JPH0728693U - 作画玩具 - Google Patents

作画玩具

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JPH0728693U JP063667U JP6366793U JPH0728693U JP H0728693 U JPH0728693 U JP H0728693U JP 063667 U JP063667 U JP 063667U JP 6366793 U JP6366793 U JP 6366793U JP H0728693 U JPH0728693 U JP H0728693U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の図形等を正確に、かつ簡単に作画でき
る作画玩具を提供する。 【構成】 作画用の紙材を保持する紙材保持手段と、前
記紙材に作画を行うための筆記具を保持する筆記具保持
手段と、前記紙材に沿う一の方向への前記筆記具保持手
段の移動情報を保有する第1カムと、前記紙材に沿い、
かつ前記一の方向と交差する方向への前記筆記具保持手
段の移動情報を保有する第2カムと、前記第1カムおよ
び前記第2カムを動作させるカム駆動手段と、前記第1
カムおよび前記第2カムに連結され、この両カムの作動
に基づき前記筆記具保持手段を移動させて、前記紙材上
に所定の作画を行わせる作画機構とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カムを用いて所定の作画を行う作画玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作画玩具として、ハート型模様、花形模様、幾何学的模様などをプラス チック樹脂製の基板を打ち抜いて形成したものが知られている。この作画玩具は 、作画用の紙材上に固定し、打抜き模様の内側に沿って鉛筆などの筆記具を移動 させることにより、打抜き模様を紙材上に転写できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、幼児などは、前記作画玩具を固定し続けることができないばかりか 、打抜き模様の内側に鉛筆を正確に沿わせることができない。このため、打抜き 模様を正確に紙材上に転写することが困難であり、所望の図形などを作画するこ とが困難であった。さらに、前記作画玩具により作画できる模様は、いわゆる一 筆書き模様や簡単な模様に限定されてしまい、動物やキャラクタなど、複雑な模 様の作画を行うことができなかった。
【0004】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ ろは、所望の図形等を正確に、かつ簡単に作画できる作画玩具を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、請求項1記載の考案に係る作画玩具は、作画用の紙材 を保持する紙材保持手段と、前記紙材に作画を行うための筆記具を保持する筆記 具保持手段と、前記紙材に沿う一の方向への前記筆記具保持手段の移動情報を保 有する第1カムと、前記紙材に沿い、かつ前記一の方向と交差する方向への前記 筆記具保持手段の移動情報を保有する第2カムと、前記第1カムおよび前記第2 カムを動作させるカム駆動手段と、前記第1カムおよび前記第2カムに連結され 、この両カムの作動に基づき前記筆記具保持手段を移動させて、前記紙材上に所 定の作画を行わせる作画機構とを備えるものである。
【0006】 また、請求項2記載の考案に係る作画玩具は、請求項1に記載の作画玩具にお いて、前記紙材に対して前記筆記具のペン先を接離させるための接離情報を保有 する第3カムをさらに有し、前記カム駆動手段は、前記第1カムおよび前記第2 カムの他に前記第3カムをも動作させるように構成され、前記作画機構は、当該 第1カムおよび前記第2カムの他に前記第3カムにも連結され、当該第3カムの 作動に基づき、前記筆記具および前記紙材の少なくとも一方を、ペン先が接離す る方向へ移動させるように構成されているものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の考案に係る作画玩具によれば、カム駆動手段によって、第1カ ムおよび第2カムにより作画機構が動作し、第1カムおよび第2カムの移動情報 に従って、筆記具保持手段を移動させる。ここで、第1カムの移動情報は、紙材 に沿う一の方向へ筆記具保持手段を移動させる情報であり、第2カムの移動情報 は、紙材に沿い、かつ前記一の方向と交差する方向へ筆記具保持手段を移動させ る情報であるので、筆記具保持手段に保持された筆記具は両情報に基づいて複合 的な動作を行い、これにより、第1カムおよび第2カムに対応した作画が行われ ることになる。
