JPH0728222A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH0728222A
JPH0728222A JP5333586A JP33358693A JPH0728222A JP H0728222 A JPH0728222 A JP H0728222A JP 5333586 A JP5333586 A JP 5333586A JP 33358693 A JP33358693 A JP 33358693A JP H0728222 A JPH0728222 A JP H0728222A
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JP
Japan
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tank
washing
water
film
washing tank
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Application number
JP5333586A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Hirozawa
伸彦 廣澤
Kazuharu Ichikawa
和治 市川
Tomoyuki Takigami
知之 滝上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0728222A publication Critical patent/JPH0728222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄作業の負担を軽減する。 【構成】 自動排水スイッチ112がオンされた場合、
制御装置100は排水用のバルブ108を開き、水洗槽
28内の水洗水を廃液タンク106内へ排出させる。次
にバルブ108を閉じると共に給水用のバルブ102を
開き、水洗補充液槽96内に貯留されている水洗水を水
洗槽28内に供給し、基準レベルまで貯留させる。次に
モータ88を駆動して搬送ラック42の各ローラ対を回
転させる。この水洗水の排出、水洗槽28への給水、ロ
ーラ対の回転から成るサイクルを2回行うことにより、
水洗槽28内の沈澱物、付着物等が除去される。最後に
バルブ108を開いて水洗槽28から水洗水を排出し、
処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料処理装置に係
り、特に、感光材料を洗浄する洗浄液を貯留する処理槽
を備えた感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料処理装置の一種である自動現像
機には、例えば、現像槽、定着槽、水洗槽等の複数の処
理槽が設けられており、各々現像液、定着液、水洗水等
の処理液が貯留されている。各処理槽内には搬送ローラ
及びガイドが設けられた搬送ラックが配設されており、
自動現像機内に送り込まれた感光材料を搬送ラックによ
って各処理槽内へ順に搬送し、各処理液に浸漬して処理
した後に、感光材料を処理槽の下流側に配置された乾燥
部で乾燥させる。
【0003】ところで、水洗槽や各処理槽間に配置され
るリンス槽内では、水洗水を長時間貯留することにより
水垢や水藻等が発生し、沈澱物として底部等に沈澱した
り、水洗水中に配設された搬送ラックの各部位、例えば
搬送ローラの表面等に付着物として付着して水洗性能の
低下等の悪影響を及ぼすことがある。さらに、水洗水の
表面付近に浮遊して異臭を発生したり、排水時に排水管
をふさいで排水機能を低下させることがある。また、水
洗槽内の水洗水を、一旦、水洗槽外へ導いた後に水洗槽
へ戻す送液ポンプを備えた循環管路に配置されるフィル
タをつまらせる原因ともなる。このため定期的に、例え
ば自動現像機の一日の運転が終了した後に水洗槽から水
洗水を排出させ、水洗槽内及び水洗槽内の搬送ラックを
洗浄する作業を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記作
業は、水洗槽の排水バルブを直接操作して水洗槽から水
洗水を排出した後に、水洗槽内へ清浄な水を供給して貯
留し、さらに搬送ローラを駆動、または手動で回転させ
