JPH07286968A - 表面欠陥検査装置 - Google Patents
表面欠陥検査装置Info
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- JPH07286968A JPH07286968A JP8150994A JP8150994A JPH07286968A JP H07286968 A JPH07286968 A JP H07286968A JP 8150994 A JP8150994 A JP 8150994A JP 8150994 A JP8150994 A JP 8150994A JP H07286968 A JPH07286968 A JP H07286968A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 スリット光29を照射する投光手段13と、
熱延鋼板11からの反射光26を受光するために所定の
受光立体角α、βにそれぞれ設定された2個のCCDカ
メラ21、22と、これらへ反射光26を導くハーフミ
ラー25と、CCDカメラ21、22からの画像信号2
1a、22aを処理する信号処理手段28とを備えてい
る表面欠陥検査装置。 【効果】 CCDカメラ21、22の画像信号21a、
22aから優れたS/N比で凹状欠陥とスリ疵状欠陥と
を確実に検出することができるとともに、高いしきい値
で比較することができるため、凹状欠陥とスリ疵状欠陥
以外のものが欠陥として誤検出されるのを防止すること
ができる。
熱延鋼板11からの反射光26を受光するために所定の
受光立体角α、βにそれぞれ設定された2個のCCDカ
メラ21、22と、これらへ反射光26を導くハーフミ
ラー25と、CCDカメラ21、22からの画像信号2
1a、22aを処理する信号処理手段28とを備えてい
る表面欠陥検査装置。 【効果】 CCDカメラ21、22の画像信号21a、
22aから優れたS/N比で凹状欠陥とスリ疵状欠陥と
を確実に検出することができるとともに、高いしきい値
で比較することができるため、凹状欠陥とスリ疵状欠陥
以外のものが欠陥として誤検出されるのを防止すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面欠陥検査装置に関
し、より詳細には、例えばローラー上において高速度で
搬送されている熱延鋼板表面上にある凹状欠陥、スリ疵
状欠陥等を検出するために用いられる表面欠陥検査装置
に関する。
し、より詳細には、例えばローラー上において高速度で
搬送されている熱延鋼板表面上にある凹状欠陥、スリ疵
状欠陥等を検出するために用いられる表面欠陥検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は搬送ライン上を高速度で搬送され
ている被検査物の表面欠陥を検出するための、従来の表
面欠陥検査装置を模式的に示したブロック図であり、図
中11は被検査物としての鋼板を示している。鋼板11
はローラ12上を矢印A方向へ高速度で搬送されてお
り、鋼板11上方の所定箇所には鋼板11表面に光を照
射する投光手段13が配設されている。また鋼板11上
方の所定箇所には受光手段としての1個の一次元CCD
(Charge Coupled Device)カメラ14が配設・固定され
ており、CCDカメラ14の受光絞り機構(図示せず)
は所定の絞り状態に設定・保持されている。そして投光
手段13からの照射光13aは鋼板表面11aで反射さ
れて反射光14aとなり、その一部が前記受光絞り機構
を通してCCDカメラ14で受光されるようになってい
る。さらにCCDカメラ14には信号処理手段15が接
続されており、信号処理手段15は微分処理(フィルタ
リング)回路15a、比較回路15b、マイクロコンピ
ュータ15c等を含んで構成されている。
ている被検査物の表面欠陥を検出するための、従来の表
面欠陥検査装置を模式的に示したブロック図であり、図
中11は被検査物としての鋼板を示している。鋼板11
はローラ12上を矢印A方向へ高速度で搬送されてお
り、鋼板11上方の所定箇所には鋼板11表面に光を照
射する投光手段13が配設されている。また鋼板11上
方の所定箇所には受光手段としての1個の一次元CCD
(Charge Coupled Device)カメラ14が配設・固定され
ており、CCDカメラ14の受光絞り機構(図示せず)
は所定の絞り状態に設定・保持されている。そして投光
手段13からの照射光13aは鋼板表面11aで反射さ
れて反射光14aとなり、その一部が前記受光絞り機構
を通してCCDカメラ14で受光されるようになってい
る。さらにCCDカメラ14には信号処理手段15が接
続されており、信号処理手段15は微分処理(フィルタ
リング)回路15a、比較回路15b、マイクロコンピ
