JPH07287968A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH07287968A
JPH07287968A JP7603294A JP7603294A JPH07287968A JP H07287968 A JPH07287968 A JP H07287968A JP 7603294 A JP7603294 A JP 7603294A JP 7603294 A JP7603294 A JP 7603294A JP H07287968 A JPH07287968 A JP H07287968A
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Pending
Application number
JP7603294A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ogawa
仁 小川
Yukari Katayama
ゆかり 片山
Motoyasu Tsunoda
元泰 角田
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
Shoichi Miyazawa
章一 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ転送速度を大幅に劣化させないで、か
つ、フォーマット効率を向上させるディスク装置を提供
する。 【構成】 各セクタ102は、サーボ領域103とデー
タ領域111とからなる点は従来と同様であるが、デー
タ領域111にこのセクタの番地を示すID情報113
をユーザデータと共に配置した点に特徴がある。データ
部112は磁気ディスクの回転変動を吸収するための隙
間領域GAP1、回路の同期をとるためのSYNC1領
域,セクタの番地を示すヘッダが来ること知らせるAM
1領域に続いて、ヘッダ114がくる。ヘッダ114
は、シリンダ番号CYL,ヘッド番号HD,セクタ番号
SECT,このセクタの状態を示すフラグFLAGから
構成されている。CRC符号の次にユーザデータ領域が
配置され、ECCコード、PAD領域、および隙間領域
GAP2の順に各領域が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置に係り、
特に、電子データ処理装置の補助記憶装置などにおい
て、データをディスクに記録し再生するディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置では、SCSI(S
mall Computer System Inte
rface)の様なインタフェースでホストと繋がれて
おり、ホストから、このSCSIプロトコルに従ったコ
マンドで、ディスク装置の制御をおこなっている。図1
1は、この従来のディスク装置の一例の構成図を示す。
【0003】同図において、ディスク装置200とホス
トコンピュータ215とは、例えば、標準的なインター
フェースであるSCSI(Small Compute
rSystem Interface)で接続されてい
る。ディスク装置200は、磁気ディスク201,磁気
ヘッド101,ヘッド101を駆動するためのボイスコ
イルモータ(VCM:Voice Coil Moto
r)203,および,磁気ディスク201を回転するた
めのスピンドルモータ204から成る機構部と、リード
/ライト(R/W)回路205と、データ処理部206
と、データバッファ211と、装置の各部の制御を司る
中央処理装置(CPU)209と、この機構部を該当セ
クタのデータ読み出しができる様に、CPU209から
の指示により制御する機構制御部(メカ制御部)214
とから大略構成されている。
【0004】ところで、ディスク装置に求められるユー
ザニーズは、大容量化,小型化,低価格化,高性能化等
があげられる。このうち、大容量化を実現するために
は、決められたサイズの中に、いかに多くのデータをデ
ィスクに記録するかで、各ディスク装置製造メーカはし
のぎを削っている。このためには、データを記録するた
めの磁気ディスク201およびヘッド101の特性の改
善,PRML(Partial Response M
aximum Likelihood)等の新信号処理
方式の採用により、磁気ディスク201の単位面積当た
りの記憶データ量を増加させる努力をしている。
【0005】上記の磁気ディスク201上には、ユーザ
データと、ディスク装置を動かすためのヘッドのサーボ
情報,データの管理番号を示すセクタ番号等の付加情報
が記録されている。従って、単位面積当たりのデータ記
憶容量を現状の技術で最大限増加させた後は、磁気ディ
スク201上にいかにユーザデータを効率良く保存すれ
ば良いのかのテクニックになる。これが、ユーザデータ
総記憶容量(=フォーマット容量)/装置の総記憶容量
(=アンフォーマット容量)で示される、フォーマット
効率である。
【0006】どのメーカも、媒体の記録密度を向上させ
る技術は、ほぼ同等な場合、ユーザの求める大容量化を
実現するためには、データの管理方式であるフォーマッ
ト方式を検討することは、意味がある。今日、ディスク
装置の大容量化を実現する技術では、競合他社との差別
化を図るためには、、コストアップも考慮はするが、で
きる限り、容量アップの効果の大きいものから、導入し
ていく。最近では、磁気ディスク201の内周と外周で
データ記録密度を同程度にするコンスタント・デンシテ
ィ・レコーディング方式(CDR:Constant
DensityRecording)を採用すること
で、装置の記憶容量を20%程度向上させることが知ら
れている。
【0007】ここで、従来の磁気ディスク装置200の
フォーマットパターンについて、図12を使って説明す
る。ここでは、データ書き込み時の場合で説明する。ま
た、この磁気ディスク装置の位置決めは、データを記録
するディスク上に記録されているデータ面サーボ方式を
採用している場合を仮定している。まず、磁気ヘッド1
01が、磁気ディスク201上のセクタ102にデータ
を書き込む場合を考える。
【0008】磁気ディスク201上のセクタ102は、
図12(A)に示すように、磁気ヘッド101のトラッ
ク中心からのずれを知るためのサ−ボ領域103,デー
タを保存する領域であるデータ領域104の順に構成さ
れている。さらに、データ領域104を詳しく見ると、
データを書き込むセクタかどうかを判断するためのセク
タの番地を示すID部105と、最後にデータを書き込
むデータ部106の順に構成されている。
【0009】図12(B)に示すように、ID部105
の直前のGAP1とデータ部106の直後のGAP2と
は、それぞれ5バイト長で、磁気ディスク201の回転
変動を吸収するための隙間領域である。ここに、ユ−ザ
には公開していないサ−ボ領域が埋め込まれている。ま
た、ID部105は、次の様な構成になっている。ま
ず、回路の同期をとるためのSYNC1領域,セクタの
番地を示すヘッダが来ること知らせるAM1領域がく
る。ヘッダ107は、このセクタのシリンダ番号,ヘッ
ド番号,セクタ番号,このセクタの状態を示すフラグか
ら構成されている。フラグは、このセクタが使用可能か
どうかを示すものである。次に、ヘッダ107の情報に
誤りがないか否かを確認するためのCRC符号が付いて
いる。
【0010】また、磁気ディスクにデ−タを記録するた
めには、ホストと磁気ディスク装置のデ−タのやり取り
に使われる01信号(シリアルの場合NRZ信号と呼
ぶ)を媒体に記録するのに向いた符号に直す必要があ
る。これが、1−7,2−7,または8−9符号と呼ば
れているものである。この符号化は、ある程度の信号が
入力されないと回路がコ−ド変換できない。そのため、
磁気ディスクに記録したいヘッダ情報に加えて、回路が
符号変換できる程度の情報を付け加える必要がある。こ
の情報が僅かに磁気ディスクに記録されてしまう。これ
が図12(B)に示すように4バイト長のPAD領域で
ある。
【0011】磁気ディスク装置の場合、このID領域の
情報により目的のセクタかどうかを知り、目的のセクタ
の場合、次の領域にデ−タを書き込む。この書き込みの
電子回路の準備が完了するまでの時間を稼ぐための領域
が、上記のPAD領域に引き続いて書き込まれる6バイ
ト長のW.SPLICEである。
【0012】以上のID領域が終わると、ユ−ザデ−タ
を保存するためのデ−タ部106が続く。DATA部1
06も、回路の同期をとるためのSYNC2領域とデ−
タ開始タイミングを知るAM2領域の後にユ−ザデ−タ
領域が来る。ユ−ザデ−タ領域の後、デ−タの読み誤り
を検出/訂正するECC符号がついている。さらに、こ
のデータ部106に続いて磁気ディスクの記録に向く符
号化に必要なPAD領域が形成される。以上がセクタフ
ォ−マットの説明である。
【0013】次に、サ−ボ領域103について説明す
る。このサ−ボ領域103の記録情報(サーボ情報)
は、上記したとおり、GAP1,GAP2領域に隠され
ており、ユ−ザには公開する必要性はない。このサ−ボ