る作業を繰り返すことによって、水洗槽内の沈澱物、付
着物を洗い流す作業であり、洗浄後に排水バルブをしっ
かりと閉じて清浄な水で満たすことで完了する、という
煩雑な作業であった。
【0005】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、洗浄作業の負担を軽減することができる感光材料処
理装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る感光材料処理装置は、感光材料を洗浄す
る洗浄液を貯留するための処理槽と、前記処理槽内に配
設され感光材料を洗浄液中で搬送する搬送ローラと、前
記搬送ローラを駆動する駆動手段と、前記処理槽内へ洗
浄液を供給する供給手段と、前記処理槽内に貯留されて
いる洗浄液の排出とその停止を行う排出手段と、前記処
理槽内の洗浄を指示するための指示手段と、前記指示手
段の指示に応じて前記排出手段、前記供給手段、及び前
記駆動手段を所定の順で作動させる制御手段と、を含ん
で構成している。
【0007】
【作用】本発明では、処理槽内の洗浄を指示するための
指示手段を設け、この指示手段の指示に応じて排出手
段、供給手段、及び駆動手段を所定の順で作動させ、例
えば処理槽内に貯留されている液を排出手段によって排
出させ、あるいは排出を停止させ、供給手段によって処
理槽内へ洗浄液を供給させて貯留させ、駆動手段を作動
させて搬送ローラを回転させることを所定回数行う等に
より、処理槽内及び搬送ローラの洗浄を制御手段の制御
により行う。上記動作により、処理槽内の底部等に沈澱
している沈澱物や処理槽内の各部位に付着している付着
物等が洗浄されて除去される。従って、感光材料処理装
置を定期的に、例えば一日の運転が終了した後に、指示
手段により(例えば自動洗浄ボタンをオンする)処理液
の洗浄を指示すれば、洗浄液が排出されて処理槽内が自
動的に洗浄され、処理槽内に沈殿、付着していた水垢や
水藻が除去されるので、洗浄作業の負担が軽減されると
共に、洗浄作業を確実に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には、本実施例に係る感光材料処理装
置としての自動現像装置10が示されている。この自動
現像装置10は、感光材料の一例であるフィルム12を
現像液、定着液及び水洗水に順次浸漬して処理した後に
乾燥処理するものである。
【0009】自動現像装置10は、機枠14内に現像槽
16を備えた現像部18、定着槽20を備えた定着部2
2、リンス槽24を備えたリンス部26、水洗槽28を
備えた水洗部30、及び乾燥部68が設けられている。
現像槽16には現像液が、定着槽20には定着液がそれ
ぞれ貯留されており、リンス槽24及び水洗槽28には
水洗水が貯留されている。
【0010】図2に示すように、水洗槽28内には水洗
水の液面レベルを検出する液面センサ82が配設されて
いる。液面センサ82は、水洗槽28内の水洗水の基準
レベルに対応する高さ位置に一対の電極を備えており、
水洗水の液面レベルが基準レベル以上である場合には一
対の電極に水洗水が接触してオンする。なお、図示は省
略するが、現像槽16及び定着槽20内にも同様の構成
の液面センサが配設されている。
【0011】また、図1に示すように、現像槽16、定
着槽20、水洗槽28内には、複数のローラ対32、3
4、36(水洗槽28の場合はローラ対32、36)を
それぞれ有する搬送ラック38、40、42が、それぞ
れ現像液、定着液、水洗水に浸漬されて配設されてい
る。各処理槽内でこれらのローラ対によりフィルム12
を挟持搬送する略U字状の搬送経路が形成されている。
なお、これらのローラ対32、34、36の近傍には、
フィルム12を所定の方向へ案内するガイドが必要に応
じて設けられる。
【0012】搬送ラック38、40、42の各ローラ対
は、各々歯車の組合せ等で構成される図示しない伝達機
構を介して1つのモータ84の駆動軸の歯車に連結され
ており、モータ84から駆動力が伝達されて回転せしめ
られる。図2に示すように、モータ84はドライバ90
を介して制御装置100に接続されており、制御装置1
00によって駆動が制御される。
【0013】フィルム12は図1の挿入口48を介して
自動現像機10内へ挿入される。この挿入口48の近傍
には、フィルム12の通過を検出すると共に、通過して
