JPH07285193A - 強化繊維入無機質板材とその製造方法 - Google Patents
強化繊維入無機質板材とその製造方法Info
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- JPH07285193A JPH07285193A JP7904294A JP7904294A JPH07285193A JP H07285193 A JPH07285193 A JP H07285193A JP 7904294 A JP7904294 A JP 7904294A JP 7904294 A JP7904294 A JP 7904294A JP H07285193 A JPH07285193 A JP H07285193A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲げ強度が強く、クラック発生の少ない強化
繊維入無機質板材とこの製法を提供する。 【構成】 強化繊維3入の板材2は、この板材2の一板
面側に、板材長手方向に配向されている密度の多い第1
強化繊維層2Aを有し、他の板面側に、板材長手方向に
配向されている密度の少ない第2強化繊維層2Bを有
し、前記第1・2強化繊維層2A,2B間には自由又は
板材長手方向と交差する配向とされている中間強化繊維
層2Cを有し、前記各層2A,2B,2Cが一体化され
ている。また、板材2はホッパー7内のスラリーSをホ
ッパー7の直下でシート4の下方に脱水することで強化
繊維3をシート4側に移行させかつシート4の進行によ
ってシート長手方向に配向した第1強化繊維層2Aを形
成し、一方、前記ホッパー7のゲート7Bによる抵抗を
介して強化繊維3をシート長手方向に配向した第2強化
繊維層2Bを形成するとともに、前記第1・2強化繊維
層2A,2Bの中間では自由又はシート長手方向と交差
する配向の第3強化繊維層2Cを形成して前記各層2
A,2B,2Cを一体化することで作られる。
繊維入無機質板材とこの製法を提供する。 【構成】 強化繊維3入の板材2は、この板材2の一板
面側に、板材長手方向に配向されている密度の多い第1
強化繊維層2Aを有し、他の板面側に、板材長手方向に
配向されている密度の少ない第2強化繊維層2Bを有
し、前記第1・2強化繊維層2A,2B間には自由又は
板材長手方向と交差する配向とされている中間強化繊維
層2Cを有し、前記各層2A,2B,2Cが一体化され
ている。また、板材2はホッパー7内のスラリーSをホ
ッパー7の直下でシート4の下方に脱水することで強化
繊維3をシート4側に移行させかつシート4の進行によ
ってシート長手方向に配向した第1強化繊維層2Aを形
成し、一方、前記ホッパー7のゲート7Bによる抵抗を
介して強化繊維3をシート長手方向に配向した第2強化
繊維層2Bを形成するとともに、前記第1・2強化繊維
層2A,2Bの中間では自由又はシート長手方向と交差
する配向の第3強化繊維層2Cを形成して前記各層2
A,2B,2Cを一体化することで作られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁材や屋根瓦等に利
用される強化繊維入無機質板材とその製造方法に関する
ものである。
用される強化繊維入無機質板材とその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外壁材や屋根瓦等の強化繊維入無
機質板材の製造方法としてフローオン方式の製造方法が
ある。このフローオン方式の製造方法は、固形分濃度が
20〜45%という比較的高濃度でかつ強化繊維を混入
したスラリーを長手方向に進行する透水性を有する環状
のシート上に単層でかつ所望の厚さで供給し、このスラ
リーをシートの下面に設けたサクション手段で減圧脱水
して連続板状の生板を形成し、この生板を所定寸法に切
断した後これを養生して板状の建築要素を得るものがあ
り(例えば、特開平4−153004号公報参照)、上
記サクション手段は、シートの下面側に多数の可動サク
ションボックスをシートと同期して進行するようシート
進行方向に連設することによって構成されている。
機質板材の製造方法としてフローオン方式の製造方法が
ある。このフローオン方式の製造方法は、固形分濃度が
20〜45%という比較的高濃度でかつ強化繊維を混入
したスラリーを長手方向に進行する透水性を有する環状
のシート上に単層でかつ所望の厚さで供給し、このスラ
リーをシートの下面に設けたサクション手段で減圧脱水
して連続板状の生板を形成し、この生板を所定寸法に切
断した後これを養生して板状の建築要素を得るものがあ
り(例えば、特開平4−153004号公報参照)、上
記サクション手段は、シートの下面側に多数の可動サク
ションボックスをシートと同期して進行するようシート
進行方向に連設することによって構成されている。
【0003】このフローオン方式では、抄造シートに付
着させた薄肉のスラリーをメイキングロールに何回も巻
き付ける抄造法(例えば、特開平4−47905号公
報)とは異なり、比較的高濃度のスラリーをシート上に
いきなり所望の厚さで供給するため、層間剥離の生じに
くい建築要素が得られるという利点がある。
着させた薄肉のスラリーをメイキングロールに何回も巻
