JPH07284444A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH07284444A
JPH07284444A JP8177994A JP8177994A JPH07284444A JP H07284444 A JPH07284444 A JP H07284444A JP 8177994 A JP8177994 A JP 8177994A JP 8177994 A JP8177994 A JP 8177994A JP H07284444 A JPH07284444 A JP H07284444A
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boiling
pot
pan
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JP8177994A
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Kazuya Miyake
一也 三宅
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Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍋センサの精度劣化による鍋の異常加熱を確
実に防止する。 【構成】 炊飯中に蓋センサ31の検出温度Tfが90℃
前後に達すると、沸騰検知手段61による沸騰検知を開始
する。そして、蓋センサ31の検出温度Tfの温度上昇率
が鈍化したならば、沸騰検知温度STfの設定を行う。
以後、異常判定手段62は鍋センサ13の検出温度Tnと沸
騰検知温度STfとを比較する。鍋センサ13の検出温度
Tnが沸騰検知温度STfよりも所定温度低ければ、鍋
センサ13の温度検出精度が悪いと判断し、誘導コイル10
の加熱量を減らす。 【効果】 沸騰検知温度STfを設定した時点で、鍋セ
ンサ13の温度検出精度を判定する。これにより、鍋5の
異常加熱を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍋加熱手段により鍋を
発熱させて炊飯を行う炊飯器に関し、特に鍋の外面温度
を検出する鍋温度検出手段の温度検出精度が悪化した場
合の安全性を向上した炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、被炊飯物であ
る米と水とを鍋に収容し、この容器の上面開口部を蓋体
により閉塞した後、鍋の温度を検出する鍋温度検出手段
たる鍋センサからの検出温度に基づいて、鍋を加熱する
鍋加熱手段の加熱量を制御するようにしている。こうし
た構造の炊飯器の場合、鍋温度センサは鍋の外面に接触
状態で設けられているため、この鍋センサと鍋との間に
米やご飯が挾まったり、水滴が付着したり、あるいは、
鍋センサや鍋の変形,寸法制度の経時変化によって、鍋
センサの検出精度が悪化すると、炊飯中に鍋が高温にな
っているにも関わらず、鍋センサからの検出温度は低く
検出され、炊き上げ温度を検出しないまま加熱が続けら
れて温度ヒューズが動作したり、最悪の場合には、炊飯
器本体が異常加熱によって変形したり溶けたりする危険
性があった。
【0003】このような事態を回避するために、炊飯
が通常よりも異常に長い時間継続したら鍋加熱手段を停
止させる、炊飯開始後、所定時間経過しても鍋センサ
からの検出温度が通常よりも低かったら鍋加熱手段を停
止させる、鍋と非接触状態に設けられた蒸気温度検出
手段たる別の温度センサにより、炊飯中に鍋から発生す
る蒸気の温度を検出し、蒸気が発生してから所定時間経
過しても鍋センサが炊き上げ温度を検出しない場合に
は、鍋加熱手段を停止させる、本体の各所に温度セン
サを配置し、いずれか1個の温度センサが異常温度を検
出したら、鍋加熱手段を停止させる、鍋センサに代わ
り、鍋と非接触状態で温度検出が可能な赤外線放射温度
センサを用いて一連の温度制御を行う、などの各対策方
法が従来から知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記鍋の異常加熱を回
避するための各対策方法では、次のような欠点がある。
対策の方法では、少なくとも炊飯を最大量行うことの
できる時間以上に鍋加熱手段の停止時間を長く設定する
必要があり、炊飯量が少ない場合や空炊きの場合には、
鍋加熱手段の動作が異常判定により停止するまでの間