いるフィルム12の幅寸法を検出するフィルムセンサ8
0が設けられている。このフィルムセンサ80として
は、一例として、フィルム12通過路を挟んで対向する
発光素子と受光素子の対をフィルム12の幅方向に沿っ
て複数配列して構成することができる。この場合には、
フィルム12の感光を防止するために、発光素子として
フィルム感度域外(例えば赤外域)の光を出す発光素子
を用い、受光素子として前記波長の光に感度を有する受
光素子を用いればよい。
【0014】また、フィルム12の通過に伴って回転す
る従動ローラを、挿入口48の近傍にフィルム12の幅
方向に沿って複数配列し、各従動ローラが回転したか否
かを検出することにより、フィルム12の通過及びフィ
ルム12の幅寸法を検出するようにしてもよい。
【0015】現像槽16の搬送ラック38には、挿入口
48に対応してローラ対50が設けられており、挿入口
48から挿入されるフィルム12を挟持搬送する。ロー
ラ対50に挟持されたフィルム12は、図示しないガイ
ド板(搬送ラック38と一体形成されている)に案内さ
れ、搬送方向を略90°変換されて下向きに変えられ、
前記ローラ対32へ挟持される。また、搬送ラック38
の出口側には、下側のローラの一部が処理液(現像液)
に浸漬した状態のローラ対52が配設されている。この
ローラ対52はフィルム12を斜め上方へ案内し、フィ
ルム12を定着槽20側へ受け渡す役目を有している。
【0016】これに対し、定着槽20の搬送ラック40
の入口側には、下側のローラの一部が処理液(定着液)
に浸漬した状態のローラ対54が配設されており、現像
槽16側からフィルム12を受け取るようになってい
る。受け取られたフィルム12は、このローラ対54に
挟持されて搬送方向を下向きに変換された後に、定着槽
20内を前記ローラ対32、34、36によって略U字
状に搬送される。搬送ラック40の出口側には、下側の
ローラの一部が処理液(定着液)に浸漬された状態のロ
ーラ対56が配設されている。このローラ対56もフィ
ルム12を斜め上方へ搬送して、フィルム12をリンス
部26へ受け渡す役目を有している。
【0017】リンス部26は、定着槽20の搬送ラック
40に設けられたローラ対58を備えている。このロー
ラ対58は、搬送ラック40の後流側が水洗部30方向
へ延長された部分に取付けられており、リンス槽24
は、この延長部分、すなわち定着部20と水洗部30の
と間の間隙に設けられ、この隙間を形成する定着槽20
の側壁20Aと水洗槽28の側壁28Aとの上端は天板
60によって一体的に形成されている。天板60の搬送
方向前後端には、互いに平行な縦壁部62が立設され、
この縦壁部62及び天板60によって形成される凹陥部
がリンス槽24となっている。リンス槽24にはリンス
液としての水が貯留されており、リンス液は前記ローラ
対58の下側のローラによって汲み上げられ、フィルム
面を洗浄すると共に、フィルム12の表面に付着した定
着液をスクイズする構成である。
【0018】リンス部26を通過したフィルム12は、
水洗槽28の搬送ラック42の入口側に設けられたロー
ラ対64によって挟持され、搬送方向を下向きに変えら
れ、以後、ローラ対32、36によって略U字状に搬送
され、出口側のローラ対66によって搬送方向を水平方
向に変換される。ここで、水洗槽28の搬送ラック42
の一部が下流側の乾燥部68方向へ延長されており、こ
の延長部にはローラ対70が配設されている。フィルム
12は前記ローラ対70に挟持されることによりスクイ
ズされ、水平状態で乾燥部68へ送り出される。
【0019】このように、フィルム12は、挿入口48
から挿入されて各処理槽の搬送ラック38、40、42
に案内され、現像液、定着液、水洗水に順次浸漬されな
がら搬送されて現像、定着、水洗の各処理が行われる。
また、定着槽20から水洗槽28へ受け渡す途中でリン
ス液によってフィルム表面が洗浄される。
【0020】乾燥部68には、複数の対向ローラ対72
が等間隔で配設されている。この対向ローラ対72間の
隙間には、チャンバー76に一体的に形成されたガイド
板74が配設されており、フィルム12はこのガイド板
74によって下流側の対向ローラ対72へ確実に案内さ
れる。チャンバー76の内部には、図示しないファンに
より生成された空気流が図示しないヒータによって加熱
されることにより生成された乾燥風が供給される。また