【0008】 また、請求項2記載の考案に係る作画玩具によれば、カム駆動手段によって、 第1カム、第2カムおよび第3カムを連動して動作させると、作画機構が働き、 第1カム、第2カムおよび第3カムの移動情報に従って、筆記具保持手段を移動 させる。ここで、第3カムの移動情報は、筆記具のペン先を紙材に接離させるた めの情報である。したがって、筆記具のペン先が、紙材に対して接触したり離れ たりしつつ作画が行われるため、いわゆる一筆書きの作画だけでなく、不連続な 線分によって構成される複雑な模様の作画を行うこともできる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に係る作画玩具について図面を用いて説明する。図1 は、本実施例に係る作画玩具1の外観斜視図を示している。この作画玩具1の本 体2の外郭について説明すれば、本体2の外郭は、上枠2aと下枠2bとからな っており、この本体2上には、紙材Pの紙材面を露出させるための窓2cと、カ ム体4を回転させるためのハンドル5と、本体2に対してカム体4を着脱するた めのエジェクトボタン8と、筆記具(図示せず)を置くための筆記具立て2dと が設けられている。一方、本体2の左横は、紙材トレー3の着脱のための紙材ト レー挿入口2e(図3参照)が、本体2の右横には、カムトレー9が突出可能な カム取出口2f(図3参照)が、本体2の奥側には、持ち運び用の取っ手2gが それぞれ設けられている。
【0010】 そして、この作画玩具1によれば、作画用の紙材Pを固定する紙材トレー(紙 材保持手段)3と、筆記具や紙材トレー3の移動情報を保有するカム体4とを本 体2に組み込んで、ハンドル5を操作することによって、筆記具を保持させた筆 記具ホルダ(筆記具保持手段)6をX,Y方向へ動作させるとともに、紙材トレ ー3を筆記具のペン先に対して接離させることによって、作画が行われる。
【0011】 すなわち、紙材Pを紙材トレー3にセットし、この紙材トレー3を紙材トレー 挿入口2eから差し込む。一方、エジェクトボタン8を押し、カムトレー9を本 体2から突出させ、このカムトレー9にカム体4をセットした後、このカムトレ ー9を本体2内に押し込む。また、筆記具ホルダ6に筆記具を保持させる。この 状態で、ハンドル5を時計方向に回転させると、カム体4が回転し、このカム体 4の回転に基づいて、筆記具ホルダ6が、同図に示す矢印X方向および矢印Y方 向に移動すると共に、紙材トレー3が矢印Z方向に上下動することにより、紙材 P上にカム体4に対応した図形等が作画される。
【0012】 次に、この作画玩具1の細部を図2〜図15に基づいて説明する。なお、ここ で図2は作画玩具1の上部構造の分解斜視図を、図3は作画玩具1の下部構造の 分解斜視図を示すが、便宜上、いくつかの部品については重複して示してある。
【0013】 まず、紙材トレー3は、図4に示すように、トレー本体10および蓋体11か ら構成され、全体として矩形となっており、トレー本体10に紙材Pを乗せた後 、トレー本体10に蓋体11を嵌合させることにより、紙材Pをしっかり挟み込 めるような構造となっている。蓋体11には窓11aが形成され、その窓11a からは紙材面の一部が露出するような構造になっている。この紙材トレー3は本 体2の左横の紙材トレー挿入口2eから本体2内に差込み可能となっており、紙 材トレー挿入口2eに差し込まれた状態では、上下動可能に本体2内に取り付け られた支持台12上にセットされる。
【0014】 カム体4は図5に示すように3重カムを構成している。つまり、このカム体4 は、3つのカム4x(第1カム)、4y(第2カム)および4z(第3カム)を 重ね合わせて構成されている。このうち、カム4xには、筆記具ホルダ6のX方 向の移動情報が刻設され、カム4yには、筆記具ホルダ6のY方向の移動情報が 刻設され、カム4zには、紙材トレー3のZ方向の移動情報が刻設されている。 つまり、カム体4には所定の図形等を描くための情報が刻まれている。このよう に構成されたカム体4は、本体2に対して出没可能に設けられたカムトレー9に セット可能となっている。
【0015】 カムトレー9は、図6に示すように、軸9bを中心に水平方向に揺動可能とな るように本体2に取り付けられている。このカムトレー9において、カム体4が 着座する部分は凹部9aとなっており、この凹部9aの一部は切り欠かれ、この 切欠き部分にて、カム体4は後述の作画機構13と係合するようになっている。 なお、このカムトレー9へのカム体4の設置は、図3に示すように、キー14a が付設された軸部材14にカム体4を嵌合させることによって行われるようにな っている。
