JPH07285759A - 軌道上を移動する移動体の駆動方法および駆動装置 - Google Patents

軌道上を移動する移動体の駆動方法および駆動装置

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JPH07285759A
JPH07285759A JP19484394A JP19484394A JPH07285759A JP H07285759 A JPH07285759 A JP H07285759A JP 19484394 A JP19484394 A JP 19484394A JP 19484394 A JP19484394 A JP 19484394A JP H07285759 A JPH07285759 A JP H07285759A
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JP19484394A
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Yasushi Ochi
泰 越智
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ORIENTAL SANGYO KK
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からのエネルギー供給を最小限に抑える
ことができる、エレベータやジェットコースター等の軌
道上を移動する移動体の駆動方法および駆動装置を提供
する。 【構成】 軌道上を移動する際に、下降部11Lと上昇
部11Rが同時に生ずる移動体10を構成するととも
に、例えば下降部11Lが保持している錘2を、この軌
道に平行に設けられている錘保持機構20Lに順次放出
する一方で、上昇部11Rがその軌道と平行に設けられ
ている錘保持機構20Rから順次錘2を受け取ることに
より移動体10を駆動するものである。そのため、理論
上形骸からエネルギーの補充がなくしても移動体10を
駆動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の駆動方法および
駆動装置に関する。さらに詳しくは、軌道上を移動する
際に下降部と上昇部とが同時に生ずる移動体の駆動方法
および駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりエレベーターなどの軌道上を移
動するものにおいては、巻上機等によりその上昇や下降
等の駆動がなされている。
【0003】かかる巻上機等により上昇や下降等の駆動
を行う場合には、相当の重量を有するものを重力に抗し
て移動あるいはその速度を調整するために、多大のエネ
ルギーを必要とするという問題がある。その上、巻上機
等により速度調節をなしているために、その調整範囲も
限られたものとなっているという問題もある。
【0004】また、ジェットコースター等においては、
多数の乗客が乗車しているコースターを頂部まで運搬す
るために、同様に多大のエネルギーが消費されている。
しかも、そのエネルギー消費は、そのジェットコースタ
ーの運行毎に必要となるという問題がある。その上、一
度落下状態に入ると一定加速度運動となるために、その
運動が単調となり加速度変化に変化に乏しいという問題
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、外部からのエ
ネルギー供給を最小限に抑えることができる、エレベー
ターやジェットコースター等の軌道上を移動する移動体
の駆動方法および駆動装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体の駆動方
法は、軌道上を移動する際に、下降部と上昇部が同時に
生ずる移動体の駆動方法であって、その駆動において、
少なくとも下降部の重量を減少、または上昇部の重量を
増加させることを特徴とする。
【0007】本発明の移動体の駆動方法においては、前
記下降部の重量を減少させる際に併せて上昇部の重量を
増加、または前記上昇部の重量を増加させる際に併せて
下降部の重量を減少させるのが好ましい。
【0008】ここで、前記下降部の重量減少が、例えば
保持する錘の個数を減少することによりなされ、前記上
昇部の重量増加が、例えば保持する錘の個数を増加する
ことによりなされる。
【0009】あるいは、前記下降部の重量減少が、保持
する鎖の長さを短くすることによりなされ、前記上昇部
の重量増加が、保持する鎖の長さを長くすることにより
なされる。
【0010】また、本発明の移動体の駆動方法において
は、下降部の減少した重量と上昇部の増加した重量が均
衡しているのが好ましい。
【0011】さらに、本発明の移動体の駆動方法におい
ては、軌道の高さを調整する手順が付加されているのが
好ましく、摩擦抵抗等のエネルギーロスを補償する手順
および/または不足エネルギーを補充する手順が付加さ
れているのが好ましく、移動体を所望位置に保持する手
順が付加されているのが好ましい。
【0012】ここで、前記移動体としては、前部移動体
分割体と後部移動体分割体と両移動体分割体を連結して
いる線条部材とからなるものが用いられる。
【0013】あるいは、前記軌道が円軌道とされ、前記
移動体が、前記円軌道上に等間隔で分散配置されるとと
もに、その間隔で一体的に移動可能とされてなる移動体
分割体とからなるものが用いられる。
【0014】ここで、前記一体的に移動可能とされてい
るものには、前記円軌道の中心に回転中心を有する棒状
部材と、該中心から等距離に配設されている一対の移動
体分割体とからなるものがある。
【0015】この円軌道上を移動させる場合には、移動
体分割体を付勢する手順が付加されてなるのが好まし
い。
【0016】一方、本発明の移動体の駆動装置は、軌道
上を移動する際に、下降部と上昇部が同時に生ずる移動
体の駆動装置であって、少なくとも下降部の重量を減少
させる重量減少手段、または上昇部の重量を増加させる
重量増加手段を備えてなることを特徴とする。
【0017】本発明の移動体の駆動装置においては、上
昇部の重量を増加させる重量増加手段、または下降部の
重量を減少させる重量減少手段も備えてなるのが好まし
い。
【0018】また、本発明の移動体の駆動装置において
は、前記駆動装置がクレーン等の吊り上げ手段により吊
り上げ可能とされてなるのも好ましい。
【0019】より具体的には、本発明の移動体の駆動装
置は、前記移動体の下降部および上昇部が錘保持機構を
有し、前記軌道の下降部に分散状に錘受取部が配設され
るとともに、上昇部に分散状に錘供給部が配設され、前
記移動体の下降部が、軌道上を下降中にその錘保持機構
に保持している錘を順次前記錘受取部に放出するととも
に、同上昇部が、軌道上を上昇中に前記錘供給から順次
錘が供給されるものとされる。
【0020】あるいは、本発明の移動体の駆動装置は、
前記下降部および上昇部の各々が天井部に緩衝手段を介
して配設されている錘載置部を有し、前記軌道の下降部
および上昇部の各々に錘列が配設され、前記下降部が下
降の際に載置している前記錘列の錘の個数を順次減少さ
せ、前記上昇部が上昇の際に載置する前記錘列の錘の個
数を順次増加させるものとされる。
【0021】あるいは、本発明の移動体の駆動装置は、
前記下降部および上昇部の各々が前記軌道と並列的また
は非並列的に配設されている鎖などの錘連続体を一部ま
たは全部に有する線状部材の下端部と係合され、前記下
降部が下降の際に係合されている線状部材の下端部をと
もに下降させ、前記上昇部が上昇の際に係合されている
線状部材の下端部をともに上昇させるものとされる。
【0022】あるいは、本発明の移動体の駆動装置は、
前記下降部が鎖などの錘連続体を一部または全部に有す
る線状部材の一端と係号されるとともに、前記上昇部が
前記線状部材の他端と係号され、前記下降部が下降の際
に係合されている線状部材の端部をともに下降させ、前
記上昇部が上昇の際に係合されている線状部材の端部を
ともに上昇させるものとされる。
【0023】ここで、前記下降部および上昇部の各々が
天井部に緩衝手段を有してなるのが好ましく、また前記
下降部および上昇部の各々が天井部に、その上方に配設
されている鎖などの錘連続体を有する線状部材の収納部
を有し、前記下降部が下降の際に線状部材が収納部から
連続的に引き出され、前記上昇部が上昇の際に線状部材
を収納部に連続的に引き入れるのも好ましい。
【0024】また、前記下降部および上部昇部が搭乗者
固定手段を有してなるのもよく、あるいは前記下降部が
搭乗者固定手段を有するとともに、前記上昇部が前記下
降部の重量に対応させたカウンターウエイトを有するの