き付ける抄造法(例えば、特開平4−47905号公
報)とは異なり、比較的高濃度のスラリーをシート上に
いきなり所望の厚さで供給するため、層間剥離の生じに
くい建築要素が得られるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多数の可動サクション
ボックスをシート進行方向に連設してサクション手段を
構成した場合、ボックス天板に設ける吸水孔をあまり縁
部に寄せて設けられないため、可動サクションボックス
のシート進行方向両端部はどうしても同方向中央部より
も脱水効果が落ちることになる。
ボックスをシート進行方向に連設してサクション手段を
構成した場合、ボックス天板に設ける吸水孔をあまり縁
部に寄せて設けられないため、可動サクションボックス
のシート進行方向両端部はどうしても同方向中央部より
も脱水効果が落ちることになる。
【0005】しかし、従来のフローオン方式の製造方法
では、シート上に供給されたスラリーをそのような可動
サクションボックス群よりなるサクション手段でいきな
り減圧脱水しているので、可動サクションボックスのシ
ート進行方向両端部と中央部とでスラリー厚が異なるも
のとなり、このため、スラリー厚がシート進行方向で周
期的に変化するいわゆる波打ち現象が生じることがあ
る。
では、シート上に供給されたスラリーをそのような可動
サクションボックス群よりなるサクション手段でいきな
り減圧脱水しているので、可動サクションボックスのシ
ート進行方向両端部と中央部とでスラリー厚が異なるも
のとなり、このため、スラリー厚がシート進行方向で周
期的に変化するいわゆる波打ち現象が生じることがあ
る。
【0006】このように供給厚が周期的に変化したスラ
リーをサクション手段で減圧脱水すると、脱水後の生板
の厚さも周期的に変化し、結局、最終製品たる建築用板
材の厚さも不均一になって製品品質が低下する原因とな
る。また、従来では、ホッパー内のスラリーは供給当初
は何ら脱水されずにシート上に載せられるので、例えば
配合時の含水比が高くてスラリーのコンシステンシーが
大きい場合には、供給当初のスラリーの形状が変化しや
すく、シートの僅かの振動等によってもスラリーの供給
厚が変化することがあり、この点も波打ち現象の原因と
なっていた。
リーをサクション手段で減圧脱水すると、脱水後の生板
の厚さも周期的に変化し、結局、最終製品たる建築用板
材の厚さも不均一になって製品品質が低下する原因とな
る。また、従来では、ホッパー内のスラリーは供給当初
は何ら脱水されずにシート上に載せられるので、例えば
配合時の含水比が高くてスラリーのコンシステンシーが
大きい場合には、供給当初のスラリーの形状が変化しや
すく、シートの僅かの振動等によってもスラリーの供給
厚が変化することがあり、この点も波打ち現象の原因と
なっていた。
【0007】また、ホッパー内のスラリーをそのままシ
ート上に供給すると、スラリーに混入される強化繊維の
比重が小さい場合にはスラリーがホッパー内で滞留して
いる間にその強化繊維が浮き上がり、シート上にスラリ
ーが載るときには強化繊維が所望の含有量に達していな
いことがある。更に、従来のフローオン方式で製造され
た強化繊維入無機質板材は、強化繊維の配向が不定であ
り方向性がなく、繊維配向の横・縦比(繊維が板材長手
方向に配向されるのを縦配向といい、長手方向と交差す
る方向に配向されるのを横配向といい、横・縦比とはそ
の比率をいう)も不揃いで縦配向と横配向のいずれか一
方であって、板材の曲げ強度も不充分であった。
ート上に供給すると、スラリーに混入される強化繊維の
比重が小さい場合にはスラリーがホッパー内で滞留して
いる間にその強化繊維が浮き上がり、シート上にスラリ
ーが載るときには強化繊維が所望の含有量に達していな
いことがある。更に、従来のフローオン方式で製造され
た強化繊維入無機質板材は、強化繊維の配向が不定であ
り方向性がなく、繊維配向の横・縦比(繊維が板材長手
方向に配向されるのを縦配向といい、長手方向と交差す
る方向に配向されるのを横配向といい、横・縦比とはそ
の比率をいう)も不揃いで縦配向と横配向のいずれか一
方であって、板材の曲げ強度も不充分であった。
【0008】そこで、本発明は、強化繊維の縦・横比が
小さくかつ平面視にて強化繊維をほぼ井桁状に配向する
ことによって曲げ強度を強くした強化繊維入無機質板材
と、スラリー供給厚が周期的に変化する波打ち現象を確
実に防止できる製造方法を提供することが目的である。
小さくかつ平面視にて強化繊維をほぼ井桁状に配向する
ことによって曲げ強度を強くした強化繊維入無機質板材
と、スラリー供給厚が周期的に変化する波打ち現象を確
実に防止できる製造方法を提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、スラリーSを
脱水して硬化した無機質層4中に、強化繊維3が接合一
体化されている強化繊維入無機質板材2において、前述
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。すなわち、請求項1に係る本発明の強化繊維入無機
質板材は、前記板材2の一板面側に、板材長手方向に配
向されている密度の多い第1強化繊維層2Aを有し、他
