JPH11242320A - フィルム自動現像装置 - Google Patents

フィルム自動現像装置

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JPH11242320A
JPH11242320A JP10043429A JP4342998A JPH11242320A JP H11242320 A JPH11242320 A JP H11242320A JP 10043429 A JP10043429 A JP 10043429A JP 4342998 A JP4342998 A JP 4342998A JP H11242320 A JPH11242320 A JP H11242320A
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JP
Japan
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water
cleaning
washing
film
tank
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Application number
JP10043429A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Watanabe
光治 渡辺
Kazunari Aoki
一成 青木
Hiroo Nakagawa
博夫 中川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水洗槽に対する洗浄能力を改善する。 【解決手段】フィルムを洗浄するための水洗槽に対する
清掃などの再洗浄処理モード時、洗浄水を給水したあと
で上記洗浄水の撹拌処理を行いながら、水洗槽内の自動
清掃が行われると共に、撹拌処理中に浄化剤を洗浄水に
添加する。洗浄水が循環しているので、この循環洗浄水
中に浄化剤が添加されることになるから、浄化剤が速や
かに洗浄水中に分散され、短時間に洗浄水を一様の浄化
剤濃度にすることができる。つまり濃度差を早めに吸収
できる。これによって清掃能力が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフィルム自動現像
装置に関する。詳しくは、印刷用版下などに用いられる
フィルム自動現像装置などに設けられているフィルム洗
浄用の水洗槽を清掃のために再洗浄するとき、再洗浄用
の洗浄水を撹拌させながら浄化剤を添加することによっ
て、水洗槽内の清掃効果を高められるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】印刷用版下などに用いられるフィルム自
動現像装置は、周知のように露光されたフィルムを現
像、定着してネガフィルムなどを形成するまでの一連の
処理を自動的に行うための装置である。
【0003】図12はこの種フィルム自動現像装置にお
ける概要を示す要部の構成図であって、装置本体12の
フィルム送給口12aから挿入された露光フィルム14
は現像液の入った現像槽16内を通過することによって
現像され、次に定着液の入った定着槽18内をフィルム
14が通過することによって定着処理が施される。
【0004】定着されたフィルム14はさらに真水の入
った水洗槽20に導かれてフィルム14が水洗され、こ
れがさらに乾燥室22に搬送されて乾燥処理される。乾
燥したフィルム14は排出口12bから排出され保管箱
24内に蓄積される。このような装置を利用するフィル
ム14としては20×24インチ程度の大全フィルムな
どが挙げられる。
【0005】上述した処理工程を通過するフィルム14
には現像液や定着液などがフィルム表面に付着している
ので、上述した水洗槽20内で水洗処理することによっ
て付着物を取り除くようにしている。水洗処理された結
果、水洗槽20の底部には銀成分などがスラッジとして
堆積、沈殿する。
【0006】また、フィルム14の水洗を繰り返すこと
によって、水洗槽20内の処理水が汚れ、水洗槽20内
には水垢が浮遊するようになり、その一部は水洗槽20
内に蓄積する。水洗槽20内に水垢などが蓄積すると、
この水垢も洗浄中のフィルム14の表面に付着したりす
る。さらには水洗槽20内に設けられたフィルム搬送ロ
ーラなどに水垢が付着する。搬送ローラに水垢などが付
着するとフィルム搬送力が減少し、搬送障害を惹起する
ことがある。あるいはまた、水垢やスラッジが配管に付