もよく、あるいは前記上昇部が搭乗者固定手段を有する
とともに、前記下降部が前記上昇部の重量に対応させた
カウンターウエイトを有するのもよい。この場合、前記
上昇部の重量が実質的に増加、または下降部の重量が実
質的に減少しないようにされてもよい。その上、前記カ
ウンターウエイトの重量が調節可能とされてなるのが好
ましい。
【0025】さらに、前記移動体の下降部が放出した錘
等の重量と、同上昇部が供給された錘等の重量が均衡し
ているのが好ましく、摩擦抵抗等のエネルギーロスを補
償するためおよび/または不足エネルギーを補充するた
めの補助動力手段が備えられているのも好ましく、移動
体を所望位置に保持する保持手段を備えてなるのも好ま
しい。
【0026】ここで、前記移動体としては、前部移動体
分割体と後部移動体分割体と両移動体分割体を連結して
いる線条部材とからなるものが用いられる。
【0027】あるいは、前記軌道が円軌道とされ、前記
移動体が、前記円軌道上に等間隔で分散配置されるとと
もに、その間隔で一体的に移動可能とされてなる移動体
分割体とからなるものが用いられる。
【0028】ここで、前記一体的に移動可能とされてい
るものには、前記円軌道の中心に回転中心を有する棒状
部材と、該中心から等距離に配設されている一対の移動
体分割体とからなるものがある。
【0029】この円軌道上を移動させるものについて
は、回転方向を決めるための付勢手段が設けられている
のが好ましい。
【0030】
【作用】本発明においては、下降部と上昇部とが同時に
生ずるように移動体が構成されるとともに、少なくとも
下降部は下降の際に重量がステップ的あるいは連続的に
減少または上昇部が上昇の際に重量がステップ的あるい
は連続的に増加させられるので、上昇部および下降部に
は質量変動に起因する運動量変化が生ずる。その結果、
上昇あるいは下降の当初は速度が速いが、その後ステッ
プ的あるいは連続的に減速する。本発明の好ましい態様
においては上昇部の増加重量と下降部の減少重量とがバ
ランスさせられているので、理論的には、上昇部は下降
部が下降を開始したと同じ高さに到達して停止する。ま
た、上昇部が停止すると、これと一体的に構成されてい
る下降部も下降を停止する。その次の過程においては、
上昇して上部に到達した部分の係止を解いて落下させる
ことにより、その部分を下降させることができるととも
に、下降して下部に到達した部分を引き上げることがで
きる。このように、上昇部の増加重量と下降部の減少重
量とがバランスしている本発明の好ましい態様において
は、理論的には、系外からエネルギーを補充することな
く移動体の駆動をなすことができる。
【0031】なお、実際には、摩擦抵抗や空気抵抗によ
り、エネルギーロスが生ずるので、本発明の好ましい態
様においては、そのロスされたエネルギーが補充され
る。そのため、わずかなエネルギー補充によって、永久
的に移動体の駆動をなすことができる。また、上昇部と
下降部の重量が移動中にステップ的あるいは連続的に変
化するので、上昇中や下降中の加速度や速度をステップ
的あるいは連続的に変化させ得る。
【0032】本発明の別の好ましい態様によれば、移動
体を所望位置、例えば頂部あいるは最下部において保持
できるので、移動体に対して、所望の作業、例えば乗降
がなし得る。
【0033】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0034】実施例1 本発明の実施例1にかかわる移動体の駆動装置の概略を
図1に示してある。実施例1においては、移動体10は
2個のゴンドラ(移動体分割体)11,11とこのゴン
ドラ11,11を連結しているワイヤーロープ(線状部
材)12とから構成されている。この移動体10は、図
1に示すように、空中に設けられている一対の滑車1,
1により懸垂されて昇降自在とされている。この滑車1
には、図示はされていないが、ゴンドラ11が昇降した
際にワイヤーロープ12が滑車1から外れないように、
外れ防止機構が設けられている。なお、図1において、
符号Lは左側のものを意味し、符号Rは右側のものを意
味する。
【0035】このゴンドラ11の昇降軌道の脇には、こ
の昇降軌道と平行に錘保持機構20が配設されている。
そして、この錘保持機構20は、錘2を分散して保持で
きるものとされている。例えば、図1に示す例において
は、錘保持機構20には、上部錘保持部21、中部錘保
持部22および下部錘保持部23の3ヵ所に分散して錘
2を保持できるようにされている。また、ゴンドラ11
の錘保持機構20に対向している面には、この錘保持機
構20から錘2の受け渡しが可能な錘保持部111が形
成されている。
【0036】さらに、このゴンドラ11の昇降軌道の上
部および下部には、ゴンドラ11を所定位置で係止する
ための、上部および下部係止手段3,4がそれぞれ配設
されている。
【0037】次に、このように構成されたゴンドラ11
の昇降原理について説明する。
【0038】左側ゴンドラ11Lは上方で係止されて
おり、右側ゴンドラ11Rは下方で係止されている。こ
のとき、左側ゴンドラ11Lの錘保持部111は3個の
錘2,2,2を保持し、右側ゴンドラ11Rの錘保持部
111は錘2を一個も保持していない。また、左側ゴン
ドラ11Lに対向している左側錘保持機構20Lには錘
2が配置されておらず、右側ゴンドラ11Rに対向して
いる右側錘保持機構20Rには、3個の錘2,2,2が
分散して配置されている。
【0039】この状態で左側および右側ゴンドラ11
L,11Rの係止が解除されると、左側ゴンドラ11L
は下降を開始し、右側ゴンドラ11Rは上昇を開始す
る。
【0040】左側ゴンドラ11Lが下降しながら左側
錘保持機構20Lの上部錘保持部21に到達すると、左
側ゴンドラ11Lの錘保持部111に保持されている錘
2の一つが上部錘保持部21に受け渡される。一方、右
側ゴンドラ11Rは上昇しながら右側錘保持機構20R
の下部錘保持部23に到達し、下部錘保持部23に保持
されている錘2を受け取り錘保持部111に保持する。
そのため、左側ゴンドラ11Lの重量がステップ的に減
少し、一方、右側ゴンドラ11Rの重量がステップ的に
増加する。それにともない、左側ゴンドラ11Lの下降
速度がステップ的に減少し、かつ右側ゴンドラ11Rの
上昇速度もステップ的に減少する。
【0041】左側ゴンドラ11Lが下降を続け左側錘
保持機構20Lの中部錘保持部22に到達すると、左側
ゴンドラ11Lの錘保持部111に保持されている錘2
の一つが中部錘保持部22に受け渡される。一方、右側
ゴンドラ11Rは上昇しながら右側錘保持機構20Rの
中部錘保持部22に到達し、中部錘保持部22に保持さ
れている錘2を受取り錘保持部111に保持する。その
ため、先と同様に、左側ゴンドラ11Lの重量がステッ
プ的に減少し、一方、右側ゴンドラ11Rの重量がステ
ップ的に増加する。それにともない、左側ゴンドラ11
Lの下降速度がステップ的にさらに減少し、かつ右側ゴ
ンドラ11Rの上昇速度もステップ的にさらに減少す
る。
【0042】左側ゴンドラ11Lが下降を続け左側錘
保持機構20Lの下部錘保持部23に到達すると、左側
ゴンドラ11Rの錘保持部111に保持されている錘2
の一つが下部錘保持部23に受渡される。一方、右側ゴ
ンドラ11Rは上昇しながら右側錘保持機構20Rの上
部錘保持部21に到達し、上部錘保持部21に保持され
ている錘2を受け取り錘保持部111に保持する。その
ため、先と同様に、左側ゴンドラ11Lの重量がステッ
プ的に減少し、一方、右側ゴンドラ11Rの重量がステ
ップ的に増加する。それにともない、左側ゴンドラ11
Lの下降速度がステップ的にさらに減少し、かつ右側ゴ
ンドラ11Rの上昇速度もステップ的にさらに減少す
る。
【0043】左側ゴンドラ11Lは、自身の重量が減
少することおよびワイヤーロープ12で連結されている
右側ゴンドラ11Rの重量が増加するので、下方所定位
置で停止する。一方、左側ゴンドラ11Lの停止により
右側ゴンドラ11Rも上方所定位置で停止する。
【0044】左側ゴンドラ11Lが停止すると、左側
下部係止手段4Lにより左側ゴンドラ11Lが係止され
る。一方、右側ゴンドラ11Rも同様に、右側上部係止
手段3Rにより係止される。
【0045】この状態で各ゴンドラ11,11の係止が
解除されると、先と同様にして、右側ゴンドラ11Rが
下降するとともに、左側ゴンドラ11Lが上昇する。
【0046】このように、実施例1においては、ゴンド
ラ11の錘2の個数を重量の増減がバランスするよう調
節することによりゴンドラ11を上昇および下降させて
いるので、理論上系外からエネルギーの供給を受けるこ
となく、ゴンドラ11を駆動することができる。
【0047】しかしながら、実際には、滑車1とワイヤ