に、本体が変形したり溶けたりする危険性がある。ま
た、対策の方法では、鍋センサのばらつきによって多
少温度検出精度が悪い場合にも鍋の異常加熱を誤検知し
たり、あるいは、鍋センサであるサーミスタが断線した
場合にも同様な異常検知を行うため、正確な検知が行わ
れなくなる。対策の方法では、水量や炊飯量に応じて
沸騰後の蒸気が発生してからの沸騰継続時間にばらつき
を生じたり、あるいは、おかゆや玄米炊飯の時には白米
炊飯の時よりも沸騰継続時間が長くなるため、少なくと
もこれらの点を考慮して、鍋加熱手段の停止時間を最大
の沸騰継続時間以上に長く設定しなければならず、対策
の欠点と同様に、炊飯量が少ない場合や空炊きの場合
には、鍋加熱手段の動作が異常判定により停止するまで
の間に、本体が変形したり溶けたりする危険性がある。
また、対策の方法では、炊飯や保温の制御以外に安全
のための温度センサが別に必要となり、構造および温度
センサの制御が複雑化し、組立性が悪化する。さらに、
対策の方法では、鍋と非接触状態に赤外線放射温度セ
ンサが設けられるため、精度の高い温度検出が困難であ
り、多少焦げたり加熱不足ぎみのご飯の炊き上がり、ば
らつきの大きな炊き上がり状態となる。
【0005】そこで本発明は上記各事情に鑑み、炊飯量
が変わったり、空炊き時においても、簡単な構造で鍋温
度検出手段の精度劣化による鍋の異常加熱を確実に防止
し、かつ、最終的に食することの可能なご飯に炊き上げ
ることの可能な炊飯器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の炊飯器
は、被炊飯物を収容する鍋と、この鍋の温度を検出する
鍋温度検出手段と、前記鍋に非接触状態に設けられ炊飯
中に前記鍋から発生する蒸気の温度を検出する蒸気温度
検出手段と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋温
度検出手段および前記蒸気温度検出手段からの検出温度
に基づき前記鍋加熱手段の加熱量を制御する鍋加熱制御
手段と、炊飯開始後に前記蒸気温度検出手段の検出温度
が所定温度に達した時点で沸騰検知を開始し、前記蒸気
温度検出手段の検出温度の温度上昇率に基づき前記鍋の
沸騰を検知する沸騰検知手段と、前記沸騰検知手段によ
る沸騰検知の後に前記鍋温度検出手段の検出温度が沸騰
検知時における前記蒸気温度検出手段の沸騰検知温度よ
りも所定温度低かった場合に、前記鍋加熱手段の加熱量
を減少あるいは停止させる異常判定手段とを具備するも
のである。
【0007】また、請求項2に記載の炊飯器は、被炊飯
物を収容する鍋と、この鍋の温度を検出する鍋温度検出
手段と、前記鍋に非接触状態に設けられ炊飯中に前記鍋
から発生する蒸気の温度を検出する蒸気温度検出手段
と、この蒸気温度検出手段を取付ける蒸気温度検出手段
取付部と、この蒸気温度検出手段取付部を加熱する取付
部加熱手段と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋
温度検出手段および前記蒸気温度検出手段からの検出温
度に基づき前記鍋加熱手段の加熱量を制御する鍋加熱制
御手段と、炊飯開始後に前記蒸気温度検出手段の検出温
度が所定温度に達した時点で沸騰検知を開始し、前記蒸
気温度検出手段の検出温度の温度上昇率に基づき前記鍋
の沸騰を検知するとともに、沸騰検知後に前記取付部加
熱手段を動作させる沸騰検知手段と、前記沸騰検知手段
による沸騰検知の後に前記鍋温度検出手段あるいは前記
蒸気温度検出手段の検出温度が沸騰検知時における前記
蒸気温度検出手段の沸騰検知温度よりも所定温度高かっ
た場合に、前記鍋加熱手段の加熱量を減少あるいは停止
させるむらし移行判定手段とを具備するものである。
【0008】
【作用】請求項1の構成により、炊飯中に蒸気温度検出
手段の検出温度が所定温度に達すると、沸騰検知手段に
よる沸騰検知を開始する。そして、蒸気温度が安定した
沸騰状態に達し、蒸気温度検出手段の検出温度の温度上
昇率が鈍化したならば、この時点で沸騰を検知したもの
と判断して、沸騰検知温度の設定を行う。以後、異常判
定手段は鍋温度検出手段の検出温度と沸騰検知温度とを
比較し、鍋温度検出手段の検出温度が沸騰検知温度より
も所定温度低ければ、鍋温度検出手段の温度検出精度が
悪いものと判断して、鍋温度検出手段の温度検出精度が
良い場合に比べて、鍋加熱手段の加熱量を減少または停
止させる。
【0009】また、請求項2の構成により、炊飯中に蒸
気温度検出手段の検出温度が所定温度に達すると、沸騰