情報は、シリンダ番号をディスク装置に識別させるため
の領域と、ヘッドのトラックからの微妙なずれをディス
ク装置に識別させるための領域、さらにそのつなぎの領
域からなる61バイト長の情報である。
【0014】サ−ボ処理の場合、アナログ位置信号を用
いて磁気ヘッドの位置決める制御を実現するため、磁気
ディスクの既記録信号の再生出力値が磁気ヘッドの位置
によらず、一定に保たれてほしい。このため、図12
(C)に示すように、サ−ボ領域103の先頭にある1
5バイト長のISG1領域で、回路の振幅値を一定にな
るように自動利得制御(AGC:Auto Gain
Control)により、再生信号の振幅値を固定す
る。
【0015】次に、図12(C)に「DC」で示すよう
に、位置情報の開始を回路が知るためタイミングを表す
DCイレ−ズ領域が存在する。次に、セクタ開始を示す
パルスを発生するコ−ドが記録されているAM領域が来
る。このコ−ドで、セクタパルスやインデックスパルス
が生成される。この次には、トラック番号を示すCYL
領域が続く。これは、読み間違えても高々1シリンダで
あるように、グレイコ−ドで記録されている。
【0016】さらに、CYL領域に引き続いて、バース
トフィールドが存在する。このバーストフィールドに
は、磁気ヘッドのトラックからの微妙なずれを識別させ
るための4相パタ−ンのPOSA〜POSDと、これら
の信号の前後の、回路のディスチャ−ジ時間を取るため
のMA領域とがある。その後、サ−ボ領域の終了を示す
2バイト長のISG2領域が続く。
【0017】なお、セクタサーボ方式を採用するデータ
面サーボ方式の場合、ユーザには、図12(B)のフォ
ーマットまでしか公開しないことが多い。このGAP2
+GAP1の73バイト長中に、図12(C)のサーボ
情報を埋め込んでいる。ここで、サーボの領域はユーザ
データの書き込みで絶対に消去されてはならない。そこ
で、サーボ領域とユーザデータ領域に隙間をあけるため
に余計にビット幅をとっている。この余計なビット幅
は、ここでは12バイト(=73B−61B)で、サー
ボの前後に6バイトの余裕をとっている。
【0018】以上が、磁気ディスク装置の従来のフォー
マットパターンの各部位の働きの説明である。
【0019】次に、図11の従来のディスク装置のデー
タリード時について説明する。まず、ホストコンピュー
タ215よりデータリードをする指示が、ディスク装置
200にSCSIプロトコルに従って送られてくる。デ
ィスク装置200に転送されてきたSCSIコマンド
は、ディスク装置200のデータ処理部206にあるS
CSIコントロール部212で受け取られ、CPU I
/Fコントロール部208を経由してCPU209に送
られ、SCSIコマンド解釈が行われる。これにより、
CPU209は、ドライブの該当セクタのデータの読み
出す作業を開始する。
【0020】次に、CPU209は、ホストコンピュー
タ215から送られてきたデータ読み出し要求から、該
当セクタの読み出し作業を開始する。つまり、CPU2
09は、メカ制御部214にデータ読み出しを指示す
る。すると、メカ制御部214は、上記で説明したフォ
ーマットパターンの磁気ディスク201から磁気ヘッド
101により読み出され、R/W回路205を介して入
力されるサーボ領域の情報より、該当のトラックである
かをグレーコードで、ヘッドの位置ずれ量をポジション
信号(4相パタ−ンのPOSA〜POSD)で検出し、
その検出結果に基づいてメカ機構部の制御を行い、磁気
ヘッド101を磁気ディスク201の該当トラックの中
心に位置づける。これにより、磁気ヘッド101が該当
トラックの中心に位置づけられることになる。
【0021】次に、磁気ヘッド101は、磁気ディスク
201の図12(A)に示したデータ領域104に入
り、ID部105とデータ部106を通過する。まず、
ID部105において、当該セクタの番地であるヘッダ
(図12(B)の107)が磁気ヘッド101により読
み出されて、R/W回路205を介してドライブI/F
コントロール部207に取り込まれる。ここで、予めC
PU209等がドライブI/Fコントロール部207内
のレジスタ(図示せず)に読み出したい、セクタのヘッ
ダ情報をセットしておき、この値と、この読み込まれた
ヘッダ情報とを比較し、希望セクタかどうかを判断す
る。これにより、該当セクタかどうかをデータ処理部2
06が判断できる。
【0022】比較結果が一致した場合は、該当セクタの
ため、ID部105の次に続くデータ部106の情報を
ドライブI/Fコントロール部207→バッファコント
ロール部210→データバッファ211→バッファコン
トロール部210→SCSIコントロール部212を経
由して、ホストコンピュータ215へ目的データが転送
される。このとき、ドライブI/Fコントロール部20
7まで読み出されたデータは、ECC処理部213にも
転送され、ここで読み出しデータにエラーが無いかチェ
ックされる。
【0023】もし、ECC処理部213は、エラーを検
出した場合は、通常、CPU209に対してECCエラ
ーが発生したことを知らせ、データバッファ211に送
られてしまった読み出しデータをホストコンピュータ2
15に転送しない様に、転送禁止にする。ECCオン・
ザ・フライ訂正を採用する場合は、ECC処理部213
でエラー訂正演算を行い、訂正位置と訂正場所を算出
し、データバッファ211でホストコンピュータ215
に転送禁止になっているデータを、CPU209介在
か、または、自動訂正でデータバッファ211の内容を
訂正する。これにより、ホストコンピュータ215への
データバッファ211の内容の転送再開が可能になる。
【0024】このようにして、磁気ディスク201上に
記録されたフォーマットの各部分が、ディスク装置20
0の電子回路の各部位に対応し、ディスク装置200が
動作する。
【0025】ところで、上記構成の従来のディスク装置
以外の従来のディスク装置として、デュアルヘッドを搭
載したディスク装置が知られており、そのフォーマット
パターンは、例えば、図13に示される。同図中、図1
2と同一符号は同一の機能を示す。図13(A)に示す
ように、1トラック毎に複数のセクタが記録され、か
つ、インデックスパルスが1箇所記録されている。ま
た、各セクタのフォーマットは、図13(B)に示すよ
うに、書き込み用ID領域をデータ部とは独立させてお
き、読み込み用ID領域はデータ部の先頭に付加したも
ので、それらに続いてデータ領域が設けられている。
【0026】書き込み用と読み出し用のそれぞれに専用
のID領域があるのは、デュアルヘッドは、読み出しと
書き込みのヘッドを張り合せたものであるため、ヘッド
の中心がディスクの円周方向で僅かにずれ、それが無視
できない大きさの1.5μm程度(トラック間隔は7μ
m程度、位置決め精度は0.5μm程度)であり、デー
タが書き込み時でも読み出し時でもセクタの番地が読め
るようにするためである。同様に、サーボ領域も図13
(C)に示すように、書き込み用と読み出し用のそれぞ
れが専用に設けられている。
【0027】上記の従来のディスク装置が記録再生する
磁気ディスクのフォーマットパターンは、上記のもの以
外も知られている。例えば、特開平3−178093号
公報記載のディスク装置では、上記で説明したサーボ領
域103のAM領域のコードより生成される、セクタパ
ルスやインデックスパルスを利用することで、磁気ディ
スク上からID部105を不要としたフォーマットパタ
ーンとすることにより、フォーマット効率を向上させた
ものである。具体的には、トラックの1周に1箇所存在
するインデックスパルスより、セクタカウンタ値をクリ
アし、毎セクタの先頭ごとに発生するセクタパルスによ
り、前記カウンタをインクリメントする。これにより、
該当トラックの何番目のセクタであるかを知ることがで
きるようにしたものである。
【0028】また、今日、高密度記録によるデータエラ
ーの発生頻度が高まっている。従来は、媒体のエラー発
生頻度が10-10(セクタ/ビット)程度だったもの
が、10-7(セクタ/ビット)までも劣化してきてい
る。つまり、従来より1000倍ものセクタにエラーが
発生する状況が出現している。これは、ID部も同じ媒
体上に記録されるため、例外ではない。ただ、ID部の
バイト数は、データ部のバイト数に比較して大幅に少な
いため、確率論から言えば、エラーの発生頻度は低下す
る。
【0029】しかし、図12に示すような、従来のフォ
ーマットパターンを採用した場合、ID情報にエラーが
検出されると、該当セクタが認識できなくなり、また、
ID部に誤り訂正符号(ECC)情報が付いていないた
め、訂正することは不可能である。そのため、この場合
は、リトライを試みるか、前後のセクタのID部の情報
から推定するなどの方法しかなかった。そこで、特開昭
63−86160号公報記載の従来のディスク装置で
は、ID部にも専用のECCを付けることで、ID部の
エラーを訂正できるようにしている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ID部を不