ュータ15c等を含んで構成されている。
【0003】このように構成された表面欠陥検査装置を
用いて表面欠陥を検出する場合、まずCCDカメラ14
で鋼板表面11aを撮像する。すると一次元のCCDカ
メラ14の走査ごとに出力された画像信号14bが信号
処理手段15に伝送され、微分処理回路15aにより微
分信号15dに変換され、ノイズ信号が除去される。次
に微分信号15dは比較回路15bに伝送され、あらか
じめ設定されたしきい値との比較処理が行なわれ、さら
にマイクロコンピュータ15cで判断処理が行われて欠
陥が検出される。前記ノイズ信号にはローラ12上を移
動する際に生じる鋼板11のバタツキや、鋼板表面11
aの表面粗さの差異等に起因したCCD14カメラの受
光ムラによるものが含まれている。したがって、前記微
分処理の際におけるノイズ信号の除去によりS/N比
(Signal-to-Noize ratio)が高められ、欠陥が検出され
なかったり、あるいは欠陥以外のものが欠陥として検出
されるトラブルが防止される。
用いて表面欠陥を検出する場合、まずCCDカメラ14
で鋼板表面11aを撮像する。すると一次元のCCDカ
メラ14の走査ごとに出力された画像信号14bが信号
処理手段15に伝送され、微分処理回路15aにより微
分信号15dに変換され、ノイズ信号が除去される。次
に微分信号15dは比較回路15bに伝送され、あらか
じめ設定されたしきい値との比較処理が行なわれ、さら
にマイクロコンピュータ15cで判断処理が行われて欠
陥が検出される。前記ノイズ信号にはローラ12上を移
動する際に生じる鋼板11のバタツキや、鋼板表面11
aの表面粗さの差異等に起因したCCD14カメラの受
光ムラによるものが含まれている。したがって、前記微
分処理の際におけるノイズ信号の除去によりS/N比
(Signal-to-Noize ratio)が高められ、欠陥が検出され
なかったり、あるいは欠陥以外のものが欠陥として検出
されるトラブルが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋼板11の表面欠陥に
は凹状欠陥、スリ疵状欠陥等種類が多い。例えば凹状欠
陥は凹形状または凸形状を有しており、圧延ロールに生
じた疵が圧延の際に鋼板11表面に転写されて形成され
たものである。またスリ疵状欠陥は光沢を有しており、
鋼板11表面に付着した厚さ数μmのスケールが剥れ、
その跡が欠陥となったものである。
は凹状欠陥、スリ疵状欠陥等種類が多い。例えば凹状欠
陥は凹形状または凸形状を有しており、圧延ロールに生
じた疵が圧延の際に鋼板11表面に転写されて形成され
たものである。またスリ疵状欠陥は光沢を有しており、
鋼板11表面に付着した厚さ数μmのスケールが剥れ、
その跡が欠陥となったものである。
【0005】上記した表面欠陥検査装置においては、1
個のCCDカメラ14で撮像された画像信号14bが信
号処理手段15で信号処理されることにより、欠陥が検
出されるようになっている。しかし、この信号処理だけ
では凹状欠陥は検出される一方、スリ疵状欠陥が検出さ
れ難かったり、あるいはスリ疵状欠陥は検出される一
方、凹状欠陥が検出され難かったり、欠陥の種類により
検出誤差が生じるという課題があった。
個のCCDカメラ14で撮像された画像信号14bが信
号処理手段15で信号処理されることにより、欠陥が検
出されるようになっている。しかし、この信号処理だけ
では凹状欠陥は検出される一方、スリ疵状欠陥が検出さ
れ難かったり、あるいはスリ疵状欠陥は検出される一
方、凹状欠陥が検出され難かったり、欠陥の種類により
検出誤差が生じるという課題があった。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、多くの種類の表面欠陥を確実に検出すること
ができる表面欠陥検査装置を提供することを目的として
いる。
のであり、多くの種類の表面欠陥を確実に検出すること
ができる表面欠陥検査装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る表面欠陥検査装置は、被検査物に光を照
射し、前記被検査物からの反射光量に基づいて前記被検
査物の表面欠陥を検出するための表面欠陥検査装置にお
いて、前記被検査物に光を照射する投光手段と、前記被
検査物からの反射光を受光するために所定の受光立体角
に設定された複数個の受光手段と、これらそれぞれの受
光手段へ前記反射光を導く導光手段と、前記受光手段か
らの信号を処理する信号処理手段とを備えていることを
特徴としている。
に本発明に係る表面欠陥検査装置は、被検査物に光を照
射し、前記被検査物からの反射光量に基づいて前記被検
査物の表面欠陥を検出するための表面欠陥検査装置にお
いて、前記被検査物に光を照射する投光手段と、前記被