着し、配管詰まりなどを引き起こすことがある。
【0007】このような障害を未然に防止するためフィ
ルム処理中、水洗槽20内に微量の浄化剤(H2O2な
ど)を添加して、洗浄水を殺菌することによって水垢の
発生を抑えるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
フィルム自動現像装置において使用される水洗槽20に
あっては、洗浄水を交換したり、槽内の清掃を行うため
に、フィルム処理作業の終了後に、水洗槽20の洗浄処
理を行っている。この洗浄処理を再洗浄処理と呼称すれ
ば、再洗浄処理は水洗槽20内の使用済み洗浄水を排水
した後、再洗浄を行うため新しい洗浄水を槽内に満たし
た状態で浄化剤を添加し、浄化剤を添加した後でこの洗
浄水を撹拌することによって槽内清掃を行っている。
【0009】浄化剤はこのように水洗槽20をほぼ満水
にした状態で添加し、その後に撹拌処理を行うようにし
ているので、浄化剤の添加付近とこれより離れた部分と
では浄化剤の濃度が異なることになる。そのため、浄化
剤が撹拌されて洗浄水内に満遍なく浄化剤が分散される
まではある程度の時間がかかり、結果として槽内を期待
通りには清掃できないのが現状である。
【0010】また、再洗浄処理後にも僅かではあるが、
水洗槽20にはスラッジや水垢などが残留することがあ
る。さらにこの再洗浄処理は通常装置の運転停止中に行
われるものであるが、最近では自動現像装置を24時間
稼働する傾向にある。そのため、自動現像装置の運転を
停止してからこの再洗浄処理を行なおうとすると、再洗
浄サイクルが数日後になってしまうことがある。再洗浄
処理は適宜な時間に行わないと、フィルムに対して満足
のいく水洗処理ができなくなってしまう。
【0011】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、再洗浄時、浄化剤が均一に分
散し洗浄効果を高めるようにしたものである。また装置
の動作状態に応じて再洗浄の開始タイミングを制御する
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るフィルム自動現
像装置では、フィルムを水洗処理するための水洗槽に対
する清掃などの再洗浄処理モード時、洗浄水を給水した
あとで上記洗浄水の撹拌処理を行いながら、上記水洗槽
内の自動清掃が行われると共に、上記撹拌処理中に浄化
剤が上記洗浄水に添加されるようになされたことを特徴
とする。
【0013】また請求項5に記載したこの発明に係るフ
ィルム自動現像装置では、 フイルムを水洗処理する水
洗槽内の洗浄水を排水した後、排水弁を解放した状態で
上記水洗槽に洗浄水を給水して、上記水洗槽に残留した
スラッジなどを排出させた後、上記排水弁を閉じるよう
にしたことを特徴とする。
【0014】請求項1に係る発明では、洗浄水を循環さ
せているときに浄化剤を補充するようにしているので、
浄化剤が速やかに洗浄水中に分散され、短時間に洗浄水
を一様の浄化剤濃度にすることができる。つまり濃度差
を早めに吸収できる。これによって清掃能力が高まる。
【0015】請求項5に係る発明では、再洗浄用洗浄水
が水洗槽底部に残留しても、この再度の排水処理によっ
て殆ど全てのスラッジを排水できる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るフィルム
自動現像装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。このフィルム自動現像装置にあっても図12に示
すような構成が採用されており、したがって装置本体1
2には上述したように現像槽16,定着槽18の他に水
洗槽20がそれぞれ設けられ、この水洗槽20内で定着
処理されたフィルム14が洗浄されて、乾燥室22内に
送給される。
【0017】図1はこの水洗槽20およびその周囲の構
成を示す一実施形態であって、水洗槽20自体はほぼ直
方体状で、その頂部側が開口された箱状体であり、水洗
槽20の内部には所要量の洗浄水21が充填されてい
る。そのため、吸水管25が配管され、その一部には開
閉弁26が取り付けられ、これを手動若しくは自動で開
閉することによって洗浄水(真水)の吸水制御が行われ
る。洗浄水は流量計28を介して配水管30に導かれ、
配水管30の先端部30aが水洗槽20の上端面側より
その内部を向くようにU字状に折り曲げられている。こ
の配水管30によって洗浄水の補給が行われる。
【0018】補給された洗浄水が基準水位より上昇した