要としたフォーマットパターンとすることにより、フォ
ーマット効率を向上させた前者の従来のディスク装置
は、ID部を無くしたことによるフォーマット効率は向
上しているが、ID部に入っているトラック番号,ヘッ
ド番号,セクタ番号,フラグ情報のすべてを、他の方式
で確認しようとしてはいない。単に、セクタ番号を認識
する手段しか開示していない。
【0031】また、この従来ディスク装置では、1トラ
ックに一つしか存在していない、インデックスパルスに
基づいてセクタ番号を認識するようにしているため、イ
ンデックスパルスが認識されないと、ヘッドが該当トラ
ックに位置決めできていたとしても、セクタ番号をすぐ
に認識できない。
【0032】例えば、データ読み出しを行うセクタが、
該当トラックの最終セクタで、ヘッドが、インデックス
パルス直後のトラックの先頭セクタの途中に位置決めさ
れた場合を考える。この時、セクタの番号を知るため
に、ディスク装置の電子回路は、インデックスパルスが
発生するまで、約1回転待つことになる。さらに、イン
デックパルスが発生してから、初めて、該当トラックの
セクタ番号を認識できるようになり、該当トラックの目
的の最終セクタに到達するまで、約1回転待つことにな
る。よって、この場合は、該当セクタを読み出すために
約2回転待つことになる。
【0033】よって、上記の従来のディスク装置では、
ID部がある場合に比べ、約2倍の回転待ち時間が発生
することがあり、そのために、ディスク装置のデータ転
送性能を大幅に劣化させることになってしまう。また、
上記の特開平3−178093号公報には、もし、メカ
制御部の不具合で、別のトラックに位置決めした場合
の、間違いの検出手段について開示されていなかった。
【0034】また、ID部にも専用のECCを付けるこ
とで、ID部のエラーを訂正できるようにした、後者の
従来のディスク装置は、ID部に専用のECCを付加す
ることによりディスク装置のフォーマット効率を劣化さ
せ、また、高々10バイト程度しかないID部のため
に、データ部用の10バイト以上もある強力なECCを
付けるのでは、やはり、フォーマット効率を劣化させて
しまう。また、この従来のディスク装置では、ID部専
用のECC回路を新たにデータ処理部に設けるために、
データ処理部の回路規模の増大を招き、ひいては、回路
のコストアップにつながる問題がある。
【0035】本発明の目的は、ディスク装置のデータ転
送速度を大幅に劣化させないで、かつ、フォーマット効
率を向上させるディスク装置を提供することにある。
【0036】本発明の他の目的は、フォーマット効率を
向上させながら、ドライブ装置の読み書きの信頼性を損
なわないディスク装置を提供することにある。
【0037】本発明の他の目的は、フォーマット効率を
劣化させないで、ID部のエラー訂正を実現させること
にある。
【0038】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ディスク状記録媒体に対して所望のデ
ータを含むデータ部をギャップを介してセクタ単位にヘ
ッドにより記録し、再生するディスク装置において、セ
クタ単位の番地を示す番地情報を、ディスク状記録媒体
に記録する記録手段を有する構成としたものである。
【0039】前記記録手段は、前記番地情報を前記デー
タ部内に配置して記録するようにしたものであることが
できる。
【0040】また、前記記録手段は、前記ディスク状記
録媒体に前記ヘッドの位置決めに使用するサーボ情報と
前記データ部とを各セクタ内に順次に記録すると共に、
サーボ情報内に前記番地情報を配置して記録するものと
することができる。
【0041】また、前記記録手段は、前記ディスク状記
録媒体に前記ヘッドの位置決めに使用するサーボ情報と
前記データ部とを各セクタ内に順次に記録すると共に、
前記番地情報をデータ部内とサーボ情報内のそれぞれに
配置して記録するようにしたものとすることができる。
【0042】また、本発明は、ディスク状記録媒体に対
して所望のデータを含むデータ部をギャップを介してセ
クタ単位に記録し、かつ、記録用のセクタ単位の番地情
報の第1の記録領域と、再生用のセクタ単位の番地情報
の第2の記録領域と、再生されるデータ部の第3の記録
領域とを記録用ヘッドにより記録すると共に、再生用ヘ
ッドにより記録情報を再生するディスク装置において、
再生用のセクタ単位の番地を示す番地情報を、前記デー
タ部内に配置してディスク状記録媒体に記録する記録手
段を有する構成としたものである。
【0043】また、前記記録手段は、前記データ部に続
いて前記番地情報を各セクタ内に順次に記録するもので
ある。
【0044】さらに、前記記録手段は、前記番地情報の
誤り検出用の誤り検出符号を番地情報に付加して記録す
るようにしたものである。
【0045】また、前記記録手段は、前記番地情報専用
の誤り訂正符号を番地情報に付加して記録するようにし
たものである。
【0046】さらに、前記記録手段は、前記番地情報を
前記データ部に有し、番地情報とデータ部を含めて誤り
訂正符号を付加してデータ部内に記録するようにしたも
のである。
【0047】また、さらに、前記記録手段は、前記デー
タ部内の前記誤り訂正符号を、最大エラー訂正時間以降
に、データ部内の番地情報で示されるセクタが読み出さ
れるように番地情報の位置をずらして記録するようにし
たものである。
【0048】
【作用】本発明では、セクタ単位の番地を示す番地情報
を、ディスク状記録媒体に記録するようにしたため、従
来ディスク状記録媒体に通常のデータ書き込みによって
は書き換えられないように予め形成されていた番地情報
領域をなくすことができるとともに、ヘッドが位置づい
た該当トラックで最初に読み出せた上記番地情報により
セクタの番地をすぐに識別することができる。
【0049】また、本発明では、前記番地情報を前記デ
ータ部内に配置して記録するようにしたため、すぐに番
地情報を読み出すことができる。また、本発明では、デ
ィスク状記録媒体に前記ヘッドの位置決めに使用するサ
ーボ情報と前記データ部とを各セクタ内に順次に記録す
ると共に、サーボ情報内に前記番地情報を配置して記録
するようにしているため、記録時に書き換えられること
がない。また、前記番地情報をデータ部内とサーボ情報
内のそれぞれに配置して記録するようにしたときには、
データ読み出し時に同じ番地情報を2回繰り返して再生
できるため、番地情報を確認することができる。
【0050】また、本発明は、一体型デュアルヘッドを
搭載したディスク装置において、再生用のセクタ単位の
番地を示す番地情報を、前記データ部内に配置してディ
スク状記録媒体に記録するようにしたため、書き込み用
の番地情報領域は従来と同様に独立させ、ディスク状記
録媒体に通常のデータ書き込みによっては書き換えられ
ないように予め形成されていた読み出し用の番地情報領
域をなくすことができるとともに、ヘッドが位置づいた
該当トラックで最初に読み出せた上記データ部からの番
地情報によりセクタの番地をすぐに識別することができ
る。
【0051】また、本発明では、前記番地情報の誤り検
出用の誤り検出符号を番地情報に付加して記録するよう
にしたため、番地情報の誤り検出ができ、また、前記番
地情報専用の誤り訂正符号を番地情報に付加して記録す
ることにより、番地情報の誤り訂正ができる。
【0052】さらに、本発明では、前記番地情報を前記
データ部に有し、番地情報とデータ部を含めて誤り訂正
符号を付加してデータ部内に記録するようにしたため、
データ部内のユーザデータだけでなく番地情報を含めて
誤り訂正ができる。
【0053】また、さらに、本発明では、前記データ部
内の前記誤り訂正符号を、最大エラー訂正時間以降に、
データ部内の番地情報で示されるセクタが読み出される
ように番地情報の位置をずらして記録するようにしたた
め、番地情報のエラー発生によるオン・ザ・フライ訂正
が実現できる。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例を磁気ディスク装置に
適用した場合について説明する。図1は本発明のディス
ク装置の一実施例の構成図を示す。同図中、図11と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
また、図1では、図示の便宜上、磁気ディスク201、
VCM203、スピンドルモータ204、磁気ヘッド1
01の機構部は図示を省略してある。
【0055】図1において、ディスク装置150は、図
示しない機構部と、リード/ライト(R/W)回路20
5と、データ処理部151と、データバッファ211
と、装置の各部の制御を司る中央処理装置(CPU)2
09と、機構部を該当セクタのデータ読み出しができる
ように、CPU209からの指示により制御する図示し
ないメカ制御部とから大略構成されている。基本的な構
成自体は、図11に示した従来装置とほぼ同様である
が、データ処理部151内のドライブI/Fコントロー
ル部160の構成、特にコマンドシーケンサ部163が