チャンバー76のガイド板74取付面には、フィルム幅
方向に沿ってスリット孔76Aが設けられている。従っ
て、乾燥風はスリット孔76Aを介してフィルム12に
向けて吹き付けられ、これによりフィルム12は、対向
ローラ対72に挟持されて排出口78へ向けて搬送され
ながら乾燥される。
【0021】一方、図2に示すように、自動現像機10
は水洗水補充槽96を備えている。この水洗水補充槽9
6には水洗槽28に供給する補充液としての水洗水が貯
留されている。水洗水補充槽96の底部には管路98の
一端が連結されており、管路98の他端は水洗槽28の
上方まで延設されている。管路98の中間部にはバルブ
102が配設されており、バルブ102が開くと、水洗
水補充槽96に貯留されている水洗水が管路98を介し
て水洗槽28内へ供給される。バルブ102は制御装置
100に接続されており、制御装置100によって開閉
制御される。なお図示は省略するが、自動現像機10
は、現像槽16に供給する現像補充液を貯留する現像補
充液槽と、定着槽20に供給する定着補充液を貯留する
定着補充液槽と、をも備えており、各補充液槽に貯留さ
れた補充液が対応する処理槽に供給されるようになって
いる。
【0022】また、水洗槽28の側壁の底部近傍には、
管路116の一端が開口している。この管路116の中
間部には、循環ポンプ118及びフィルタケース120
が設けられ、他端は水洗槽28の側壁の液面近傍に開口
している。この循環ポンプ118は、ドライバ92を介
して制御装置100に接続されており、制御装置100
からの作動信号によって水洗槽28の底部から吸い込ん
だ水洗水をフィルタケース120内を通過させて水洗槽
28内へ戻すようになっており、これによって水洗槽2
8内の水洗水の循環を行なっている。なお、図2は、水
洗槽28への水洗水の補充、循環及び排水のための管路
系統を示すものであり、実際の各管路の接続位置を限定
するものではない。
【0023】また、フィルタケース120の内部には、
抗菌剤を混入させたポリプロピレン等の樹脂繊維によっ
て形成されたフィルタ122が配置されている。このフ
ィルタ122は、水洗槽28内の水洗水の循環を行なう
ときに、水洗水中に浮遊している感光層成分等の浮遊物
を水洗水中から濾し取る役目を有している。また、この
フィルタ122は抗菌剤を含んでいるため、フィルタ1
22の表面での水垢や水藻等の発生を抑えると共に、水
洗水中に浮遊している水垢等を発生させやすい成分を除
去したときに、これらの成分によってフィルタ122に
水垢等が発生するのを防止している。
【0024】また、水洗槽28の底部には管路104の
一端が連結されており、管路104の他端は廃液タンク
106の上方まで延設されている。管路104の中間部
には、制御装置100によって開閉制御されるバルブ1
08が配設されており、バルブ108が開かれると、水
洗槽28に貯留されていた水洗水が、管路104を介し
て水洗槽28から排出され、廃液タンク106内に案内
される。
【0025】この水洗槽28は、例えば変成PPO(ポ
リフェニレンオキシド)等の樹脂に、抗菌剤としてアモ
ルデンSK950(大和化学(株)、商品名)、AIS
(触媒化成(株)の商品名)等の抗菌剤を1〜2%重量
比で混入させて成形したものを用いている。なお、AI
Sは、SiO2・Al2O3 ・MgO ・Ag・Zn又はSiO2・Al2O3・M
gO ・Ag・Cu等のアニオン活性酸素を用いた抗菌剤であ
り、長期に亘って安定した抗菌性を維持する。水藻等
は、水洗水の液面近傍で発生し易いため、液面に接する
付近の水洗槽28内面に対策を施すと効果的である。
【0026】また、水洗槽28への水洗水の補充、循環
及び排出を行なう管路98、104、116を構成する
配管材等は、例えば塩化ビニル等の樹脂に抗菌剤を混入
して成形したものを用いている。このように樹脂に抗菌
剤を混入させて成形することにより、表面に水垢等が発
生したり増殖したりするのを長期間に亘って抑えるよう
にしている。なお、変成PPOや塩化ビニルに限らず、
水洗槽28、管路98、104、116等を構成可能な
樹脂に、その樹脂に応じた方法で抗菌剤を混入させるよ
うにし、また混入させる抗菌剤及び混入比率は上記に限
らず、抗菌剤の効果が十分に発揮できるように選択すれ
ばよい。
【0027】制御装置100はマイクロコンピュータ等