ーロープ12との摩擦によるエネルギー損失、空気抵抗
によるエネルギー損失、錘2の受渡しの際の衝撃による
エネルギー損失等のために、上昇した方のゴンドラ11
は下降した方のゴンドラ11の下降開始高さまで上昇し
ない。そのため、実施例1においては、その損失を補填
するために、巻上機5,5により上昇した方のゴンドラ
11を下降したゴンドラ11の下降開始高さまで引き上
げるようにされている。この場合、巻上げ高さは、摩擦
損失等により回復できなかった分のみでよいので、その
高さはわずかとなる。したがって、巻上機5により消費
されるエネルギーは、ゴンドラ11を下方から引き上げ
る場合と比較して非常に少なくて済む。
【0048】また、下降あるいは上昇中に速度がステッ
プ的に変化するので、ゴンドラ11の乗客は不意に速度
変化を受けることになり、不安を感じたり不思議な気分
になったりする。そのため、実施例1のゴンドラでは、
従来のゴンドラでは楽しむことのできない、速度変化に
よる楽しみを乗客に与えることができる。
【0049】前記説明から明らかなように、実施例1に
おいては、ゴンドラ11の錘保持部111、錘保持機構
20および錘2の組合せからなるものが重量減少手段あ
るいは重量増加手段を構成する。すなわち、ゴンドラ1
1が下降する場合には、重量減少手段となり、またゴン
ドラ11が上昇する場合には、重量増加手段となる。
【0050】ここで、ゴンドラ11の錘保持部111と
錘保持機構20の錘保持部21,22,23の構成に特
に限定はなく、相互に錘2の受渡しができるものとされ
ていればよい。その一例をあげれば、図2に示すものが
ある。図2に示す錘保持機構20は、階段状に先細にさ
れた支柱201からなり、その段部が錘保持部21,2
2,23とされている。この場合、錘2はその段部に載
置可能なように、段部にある支柱の直径よりも若干大き
な透孔が形成されている。すなわち、上部錘保持部21
に載置される錘2Aには、支柱201の最上部の直径d
1より大きな直径の透孔2aが形成され、中部錘保持部
22に載置される錘2Bには、その下の支柱の直径d2
より大きな直径の透孔2bが形成され、下部錘保持部2
3に載置される錘2Cには、さらにその下の支柱の直径
d3より大きな直径の透孔2cが形成されている。ま
た、各錘2A,2B,2Cのその一方の端にはゴンドラ
11に設けられている錘保持部111を構成するロッド
112との係合用の透孔2dが形成されている。
【0051】実施例2 本発明の実施例2にかかわる移動体の駆動装置を図3に
示してある。実施例2においては、移動体30は2個の
コースター(移動体分割体)31,31と、このコース
ター31,31を連結しているワイヤーロープ(線状部
材)32とから構成されている。この移動体30は、図
3に示すように、頂部に滑車33が設けられている逆V
字状の軌道34上を走行可能とされているとともに、ワ
イヤーロープ32が滑車33に掛け渡されている。この
滑車33には、図示はされていないが、実施例1と同様
に、コースター31が走行した際にワイヤーロープ32
が滑車33から外れないように、外れ防止機構が設けら
れている。
【0052】この逆V字状の軌道34の下方には、この
軌道34と平行に錘保持機構40が配設されている。そ
して、この錘保持機構40は、錘2を分散して保持でき
るものとされている。例えば、図3に示す例において
は、上部錘保持部41、中部錘保持部42および下部錘
保持部43の3ヵ所に分散して錘2を保持できるように
されている。また、コースター31下面には、この錘保
持機構40から錘2の受渡しが可能な錘保持部311が
形成されている。
【0053】さらに、このコースター31の走行軌道3
4の上部および下部には、コースターを所定位置で係止
するための、上部および下部係止手段35,36がそれ
ぞれ配設されている。なお、図3において、符号Lは左
側のものを示し、符号Rは右側のものを示す。
【0054】次に、このように構成されたコースター3
1の走行原理について説明する。
【0055】左側コースター31Lは上方で係止され
ており、右側コースター31Rは、下方で係止されてい
る。このとき、左側コースター31Lの錘保持部311
は3個の錘2,2,2を保持し、右側コースター31R
の錘保持部311は一つも錘2を保持していない。ま
た、左側錘保持機構40Lには錘2が配置されておら
ず、右側錘保持機構40Rには3個の錘2,2,2が分
散して配置されている。
【0056】この状態で左側および右側コースター3
1L,31Rの係止が解除されると、左側コースター3
1Lは左下方向に滑り始め、右側コースター31Rは左
上方向に滑り始める。
【0057】左側コースター31Lが滑り降りながら
左側錘保持機構40Lの上部錘保持部41に到達する
と、左側コースター31Lの錘保持部311に保持され
ている錘2,2,2の一つが上部錘保持部41に受け渡
される。一方、右側コースター31Rは滑り上がりなが
ら下部錘保持部43に到達し、下部錘保持部43に保持
されている錘2を受け取り錘保持部311に保持する。
そのため、左側コースター31Lの重量がステップ的に
減少し、一方、右側コースター31Rの重量がステップ
的に増加する。それにともない、左側コースター31L
の滑り降り速度がステップ的に減少し、かつ右側コース
ター31Rの滑り上がり速度もステップ的に減少する。
【0058】左側コースター31Lが滑り降りを続け
左側錘保持機構40Lの中部錘保持部42に到達する
と、左側コースター31Lの錘保持部311に保持され
ている錘2,2の一つが中部錘保持部42に受け渡され
る。一方、右側コースター31Rは滑り上がりながら右
側錘保持機構40Rの中部錘保持部42に到達し、中部
錘保持部42に保持されている錘2を受け取り錘保持部
311に保持する。そのため、先と同様に、左側コース
ター31Lの重量がステップ的に減少し、右側コースタ
ー31Rの重量がステップ的に増加する。それにともな
い、左側コースター31Lの滑り降り速度がステップ的
にさらに減少し、かつ右側コースター31Rの滑り上が
り速度もステップ的にさらに減少する。
【0059】左側コースター31Lが滑り降りを続け
左側錘保持機構40Lの下部錘保持部43に到達する
と、左側コースター31Lの錘保持部311に保持され
ている錘2の最後の一つが下部錘保持部43に受け渡さ
れる。一方、右側コースター31Rは滑り上がりながら
右側錘保持機構40Rの上部錘保持部41に到達し、上
部錘保持部41に保持されている錘2を受け取り錘保持
部311に保持する。そのため、先と同様に、左側コー
スター31Lの重量がステップ的に減少し、右側コース
ター31Rの重量がステップ的に増加する。それにとも
ない、左側コースター31Lの滑り降り速度がステップ
的にさらに減少し、かつ右側コースター31Rの滑り上
がり速度もステップ的にさらに減少する。
【0060】左側コースター31Lは、自身の重量が
減少することおよびワイヤーロープ32で連結されてい
る右側コースター31Rの重量が増加するので、下方所
定位置で停止する。一方、左側コースター31Lの停止
により右側コースター31Rも上方所定位置で停止す
る。
【0061】左側コースター31Lが停止すると左側
下部係止手段36Lにより左側コースター31Lが係止
される。一方、右側コースター31Rも同様に、右側上
部係止手段35Rにより係止される。
【0062】この状態で各コースター31,31の係止
が解除されると、先と同様にして、右側コースター31
Rが滑り降りるとともに、左側コースター31Lが滑り
上がる。
【0063】このように、実施例2においては、実施例
1と同様に、コースター31の錘2の個数を重量の増減
がバランスするよう調節することによりコースター31
を滑り上がりおよび滑り降りさせているので、理論上系
外からエネルギーの供給を受けることなく、コースター
31を駆動させることができる。
【0064】しかしながら、実際には、滑車33とワイ
ヤーロープ32との摩擦によるエネルギー損失、空気抵
抗によるエネルギー損失、錘2の受渡しの際の衝撃によ
るエネルギー損失等のために、滑り上がった方のコース
ター31は下降した方のコースター31の高さまで上昇
しない、そのため、実施例2においては、実施例1と同
様に、その損失を補填するために、巻上機38,38に
より滑り上がった方のコースター31を滑り降りたコー
スター31の下降開始高さまで引き上げるようにされて
いる。この場合、巻上げ高さは、摩擦損失等により回復
できなかった分のみでよいので、その高さはわずかとな
る。したがって、巻上機38により消費されるエネルギ
ーは、コースター31を下方から引き上げる場合と比較
して非常に少なくて済む。
【0065】また、滑り降りあるいは滑り上がり中に速
