JPH06335908A - 板状の建築要素の製造方法 - Google Patents
板状の建築要素の製造方法Info
- Publication number
- JPH06335908A JPH06335908A JP12746593A JP12746593A JPH06335908A JP H06335908 A JPH06335908 A JP H06335908A JP 12746593 A JP12746593 A JP 12746593A JP 12746593 A JP12746593 A JP 12746593A JP H06335908 A JPH06335908 A JP H06335908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- slurry
- dehydrated
- green
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生板の層間剥離をなくして製品の品質向上を
図るとともに、スラリーの脱水量を少なくして設備コス
トの低減を図る。 【構成】 一定方向に循環する透水性を有するシート2
上に、軽量骨材及び補強繊維を含有する固形分濃度が2
0〜45%のスラリー1を単層板状に供給し、このスラ
リー1をシート2の下面に設けたサクション手段11で
減圧脱水して連続板状の生板3を形成し、この生板3を
所定寸法に切断してこれを更にプレス脱水し、脱水後の
生板3を養生して板状の建築要素を製造する。
図るとともに、スラリーの脱水量を少なくして設備コス
トの低減を図る。 【構成】 一定方向に循環する透水性を有するシート2
上に、軽量骨材及び補強繊維を含有する固形分濃度が2
0〜45%のスラリー1を単層板状に供給し、このスラ
リー1をシート2の下面に設けたサクション手段11で
減圧脱水して連続板状の生板3を形成し、この生板3を
所定寸法に切断してこれを更にプレス脱水し、脱水後の
生板3を養生して板状の建築要素を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状の建築要素の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外壁ボードや屋根瓦等の板状の建
築要素の製造方法として、巻取り方式の製造法がある。
この方法は、一定方向に進行するフェルトに抄造等によ
ってスラリーを薄く付着させ、この薄肉のスラリーをメ
イキングロールに所定の層数になるまで層状に巻き付け
た後、その層状のスラリーを幅方向に切断してメイキン
グロールから剥離させることによって生板を形成し、こ
の生板を所定寸法に切断した後これを養生して一定形状
の板材を得るものである(例えば、特開平4−4790
5号公報参照)。
築要素の製造方法として、巻取り方式の製造法がある。
この方法は、一定方向に進行するフェルトに抄造等によ
ってスラリーを薄く付着させ、この薄肉のスラリーをメ
イキングロールに所定の層数になるまで層状に巻き付け
た後、その層状のスラリーを幅方向に切断してメイキン
グロールから剥離させることによって生板を形成し、こ
の生板を所定寸法に切断した後これを養生して一定形状
の板材を得るものである(例えば、特開平4−4790
5号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メイキングロ
ールにスラリーを層状に巻き付ける方法では、この層間
で剥離が生じやすく、このため板厚が大きい割にはさほ
ど強度が上がらないことが多く、しかも、巻き取り時の
内外径の差のため製板可能な板厚に限界があるという問
題があった。
ールにスラリーを層状に巻き付ける方法では、この層間
で剥離が生じやすく、このため板厚が大きい割にはさほ
ど強度が上がらないことが多く、しかも、巻き取り時の
内外径の差のため製板可能な板厚に限界があるという問
題があった。
【0004】また、模様付け等のため生板をその切断後
に金型で更にプレス脱水する場合には、そのプレスの際
に絞られる水分が生板の層間を走り、上記した層間剥離
の問題が特にクローズアップされる。更に、抄造によっ
てスラリーをフェルトに薄く付着する場合には、一般に
スラリーの固形分濃度を10〜15%程度と低くしなけ
ればならず、このため脱水工程の際に多量の水分が発生
し、大掛かりな排水処理設備を必要としていた。
に金型で更にプレス脱水する場合には、そのプレスの際
に絞られる水分が生板の層間を走り、上記した層間剥離
の問題が特にクローズアップされる。更に、抄造によっ
てスラリーをフェルトに薄く付着する場合には、一般に
スラリーの固形分濃度を10〜15%程度と低くしなけ
ればならず、このため脱水工程の際に多量の水分が発生
