JPH0728726B2 - 新規微生物 - Google Patents
新規微生物Info
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- JPH0728726B2 JPH0728726B2 JP9259586A JP9259586A JPH0728726B2 JP H0728726 B2 JPH0728726 B2 JP H0728726B2 JP 9259586 A JP9259586 A JP 9259586A JP 9259586 A JP9259586 A JP 9259586A JP H0728726 B2 JPH0728726 B2 JP H0728726B2
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- JP
- Japan
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- dichlorovinyl
- medium
- culture
- strain
- treatment
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バシラス(Bacillus)属に属する新規な微生
物に関する。
物に関する。
従来技術及び問題点 下記式(I)で示されるジクロルビニル菊酸の光学活性
体を取得する。
体を取得する。
方法としては、有機合成化学的分割法および酵素を用い
た分割法が知られているが、前者では、比較的高価な光
学活性試薬および煩雑な工程を必要とすること、後者で
は、高価な豚肝エステラーゼを必要とする(例えばSchn
eiderら、Angew.Chem.Int.Ed.Engl.(1984)23:64−66
参照)ことなどの点から、有利な光学分割法の開発が望
まれている。
た分割法が知られているが、前者では、比較的高価な光
学活性試薬および煩雑な工程を必要とすること、後者で
は、高価な豚肝エステラーゼを必要とする(例えばSchn
eiderら、Angew.Chem.Int.Ed.Engl.(1984)23:64−66
参照)ことなどの点から、有利な光学分割法の開発が望
まれている。
豚肝エステラーゼの代わりに微生物菌体を用いた方法も
試みられている(公開特許公報60−244295)が、その収
量は微生物培養液100ml当たり31.2mg程度であり、工業
的に使用するには不十分なものである。
試みられている(公開特許公報60−244295)が、その収
量は微生物培養液100ml当たり31.2mg程度であり、工業
的に使用するには不十分なものである。
本発明の説明 そこで本発明者らは、斯かる現状に臨み、下記式(II)
で示されるジクロルビニル菊酸エチルを 効率良く、また光学選択性よく、不斉加水分解する能力
を有する微生物を自然界より広く検索した結果、バシラ
ス(Bacillus)属に属する微生物中に斯かる能力を有す
るものがあることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
で示されるジクロルビニル菊酸エチルを 効率良く、また光学選択性よく、不斉加水分解する能力
を有する微生物を自然界より広く検索した結果、バシラ
ス(Bacillus)属に属する微生物中に斯かる能力を有す
るものがあることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明は、バシラス(Bacillus)属に属し、
ジクロルビニル菊酸エチルを不斉加水分解して、(+)
−トランス−ジクロルビニル菊酸を生成する能力を有す
る新規なバシラス エスピーDC−1(Bacillus sp.DC−
1)(微工研菌寄第8719号)に関するものである。
ジクロルビニル菊酸エチルを不斉加水分解して、(+)
−トランス−ジクロルビニル菊酸を生成する能力を有す
る新規なバシラス エスピーDC−1(Bacillus sp.DC−
1)(微工研菌寄第8719号)に関するものである。
次に、本発明者らが、分離・採取した本菌株の菌学的性
質を詳述する。
質を詳述する。
(a)形態 1)細胞の形態および大きさ:桿状で(0.5〜0.6)μm
×(1.2〜1.7)μm。単独または2〜3個の連鎖をな
す。
×(1.2〜1.7)μm。単独または2〜3個の連鎖をな
す。
2)多形性:なし 3)運動性:あり 周鞭毛を有する 4)胞子の形状:あり 形状あるいはやや卵形で、直径
0.4〜0.6μm。栄養細胞の末端に形成されふくらみを有
する。
0.4〜0.6μm。栄養細胞の末端に形成されふくらみを有
する。
5)グラム染色:陰性 6)抗 酸 性:なし (b)各種培地における生育状態 1)肉汁寒天平板培地(35℃、24時間) 形 状:円形 周 縁:なし 隆 起:凸状 光 沢:あり 表 面:平滑 色 調:半透明で黄白色 2)肉汁寒天斜面培養(35℃、24時間) 生育度:普通 拡布状またはじゅず状に生育 表 面:平滑 色 調:半透明で黄白色 光 沢:あり 3)肉汁液体培養(35℃、24時間) 生育度:普通 着色・脱色:なし 表面生育:菌環は形成しない 沈 渣:生じる 4)肉汁ゼラチン穿刺培養(35℃、14日間) ゼラチンを液化しない 5)リトマスミルク培地(35℃、14日間) わずかにアルカリ化し、凝固およびペプトン化しない。
(c)生理学的性質 35℃、1〜5日間培養。陰性のものは14日間まで観察。
1)硝酸塩の還元:陽性 硝酸を還元し、亜硫酸を生成する。
2)脱窒反応:陰性 3)MRテスト:陰性 4)VPテスト:陰性 5)インドールの生成:陰性 6)硫化水素の生成:陰性 7)デンプンの加水分解:陰性 8)クエン酸の利用 Koserの培地:陰性 Christensenの培地:陽性 9)無機・窒素源の利用 山里らによるStanierらの培地の変法(Yamazato et al.