度がステップ的に変化するので、コースター31の乗客
は不意に速度変化を受けることになり、実施例1と同様
に、不安を感じたり不思議な気分になったりする。その
ため、実施例2のコースター31では、従来のコースタ
ーでは楽しむことのできない、速度変化による楽しみを
乗客に与えることができる。
【0066】前記説明から明らかなように、実施例2に
おいては、コースター31の錘保持部311、錘保持機
構40および錘2の組合せからなるものが重量減少手段
あるいは重量増加手段を構成する。すなわち、コースタ
ー31が滑り降りる、つまり下降する場合には、重量減
少手段となり、またコースター31が滑り上がる、つま
り上昇する場合には、重量増加手段となる。
【0067】ここで、コースター31の錘保持部311
と錘保持機構40の錘保持部41,42,43の構成に
特に限定はなく、相互に錘の受渡しができるものとされ
ていればよい。その一例をあげれば、実施例1において
例示したものを傾斜させたものがある。
【0068】なお、図3に示す例においては軌道は直線
とされていたが、直線に限定されるものではなく、曲線
とされてもよい。
【0069】実施例3 本発明の実施例3にかかわる移動体の駆動装置の概略を
図4に示してある。実施例3においては、移動体50は
2個のカプセル(移動体分割体)51,51と、このカ
プセル51,51を連結している棒状部材52とから構
成されている。この移動体50は、図4に示すように、
棒状部材52の中心に装着されている回転軸53を中心
として回動可能とされている。
【0070】このカプセル51の回動軌道の中間部に
は、図4に示すように、錘保持機構60が配設されてい
る。また、棒状部材52の両端部近傍には、この錘保持
機構40から錘2の受渡しが可能な錘保持部54が形成
されている。なお、図4に示す例では、錘保持機構60
は左右一対とされているが、両側にそれぞれ2ヵ所以上
とされてもよい。
【0071】さらに、カプセル51の回動軌道の上部お
よび下部には、カプセル51を所定位置で係止するため
の上部および下部係止手段55,56がそれぞれ配設さ
れている。また、上部係止手段55はカプセル51に初
動を付与するための付勢手段の機能も有している。な
お、係止手段55,56に代えて、回転軸53にブレー
キを装着して位置を保持させるようにしてもよい。
【0072】次に、このように構成されたカプセル51
の回動原理について説明する。
【0073】図4に示すように、棒状部材52は垂直
とされてその両端部に設けられているカプセル51,5
1は上部係止手段55および下部係止手段56により係
止されている。このとき、上部に位置するカプセル(以
下、上部カプセルという)55近傍の錘保持部54は1
個の錘2を保持し、下部に位置するカプセル(以下、下
部カプセルという)51近傍の錘保持部54は錘2を保
持していない。また、上部カプセル51の回転方向に位
置している錘保持機構(図示の例では左側錘保持機構)
60は錘2を保持していないが、下部カプセル51の回
転方向に位置している錘保持機構(図示の例では右側錘
保持機構)60は1個の錘2を保持している。
【0074】この状態で上部および下部カプセル5
1,51の係止が解除されるとともに、上部カプセル5
1が左方向の付勢されると、上部カプセル51は左回転
に回転を始め、下部カプセル51も左回転に回転を始め
る。
【0075】上部カプセル51が左回転しながら左側
錘保持機構60に到達すると、棒状部材52の上部カプ
セル51近傍の錘保持部54に保持されている錘2が左
側錘保持機構60に受渡される。一方、下部カプセル5
1は、左回転しながら右側錘保持機構60に到達する
と、棒状部材52の下部カプセル51近傍の錘保持部5
4が、右側錘保持機構60に保持されている錘2を受け
取りそれを保持する。そのため、上部カプセル51の重
量がステップ的に減少し、一方、右側カプセル51の重
量がステップ的に増加する。それにともない、上部カプ
セル51の回転速度がステップ的に減少し、かつ下部カ
プセル51の回転速度もステップ的に減少する。
【0076】そののち、上部カプセル51は速度を減
じながら下部に到達し、一方、下部カプセル51は同じ
く速度を減じながら上部に到達する。
【0077】上部カプセル51が、下部に到達すると
下部係止手段56により係止され、一方、下部カプセル
51も上部係止手段55により係止される。
【0078】この状態で各カプセル51,51の係止が
解除されるとともに、上部カプセル51が右方向に付勢
されると、先と同様にして、上部カプセル51が右回転
しながら降下し、下部カプセル51も右回転しながら上
昇する。
【0079】このように、実施例3においても、実施例
1と同様に、錘2の個数を重量の増減がバランスするよ
うに調節することによりカプセル51を上昇および降下
させているので、理論上系外からエネルギーの供給を受
けることなく、カプセル51を駆動させることができ
る。
【0080】しかしながら、実際には、回転軸における
摩擦によるエネルギー損失、空気抵抗によるエネルギー
損失、錘の受渡しの際の衝撃によるエネルギー損失等の
ために、下部カプセル51は上部カプセル51が回転を
開始した高さまでは上昇しない。そのため、実施例3に
おいては、実施例1と同様に、その損失を補填するため
に、巻上手段により下部カプセル51を上部カプセル5
1の回転開始高さまで引き上げるようにされている。な
お、実施例3においては、上部係止手段55が巻き上げ
機能をも有するものとされて、巻上手段ともされてい
る。この場合、巻き上げ高さは、摩擦損失等により回復
できなかった分のみでよいのでその高さはわずかとな
る。したがって、巻上手段により消費されるエネルギー
は、カプセル51を下方から引き上げる場合と比較して
非常に少なくて済む。
【0081】また、回転中に回転速度がステップ的に変
化するので、カプセル51の乗客は不意に速度変化を受
けることになり、実施例1と同様の効果を与えることが
できる。
【0082】ここで、カプセル51を保持している棒状
部材52の錘保持部54と錘保持機構60の構成に特に
限定はなく、相互に錘2の受渡しができるものとされて
いればよい。
【0083】実施例4 本発明の実施例4にかかわる移動体の駆動装置を図5に
示してある。実施例4においては、移動体70は2個の
遊戯者保持装置(移動体分割体)71、71と、この遊
戯者保持装置を連結しているワイヤーロープ(線状部
材)72とから構成されている。この移動体70は、図
5に示すように、クレーン等の吊り上げ装置Cにより空
中に吊り上げられている支持装置73により昇降自在に
懸垂されている。すなわち、軌道の高さが調整可能とさ
れている。より具体的には、ワイヤーロープ72は、支
持部材73aの両端部に回転可能に設けられている滑車
73b、73bに掛け渡され、それにより移動体分割体
71、71が昇降自在とされる。また、この滑車73b
の外周部にはカバー73c、73cが設けられていて、
ワイヤーロープ72が滑車から外れるのが防止されてい
る。
【0084】この滑車73bと遊戯者保持装置71と間
には、中心部にワイヤーロープ72が挿通されている錘
列74が配設されている。より具体的には、支持部材7
3aの下端部から外方にワイヤーロープ72の降下位置
を超えて錘吊り下げ用部材73dが突設され、この錘吊
り下げ用部材73dに支持された保持部材73eに形成
された透孔73fにワイヤーロープ72が挿通され、こ
の保持部材73eに接続部材74aにより相互が接続さ
れている錘列74の最上部に位置する錘74bに設けら
れている接続部材(図示省略)が接続されている。この
接続部材74aには、ロープやねじりコイルバネが用い
られるが、これに限定されるものではなく、所要の強度
と柔軟性を有するものならいかなるものも用いることが
でき、特に限定はない。また、錘74bの個数も図示例
では5個とされているが、それも所望により適宜増減で
き、5個に限定されるものではない。ただし、その個数
は両者の重量がバランスするように選定される。
【0085】遊戯者保持装置71は、天井部材71aと
この天井部材71aから垂下されている側壁部材71b
とからなる保持装置71c本体と、この天井部材71a
の上部にダンパー等の緩衝手段71dを介して設けられ
ている錘載置台71eとを主要部としている。この錘載
置台71eには、前記滑車73bから垂下されているワ
イヤーロープ72の先端が係合されている。また、この
側壁部材71bの下端部には、遊戯者Pを保持する保持
部71fが設けられている。この保持部71fは、例え
ば図5に概略的に示すように、側壁部材71bの下端部
に水平部材71gを設け、この水平部材71gの先端に
遊戯者Pを把持する開閉自在な把持爪(明瞭には図示さ