し、大掛かりな排水処理設備を必要としていた。
【0005】本発明は、このような実状に鑑み、生板の
層間剥離をなくして製品の品質向上を図るとともに、ス
ラリーの脱水量を少なくして設備コストの低減を図るこ
とを目的とする。
層間剥離をなくして製品の品質向上を図るとともに、ス
ラリーの脱水量を少なくして設備コストの低減を図るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明が講じた技術的手段は、一定方向に循環する透水
性を有するシート上に、軽量骨材及び補強繊維を含有す
る固形分濃度が20〜45%のスラリーを単層板状に供
給し、このスラリーをシートの下面に設けたサクション
手段で減圧脱水して連続板状の生板を形成し、この生板
を所定寸法に切断してこれを更にプレス脱水し、脱水後
の生板を養生して板状の建築要素を得る点にある。
本発明が講じた技術的手段は、一定方向に循環する透水
性を有するシート上に、軽量骨材及び補強繊維を含有す
る固形分濃度が20〜45%のスラリーを単層板状に供
給し、このスラリーをシートの下面に設けたサクション
手段で減圧脱水して連続板状の生板を形成し、この生板
を所定寸法に切断してこれを更にプレス脱水し、脱水後
の生板を養生して板状の建築要素を得る点にある。
【0007】
【作用】本発明では、シート上にスラリーを単層板状に
供給するので、できた生板に層間剥離が生じることがな
い。また、シート上に供給されるスラリーはその固形分
濃度が20〜45%と高濃度であるので、サクション手
段での脱水量が従来の製造法に比べて少ない。
供給するので、できた生板に層間剥離が生じることがな
い。また、シート上に供給されるスラリーはその固形分
濃度が20〜45%と高濃度であるので、サクション手
段での脱水量が従来の製造法に比べて少ない。
【0008】なお、スラリーの固形分濃度を20〜45
%としたのは、20%未満では、軽量骨材が浮上してス
ラリーの厚さ方向に偏在し、このため製品の平面引張強
度が極度に低下するからであり、45%を超えると、固
形分濃度が高すぎて補強繊維が均一になるようにスラリ
ーを練り混ぜることができないからである。
%としたのは、20%未満では、軽量骨材が浮上してス
ラリーの厚さ方向に偏在し、このため製品の平面引張強
度が極度に低下するからであり、45%を超えると、固
形分濃度が高すぎて補強繊維が均一になるようにスラリ
ーを練り混ぜることができないからである。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。図1は、本発明方法が実施される板状の建築要素
の製造設備を示している。同図において、この製造設備
は、スラリー1をシート2の下面から減圧脱水して連続
板状の生板3を製造する生板製造装置4と、この装置4
の出側(図1の右側)に配置された切断コンベヤ5と、
このコンベヤ5上で生板3を切断することによって形成
した各生板ピース6間の間隔をあけるための切離コンベ
ヤ7と、その生板ピース6を上下の金型でプレス脱水す
るプレス装置8とを備えている。
する。図1は、本発明方法が実施される板状の建築要素
の製造設備を示している。同図において、この製造設備
は、スラリー1をシート2の下面から減圧脱水して連続
板状の生板3を製造する生板製造装置4と、この装置4
の出側(図1の右側)に配置された切断コンベヤ5と、
このコンベヤ5上で生板3を切断することによって形成
した各生板ピース6間の間隔をあけるための切離コンベ
ヤ7と、その生板ピース6を上下の金型でプレス脱水す
るプレス装置8とを備えている。
【0010】生板製造装置4は、スラリー1の供給ホッ
パー9の下方に透水性を有する環状のシート2を備え、
シート2は複数のローラー10によって矢印方向に一定
速度で循環される。シート2の環状ループ内には、シー
ト2の下面からスラリー1を減圧脱水する多数のサクシ
ョンボックス11が設けられていて、各サクションボッ
クス11は、前後一対のスプロケット12に巻き掛けら
れたチェーンの外周に固定されて、シート2の下面に密
着した状態でシート2と同期して走行するようになって
いる。
パー9の下方に透水性を有する環状のシート2を備え、
シート2は複数のローラー10によって矢印方向に一定
速度で循環される。シート2の環状ループ内には、シー
ト2の下面からスラリー1を減圧脱水する多数のサクシ
ョンボックス11が設けられていて、各サクションボッ
クス11は、前後一対のスプロケット12に巻き掛けら
れたチェーンの外周に固定されて、シート2の下面に密
着した状態でシート2と同期して走行するようになって
いる。
【0011】多数のサクションボックス11よりなる環
状ループ内には、同ボックス11内部を減圧するための