検知手段による沸騰検知を開始する。そして、蒸気温度
が安定した沸騰状態に達し、蒸気温度検出手段の検出温
度の温度上昇率が鈍化したならば、この時点で沸騰を検
知したものと判断して、沸騰検知温度の設定を行うとと
もに、取付部加熱手段を介して蒸気温度検出手段取付部
を加熱する。以後、むらし移行判定手段は鍋温度検出手
段あるいは前記蒸気温度検出手段の検出温度と沸騰検知
温度とを比較する。このとき、鍋温度検出手段あるいは
蒸気温度検出手段の検出手段が蒸気温度検出手段の沸騰
検知温度よりも所定温度高ければ、鍋加熱手段の加熱量
を減少または停止させて、むらしに移行させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図8を参
照して説明する。先ず、炊飯器の全体構成を図1および
図2に基づいて説明すると、同図において、1は上面を
開口した器本体であり、これは、鍋収容部たる内枠2
と、プラススチック製の外枠3と、この内枠2および外
枠3を上部で連結する枠体4とにより構成される。5は
内枠2に収容される有底筒状の被炊飯物を収容する鍋で
あり、この鍋5はフェライト系ステンレスやホウロウ鋼
板をホウロウ仕上げした磁性金属材料から構成され、そ
の内面には非粘着性を有するフッ素樹脂コーティング層
が形成されている。また、鍋5の側部には、垂直方向に
対し10゜乃至45゜傾斜したテーパー状の傾斜部6が
形成されるとともに、上端に形成されたフランジ部7が
前記枠体4の上部に当接して、鍋5を吊設状態に支持す
るようになっている。
【0011】内枠2の外側には、傾斜部6の上部に対向
して配置された上部コイル8と、傾斜部6の下部および
鍋1の底部に対向して配置された下部コイル9が設けら
れ、これらの上部コイル8および下部コイル9により、
鍋5を電磁誘導により加熱する鍋加熱手段としての誘導
コイル10を構成する。また、11はFR−PET(ガラス
繊維強化−テレフタル酸ポリエステル)などからなるコ
イルベースであり、このコイルベース11は誘導コイル10
の外側を覆うようにして取付け固定される。コイルベー
ス11の外側には、誘導コイル10からの漏れ磁束を防止す
るフェライトコア12が設けられる。
【0012】13は、鍋5の底面に対して接触状態に設け
られた鍋温度検出手段たる鍋センサである。この鍋セン
サ13は鍋5の外面温度を検出するサーミスタ14を備え、
内枠2の中央底部に形成された開口部15に出没可能に設
けられる。鍋センサ13はスプリング16により上方に付勢
され、図2に示す鍋5のない状態では、鍋センサ13の上
側部が開口部15の傾斜端部17に当接して、鍋センサ13の
上方向への動きを規制するようになっている。また、18
は器本体1の下部に設けられた加熱制御基板であり、後
述する各種回路を備えている。外枠3の側部および底部
には、それぞれ吸気口19と排気口20が設けられるととも
に、吸気口19に対向して器本体1の内部に送風機21が設
けられ、この送風機21により冷気を器本体1の内部に導
入することで、誘導コイル10や加熱制御基板18などを冷
却するようにしている。なお、22は器本体1の前側部に
設けられた操作基板である。
【0013】25は前記器本体1の上部を開閉自在に覆う
蓋体である。この蓋体25は、例えばポリプロピレン樹脂
製の外蓋26と、外蓋26の下側に空間を形成しつつ取付け
られたアルミニウム材をアルマイト処理してなる蒸気温
度検出手段取付部たる内蓋27と、外蓋26の外周側部に設
けられた外蓋カバー28とにより構成され、鍋5から発生
する上記を外部へ排出する蒸気口29が蓋体25の略中央に
設けられる。内蓋27の裏面には、この内蓋27を加熱する
コード状ヒータからなる取付部加熱手段としての蓋ヒー
タ30が設けられるとともに、炊飯中に鍋5から発生する
蒸気の温度を検出する蒸気温度検出手段たる蓋センサ31
が、鍋5に対して非接触状態に設けられる。
【0014】次いで、図3に基づいて、操作基板22の上
面に設けられた操作パネル32の構成を説明する。同図に
おいて、33は炊飯および保温の各行程を表示する行程表
示ランプ、34はエラー表示などを表示するLCD表示部
であり、これらの行程表示ランプ33およびLCD表示部
34により表示手段35が構成される。また、操作パネル32
の下方には、炊飯開始を指示入力する炊飯開始スイッチ
36と、保温開始を指示入力する保温開始スイッチ37と、
実行中の動作を停止させる切スイッチ38とにより構成さ
れる操作手段39が設けられる。
【0015】図4は電気回路の構成を示すものであり、