の板面側に、板材長手方向に配向されている密度の少な
い第2強化繊維層2Bを有し、前記第1・2強化繊維層
2A,2B間には自由又は板材長手方向と交差する配向
とされている中間強化繊維層2Cを有し、前記各層2
A,2B,2Cが一体化されていることを特徴とするも
のである。
脱水して硬化した無機質層4中に、強化繊維3が接合一
体化されている強化繊維入無機質板材2において、前述
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。すなわち、請求項1に係る本発明の強化繊維入無機
質板材は、前記板材2の一板面側に、板材長手方向に配
向されている密度の多い第1強化繊維層2Aを有し、他
の板面側に、板材長手方向に配向されている密度の少な
い第2強化繊維層2Bを有し、前記第1・2強化繊維層
2A,2B間には自由又は板材長手方向と交差する配向
とされている中間強化繊維層2Cを有し、前記各層2
A,2B,2Cが一体化されていることを特徴とするも
のである。
【0010】また、本発明は、長手方向に進行する透水
性を有するシート4上にゲート7Bを有するホッパー7
を介して強化繊維3を混入した無機質スラリーSを供給
し、前記スラリーSをシート4の下方に脱水して硬化す
る強化繊維入無機質板材2の製造方法において、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
性を有するシート4上にゲート7Bを有するホッパー7
を介して強化繊維3を混入した無機質スラリーSを供給
し、前記スラリーSをシート4の下方に脱水して硬化す
る強化繊維入無機質板材2の製造方法において、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
【0011】即ち、請求項2に係る本発明方法は、前記
ホッパー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート
4の下方に脱水することで強化繊維3をシート4側に移
行させかつシート4の進行によってシート長手方向に配
向した第1強化繊維層2Aを形成し、一方、前記ホッパ
ー7のゲート7Bによる抵抗を介して強化繊維3をシー
ト長手方向に配向した第2強化繊維層2Bを形成すると
ともに、前記第1・2強化繊維層2A,2Bの中間では
自由又はシート長手方向と交差する配向の第3強化繊維
層2Cを形成して前記各層2A,2B,2Cを一体化す
ることを特徴とするものである。
ホッパー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート
4の下方に脱水することで強化繊維3をシート4側に移
行させかつシート4の進行によってシート長手方向に配
向した第1強化繊維層2Aを形成し、一方、前記ホッパ
ー7のゲート7Bによる抵抗を介して強化繊維3をシー
ト長手方向に配向した第2強化繊維層2Bを形成すると
ともに、前記第1・2強化繊維層2A,2Bの中間では
自由又はシート長手方向と交差する配向の第3強化繊維
層2Cを形成して前記各層2A,2B,2Cを一体化す
ることを特徴とするものである。
【0012】更に、請求項3に係る本発明方法は、ホッ
パー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート4の
下方に脱水する手段が、底を開放しているホッパー7の
開口部7Aとこの開口部7Aとの間でシート4の進行方
向で該シート4を支持案内する吸水孔17A付の支持板
17であって、ホッパー7内におけるスラリーSのヘッ
ド高さHで脱水するものであることを特徴とするもので
ある。
パー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート4の
下方に脱水する手段が、底を開放しているホッパー7の
開口部7Aとこの開口部7Aとの間でシート4の進行方
向で該シート4を支持案内する吸水孔17A付の支持板
17であって、ホッパー7内におけるスラリーSのヘッ
ド高さHで脱水するものであることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項4に係る本発明方法は、ホッ
パー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート4の
下方に脱水する手段が、底を開放しているホッパー7の
開口部7Aとこの開口部7Aとの間でシート4の進行方
向で該シート4を支持案内する吸水孔17A付の支持板
17を有する固定のサクションボックス8であることを
特徴とするものである。
パー7内のスラリーSをホッパー7の直下でシート4の
下方に脱水する手段が、底を開放しているホッパー7の
開口部7Aとこの開口部7Aとの間でシート4の進行方
向で該シート4を支持案内する吸水孔17A付の支持板
17を有する固定のサクションボックス8であることを
特徴とするものである。
【0014】更に、請求項5に係る本発明方法は、ホッ
パー7内のスラリーSをシート4に向かって加圧するこ
とで脱水することを特徴とするものである。
パー7内のスラリーSをシート4に向かって加圧するこ