J.Gen.Appl.Microbiol.(1982)28:195−213)を用い、
コハク酸ナトリウムを炭素源として使用した。
J.Gen.Appl.Microbiol.(1982)28:195−213)を用い、
コハク酸ナトリウムを炭素源として使用した。
硝酸塩:利用しない アンモニウム塩:利用する 10)色素の生成 生成しない 11)ウレアーゼ Christensenの尿素培地:陽性 12)オキシターゼ:陽性 13)カラターゼ:陽性 14)生育の範囲 生育温度:10〜45℃(最適30〜35℃) 生育pH:6.0〜9.5(最適8.5〜9.0) 15)酸素に対する態度:好気的にのみ生育する 16)OFテスト:陰性 17)糖類からの酸・ガスの生成 酸 ガス L−アラビノース − − D−キシロース − − D−グルコース − − D−マンノース − − D−フラクトース − − D−ガラクトース − − 麦芽糖 − − ショ糖 − − 乳糖 − − トレハロース − − D−ソルビトール − − D−マンニット − − イノシット − − グリセリン − − デンプン − − 以上の菌学的性質を有する菌について、バージェイズ・
マニュアル・オブ・デターミィネィティブ・バクテリオ
ロジー(Bergey's Manual of Determinative Bacteriol
ogy)第8版(1974年)に基づき検索した結果、好気的
条件下に生育する有胞子桿菌であることから、バシラス
(Bacillus)属に属する菌株と同定した。また、本菌株
を同属中の菌種と比較すると、バシラス・スファエリカ
ス(Bacillus sphaericus)およびバシラス・パステウ
リー(Bacillus pasteurii)に近似しているが、表1に
示す点で、これらの菌種とは異なっている。
マニュアル・オブ・デターミィネィティブ・バクテリオ
ロジー(Bergey's Manual of Determinative Bacteriol
ogy)第8版(1974年)に基づき検索した結果、好気的
条件下に生育する有胞子桿菌であることから、バシラス
(Bacillus)属に属する菌株と同定した。また、本菌株
を同属中の菌種と比較すると、バシラス・スファエリカ
ス(Bacillus sphaericus)およびバシラス・パステウ
リー(Bacillus pasteurii)に近似しているが、表1に
示す点で、これらの菌種とは異なっている。
以上のことから、本菌株をバシラス(Bacillus)属に属
する新菌種と認め、バシラス エスピーDC−1(Bacill
us sp.DC−1)と命名した。なお、本菌株は、工業技術
院 微生物工業技術研究所に受託番号 微工研菌寄第87
19号として寄託されている。
する新菌種と認め、バシラス エスピーDC−1(Bacill
us sp.DC−1)と命名した。なお、本菌株は、工業技術
院 微生物工業技術研究所に受託番号 微工研菌寄第87
19号として寄託されている。
また、前記の菌株から紫外線、X線、γ線の照射などの
物理的処理、もしくはニトロソグアニジンなどによる薬
剤処理など、一般的変異誘導法による誘発突然変異また
は自然の原因に起因する自然突然変異によって誘導され
た変異株も本発明の範囲内である。
物理的処理、もしくはニトロソグアニジンなどによる薬
剤処理など、一般的変異誘導法による誘発突然変異また
は自然の原因に起因する自然突然変異によって誘導され
た変異株も本発明の範囲内である。
分類源の土壌からの本菌株の分離は、ジクロルビニル菊
酸エチルエステル含有培地を用い、醗酵学の分野で公知
の常法に従って行った。
酸エチルエステル含有培地を用い、醗酵学の分野で公知
の常法に従って行った。
本菌株の培養は、醗酵学の分野で公知の常法に従って行
う事ができる。培地としては、この菌株が資化可能な炭
素源及び窒素源を適当量含有し、必要に応じて無機塩、
微量発育促進物質、消泡剤などを添加したものが使用さ
れる。具体的には、炭素源としてはグルコース、フラク
トース・マルトース、ガラクトース、リボース、サッカ
ロース、澱粉、澱粉加水分解物、糖蜜、廃糖蜜などの糖
類、麦、米などの天然炭水化物、グリセロール、マンニ
トール、メタノール、エタノールなどのアルコール類、
グルコン酸、ピルビン酸、酢酸、クエン酸などの脂肪酸
類、ノルマルパラフィン、ケロシンなどの炭化水素類、
グリシン、グルタミン酸、グルタミン、アラニン、アス
パラギンなどのアミノ酸類など一般的な炭素源より使用
する微生物の資化性を考慮して、一種または二種以上を
適宜選択して使用すれば良い。
う事ができる。培地としては、この菌株が資化可能な炭
素源及び窒素源を適当量含有し、必要に応じて無機塩、
微量発育促進物質、消泡剤などを添加したものが使用さ
れる。具体的には、炭素源としてはグルコース、フラク