同図において、41は加熱制御基板18に搭載されたマイク
ロコンピュータからなる制御手段であり、これは周知の
ように図示しないCPU、ROM、RAMなどととも
に、計時手段42および記憶手段43などを備えている。制
御手段41の入力ポートには、それぞれA/D変換器44,
45を介して蓋センサ31および鍋センサ13が接続され、鍋
5および内蓋27の温度検出データが制御手段41に入力さ
れる構成になっている。また、この制御手段41の入力ポ
ートには、操作手段39を構成する炊飯開始スイッチ36,
保温開始スイッチ37,切スイッチ38が接続される。一
方、制御手段41の出力ポートには、トライアックなどの
スイッチ手段を有するヒータ駆動手段46が接続され、こ
のヒータ駆動手段46を介して蓋ヒータ30が通断電制御さ
れる。また、鍋5を電磁誘導加熱する誘導加熱装置47と
して、制御手段41からの出力信号に基づき所定の高周波
電流を供給する高周波電流発生手段48と、この高周波電
流発生手段48からの高周波電流値を可変し、かつ、誘導
コイル10に対する通断電を制御する出力調節手段49が設
けられ、誘導コイル10に所定の高周波電流が供給される
と、この誘導コイル10に交番磁界が発生して、誘導コイ
ル10に対向した鍋5の底部と、傾斜部6の上部および下
部とにそれぞれ渦電流が発生し、この渦電流がジュール
熱に変換して鍋5が発熱するようになっている。50は制
御手段41の出力ポートに接続された表示駆動手段であ
り、この表示駆動手段50を介して表示手段35への表示が
制御される。
【0016】図5は、前記制御手段41の記憶手段43に記
憶される制御プログラムの処理手順を示すブロック図で
ある。同図において、61は蓋センサ31の検出温度Tfの
温度上昇率に基づいて鍋5の沸騰を検知する沸騰検知手
段である。この沸騰検知手段61は、炊飯開始後に蓋セン
サ31の検出温度Tfが90℃前後、好ましくは90℃±
10℃に達したら、検出温度Tfの温度上昇率を検出す
る沸騰検知を開始するものであり、この温度上昇率が9
0秒で0℃〜2℃に鈍化したら、鍋5から蒸気が発生し
蒸気温度が安定した沸騰状態に達したものと判断して、
この時点における検出温度Tfを以後沸騰検知温度ST
fとして設定記憶する。また、沸騰検知手段61は、後述
する異常判定手段62の判定結果にかかわらず、蓋ヒータ
30を100%通電させるように蓋加熱制御手段63を制御
する機能を備えている。
【0017】62は鍋センサ13の温度検出精度を判定する
異常判定手段であり、これは沸騰検知手段61による沸騰
検知の後に鍋センサ13の検出温度Tnが沸騰検知温度S
Tfよりも所定温度低かった場合に、鍋センサ13の温度
検出精度が悪いものと判断して、鍋加熱制御手段64を介
して誘導コイル10の加熱量を、鍋センサ13の温度検出精
度が良いと判断された場合よりも減少あるいは停止させ
るものである。また、65は異常判定手段62による鍋セン
サ13の温度検出精度の判定後、鍋センサ13からの検出温
度Tnあるいは蓋センサ31からの検出温度Tfと前記沸
騰検知温度STfとの比較に基づいて、炊飯後のむらし
に移行するか否かを判定するむらし移行判定手段であ
る。このむらし移行判定手段65は、沸騰検知手段61によ
る沸騰検知の後に、鍋センサ13の検出温度Tnあるいは
蓋センサ31の検出温度Tfが沸騰検知時における蓋セン
サ31の沸騰検知温度STfよりも高かった場合に炊飯か
らむらしに移行して、鍋加熱制御手段64を介して誘導コ
イル10の加熱量を炊飯時よりも減少あるいは停止させる
ものである。64は、鍋センサ13の検出温度Tnおよび蓋
センサ31の検出温度Tfに基づき、異常判定手段62およ
びむらし移行判定手段65からの指令により誘導コイル10
の加熱量を制御する鍋加熱制御手段、また63は、鍋セン
サ13の検出温度Tnおよび蓋センサ31の検出温度Tfに
基づき、沸騰検知手段61およびむらし移行判定手段65か
らの指令により蓋ヒータ30の加熱量を制御する蓋加熱制
御手段である。
【0018】次に、上記構成の炊飯器に関し、炊飯から
むらしに至る各制御の概要を、鍋センサ13および蓋セン
サ31の温度変化と、誘導コイル10および蓋ヒータ30の通
断電とを示す図6のグラフと、図7および図8に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、図6のグラフ
において、Tnは鍋センサ13の検出温度を示す、また、
Tfは蓋センサ31の検出温度を示している。