検査物からの反射光を受光するために所定の受光立体角
に設定された複数個の受光手段と、これらそれぞれの受
光手段へ前記反射光を導く導光手段と、前記受光手段か
らの信号を処理する信号処理手段とを備えていることを
特徴としている。
【0008】
【作用】図3は欠陥部または正常部に光を照射し、これ
らから反射される光の光量と散乱角との関係を比較調査
した結果を示した曲線図であり、(a)は凹状欠陥部
(曲線A)、正常部(曲線C)の場合、(b)はスリ疵
状欠陥部(曲線B)、正常部(曲線C)の場合を示して
いる。この結果から明らかなように、散乱角がα以内の
範囲における凹状欠陥部と正常部との光量比は7:10
であり、散乱角がβ以内の範囲における前記光量比は
6:7である(a)。一方、散乱角がα以内の範囲にお
けるスリ疵状欠陥部と正常部との光量比は5:4であ
り、散乱角がβ以内の範囲における前記光量比は5:3
である(b)。このように欠陥の種類により、反射パタ
ーンが異なっていることが分かる。したがって、凹状欠
陥の場合、散乱角がα以内の範囲の反射光を撮像すると
S/N比が高められ、凹状欠陥が確実に検出されること
となる。またスリ疵状欠陥の場合、散乱角がβ以内の範
囲の反射光を撮像するとS/N比が高められ、スリ疵状
欠陥が確実に検出されることとなる。
らから反射される光の光量と散乱角との関係を比較調査
した結果を示した曲線図であり、(a)は凹状欠陥部
(曲線A)、正常部(曲線C)の場合、(b)はスリ疵
状欠陥部(曲線B)、正常部(曲線C)の場合を示して
いる。この結果から明らかなように、散乱角がα以内の
範囲における凹状欠陥部と正常部との光量比は7:10
であり、散乱角がβ以内の範囲における前記光量比は
6:7である(a)。一方、散乱角がα以内の範囲にお
けるスリ疵状欠陥部と正常部との光量比は5:4であ
り、散乱角がβ以内の範囲における前記光量比は5:3
である(b)。このように欠陥の種類により、反射パタ
ーンが異なっていることが分かる。したがって、凹状欠
陥の場合、散乱角がα以内の範囲の反射光を撮像すると
S/N比が高められ、凹状欠陥が確実に検出されること
となる。またスリ疵状欠陥の場合、散乱角がβ以内の範
囲の反射光を撮像するとS/N比が高められ、スリ疵状
欠陥が確実に検出されることとなる。
【0009】また、CCDカメラにより所定の散乱角内
の光を受光するには、前記CCDカメラの受光立体角を
調整する必要があり、この受光立体角は前記CCDカメ
ラと被検査物との距離、または前記CCDカメラにおけ
る入射光の絞り度合いにより変え得ることとなる。
の光を受光するには、前記CCDカメラの受光立体角を
調整する必要があり、この受光立体角は前記CCDカメ
ラと被検査物との距離、または前記CCDカメラにおけ
る入射光の絞り度合いにより変え得ることとなる。
【0010】本発明に係る表面欠陥検査装置によれば、
被検査物に光を照射する投光手段と、前記被検査物から
の反射光を受光するために所定の受光立体角に設定され
た複数個の受光手段と、これらそれぞれの受光手段へ前
記反射光を導く導光手段と、前記受光手段からの信号を
処理する信号処理手段とを備えているので、各欠陥種の
反射パターンに適合する前記受光立体角を選ぶことによ
り、複数個の受光手段の画像信号から優れたS/N比で
前記各欠陥種をそれぞれ確実に検出し得るとともに、高
いしきい値で比較し得るため、前記欠陥種以外のものが
欠陥として誤検出されるのが防止されることとなる。
被検査物に光を照射する投光手段と、前記被検査物から
の反射光を受光するために所定の受光立体角に設定され
た複数個の受光手段と、これらそれぞれの受光手段へ前
記反射光を導く導光手段と、前記受光手段からの信号を
処理する信号処理手段とを備えているので、各欠陥種の
反射パターンに適合する前記受光立体角を選ぶことによ
り、複数個の受光手段の画像信号から優れたS/N比で
前記各欠陥種をそれぞれ確実に検出し得るとともに、高
いしきい値で比較し得るため、前記欠陥種以外のものが
欠陥として誤検出されるのが防止されることとなる。
【0011】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る表面欠陥検査
装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例
と同一の機能を有する構成部品には同一の符号を付すこ
ととする。図1は本発明に係る表面欠陥検査装置の実施
例を模式的に示したブロック図であり、図中11は被検
査物としての熱延鋼板を示している。熱延鋼板11は複
数個のローラ12上を矢印A方向へ高速度で搬送されて
おり、熱延鋼板11上方の所定箇所には投光手段13が
配設されている。投光手段13は直流点灯式のメタルハ
ライド光源13bと集光レンズ13cとにより構成され
ており、メタルハライド光源13bから発射された光が
集光レンズ13cを通ってスリット光29となり、鋼板
表面11aに照射されるようになっている。一方、鋼板
表面11a上の法線11bに関してスリット光29と対
称位置にある反射光26線上の所定箇所には、第1の受
光手段としての一次元CCDカメラ21が配設されてい
る。また反射光26線上における鋼板表面11aとCC
Dカメラ21との間の所定箇所には、導光手段としての
ハーフミラー25が配設されている。さらにハーフミラ
ー25の後方の所定箇所には第2の受光手段としての一
次元CCDカメラ22が配設されており、ハーフミラー
25により、鋼板表面11aからの反射光26がCCD
カメラ21、22方向にそれぞれ分離されるようになっ
ている。CCDカメラ21、22は同一の光学的分解能
を有する一方、例えば、CCDカメラ21の受光立体角
は比較的大きいαに設定され、凹状欠陥が検出され易い
ように構成されており、CCDカメラ22の受光立体角
は比較的小さいβに設定され、スリ疵状欠陥が検出され
易いように構成されている。CCDカメラ21の前方に
は遮光フィルタ24が配設され、受光立体角がそれぞれ
異なっていても、CCDカメラ21、22の受光量が同
一となるように補正されており、共通のしきい値により
比較回路28bで比較処理が行なえるようになってい
る。またCCDカメラ22、遮光フィルタ24の前方に
は熱線吸収フィルタ23がそれぞれ装着されており、熱
線吸収フィルタ23により鋼板11からの放射熱が遮断
され、この放射熱でCCDカメラ21、22が損傷する
のが防止されるようになっている。
装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例
と同一の機能を有する構成部品には同一の符号を付すこ
ととする。図1は本発明に係る表面欠陥検査装置の実施
例を模式的に示したブロック図であり、図中11は被検
査物としての熱延鋼板を示している。熱延鋼板11は複
数個のローラ12上を矢印A方向へ高速度で搬送されて
おり、熱延鋼板11上方の所定箇所には投光手段13が
配設されている。投光手段13は直流点灯式のメタルハ
ライド光源13bと集光レンズ13cとにより構成され
ており、メタルハライド光源13bから発射された光が
集光レンズ13cを通ってスリット光29となり、鋼板
表面11aに照射されるようになっている。一方、鋼板
表面11a上の法線11bに関してスリット光29と対
称位置にある反射光26線上の所定箇所には、第1の受
光手段としての一次元CCDカメラ21が配設されてい
る。また反射光26線上における鋼板表面11aとCC
Dカメラ21との間の所定箇所には、導光手段としての
ハーフミラー25が配設されている。さらにハーフミラ
ー25の後方の所定箇所には第2の受光手段としての一
次元CCDカメラ22が配設されており、ハーフミラー
25により、鋼板表面11aからの反射光26がCCD
カメラ21、22方向にそれぞれ分離されるようになっ
ている。CCDカメラ21、22は同一の光学的分解能
を有する一方、例えば、CCDカメラ21の受光立体角
は比較的大きいαに設定され、凹状欠陥が検出され易い
ように構成されており、CCDカメラ22の受光立体角
は比較的小さいβに設定され、スリ疵状欠陥が検出され
易いように構成されている。CCDカメラ21の前方に
は遮光フィルタ24が配設され、受光立体角がそれぞれ
異なっていても、CCDカメラ21、22の受光量が同
一となるように補正されており、共通のしきい値により
比較回路28bで比較処理が行なえるようになってい
る。またCCDカメラ22、遮光フィルタ24の前方に
は熱線吸収フィルタ23がそれぞれ装着されており、熱
線吸収フィルタ23により鋼板11からの放射熱が遮断
され、この放射熱でCCDカメラ21、22が損傷する
のが防止されるようになっている。
【0012】CCDカメラ21、22にはコントローラ
27が接続されており、コントローラ27により電荷蓄
積時間が調整され、各CCDカメラ21、22が同様の
タイミングで高速に走査されるようになっている。また
CCDカメラ21、22には信号処理手段28が接続さ
れており、信号処理手段28はA/Dコンバータ28
a、比較回路28b、マイクロコンピュータ28c等を
含んで構成されている。
27が接続されており、コントローラ27により電荷蓄
積時間が調整され、各CCDカメラ21、22が同様の
タイミングで高速に走査されるようになっている。また
CCDカメラ21、22には信号処理手段28が接続さ
れており、信号処理手段28はA/Dコンバータ28
a、比較回路28b、マイクロコンピュータ28c等を
含んで構成されている。
【0013】このように構成された表面欠陥検査装置を
用いて表面欠陥を検出する場合、CCDカメラ21、2
2により同一の鋼板表面11aを撮像する。すると一次
元のCCDカメラ21、22の走査ごとに出力された画
像信号21a、22aが信号処理手段28に伝送され
る。画像信号21aには凹状欠陥信号が含まれ、画像信
号22aにはスリ疵状欠陥信号が含まれている。画像信
号21a、22aはA/Dコンバータ28aによりデジ
タル信号28dに変換された後、比較回路28bに伝送
される。そしてあらかじめ設定されたしきい値と比較さ
れ、しきい値を超える信号の論理和が出力され、マイク
ロコンピュータ28cで判断処理が行われて凹状欠陥、
スリ疵状欠陥が検出される。
用いて表面欠陥を検出する場合、CCDカメラ21、2
2により同一の鋼板表面11aを撮像する。すると一次
元のCCDカメラ21、22の走査ごとに出力された画
像信号21a、22aが信号処理手段28に伝送され
る。画像信号21aには凹状欠陥信号が含まれ、画像信
号22aにはスリ疵状欠陥信号が含まれている。画像信
号21a、22aはA/Dコンバータ28aによりデジ
タル信号28dに変換された後、比較回路28bに伝送
される。そしてあらかじめ設定されたしきい値と比較さ
れ、しきい値を超える信号の論理和が出力され、マイク
ロコンピュータ28cで判断処理が行われて凹状欠陥、
スリ疵状欠陥が検出される。
【0014】以下に、実施例に係る表面欠陥検査装置を
用い、凹状欠陥とスリ疵状欠陥とを撮像した結果につい
て説明する。なお、CCDカメラ21は受光立体角αが
約1×10-3str、CCDカメラ22は受光立体角β
が約2×10-4strに設定されたものを用いた。また
比較例として前記受光立体角とは別の受光立体角に設定
された装置を用いて欠陥を撮像した。
用い、凹状欠陥とスリ疵状欠陥とを撮像した結果につい
て説明する。なお、CCDカメラ21は受光立体角αが
約1×10-3str、CCDカメラ22は受光立体角β
が約2×10-4strに設定されたものを用いた。また
比較例として前記受光立体角とは別の受光立体角に設定
された装置を用いて欠陥を撮像した。
【0015】図2はS/N比と受光立体角との関係を調
査した結果を示した曲線図であり、図中曲線Aは凹状欠
陥、曲線Bはスリ疵状欠陥を示している。この結果から
明らかなように、約1×10-3strの受光立体角に設
定されたCCDカメラ21(画像信号21a)のS/N
比は、凹状欠陥がピークを示す一方、スリ疵状欠陥は検
出限界(S/N比3)以下になっている。また約2×1
0-4strの受光立体角に設定されたCCDカメラ22
(画像信号22a)のS/N比は、スリ疵状欠陥がピー
クを示す一方、凹状欠陥は検出限界(S/N比3)以下
になっている。したがって実施例に係る装置の場合、C
CDカメラ21、22の画像信号により凹状欠陥、スリ
疵状欠陥がそれぞれ明瞭に判別される。他方、CCDカ
メラ21、22のうちいずれか1台しか備えていない比
較例の装置の場合、凹状欠陥またはスリ状欠陥のいずれ
かの欠陥の判別が困難となった。さらに散乱角α、βか
ら大きく外れた例えば受光立体角が5×10-4strに
設定された比較例の装置の場合、凹状欠陥、スリ状欠陥
ともに判別が困難となった。
査した結果を示した曲線図であり、図中曲線Aは凹状欠
陥、曲線Bはスリ疵状欠陥を示している。この結果から
明らかなように、約1×10-3strの受光立体角に設
定されたCCDカメラ21(画像信号21a)のS/N
比は、凹状欠陥がピークを示す一方、スリ疵状欠陥は検
出限界(S/N比3)以下になっている。また約2×1
0-4strの受光立体角に設定されたCCDカメラ22
(画像信号22a)のS/N比は、スリ疵状欠陥がピー
クを示す一方、凹状欠陥は検出限界(S/N比3)以下
になっている。したがって実施例に係る装置の場合、C
CDカメラ21、22の画像信号により凹状欠陥、スリ
疵状欠陥がそれぞれ明瞭に判別される。他方、CCDカ
メラ21、22のうちいずれか1台しか備えていない比
較例の装置の場合、凹状欠陥またはスリ状欠陥のいずれ
かの欠陥の判別が困難となった。さらに散乱角α、βか
ら大きく外れた例えば受光立体角が5×10-4strに
設定された比較例の装置の場合、凹状欠陥、スリ状欠陥
ともに判別が困難となった。
【0016】この結果から明らかなように、実施例に係
る表面欠陥検査装置では、熱延鋼板11にスリット光2
9を照射する投光手段13と、熱延鋼板11からの反射
光26を受光するために所定の受光立体角α、βにそれ
ぞれ設定された2個のCCDカメラ21、22と、CC
Dカメラ21、22へ反射光26を導くハーフミラー2
5と、CCDカメラ21、22からの画像信号21a、
22aを処理する信号処理手段28とを備えているの
で、凹状欠陥、スリ疵状欠陥の反射パターンにそれぞれ
適合する受光立体角α、βを選ぶことにより、CCDカ
メラ21、22の画像信号21a、22aから3以上の
S/N比で2種類の凹状欠陥、スリ疵状欠陥をそれぞれ
確実に検出することができる。またS/N比が大きく、
高いしきい値で比較処理を行なうことができるため、凹
状欠陥、スリ疵状欠陥以外が欠陥として検出されるのを
防止することができる。
る表面欠陥検査装置では、熱延鋼板11にスリット光2
9を照射する投光手段13と、熱延鋼板11からの反射
光26を受光するために所定の受光立体角α、βにそれ
ぞれ設定された2個のCCDカメラ21、22と、CC
Dカメラ21、22へ反射光26を導くハーフミラー2
5と、CCDカメラ21、22からの画像信号21a、
22aを処理する信号処理手段28とを備えているの
で、凹状欠陥、スリ疵状欠陥の反射パターンにそれぞれ
適合する受光立体角α、βを選ぶことにより、CCDカ
メラ21、22の画像信号21a、22aから3以上の
S/N比で2種類の凹状欠陥、スリ疵状欠陥をそれぞれ
確実に検出することができる。またS/N比が大きく、
高いしきい値で比較処理を行なうことができるため、凹
状欠陥、スリ疵状欠陥以外が欠陥として検出されるのを
防止することができる。
【0017】なお上記実施例では、受光手段として2個
のCCDカメラ21、22を備えた装置について説明し
たが、欠陥の種類が多い場合には3個以上のCCDカメ
ラを用いてもよい。
のCCDカメラ21、22を備えた装置について説明し
たが、欠陥の種類が多い場合には3個以上のCCDカメ
ラを用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る表面欠
陥検査装置にあっては、被検査物に光を照射する投光手
段と、前記被検査物からの反射光を受光するために所定
の受光立体角に設定された複数個の受光手段と、これら
それぞれの受光手段へ前記反射光を導く導光手段と、前
記受光手段からの信号を処理する信号処理手段とを備え
ているので、各欠陥種の反射パターンに適合する前記受
光立体角を選ぶことにより、複数個の受光手段の画像信
号から優れたS/N比で前記各欠陥種をそれぞれ確実に
検出することができるとともに、高いしきい値で比較す
ることができるため、前記欠陥種以外のものが欠陥とし
て誤検出されるのを防止することができる。
陥検査装置にあっては、被検査物に光を照射する投光手
段と、前記被検査物からの反射光を受光するために所定
の受光立体角に設定された複数個の受光手段と、これら
それぞれの受光手段へ前記反射光を導く導光手段と、前
記受光手段からの信号を処理する信号処理手段とを備え
ているので、各欠陥種の反射パターンに適合する前記受
光立体角を選ぶことにより、複数個の受光手段の画像信
号から優れたS/N比で前記各欠陥種をそれぞれ確実に
検出することができるとともに、高いしきい値で比較す
ることができるため、前記欠陥種以外のものが欠陥とし
て誤検出されるのを防止することができる。
【図1】本発明に係る表面欠陥検査装置の実施例を模式
的に示したブロック図でる。
的に示したブロック図でる。
【図2】実施例と比較例の装置を用い、S/N比と受光
立体角との関係を調査した結果を示した曲線図であり、
図中Aは凹状欠陥、Bはスリ疵状欠陥を示している。
立体角との関係を調査した結果を示した曲線図であり、
図中Aは凹状欠陥、Bはスリ疵状欠陥を示している。
【図3】欠陥部または正常部に光を照射し、これらから
反射される光の光量と散乱角との関係を調査した結果を
示した曲線図であり、(a)は凹状欠陥(曲線A)、正
常部(曲線C)の場合、(b)はスリ疵状欠陥(曲線
B)、正常部(曲線C)の場合を示している。
反射される光の光量と散乱角との関係を調査した結果を
示した曲線図であり、(a)は凹状欠陥(曲線A)、正
常部(曲線C)の場合、(b)はスリ疵状欠陥(曲線
B)、正常部(曲線C)の場合を示している。
【図4】搬送ライン上高速度で搬送される被検査物の表
面欠陥を検出するための従来の表面欠陥検査装置を模式
的に示したブロック図である。
面欠陥を検出するための従来の表面欠陥検査装置を模式
的に示したブロック図である。
11 熱延鋼板 13 投光手段 21、22 CCDカメラ 21a、22a 画像信号 25 ハーフミラー 26 反射光 28 信号処理手段 29 スリット光
Claims (1)
- 【請求項1】 被検査物に光を照射し、前記被検査物か
らの反射光量に基づいて前記被検査物の表面欠陥を検出
するための表面欠陥検査装置において、前記被検査物に
光を照射する投光手段と、前記被検査物からの反射光を
受光するために所定の受光立体角に設定された複数個の
受光手段と、これらそれぞれの受光手段へ前記反射光を
導く導光手段と、前記受光手段からの信号を処理する信
号処理手段とを備えていることを特徴とする表面欠陥検