とで脱水することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明に係る強化繊維入無機質板材は、強化繊
維3の横・縦比が1より小さく、かつ平面視にて井桁状
に配向されていることから、曲げ強度が強くなる。ま
た、本発明に係る製造方法によれば、ホッパー7内に滞
留しているスラリーSをシート4の下方へ脱水しながら
シート4上に供給するので、供給直後のスラリーSは既
に脱水がある程度済んでいて、このため配合時よりも硬
く変形しにくくなっている。
維3の横・縦比が1より小さく、かつ平面視にて井桁状
に配向されていることから、曲げ強度が強くなる。ま
た、本発明に係る製造方法によれば、ホッパー7内に滞
留しているスラリーSをシート4の下方へ脱水しながら
シート4上に供給するので、供給直後のスラリーSは既
に脱水がある程度済んでいて、このため配合時よりも硬
く変形しにくくなっている。
【0016】従って、その後、平面位置によって吸水効
果に差のある可動サクションボックス5群にかけたりシ
ート4の振動等があったりしても、スラリー厚に余り変
化が生じない。また、ホッパー7内に滞留しているスラ
リーSシート4の下方へ脱水すると、強化繊維3がシー
ト4側に引っ張られるので、比重の低い強化繊維3でも
確実にシート4の近傍に集めることができる。
果に差のある可動サクションボックス5群にかけたりシ
ート4の振動等があったりしても、スラリー厚に余り変
化が生じない。また、ホッパー7内に滞留しているスラ
リーSシート4の下方へ脱水すると、強化繊維3がシー
ト4側に引っ張られるので、比重の低い強化繊維3でも
確実にシート4の近傍に集めることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。図1A,Bは、本発明方法を実施するための製造
装置1と本発明方法によって得ることができた強化繊維
入の無機質板材2とが例示されている。ガラス、パルプ
等の強化繊維3を、セメント,珪砂,フライアッシュ等
の無機材料及びパーライト等の無機軽量骨材等の無機質
層4中に接合一体化している板材2は、その一板面側
に、板材長手方向に配向されている繊維3の密度の多い
第1強化繊維層2Aと、他の板面側に、板材長手方向に
配向されていて繊維3の密度が少ない第2強化繊維層2
Bと、第1・2強化繊維層2A,2B間の中間層は、繊
維3は自由配向又は板材長手方向と交差する配向とされ
ている中間強化繊維層2Cとの各層を一体化してなる。
する。図1A,Bは、本発明方法を実施するための製造
装置1と本発明方法によって得ることができた強化繊維
入の無機質板材2とが例示されている。ガラス、パルプ
等の強化繊維3を、セメント,珪砂,フライアッシュ等
の無機材料及びパーライト等の無機軽量骨材等の無機質
層4中に接合一体化している板材2は、その一板面側
に、板材長手方向に配向されている繊維3の密度の多い
第1強化繊維層2Aと、他の板面側に、板材長手方向に
配向されていて繊維3の密度が少ない第2強化繊維層2
Bと、第1・2強化繊維層2A,2B間の中間層は、繊
維3は自由配向又は板材長手方向と交差する配向とされ
ている中間強化繊維層2Cとの各層を一体化してなる。
【0018】ここで、第1・2強化繊維層2A,2Bに
はその繊維3のすべてが縦配向されているのは勿論のこ
とその繊維3のほとんどが縦配向されていて一部に横配
向されているものがあっても良く、要は横配向よりも縦
配向の量が多いものであれば良いことを意味しており、
一方、中間強化繊維層2Cでは、自由配向とは繊維3の
方向が縦横のいずれか若しくは横配向を少なくとも有す
る意味であり、また、交差配向とは、多少の斜め配向が
あってもよい意味であり、いずれにしても、第1・2強
化繊維層2A,2B間に、中間強化繊維層2Cをサンド
イッチしていることによって、平面視にて強化繊維3が
縦横井桁状に配列されている板材2となって、曲げ強度
が強いものとされている。
はその繊維3のすべてが縦配向されているのは勿論のこ
とその繊維3のほとんどが縦配向されていて一部に横配
向されているものがあっても良く、要は横配向よりも縦
配向の量が多いものであれば良いことを意味しており、
一方、中間強化繊維層2Cでは、自由配向とは繊維3の
方向が縦横のいずれか若しくは横配向を少なくとも有す
る意味であり、また、交差配向とは、多少の斜め配向が
あってもよい意味であり、いずれにしても、第1・2強
化繊維層2A,2B間に、中間強化繊維層2Cをサンド
イッチしていることによって、平面視にて強化繊維3が
縦横井桁状に配列されている板材2となって、曲げ強度
が強いものとされている。
【0019】図1(A)を参照して、前述の強化繊維入
無機質板材2を製造する方法をその装置を参照しつつ説
明する。製造装置1は、床上に枠組みされた架構に、上
面にスラリーが供給される透水性を有する無端状(エン
ドレス)のシート4と、シート4の下面からスラリーを
減圧脱水する多数の可動サクションボックス5と、シー
ト4の左右(幅方向)両端部上面に接して進行する環状
のベルト6と、シート4の上面にスラリーを供給するた
めの供給ホッパー7と、該ホッパー7の下方に位置しか
つシート4の下面に接触する定置の固定型サクションボ
ックス8を設けることによって構成されている。
無機質板材2を製造する方法をその装置を参照しつつ説