を含んで構成されている。制御装置100には前述のフ
ィルムセンサ80、液面センサ82等が接続されてお
り、各センサの検出結果が入力される。また制御装置1
00には、自動現像機10の排水モードを設定するため
のモード設定スイッチ110、水洗槽28からの水洗水
の自動排水を指示するための自動排水スイッチ112を
含む多数のスイッチが設けられた操作部114が接続さ
れている。なお、前述の排水モードは水洗槽28からの
水洗水の排出方法を設定するためのものであり、水洗水
の排出等を自動的に行わせる場合には排水モードとして
自動排水モードが設定され、従来のように作業員自身が
バルブ等を操作して排水を行う場合には手動排水モード
が設定される。
【0028】次に本実施例の作用を説明する。作業員
は、自動現像機10の1日の運転開始時に水洗槽28内
に水洗水を供給し、基準レベルまで貯留した後に、自動
現像機10の運転を開始させる。自動現像機10の運転
中は、露光によって画像が記録されたフィルム20が、
自動現像装置10の挿入口48を介して自動現像装置1
0の内部へ挿入される。自動現像装置10ではモータ8
4を駆動して各搬送ラックのローラを回転させ、挿入さ
れたフィルム12を現像部18の搬送ラック38に設け
られたローラ対50によって引き入れて現像槽16内へ
送り込む。
【0029】現像槽16では、搬送ラック38のローラ
対32、34、36によってフィルム12を略U字状に
搬送しながら現像液に浸漬して現像処理を行う。現像部
18での処理が終了したフィルム12は、定着槽20へ
送り込まれる。定着槽20では、搬送ラック40のロー
ラ対32、34、36によってフィルム12を略U字状
に搬送しながら定着液に浸漬して定着処理を行う。定着
槽20での処理が終了したフィルム12は、リンス部2
6を通過する。このリンス部26の通過時に、ローラ対
58に挟持されることによって、フィルム12に付着す
る定着液がスクイズされると共に下側のローラによって
汲み上げられたリンス液によってフィルム表面が洗浄さ
れ、水洗部30へと至る。
【0030】水洗部30の水洗槽28では、搬送ラック
42の搬送ローラ32、36によってフィルム12を水
洗水に浸漬しながら搬送して、フィルム12の水洗を行
い、フィルムの表面から定着液成分を除去する。このと
き、水洗槽28では、循環ポンプ118によって、フィ
ルム12から洗い落とし水洗水中に浮遊している感光層
成分等の浮遊物をフィルタ122によって濾し取りなが
ら、水洗水の循環を行なっている。水洗処理が終了した
フィルム12は、水洗部30から乾燥部68へ至る前に
ローラ対70に挟持されてスクイズた後に水平方向に搬
送され、この水平状態が維持されて乾燥部68へ送り込
まれる。
【0031】乾燥部68に送り込まれたフィルム12
は、対向ローラ対72によって挟持されガイド板74に
よって案内されて略水平に搬送される。このとき、チャ
ンバー76に設けられたスリット孔76Aから吹き出る
乾燥風によってフィルム12の表裏面が乾燥される。乾
燥部68を通過したフィルム12は排出口78を介して
自動現像機10の外部へ排出され、図示しない受け箱へ
ストックされる。自動現像機10の運転中は上記のよう
な処理が繰り返し行われる。
【0032】ところで、水洗槽28では水洗水を貯留し
た状態が継続されるため、水垢等が発生し、水洗槽28
の底部等に沈澱物として沈澱したり、水洗槽28の側
壁、搬送ラック42の表面や各ローラの表面等に付着物
として付着する。また、フィルム12の処理中には、水
洗槽28内の水洗水が攪拌されるため、水垢等が水洗水
中に浮遊してフィルム12の表面に付着してしまうこと
がある。
【0033】ここで、水洗槽28は、抗菌剤を混入させ
て成形されているため水洗槽28の内面に水垢等が発生
するのを抑えることができている。また、水洗水中に浮
遊している水垢等は、循環ポンプ118の作動によって
水洗水を循環させたときに、感光層成分等と共にフィル
タ122に付着する。このフィルタ122に付着した水
垢等は、このフィルタ122の表面で増殖し、このフィ
ルタ122から水洗槽28内へ流れ込む恐れがある。し
かし、本実施例では、フィルタ122として抗菌剤を混
入させた樹脂繊維によって形成したものを用いているた
め、フィルタ122に水垢等が増殖してしまうのを抑え
ることができる。
【0034】このように、水洗槽28に貯留している水
