JPH0728248U - ショックアブソーバ - Google Patents
ショックアブソーバInfo
- Publication number
- JPH0728248U JPH0728248U JP6313893U JP6313893U JPH0728248U JP H0728248 U JPH0728248 U JP H0728248U JP 6313893 U JP6313893 U JP 6313893U JP 6313893 U JP6313893 U JP 6313893U JP H0728248 U JPH0728248 U JP H0728248U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- reservoir chamber
- guide
- rod
- chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パッキングケースおよびアウターシェルの溶
接などにより、ロッドガイドの内周が収容し、ピストン
ロッドとロッドガイドとの間隙が小さくなっても、シリ
ンダ内のエアーや気泡をリザーバ室へ速やかに排出可能
にする。 【構成】 シリンダ1の上端を塞ぐとともに、ピストン
をガイドブッシュ15を介して取り付けたピストンロッ
ド3を摺動自在に支承するロッドガイド2と、上記シリ
ンダ1の外側にリザーバ室5を隔成し、かつ上端に上記
ピストンロッド3に接するパッキング6を収容するパッ
キングケース7が取り付けられたアウタータシェル4
と、上記ロッドガイド2の上部に形成された油溜室8
と、上記アウターシェル4の上部を塞ぐ上記ロッドガイ
ド2に形成され、上記リザーバ室5および上記油溜室8
に連通する連通孔9とを設け、上記ガイドブッシュ15
の外周面に形成したオリフィス溝14を介して上記油溜
室8および上記シリンダ1の上部室を連通させる。
接などにより、ロッドガイドの内周が収容し、ピストン
ロッドとロッドガイドとの間隙が小さくなっても、シリ
ンダ内のエアーや気泡をリザーバ室へ速やかに排出可能
にする。 【構成】 シリンダ1の上端を塞ぐとともに、ピストン
をガイドブッシュ15を介して取り付けたピストンロッ
ド3を摺動自在に支承するロッドガイド2と、上記シリ
ンダ1の外側にリザーバ室5を隔成し、かつ上端に上記
ピストンロッド3に接するパッキング6を収容するパッ
キングケース7が取り付けられたアウタータシェル4
と、上記ロッドガイド2の上部に形成された油溜室8
と、上記アウターシェル4の上部を塞ぐ上記ロッドガイ
ド2に形成され、上記リザーバ室5および上記油溜室8
に連通する連通孔9とを設け、上記ガイドブッシュ15
の外周面に形成したオリフィス溝14を介して上記油溜
室8および上記シリンダ1の上部室を連通させる。
Description
【0001】
この考案は、シリンダ内の油中に生じた気泡を速やかにリザーバ室などへ排出 するショックアブソーバに関する。
【0002】
従来のショックアブソーバとして、内部に油が充填されたシリンダ内にピスト ンを摺動自在に設け、該シリンダの上端を塞ぐロッドガイドに、上記ピストンを 取り付けたピストンロッドを摺動自在に支承させ、さらに、上記シリンダの外側 に形成されてリザーバ室を隔成するアウターシェルの上端に、上記ピストンロッ ドに接するパッキングを保持するパッキングケースを取り付けたものが種々提案 されている。
【0003】
しかしながら、かかる従来のショックアブソーバにおいては、これの組み立て 時において、上記パッキングケースとアウターシェルとを溶接によって結合する とき、その溶接による熱的影響を受けて、これらのパッキングケースやアウター シェルに関連して設けられている上記ロッドガイドの内周が内径方向に収縮し、 従って、シリンダからリザーバ室へのエアーや気泡の排出が困難になる。
【0004】 また、かかるロッドガイドの収縮を見込んで、このロッドガイドの内径寸法を 予め拡大しておいた場合には、上記収縮量が常に一定となることはないため、仮 に、その収縮量が少ない場合には、ロッドガイドとピストンロッドとの間に大き な間隙が生じて打音が発生し、そのショックアブソーバを車両用として用いた場 合などには、乗員に不快な騒音を聴取させることとなった。
【0005】 さらに、ロッドガイドとピストンロッドとの摩擦接触によって、これらの接触 部における摩耗が著しくなり、ショックアブソーバとしての寿命が著しく低下す るなどの問題点があった。
【0006】 また、ピストンロッドに摺動可能で、ロッドガイドの上部の空隙にシールリン グを配設したショックアブソーバでは、このショックアブソーバのある振動条件 においては、ロッドガイドあるいは上蓋との間で打音を発生し、上記同様に不快 な騒音による車室内環境の劣化を招くほか、構造が複雑になるという問題点があ った。