明する。製造装置1は、床上に枠組みされた架構に、上
面にスラリーが供給される透水性を有する無端状(エン
ドレス)のシート4と、シート4の下面からスラリーを
減圧脱水する多数の可動サクションボックス5と、シー
ト4の左右(幅方向)両端部上面に接して進行する環状
のベルト6と、シート4の上面にスラリーを供給するた
めの供給ホッパー7と、該ホッパー7の下方に位置しか
つシート4の下面に接触する定置の固定型サクションボ
ックス8を設けることによって構成されている。
【0020】前記シート4は、フエルト又は織布等の透
水性を有する長尺帯状の可撓性部材が環状に形成されて
なり、複数のガイドロール9に案内されて床上に設置さ
れた駆動モータによって上側がその長手方向(図1の矢
印イ方向)へ循環移動するように駆動される。シート4
のループ内でかつ架構の前後部には、シート幅方向と平
行な横軸10回りに回転自在な大径の前後スプロケット
11,12が軸支され、該スプロケット11,12に巻
き掛けられた搬送チェーン13の外周側でかつチェーン
長手方向に前記可動サクションボックス5が列設されて
いる。
水性を有する長尺帯状の可撓性部材が環状に形成されて
なり、複数のガイドロール9に案内されて床上に設置さ
れた駆動モータによって上側がその長手方向(図1の矢
印イ方向)へ循環移動するように駆動される。シート4
のループ内でかつ架構の前後部には、シート幅方向と平
行な横軸10回りに回転自在な大径の前後スプロケット
11,12が軸支され、該スプロケット11,12に巻
き掛けられた搬送チェーン13の外周側でかつチェーン
長手方向に前記可動サクションボックス5が列設されて
いる。
【0021】下流側の前スプロケット11は架構の上部
に設けたモータによりチェーンを介して回転駆動され、
この前スプロケット11の回転により、各可動サクショ
ンボックス5がシート4の下面に接触しながらシート4
と同じ方向にかつ同じ速度で循環移動するようになって
いる。前後スプロケット11,12間に位置する各門形
フレームの上端左右両側には、図外のナッシュポンプ等
によって内部が減圧される断面中空のサクションレール
がチェーン13の進行方向に沿って架設されており、前
記スプロケット11,12によって循環駆動される各可
動サクションボックス5は当該サクションレール14上
を摺動自在に移動するようになっている。
に設けたモータによりチェーンを介して回転駆動され、
この前スプロケット11の回転により、各可動サクショ
ンボックス5がシート4の下面に接触しながらシート4
と同じ方向にかつ同じ速度で循環移動するようになって
いる。前後スプロケット11,12間に位置する各門形
フレームの上端左右両側には、図外のナッシュポンプ等
によって内部が減圧される断面中空のサクションレール
がチェーン13の進行方向に沿って架設されており、前
記スプロケット11,12によって循環駆動される各可
動サクションボックス5は当該サクションレール14上
を摺動自在に移動するようになっている。
【0022】各可動サクションボックス5は、その天板
に多数の吸水孔を有する中空箱体からなり、底板の左右
両側にサクションレール14に設けた減圧孔と連通する
シート進行方向に長い長孔を備えている。従って、各サ
クションボックス5は、サクションレール14上を摺動
している間は減圧孔と長孔との連通によって内部がほぼ
一定の圧力で減圧され、前記シート4の上面に供給され
た材料は、サクションボックス5の吸水孔を介してシー
ト4の下側から減圧脱水される。
に多数の吸水孔を有する中空箱体からなり、底板の左右
両側にサクションレール14に設けた減圧孔と連通する
シート進行方向に長い長孔を備えている。従って、各サ
クションボックス5は、サクションレール14上を摺動
している間は減圧孔と長孔との連通によって内部がほぼ
一定の圧力で減圧され、前記シート4の上面に供給され
た材料は、サクションボックス5の吸水孔を介してシー
ト4の下側から減圧脱水される。
【0023】前記ベルト6は、シート4の上面に供給さ
れたスラリー状の材料の幅を特定するためのもので、合
成ゴム等の水密性及び弾力性を有する材料からなってお
り、図示していないが、シート4の上面に接触する帯状
部の幅方向中央上面に断面矩形の突状部を突設して断面
T字状に形成されている。各門形フレームの下部と、前
後端に位置する門形フレーム上部には、ベルト6を案内
する左右一対のプーリー15がシート4を支持するガイ
ドロール9とは別個に設けられており、このプーリー1
5に案内されるベルト6は、シート4の幅方向両側にお
いてその帯状部がシート4の幅方向両端部の上面に接す
るよう、シート4と同速度でかつ同方向に前記駆動モー
タにより駆動され、循環移動される。
れたスラリー状の材料の幅を特定するためのもので、合
成ゴム等の水密性及び弾力性を有する材料からなってお
り、図示していないが、シート4の上面に接触する帯状
部の幅方向中央上面に断面矩形の突状部を突設して断面
T字状に形成されている。各門形フレームの下部と、前
後端に位置する門形フレーム上部には、ベルト6を案内
する左右一対のプーリー15がシート4を支持するガイ
ドロール9とは別個に設けられており、このプーリー1
5に案内されるベルト6は、シート4の幅方向両側にお