洗水中での水藻や水垢等の発生を抑えても、長時間貯留
していると、少なからず水藻や水垢等が発生する恐れが
あり、僅かに発生した水藻や水垢等が水洗槽28の底部
に沈澱物として現れたり、水洗槽28の側壁や搬送ラッ
ク42の表面に付着物を形成してしまう。
【0035】次に図3のフローチャートを参照し、水洗
槽28からの水洗水の自動排水処理について説明する。
なお、図3に示すフローチャートは、制御装置100に
おいて所定時間毎に実行される。ステップ200では自
動排水モードが設定されているか否か判定する。ステッ
プ200の判定が肯定された場合には、フィルムセンサ
80が最後にフィルム12を検出してからの経過時間に
基づいて、ステップ202で自動現像機10がフィルム
12を処理しているか否か、すなわち自動現像機10が
現在運転中であるか否か(最後に挿入されたフィルム1
2が乾燥部68から排出されてないかされたか)を判定
する。ステップ202の判定が否定された場合には、ス
テップ204で自動排水スイッチ112がオンされたか
否か判定する。
【0036】自動排水スイッチ112は1日の運転が終
了し、水洗槽28から水洗水を自動的に排出させる場合
にオンされる。自動排水スイッチ112がオンされると
ステップ204の判定が肯定され、ステップ206以降
で自動排水処理を行う。なお、自動排水モードが設定さ
れていない場合、自動現像機10が運転中である場合及
び自動排水スイッチ112がオンされていない場合に
は、自動排水処理を行うことなく処理を終了する。この
ように、自動排水スイッチ112がオンされても自動現
像機10が運転中の場合には水洗水の排出を行わないの
で、誤操作によりフィルム12を処理している最中に水
洗水が誤って排出される等の不都合が発生することはな
い。
【0037】一方、ステップ206では繰り返しカウン
タNの値を「0」にする。ステップ208では排水用の
バルブ108を開く。これにより、水洗槽28に貯留さ
れていた水洗水は管路104を介して廃液タンク106
内に排出され、この排出に伴って水洗槽28の底部等に
沈澱していた沈澱物も排出されることになる。ステップ
210では所定時間が経過したか否か判定する。この所
定時間は、バルブ108が開いてから水洗槽28内に貯
留されていた水洗水が全て排出されるまでの所要時間に
対応している。従って、ステップ210の判定が肯定さ
れたときには、水洗槽28から水洗水が全て排出された
状態となっている。
【0038】ステップ210の判定が肯定されるとステ
ップ212へ移行してバルブ108を閉じ、ステップ2
14で給水用のバルブ102を開く。これにより、水洗
水補充槽96内に貯留されている水洗水が管路98を介
して水洗槽28内に供給される。ステップ216では液
面センサ82が水洗水に接触してオンしたか否かを判断
することにより、水洗槽28内に供給している水洗水の
液面レベルが基準レベルとなったか否かを判定する。
【0039】ステップ216の判定が肯定された場合に
はステップ218でバルブ102を閉じ、水洗槽28へ
の水洗水の供給を停止する。ステップ220ではモータ
84の駆動を開始し、水洗槽28内に配設された搬送ラ
ック42のローラ対32、36、64、66を回転させ
る。ステップ222では所定時間が経過したか否か判定
し、所定時間が経過するとステップ224でモータ84
の駆動を停止させ、各ローラ対の回転を停止させる。こ
のように各ローラ対を所定時間回転させることにより、
各ローラ対の表面に付着した付着物の除去が促進され
る。
【0040】次のステップ226では、繰り返しカウン
タNの値に「1」を加算し、ステップ228でカウンタ
Nの値が「2」以上となったか否か判定する。ステップ
228の判定が否定された場合にはステップ208へ戻
る。これにより、前述のステップ208〜226の処
理、すなわち水洗槽28に貯留されている水洗水を排出
し、新たな水洗水を貯留し、ローラ対を回転させる処理
を繰り返す。これにより水洗槽28の底部に沈澱してい
た沈澱物や搬送ラック42のローラ対の表面等に付着し
ていた付着物等は殆ど除去される。
【0041】一方、ステップ228の判定が肯定された
場合には、ステップ230でバルブ108を開き、ステ
ップ232で水洗水が全て排出されるまでの所要時間に
相当する所定時間が経過したか否か判定する。ステップ