【0019】被炊飯物たる米と水とを鍋5に収容した
後、鍋5を内枠2に収容し、蓋体25を閉じる。そして、
炊飯スイッチ36を押圧操作すると、炊飯動作が開始し、
所定のひたし炊き行程の後に、図7のフローチャートに
示す誘導コイル10を100%の出力で通電する本炊飯が
開始する(ステップS1)。このとき、蓋ヒータ30は断
電状態にあり、蓋センサ31の検出温度Tfは鍋5から発
生する蒸気温度に依存して次第に上昇する。一方、鍋セ
ンサ13の検出温度Tnは、通常の鍋5と鍋センサ13が良
好に接触していれば、鍋5からの熱が直接鍋センサ13に
伝わって、蓋センサ31の検出温度Tfよりも立上がりが
急になるが、鍋5と鍋センサ13の接触状態が悪くなるに
したがって、鍋5からの熱が鍋センサ13に伝わりにくく
なり、検出温度Tnの立上がりも緩やかになる。ここで
沸騰検知手段61は、鍋5に対して非接触な状態に設けら
れた蓋センサ31の検出温度Tfが90℃前後に達したか
否かを判定し(ステップS2:但し、図中では90℃と
して記述する。)、検出温度Tfが90℃前後に達した
時点で、鍋5内の沸騰検知を開始する(ステップS
3)。そして、ステップS4に移行して、蓋センサ31の
検出温度Tfに基づいて、その温度上昇率が90秒で0
乃至2℃以下になったか否かを沸騰検知手段61により判
定し、温度上昇率が0乃至2℃/90秒に鈍化した時点
で鍋5から蒸気が発生し蒸気温度が安定した沸騰状態に
達したものと判断して、このときの蓋センサ31の検出温
度Tfを沸騰検知温度STfとして記憶設定するととも
に(ステップS5)、沸騰検知手段61からの指令によ
り、蓋加熱制御手段63を介して蓋ヒータ30を100%の
出力で通電し、これによって内蓋27を加熱する(ステッ
プS6)。なお、前記ステップS2において、沸騰検知
手段61による沸騰検知は、蓋センサ31の検出温度Tfが
90℃前後になったら開始することが好ましい。これ
は、沸騰検知開始の検出温度Tfを90℃前後未満に設
定すると、入力電圧が低い場合や、あるいは、米に対す
る水量が極端に多い場合などの要因で、検出温度Tfの
温度上昇率が鈍くなると、沸騰検知温度STfが実際よ
りも低く検知される虞れがあるためであり、通常の使用
環境で有り得る90℃前後以上の検出温度Tfで沸騰検
知を開始すれば、確実に鍋5の沸騰状態を検知できる。
【0020】次いで、図8のフローチャートに示すステ
ップS7に移行し、異常判定検出手段62による鍋センサ
13の温度検出精度の判定を行う。すなわち、沸騰検知手
段61が沸騰検知温度STfの値を設定した後に、異常判
定手段62によって沸騰検知温度STfと鍋センサ13の検
出温度Tnとの比較を行い、検出温度Tnが沸騰検知温
度STf−10℃以上であったならば、鍋センサ13の温
度検出精度は正常であると判断して、その後ステップS
8にて、通常の炊飯制御である60%の出力で誘導コイ
ル10を通電する。これに対して、ステップS7におい
て、検出温度Tnが沸騰検知温度STf−10℃未満で
あったならば、鍋センサ13の温度検出精度は異常である
と判断して、その後ステップS9にて、誘導コイル10を
正常時よりも加熱量を略半分に減少した30%の出力で
通電するとともに、LCD表示部34を介してエラー表示
を行い、使用者に鍋センサ13の異常を告知する。なお、
このステップS9では、誘導コイル10の加熱量を停止さ
せてもよく、誘導コイル10の加熱量を減少した場合とと
もに、鍋センサ13の温度検出精度の悪化に伴う鍋5の異
常加熱を未然に防止できる。また、従来は蓋センサ31が
沸騰を検知した後、正常時にあるべき鍋センサ13の沸騰
時における所定の固定温度を基準として、鍋センサ13の
温度検出精度を評価していたため、低気圧時などの沸騰
温度の低い場合には、鍋センサ13の温度検出精度が正常
であるにも関わらず、鍋センサ13の検出温度Tnが低く
異常であると誤判定される欠点があったが、本実施例の
ステップS7における異常判定では、蓋センサ31の沸騰
検知温度STfを基準として評価を行うため、仮に沸騰
温度が気圧などの影響で変化しても、確実に鍋センサ13
の温度検出精度を判定することができる。しかも、鍋5
の熱伝導などを考慮して、沸騰検知温度STfよりもや
や低いSTf−10℃を判定の基準としているため、こ
れにより、さらに誤判定の要因を取り除くことができ
る。
【0021】この異常判定手段62による異常判定が終了
すると、鍋センサ13の温度検出精度に関わらず、ステッ
プS10およびステップS11の手順がむらし移行判定