トース・マルトース、ガラクトース、リボース、サッカ
ロース、澱粉、澱粉加水分解物、糖蜜、廃糖蜜などの糖
類、麦、米などの天然炭水化物、グリセロール、マンニ
トール、メタノール、エタノールなどのアルコール類、
グルコン酸、ピルビン酸、酢酸、クエン酸などの脂肪酸
類、ノルマルパラフィン、ケロシンなどの炭化水素類、
グリシン、グルタミン酸、グルタミン、アラニン、アス
パラギンなどのアミノ酸類など一般的な炭素源より使用
する微生物の資化性を考慮して、一種または二種以上を
適宜選択して使用すれば良い。
窒素源としては、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、乾
燥酵母、大豆加水分解物、大豆粉、ミルクカゼイン、カ
ザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、フ
ィッシュミールないしその加水分解物、その他の動物、
植物、微生物の加水分解物などの有機窒素化合物、アン
モニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、リン酸アンモニウム、酢酸アンモニウムな
どのアンモニウム塩、硝酸ナトリウムなどの硝酸塩、尿
素など無機窒素化合物より使用微生物の資化性を考慮
し、一種または二種以上を適宜選択して使用する。
燥酵母、大豆加水分解物、大豆粉、ミルクカゼイン、カ
ザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、フ
ィッシュミールないしその加水分解物、その他の動物、
植物、微生物の加水分解物などの有機窒素化合物、アン
モニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、リン酸アンモニウム、酢酸アンモニウムな
どのアンモニウム塩、硝酸ナトリウムなどの硝酸塩、尿
素など無機窒素化合物より使用微生物の資化性を考慮
し、一種または二種以上を適宜選択して使用する。
さらに、無機塩として微量のマグネシウム、マンガン、
鉄、亜鉛、銅、ナトリウム、カルシウム、カリウムなど
のリン酸塩、塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩などの一
種または二種以上を適宜添加し、必要に応じて植物油、
界面活性剤などの消泡剤を添加しても良い。
鉄、亜鉛、銅、ナトリウム、カルシウム、カリウムなど
のリン酸塩、塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩などの一
種または二種以上を適宜添加し、必要に応じて植物油、
界面活性剤などの消泡剤を添加しても良い。
培養は、前記培地成分を含有する液体培地中で振盪培
養、通気撹拌培養、静置培養、連続培養などの通常の培
養法より使用微生物に適した培養法を選択して行う。
養、通気撹拌培養、静置培養、連続培養などの通常の培
養法より使用微生物に適した培養法を選択して行う。
培養条件は、培地の種類、培養法により適宜選択すれば
良く、本菌株が増殖し、ジクロルビニル菊酸エチルを不
斉加水分解できる条件であれば特に制限はない。通常
は、培養開始のpHを8〜9に調製し、30〜35℃の温度条
件下で培養することが好ましい。培養日数は通常1〜2
日が適当である。
良く、本菌株が増殖し、ジクロルビニル菊酸エチルを不
斉加水分解できる条件であれば特に制限はない。通常
は、培養開始のpHを8〜9に調製し、30〜35℃の温度条
件下で培養することが好ましい。培養日数は通常1〜2
日が適当である。
以上のように、本菌株を培養した後、得られた培養物、
培養物から遠心分離、沈降分離、凝集分離などの通常の
方法によって集菌した生菌体、または生菌体に適宜な処
理を施して得られる菌体処理物を前記のようなジクロル
ビニル菊酸エチルの不斉加水分解反応に使用することが
できる。
培養物から遠心分離、沈降分離、凝集分離などの通常の
方法によって集菌した生菌体、または生菌体に適宜な処
理を施して得られる菌体処理物を前記のようなジクロル
ビニル菊酸エチルの不斉加水分解反応に使用することが
できる。
ここで、培養物とは培養後の培地と培養菌体が未分解の
状態のものをいい、菌体処理物とは、乾燥菌体、細胞膜
および/または壁変性菌体、固定化菌体などをいう 菌体処理物を得るための方法を例示すれば以下の通りで
ある。すなわち、(1)生菌体に対し、たとえば凍結融
解処理、アセトン乾燥処理、磨砕処理、超音波処理、浸
透圧差処理などの物理的処理手段、もしくはたとえば、
リゾチーム、細胞壁溶解酸素などの酸素処理、界面活性
剤との接触処理などの化学的ないし生物化学的処理を単
独もしくは組み合わせて施すことにより、また、(2)
生菌体、乾燥菌体、細胞膜および/または壁変性菌株な
どに包括処理、架橋処理、単体への吸着処理などの固定
化手段を施すことにより、菌体処理物を得ることができ
る。
状態のものをいい、菌体処理物とは、乾燥菌体、細胞膜
および/または壁変性菌体、固定化菌体などをいう 菌体処理物を得るための方法を例示すれば以下の通りで
ある。すなわち、(1)生菌体に対し、たとえば凍結融
解処理、アセトン乾燥処理、磨砕処理、超音波処理、浸
透圧差処理などの物理的処理手段、もしくはたとえば、
リゾチーム、細胞壁溶解酸素などの酸素処理、界面活性
剤との接触処理などの化学的ないし生物化学的処理を単
独もしくは組み合わせて施すことにより、また、(2)
生菌体、乾燥菌体、細胞膜および/または壁変性菌株な
どに包括処理、架橋処理、単体への吸着処理などの固定
化手段を施すことにより、菌体処理物を得ることができ
る。
以下、実施例をもって本発明をより具体的に説明する
が、これらはいずれも実施の一態種を示すものであっ
て、本発明の範囲をなんら制限するものではない。
が、これらはいずれも実施の一態種を示すものであっ
て、本発明の範囲をなんら制限するものではない。
実施例1 兵庫県宝塚市で採取した土壌の小スパーテル1杯分(約
0.5g)をジクロルビニル菊酸エチルを唯一の炭素源とす
る分離用培地(表1)10mlに添加し、30℃で3日間振と
う培養した後、培養液0.1mlを新しい分離用培地に接種
し、同様に培養した。
0.5g)をジクロルビニル菊酸エチルを唯一の炭素源とす
る分離用培地(表1)10mlに添加し、30℃で3日間振と
う培養した後、培養液0.1mlを新しい分離用培地に接種
し、同様に培養した。
表1 分離用培地組成 ジクロルビニル菊酸エチル 60mg KH2PO4 0.5g K2HPO4 0.5g (NH4)2SO4 2.0g 酵母エキス 1.0g MgSO4・7H2O 0.2g CuSO4・5H2O 5mg MuCl2・4H2o 5mg ZnSO4・7H2O 1mg FeSO4・7H2O 2mg 蒸留水 1 pH 9.0(10%Na2CO3で調整) この操作を3回繰り返した後、増殖を示した培養液を滅
菌水により適度に希釈し、分離用培地に寒天を2%濃度
になるように加えた分離用寒天平板培地に塗株し、30℃
で4日間培養した。生じた複数のコロニーが相互に相違
しないことを肉眼的および顕微鏡的に確認できるまで、
分離用寒天平板培地への移植を繰り返し、本菌株を得
た。
菌水により適度に希釈し、分離用培地に寒天を2%濃度
になるように加えた分離用寒天平板培地に塗株し、30℃
で4日間培養した。生じた複数のコロニーが相互に相違
しないことを肉眼的および顕微鏡的に確認できるまで、
分離用寒天平板培地への移植を繰り返し、本菌株を得
た。
この菌株の各種培地における生育状態および生理学的性
質は、前述した通りである。
質は、前述した通りである。
次いで、本菌株を利用して、ジクロルビニル菊酸エチル
の不斉加水分解反応を実施した例を参考例として挙げ
る。
の不斉加水分解反応を実施した例を参考例として挙げ
る。
参考例1 酵母エキス5g、ポリペプトン5g、リン酸−カリウム1g、
硫酸マグネシウム(7水塩)0.2gを蒸留水1に溶か
し、10%炭酸ナトリウム水溶液でpHを9.0に調整した。
この液体培地10mlを直径24mmの試験管に入れ、120℃で1
5分間高圧蒸気滅菌した後、バシラス エスピーDC−1
(Bacillus sp.DC−1)を1白金耳接種し、30℃で24時
間振とう培養し、前培養とした。
硫酸マグネシウム(7水塩)0.2gを蒸留水1に溶か
し、10%炭酸ナトリウム水溶液でpHを9.0に調整した。
この液体培地10mlを直径24mmの試験管に入れ、120℃で1
5分間高圧蒸気滅菌した後、バシラス エスピーDC−1
(Bacillus sp.DC−1)を1白金耳接種し、30℃で24時
間振とう培養し、前培養とした。
上記と同じ組成の培地100mlを500ml容の三角フラスコに
入れ、同様に滅菌した後、前培養液1mlを接種し、30℃
で24時間振とう培養した後、ラセミ−ジクロルビニル菊
酸エチル(シス/トランス比=45/55)0.6gを添加し、
さらに30℃で96時間振とうし、反応させた。
入れ、同様に滅菌した後、前培養液1mlを接種し、30℃
で24時間振とう培養した後、ラセミ−ジクロルビニル菊
酸エチル(シス/トランス比=45/55)0.6gを添加し、
さらに30℃で96時間振とうし、反応させた。
この反応液に35%HCl 1mlを加え、メチルイソブチルケ
トン50mlで生成したジクロルビニル菊酸と未反応のジク
ロルビニル菊酸エチルを抽出した。
トン50mlで生成したジクロルビニル菊酸と未反応のジク
ロルビニル菊酸エチルを抽出した。
抽出物をガスクロマトグラフィー (カラム:30%Thermon3000,1.1m,140℃)で分析し、ジ
クロルビニル菊酸とジクロルビニル菊酸エチルのピーク