【0016】 続いて、カムトレー係止機構15およびカムトレーエジェクト機構16を図6 〜図9に基づいて説明する。カムトレー係止機構15は、カムトレー9の側方の 突片9cに設けられた爪孔9dと、カムトレー9の近傍に配置され、ばね38に よって上方へ向けて付勢された係止ロッド17とから構成されている。ここで、 係止ロッド17には、その側面に、前記爪孔9dと係合可能な爪17aが形成さ れている。この爪17aの上端面は外方へ向けて下り勾配を持つように傾斜面と なっており、この傾斜面は、カムトレー9が本体2内に押し込まれる際に前記突 片9cの下面に接触して、係止ロッド17をばね38の付勢力に抗して強制的に 押し下げる働きをする。この傾斜面の働きによって、爪孔9dと爪17aとが係 合することになる。なお、カムトレー9が本体2から突出した際に、前記係止ロ ッド17が脱落しないように、係止ロッド17の上は中板18で押さえてある。
【0017】 一方、カムトレーエジェクト機構16は、エジェクトボタン8と、このエジェ クトボタン8の押圧によって作動し前記係止ロッド17を強制的に押し下げる揺 動板19と、カムトレー9を本体2から突出させる方向へ付勢するねじりコイル ばね24(図3)とから構成されている。エジェクトボタン8はフランジ8aを 有している。また、このエジェクトボタン8はばね20によって上方へ向けて付 勢されている。一方、揺動板19は軸21を中心に揺動可能に取り付けられると ともに、ばね23によって、揺動板19の手前側端部がエジェクトボタン8に接 近する方向に付勢されている。この揺動板19の手前側端部には、エジェクトボ タン8側に向けて突出する突起22が設けられている(図8)。この突起22の 上面は外方へ向けて下り勾配を持つように傾斜面となっており、この傾斜面は、 エジェクトボタン8が押圧されない状態では、前記ばね23の作用により、前記 エジェクトボタン8のフランジ8aの下方に位置している。そして、エジェクト ボタン8が押圧されると、そのフランジ8aと突起22の傾斜面との係合によっ て、揺動板19がばね23の付勢力に抗する方向(右廻り)に回転するようにな っている。また、揺動板19の奥側端部の下面も、図9に示すように、係止ロッ ド17側の接面が傾斜面となっており、この傾斜面は、エジェクトボタン8が押 圧され揺動板19が左廻りに回転すると、係止ロッド17の頭部を垂下させて、 係止ロッド17をばね38の付勢力に抗して強制的に押し下げる働きをする。ま た、ねじりコイルばね24はカムトレー9を常時に本体2から突出する方向へ付 勢している。したがって、エジェクトボタン8の押圧によって、カムトレー9の 爪孔9dと係止ロッド17の爪17aとの係合が解除されると、ねじりコイルば ね24の作用によって、カムトレー9が本体2から自動的に突出することとなる 。
【0018】 次に、カム駆動機構25について図2、図3および図10を用いて説明すれば 、このカム駆動機構25は、前記ハンドル5と、このハンドル5と一体的に動作 可能な歯車26と、この歯車26から伝達される回転動力をカム体4に伝達する 歯車27a,27b,28a,28b,29,30と、歯車30にねじ止めされ た前記軸部材14とを備えて構成されている。このカム駆動機構25によれば、 ハンドル5が操作された場合に、そのハンドル5の回転動力が、歯車27a,2 7b,28a,28b,29,30および軸部材14を通じて、カム体4に伝達 されるようになっている。なお、ハンドル5の軸31にはクラッチ32が設けら れている。このクラッチ32は面クラッチを構成しており、ハンドル5を逆方向 へ回転させた場合に、ハンドル5から歯車26への動力伝達を遮断できるように なっている。
【0019】 次に、本体2に設けられたその他の部品および機構について説明する。 本体2には、前記部品および機構の他、筆記具ホルダ6(図11)と、この筆 記具ホルダ6を担持する案内機構33(図2)と、この案内機構33とともに作 画機構13を構成するX方向移動機構43(図12)、Y方向移動機構60(図 13)およびZ方向移動機構70(図14)とが設けられている。
【0020】 まず、案内機構33について説明すれば、この案内機構33は図2に示すよう にラック・ピニオン機構によって構成されている。すなわち、案内機構33は、 本体2の窓枠下に配設された2組のラック34a,34aおよび35a,35a と、ラック34a,34aにそれぞれ噛合するピニオン歯車36a,36aを両 端に持つピニオン軸36と、ラック35a,35aにそれぞれ噛合するピニオン 歯車37a,37aを両端に持つピニオン軸37と、ピニオン軸36,37が縦 横に貫通し当該ピニオン軸36,37に沿ってX,Y方向に移動可能なスライダ 39とから構成されている。そして、このスライダ39に筆記具ホルダ6が取り 付けられている。
【0021】 この筆記具ホルダ6は、筆記具を外側から押さえつけるための板ばね40が取 り付けられ、かつスライダ39の筒部39aに嵌合可能なパイプ41と、前記筒 部39aに嵌合した筒部39aの上端にかぶせられる係止リング42とから構成 されている。