手段65によって実行される。すなわち、沸騰検知後むら
し移行判定手段65は、蓋センサ31の検出温度Tfが沸騰
検知温度STf+10℃以上になるか、あるいは、鍋セ
ンサ13の検出温度Tnが沸騰検知温度STf+20℃以
上になったら、実質的に誘導コイル10の加熱量を停止し
て、その後のむらしに移行する(ステップS12)。む
らし中は、鍋5を略100℃に保つ程度の加熱量にする
ことが好ましく、誘導コイル10の加熱量を停止させずに
減少させてもよい。
【0022】このように、むらし移行判定手段65により
鍋センサ13の検出温度Tnあるいは蓋センサ31の検出温
度Tfが沸騰検知温度STfよりも所定温度だけ高くな
れば、むらしに移行するようにしているため、鍋センサ
13の温度検出精度が正常であれば、ステップS11によ
り鍋センサ13の検出温度Tnの上昇によって、ドライア
ップ状態を確実に検知して、焦げなどの支障なくむらし
に移行することができる。また、沸騰検知後は、沸騰検
知手段61により蓋ヒータ30を介して内蓋27への加熱が行
われるため、鍋5から蒸気が発生して、この蒸気が内蓋
27に当たっている間は、蓋ヒータ30で加熱を行っていて
も蒸気により熱が奪われて、蓋センサ31の検出温度Tf
は略沸騰温度で安定しているが、鍋5内に水分が少なく
なってドライアップ状態が近付くと、蓋センサ31の検出
温度Tfは蓋ヒータ30による加熱で急上昇することにな
り、本実施例では、図8のステップS10から明らかな
ように、この検出温度Tfの温度上昇もむらし移行の判
定基準としている。したがって、前記異常判定手段62に
よる異常判定で、鍋センサ13の温度検出精度の悪化を検
出できなかった場合でも、むらし移行判定手段65は温度
検出精度の悪い鍋センサ13の検出温度Tnに代わり、蓋
センサ31の検出温度Tfを基準としてむらしへの移行を
判断するため、直接的に鍋5の温度上昇を捕らえていな
いため焦げ付きなどの多少のばらつきを生じるものの、
鍋センサ13の温度検出精度の悪化に伴う鍋5の異常加熱
を未然に防ぎつつ、食味上問題のないご飯を炊き上げる
ことが可能となる。
【0023】なお、沸騰検知後の蓋ヒータ30に対する加
熱量は、鍋5から発生する蒸気が内蓋27に当たっている
状態では、蓋センサ31の検出温度Tfが略沸騰温度と同
一になり、内蓋27に蒸気が当たっていない状態では、蓋
センサ31の検出温度Tfが外蓋26の溶けない120℃程
度になるように設定することが好ましい。また、実施例
中では、異常判定手段62およびむらし移行判定手段65に
よる各判定条件により、鍋センサ13の温度検出精度の悪
化に伴う鍋5の異常加熱を防ぐようにしているが、鍋5
の異常加熱を早期に検知できる点で、異常判定手段62に
よる判定条件を優先的に行うことが好ましい。すなわ
ち、後者のむらし移行判定手段65による判定条件を付加
することによって、鍋センサ13の温度検出精度が悪くて
も、食味上問題のない状態にご飯を仕上げることができ
るようになる。
【0024】以上のように本実施例では、請求項1に対
応して、炊飯開始後に蓋センサ31の検出温度が90℃前
後に達した時点で沸騰検知を開始し、蓋センサ31の検出
温度Tfの温度上昇率に基づき鍋5の沸騰を検知する沸
騰検知手段61と、この沸騰検知手段61による沸騰検知の
後に、鍋センサ13の検出温度Tnが沸騰検知時における
蓋センサ31の沸騰検知温度STfよりも所定温度低かっ
た場合に、誘導コイル10の加熱量を減少あるいは停止さ
せる異常判定手段62とを具備するものであるから、沸騰
時における蓋センサ31の沸騰検知温度STfを基準とし
て、鍋センサ13の温度検出精度が悪い場合に、誘導コイ
ル10の加熱量を減少あるいは停止させて鍋5の異常加熱
を防止することができる。したがって、沸騰検知温度S
Tfが設定されれば、すぐにこの沸騰検知温度STfを
基準とした鍋センサ13の温度検出精度の判定が行われる
ため、従来のように、炊飯量が少ない場合や空炊きの場
合、誘導コイル10の動作が異常判定により停止するまで
の間に、本体が変形したり溶けたりするなどの危険性を
確実に防止することができる。この場合、鍋センサ13の
ばらつきにより多少温度検出精度が悪かったり、鍋セン
サ13が断線しても誤検知せず、この鍋センサ13の断線を
正確に検知できるとともに、水量や炊飯量が変わって
も、また、おかゆや玄米炊飯の際にも、炊飯条件に関わ
らず、確実に鍋センサ13の温度検出精度の判定を行うこ
とができる。
【0025】また本発明は、請求項2に対応して、炊飯