いてその帯状部がシート4の幅方向両端部の上面に接す
るよう、シート4と同速度でかつ同方向に前記駆動モー
タにより駆動され、循環移動される。
【0024】架構の前端部上方には、複数のプレスロー
ル16が前後方向に連設され、該ロール16下を通過す
る材料は、可動サクションボックス5による減圧脱水に
加えて各プレスロール16の圧下によりさらに脱水され
る。スラリーSをシート4上に供給するホッパー7は、
可動サクションボックス5の下流側(手前)に配置され
ていて、該ホッパー7の底は開口部7Aとされていて下
部一側の出口はゲート7Bを有し、前記開口部7Aと下
方にて相対してホッパー7の直下にサクションボックス
8が固定されている。
ル16が前後方向に連設され、該ロール16下を通過す
る材料は、可動サクションボックス5による減圧脱水に
加えて各プレスロール16の圧下によりさらに脱水され
る。スラリーSをシート4上に供給するホッパー7は、
可動サクションボックス5の下流側(手前)に配置され
ていて、該ホッパー7の底は開口部7Aとされていて下
部一側の出口はゲート7Bを有し、前記開口部7Aと下
方にて相対してホッパー7の直下にサクションボックス
8が固定されている。
【0025】サクションボックス8は、図2で示す如く
多数の吸水孔17Aを有する天板17とこの天板17と
協働して中空箱室18を内部に形成する側板18A等か
らなっていて、中空箱室18は、ポンプ19等によって
減圧可能であり、ここに、脱水手段20とされている。
天板17は、実質的にシート4のたるみを防止しかつシ
ート進行方向に該シート4を案内支持する支持板であ
り、シート4がその長手方向イに進行するとホッパー7
に滞留しているスラリーSは、ゲート7Bと協働してス
ラリーSをシート4上に一定厚みに供給して脱水され
る。
多数の吸水孔17Aを有する天板17とこの天板17と
協働して中空箱室18を内部に形成する側板18A等か
らなっていて、中空箱室18は、ポンプ19等によって
減圧可能であり、ここに、脱水手段20とされている。
天板17は、実質的にシート4のたるみを防止しかつシ
ート進行方向に該シート4を案内支持する支持板であ
り、シート4がその長手方向イに進行するとホッパー7
に滞留しているスラリーSは、ゲート7Bと協働してス
ラリーSをシート4上に一定厚みに供給して脱水され
る。
【0026】すなわち、ホッパー7内にヘッド高さHで
滞留しているスラリーSは、ポンプ19による吸引によ
ってスラリーS中の水分を脱水し、この脱水による水分
の流れによってスラリーS中の繊維3をシート4側に移
動させるとともに、シート4の進行によって繊維3は縦
向にそのほとんどが配向され、一方、ゲート7Bによる
抵抗によっても表面側の繊維3も縦向にそのほとんどが
配向され、中間層においては、繊維3は比較的自由な動
きをして縦横斜め等に配向されることになる。
滞留しているスラリーSは、ポンプ19による吸引によ
ってスラリーS中の水分を脱水し、この脱水による水分
の流れによってスラリーS中の繊維3をシート4側に移
動させるとともに、シート4の進行によって繊維3は縦
向にそのほとんどが配向され、一方、ゲート7Bによる
抵抗によっても表面側の繊維3も縦向にそのほとんどが
配向され、中間層においては、繊維3は比較的自由な動
きをして縦横斜め等に配向されることになる。
【0027】ここで、可動サクションボックス5に至る
前でスラリーSの脱水とその層厚はほぼ確定しているこ
ととなり、可動サクションボックス5で脱水してもこの
工程では繊維3はほとんど動きはなく、ここに、裏面側
(シート4側)では繊維密度が高くかつ縦向配向され、
表面側(ゲート側)では繊維密度が低くかつ縦向配向さ
れるとともに、中間層は繊維配向が自由配向とされて成
層され、可動サクションボックス5では脱水は付加的と
なって帯状の強化繊維入生板となり、この生板を、その
後の養生工程等を経て完全に硬化するとともに定寸に切
断することで図1(B)に示す板材2を得ることができ
る。
前でスラリーSの脱水とその層厚はほぼ確定しているこ
ととなり、可動サクションボックス5で脱水してもこの
工程では繊維3はほとんど動きはなく、ここに、裏面側
(シート4側)では繊維密度が高くかつ縦向配向され、
表面側(ゲート側)では繊維密度が低くかつ縦向配向さ
れるとともに、中間層は繊維配向が自由配向とされて成
層され、可動サクションボックス5では脱水は付加的と
なって帯状の強化繊維入生板となり、この生板を、その
後の養生工程等を経て完全に硬化するとともに定寸に切
断することで図1(B)に示す板材2を得ることができ
る。
【0028】ホッパー7の直下での脱水は、ポンプ19
による強制脱水(減圧脱水)が最も望ましいけれども、
図3で示す如く多数の吸水孔17Aを有する支持板17
を設けてスラリーSのヘッド高さHによる自然脱水によ
ることもでき、このとき、汚水等はシュート乃至樋によ
る排水案内手段21によって設置外に集水される。ま
た、ホッパー7の上蓋はこれを密閉した状態で加圧プラ
ンジャ、ポンプ等の加圧手段22を付加することによっ
て、より迅速でかつ確実な脱水とすることができる。
による強制脱水(減圧脱水)が最も望ましいけれども、
図3で示す如く多数の吸水孔17Aを有する支持板17