サクションレール13が架設され、また、このレール1
2の上方には、減圧脱水中のスラリー1の上面を均しな
がらこれを加圧するプレスロール14が設けられてい
る。シート3の出側に配置した切断コンベヤ5は、駆動
モーター15によってシート3と同じ速度で進行するよ
うになっていて、この切断コンベヤ5の上方には、生板
製造装置4から供給される生板3をその幅方向に沿って
切断し、これによって連続板状の生板3を一定長さの生
板ピース6を形成する切断装置16が設けられている。
状ループ内には、同ボックス11内部を減圧するための
サクションレール13が架設され、また、このレール1
2の上方には、減圧脱水中のスラリー1の上面を均しな
がらこれを加圧するプレスロール14が設けられてい
る。シート3の出側に配置した切断コンベヤ5は、駆動
モーター15によってシート3と同じ速度で進行するよ
うになっていて、この切断コンベヤ5の上方には、生板
製造装置4から供給される生板3をその幅方向に沿って
切断し、これによって連続板状の生板3を一定長さの生
板ピース6を形成する切断装置16が設けられている。
【0012】切断装置16は、図1及び図2に示すよう
に、生板3進行方向に沿って切断コンベヤ5の側方に配
置されたレール17と、このレール17上に生板3の進
行と同期して走行可能に設けられた長尺の走行体18と
を備え、この走行体18は生板3の幅方向に平行に設置
されている。走行体18には、生板3の切断ヘッド19
がスライド自在に取り付けられ、これによってこの切断
ヘッド19が生板3の幅方向に進行可能となっている。
なお、本実施例では、生板3の切断ヘッド19として十
分に細いジェット水流を下方に噴出するカッターノズル
を採用している。
に、生板3進行方向に沿って切断コンベヤ5の側方に配
置されたレール17と、このレール17上に生板3の進
行と同期して走行可能に設けられた長尺の走行体18と
を備え、この走行体18は生板3の幅方向に平行に設置
されている。走行体18には、生板3の切断ヘッド19
がスライド自在に取り付けられ、これによってこの切断
ヘッド19が生板3の幅方向に進行可能となっている。
なお、本実施例では、生板3の切断ヘッド19として十
分に細いジェット水流を下方に噴出するカッターノズル
を採用している。
【0013】レール17の側方には、走行体18と切断
ヘッド19の動作を制御する制御ボックス20が設けら
れている。図2に示すように、この制御ボックス20
は、走行体18を切断コンベヤ5と同じ速度V1で走行
させ、かつこの走行体18の走行中に切断ヘッド19を
生板3の幅方向一端から他端まで一定速度V2で走行さ
せるようにプログラムされており、これにより、シート
2からの連続板状の生板3が一定長さの生板ピース6に
形成される。
ヘッド19の動作を制御する制御ボックス20が設けら
れている。図2に示すように、この制御ボックス20
は、走行体18を切断コンベヤ5と同じ速度V1で走行
させ、かつこの走行体18の走行中に切断ヘッド19を
生板3の幅方向一端から他端まで一定速度V2で走行さ
せるようにプログラムされており、これにより、シート
2からの連続板状の生板3が一定長さの生板ピース6に
形成される。
【0014】切断コンベヤ5の出側には切離コンベヤ7
が設けられ、この切離コンベヤ7は速度可変の駆動モー
ター21によりシート3及び切断コンベヤ5よりも早い
速度で進行する。従って、切断コンベヤ5において切断
された生板3(生板ピース6)は、切離コンベヤ7によ
って切断コンベヤ5の搬送速度V1よりも早い速度で搬
送され、各生板ピース6は隣合う他の生板ピース6との
間で一定距離をおいて切断コンベヤ5上を進行すること
になる。
が設けられ、この切離コンベヤ7は速度可変の駆動モー
ター21によりシート3及び切断コンベヤ5よりも早い
速度で進行する。従って、切断コンベヤ5において切断
された生板3(生板ピース6)は、切離コンベヤ7によ
って切断コンベヤ5の搬送速度V1よりも早い速度で搬
送され、各生板ピース6は隣合う他の生板ピース6との
間で一定距離をおいて切断コンベヤ5上を進行すること
になる。
【0015】切離コンベヤ7の更に出側には切離コンベ
ヤ7で切り離された生板ピース6が一定時間おきに搬入
される取出コンベヤ22が設けられ、この取出コンベヤ
22の上方には、当該生板ピース6をライン外のプレス
装置8に搬出する取出装置23が設けられている。取出
装置23は、取出コンベヤ22の上方において同コンベ
ヤ22に対して昇降自在に設けたリフター24と、リフ
ター24の下端に固定した取出ヘッド25とを備えてい
る。この取出ヘッド25は、生板ピース6より幅広でか
つ下面に多数の吸引口が配設された中空体よりなり、そ