従来と異なる。
【0056】ドライブI/Fコントロール部160は、
シリアル/パラレル(S/P)変換回路161と、デー
タ転送部162と、コマンドシーケンサ部163と、パ
タンレジスタ164とより構成されており、パタンレジ
スタ164内にはCHSF(シリンダ・ヘッド・セクタ
・フラグ)レジスタ165が設けられている。データ転
送部162は、S/P変換回路161およびバッファコ
ントロール部210とそれぞれ双方向のデータバスで接
続される一方、パタンレジスタ164からデータがデー
タバスを介して入力され、また、ECC処理部213や
コマンドシーケンサ部163と双方向のバスを介して接
続された構成とされている。また、コマンドシーケンサ
部163は、パタンレジスタ164、S/P変換回路1
61、ECC処理部213、バッファコントロール部2
10と、それぞれ双方向のコントロールバスを介して接
続されている。
【0057】なお、このディスク装置は、セクタサーボ
を採用した場合を想定しているが、ヘッドの位置決め方
式にサーボ面サーボ,スプリットサーボ等、サーボ方式
が異なっていても、もちろん、かまわない。
【0058】このドライブI/Fコントロール部160
により磁気ディスク上のトラックに形成されるフォーマ
ットパターンについて説明する。図2は、本発明装置に
よるフォーマットパターンの第1実施例を示す図であ
る。本実施例は、データ部にID情報を持ったセクタの
フォーマットパターンで、図12と同一構成部分には、
同一符号を付してある。
【0059】図2において、各セクタ102は、サーボ
領域103とデータ領域111とからなる点は従来と同
様であるが、データ領域111にこのセクタの番地を示
すID情報113をユーザデータと共に配置した点に特
徴がある。なお、図2(A)に示す101は、図1では
図示を省略した磁気ヘッドで、読み出し/書き込み兼用
タイプである。
【0060】上記のデータ部112のフォーマット構成
は、図2(B)に示すように、磁気ディスクの回転変動
を吸収するための隙間領域GAP1、回路の同期をとる
ためのSYNC1領域,セクタの番地を示すヘッダが来
ること知らせるAM1領域に続いて、ヘッダ114がく
る。ヘッダ114は、従来と同様に、このセクタのシリ
ンダ番号CYL,ヘッド番号HD,セクタ番号SEC
T,このセクタの状態を示すフラグFLAGから構成さ
れている。
【0061】続いて、CRC符号の次にユーザデータ領
域が配置され、さらに誤り訂正符号であるECCコー
ド、PAD領域、および隙間領域GAP2の順に各領域
が配置される。また、サーボ領域103のフォーマット
パターンは、図2(C)に示す如く、前記従来のサーボ
領域103と同一である。
【0062】次に、図1に示したディスク装置によるこ
のフォーマットパターンの磁気ディスクの記録再生動作
について説明する。まず、データ読み出し時(データリ
ード時)の動作について説明する。
【0063】図1において、磁気ヘッドが磁気ディスク
上の目的のトラックに位置づけられると、該当トラック
のセクタデータ部の内容が、R/W回路205を経由し
てドライブI/Fコントロール部160に取り込まれ
る。このとき、読み出されて来たデータは通常1または
2ビットのため、S/P変換回路161でシリアルーパ
ラレル変換が行われる。これにより、S/P変換回路1
61からバイトデータが取り出されてデータ転送部16
2に送り込まれる。このデータ転送部は、予めCPU2
09により、動作指示が与えられているコマンドシーケ
ンサ部163の指示により図3のフローチャートに従っ
て動作する。
【0064】すなわち、まず、コマンド開始から処理を
開始し(ステップ301)、ID部の読み出しエラーを
チェックするCRCチェック回路とデータ部の読み出し
エラーをチェック/訂正するためのECC回路をもつE
CC処理部213を初期化する(ステップ302)。
【0065】次に、セクタの先頭を示すインデックス/
セクタパルスが入力されるのを待つ(ステップ30
3)。このパルスが入力されると、正常な場合、磁気ヘ
ッドは、図2(A)、(B)に示すように、次にSYN
C1を読み出すはずであるから、このSYNC1が予め
CPU209に設定された一定時間内に読み出されるか
どうかがチェックされる(ステップ304、305)。
【0066】SYNC1が予めCPU209に設定され
た一定時間内に読み出されないときは、タイムオーバー
としてエラーとなり、エラー処理に処理が移る(ステッ
プ317)。一方、SYNC1が予めCPU209に設
定された一定時間内に読み出されたときは、磁気ディス
クに記録されてあるSYNC情報が磁気ディスクに記録
してあるはずの時間に対して正常に終了し、データ部1
12の先頭を示すアドレスマーク(AM1)が検出され
るかどうかチェックされる(ステップ306、30
7)。所定時間内にAM1が検出されないときは、やは
りタイムオーバーとなり、CPU209に予め定めてあ
るエラー処理に処理を移す(ステップ317)。
【0067】AM1が正常に検出されたときは、読み出
しているデータのバイト位置が判断でき、図2(B)か
らわかるように、続いて再生されるヘッダ114の情報
をパタンレジスタ164またはデータバッファ211に
書き込む(ステップ308)。なお、図2(B)に示し
たデータ部112のAM1からECCまでのデータは、
ECCチェック/訂正対象データのため、ECC処理部
213へエラー処理が発生しない限りすべて送られる。
このとき、ヘッダ部114の読み出し誤りを検出するた
め、先に初期化したECC処理部213内のCRC回路
にもヘッダ情報を送る。
【0068】次に、ヘッダ部114の読み出しエラーを
検出するためのCRCを読み出し、CRC回路に送る
(ステップ309)。これにより、CRC回路がエラー
を検出したときは、ヘッダ情報とCRC情報のどこかに
読み出しエラーが発生している可能性が高いため、セク
タの番地を示すヘッダ114に信頼性がない。そのた
め、やはり、エラー処理を行う(ステップ310、31
7)。
【0069】CRCエラーが発生していない場合は、読
み出そうとしているセクタ番号(ホストコンピュータ2
15の要求するセクタ番地を示すCHSFレジスタ16
5の値)と先のレジスタ164かデータバッファ211
に保存したヘッダ情報中のセクタ番号とが一致するかど
うかチェックする(ステップ311)。もし、一致して
いない場合は、ステップ302の処理に移るのが通常で
あるが、もし、該当セクタが現在のトラックに無い場
合、処理が無限に続くことになるため、何回リトライ処
理を繰り返したかをチェックするためにも、エラー処理
317へ処理を移す。
【0070】一方、ステップ311で一致すると判定さ
れたときには、ユーザデータをデータバッファ211へ
設定バイト数だけ読み出す(ステップ312)。そし
て、データ部112の読み出しエラーチェック/訂正を
するための、ECCコードをECC処理部213へ入力
し(ステップ313)、ECCエラーチェックを行う
(ステップ314)。ECCエラー発生のときは、EC
Cエラー処理を行う(ステップ316)。ECCエラー
が発生しないときは正常にデータが読み出されたと判断
して次の処理に移る(ステップ317)。
【0071】このようにして、本実施例によれば、図2
に示した第1実施例のフォーマットパターンの磁気ディ
スクからデータを読み出すことができる。勿論、データ
連続読み出しを行っているため、ステップ310のCR
Cエラー検出チェック、ステップ311のヘッダ一致検
出を行った後にユーザデータをシーケンシャルに読み出
す必要はない。ユーザデータをデータバッファ211に
仮保存した後に、エラー判定し、もし、エラーや不一致
の場合、データバッファ211に仮保存したユーザデー
タを無効にしたり、ヘッダ不一致のときは先読みキャッ
シュのデータに使うなどの処理を行っても差し支えな
い。
【0072】本実施例によれば、ヘッドが該当セクタ番
号を知るためには、データ部の領域を読み出すことで、
データの先頭に付加されているセクタの番地(セクタ情
報:シリンダ番号,ヘッド番号,セクタ番号,フラグ情
報)が読み出せ、ディスク装置の電子回路は、このセク
タの番地を認識することができる。これにより、本実施
例では最大でも約1回転後には、該当セクタを認識する
ことができる。これは、従来のID部が存在する場合に
比べても、ほぼ同じである。
【0073】また、インデックスパルスとセクタパルス
をカウントする方式によるセクタの番号を知る従来装置
では、最悪約2回転後に目的のセクタを認識するため、
本実施例とは、ドライブのデータ処理速度の2倍の開き
がある。さらに、インデックスとセクタパルス方式の従
来装置の場合、メカ制御部の異常で、該当トラックが選
択されなかった場合、セクタサーボ情報内に、シリンダ
番号,ヘッド番号をいれておかないと、誤って別のデー
タを読み書きする心配もある。しかし、本実施例では、
データ部112にヘッダ用のCRC符号があるので、そ
のようなことはない。
【0074】さらに、本実施例では、図2に示したよう
に、データ部にID情報113を含むようにしたため、
フォーマット効率を図12のフォーマットと比較する
と、次の様になる。
【0075】 図2の第1実施例のフォーマット効率 =(520/662)×100=78.5% ...(1) 図12の従来のフォーマット効率 =(520/718)×100=72.4% ...(2) よって、本実施例の方がフォーマット効率は約6%(5
6バイト/セクタを解放)も向上することがわかる。
【0076】また、図2に示すフォーマットの本実施例
では、ID情報を表すヘッダ114の後にCRCを付加
しているため、データリード時、ID部にエラーが乗っ
ているかどうか、該当セクタのデータ部をすべて読み出
さなくても、ID情報を読み出した直後に分かり、CR
Cエラーが発生していなければ、このセクタが該当セク
タかどうか、すぐに判断することができる。さらに、I
D情報を含めてデータ部112のECCを生成/付加し
ておくことにより、ID情報部分にエラーが発生して
も、ECCデータで訂正できる可能性がある。
【0077】これにより、データ処理速度は、従来フォ
ーマツトパターンと同等で、フォーマツト効率も良く、
さらに、ID部が正しいかどうかCRCで瞬時に判断で
き、さらに、ID情報にエラーが乗ったとして、ID情
報専用のECC回路を設けることなくECC訂正でき
る、フォーマット方式を採用したディスク装置が実現で
きる。もちろん、ID情報は、ディスク装置の設計思想
に応じて、データ部のどこにおいてもかまわない。
【0078】次に、本実施例のデータ書き込み時(デー
タライト時)の動作について説明する。図2のフォーマ
ットパターンを書き込む場合は、図12に示したフォー
マットパターンを書き込む場合と異なり、一度、データ
部112を読むことで該当セクタがどこかを知る必要が
ある。この場合の読み込みは、図3に示したステップ3
11まで行うことにより、現在磁気ヘッドが通過してい
るセクタの番地がわかる。この番地から次のセクタが書
き込み対象かどうかをコマンドシーケンサ部163で判
断する。
【0079】すなわち、データライト時には、図1に示
したCHSFレジスタ165には、該当セクタに先行す
るセクタの番号をCPU209がセットしておき、該当
するセクタの1つ前が認識されたなら、次に来るセクタ
のSYNC1からデータの書き込みを開始することにな
る。このとき、磁気ディスクには、AM1やID情報を
記録しなければいけないが、これは、予め、パタンレジ
スタ164にセットしておき、ここからユーザデータに
先駆けて出せば良い。もちろん、データバツファ211
に予めユーザデータの前に付加して保存して置き、該当
セクタに到達したら、データバッファよりすべて出力し
ても良い。
【0080】次のセクタが書き込み対象であるときは、
コマンドシーケンサ部163は図4のフローチャートに
従う動作を行う。すなわち、まず、コマンド開始処理を
する(ステップ401)。続いて、ID情報113の読
み出しエラーを生成/チェックするCRC生成/チェッ
ク回路とデータ情報の読み出しエラーをチェック/訂正
するためのECC回路をもつECC処理部213を初期
化する(ステップ402)。次に、セクタの先頭を示す
インデックス/セクタパルスが入力されるかを検出する
(ステップ403)。
【0081】このパルスが検出されると、磁気ヘッド
は、図2に示したフォーマットの記録を開始する(ステ
ップ404〜410)。すなわち、まず、図2(B)に
示したSYNC1を書き込み(ステップ404)、次に
アドレスマークAM1を書き込み(ステップ405)、
続いてセクタ番地などを示すヘッダ114を書き込み
(ステップ406)、その後、CRC符号、ユーザデー
タ、ECCコード、PADの書き込みを順次に行う(ス
テップ407〜410)。この処理の後、次のコマンド
処理を行う(ステップ411)。
【0082】これにより、ID情報をデータ部に持った
図2に示したデータフォーマットパターンが、磁気ディ
スクの所望の位置に書き込まれる。
【0083】ところで、上記の説明では、ID情報11
3は、ID情報113が存在するセクタの番号を記入す
る場合で説明したが、もちろん、図2のフォーマットパ
ターンによれば、データ部112にID情報113とE
CCコードとを含んで構成されているために、ID情報
113のECC訂正が可能なため、該当セクタに先行
し、かつ、ECC訂正演算時間の最大値が、当該セクタ
まで達しないところのデータ部に、ID情報113を記
録しておいても良い。これにより、ID情報113にエ
ラーが発生しても、ID情報113の訂正演算を行い、
直せた後に、目的のセクタにヘッドが到達することがで
きる。よって、ID情報のオン・ザ・フライ訂正を実現
しても、もちろん問題ない。
【0084】このID情報のオン・ザ・フライ訂正につ
いて図5と共に説明する。同図中、図2と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図5(A)
に示した各セクタ501〜503には、ID情報が、実
際のセクタに対して先行するセクタに入っているものと
する。この先行セクタ数は、もし、ID情報113のE
CCエラーが発生してもECC訂正演算が終了する最大
時間よりも大きいセクタ通過時間離れたセクタ数であ
る。
【0085】今、ディスク装置がセクタn+2のデータ
を読み出す場合を考える。まず、磁気ヘッド101は、
図5(A)に示すように、n番目のセクタ501(以
下、セクタnともいう)のサーボ領域103を通過す
る。これにより、磁気ヘッド101が該当トラックより
どれだけ離れているかを知ることができる。これより、
メカ制御部は、磁気ヘッド101を目的のトラック中心
に位置づけする。
【0086】次に、磁気ヘッド101は、セクタnのデ
ータ領域111、すなわち、データ部112を読む。こ
こでは、データ部112は、ID情報113を含んでデ
ータ部にECC符号をかけているので、図1のECC処
理部213内の第1のECC処理回路が起動して、デー
タにエラーがないか調べる。
【0087】ここでは、ID情報113にエラーが発生
した場合を考える。また、セクタnのID情報113
は、セクタn+2(503)のID番号を示すものとす
る。このID情報113の読み出しを行うと、ID情報
にエラーが発生するので、CRCエラーがでる。このた
め、上記の第1のECC処理回路は、セクタnのデータ
領域を全て読み終わった後、図5(B)に模式的に示す
ようにECCエラーの発生に対応して訂正処理を開始す
る。ただし、この時点では、ID情報のサーチ中なの
で、今読み込んだID情報は、データバッファ211に
蓄えておくか、または、パタンレジスタ164等に保存
しておく必要がある。
【0088】次に、磁気ヘッドは、セクタn+1(50
2)のデータを読み出すことになる。この時点では、前
のセクタnのID情報のECC訂正中なので、次にセク
タn+1のID情報を予めドライブI/Fコントロール
部160に用意されている期待値n+2と比較して、一
致しないことがわかる。もちろん、セクタn+1もID
部のECCエラーをチェックするために、図1のECC
処理部213内の使われていない第2のECC処理回路
においてデータ部チェックが行われる。
【0089】ここで、セクタn+1もデータにECCエ
ラーが発生するので、セクタn+1を読み終わった後、
ECC処理部213によりID情報のCRCエラーは検
出されていないが、CRCチェックミスとも考えられる
ので、図5(D)に模式的に示すように、上記の第2の
ECC処理回路でECC訂正処理を行う。このセクタn
+1を読み終わった時には、図5(B)に模式的に示す
ように、セクタnのID情報の第1のECC処理回路に
よる訂正は終わっているので、セクタnにおけるID情
報はn+2であることがわかっている。
【0090】従って、磁気ヘッド101が次に読み出す
セクタがn+2であることがわかり、該当セクタの読み
出し処理が実行される。ここで、第1のECC処理回路
は空いているので、これを利用してセクタn+2の読み
出しデータのECCチェックを行える。このとき、第2
のECC処理回路は、セクタn+1のECCエラー訂正
演算をおこなっている。なお、図5(C)、(E)は、
それぞれ読み出された各セクタにエラー発生がないとき
の、上記の第1および第2のECC処理回路の動作を模
式的に示す。
【0091】このようにして、ID情報がデータ部に配
置されている図2のフォーマットパターンの第1実施例
の、ID情報のエラー発生によるオン・ザ・フライ訂正
が実現できる。よって、本実施例によれば、データ処理
速度の劣化を招かず、かつ、ディスク装置で重要なID
情報にもECC訂正が可能になり、ディスク装置の信頼
性が向上する。ここで、ECC訂正演算は、該当セクタ
の読み込み終了後、高々、ヘッドのセクタ通過時間の最
大半分の時間で訂正可能な場合を考えている。もちろ
ん、ECCの最大訂正時間に応じて、ECC処理部の個
数は増加させる必要はある。さらに、読み出したID情
報は、ECC訂正のために必要な個数記憶できるように
する必要はあるのは言うまでもない。
【0092】次に、本発明装置によるフォーマットパタ
ーンの第2実施例について説明する。図6は本発明装置
によるフォーマットパターンの第2実施例を示す図で、
図2と同一構成部分には同一符号を付してある。本実施
例のフォーマットパターンは各セクタのサーボ領域60
1にID情報を持ち、セクタの番地を示す情報をサーボ
領域601に入れた点に特徴がある。
【0093】図6において、各セクタ102は、サーボ
領域601とデータ領域602とからなり、サーボ領域
601にはID情報603が含まれ、またデータ領域6
02にはヘッダおよびCRCは含まれない。すなわち、
データ領域602内のデータ部604は、図6(B)に
示すように、磁気ディスクの回転変動を吸収するための
隙間領域GAP1に続く、回路の同期をとるためのSY
NC1領域,AM1領域、ユーザデータ領域およびEC
C領域よりなる。このデータ部604に続いてPAD領
域、および隙間領域GAP2の順に各領域が配置され
る。
【0094】また、サーボ領域601は、上記したとお
り、GAP1,GAP2領域に隠されており、ユ−ザに
は公開する必要性はない。このサ−ボ領域601のサー
ボ情報は、図6(C)に示すように、AGCにより再生
信号の振幅値を固定するためのISG1領域、位置情報
の開始を回路が知るためのタイミングを表すDCイレ−
ズ領域、セクタ開始を示すパルスを発生するコ−ドが記
録されているAM領域に続いて、このセクタのシリンダ
番号CYL,ヘッド番号HD,セクタ番号SECTが配
置される10バイト長の領域が設けられている。この領
域のデータは読み間違えても高々1シリンダであるよう
に、図6(D)に示すような構成のグレイコ−ドで記録
されている。
【0095】これに引き続いて、バーストフィールドが
存在する。このバーストフィールドは、従来と同様の構
成であり、磁気ヘッドのトラックからの微妙なずれを識
別させるための4相パタ−ンのPOSA〜POSDと、
これらの信号の前後の、回路のディスチャ−ジ時間を取
るためのMA領域とがある。その後、サ−ボ領域の終了
を示す2バイト長のISG2領域が続く。
【0096】本実施例のフォーマットパターンは、図2
に示した第1実施例のフォーマットパターンと同様に、
セクタを特定できる情報が記録されるため、データ処理
速度が劣化せず、メカ制御部の異常による別セクタのデ
ータ破壊を防ぐこともできる。また、本実施例では図6
(C)に示したように、サーボ領域601にID情報
(CYL,HD,SECT)を含むようにしたため、フ
ォーマット効率を図12のフォーマットと比較すると、
次の様になる。
【0097】 図6の第2実施例のフォーマット効率 =(520/665)×100=78.2% ...(3) 図12の従来のフォーマット効率 =(520/718)×100=72.4% ...(4) よって、本実施例の方が従来よりも約6%(53バイト
/セクタを解放)もフォーマット効率が向上することが
わわかる。
【0098】また、本実施例では、サーボ領域601に
セクタ情報が存在するため、データの読み書きに関わら
ず、値が存在することになる。特に、複数セクタを続け
てデータの書き込みをする場合(これをマルチセクタラ
イトと言う)、上記のようにセクタサーボ方式を採用し
たときには、各セクタごとに、セクタ情報を確認でき、
このことから、従来のID部が存在するフォーマットと
同等の信頼性が持てる。
【0099】これにより、本実施例によれば、データ処
理速度は従来フォーマツトパターンと同等であるにも拘
らず、フォーマツト効率を向上することができ、さら
に、マルチセクタライト時でも、セクタ情報を確認しな
がらデータ書き込みができるため、信頼性の高い、フォ
ーマット方式を採用したディスク装置が実現できる。
【0100】なお、現在、2.5”以下の小型ディスク
装置で良く用いられる、スプリツトサーボ方式では、セ
クタとサーボ領域が1対1に対応していない。従って、
この場合は、次に来るセクタの先頭(インデックスパル
ス,セクタパルス)を認識した時、サーボ領域に記録さ
れているID情報に対応づける方式を取れば良い。また
は、サーボ領域に、ID情報に併せて、次のセクタの先
頭までの距離(バイトクロツクが良い)数を記録してお
く方法もとっても、もちろんかまわない。
【0101】さらに、本実施例では、図6(C)に示す
ように、サーボ領域601内のAMが3バイト用意して
あるが、このうちの1バイトは、インデックスパルスか
セクタパルスを出すかを判断するコードのために使用さ
れる。ここで、この領域を拡張して、セクタ番号を生成
できるようにすることにより、サーボ領域にセクタ番号
をグレイコードで記録しなくてもよい。
【0102】次に、本発明装置によるフォーマットパタ
ーンの第3実施例について説明する。図7は本発明装置
によるフォーマットパターンの第3実施例を示す図で、
図6と同一構成部分には同一符号を付してある。本実施
例のフォーマットパターンは、各セクタ102のサーボ
領域601とデータ領域701の両方にID情報を持
ち、セクタの番地を示す情報をサーボ領域601とデー
タ領域701の両方に入れた点に特徴がある。
【0103】図7(A)に示すように、各セクタ102
は、サーボ領域601とデータ領域701とからなり、
サーボ領域601にはID情報603が含まれる点は、
図6の第2実施例と同様であるが、本実施例では、さら
にデータ領域701にもID情報が含まれる。すなわ
ち、データ領域701内のデータ部702は、図7
(B)に示すように、磁気ディスクの回転変動を吸収す
るための隙間領域GAP1に続く、回路の同期をとるた
めのSYNC1領域,AM1領域、ヘッダ704、CR
C領域、ユーザデータ領域およびECC領域よりなる。
このデータ部702に続いてPAD領域、および隙間領
域GAP2の順に各領域が配置される。
【0104】すなわち、本実施例は、図2と図6の両実
施例のフォーマットを組合せたフォーマットであり、こ
れにより、ID部のECC訂正可能という第1実施例の
効果とマルチセクタライトが確認しながらできるという
第2実施例の効果とを併せ持つことができる。
【0105】本実施例は、ID情報がサーボ領域601
とデータ領域701の両方に含まれているため、フォー
マッ効率を図12のフォーマットと比較すると、次の様
になる。
【0106】 図7の第3実施例のフォーマット効率 =(520/672)×100=77.3% ...(5) 図12の従来のフォーマット効率 =(520/718)×100=72.4% ...(6) よって、本実施例の方が従来よりも約5%(46バイト
/セクタを解放)もフォーマット効率が向上することが
わわかる。
【0107】これにより、本実施例によれば、データ処
理速度は従来のフォーマツトパターンと同等でありなが
ら、フォーマツト効率が向上し、さらに、マルチセクタ
ライト時でも、セクタ情報を確認しながらデータ書き込
みができ、さらに、ID部のECC訂正も可能なため、
信頼性の高い、フォーマット方式を採用したディスク装
置が実現できる。また、ディスク装置の設計方針によ
り、本実施例の各セクタ情報の内容の選択は自由である
のは、勿論である。
【0108】次に、本発明装置によるフォーマットパタ
ーンの第4実施例について説明する。図8は本発明装置
によるフォーマットパターンの第4実施例を示す図で、
図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例のフォーマットパターンは、データ面
サーボ方式で、スプリットデータ面サーボ方式を採用し
た場合のディスク装置に適用し得るフォーマットパター
ンで、各セクタ102のサーボ領域301とデータ領域
801のうち、ヘッダの直後にECCコード領域を設け
た点に特徴がある。
【0109】図8(A)に示すように、各セクタ102
は、サーボ領域301とデータ領域801とからなる。
サーボ領域301は図8(C)に示すように、図2の第
1実施例と同一の構成である。
【0110】一方、データ領域801は、図8(B)に
示すように、データ部802にID情報803が含ま
れ、ID情報803にはヘッダ804が含まれている。
そして、このヘッダ804の直後に、第1のECCコー
ド領域が設けられ、ユーザデータ領域の直後に、第2の
ECCコード領域が設けられている。これにより、ヘッ
ダ804の読み出し情報にエラーが発生すると、第1の
ECCコード領域から再生された第1のECCコードに
よりヘッダ情報の訂正処理ができる。従って、本実施例
によれば、ヘッダ情報が読み取れないために、ユーザデ
ータを正常に読み出せないという最悪状態を回避するこ
とができる。
【0111】また、該当セクタの読み出しにもかかわら
ず、ヘッダ情報にエラーが発生したため、訂正終了後に
ヘッダの番地を確認してから1回転待ちの後に、再度当
該セクタを読み出す方式では、転送効率が悪い。しか
し、本実施例ではヘッダ情報のオン・ザ・フライ訂正可
能なハード構成とした場合は、データリード時にヘッダ
情報にエラーが乗ったとしても、ユーザデータを読み出