れていない)を取付けてなるものとされる。この保持部
71fには、図6に示すように、また遊戯者保持装置7
1を初期位置に維持させるための係留手段75が設けら
れている。この係留手段75は、例えば図7に示すよう
に、地上に垂設された係留用リング75aと、この係留
用リング75aを把持する把持爪75bと、この把持爪
75bを開閉するコントロールケーブル75cと、この
コントロールケーブル75cを操作する操作レバー75
dとからなる。この操作レバー75dは、前記水平部材
71gの遊戯者Pが操作しやすい位置に取付けられてい
る。
【0086】次に、図8〜図10を参照しながら、かか
る構成を有する実施例4の移動体70の駆動装置の動作
について説明する。
【0087】地上付近に下降されている各遊戯者保持
装置71の保持部71fに遊戯者Pが保持される。
【0088】支持装置73がクレーンにより初期位置
まで上昇させられると、遊戯者Pは操作レバー75dを
操作して把持爪75bにより係留用リング75aを把持
する(図8参照)。
【0089】一方の遊戯者Pが係留手段75の操作レ
バー75dを把持爪75bが開となるように操作して、
把持爪75bにより係留用リング75aの把持を解除す
る。
【0090】把持爪75bによる係留用リング75a
の把持が確認されると、クレーンCにより支持装置73
が上昇させられる。この場合、一方の遊戯者保持装置7
3は係留されていないので、支持装置73の上昇ととも
に上昇し、錘列74の最下位に位置している錘74bに
当接する。
【0091】遊戯者保持装置73は、錘74bに当接
した後も錘載置台71eに錘74bを載置しながら上昇
を続ける。そして、最終的に錘74b、74b…を密着
状態に載置する(図9参照)。この時点で、クレーンC
による支持装置73の上昇は停止される。なお、この場
合、錘載置台71eと天井部材71aとの間に緩衝手段
71dが介装されているので、錘74bと遊戯者保持装
置71との当接による衝撃は緩和され、遊戯者Pにさほ
ど衝撃を与えない。
【0092】この状態で係留されている遊戯者保持装
置71の遊戯者Pは、係留手段75の操作レバー75d
を把持爪75bが開となるように操作する。すると、上
昇させられ上部で静止していた遊戯者保持装置71は、
載置している錘74bの重量により急速に下降を開始す
る(図9参照)。
【0093】一方、係留を解除された遊戯者保持装置
71は、上昇している遊戯者保持装置71とワイヤーロ
ープ72で連結されているために、上昇していた遊戯者
保持装置71の下降につれて急速に上昇を開始し、錘載
置台71eに錘74bが当接する位置まで急上昇を続け
る(図9参照)。
【0094】上昇中の遊戯者保持装置71は、錘載置
台71eに錘74bを載置するにつれて上昇速度がステ
ップ的に低下し、理論上、錘74b、74b…を密着状
態とした時点で上昇速度がゼロとなる。
【0095】ついで、上昇して停止した遊戯者保持装
置71は、錘載置部71eに載置した錘74b、74b
…の重量により急速に下降を開始するとともに、下方で
停止した遊戯者保持装置71は、その逆に急速に上昇を
開始する。
【0096】以下、この系の運動エネルギーがワイヤー
ロープ72と滑車73bとの摩擦等により消失して、釣
合い点にて両遊戯者保持装置71、71が停止するま
で、上昇および下降が繰り返される(図10参照)。
【0097】このように、実施例4によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で上昇および下降させられ、しかもそ
の上昇速度および下降速度もステップ的に変化するの
で、遊戯者は非常にスリリングな体験をエンジョイする
ことができる。
【0098】なお、前記説明から明らかなように、実施
例4においては、前記錘列と錘載置台が重量の増加手段
あるいは減少手段を構成する。
【0099】実施例5 本発明の実施例5にかかわる移動体70Aの駆動装置の
概略を図11および図12に示してある。実施例5は実
施例4を改変したものであって、ワイヤーロープ72に
並列的に配設された鎖76aを有するロープ76を遊戯
者保持装置71の天井部材71aの上面に設けたパレッ
ト71hにて受けるようにされてなるものである。この
鎖76aを有するロープ76による遊戯者保持装置71
の天井部材71aへの衝撃は実施例4のように大きくな
いので、実施例4において設けられていた緩衝手段は設
けられていない。ロープ76は鎖76aを、図11に示
すように、部分的に有していてもよく、あるいは図12
に示すように、ロープ76のほぼ全長にわたって有して
いてもよい。
【0100】なお、その余の構成は、実施例4とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0101】また、その動作についても実施例4とほぼ
同様であるので、その説明も省略する。
【0102】このように、実施例5によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で上昇および下降させられ、しかもそ
の上昇速度および下降速度に緩急が存在するので、実施
例4と同様に、遊戯者は非常にスリリングな体験をエン
ジョイすることができる。
【0103】なお、前記説明から明らかなように、実施
例5では鎖を有するロープとパレットが重量の増加手段
あるいは減少手段を構成する。
【0104】実施例6 本発明の実施例6にかかわる移動体70Bの駆動装置の
概略を図13に示してある。実施例6は実施例5を改変
したものであって、ワイヤーロープ72に並列的に配設
された鎖を有するロープに代えて、一端が支持装置73
に係止され、他端が側壁部材71bの背面に係止された
鎖77aを有するロープ77を用いてなるものである。
ロープ77は鎖77aを、実施例5と同様に、部分的に
有していてもよく、あるいはロープ77のほぼ全長にわ
たって有していてもよい。実施例6においては、遊戯者
保持装置71は上昇しながら鎖77aを引き上げ、ある
いは下降しながら鎖77aを引き下げる構成とされてい
るので、実施例5のように遊戯者保持装置71は鎖77
aを有するロープ77を受ける必要がない。そのため、
実施例5において設けられていたパレットは設けられて
いない。その代わりに、緩衝手段71iが設けられてい
て、保持部材73eへの衝突の際の衝撃が緩和されるよ
うにしている。
【0105】なお、その余の構成は、実施例5とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0106】また、その動作についても実施例5とほぼ
同様であるので、その説明も省略する。
【0107】このように、実施例6によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で上昇および下降させられ、しかもそ
の上昇速度および下降速度に緩急が存在するので、実施
例4と同様に、遊戯者は非常にスリリングな体験をエン
ジョイすることができる。
【0108】なお、前記説明から明らかなように、実施
例6においては、鎖を有するロープが重量の増減手段を
構成する。
【0109】実施例7 本発明の実施例7にかかわる移動体70Cの駆動装置の
概略を図14に示してある。実施例7は実施例6を改変
したものであって、一端が一方の側壁部材71bの背面
に係止され、他端も他方の側壁部材71bの背面に係止
された鎖78aを有するロープ78を用いてなるもので
ある。ロープ78は鎖78aを、実施例6と同様に、部
分的に有していてももよく、あるいはロープ78のほぼ
全長にわたって有していてもよい。実施例7において
も、遊戯者保持装置71は上昇しながら鎖78aを引き
上げ、あるいは下降しながら鎖78aを引き下げる構成
とされているので、実施例5のように遊戯者保持装置7
1は鎖78aを有するロープ78を受ける必要がない。
そのため、実施例5において設けられていたパレットは
設けられていない。
【0110】なお、その余の構成は、実施例6とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0111】また、その動作についても実施例6とほぼ
同様であるので、その説明も省略する。
【0112】このように、実施例7によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で上昇および下降させられ、しかもそ
の上昇速度および下降速度に緩急が存在するので、実施
例4と同様に、遊戯者は非常にスリリングな体験をエン
ジョイすることができる。
【0113】なお、前記説明から明らかなように、実施
例7においては、鎖を有するロープが重量の増減手段を
構成する。
【0114】実施例8 本発明の実施例8にかかわる移動体70Dの駆動装置の
概略を図15および図16に示してある。実施例8は実
施例5を改変したものであって、一方の遊戯者保持装置
をカウンターウエイト79に置き換え、そして、そのカ
ウンターウエイト79を上方に位置させて下方に位置し
た遊戯者保持装置71を上昇させるようにしたものであ
る。すなわち、いわゆる打ち上げ方式としてなるもので
ある。また、このカウンターウエイト79は、打ち上げ
られる遊戯者Pの体重に応じて適宜調整できるようにさ
れている。
【0115】なお、その余の構成は、実施例5とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0116】また、その動作についても実施例5におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0117】このように、実施例8によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で打ち上げられるた後、下降および上
昇が繰り返される。しかも、その上昇速度および下降速
度に緩急が存在するので、実施例5と同様に、遊戯者は
非常にスリリングな体験をエンジョイすることができ
る。
【0118】実施例9 本発明の実施例9にかかわる移動体70Eの駆動装置の
概略を図17に示してある。実施例9は実施例6を改変
したものであって、一方の遊戯者保持装置をカウンター
ウエイト79に置き換え、そしてそのカウンターウエイ
ト79を上方に位置させて下方に位置した遊戯者保持装
置71を上昇させるようにしたものである。すなわち、
実施例8と同様に、いわゆる打ち上げ方式としてなるも
のである。ここで、このカウンターウエイト79も、実
施例8と同様に、打ち上げられる遊戯者Pの体重に応じ
て適宜調整できるようにされている。
【0119】なお、その余の構成は、実施例6とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0120】また、その動作についても実施例6におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0121】このように、実施例9によれば、遊戯者は
覆い等のない状態で打ち上げられるた後、下降および上
昇させられ、しかもその上昇速度および下降速度に緩急
が存在するので、実施例8と同様に、遊戯者は非常にス
リリングな体験をエンジョイすることができる。
【0122】実施例10 本発明の実施例10にかかわる移動体70Fの駆動装置
の概略を図18に示してある。実施例10は実施例7を
改変したものであって、一方の遊戯者保持装置をカウン
ターウエイト79に置き換え、そしてそのカウンターウ
エイト79を上方に位置させて下方に位置した遊戯者保
持装置71を上昇させるようにしたものである。すなわ
ち、実施例8と同様に、いわゆる打ち上げ方式としてな
るものである。ここで、このカウンターウエイト79
も、実施例8と同様に、打ち上げられる遊戯者Pの体重
に応じて適宜調整できるようにされている。
【0123】なお、その余の構成は、実施例7とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0124】また、その動作についても実施例7におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0125】このように、実施例10によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で打ち上げられるた後、下降および
上昇させられ、しかもその上昇速度および下降速度に緩
急が存在するので、実施例8と同様に、遊戯者は非常に
スリリングな体験をエンジョイすることができる。
【0126】実施例11 本発明の実施例11にかかわる移動体70Gの駆動装置
の概略を図19に示してある。実施例11は実施例8を
改変したものであって、打ち上げられる遊戯者Pの方に
は鎖を有するロープは設けられていない。
【0127】なお、その余の構成は、実施例5とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0128】実施例11においては、打ち上げられる遊
戯保持装置71には鎖を有するロープが設けられていな
いので、実施例8に比較して遊戯者は急速に打ち上げら
れる。そして、最上位置で静止し、実施例8のように下
降および上昇を繰り返することはない。また、その静止
はパレット71hが支持装置73の保持部材73eに衝
突することによりなされるので、その衝突の際に遊戯者
Pは実施例8では得られない衝撃を体験することができ
る。
【0129】このように、実施例11によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で急速に打ち上げられた後、衝撃を
受けながら急激に静止するという実施例8とは比較にな
らない程のスリリングな体験をエンジョイすることがで
きる。
【0130】実施例12 本発明の実施例12にかかわる移動体70Hの駆動装置
の概略を図20に示してある。実施例12は実施例9を
改変したものであって、打ち上げられる遊戯者Pの方の
ロープ77には鎖は設けられていない。このため、実施
例12おいても実施例11と同様に、遊戯者保持装置7
1は支持装置73の保持部材73eに衝突して静止する
ことになるので、その際の衝撃を緩和するために、遊戯
者保持装置71の天井部71aに緩衝手段71iが設け
られている。
【0131】なお、その余の構成は、実施例9とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0132】実施例12においても、実施例11と同様
に、打ち上げられる遊戯保持装置には鎖を有するロープ
が設けられていないので、遊戯者は急速に打ち上げられ
る。そして、最上位置で支持装置に衝突して静止する。
なお、その際の衝撃は緩衝手段により和らげられ、実施
例11ほどの衝撃を受けることはない。
【0133】このように、実施例12によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で急速に打ち上げられた後、衝撃を
受けながら急激に静止するという実施例9とは比較にな
らない程のスリリングな体験をエンジョイすることがで
きる。
【0134】実施例13 本発明の実施例13にかかわる移動体70Iの駆動装置
の概略を図21に示してある。実施例13は実施例5を
改変したものであって、一方の遊戯者保持装置をカウン
ターウエイト79に置き換え、そして、そのカウンター
ウエイト79を下方に位置させて上方に位置した遊戯者
保持装置71を下降させるようにしたものである。すな
わち、いわゆる落下方式としてなるものである。このカ
ウンターウエイト79は落下する遊戯者Pの体重に応じ
て適宜調整できるようにされている。
【0135】なお、その余の構成は、実施例5とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0136】また、その動作についても実施例5におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0137】このように、実施例13によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で落下された後、上昇および下降が
繰り返される。しかも、その下降速度および上昇速度に
緩急が存在するので、実施例5と同様に、遊戯者は非常
にスリリングな体験をエンジョイすることができる。
【0138】実施例14 本発明の実施例14にかかわる移動体70Jの駆動装置
の概略を図22に示してある。実施例14は実施例6を
改変したものであって、一方の遊戯者保持装置をカウン
ターウエイト79に置き換え、そしてそのカウンターウ
エイト79を下方に位置させて上方に位置した遊戯者保
持装置71を下降させるようにしたものである。すなわ
ち、いわゆる落下方式としてなるものである。このカウ
ンターウエイト79は落下する遊戯者の体重に応じて適
宜調整できるようにされている。
【0139】なお、その余の構成は、実施例6とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0140】また、その動作についても実施例6におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0141】このように、実施例14によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で落下された後、上昇および下降さ
せられ、しかもその下降速度および上昇速度に緩急が存
在するので、実施例6と同様に、遊戯者は非常にスリリ
ングな体験をエンジョイすることができる。
【0142】実施例15 本発明の実施例15にかかわる移動体70Kの駆動装置
の概略を図23に示してある。実施例15は実施例7を
改変したものであって、一方の遊戯者保持装置をカウン
ターウエイト79に置き換え、そしてそのカウンターウ
エイト79を下方に位置させて上方に位置した遊戯者保
持装置71を下降させるようにしたものである。すなわ
ち、いわゆる落下方式としてなるものである。このカウ
ンターウエイト79は落下する遊戯者の体重に応じて適
宜調整できるようにされている。
【0143】なお、その余の構成は、実施例7とほぼ同
様とされているので、その構成の詳細な説明は省略す
る。
【0144】また、その動作についても実施例5におい
て、一方がカウンターウエイトに置き代わっただけであ
るので、その説明も省略する。
【0145】このように、実施例15によれば、遊戯者
は覆い等のない状態で落下された後、上昇および下降が
繰り返される。しかも、その下降速度および上昇速度に
緩急が存在するので、実施例7と同様に、遊戯者は非常
にスリリングな体験をエンジョイすることができる。
【0146】実施例16 本発明の実施例16にかかわる移動体70Lの駆動装置
の概略を図24に示してある。実施例16は実施例13
を改変したものであって、上方に位置している遊戯者保
持装置71を複数の遊戯者P、P、…を保持できるよう
してなる遊戯者保持装置71Aとしてなるものである。
この遊戯者保持装置71Aは、例えば、遊戯用ペア椅子
を十字状に配置し、その背凭れを保持部材で保持してな
るとされる。
【0147】かかる構成とすることにより、複数の遊戯
者に一度に非常なスリリングな体験をエンジョイさせる
ことができるととも、遊戯効率の向上も併せて図ること
ができる。
【0148】実施例17 本発明の実施例17にかかわる移動体70Mの駆動装置
の概略を図25に示してある。実施例17は実施例5を
改変したものであって、遊戯者保持装置71を複数の遊
戯者P、P、…を保持できるようにしてなる遊戯者保持
装置71Aとしたものである。この複数の遊戯者P、
P、…を保持できる遊戯者保持装置71Aは、例えば実
施例16に用いられたものと同様とされる。
【0149】かかる構成とすることにより、複数の遊戯
者に一度に非常なスリリングな体験をエンジョイさせる
ことができるととも、遊戯効率の向上も併せて図ること
ができる。
【0150】以上本発明を実施例に基づいて説明してき
たが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく
種々の改変が可能である。例えば、軌道を円軌道と直線
軌道とを組合せたものとすることもできるし、また円軌
道と曲線軌道とを組合わせたものとすることもできる。
さらに、一方の遊戯者保持装置に一人の遊戯者を保持さ
せるとともに、他方の遊戯者保持装置には複数の遊戯者
を保持させるようにしてもよい。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
理論的には系外からのエネルギー供給を必要としないの
で、所要エネルギーを最小限に抑えながら移動体を駆動
することができるという優れた効果が得られる。また、
移動体の移動中に速度をステップ的にあるいは連続的に
変化させることができるので、移動体の乗客あるいは遊
戯者に速度変化による楽しみを与えることができるとい
う効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかわる駆動装置の概略図
である。
【図2】実施例1における錘保持機構の一例の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施例2にかかわる駆動装置の概略図
である。
【図4】本発明の実施例3にかかわる駆動装置の概略図
である。
【図5】本発明の実施例4にかかわる駆動装置の斜視図
である。
【図6】実施例4における遊戯者保持装置の係留手段の
説明図である。
【図7】図6に示す係留手段の要部説明図である。
【図8】実施例4による遊戯の説明図であって、遊戯者
保持装置が係留手段に係留されている状態を示すもので
ある。
【図9】実施例4による遊戯の説明図であって、遊戯者
保持装置の一方が最高位置に到達した状態を示すもので
ある。
【図10】実施例4による遊戯の説明図であって、遊戯
者保持装置の双方が上下運動をしている状態を示すもの
である。
【図11】本発明の実施例5にかかわる駆動装置の斜視
図であって、ロープの一部に鎖を有するものを示すもの
である。
【図12】本発明の実施例5にかかわる駆動装置の斜視
図であって、ロープの全長に渡って鎖を有するものを示
すものである。
【図13】本発明の実施例6にかかわる駆動装置の斜視
図である。
【図14】本発明の実施例7にかかわる駆動装置の斜視
図である。
【図15】本発明の実施例8にかかわる駆動装置の斜視
図であって、ロープの一部に鎖を有するものを示すもの
である。
【図16】本発明の実施例8にかかわる駆動装置の斜視
図であって、ロープの全長に渡って鎖を有するものを示
すものである。
【図17】本発明の実施例9にかかわる駆動装置の斜視
図である。
【図18】本発明の実施例10にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図19】本発明の実施例11にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図20】本発明の実施例12にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図21】本発明の実施例13にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図22】本発明の実施例14にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図23】本発明の実施例15にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図24】本発明の実施例16にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【図25】本発明の実施例17にかかわる駆動装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1 滑車 2 錘 3 上部係止手段 4 下部係止手段 5 巻上機 10 移動体 11 ゴンドラ(移動体分割体) 111 錘保持部 12 ワイヤーロープ(線状部材) 20 錘保持機構 21 上部錘保持部 22 中部錘保持部 23 下部錘保持部 30 移動体 31 コースター(移動体分割体) 311 錘保持部 32 ワイヤーロープ(線状部材) 33 滑車 34 軌道 35 上部係止手段 36 下部係止手段 38 巻上機 40 錘保持機構 41 上部錘保持部 42 中部錘保持部 43 下部錘保持部 50 移動体 51 カプセル(移動体分割体) 52 棒状部材 53 回転軸 54 錘保持部 55 上部係止手段 56 下部係止手段 60 錘保持機構 70 移動体 71 遊戯者保持装置(移動体分割体) 72 ロープ 73 支持装置 74 錘列 75 係留手段 C 吊り上げ装置、クレーン P 遊戯者

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上を移動する際に、下降部と上昇部
    が同時に生ずる移動体の駆動方法であって、その駆動に
    おいて、少なくとも下降部の重量を減少、または上昇部
    の重量を増加させることを特徴とする移動体の駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 前記下降部の重量を減少させる際に併せ
    て上昇部の重量を増加、または前記上昇部の重量を増加
    させる際に併せて下降部の重量を減少させることを特徴
    とする請求項1記載の移動体の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記下降部の重量減少が、保持する錘の
    個数を減少することによりなされ、前記上昇部の重量増
    加が、保持する錘の個数を増加することによりなされる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の移動体の駆動
    方法。
  4. 【請求項4】 前記下降部の重量減少が、保持する鎖の
    長さを短くすることによりなされ、前記上昇部の重量増
    加が、保持する鎖の長さを長くすることによりなされる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の移動体の駆動
    方法。
  5. 【請求項5】 下降部の減少した重量と上昇部の増加し
    た重量が均衡していることを特徴とする請求項2記載の
    移動体の駆動方法。
  6. 【請求項6】 軌道の高さを調整する手順が付加されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の移動体の
    駆動方法。
  7. 【請求項7】 摩擦抵抗等のエネルギーロスを補償する
    手順および/または不足エネルギーを補充する手順が付
    加されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    移動体の駆動方法。
  8. 【請求項8】 移動体を所望位置に保持する手順が付加
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の移
    動体の駆動方法。
  9. 【請求項9】 前記移動体が、前部移動体分割体と後部
    移動体分割体と両移動体分割体を連結している線条部材
    とからなることを特徴とする請求項1または2記載の移
    動体の駆動方法。
  10. 【請求項10】 前記軌道が円軌道とされ、前記移動体
    が、前記円軌道上に等間隔で分散配置されるとともに、
    その間隔で一体的に移動可能とされてなる移動体分割体
    とからなることを特徴とする請求項2記載の移動体の駆
    動方法。
  11. 【請求項11】 前記移動体が、前記円軌道の中心に回
    転中心を有する棒状部材と、該中心から等距離に配設さ
    れている一対の移動体分割体とからなることを特徴とす
    る請求項10記載の移動体の駆動方法。
  12. 【請求項12】 移動体分割体を付勢する手順が付加さ
    れてなる請求項10または11記載の移動体の駆動方
    法。
  13. 【請求項13】 軌道上を移動する際に、下降部と上昇
    部が同時に生ずる移動体の駆動装置であって、少なくと
    も下降部の重量を減少させる重量減少手段、または上昇
    部の重量を増加させる重量増加手段を備えてなることを
    特徴とする移動体の駆動装置。
  14. 【請求項14】 上昇部の重量を増加させる重量増加手
    段、または下降部の重量を減少させる重量減少手段も備
    えてなることを特徴とする請求項13記載の移動体の駆
    動装置。
  15. 【請求項15】 前記駆動装置がクレーン等の吊り上げ
    手段により吊り上げ可能とされてなることを特徴とする
    請求項13または14記載の移動体の駆動装置。
  16. 【請求項16】 前記移動体の下降部および上昇部が錘
    保持機構を有し、前記軌道の下降部に分散状に錘受取部
    が配設されるとともに、上昇部に分散状に錘供給部が配
    設され、前記移動体の下降部が、軌道上を下降中にその
    錘保持機構に保持している錘を順次前記錘受取部に放出
    するとともに、同上昇部が、軌道上を上昇中に前記錘供
    給から順次錘が供給されることを特徴とする請求項13
    または14記載の移動体の駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記下降部および上昇部の各々が天井
    部に緩衝手段を介して配設されている錘載置部を有し、
    前記軌道の下降部および上昇部の各々に錘列が配設さ
    れ、前記下降部が下降の際に載置している前記錘列の錘
    の個数を順次減少させ、前記上昇部が上昇の際に載置す
    る前記錘列の錘の個数を順次増加させることを特徴とす
    る請求項13または14記載の移動体の駆動装置。
  18. 【請求項18】 前記下降部および上昇部の各々が前記
    軌道と並列的または非並列的に配設されている鎖などの
    錘連続体を一部または全部に有する線状部材の下端部と
    係合され、前記下降部が下降の際に係合されている線状
    部材の下端部をともに下降させ、前記上昇部が上昇の際
    に係合されている線状部材の下端部をともに上昇させる
    ことを特徴とする請求項13または14記載の移動体の
    駆動装置。
  19. 【請求項19】 前記下降部が鎖などの錘連続体を一部
    または全部に有する線状部材の一端と係号されるととも
    に、前記上昇部が前記線状部材の他端と係号され、前記
    下降部が下降の際に係合されている線状部材の端部をと
    もに下降させ、前記上昇部が上昇の際に係合されている
    線状部材の端部をともに上昇させることを特徴とする請
    求項13または14記載の移動体の駆動装置。
  20. 【請求項20】 前記下降部および上昇部の各々が天井
    部に緩衝手段を有してなることを特徴とする請求項13
    または14記載の移動体の駆動装置。
  21. 【請求項21】 前記下降部および上昇部の各々が天井
    部に、その上方に配設されている鎖などの錘連続体を有
    する線状部材の収納部を有し、前記下降部が下降の際に
    線状部材が収納部から連続的に引き出され、前記上昇部
    が上昇の際に線状部材を収納部に連続的に引き入れるこ
    とを特徴とする請求項13または14記載の移動体の駆
    動装置。
  22. 【請求項22】 前記下降部および上昇部が搭乗者固定
    手段を有してなることを特徴とする請求項13または1
    4記載の移動体の駆動装置。
  23. 【請求項23】 前記下降部が搭乗者固定手段を有する
    とともに、前記上昇部が前記下降部の重量に対応させた
    カウンターウエイトを有することを特徴とする請求項1
    3または14記載の移動体の駆動装置。
  24. 【請求項24】 前記下降部の重量が実質的に減少しな
    いことを特徴とする請求項23記載の移動体の駆動装
    置。
  25. 【請求項25】 前記上昇部が搭乗者固定手段を有する
    とともに、前記下降部が前記上昇部の重量に対応させた
    カウンターウエイトを有することを特徴とする請求項1
    3または14記載の移動体の駆動装置。
  26. 【請求項26】 前記上昇部の重量が実質的に増加しな
    いことを特徴とする請求項25記載の移動体の駆動装
    置。
  27. 【請求項27】 前記カウンターウエイトの重量が調節
    可能とされてなることを特徴とする請求項23または2
    5記載の移動体の駆動装置。
  28. 【請求項28】 前記移動体の下降部が放出した錘等の
    重量と、同上昇部が供給された錘等の重量が均衡してい
    ることを特徴とする請求項14記載の移動体の駆動装
    置。
  29. 【請求項29】 摩擦抵抗等のエネルギーロスを補償す
    るためおよび/または不足エネルギーを補充するための
    補助動力手段が備えられてなることを特徴とする請求項
    13または14記載の移動体の駆動装置。
  30. 【請求項30】 移動体を所望位置に保持する保持手段
    を備えてなることを特徴とする請求項13または14記
    載の移動体の駆動装置。
  31. 【請求項31】 前記移動体が、前部移動体分割体と後
    部移動体分割体と両移動体分割体を連結している線条部
    材とからなることを特徴とする請求項13または14記
    載の移動体の駆動装置。
  32. 【請求項32】 前記軌道が円軌道とされ、前記移動体
    が、前記円軌道上に等間隔で分散配置されるとともに、
    その間隔で一体的に移動可能とされてなる移動体分割体
    とからなることを特徴とする請求項13または14記載
    の移動体の駆動装置。
  33. 【請求項33】 前記移動体が、前記円軌道の中心に回
    転中心を有する棒状部材と、該中心から等距離に配設さ
    れている一対の移動体分割体とからなることを特徴とす
    る請求項32記載の移動体の駆動装置。
  34. 【請求項34】 前記移動体分割体を付勢する付勢手段
    を有してなることを特徴とする請求項32または33記
    載の移動体の駆動装置。
JP19484394A 1994-02-28 1994-07-26 軌道上を移動する移動体の駆動方法および駆動装置 Withdrawn JPH07285759A (ja)

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