、第2図は本考案のHST式車軸駆動装置の平
面図、第3図はトランスアクスルケースMの上部ケース
M1を外して下部ケースM2の内部を示す平面図、第4図は
HS式変速装置の変速レバー1とブレーキ装置の連動機構
を示す平面図、第5図はHST変速装置の油圧ポンプP部
分の側面断面図、第6図は油圧ポンプPの可動斜板6の
斜視図、第7図はブレーキレバー2の部分の断面図、第
8図は中立デテントアーム3と中立デテントボール9の
部分の断面図、第9図は車軸駆動装置に装備させた連動
機構の他の実施例を示す平面断面図、第10図は同じく、
操作軸部分に沿った展開側面断面図である。 M……トランスアクスルケース 1……変速レバー 2……ブレーキレバー 3……中立デテントアーム 4……連動アーム 5……可動斜板回動アーム 6……可動斜板 28……変速ペダル 45……ブレーキペダル
Claims (3)
- 【請求項1】トランスアクスルケースMに、油圧式無段
変速装置と、これに動力伝達機構を介し連結した車軸33
とを収容すると共に、車軸33を制動するブレーキ装置を
設けた車軸駆動装置において、該ブレーキ装置を作動さ
せる際に先立って油圧式無段変速装置を中立位置に強制
復帰させる連動機構を前記トランスアクスルケースMの
内部に構成したことを特徴とする車軸駆動装置。 - 【請求項2】請求項1記載の車軸駆動装置において、油
圧式無段変速装置は、油圧ポンプPと油圧モーターMoと
を、車軸33に対して平行する方向に並設するように構成
されており、前記ブレーキ装置を作動させる際に先立っ
て、油圧式無段変速装置を中立位置に強制復帰させる連
動機構を、トランスアクスルケースMの上面視より見
て、該油圧式無段変速装置と動力伝達機構と車軸33とで
囲まれた空間に配設したことを特徴とする車軸駆動装
置。 - 【請求項3】請求項1記載の車軸駆動装置において、ト
ランスアクスルケースMは、少なくとも2つの、上部ケ
ースM1と下部ケースM2の接合によって構成されており、
前記ブレーキ装置を作動させる際に先立って油圧式無段
変速装置を中立位置に強制復帰させる連動機構を、その
上部ケースM1の内側に吊り下げ支持したことを特徴とす
る車軸駆動装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989020985U JPH0728035Y2 (ja) | 1988-08-10 | 1989-02-23 | 車軸駆動装置 |
| US03/360,879 US5040649A (en) | 1988-06-03 | 1989-06-02 | HST type axle driving apparatus with brake and transmission interlock |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10626588 | 1988-08-10 | ||
| JP63-106265 | 1988-08-10 | ||
| JP1989020985U JPH0728035Y2 (ja) | 1988-08-10 | 1989-02-23 | 車軸駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280260U JPH0280260U (ja) | 1990-06-20 |
| JPH0728035Y2 true JPH0728035Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31717452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989020985U Expired - Fee Related JPH0728035Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1989-02-23 | 車軸駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728035Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4629881B2 (ja) * | 2001-02-01 | 2011-02-09 | 株式会社クボタ | 乗用型水田作業機 |
| JP2002303369A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 走行用hstの残圧除去機構 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1989020985U patent/JPH0728035Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280260U (ja) | 1990-06-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |