JPH0728671B2 - チュ−インガムの製造方法 - Google Patents

チュ−インガムの製造方法

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JPH0728671B2
JPH0728671B2 JP62207798A JP20779887A JPH0728671B2 JP H0728671 B2 JPH0728671 B2 JP H0728671B2 JP 62207798 A JP62207798 A JP 62207798A JP 20779887 A JP20779887 A JP 20779887A JP H0728671 B2 JPH0728671 B2 JP H0728671B2
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meso
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gum
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チユーインガムの製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般にチユーインガムに用いる砂糖は、食した時のざら
つき感をなくすために、グラニユー糖を機械的に粉砕篩
分けした粉糖を用いている。
又、チユーインガム中の粉糖の粒径は、50μm以上であ
ると、チユーインガムがざらついた食感になる傾向があ
り、50μm未満とする必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、糖を微粉末化するための機械的粉砕、
又、50μm未満に篩分けすることは多大な労力を要す
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、機械的手段を用いずに、チユーインガ
ムに用いる糖の微結晶を得る方法を提供することであ
る。
すなわち、本発明は、メソ・エリスリトール30〜60重量
%と、糖および糖アルコール(メソ・エリスリトールを
除く)から選ばれた糖類とを含有する糖類混合物を溶融
する工程と、得られた溶融物にガムベースを添加し、10
0〜130℃で混練する工程と、そして次いで冷却固化する
工程とからなることを特徴とするチユーインガムの製造
方法を要旨とするものである。
エリスリトールは、四炭糖の糖アルコールで、D型、L
型およびメソ型の3種類があり、D型およびL型は、天
然存在しないが、メソ型のものは、天然の藻類、キノコ
などに、また日本酒、ワイン、醤油などに含まれてい
る。メソ・エリスリトールは、以下に示す構造を有する
四炭糖の糖アルコールで、分子量122、融点119℃で、白
色結晶で、水によく溶解し、非消化性、非う蝕性、そし
て非褐変性を有する糖アルコールである。
メソ・エリスリトールの甘味度は、メソ・エリスリトー
ルの15に対し、シヨ糖の約11.5であるが、メソ・エリス
リトールは、ほとんど資化されないので、糖尿性疾患、
肥満防止に適当する甘味料と言うことができる。
メソ・エリスリトールと混合する糖としては、非う蝕性
な糖として、カップリングシユガー、パラチノース、イ
ソマルトース等が、う蝕性な糖として、水あめ、ぶとう
糖、蔗糖等があげられる。水あめ、ぶとう糖、蔗糖等は
メソ・エリスリトールと併用することにより、カロリー
及びう蝕作用が低減する。
メソ・エリスリトールと混合する、メソ・エリスリトー
ル以外の糖アルコールとしては、ソルビトール、マルチ
トール、キシリトール、還元直鎖オリゴ糖等があげられ
る。
メソ・エリスリトールと他の糖類との混合割合として
は、メソ・エリスリトールが糖類混合物中30〜60重量
%、好ましくは30〜50重量%である。メソ・エリスリト
ールが30重量%より少ない場合、出来たチユーインガム
は腰が弱いもの、吸湿性が強いもの、食感がやわらかす
ぎるもの等になる。メソ・エリスリトールが60重量%よ
りも多い場合は、出来たチユーインガム中のメソ・エリ
スリトールの結晶が50μm以上となり、ざらついた砂を
かむ様な食感になり好ましくない。
チユーインガムの製造方法としては、糖および糖アルコ
ール(メソ・エリスリトールを除く)から選ばれた糖類
と、メソ・エリスリトール30〜60重量%とを含有する糖
類混合物を、130〜160℃で溶融した後、100〜130℃に冷
却したのちガムベースと共に100〜130℃で良く混練し、
ついで40〜60℃に冷却し、香料、必要に応じて酸味料、
ビタミン剤等を加え、シート化、整型、切断、包装の工
程をへて製品とする方法が採用できる。
出来たチユーインガムの中には50μm以下の糖の微結晶
が生じている。30〜60重量%のメソ・エリスリトールを
含有する糖類混合物は、糖相互の結晶化を阻止するもの
と考えられ、冷却静置状態で放置すると晶出しにくい。
しかしこの混合糖液をガムベースと加熱混合し、攪拌し
ながら冷却すると結晶が晶出する。晶出しはじめた結晶
は前述の如く糖相互の結晶化を阻止するものと考えられ
るため50μm以上の大きさにはなりにくく、50μm以下
の結晶が得られるものと考えられる。
又、組合せる糖の種類によっては甘味が不足する場合も
あるが、これらは必要に応じて非糖類甘味料、すなわち
アスパルテーム、ステビオサイド、サッカリンNa、アセ
スルファムK等を併用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明は以下
の実施例に限定されるものではない。
実施例1 メソ・エリスリトール(日研化学株式会社製造)500g、
パラチノース(三井製糖株式会社製造)500g、水50gを
煮釜に入れ、150℃迄昇温し溶融した後、100℃に冷却し
た。この溶融液と、100℃の以下の組成を有するガムベ
ースとをよく混練した。
カムベース 酢酸ビニル樹脂 30(重量%) ポリイソブチレン 3(重量%) マイクロクリスタリンワックス 12 タルク 10 エステルガム 20 天然樹脂 17 グリセリン脂肪酸エステル 8 十分混練したのち、糖とガムベースの溶融物を50℃に冷
却した。50℃に達したならば香料を添加しよく混練し
た。十分混練した後にシート化、整型、切断し、チユー
インガムを製造した。
出来たチユーインガム中の糖の結晶粒子の大きさは50μ
m以下であり、食感はざらつきがなく良好であった。
このチユーインガムと機械的に粉砕篩別して50μm以下
に調整したメソ・エリスリトールとパラチノースの粉糖
と香料とガムベースとを混練して製造したチユーインガ
ムとについて、比較官能検査を行なった結果、実施例1
のチユーインガムと機械的に粉砕した糖を用いたチユー
インガムとの間には、食感の差はなかった。パネラは15
名で、三菱化成工業株式会社総合研究所において食品研
究開発に10年以上従事している者である。
実施例2 メソ・エリスリトール(日研化学株式会社製造)500g、
マルチトール(東京化成工業株式会社製造)500g、水50
gを煮釜に入れ、150℃迄昇温し溶融した後、110℃に冷
却した。この溶融液と100℃のガムベース(実施例1と
同じガムベース)とをよく混練した。十分混練した後、
糖とガムベースの溶融物を50℃に冷却した。50℃に達し
たら香料を添加しよく混練した。十分混練したならばシ
ート化、整型、切断しチユーインガムを製造した。
出来たチユーインガム中の糖の結晶粒子は50μm以下の
大きさであり、食感はざらつきがなく良好であった。
〔発明の効果〕 本発明のチユーインガムの製造方法によれば、従来の結
晶体を機械的粉砕篩分けて微結晶を得る工程なく、50μ
m以下の糖結晶が得られる。
又、本発明方法で製造されるチユーインガムは、好まし
い食感を有している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メソ・エリスリトール30〜60重量%と、糖
    および糖アルコール(メソ・エリスリトールを除く)か
    ら選ばれた糖類とを含有する糖類混合物を溶融する工程
    と、得られた溶融物にガムベースを添加し、100〜130℃
    で混練する工程と、そして次いで冷却固化する工程とか
    らなることを特徴とするチユーインガムの製造方法。
JP62207798A 1987-08-21 1987-08-21 チュ−インガムの製造方法 Expired - Lifetime JPH0728671B2 (ja)

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