を設けてスラリーSのヘッド高さHによる自然脱水によ
ることもでき、このとき、汚水等はシュート乃至樋によ
る排水案内手段21によって設置外に集水される。ま
た、ホッパー7の上蓋はこれを密閉した状態で加圧プラ
ンジャ、ポンプ等の加圧手段22を付加することによっ
て、より迅速でかつ確実な脱水とすることができる。
【0029】次に、具体的実施例を説明する。セメント
配合として、セメント47重量%、シリカ分として珪砂
40重量%、強化繊維としてパルプ繊維12重量%,発
泡ポリスチレン粒子1重量%からなる配合とし、これら
に水を添加して段階的に水分濃度20〜45%のスラリ
ーSを調整し、このスラリーSをシュートからホッパー
7に投入し、シート4を矢示イ方向に進行させるととも
に、可動サクションボックス5もシート4と同じ速度で
矢示イ方向に進行させた。
配合として、セメント47重量%、シリカ分として珪砂
40重量%、強化繊維としてパルプ繊維12重量%,発
泡ポリスチレン粒子1重量%からなる配合とし、これら
に水を添加して段階的に水分濃度20〜45%のスラリ
ーSを調整し、このスラリーSをシュートからホッパー
7に投入し、シート4を矢示イ方向に進行させるととも
に、可動サクションボックス5もシート4と同じ速度で
矢示イ方向に進行させた。
【0030】このホッパー7内のスラリーは、シート4
とゲート7Bの間から上流側へ流れ出し、ゲート7Bに
よってその厚さが規制されながら上流側へ進行するシー
ト4上に供給される。このさい、ホッパー7の直下でか
つシートの下面側に設けた脱水手段8によってホッパー
7に滞留しているスラリーSを下方へ減圧脱水するの
で、その脱水による水の流れによって繊維3はシート4
側に密度多く偏在し、かつ、シート4の進行によってそ
のほとんどが縦向に配向され、一方、ゲート7Bにおい
ては、その抵抗によって密度少であるが縦向に配向さ
れ、両者間の中間層では繊維の向は斜め等に配向されて
成層された状態で可動サクションボックス5に至らせ
た。
とゲート7Bの間から上流側へ流れ出し、ゲート7Bに
よってその厚さが規制されながら上流側へ進行するシー
ト4上に供給される。このさい、ホッパー7の直下でか
つシートの下面側に設けた脱水手段8によってホッパー
7に滞留しているスラリーSを下方へ減圧脱水するの
で、その脱水による水の流れによって繊維3はシート4
側に密度多く偏在し、かつ、シート4の進行によってそ
のほとんどが縦向に配向され、一方、ゲート7Bにおい
ては、その抵抗によって密度少であるが縦向に配向さ
れ、両者間の中間層では繊維の向は斜め等に配向されて
成層された状態で可動サクションボックス5に至らせ
た。
【0031】ホッパー7に供給直後のスラリーSは既に
脱水がある程度済んでおり、配合時よりも硬く変形しに
くくなっている。従って、その後、平面位置によって吸
水効果に差のある可動サクションボックス5群にかけて
も、スラリー厚に余り変化が生じるのが確実に防止され
ているとともにシート4に振動が生じたような場合もス
ラリー厚さに変化がなく、その後の養生工程等を経るこ
とによって下記表−1に示す横・縦比の板材2を得るこ
とができた。
脱水がある程度済んでおり、配合時よりも硬く変形しに
くくなっている。従って、その後、平面位置によって吸
水効果に差のある可動サクションボックス5群にかけて
も、スラリー厚に余り変化が生じるのが確実に防止され
ているとともにシート4に振動が生じたような場合もス
ラリー厚さに変化がなく、その後の養生工程等を経るこ
とによって下記表−1に示す横・縦比の板材2を得るこ
とができた。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1でも明らかな如く、横・縦比が1
より小さくなって曲げ強度が強くでき、また、繊維が平
面視にて井桁状になって一方向の割れが防止できるとと
もに、第2強化層は繊維の密度が少ないことから、後工
程における模様付けプレス加工が容易となり、プレスの
際のクラック発生も防止できて仕上がりが良くなった。
より小さくなって曲げ強度が強くでき、また、繊維が平
面視にて井桁状になって一方向の割れが防止できるとと
もに、第2強化層は繊維の密度が少ないことから、後工
程における模様付けプレス加工が容易となり、プレスの
際のクラック発生も防止できて仕上がりが良くなった。
【0034】なお、表1における曲げ強度は、各部位を
コアーとして切り出してテストした。また表1における
全体のカッコ付横・縦比は、供給ホッパを可動サクショ
ンボックス上に配置して製造した板材を示している。
コアーとして切り出してテストした。また表1における
全体のカッコ付横・縦比は、供給ホッパを可動サクショ
ンボックス上に配置して製造した板材を示している。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る強化繊
維入無機質板材は、曲げ強度が強く、しかも、クラック
の発生も少なく、層厚がほぼ一定となり、外壁材等に適
用して有益である。また、本発明方法によれば、前述利
点を有する強化繊維入無機質板材を連続的に生産するこ
とができる。
維入無機質板材は、曲げ強度が強く、しかも、クラック
の発生も少なく、層厚がほぼ一定となり、外壁材等に適