【0007】 さらに、ピストンロッドとロッドガイドとの間隙をリークした油をシールリン グに配したコンスタントオリフィスにて制御するものも提案されているが、上記 間隙が軸偏心により必ずしも全円周内で均一ではなく、上記制御は一定の条件下 でのみ可能であり、つまり、コンスタントオリフィスのオリフィス面積を上記間 隙の面積より小さくする必要があり、使用条件が極めて厳しいなどの問題点があ った。
【0008】 この考案は上記のような従来の問題点に着目してなされたものであり、パッキ ングケースおよびアウターシェルの溶接などにより、ロッドガイドの内周が収容 し、ピストンロッドとロッドガイドとの間隙が小さくなっても、シリンダ内のエ アーや気泡をリザーバ室へ速やかに排出できるショックアブソーバを得ることを 目的とする。
【0009】
この考案にかかるショックアブソーバは、シリンダの上端を塞ぐとともに、ピ ストンをガイドブッシュを介して取り付けたピストンロッドを摺動自在に支承す るロッドガイドと、上記シリンダの外側にリザーバ室を隔成し、かつ上端に上記 ピストンロッドに接するパッキングを収容するパッキングケースが取り付けられ たアウタータシェルと、上記ロッドガイドの上部に形成された油溜室と、上記ア ウターシェルの上部を塞ぐ上記ロッドガイドに形成され、上記リザーバ室および 上記油溜室に連通する連通孔とを設け、上記ガイドブッシュの外周面に形成した オリフィス溝を介して上記油溜室および上記シリンダの上部室を連通させるよう にしたものである。
【0010】
この考案におけるショックアブソーバは、アウターシェルとパッキングケース とを溶接する際に、ロッドガイドの内径が熱収縮によって径小化した場合にも、 このときにシリンダ内に発生して溜った空気や気泡を、ガイドブッシュの外周面 に設けたオリフィス溝を通じて連通孔およびリザーバ室へ排出可能にし、これに より、シリンダ内に残留する上記エアーの圧縮などによる異音の発生を防止し、 動作の安定を図る。
【0011】
以下に、この考案の一実施例を図について説明するが、図1において、1は、 内部に油が充填され、かつピストン(図示しない)が摺動自在に設けられたシリ ンダ、2は、該シリンダ1の上端を塞ぐとともに、上記ピストンを取り付けたピ ストンロッド3をガイドブッシュ15を介して摺動自在に支承するロッドガイド 、4は、上記シリンダ1の外側に形成されてリザーバ室5を隔成し、かつ上端に 上記ピストンロッド3に接するパッキング6を収容するパッキングケース7が取 り付けらたアウタータシェルである。
【0012】 また、8は、上記ロッドガイド2の上部に形成された油溜室、9は、上記アウ ターシェル4の上部を塞ぐ上記ロッドガイド2に形成され、上記リザーバ室5お よび上記油溜室8に連通する連通孔、10は、上記油溜室8の底部に一側面が当 接され、他側面がピストンロッド3側に臨むL字状のチェックシールである。
【0013】 さらに、11は、上記パッキング6の下面に当接されたばね受けで、このばね 受け11と上記チェックシール10との間にはこれらをそれぞれ油溜室8の底部 およびパッキング6に圧接支持するコイルスプリング12が介装されている。
【0014】 また、上記ロッドガイド2の内周面には、図2に示すようなリング切欠2aが 形成され、このリング切欠2a内には上部の空隙13を残して上記ガイドブッシ ュ15が嵌挿されている。このため、ガイドブッシュ15長はリング切欠2a長 より幾分短くしてある。
【0015】 このガイドブッシュ15は、例えば、帯状の耐摩耗性金属板を円筒状に丸め、 両端を図3に示すように衝き合わせたものからなり、その外周面には、図4の展 開図にて示すような複数本のオリフィス溝14が、上下端に達するように斜め方 向に刻設されている。
【0016】 また、16は、シリンダ1内に図示しないピストンによって隔成された上部室 、17は上記油溜室8上部の空間である容室である。
【0017】 次に動作について説明すると、まず、ピストンロッド3の伸行程時には、上部 室16内の空気は、リザーバ室5内の圧力との相対差によって、ガイドブッシュ 15外周のオリフィス溝14およびピストンロッド3,チェックシール10間の 空隙G,油溜室8および連通孔9を次々に通ってリザーバ室5へ排出される。
【0018】 このため、ショックアブソーバの組立時に、パッキングケース7とアウターシ ェル4との溶接によってロッドガイド2が収縮するようなことがあっても、シリ ンダ1内に残留する空気を作動油の注入後においても、簡単かつ安全な構成にて 確実にリザーバ室5へ排出でき、かつピストンの軸支持を安定化できる。
【0019】 また、上記空気残留によるピストンの動作不全による緩衝動作の異常を回避す ることができるとともに、異音や打音の発生を未然に防止でき、低速域でのシリ ンダ1内からリザーバ室5への作動油のリーク量を容易に制御できる。