の内部が図外のサクション手段(ナッシュポンプ等)に
よって減圧されている。
ヤ7で切り離された生板ピース6が一定時間おきに搬入
される取出コンベヤ22が設けられ、この取出コンベヤ
22の上方には、当該生板ピース6をライン外のプレス
装置8に搬出する取出装置23が設けられている。取出
装置23は、取出コンベヤ22の上方において同コンベ
ヤ22に対して昇降自在に設けたリフター24と、リフ
ター24の下端に固定した取出ヘッド25とを備えてい
る。この取出ヘッド25は、生板ピース6より幅広でか
つ下面に多数の吸引口が配設された中空体よりなり、そ
の内部が図外のサクション手段(ナッシュポンプ等)に
よって減圧されている。
【0016】従って、リフター24を降下すると取出ヘ
ッド25が生板ピース6を乱すことなくこれに上から吸
い付き、その後リフター24を上昇させて生板ピース6
をライン外へ搬出することにより、各生板ピース6がプ
レス装置8へ運ばれる。そして、各生板ピース6はプレ
ス装置8の上下の金型でプレス脱水され、このさい生板
ピース6の表面に深い模様付けがなされたり、若しくは
生板ピース6が屋根瓦等の比較的小さい建築要素に細か
く分割される。その後は、オートクレーブ養生等を介し
て生板ピース6が硬化され、一定形状の板状の建築要素
が形成されることとなる。
ッド25が生板ピース6を乱すことなくこれに上から吸
い付き、その後リフター24を上昇させて生板ピース6
をライン外へ搬出することにより、各生板ピース6がプ
レス装置8へ運ばれる。そして、各生板ピース6はプレ
ス装置8の上下の金型でプレス脱水され、このさい生板
ピース6の表面に深い模様付けがなされたり、若しくは
生板ピース6が屋根瓦等の比較的小さい建築要素に細か
く分割される。その後は、オートクレーブ養生等を介し
て生板ピース6が硬化され、一定形状の板状の建築要素
が形成されることとなる。
【0017】次に、実験例について説明する。 (実験例1)生板製造装置4のシート2上に以下の重量
比で配合されたスラリー1を板厚約15mmの単層板状
として供給し、このスラリー1をサクションボックス1
1で−550〜600mmHgの減圧下で脱水した後、
できた生板3を所定寸法に切断して更にプレス装置8で
プレス脱水し、プレス脱水後の生板ピース6をオートク
レーブ養生して一定形状の板材を作成した。
比で配合されたスラリー1を板厚約15mmの単層板状
として供給し、このスラリー1をサクションボックス1
1で−550〜600mmHgの減圧下で脱水した後、
できた生板3を所定寸法に切断して更にプレス装置8で
プレス脱水し、プレス脱水後の生板ピース6をオートク
レーブ養生して一定形状の板材を作成した。
【0018】固形分配合 セメント 40% ケイ砂 40% パーライト 13% パルプ 7% 固形分濃度 30% ここで、固形分濃度とは、固形分のスラリー1全体に対
する重量百分率を示している。
する重量百分率を示している。
【0019】この実験の結果、減圧脱水後の生板3の固
形分濃度は60〜65%程度であった。また、プレス脱
水後の生板ピース6の固形分濃度は70〜75%程度で
あった。このように、プレス脱水前後で固形分濃度が大
きく異なるのは、本例においては固形分濃度30%のス
ラリー1を−550〜600mmHgという高い減圧下
において減圧脱水しているため、この際脱水後の生板3
に厚さ方向の水道ができ、この水道がその後に行われる
プレス脱水を容易にする効果があるためと考えられ、従
って、この場合プレス脱水に伴う層間剥離の問題も生じ
ない。なお、できた板材の平面引張強度は20kg/c
m2 であった。 (実験例2)以下の重量比で配合されたスラリー1を生
板製造装置4のシート2上に供給し、あとは実験例1と
同様の条件で一定形状の板材を作成した。
形分濃度は60〜65%程度であった。また、プレス脱
水後の生板ピース6の固形分濃度は70〜75%程度で
あった。このように、プレス脱水前後で固形分濃度が大
きく異なるのは、本例においては固形分濃度30%のス
ラリー1を−550〜600mmHgという高い減圧下
において減圧脱水しているため、この際脱水後の生板3
に厚さ方向の水道ができ、この水道がその後に行われる
プレス脱水を容易にする効果があるためと考えられ、従
って、この場合プレス脱水に伴う層間剥離の問題も生じ
ない。なお、できた板材の平面引張強度は20kg/c
m2 であった。 (実験例2)以下の重量比で配合されたスラリー1を生
板製造装置4のシート2上に供給し、あとは実験例1と
同様の条件で一定形状の板材を作成した。
【0020】固形分配合 セメント 38% ケイ砂 39% パーライト 13% パルプ 10% 固形分濃度 30% この結果、減圧脱水後の生板3の固形分濃度は55〜6