してバッファに仮保存している最中に、セクタ番地が特
定でき、転送効率を向上することができる。
【0112】なお、本実施例と異なり、ヘッダ情報にE
CCコードを付加しなくても、ヘッダ情報のエラーがデ
ータリード時に発生したときに、該当セクタの前のセク
タの正常なヘッダ情報からエラーの発生したヘッダのセ
クタ番地を予測することも可能である。
【0113】しかし、磁気ディスクからヘッダ情報を読
み出すことで最終番地確認をすることに意味があるの
で、上記のように磁気ディスクの読み出し値と確認しな
いくらいなら、ヘッダ情報をすべて取り除いて、データ
面サーボ情報に、次のセクタ情報を入れた方がよい。な
ぜなら、セクタの先頭にはセクタパルスがあり、これは
ハードセクタ方式といい、高密度記録化が進む今日、通
常になっている。
【0114】ここで、セクタパルスはデータ面サーボ情
報から作られており、かつ、スプリットサーボ方式を採
用しているため、セクタ先頭とサーボ情報の磁気ディス
ク上の距離が一定していない。
【0115】このため、サーボ情報からセクタの先頭が
どこにあるのかを認識するには、回路上で認識する手段
が必要となる。つまり、サーボ情報から次のセクタの先
頭がわかるということは、次のセクタの番号を特定する
のは容易である。勿論、この方式でセクタ番地を特定し
てもよい。この方法では、サーボ情報から次にくるセク
タの番地をCPUで求め、かつ、このセクタの正常、不
良、交代等の情報をメモリから読み出し判定し、次のセ
クタはどういう状態かを判断することが一つの解決策に
なる。
【0116】次に、本発明装置によるフォーマットパタ
ーンの第5実施例について説明する。図9は本発明装置
によるフォーマットパターンの第5実施例を示す図で、
図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例のフォーマットパターンは、スプリッ
トデータ面サーボ方式を採用した場合のディスク装置に
適用し得るフォーマットパターンで、各セクタ102の
サーボ領域301とデータ領域901のうち、データ領
域901内のユーザデータ領域直後にヘッダ904を設
けた点に特徴がある。
【0117】図9(A)に示すように、各セクタ102
は、サーボ領域301とデータ領域901とからなる。
サーボ領域301は、図9(C)に示すように、図2の
第1実施例と同一の構成である。一方、データ領域90
1は、図9(A)に示すように、データ部902にID
情報903が含まれている。
【0118】上記のID情報903には、図9(B)に
示すように、ヘッダ904が含まれている。このヘッダ
904は、SYNC1領域、AM1領域に続いて設けら
れるユーザデータ領域の直後に設けられている。
【0119】これにより、本実施例では、データリード
時にユーザデータ領域から読み出されたデータがデータ
バッファ211に格納された最後に、ヘッダ904から
のヘッダ情報のエラー発生の有無を判断することができ
る。これにより、たとえデータバッファ211にヘッダ
情報をユーザデータの最後に付けても、次のセクタの読
み出しまでにヘッダの確認が終了していれば、次のユー
ザデータが前のヘッダ情報に上書きするように制御する
ことにより、データバッファ211内にきれいに配置す
ることができ、ホストコンピュータ215にデータを転
送することが容易になる。
【0120】または、ユーザデータをバッファに、ヘッ
ダ情報をデータ処理部151のレジスタに格納する方法
でも構わない。本実施例によれば、データリード時の動
作順序は図3と共に説明したようなヘッダの判定をしな
がらデータの読み込みをするような処理とはならないの
で、コマンドシーケンサ部163の設計がシンプルにな
るという効果がある。
【0121】ところで、以上は磁気ヘッドが単一のディ
スク装置の例であるが、デュアルヘッドを搭載したディ
スク装置にも本発明を適用することができる。図10は
デュアルヘッドを搭載した本発明のディスク装置の一実
施例のフォーマットパターン図である。
【0122】デュアルヘッドを搭載したディスク装置の
フォーマットパターンは、図13と共に説明したよう
に、読み出し用ID部と書き込み用ID部が独立して存
在するため、マルチセクタライト時でもIDを確認しな
がらデータ書き込みをできる。ここで、本実施例では、
図10(C)に示すサーボ領域の構成は従来と同一であ
るが、セクタフォーマットは図10(B)に示すよう
に、データ領域1000内に読み出し用のID情報10
01を配置することにより、520バイト長のユーザデ
ータ領域は変えないで、全体を725バイト長としたも
のである。
【0123】これにより、従来に比べ、読み出し用ID
部の削減、および、読み出し用ID情報のECC訂正が
可能になる。また、本実施例は、読み出し用ID部が存
在しないため、フォーマット効率を図13に示した従来
の1セクタ848バイト長のフォーマットパターンと比
較すると、次の様になる。
【0124】 図10の実施例のフォーマット効率 =(520/725)×100=71.7% ...(7) 図13の従来のフォーマット効率 =(520/848)×100=61.3% ...(8) よって、本実施例は、従来に比べて約10%(123バ
イト/セクタを解放)もフォーマット効率が向上するこ
とがわかる。
【0125】これにより、本実施例も他の実施例と同様
に、データ処理速度は、従来フォーマツトパターンと同
等でありながら、フォーマツト効率も向上し、マルチセ
クタライト,ID情報のECC訂正可能なデュアルヘッ
ドを搭載したディスク装置が実現できる。
【0126】なお、本発明は、以上の実施例に限定され
るものではなく、フロッピディスク装置,光ディスク装
置等の周辺装置,または、ホストコンピュータとドライ
ブの接続ケーブルの途中,または、周辺装置を制御する
ためのホストコンピュータ等のコントローラ内に適用す
ることもできる。つまり、ホストコンピュータから周辺
装置までの、一連のデータ処理系の中で、各システムの
最適な場所に本発明を適用することができる。そして、
上記の機能を実現するためにLSIに機能を盛り込んで
も良いことは勿論である。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来ディスク状記録媒体に通常のデータ書き込みによっ
ては書き換えられないように予め形成されていた番地情
報領域をなくし、かつ、ヘッドが位置づいた該当トラッ
クで最初に読み出せた上記番地情報によりセクタの番地
をすぐに識別することができるため、最悪1トラックも
インデックスパルスを待つような、データ転送速度の劣
化を防止することができ、また、フォーマット効率を約
5%程度向上させることかできる。
【0128】また、本発明によれば、前記番地情報を前
記データ部内に配置して記録することにより、すぐに番
地情報を読み出すことができるようにしたため、従来に
比べてデータ転送効率を向上させることができると共
に、フォーマット効率を向上させることができる。
【0129】また、本発明によれば、ディスク状記録媒
体に前記ヘッドの位置決めに使用するサーボ情報サーボ
情報内に前記番地情報を配置して記録し、記録時に書き
換えられないようにしたため、マルチセクタライト時で
も、セクタの番地を確認しながらユーザデータの書き込
みができる。さらに、番地情報の記録領域をなくすこと
ができるため、フォーマット効率を向上させることがで
きる。
【0130】また、本発明によれば、前記番地情報をデ
ータ部内とサーボ情報内のそれぞれに配置して記録し
て、データ読み出し時に同じ番地情報を2回繰り返して
再生させることにより、番地情報を確認することができ
るようにしたため、番地情報の読み出しの信頼性を向上
することができるとともに、従来、書き換えられないよ
うに予め形成されていた番地情報領域をなくすことがで
きるため、フォーマット効率を従来より向上させること
ができる。
【0131】また、本発明によれば、一体型デュアルヘ
ッドを搭載したディスク装置において、書き込み用の番
地情報領域は従来と同様に独立させ、ディスク状記録媒
体に通常のデータ書き込みによっては書き換えられない
ように予め形成されていた読み出し用の番地情報領域を
なくすとともに、ヘッドが位置づいた該当トラックで最
初に読み出せた上記データ部からの番地情報によりセク
タの番地をすぐに識別するようにしたため、データ書き
込み時は従来のように、セクタの番号を確認しながら、
マルチセクタライトが実現でき、また、データ読み出し
時はデータ転送速度の劣化を防止することができる。
【0132】さらに、この発明によれば、従来、書き換
えられないように予め形成されていた読み出し用の番地
情報領域をなくすことができるため、フォーマット効率
を従来より約10%程度向上させることができる。
【0133】また、本発明によれば、前記番地情報の誤
り検出用の誤り検出符号を番地情報に付加して記録し
て、番地情報の誤り検出ができるようにしたり、あるい
は、前記番地情報専用の誤り訂正符号を番地情報に付加