面積比より、収率を算出した。
クロルビニル菊酸とジクロルビニル菊酸エチルのピーク
面積比より、収率を算出した。
上記の抽出液に、IN NaOH 20mlを加え、アルカリ抽出を
行い、遊離のジクロルビニル菊酸を単離した。得られた
ジクロルビニル菊酸のうち5mgをトルエン1mlに溶解し、
等モルの塩化チオニル、ピリジン、ジクロルアニリンを
加えて反応させ、アニリドとし高速液体クロマトグラフ
ィー(カラム:SUMIPAX OA−2100、移動相n−ヘキサン
−ジクロロエタン(17:3,v/v)流速:1.0ml/min) で異性体分析を行った。以上の結果を表2に示す。
行い、遊離のジクロルビニル菊酸を単離した。得られた
ジクロルビニル菊酸のうち5mgをトルエン1mlに溶解し、
等モルの塩化チオニル、ピリジン、ジクロルアニリンを
加えて反応させ、アニリドとし高速液体クロマトグラフ
ィー(カラム:SUMIPAX OA−2100、移動相n−ヘキサン
−ジクロロエタン(17:3,v/v)流速:1.0ml/min) で異性体分析を行った。以上の結果を表2に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園田 一美 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 岸本 文貴 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】ジクロルビニル菊酸エチルを不斉加水分解
して、ジクロルビニル菊酸の光学活性体に変換する能力
を有する、バシラス・エスピーDC−1株(微工研菌寄第
8719号)
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259586A JPH0728726B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 新規微生物 |
| EP87303531A EP0243167B1 (en) | 1986-04-22 | 1987-04-22 | A novel microorganism, a novel esterase and method for preparing the same |
| DE8787303531T DE3781192T2 (de) | 1986-04-22 | 1987-04-22 | Mikroorganismus, esterase und verfahren zu deren herstellung. |
| US07/041,290 US4904593A (en) | 1986-04-22 | 1987-04-22 | Novel microorganism, a novel esterase and method for preparing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259586A JPH0728726B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 新規微生物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62248482A JPS62248482A (ja) | 1987-10-29 |
| JPH0728726B2 true JPH0728726B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=14058800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9259586A Expired - Lifetime JPH0728726B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 新規微生物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728726B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3172429B2 (ja) * | 1996-03-29 | 2001-06-04 | 株式会社日立製作所 | 液体クロマトグラフ |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP9259586A patent/JPH0728726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62248482A (ja) | 1987-10-29 |
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