0%程度であった。また、プレス脱水後の生板ピース6
の固形分濃度は65〜70%程度であった。
0%程度であった。また、プレス脱水後の生板ピース6
の固形分濃度は65〜70%程度であった。
【0021】なお、できた板材の平面引張強度は15k
g/cm2 であった。 (実験例3)実験例1及び実験例2の固形分配合におい
て固形分濃度を20%未満としてスラリー1を作成し、
このスラリー1を板厚15mmの単層板状としてシート
2上に供給し、実験例1と同様の条件で一定形状の板材
を作成した。
g/cm2 であった。 (実験例3)実験例1及び実験例2の固形分配合におい
て固形分濃度を20%未満としてスラリー1を作成し、
このスラリー1を板厚15mmの単層板状としてシート
2上に供給し、実験例1と同様の条件で一定形状の板材
を作成した。
【0022】この結果、できた板材の曲げ強度は5kg
/cm2 であり、強度が少ないので板材を切断して断面
を観察したところ、軽量骨材(パーライト)が板厚の上
層側に偏在していることが検出された。これは、固形分
濃度を20%未満としてシート2上に単層で供給した場
合、濃度が低すぎてパーライトが浮上するためと考えら
れる。 (実験例4)一方、実験例1及び実験例2の固形分配合
において、45%を超える固形分濃度でスラリー1を作
成しようとしたが、この場合、固形分濃度が高すぎて補
強繊維であるパルプが均一になるようにスラリー1を練
り混ぜることができなかった。
/cm2 であり、強度が少ないので板材を切断して断面
を観察したところ、軽量骨材(パーライト)が板厚の上
層側に偏在していることが検出された。これは、固形分
濃度を20%未満としてシート2上に単層で供給した場
合、濃度が低すぎてパーライトが浮上するためと考えら
れる。 (実験例4)一方、実験例1及び実験例2の固形分配合
において、45%を超える固形分濃度でスラリー1を作
成しようとしたが、この場合、固形分濃度が高すぎて補
強繊維であるパルプが均一になるようにスラリー1を練
り混ぜることができなかった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生板に層間剥離が生じることがないので、製品の品質を
大幅に向上できるとともに、サクション手段でのスラリ
ーの脱水量を従来より少なくできるので、排水処理設備
も簡単なもので済み、当該建築要素の製造に際する設備
コストを低減することができる。
生板に層間剥離が生じることがないので、製品の品質を
大幅に向上できるとともに、サクション手段でのスラリ
ーの脱水量を従来より少なくできるので、排水処理設備
も簡単なもので済み、当該建築要素の製造に際する設備
コストを低減することができる。
【図1】板状の建築要素の製造設備の側面図である。
【図2】切断装置及び切離コンベヤの平面図である。
1 スラリー 2 シート 3 生板 11 サクション手段(サクションボックス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 忍 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内
Claims (1)
- 【請求項1】 一定方向に循環する透水性を有するシー
ト(2)上に、軽量骨材及び補強繊維を含有する固形分
濃度が20〜45%のスラリー(1)を単層板状に供給
し、このスラリー(1)をシート(2)の下面に設けた
サクション手段(11)で減圧脱水して連続板状の生板
(3)を形成し、この生板(3)を所定寸法に切断して
これを更にプレス脱水し、脱水後の生板(3)を養生し
て板状の建築要素を得ることを特徴とする板状の建築要
素の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12746593A JPH06335908A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 板状の建築要素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12746593A JPH06335908A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 板状の建築要素の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335908A true JPH06335908A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14960605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12746593A Pending