して記録して、番地情報の誤り訂正ができるようにした
ため、読み出した番地情報の信頼性を確保することがで
きる。
【0134】さらに、本発明によれば、前記番地情報を
前記データ部に有し、番地情報とデータ部を含めて誤り
訂正符号を付加してデータ部内に記録することにより、
データ部内のユーザデータだけでなく番地情報を含めて
誤り訂正ができるようにしたため、読み出したユーザデ
ータをバッファに格納した後に番地情報判断ができ、次
のユーザデータを番地情報にバッファ内で上書きするこ
とにより、きれいにユーザデータをバッファ内に格納配
置することができ、ホストコンピュータへのデータ転送
に好適である。
【0135】また、さらに、本発明によれば、前記デー
タ部内の前記誤り訂正符号を、最大エラー訂正時間以降
に、データ部内の番地情報で示されるセクタが読み出さ
れるように番地情報の位置をずらして記録することによ
り、番地情報のエラー発生によるオン・ザ・フライ訂正
が実現するようにしたため、データ処理速度の劣化を招
くことなく、番地情報の誤り訂正ができるため、ディス
ク装置の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例の構成図
である。
【図2】本発明装置によるフォーマットパターンの第1
実施例を示す図である。
【図3】本発明装置による図2のフォーマットパターン
のデータリード時の動作説明用フローチャートである。
【図4】本発明装置による図2のフォーマットパターン
のデータライト時の動作説明用フローチャートである。
【図5】本発明装置による図2のフォーマットパターン
のオン・ザ・フライ訂正時の動作説明図である。
【図6】本発明装置によるフォーマットパターンの第2
実施例を示す図である。
【図7】本発明装置によるフォーマットパターンの第3
実施例を示す図である。
【図8】本発明装置によるフォーマットパターンの第4
実施例を示す図である。
【図9】本発明装置によるフォーマットパターンの第5
実施例を示す図である。
【図10】本発明のデュアルヘッドを搭載したディスク
装置の一実施例のフォーマットパターン図である。
【図11】従来のディスク装置の一例の構成図である。
【図12】従来装置によるフォーマットパターンの一例
を示す図である。
【図13】従来のデュアルヘッドを搭載したディスク装
置の一例のフォーマットパターン図である。
【符号の説明】
101…磁気ヘッド、102…セクタ、103、601
…サーボ領域、111、602、701、801、90
1、1000…データ領域、112、604、702、
802、902…データ部、113、603、703、
803、903、1001…ID情報、114、70
4、804、904…ヘッダ、150…ディスク装置、
151…データ処理部、160…ドライブI/Fコント
ロール部、162…データ転送部、163…コマンドシ
ーケンサ部、164…パタンレジスタ、165…CHS
F(シリンダ・ヘッド・セクタ・フラグ)レジスタ、2
09…中央処理装置(CPU)、211…データバッフ
ァ、213…ECC処理部、215…ホストコンピュー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁科 昌俊 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 宮沢 章一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式会 社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に対して所望のデー
    タを含むデータ部をギャップを介してセクタ単位にヘッ
    ドにより記録し、再生するディスク装置において、 前記セクタ単位の番地を示す番地情報を、前記ディスク
    状記録媒体に記録する記録手段を有することを特徴とす
    るディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、前記番地情報を前記デ
    ータ部内に配置して記録することを特徴とする請求項1
    記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、前記ディスク状記録媒
    体に前記ヘッドの位置決めに使用するサーボ情報と前記
    データ部とを各セクタ内に順次に記録すると共に、該サ
    ーボ情報内に前記番地情報を配置して記録することを特
    徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、前記ディスク状記録媒
    体に前記ヘッドの位置決めに使用するサーボ情報と前記
    データ部とを各セクタ内に順次に記録すると共に、前記
    番地情報を該データ部内と該サーボ情報内のそれぞれに
    配置して記録することを特徴とする請求項1記載のディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 ディスク状記録媒体に対して所望のデー
    タを含むデータ部をギャップを介してセクタ単位に記録
    し、かつ、記録用のセクタ単位の番地情報の第1の記録
    領域と、再生用のセクタ単位の番地情報の第2の記録領
    域と、再生されるデータ部の第3の記録領域とを記録用
    ヘッドにより記録すると共に、再生用ヘッドにより記録
    情報を再生するディスク装置において、 前記再生用のセクタ単位の番地を示す番地情報を、前記
    データ部内に配置してディスク状記録媒体に記録する記
    録手段を有することを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記データ部に続いて
    前記番地情報を各セクタ内に順次に記録することを特徴
    とする請求項1記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、前記番地情報の誤り検
    出用の誤り検出符号を該番地情報に付加して記録するこ
    とを特徴とする請求項1または2または請求項4乃至6
    のうちいずれか一項記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、前記番地情報専用の誤
    り訂正符号を該番地情報に付加して記録することを特徴
    とする請求項1または5記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記記録手段は、前記番地情報を前記デ
    ータ部に有し、該番地情報と該データ部を含めて誤り訂
    正符号を付加して該データ部内に記録することを特徴と
    する請求項1記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、前記データ部内の前
    記誤り訂正符号を、最大エラー訂正時間以降に、該デー
    タ部内の番地情報で示されるセクタが読み出されるよう
    に該番地情報の位置をずらして記録することを特徴とす
    る請求項1記載のディスク装置。
JP7603294A 1994-04-14 1994-04-14 ディスク装置 Pending JPH07287968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072322A1 (en) * 1999-05-20 2000-11-30 Hitachi Maxell Limited Removable memory and removable memory drive
US6477313B1 (en) 1998-01-21 2002-11-05 Nec Corporation Disc control method and disc control unit
KR101370503B1 (ko) * 2013-04-08 2014-03-07 (주)솔레컨스 멀티미디어 데이터 저장시스템 및 그 저장방법과 그 저장방법으로 수행되는 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능 저장매체

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WO2000072322A1 (en) * 1999-05-20 2000-11-30 Hitachi Maxell Limited Removable memory and removable memory drive
KR101370503B1 (ko) * 2013-04-08 2014-03-07 (주)솔레컨스 멀티미디어 데이터 저장시스템 및 그 저장방법과 그 저장방법으로 수행되는 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능 저장매체

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