開始後に蓋センサ31の検出温度が90℃前後に達した時
点で沸騰検知を開始し、蓋センサ31の検出温度Tfの温
度上昇率に基づき鍋5の沸騰を検知するとともに、沸騰
検知後に蓋ヒータ30を動作させる沸騰検知手段61と、こ
の沸騰検知手段61による沸騰検知の後に鍋センサ13の検
出温度Tnあるいは蓋センサ31の検出温度Tfが沸騰検
知温度STfよりも措定温度高かった場合に、誘導コイ
ル10の加熱量を減少あるいは停止させるむらし移行判定
手段65とを具備するものであるから、鍋センサ13の温度
検出精度が良好な正常時には、鍋5に接触する鍋センサ
13の検出温度Tnに基づき、精度の高い温度検出でむら
しへの移行を判断し、加熱過多や加熱不足のない状態で
炊き上げることができ、一方、鍋センサ13の温度検出精
度が悪い異常時には、鍋5に対し非接触な蓋センサ31の
検出温度Tfに基づきむらしへの移行を判断するため、
鍋5に対する異常加熱を防止しつつ、最終的に食するこ
との可能なご飯に炊き上げることが可能となる。したが
って、鍋センサ13の温度検出精度が悪くても、誘導コイ
ル10が強制的に停止してご飯が生煮え状態になることな
く、炊飯後に修理できる状態に炊き上げることが可能と
なる。
【0026】さらに、請求項1および請求項2の構成に
共通して、炊飯や保温のためのセンサ13,31以外に別の
温度センサを設ける必要がないため、構造および温度セ
ンサの制御が複雑化することがなく、組立て性も悪化し
ない。したがって、炊飯量が変わったり、空炊き時にお
いても、簡単な構造で鍋センサ13の精度劣化による鍋5
の異常加熱を確実に防止できる。
【0027】また、実施例上の効果としては、操作パネ
ル32にエラー表示などを表示するLCD表示部34を備え
た表示手段35を設けているため、鍋センサ13の温度検出
精度が悪い場合には、その旨を外部に知らせることがで
き、使用者に対して器本体1および鍋5の清掃を促すこ
とができる。また、製造側において、炊き上がり不良に
なった要因を簡単に知ることができ、性能改善対応を速
やかに実施できる。
【0028】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の炊飯器は、被炊飯物を
収容する鍋と、この鍋の温度を検出する鍋温度検出手段
と、前記鍋に非接触状態に設けられ炊飯中に前記鍋から
発生する蒸気の温度を検出する蒸気温度検出手段と、前
記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋温度検出手段およ
び前記蒸気温度検出手段からの検出温度に基づき前記鍋
加熱手段の加熱量を制御する鍋加熱制御手段と、炊飯開
始後に前記蒸気温度検出手段の検出温度が所定温度に達
した時点で沸騰検知を開始し、前記蒸気温度検出手段の
検出温度の温度上昇率に基づき前記鍋の沸騰を検知する
沸騰検知手段と、前記沸騰検知手段による沸騰検知の後
に前記鍋温度検出手段の検出温度が沸騰検知時における
前記蒸気温度検出手段の沸騰検知温度よりも所定温度低
かった場合に、前記鍋加熱手段の加熱量を減少あるいは
停止させる異常判定手段とを具備するものであり、炊飯
量が変わったり、空炊き時においても、簡単な構造で鍋
温度検出手段の精度劣化による鍋の異常加熱を確実に防
止できる。
【0030】また、請求項2に記載の炊飯器は、被炊飯
物を収容する鍋と、この鍋の温度を検出する鍋温度検出
手段と、前記鍋に非接触状態に設けられ炊飯中に前記鍋
から発生する蒸気の温度を検出する蒸気温度検出手段
と、この蒸気温度検出手段を取付ける蒸気温度検出手段
取付部と、この蒸気温度検出手段取付部を加熱する取付
部加熱手段と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋
温度検出手段および前記蒸気温度検出手段からの検出温
度に基づき前記鍋加熱手段の加熱量を制御する鍋加熱制
御手段と、炊飯開始後に前記蒸気温度検出手段の検出温
度が所定温度に達した時点で沸騰検知を開始し、前記蒸
気温度検出手段の検出温度の温度上昇率に基づき前記鍋
の沸騰を検知するとともに、沸騰検知後に前記取付部加
熱手段を動作させる沸騰検知手段と、前記沸騰検知手段
による沸騰検知の後に前記鍋温度検出手段あるいは前記
蒸気温度検出手段の検出温度が沸騰検知時における前記
蒸気温度検出手段の沸騰検知温度よりも所定温度高かっ
た場合に、前記鍋加熱手段の加熱量を減少あるいは停止
させるむらし移行判定手段とを具備するものであるり、
炊飯量が変わったり、空炊き時においても、簡単な構造