JPH06335908A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 板状の建築要素の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06335908A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04153004A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-26 | Asahi Glass Co Ltd | 建築用不燃ボードの製造法 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12746593A patent/JPH06335908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04153004A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-26 | Asahi Glass Co Ltd | 建築用不燃ボードの製造法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI85451B (fi) | Foerfarande och anlaeggning foer framstaellning av skivproduktaemne. | |
| FI71516B (fi) | Foerfarande och anordning foer framstaellning av gipsskiva | |
| JPH05162110A (ja) | 連続圧延によるコンクリートパネルの製造方法および装置 | |
| US2655196A (en) | Method and machine for manufacturing corrugated fibrocement slabs | |
| US4194946A (en) | Process for continuously preparing fiber reinforced cement | |
| US20040065399A1 (en) | Method and apparatus for fabricating gypsum board | |
| JPH06335908A (ja) | 板状の建築要素の製造方法 | |
| US5324337A (en) | Method for producing fiber product | |
| EP0152016B1 (en) | Method and apparatus for the continuous production of reinforced manufactured cement products | |
| JP2983052B2 (ja) | 建築用不燃ボードの製造法 | |
| JPH09314529A (ja) | 建材の成形方法、及び、成形装置 | |
| US3914079A (en) | Apparatus for producing boards of filamentary material | |
| EP1486304A2 (en) | Method and apparatus for forming substantially plate-like ceramic articles | |
| JPH06320519A (ja) | 板状の建築要素の製造設備 | |
| JP3201718B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
| US2610555A (en) | Method for producing shingle stock | |
| JPH06320520A (ja) | 板状の建築要素の製造設備 | |
| JP4276591B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
| JPH1058424A (ja) | 成型マットの幅調整装置および幅調整方法 | |
| JPH06328421A (ja) | 板状の建築要素の生板切断装置 | |
| JPH06312419A (ja) | 板状の建築要素の製造方法 | |
| JPS63122503A (ja) | 繊維強化セメント板の連続製造方法 | |
| JPH1034638A (ja) | 板状の建築要素の製造方法及び製造設備 | |
| JPS6121144B2 (ja) | ||
| CN108724425B (zh) | 一种预压设备及包含该设备的铺装系统及铺装方法 |