【0022】 X方向移動機構43は、カム4xのカム面形状に対応して、筆記具ホルダ6を X方向に移動させるためのものであって、図12に示すように、カム4xに接触 するピン44aが付設され軸45を中心に揺動可能なリンク44と、このリンク 44の揺動に追従し前記軸45を中心に揺動可能なリンク46と、このリンク4 6上の軸47を中心に揺動可能なリンク48とで構成されている。ここで、リン ク44とリンク46との係合関係を説明すれば、リンク44とリンク46とはば ね49を介して連結されており、これらリンク44,46は、このばね49の作 用によって、左廻りに一体的に回転するようになっている。また、リンク44の 上面には突子50が設けられ、この突子50には、ばね49の作用によって、リ ンク46が接しており、リンク44が右廻りに動作した際に、この突子50の作 用によって、リンク46が一体的に右廻りに回転するようになっている。また、 リンク44にはばね80(図3)が掛けられており、このばね80の作用によっ て、ピン44aがカム4xに接触している。次に、リンク48について説明すれ ば、このリンク48の自由端の下側には突片48aが形成され、この突片48a に形成した凹部はピニオン軸36に係合している。このように構成される結果、 回転するカム4xの形状に倣ってリンク44が動作し、これによって、リンク4 6,48が動作して、ピニオン軸36がX方向へ移動する。なお、前記構造は、 例えば子供が筆記具ホルダ6にセットされた筆記具を押え込むなどの外力が働い た状態でハンドル5が回されても、リンク44部によって外力を吸収し、安全機 構としての効果を奏するものである。
【0023】 Y方向移動機構60は、カム4yのカム面形状に対応して、筆記具ホルダ6を Y方向に移動させるためのものであって、図13に示すように、カム4yに接触 するピン61aが付設され軸45を中心に揺動可能なリンク61と、このリンク 61の揺動に追従し前記軸45を中心に揺動可能なリンク62と、このリンク6 2上の軸63を中心に揺動可能なリンク64とで構成されている。ここで、リン ク61とリンク62との係合関係を説明すれば、リンク61とリンク62とはば ね65を介して連結されており、これらリンク61,62は、このばね65の作 用によって、一体的に右廻りに回転するようになっている。また、リンク61の 上面にはばね掛け部65aが設けられ、このばね掛け部65aには、ばね65の 作用によって、リンク62が接しており、リンク61が右廻りに動作した際に、 ばね掛け部65aの作用によって、リンク62が一体的に右廻りに回転するよう になっている。また、リンク61にはばね66(図3)が掛けられており、この ばね66の作用によって、ピン61aがカム4yに接触している。次に、リンク 64について説明すれば、このリンク64の自由端の下側には突片64aが形成 され、この突片64aに形成した凹部はピニオン軸37に係合している。このよ うに構成される結果、回転するカム4yの形状に倣ってリンク61が動作し、こ れによって、リンク62,64が動作して、ピニオン軸37がY方向へ移動する 。なお、リンク61は、リンク44と同様に、安全機構としての効果を奏するも のである。
【0024】 Z方向移動機構70は、カム4yのカム面形状に対応して、筆記具ホルダ6を Z方向に移動させるためのものであって、図14に示すように、4節回転連鎖機 構71と、この4節回転連鎖機構71に連結されるスライダ78と、このスライ ダ78によって上下動させられる前記紙材トレー支持台12とから構成されてい る。4節回転連鎖機構71は、本体2の下枠2bと、カム4yに接触するピン7 2aが付設され前記軸45を中心に揺動可能なリンク72と、このリンク72上 の軸73を中心に揺動可能なリンク74と、このリンク74上の軸75と、下枠 2b上の軸76を中心に揺動可能なリンク77とから構成されている。一方、ス ライダ78は、リンク77における軸75,76以外の部分で当該リンク77に 係合している。このスライダ78は、紙材トレー支持台12下側で往復動作でき るようになっている。そして、このスライダ78の上面には図15に示すように 舌片状の突起78a,78a,78a,78aが付設されている。一方、紙材ト レー支持台12下側には2条の凸部12a,12aが付設されている。そして、 前記スライダ78の突起78a,78a,78a,78aと前記紙材トレー支持 台12の凸部12a,12aとが合致した場合に、紙材トレー支持台12は上動 し、ペン先が紙材Pに接するようになっている。なお、リンク72にはばね79 (図3)が掛けられており、このばね79の作用によって、ピン72aがカム4 zに接触している。
【0025】 次に、作画玩具1の全体的動作について説明する。ハンドル5を右廻りに回転 させると、カム駆動機構25により、カム体4が回転する。すると、カム4x, 4y,4zによって、X方向移動機構43,Y方向移動機構60およびZ方向移 動機構70、ひいては案内機構33および紙材トレー支持台12がそれぞれ作動 する。そして、X方向移動機構43およびY方向移動機構60により、筆記具ホ ルダ6がX方向およびY方向に移動し、また、Z方向移動機構70により、紙材 トレー支持台12が上下動する。その結果、紙材トレー支持台12が上昇位置に ある間の、筆記具ホルダ6のX方向およびY方向への動作によって、紙材P上に カム体4に対応した図形が描けることになる。したがって、図形毎にカム体4を 用意しておけば、カム体4の選択によって、好きな図形が描けることになる。
【0026】 以上のように、本実施例によれば、ハンドル5を操作することによって、カム 体4に保有される作画情報に基づいて、筆記具等が自動的に動作して作画を行う ので、いわゆる一筆書きの作画だけでなく、不連続な線分からなる複雑な模様の 作画を行うことができる。
【0027】 なお、上記実施例においては、カム駆動機構24は、ハンドル5によってカム 体4を回転させるものであったが、カム駆動機構24は、モータによりカム体4 を駆動させるようなものであってもよい。
【0028】 また、本実施例においては、筆記具のペン先を紙材Pに接離させるために、紙 材トレー3を上下させるようにしているが、筆記具保持部6を紙材Pに対して上 下に移動させるようにしてもよい。
【0029】 また、筆記具ホルダ6は、本実施例に限定されず、例えば、クリップなどで筆 記具を保持させるようにしてもよい。
【0030】 なお、本考案にいう紙材は、トレーシングペーパーやビニール紙なども含まれ る広い概念である。
【0031】
【考案の効果】
以上のように本考案の作画玩具によれば、所望の図形等を正確に、かつ簡単に 作画できる正確に作画を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る作画玩具の斜視図である。
【図2】本考案に係る作画玩具の上部構造を示す分解図
である。
【図3】本考案に係る作画玩具の下部構造を示す分解図
である。
【図4】本考案に係る作画玩具の紙材トレーを示す分解
図である。
【図5】本考案に係る作画玩具のカムの斜視図である。
【図6】本考案に係る作画玩具のカムトレーおよびその
近傍の斜視図である。
【図7】本考案に係る作画玩具のカムトレー係止機構お
よびカムトレーエジェクト機構の斜視図である。
【図8】本考案に係る作画玩具のカムトレーエジェクト
機構の一部を示す斜視図である。
【図9】本考案に係る作画玩具のカムトレー係止機構お
よびカムトレーエジェクト機構の動作を説明するための
図である。
【図10】本考案に係る作画玩具のカム駆動機構の歯車
の噛合関係を示す分解図である。
【図11】本考案に係る作画玩具の筆記具ホルダおよび
案内機構示す斜視図である。
【図12】本考案に係る作画玩具のX方向移動機構を示
す斜視図である。
【図13】本考案に係る作画玩具のY方向移動機構を示
す斜視図である。
【図14】本考案に係る作画玩具のZ方向移動機構を示
す斜視図である。
【図15】本考案に係る作画玩具のZ方向移動機構を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 作画玩具 4 カム体 4x カム(第1カム) 4y カム(第2カム) 4z カム(第3カム) 6 筆記具保持部 13 作画機構 33 案内機構 43 X方向移動機構 60 Y方向移動機構 70 Z方向移動機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作画用の紙材を保持する紙材保持手段
    と、前記紙材に作画を行うための筆記具を保持する筆記
    具保持手段と、前記紙材に沿う一の方向への前記筆記具
    保持手段の移動情報を保有する第1カムと、前記紙材に
    沿い、かつ前記一の方向と交差する方向への前記筆記具
    保持手段の移動情報を保有する第2カムと、前記第1カ
    ムおよび前記第2カムを動作させるカム駆動手段と、前
    記第1カムおよび前記第2カムに連結され、この両カム
    の作動に基づき前記筆記具保持手段を移動させて、前記
    紙材上に所定の作画を行わせる作画機構とを備えること
    を特徴とする作画玩具。
  2. 【請求項2】 前記紙材に対して前記筆記具のペン先を
    接離させるための接離情報を保有する第3カムをさらに
    有し、前記カム駆動手段は、前記第1カムおよび前記第
    2カムの他に前記第3カムをも動作させるように構成さ
    れ、前記作画機構は、当該第1カムおよび前記第2カム
    の他に前記第3カムにも連結され、当該第3カムの作動
    に基づき、前記筆記具および前記紙材の少なくとも一方
    を、ペン先が接離する方向へ移動させるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の作画玩具。
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