用して有益である。また、本発明方法によれば、前述利
点を有する強化繊維入無機質板材を連続的に生産するこ
とができる。
【図1】(A)は本発明の方法に使用する装置の全体構
成図、(B)は板材の斜視図である。
成図、(B)は板材の斜視図である。
【図2】図1(A)の要部拡大図である。
【図3】他の実施例を示す要部拡大図である。
2 板材 2A 第1強化繊維層 2B 第2強化繊維層 2C 中間強化繊維層 4 シート 7 ホッパー 7B ゲート 8 脱水手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/14 102 B 9127−2E
Claims (5)
- 【請求項1】 スラリー(S)を脱水して硬化した無機
質層(4)中に、強化繊維(3)が接合一体化されてい
る強化繊維入無機質板材(2)において、 前記板材(2)の一板面側に、板材長手方向に配向され
ている密度の多い第1強化繊維層(2A)を有し、他の
板面側に、板材長手方向に配向されている密度の少ない
第2強化繊維層(2B)を有し、前記第1・2強化繊維
層(2A)(2B)間には自由又は板材長手方向と交差
する配向とされている中間強化繊維層(2C)を有し、
前記各層(2A)(2B)(2C)が一体化されている
ことを特徴とする強化繊維入無機質板材。 - 【請求項2】 長手方向に進行する透水性を有するシー
ト(4)上にゲート(7B)を有するホッパー(7)を
介して強化繊維(3)を混入した無機質スラリー(S)
を供給し、前記スラリー(S)をシート(4)の下方に
脱水して硬化する強化繊維入無機質板材(2)の製造方
法において、 前記ホッパー(7)内のスラリー(S)をホッパー
(7)の直下でシート(4)の下方に脱水することで強
化繊維(3)をシート(4)側に移行させかつシート
(4)の進行によってシート長手方向に配向した第1強
化繊維層(2A)を形成し、一方、前記ホッパー(7)
のゲート(7B)による抵抗を介して強化繊維(3)を
シート長手方向に配向した第2強化繊維層(2B)を形
成するとともに、前記第1・2強化繊維層(2A)(2
B)の中間では自由又はシート長手方向と交差する配向
の第3強化繊維層(2C)を形成して前記各層(2A)
(2B)(2C)を一体化することを特徴とする強化繊
維入無機質板材の製造方法。 - 【請求項3】 ホッパー(7)内のスラリー(S)をホ
ッパー(7)の直下でシート(4)の下方に脱水する手
段が、底を開放しているホッパー(7)の開口部(7
A)とこの開口部(7A)との間でシート(4)の進行
方向で該シート(4)を支持案内する吸水孔(17A)
付の支持板(17)であって、ホッパー(7)内におけ
るスラリー(S)のヘッド高さ(H)で脱水するもので
あることを特徴とする請求項2記載の強化繊維入無機質
板材の製造方法。 - 【請求項4】 ホッパー(7)内のスラリー(S)をホ
ッパー(7)の直下でシート(4)の下方に脱水する手
段が、底を開放しているホッパー(7)の開口部(7
A)とこの開口部(7A)との間でシート(4)の進行
方向で該シート(4)を支持案内する吸水孔(17A)
付の支持板(17)を有する固定のサクションボックス
(8)であることを特徴とする請求項2記載の強化繊維
入無機質板材の製造方法。 - 【請求項5】 ホッパー(7)内のスラリー(S)をシ
ート(4)に向かって加圧することで脱水することを特
徴とする請求項3又は4項に記載の強化繊維入無機質板
材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7904294A JPH07285193A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 強化繊維入無機質板材とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7904294A JPH07285193A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 強化繊維入無機質板材とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285193A true JPH07285193A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13678862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7904294A Pending JPH07285193A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 強化繊維入無機質板材とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285193A (ja) |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7904294A patent/JPH07285193A/ja active Pending
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