ときには水洗槽20の隅部に設けられたオーバーフロー
管32の管口32aを通して外部に排水される。水洗槽
20内の洗浄水を排水するため、水洗槽20の底部の所
定位置には排水系の配管口33が設けられ、ここに排水
管この例では分岐管34が取り付けられている。分岐管
34は後述するように一方の分岐管36aがこの例では
電磁弁排水管として使用され、他方の分岐管36bが手
動弁38用の排水管として使用されている。通常の場合
には電磁弁を作動させて洗浄水を排水するが、場合によ
ってはこの手動弁38を開いて洗浄水が排水される。
【0019】洗浄水には上述したように浄化剤が添加さ
れる。この浄化剤添加手段41を次に説明すると、水洗
槽20外には浄化剤タンク40が設置され、タンクの浄
化剤が吸引管42に接続されたポンプ46によって吸引
される。ポンプ46と吸引管42との間には流量計44
が配され、吸引された浄化剤の量を計測できるようにな
されている。ポンプ46で吸引された浄化剤はさらに導
水管48を通して水洗槽20内に添加される。そのた
め、導水管48の先端部48aはU字状に折り曲げら
れ、その先端部48aが水洗槽20内に臨むように取り
付けられている。
【0020】水洗槽20にはさらに洗浄水の循環手段4
9が設けられる。そのため、水洗槽20の底部20bの
一部この例では右側面20c側に吸込み口50が設けら
れ、この吸込み口50には吸水管52が接続され、吸水
管52の他端が循環ポンプ54の吸引側に接続されてい
る。循環ポンプ54の吐出側には吐出管56が接続さ
れ、その先端部は水洗槽20の左側面20dに設けられ
た吐出口56aに接続される。吐出口56aは底部20
bよりも所定長だけ隔てた位置に設けられている。
【0021】吐出口56aには棒状のノズル60が取り
付けられ、ノズル60に設けられた多数の噴出口(後述
する)より循環した洗浄水が槽内に噴出するようになさ
れている。ノズル60はその両端側に設けられた着脱手
段62によって着脱できるようになされている。
【0022】なお、フィルム14は図3に示すように水
洗槽20の長辺側側面20aより水洗槽20内に導かれ
て水洗処理される。
【0023】図1の例では、循環ポンプ54の循環水吸
込み口50が排水系配管口33よりも高い位置にあるよ
うになされている。このようにするため、この例では図
2に示すように水洗槽20自体をθだけ傾けて装置本体
12に取り付け固定される。図示の例では吸込み口50
が右側面20c側にあるので、左側面20dがθだけ下
がるように取り付け固定される。傾斜角度θは1〜10
゜好ましくは1〜5゜程度に選定される。これはスラッ
ジ70をできるだけ配管口33側に堆積させるためであ
り、配管口33側にスラッジ70を堆積させることによ
って、水洗槽20内の清掃時に、底部20b側に堆積し
たスラッジ70を残留させることなく洗浄できるように
するためである。そして、循環水の吸込み口50と排水
用配管口33とはできるだけ離れた位置にあるように設
計される。
【0024】このように吸込み口50を高めにしたり、
吸込み口50と配管口33とを離すようにしているの
は、何れも水洗槽20の底部に堆積したスラッジ70が
循環ポンプ54によって吸引され、循環水がこのスラッ
ジ70によって濁らないようにするためである。
【0025】浄化剤を添加する導水管48の先端部48
aは循環水の吸込み口50の近傍に配される。図1のよ
うに吸込み口50が水洗槽20の右側面20c側に設け
られているときは、その上端部側より浄化剤が滴下され
るようになされている。これは、洗浄水を循環させると
き、浄化剤も一緒に循環させてノズル60より噴出させ
た方が、浄化剤を槽内で均一に分散させることができる
ので、効率よく水垢を殺菌して洗浄水を浄化できるから
である。
【0026】なおこの洗浄水の均一分散をはかるために
は、図4に示すようにノズル60に形成される複数の噴
出口62の全てが水洗槽20の上面側を向くように、こ
の例ではある程度の角範囲にわたり放射状となるように
噴出口62(62a〜62c)が穿設されている。
【0027】このように噴出口62の全てを槽上面側を
向くようにしているのは、底部20bに堆積したスラッ
ジ70をできるだけ撹拌させないためである。洗浄水を
下側に噴出させるとスラッジ70を撹拌し、槽内に浮遊
させてしまうおそれがあるからである。また。スラッジ
70をできるだけ撹拌させず、底部20bに沈殿させて
おくため、この例では噴出口62の穿設位置を定める
他、ノズル60を底部20bから所定距離Lだけ離して