で鍋温度検出手段の精度劣化による鍋の異常加熱を確実
に防止し、かつ、最終的に食することの可能なご飯に炊
き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図であ
る。
【図2】同上要部の断面図である。
【図3】同上要部の平面図である。
【図4】同上電気的構成を示すブロック図である。
【図5】同上制御プログラムの処理手順を示すブロック
図である。
【図6】同上温度変化および通断電制御を示すグラフで
ある。
【図7】同上炊飯からむらしに至るまでのフローチャー
トである。
【図8】同上炊飯からむらしに至るまでのフローチャー
トである。
【符号の説明】
5 鍋 10 誘導コイル(鍋加熱手段) 13 鍋センサ(鍋温度検出手段) 27 内蓋(蒸気温度検出手段取付部) 30 蓋ヒータ(取付部加熱手段) 31 蓋センサ(蒸気温度検出手段) 61 沸騰検知手段 62 異常判定手段 64 鍋加熱制御手段 65 むらし移行判定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被炊飯物を収容する鍋と、この鍋の温度
    を検出する鍋温度検出手段と、前記鍋に非接触状態に設
    けられ炊飯中に前記鍋から発生する蒸気の温度を検出す
    る蒸気温度検出手段と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段
    と、前記鍋温度検出手段および前記蒸気温度検出手段か
    らの検出温度に基づき前記鍋加熱手段の加熱量を制御す
    る鍋加熱制御手段と、炊飯開始後に前記蒸気温度検出手
    段の検出温度が所定温度に達した時点で沸騰検知を開始
    し、前記蒸気温度検出手段の検出温度の温度上昇率に基
    づき前記鍋の沸騰を検知する沸騰検知手段と、前記沸騰
    検知手段による沸騰検知の後に前記鍋温度検出手段の検
    出温度が沸騰検知時における前記蒸気温度検出手段の沸
    騰検知温度よりも所定温度低かった場合に、前記鍋加熱
    手段の加熱量を減少あるいは停止させる異常判定手段と
    を具備することを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 被炊飯物を収容する鍋と、この鍋の温度
    を検出する鍋温度検出手段と、前記鍋に非接触状態に設
    けられ炊飯中に前記鍋から発生する蒸気の温度を検出す
    る蒸気温度検出手段と、この蒸気温度検出手段を取付け
    る蒸気温度検出手段取付部と、この蒸気温度検出手段取
    付部を加熱する取付部加熱手段と、前記鍋を加熱する鍋
    加熱手段と、前記鍋温度検出手段および前記蒸気温度検
    出手段からの検出温度に基づき前記鍋加熱手段の加熱量
    を制御する鍋加熱制御手段と、炊飯開始後に前記蒸気温
    度検出手段の検出温度が所定温度に達した時点で沸騰検
    知を開始し、前記蒸気温度検出手段の検出温度の温度上
    昇率に基づき前記鍋の沸騰を検知するとともに、沸騰検
    知後に前記取付部加熱手段を動作させる沸騰検知手段
    と、前記沸騰検知手段による沸騰検知の後に前記鍋温度
    検出手段あるいは前記蒸気温度検出手段の検出温度が沸
    騰検知時における前記蒸気温度検出手段の沸騰検知温度
    よりも所定温度高かった場合に、前記鍋加熱手段の加熱
    量を減少あるいは停止させるむらし移行判定手段とを具
    備することを特徴とする炊飯器。
JP8177994A 1994-04-20 1994-04-20 炊飯器 Pending JPH07284444A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329654A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
CN112704376A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪方法、装置、设备及存储介质

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JP2004329654A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
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