査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8150994A JPH07286968A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 表面欠陥検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8150994A JPH07286968A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 表面欠陥検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286968A true JPH07286968A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13748333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8150994A Pending JPH07286968A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 表面欠陥検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286968A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008267972A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Jfe Steel Kk | 表面欠陥検査装置および表面欠陥検査方法 |
| WO2010010229A1 (en) * | 2008-07-23 | 2010-01-28 | Lappeenrannan Teknillinen Yliopisto | Imaging arrangement |
| JP2010237008A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Toyota Central R&D Labs Inc | 高温物体の形状計測装置及び形状計測方法 |
| JP2013044635A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Kobe Steel Ltd | 欠陥検出装置 |
| CN109540918A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-29 | 鞍钢集团自动化有限公司 | 一种热轧卷边部缺陷检测装置及方法 |
| JP7296085B1 (ja) * | 2023-04-02 | 2023-06-22 | マシンビジョンライティング株式会社 | 撮像レンズ |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP8150994A patent/JPH07286968A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008267972A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Jfe Steel Kk | 表面欠陥検査装置および表面欠陥検査方法 |
| WO2010010229A1 (en) * | 2008-07-23 | 2010-01-28 | Lappeenrannan Teknillinen Yliopisto | Imaging arrangement |
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| JP2013044635A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Kobe Steel Ltd | 欠陥検出装置 |
| CN109540918A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-29 | 鞍钢集团自动化有限公司 | 一种热轧卷边部缺陷检测装置及方法 |
| CN109540918B (zh) * | 2018-11-28 | 2021-04-16 | 鞍钢集团自动化有限公司 | 一种热轧卷边部缺陷检测装置及方法 |
| JP7296085B1 (ja) * | 2023-04-02 | 2023-06-22 | マシンビジョンライティング株式会社 | 撮像レンズ |
| WO2024209975A1 (ja) * | 2023-04-02 | 2024-10-10 | マシンビジョンライティング株式会社 | 撮像レンズ |
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