JPH0728466B2 - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JPH0728466B2
JPH0728466B2 JP62036070A JP3607087A JPH0728466B2 JP H0728466 B2 JPH0728466 B2 JP H0728466B2 JP 62036070 A JP62036070 A JP 62036070A JP 3607087 A JP3607087 A JP 3607087A JP H0728466 B2 JPH0728466 B2 JP H0728466B2
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signal
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JP62036070A
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信一 大木
敏彦 大橋
文靖 今野
宏 八木
隆弘 中馬
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響特性を改善する音響再生装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、乗用車の普及は目覚しいものがあり、これにとも
なってカーオーディオの音質についても、以前の鳴れば
良い時代から、より良い音、ハイファイ化の時代となっ
てきている。しかしながら、従来のホームオーディオの
考えの延長では、車室内の音響特性の悪条件に対処出来
ず、良い音質を得られないのが現状である。
以下図面を参照しながら、上述した従来方式の例につい
て説明する。
第9図は、従来の車載における再生装置の1例を示した
もので、1はラジオ,カセットデッキなどの音楽電気信
号の発生器、2は増幅器、3〜6はスピーカであり、発
生器1からの信号は、増幅器2で増幅されたのち、スピ
ーカ3〜6から車室内に再生されるようになっている。
しかしながら、このまま再生すると、車室内音響特性の
悪さから、特に室の容積が小さいことによる定在波の影
響で周波数特性に山谷が生じてしまう。尚、3は前席用
右スピーカ、4は前席用左スピーカ、5は後席用右スピ
ーカ、6は後席用左スピーカである。
第10図は、実測の1例を示したもので、約200Hz,約1KHz
に大きなピークが生じているのが分かる。
そこで山谷が出来るのならば、これに対して、電気的に
逆特性の周波数特性を作り、再生すれば山谷が打ち消さ
れるとの考えから構成したのが第11図の例であり、7は
定在波の周波数と逆の山谷特性を持たせた固定イコライ
ザで他は第7図と同じである。
発明が解決しようとする問題点 第12図は固定イコライザ7を用いた第9図の回路構成に
よる補正した場合の特性図である。しかし、電気的に10
dB以上補正しているにかかわらず、音響的に3dBまでの
効果しかないことが分かる。尚、Aは補正前、Bは補正
後の特性図である。すなわち、音響的に生じている山谷
については、固定イコライザ7による電気的な振幅補正
では、その効果に限度があり従来のこのような方式では
充分補正しきれないという問題があった。更に、従来の
音響再生装置での再生では臨場感がなくドライバーにと
って不満足なものであった。
本発明は上記問題点を解決することの出来る音響再生装
置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の音響再生装置は、バンドパスフィルタを通して
周波数帯域を制限した発生器からの原信号を位相変化さ
せる位相シフタと、上記発生器からの原信号を用いて再
生すべき音の高域帯域成分を取り出し、位相シフトする
高域制御部とを備え、この位相シフタ及び高域制御部の
出力と原信号をミキシングするものである。
作用 本発明は定在波の個々の帯域に限定して補正効果を得る
ようにして原信号に位相変化信号を加えることにより、
原信号の周波数特性を変え、車室内での定在波による音
響周波数特性の補正が出来、しかも高域帯域成分の位相
をシフトすることにより残響音を高めて臨場感を高める
ことが出来る。
実施例 以下、本発明の一実施例の音響再生装置について第1図
を参照しながら説明する。尚、本実施例においては車載
用スピーカの前席用左右のスピーカについて述べている
が、後席用左右スピーカについて本実施例を適用出来
る。
再生すべき音に対応した電気信号を発生する発生器11の
信号は、バンドパスフィルタ12により任意の周波数帯域
に制限される。本実施例では補正周波数が200Hzと1.0KH
zの場合で2つの補正用チェーンのフィルタ12a,12bの中
心周波数もそれぞれ=200Hz,=1.0KHzとしてい
る。フィルタ12a,12bの出力は位相シフタ13a,13bによ
り、それぞれの中心周波数で最適なシフト量が与えられ
た後ミキシング部14により、原信号とミキシングされ
る。信号は次に増幅器15で増幅されフロントスピーカ16
により音響再生される。また、原信号は高域フィルタ17
により、残響成分の多く含まれる信号の高域帯域成分が
取り出され、次に位相シフタ18により、位相のシフトが
行なわれ、疑似的に残響音の反射によるずれの効果を生
み出すことが出来る。この処理信号をミキシング部14に
て原信号に加えることにより、高域残響音が豊かになり
聴感上、拡がり感などの音像について改善することが出
来る。
また、第2図に示すように、高域制御部の入力を原信号
と、他チャンネル信号(発生器1に印加される信号がラ
イトチャンネルのときはレフトチャンネル信号)との差
分を差分増幅部19により取ることにより、ステレオソー
スに於て、より残響成分の多い信号を得ることが出来
る。つまり、一般的にステレオ信号のチャンネル差信号
には残響成分が多く含まれており、高域の残響音が高ま
り臨場感が強くなる。
また、第3図に示すように、高域制御部の入力を原信号
と、位相シフタ20により位相シフトさせた他チャンネル
信号の差分とすることにより、モノラルソース時でも、
効果信号を作ることが出来る。
次に、上記実施例による定在波補正について説明する。
定在波は、空間の大きさに相関して、ある特定の周波数
波が共鳴あるいは反共鳴するものであり、第4図に示す
ように、例えば車室の横方向が約1.6mとすると、これの
n/2(n=1.2……)倍波長時に、定在波が生じ、本実施
例での200Hzはn=2の場合と考えることができる。
ここで、21はスピーカ、22は乗員、23,24は定在波振
幅、25は節、26は腹である。
この場合、乗員22による聴取点は定在波24の腹の位置に
あたるため、周波数特性上は山となって現われることに
なる。すなわち、この点では第5図に示すように直接波
aと反射波bが時間的に丁度重なることになり、共鳴を
おこし、聴取波cが増強される。すなわち、直接波aの
ピークAとこのピークAに対応する反射波bのピークRA
とが共鳴し、聴取波cにはピークB+RAが表われること
となる。したがって、単にイコライジングにより電気信
号的に直接波の振幅を増しても、共鳴による増加は反射
率により正帰還する為大きく、充分には補正することが
困難となっている。しかしながら、第6図に示すよう
に、直接波aに反射波bと逆位相となる補正波を加える
ことにより、聴取波cの共鳴による増加を補正すること
が可能となる。つまり、直接波aのピークAを360゜位
相補正してピークCAとすると、ピークCAとピークRAとが
共鳴し、聴取波CはB+CA+RAとなり、第5図の場合の
様に不要なピークが発生しない。
そこで、本実施例の如く車室内音響周波数特性における
大きなピークの発生する200Hzと1KHzの帯域において、
それぞれ位相シフタ13a,13bにより位相調整し、補正波
を作成し、ミキシング部14に加えている。
ところで、実際には聴取点は寸度腹又は節とは限らず、
また定在波の高調波次数nも種々の値をとり得るので、
補正波の位相シフト量は、それにともなって変化させる
必要がある。
尚位相シフタ部の構成については、第7図aに示すよう
に2次シフタ51を基本として、直列にn個接続すること
により、中心周波数においてn×90゜のシフト量を
得ることが出来、又抵抗Rを可変することで、1段で0
゜〜180゜までのシフトを得ることが可能である。2次
シフタ51の一段の特性図を同図bに示す。
第8図は、本実施例を車室特性結果であり、Aは補正
前、Bは補正後のものである。同図から明らかな様に、
固定イコライザ方式に比べて、効果量が改善され、ピー
ク部のすその特性も良い方向になっていることが分か
る。尚、効果量は、補正部の原信号へのミキシング量に
より可変であり、本例ではミキシング量は原信号−3dB
時の結果である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、定在波の個々の帯域に
限定して補正した補正波を原信号とミックスし、再生す
ることにより、定在波による音響周波数特性を補正し均
一な音響周波数特性を実現することが出来、しかも高帯
域成分の位相をシフトすることにより残響音を高めて臨
場感を出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例に係る音響再生装置の
ブロック図、第4図は車室内定在波の説明図、第5図は
定在波と直接波,反射波の説明図、第6図は定在波と直
接波,反射波,補正波の説明図、第7図はシフタ構成図
と特性図を示す図、第8図は本実施例に係る音響周波数
特性図、第9図は従来の音響再生装置のブロック図、第
10図は車室内音響周波数特性図、第11図はイコライザ方
式による音響再生装置のブロック図、第12図は従来の補
正再生装置による補正後の音響特性図である。 11……発生器、12a,12b……フィルタ、13a,13b……位相
シフタ、14……ミキシング部、15……増幅器、16……ス
ピーカ、17……ハイパスフィルタ、18,20……位相シフ
タ、19……差分増幅部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中馬 隆弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−214193(JP,A) 特開 昭63−204897(JP,A) 実開 昭60−193776(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生すべき音に対応した電気信号を発生す
    る電気信号発生器と、上記発生器からの原信号の周波数
    帯域を制限するバンドパスフィルタと、上記バンドパス
    フィルタの出力を位相変化する位相シフタと、上記発生
    器からの原信号を用いて再生すべき音の高域帯域成分を
    取り出して位相シフトする高域制御部と、上記位相シフ
    タ及び上記高域制御部の出力を上記原信号とミキシング
    するミキシング部と、上記ミキシング部からの信号を増
    幅する増幅部と、上記増幅部からの出力の電気信号を音
    響再生するスピーカとを有する音響再生装置。
JP62036070A 1987-02-19 1987-02-19 音響再生装置 Expired - Lifetime JPH0728466B2 (ja)

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JP62036070A JPH0728466B2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 音響再生装置
US07/411,209 US4972489A (en) 1987-02-19 1989-09-21 Sound reproducing apparatus

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JPS63204899A JPS63204899A (ja) 1988-08-24
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JP7286532B2 (ja) * 2019-12-27 2023-06-05 フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 信号処理装置、音響装置、信号処理方法及び信号処理プログラム
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