232の判定が肯定された場合にはバルブ108を閉じ
て処理を終了する。
【0042】このように、自動現像機10に水洗槽28
の自動洗浄機能を設け、作業員が自動排水スイッチ11
2をオンして水洗槽28内の水洗水の排水を指示する
と、自動的に水洗槽28内を洗浄した後に排水するの
で、自動現像機10の1日の運転が終了した後の洗浄作
業の負担を軽減することができると共に、排水用のバル
ブ108の閉め忘れによるトラブルが発生することも防
止される。なお、この場合には、自動現像機10を始動
(電源投入)すると給水用のバルブ102を自動的に開
いて水洗槽28へ水洗水を供給し、液面センサ82によ
って水洗水の液面が基準レベルになったことを確認した
後に、自動現像機10を処理可能状態とするように制御
することが好ましい。
【0043】なお、上記では水洗槽28に貯留されてい
る水洗水を排出し、新たな水洗水を貯留し、水洗槽28
に配設された搬送ラック42のローラ対を回転させる処
理を2回繰り返すようにしていたが、これに限定される
ものではなく、1回または3回以上行うようにしてもよ
い。また水洗水を排出しバルブ108を閉じた状態で処
理を終了するようにしていたが、バルブ108を開いた
状態で処理を終了するようにしてもよい。この場合に
も、自動現像機10を始動すると水洗槽28への水洗水
の供給を自動的に開始し、水洗水の液面レベルが基準レ
ベルになったことを液面センサ82によって確認した後
に自動現像機10を処理可能状態とするように制御する
ことが好ましい。
【0044】また、水洗槽28内の洗浄を行った後に水
洗槽28内に新たに供給した水洗水を貯留した状態で処
理を終了するようにしてもよい。この場合についても、
水洗水の液面レベルが基準レベルになったことをセンサ
によって確認した後に処理を終了するよう制御すること
が好ましい。
【0045】また、上記ではステップ204で自動排水
スイッチ112がオンされたと判断した場合に、水洗槽
28に貯留されていた水洗水を直ぐに排出するようにし
ていたが、これに限定されるものではなく、搬送ラック
42のローラ対を所定時間回転させた後に、前記水洗水
を排出するようにしてもよい。
【0046】さらに、上記では水洗槽28へ、洗浄液と
して水洗水を供給するようにしていたが、これに限定さ
れるものではなく、水垢等の除去に有効な成分を添加し
た洗浄液を供給するようにしてもよい。また、本実施例
のバルブ102、108に代えてポンプ等を用いてもよ
い。
【0047】このように、水洗槽28内の水洗水を自動
的に排出して、水洗槽28の内部を洗浄するようにすれ
ば、水洗槽28の内部で水垢等が発生するのを防止する
ことができ、水垢等によって水洗槽28の内部が汚れて
しまうことがない。また、抗菌剤を混入したフィルタ1
22を設けると共に、水洗槽28を抗菌剤を混入させた
樹脂によって成形しているため、水洗槽28内の水垢等
による汚れを抑えることができ、水洗槽28内の洗浄が
極めて容易であると共に、より一層の洗浄効果を得るこ
とができている。
【0048】一方、水洗槽28から水洗水を排出するた
めの管路104の内壁には、水洗水や洗浄の終了した水
が通過するが、この管路104の内部を水が流れるのは
この時のみであり、管路104の内面に付着して残った
水洗水等の中で水垢等が発生してしまう。特に水洗水等
が流れるのが一時的であるため、水垢等が発生し易い。
この管路104の内部で水垢等が発生して増殖してしま
うと、管路104の塞いでしまう恐れがあり、水洗槽2
8内からの水洗水の排出に時間がかかったり、水洗水の
排出ができなくなってしまうことがある。
【0049】ここで、自動現像装置10では、水洗水等
の通過する管路98、104、116として抗菌剤を混
入して形成した部材を用いているため、管路98、10
4、116の内部で水垢等が発生してしまうのを防止で
きており、これによって、円滑な水洗水の補充、循環及
び排出を可能としている。
【0050】なお、本実施例では、フィルタケース12
0に抗菌剤を混入した樹脂繊維によって形成したフィル
タ122を設けたが、一般的なフィルタと共にフィルタ
ケース120の内部に抗菌剤のペレットを充填したり、
この抗菌剤のペレットと共に活性炭を充填させるように
してもよい。また、同一のフィルタケース120の内部
に水洗水中から感光層成分等の浮遊物を除去するフィル
タと抗菌剤を充填したものでなく、管路116の中間部
に抗菌剤を充填ないし抗菌剤を混入させて形成したフィ
ルタ122を別に設けて複数段階で水洗水中から浮遊物
を除去する構成であってもよい。
【0051】また、本実施例では、水洗槽28及びこの
水洗槽28に連結される管路98、104、116を構
成する部材を抗菌剤を混入した樹脂によって構成した
が、これに限らず、例えば、抗菌剤を溶かし込んだ塗料
を水洗水に接触する面に塗布するようにしてもよく、ま
た、抗菌剤を含ませた所謂抗菌テープを貼付するように
してもよい。さらに、搬送ラック42を構成する各部材
に抗菌剤を混入させたり塗布したりしてもよい。
【0052】なお、上記では本発明を、洗浄液としての
水洗水を貯留する水洗槽28から水洗水を排出する場合
に適用した例を説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、洗浄液としてのリンス機能をもつ液を貯
留するリンス槽からリンス液の排出を行う等の場合に適
用することも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、処理槽
内の洗浄を指示するための指示手段を設け、指示手段の
排出に応じて排出手段、供給手段及び駆動手段を所定の
順で作動させ、処理槽内に貯留されている洗浄液の排出
あるいは排出の停止、処理槽内への洗浄液の供給、搬送
ローラの回転を行って処理槽内及び搬送ローラの洗浄を
自動的に行うようにしたので、洗浄作業の負担を軽減す
ることができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動現像機の概略構成図であ
る。
【図2】制御装置周辺の構成を示す概略図である。
【図3】本実施例の作用を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 自動現像機 28 水洗槽(処理槽) 32、36、64、66 ローラ対(搬送ローラ) 84 モータ(駆動手段) 96 水洗水補充槽(供給手段) 100 制御装置 102 バルブ(供給手段) 108 バルブ(排出手段) 112 自動排水スイッチ(指示手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を洗浄する洗浄液を貯留するた
    めの処理槽と、 前記処理槽内に配設され感光材料を洗浄液中で搬送する
    搬送ローラと、 前記搬送ローラを駆動する駆動手段と、 前記処理槽内へ洗浄液を供給する供給手段と、 前記処理槽内に貯留されている洗浄液の排出とその停止
    を行う排出手段と、 前記処理槽内の洗浄を指示するための指示手段と、 前記指示手段の指示に応じて前記排出手段、前記供給手
    段、及び前記駆動手段を所定の順で作動させる制御手段
    と、 を含む感光材料処理装置。
JP5333586A 1993-05-14 1993-12-27 感光材料処理装置 Pending JPH0728222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333586A JPH0728222A (ja) 1993-05-14 1993-12-27 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-113471 1993-05-14
JP11347193 1993-05-14
JP5333586A JPH0728222A (ja) 1993-05-14 1993-12-27 感光材料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728222A true JPH0728222A (ja) 1995-01-31

Family

ID=26452440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5333586A Pending JPH0728222A (ja) 1993-05-14 1993-12-27 感光材料処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0728222A (ja)

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