取り付けるようにしている。こうすることによっても、
堆積したスラッジ70の撹拌される確率が低下する。
【0028】図5に示すように、この例ではノズル60
の端部は開口され、ここが栓64で閉栓されている。ノ
ズル60を清掃するときにはこの栓64を取り除くこと
によって、その内部をきれいに清掃できる。
【0029】図6はこの発明の一実施形態であるフィル
ム自動現像装置における制御系の一例を示す系統図であ
って、CPUが搭載されたメインのコントローラ80を
有し、これに付随して設けられているROM82にはフ
ィルム処理に必要な各種の制御プログラムが格納され、
RAM84はその処理において必要なときワーキングメ
モリとして動作する。
【0030】このコントローラ80にはさらに図1にお
いて説明した洗浄水の流量計28や浄化剤の流量計44
からの出力が供給される他、水洗槽20内に設けられた
水位センサこの例ではフロートスイッチSWwの検知出
力が供給される。
【0031】また、このコントローラ80には操作パネ
ル86が接続され、操作パネル86からの指示信号がコ
ントローラ80に与えられたり、コントローラ80から
の処理結果信号などが供給され、例えばその表示部87
に浄化剤空などといったエラー内容が表示される。
【0032】コントローラ80では電磁弁やポンプなど
の制御も行われる。そのため、コントローラ80の出力
がドライバ(ドライバ群)86を介して制御対象に供給
される。図では洗浄水用の開閉弁である電磁弁26、浄
化剤の補充ポンプ46および循環用ポンプ54がドライ
バ86の出力で駆動制御される。
【0033】これらの構成の他に、コントローラ80で
各種のエラーが検出されたとき、その検出出力でブザー
96が駆動され、警戒音が発生するようになされてい
る。そのときのエラー内容は上述した表示部87に表示
される。
【0034】続いて、この発明に係る再洗浄処理中での
エラー処理について図7以下を参照して説明する。ま
ず、この発明では再洗浄処理を行う場合、装置の運転状
態を確認し、運転が停止している場合には直ちに再洗浄
処理モードに遷移し、運転中の場合にはフィルム処理作
業が少ない時間帯に再洗浄処理を実行する。
【0035】つまり、上述したようにこの種自動現像装
置では24時間稼働の傾向にあるが、その場合でも24
時間フルに稼働しているのではなく、必ずフィルム処理
作業が一時中断するような時間帯が存在する。例えば新
聞社などに設置されている自動現像装置では、昼間の時
間帯のうち印刷を行わない時間帯(朝刊発行後夕刊発行
前の時間帯(9時頃から12時頃まで))が存在する。
あるいは夜間の時間帯でも朝刊の印刷を終了した時間帯
(3時から5時頃)がある。このような時間帯では再洗
浄処理を行っても特に印刷処理に影響を及ぼすことがな
いからである。その場合には、予め再洗浄処理のための
時刻をタイマで設定しておけばよい。
【0036】図7のタイミングチャートは後者の場合を
例示してある。つまり装置は運転中であるが(同図
A)、フィルム処理が一時中断している場合(同図B)
の再洗浄処理である。この場合にはタイマ設定時刻例え
ば夜中の3時(=t1)になると、排水用の電磁弁が作
動し(同図G)、水洗槽20内の排水処理が行われる。
規定水位まで低下すると水位センサSWwがオフする
(同図C)。
【0037】排水動作が完了すると排水用電磁弁が閉じ
られ、これに代わって水洗水である洗浄水用の電磁弁2
6が解放状態となり水洗槽20への給水が開始される
(同図E)。水洗槽20内の水位が上昇し、水位センサ
SWwがオンしてから所定時間t2だけ給水して給水動
作を停止する。つまり洗浄水用電磁弁を閉じる。
【0038】その後循環ポンプ54を作動させて洗浄水
を循環させる(同図F)。この洗浄水循環処理中の適当
なタイミングに浄化剤が補充処理が実行される(同図
D)。浄化剤の補充量は200ミリリットル〜500ミ
リリットル位である。洗浄水を循環させているときに浄
化剤を滴下すると、浄化剤が速やかに分散され、洗浄水
を一様の浄化剤濃度にすることができる。つまり濃度差
を早めに吸収できる。
【0039】撹拌処理は所定時間この例では60分の間
連続して行われる。これによって水洗槽20の槽壁に付
着した水垢などを剥離できるし、底部に堆積しているス
ラッジも充分に撹拌できる。撹拌動作が終了すると排水
処理に移り、上述した排水用電磁弁が解放されて、水洗
槽20内の洗浄水の排水が行われて一連の再洗浄処理が
終了する。
【0040】図8および図9はこのような処理を実現す
るため処理フローであり、この処理を実行するための制