【0020】 一方、ピストンロッド3の圧行程時には、通常シリンダ1内の圧力がリザーバ 室5内の圧力よりも高いことによって、リザーバ室5からシリンダ1内への空気 の吸い込みは生じない。
【0021】 なお、上記チェックシール10はリザーバ室5との通路である油溜室8および ばね受け11間を密にシールしているため、これによっても、上記リザーバ室5 からシリンダ1内への空気の洩れを完全に防止することができる。
【0022】 図5は、上記ロッドガイド2のリング切欠2a内に装着される他の実施例のガ イドブッシュ15Aを示す。このガイドブッシュ15Aは上端に凸凹形状の複数 のコンスタントオリフィス18を設けたものであり、このコンスタントオリフィ ス18に臨むように、図6に示すように、ロッドガイド2の内周上部に、あるい は、図7に示すように、ガイドブッシュ15Aの上部に、それぞれリング状の油 溜り19,20が設けられている。
【0023】 この実施例においては、上記実施例と同様にガイドブッシュ15Aの外周面に 設けられたオリフィス溝14を通して、シリンダ1内の空気を、一旦各油溜り1 9,20およびコンスタントオリフィス18を通過させた後、さらに、上記油溜 室8,連通孔9を介して、次々とリザーバ室5内へ排出できる。
【0024】 なお、図5の上記実施例では、コンスタントオリフィス18をガイドブッシュ 15Aに設けたものを示したが、これに代えて、図8に示すように、ガイドブッ シュ15に臨むロッドガイド2の上端内周面に、凹凸形成したコンスタントオリ フィス18Aを設けてもよく、この場合にも、上記実施例と同様にして、そのコ ンスタントオリフィス18Aを介してシリンダ1内の空気をリザーバ室5へと排 出できる。
【0025】 図9は、ガイドブッシュのさらに他の実施例を示すもので、この実施例では、 ガイドブッシュ15Bは筒状体の合わせ目に、図示のようにV字状のオリフィス 溝25を有し、このオリフィス溝25を通じて、シリンダ1内の空気を油溜室8 ,連通孔9をそれぞれ介してリザーバ室5へ排出することができるようにしてい る。
【0026】
以上のように、この考案によれば、シリンダの上端を塞ぐとともに、ピストン をガイドブッシュを介して取り付けたピストンロッドを摺動自在に支承するロッ ドガイドと、上記シリンダの外側にリザーバ室を隔成し、かつ上端に上記ピスト ンロッドに接するパッキングを収容するパッキングケースが取り付けられたアウ タータシェルと、上記ロッドガイドの上部に形成された油溜室と、上記アウター シェルの上部を塞ぐ上記ロッドガイドに形成され、上記リザーバ室および上記油 溜室に連通する連通孔とを設け、上記ガイドブッシュの外周面に形成したオリフ ィス溝を介して上記油溜室および上記シリンダの上部室を連通させるように構成 したので、パッキングケースとアウターシェルとの溶接によりロッドガイドが収 縮しても、シリンダ内の空気のリザーバ室への案内通路を確保でき、しかもこの 案内通路確保のため不必要にロッドガイド内径を大きくする必要がなくなり、ガ イドブッシュのロッドガイドにおける上下動や、径方向への軸偏心および振動な どをなくすることができる。この結果、ピストンロッドの作動時におけるガイド ブッシュによる打音や異音の発生を確実に回避できるという効果が得られる。
【0027】 また、ピストンロッドの低速域の動作時において、シリンダからリザーバ室へ の作動油のリーク量の制御も、ガイドブッシュに設けたオリフィス溝の形状,サ イズの設定により、任意に実施可能となる。
【図1】この考案の一実施例によるショックアブソーバ
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図2】図1におけるガイドブッシュの取付構造を示す
要部の拡大断面図である。
要部の拡大断面図である。
【図3】図1におけるガイドブッシュを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図3に示すガイドブッシュの展開図である。
【図5】この考案におけるガイドブッシュの他の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】図5におけるガイドブッシュの取付構造を示す
要部の拡大断面図である。
要部の拡大断面図である。
【図7】図5におけるガイドブッシュの取付構造の変形
例を示す要部の断面図である。
例を示す要部の断面図である。
【図8】この考案におけるコンスタントオリフィスの設
置例を示す断面図である。
置例を示す断面図である。
【図9】この考案におけるガイドブッシュのさらに他の
実施例を示す拡大斜視図である。
実施例を示す拡大斜視図である。
1 シリンダ 2 ロッドガイド 3 ピストンロッド 4 アウターシェル 5 リザーバ室 6 パッキング 7 パッキングケース 8 油溜室 9 連通孔 14,25 オリフィス溝 15,15A,15B ガイドブッシュ