御プログラムは上述したROM82に格納されているも
のとする。
【0041】図8において、自動現像装置の電源がオン
されることによってこの処理プログラムが起動される。
電源オンによって装置の運転信号の状態がチェックさ
れ、運転信号が”L”になっているときは(ステップ9
0)、すでに運転が終了していることを意味するから、
この場合には上述した再洗浄用のタイマが設定されてい
るかをチェックする(ステップ91)。タイマが設定さ
れていないときには通常の再洗浄処理モードと判断し、
直ちに再洗浄処理モードに遷移する(ステップ10
0)。
【0042】これに対し、装置が運転中であることを示
す運転信号が”H”か、若しくはタイマが設定されてい
るとき(操作パネル86からキー入力)には(ステップ
90,91)、フィルム処理の状態を判別する(ステッ
プ93)。フィルム処理中のときは再洗浄処理ができな
いからである。したがってフィルム処理が終了すると、
タイマ設定時刻が判別され(ステップ94)、タイマ設
定時刻になると再洗浄処理モードに遷移する(ステップ
100)。タイマ設定時刻でないと次のフィルム処理検
出に戻る。
【0043】図9はこの再洗浄処理モードの一例を示す
フローチャートであって、上述したようにまず水洗槽2
0内の洗浄水の排水処理が行われる(ステップ10
1)。水洗槽20が空になると洗浄水の給水が水位セン
サSWwがオンするまで行われる(ステップ102,1
03)。洗浄水が規定量若しくは規定時間給水されると
次に撹拌処理が行われる(ステップ104)。撹拌処理
中に浄化剤が洗浄水に添加される(ステップ105)。
再洗浄処理でも浄化剤を添加することによって水洗槽2
0を綺麗に清掃できるからである。浄化剤の添加処理を
行いながら、浄化剤の有無が検知される(ステップ10
6)。
【0044】浄化剤が存在するときには撹拌時間がチェ
ックされ、この例では60分の間洗浄水が撹拌される
(ステップ107)。撹拌処理は図1に示す循環ポンプ
54を使用して行うことができる。規定の撹拌時間にな
ると撹拌された洗浄水が排水されて再洗浄処理が終了す
る(ステップ108)。
【0045】この再洗浄処理中に上述した浄化剤が空に
なったときは流量計44の出力が変化するので(ステッ
プ105)、この場合には表示部87にエラー表示(浄
化剤の空検知)を行う(ステップ109)。浄化剤が空
であることが検知されたタイミングがまだ撹拌処理中で
あるときには撹拌処理を続行し、そして排水処理を行う
(ステップ109,107,108)。浄化剤の空検知
は、上述例の他に、例えば浄化剤キット内などに溶液検
知スイッチを設けることによって行うこともできる。
【0046】このように再洗浄処理中に浄化剤がなくな
ったときでも再洗浄処理を継続するようにしたのは、再
洗浄処理であるので浄化剤が多少少なくても洗浄効果が
大幅に変わることがないためである。
【0047】また、この再洗浄処理中ではエラー表示は
するものの、警告音は出さないようにしている。これは
上述したように再洗浄処理は夜間などに、無人の状態で
自動処理されることを考慮したためである。
【0048】なお、この再洗浄処理によっても水洗槽2
0内にはスラッジなどが残留することが考えられる。こ
のような場合には、図10に示すように排水動作が終了
しても排水用電磁弁はそのまま解放状態にしてさらに所
定時間または所定量給水しながら排水も同時に行う(同
図E、G)。こうすると、再洗浄用洗浄水が水洗槽底部
に残留しても、この再度の排水処理によって殆ど全ての
スラッジを排水できる。この再度の排水処理は5分間程
度が適当である。同じように最初の排水時に給排水をオ
ーバーラップさせることもできる。これにより洗い流す
だけで流せるスラッジが取り除け洗浄効果が高まる。
【0049】上述例を実現するため、図11に示すよう
に排水処理ステップ108の次に排水弁の解放継続およ
び給水処理が5分間行われて全ての再洗浄処理が終了す
る(ステップ110)。ステップ108までの処理は図
9と同一である。
【0050】このようにこの発明では、撹拌処理しなが
ら浄化剤を添加することによって、浄化剤の洗浄水への
一様な分散を短時間に行うことができるので、槽壁清掃
処理効果を高めることができる。また、再洗浄処理は装
置の運転停止期間中に行うこともできれば、24時間稼
働を考慮して稼働時間が少なくなる時間帯を予めユーザ
が設定することにより、フィルム処理が終了した後速や
かにこの再洗浄処理を実行できるので、数日間洗浄水を
交換できなかったり、水洗槽20の清掃ができないなど
の不都合な点を一掃できる。さらに、給排水をオーバー
ラップさせたり、再洗浄処理作業に再度の再洗浄処理を
追加することもでき、これによってスラッジなどの残留
をほぼ確実に取り除くことができる。
【0051】上述した説明ではこの発明を印刷版下とし
て使用されているフィルムの自動現像装置に適用した
が、それ以外のフィルム自動現像装置に適用できること
は言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では洗浄水
を循環させているときに浄化剤を補充するようにしたも
のである。
【0053】これによれば、洗浄水が循環しているの
で、この循環洗浄水中に浄化剤が添加されることになる
から、浄化剤が速やかに洗浄水中に分散され、短時間に
洗浄水を一様の浄化剤濃度にすることができる。つまり
濃度差を早めに吸収できる。これによって清掃能力を高
めることができる。換言すれば、水洗槽に対する洗浄能
力を大幅に改善できる特徴を有する。
【0054】したがってこの発明は上述した印刷用版下
として使用されるフィルムの自動現像装置などに適用し
て極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフィルム自動現像装置に使用さ
れる水洗槽およびその周辺部の構成の一実施形態を示す
要部の斜視図である。
【図2】水洗槽の断面図である。
【図3】フィルム搬送状態を示す側面図である。
【図4】ノズルの縦断面図である。
【図5】ノズルの横断面図である。
【図6】この発明に適用できる制御回路の一実施形態を
示す系統図である。
【図7】エラー処理のための一実施形態を示すタイミン
グチャート(その1)である。
【図8】図7のエラー処理のための一実施形態を示すフ
ローチャート(その1)である。
【図9】図7のエラー処理のための一実施形態を示すフ
ローチャート(その2)である。
【図10】エラー処理のための一実施形態を示すタイミ
ングチャート(その2)である。
【図11】図10のエラー処理のための一実施形態を示
すフローチャート(その3)である。
【図12】フィルム自動現像装置の概要を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
10 フィルム自動現像装置 12 装置本体 16 現像槽 18 定着槽 20 水洗槽 20b 底部 21 洗浄水 22 乾燥室 33 配管口 34 分岐管 41 浄化剤添加手段 49 洗浄水循環手段 50 循環水吸込み口 54 循環ポンプ 60 ノズル 70 スラッジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを水洗処理するための水洗槽に
    対する清掃などの再洗浄処理モード時、洗浄水を給水し
    たあとで上記洗浄水の撹拌処理を行いながら、上記水洗
    槽内の自動清掃が行われると共に、 上記撹拌処理中に浄化剤が上記洗浄水に添加されるよう
    になされたことを特徴とするフィルム自動現像装置。
  2. 【請求項2】 上記再洗浄処理は装置の運転停止中に行
    われるようになされたことを特徴とする請求項1記載の
    フィルム自動現像装置。
  3. 【請求項3】 上記再洗浄処理は、装置の運転中であっ
    てもフィルム処理がなされていない期間を利用して行う
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のフィルム自
    動現像装置。
  4. 【請求項4】 上記フィルム処理がなされていない期間
    に上記再洗浄処理を行うときは、 上記フィルム処理がなされていないことを検知した後の
    タイマ設定時刻に上記再洗浄処理が実行されるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のフィルム自動現像装
    置。
  5. 【請求項5】 フイルムを水洗処理する水洗槽内の洗浄
    水を排水した後、排水弁を解放した状態で上記水洗槽に
    洗浄水を給水して、上記水洗槽に残留したスラッジなど
    を排出させた後、上記排水弁を閉じるようにしたことを
    特徴とするフィルム自動現像装置。
JP10043429A 1998-02-25 1998-02-25 フィルム自動現像装置 Pending JPH11242320A (ja)

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