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に油が充填され、かつピストンが摺
動自在に設けられたシリンダと、該シリンダの上端を塞
ぐとともに、上記ピストンを取り付けたピストンロッド
をガイドブッシュを介して摺動自在に支承するロッドガ
イドと、上記シリンダの外側に形成されてリザーバ室を
隔成し、かつ上端に上記ピストンロッドに接するパッキ
ングを収容するパッキングケースが取り付けらたアウタ
ータシェルと、上記ロッドガイドの上部に形成された油
溜室と、上記アウターシェルの上部を塞ぐ上記ロッドガ
イドに形成され、上記リザーバ室および上記油溜室に連
通する連通孔と、上記ガイドブッシュの外周面に設けら
れ、上記油溜室および上記シリンダの上部室に連通する
気泡通過用のオリフィス溝とを備えたショックアブソー
バ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993063138U JP2594414Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993063138U JP2594414Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ショックアブソーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728248U true JPH0728248U (ja) | 1995-05-23 |
| JP2594414Y2 JP2594414Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13220615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993063138U Expired - Fee Related JP2594414Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ショックアブソーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594414Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349628A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-04 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器 |
| KR100736544B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-07-06 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 스퀘어 링 조립구조 |
| KR100736545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-07-06 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 스퀘어 링 조립구조 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP1993063138U patent/JP2594414Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349628A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-04 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器 |
| KR100736544B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-07-06 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 스퀘어 링 조립구조 |
| KR100736545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-07-06 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 스퀘어 링 조립구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2594414Y2 (ja) | 1999-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |