JPH07288903A - 台車搬送装置及び台車搬送方法 - Google Patents

台車搬送装置及び台車搬送方法

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JPH07288903A
JPH07288903A JP6077449A JP7744994A JPH07288903A JP H07288903 A JPH07288903 A JP H07288903A JP 6077449 A JP6077449 A JP 6077449A JP 7744994 A JP7744994 A JP 7744994A JP H07288903 A JPH07288903 A JP H07288903A
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JP
Japan
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trolley
carriage
rod
carrier
insertion rod
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JP6077449A
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English (en)
Inventor
Seiji Yonemaru
清治 米丸
Shigeto Yamada
繁人 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車搬送装置の占有床面積を小さくして場所
の有効活用を図る。 【構成】 モータで駆動される台車8がガイド手段10
により案内されて走行する搬送路5a,5bを間隔を置
いて2列平行に設け、これら搬送路5a,5bの両端部
間を連絡するように連絡用搬送路5cを設けるととも
に、搬送路5a,5bの両端部に、ガイド手段10が搬
送路5a,5bに係合する状態から連絡用搬送路5cに
係合する状態に台車8の方向を転換する方向転換手段1
1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送物を連続して移
動させながら作業する台車搬送装置及び台車搬送方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば実開昭62−11167
6号公報に示された従来の台車搬送装置を示す斜視図で
あり、図11は同装置の平面図である。図において、1
は2本のレールで連続して環状に設けられた無端軌条、
1aは誘導無線装置1bでモータが駆動停止される台
車、2は搬送物である。3は車間距離検知装置で、台車
の後端部に配設された例えば超音波センサからなる送信
器3aと、前端部に配設された受信器3bと、この受信
器からの信号で車間距離を検知する車間距離検知回路3
cとからなっている。
【0003】次に動作について説明する。無端軌条1上
の複数の台車1aにそれぞれ搬送物2を載せて走行させ
て、順次搬送物2を移動させて組立等の作業を行なう場
合、これら台車1a間の車間距離は送信器3aと受信器
3bにより誘導無線装置1bを介して車間距離検知回路
3cで測定検知されており、車間距離が所定の設定距離
以下に短くなると、誘導無線装置1bにより後続の台車
1aにモータの停止指令が発せられてモータの回動を停
止させる。これにより、上記設定距離以上に車間距離が
開くと、その距離信号を車間距離検知回路3cで検知
し、誘導無線装置1bの指令により、再びモータが回動
し、停止していた台車1aが運行を開始する。台車1a
の運行に際し、台車車輪と無端軌条1のレールとの接触
は、それぞれの製作誤差及び運行余裕等により幅方向の
移動余裕が設けられている。なお従来、各搬送物2は一
つの台車1aに載せられて搬送され所定位置で部品の取
付け作業等が行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の台車搬送装置及
び台車搬送方法は以上のように構成されているので、曲
線部では隣接する台車の対向関係が変化して、車間距離
検知装置3の検知範囲外となって検知不能となる恐れが
ある。そのため、曲線部の曲率を大にする必要があり無
端軌条の占有面積が増大するなどの問題点があった。ま
た、搬送物が長尺な場合には、それに応じた特殊台車を
軌条に搬入搬出する手間が生ずるなどの問題点があっ
た。
【0005】なお、本発明に関連する従来技術として
は、例えば実開昭59−179401号公報に示された
ものがある。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、占有床面積が小さくでき場所の
有効活用ができる台車搬送装置を得ることを目的として
おり、さらに一種類の台車で長尺な搬送物にも対応でき
る台車搬送方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る台
車搬送装置は、モータで駆動される台車がガイド手段に
より案内されて走行する搬送路を間隔を置いて2列平行
に設け、これら搬送路の両端部間を連絡するように連絡
用搬送路を設けるとともに、前記搬送路の両端部に、前
記ガイド手段が前記搬送路に係合する状態から前記連絡
用搬送路に係合する状態に前記台車の方向を転換する方
向転換手段を設けたものである。
【0008】請求項2の発明に係る台車搬送装置は、前
記搬送路及び連絡用搬送路を床に形成した開口溝部より
構成するとともに、前記ガイド手段を前記台車から伸び
て前記開口溝部と転がり接触するガイド用挿入桿により
構成し、さらに前記台車の車輪の少なくとも転動部を、
弾性を有する樹脂により構成したしたものである。
【0009】請求項3の発明に係る台車搬送装置は、前
記搬送路に沿って床のダクト内に設けられた集電トロリ
ー部と、前記台車から伸びて前記ダクト内に挿入される
先端側に前記集電トロリー部と電気接触する端子を有し
て前記モータに電力を供給する受電用挿入桿とを設けた
ものである。
【0010】請求項4の発明に係る台車搬送装置は、前
記ガイド用挿入桿又は受電用挿入桿を、前記台車の上面
側に引上げて倒すことができるよう揺動可能に支持した
ものである。
【0011】請求項5の発明に係る台車搬送装置は、前
記台車の駆動状態を、低速,高速及びニュートラルに切
替える運行切替手段を設けたものである。
【0012】請求項6の発明に係る台車搬送装置は、前
記台車の運行方向の一端部に楔状の固定棒を設け、この
固定棒に対向する他端部には、台車間が近接すると前記
固定棒に摺接して揺動する作動棒を設けるとともに、こ
の作動棒の揺動を検知して前記モータを停止させる揺動
検知手段を設けたものである。
【0013】請求項7の発明に係る台車搬送装置は、前
記作動棒を、台車の運行方向に起きて前記固定棒に対向
する作動姿勢と、前記台車の運行方向に対して倒れて前
記固定棒に当接しない退避姿勢とに切替可能に保持する
保持具を設けたものである。
【0014】請求項8の発明に係る台車搬送装置は、前
記集電トロリー部を、前記受電用挿入桿が挿入される下
部開口溝部が下面側に形成されたケースで覆ったもので
ある。
【0015】請求項9の発明に係る台車搬送装置は、前
記台車の前後両端部には、搬送物を乗せる搬送物保持具
を運行方向に揺動可能に設け、この搬送物保持具を前方
又は後方に傾倒した傾倒位置と直立に起きた直立位置と
に保持する係止手段を設けたものである。
【0016】請求項10の発明に係る台車搬送方法は、
前記台車搬送装置を使用して長尺の搬送物を搬送するに
際して、前記台車を複数運行方向に間隔をおいて並べ、
これら台車に前記長尺の搬送物を袴座して載置し、運行
方向前方の台車で運行駆動し、後方の台車を従動として
搬送するものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明における台車搬送装置は、二列
の搬送路の一側を台車の往路、他側を復路として使用で
き、方向転換手段で容易に台車をそれぞれの路線に移行
することができるので、搬送路において隣接する台車の
対向関係を変化させることなく、路線の幅方向間隔を小
とすることができる。
【0018】請求項2の発明における台車は、車輪の少
なくとも転動部が弾性を有する樹脂により構成され、床
に形成した開口溝部と転がり接触するガイド用挿入桿に
より案内されて搬送路に沿って無音走行する。
【0019】請求項3の発明における台車搬送装置は、
床のダクト内に設けられた集電トロリー部と、前記台車
から伸びるように設けられ前記集電トロリー部と電気接
触する受電用挿入桿により台車を駆動するモータに電力
を供給する。
【0020】請求項4の発明における台車搬送装置は、
前記ガイド用挿入桿又は受電用挿入桿を台車の上面側に
引上げて倒すことができる。
【0021】請求項5の発明における台車搬送装置は、
台車を2列の搬送路のうち製品搬送ラインでは低速運行
させ、台車回収ラインでは高速運行することができ、組
立作業等の効率向上が図れるとともに、適宜モータ駆動
をニュートラル状態にして、手押し運行が容易にでき
る。
【0022】請求項6の発明における作動棒は、台車間
が近接すると固定棒に摺接して揺動し、この作動棒の揺
動を受けて揺動検知手段が台車のモータを停止させるた
め、台車間の機械的車間距離調整が可能となる。
【0023】請求項7の発明における作動棒は、台車の
運行方向に起きて前記固定棒に対向する作動姿勢と、前
記台車の運行方向に対して倒れて前記固定棒に当接しな
い退避姿勢とに切替可能であるため、保管時等に台車を
きわめて近接させて配置できる。
【0024】請求項8の発明における集電トロリー部
は、受電用挿入桿が挿入される下部開口溝部が下面側に
形成されたケースで覆われているので、塵埃の進入が防
止できて電気導体部の信頼性の高い保護が可能となる。
【0025】請求項9の発明における台車搬送装置は、
運行方向に揺動位置変更可能となるよう搬送物保持具を
台車の前後に設けたので、搬送物の長さに応じ保持位置
を長短距離に可変できるとともに、搬送物を台車上に高
く持上げた状態に保持できる。
【0026】請求項10の発明における台車搬送方法
は、前後する台車に長尺の搬送物の前部と後部を載置し
て複数台1組として使用できるので、数種類の長さの搬
送物があっても1種類の長さの台車で対応できる。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1乃至請求項4の発明の一実施例に
よる台車搬送装置を示す平面図、図2乃至図3は同装置
を示す側断面図である。なお、以下図10乃至図11に
示す従来の台車搬送装置と同一類似部材については同一
符号を付して説明を省略する。図1において、4は床下
に地表に沿って所定幅間隔を置いて平行状に二列で所定
長さで設けられた有端のダクト、4a,4bはこれらダ
クト4にそれぞれ収納された集電トロリー部、5a,5
bは各ダクト4及び後述する開口溝部6により構成され
た搬送路、5cは床面に形成された開口溝部6aより構
成され、搬送路5a,5bの両端部間を連絡する連絡用
搬送路、6はダクト4に連通するようダクト4に沿って
床に形成された開口溝部、7は開口溝部6を介してダク
ト4内に挿入可能な先端部に集電トロリー部4a,4b
に摺接する端子を有する受電用挿入桿、8は図示しない
減速機付きモータ8aで駆動されゴム車輪9で無音走行
する無軌条台車(台車)、10は開口溝部6又は開口溝
部6aと転がり接触する例えば玉軸受を先端部に装着し
無軌条台車8の走行をガイドするガイド用挿入桿(ガイ
ド手段)10、11は例えば図示しない減速機付きモー
タで上板が水平回動するターンテーブルからなる方向転
換手段である。
【0028】ここで、方向転換手段11は、集電トロリ
ー部4a,4b(搬送路5a,5b)の両端部に設けら
れ、上板には開口溝部6又は開口溝部6aと同様な溝が
設けられ角形で直線状の搬送路が形成されている。ま
た、受電用挿入桿7及びガイド用挿入桿10は、各無軌
条台車8において運行方向に並ぶように配置され、無軌
条台車8の下面から床内に伸びるように取付けられてい
る。なおガイド用挿入桿10は、無軌条台車8の前部と
後部とにそれぞれ設けられている。
【0029】次に動作について説明する。無軌条台車8
は搬送路5aの地表の開口溝部6に挿入された受電用挿
入桿7の受電部によって集電トロリー部4aから受電し
て図示しない減速モータで駆動されて搬送物2を載置し
て走行する。無軌条台車8の走行方向の前部と後部に装
着されているガイド用挿入桿10は開口溝部6内に挿入
され、先端部の玉軸受けで転がり接触しながら無軌条台
車8を蛇行することなく直進走行させる。これにより、
集電トロリー部4a,4bと受電用挿入桿7との受電が
安定し、また、送信器3aと受信器3b間の超音波信号
の発信受信が確実となり、車間距離検知装置3cが正確
に作動する。
【0030】このため、搬送路5aで搬送物2への部品
取付け等の作業が終った無軌条台車8は搬出端部の方向
転換手段11上に作業者が手押しで乗せて、方向転換手
段11を90度回転させ、更に手押しで連絡搬送路6a
を走行させた後、搬送路5bの搬入端部の方向転換手段
11上に乗せて90度回動させて搬送路5b上に移動さ
せ、集電トロリー部4bから受電用挿入桿7の受電によ
って無軌条台車8を自動走行させて、搬送物2を図示し
ないクレーンで吊って搬出し空の無軌条台車8を回収す
るといった簡単な作業で、搬送物2を順次搬送しつつ所
定の部品取付け作業等を効率良く行なうことができる。
【0031】そして上記台車搬送装置であると、連絡用
搬送路5cの長さを短くしても、搬送物を自動走行させ
る部分(搬送路5a,5b)においては、前後に隣接す
る無軌条台車8の対向関係が変化しないので、車間距離
検知装置3の機能を保持したまま、2列の搬送路5a,
5bの間隔(即ち連絡用搬送路の長さ)を最低限の距離
に縮めることができて、占有面積の低減が図れる。
【0032】また、従来のレール式台車と異なり、ゴム
車輪9により走行する無軌条台車8を使用しているた
め、無音走行が可能で良好な作業環境を提供できる。さ
らに、集電トロリー部4a,4bと受電用挿入桿7とに
より無軌条台車8に電力供給を行なうため、各無軌条台
車8にバッテリ等を搭載する必要がなく、共通の電源で
複数の無軌条台車8を自動走行させることができるなど
の効果もある。
【0033】なお、受電用挿入桿7及びガイド用挿入桿
10は、無軌条台車8に対して固設してもよいが、この
場合には、連絡用搬送路5cや方向転換手段11にも受
電用挿入桿7が通過するダクトを設けることが必須とな
るとともに、無軌条台車8を搬送路5a,5b等と無関
係に移動させることができない。このため、受電用挿入
桿7及びガイド用挿入桿10は、無軌条台車8の上面側
に引上げて倒すことができるよう、無軌条台車8に対し
て揺動可能に取付けるようにし、また搬送路5a,5b
の端部等には、このように受電用挿入桿7等を引上げる
際に干渉が起こらないようにする逃げ(集電トロリー部
4a,4bやダクト4等に形成した切り欠き又はスリッ
ト等)を設けておくことが好ましい。このような構成に
しておけば、適宜受電用挿入桿7等を引上げて無軌条台
車8を搬送路5a,5bに無関係な位置に走行させるこ
と(ラインから無軌条台車8を離脱させること)が容易
にできる。
【0034】実施例2.次に、請求項5の発明の一実施
例を図4について説明する。なお、以下実施例1と同一
類似部材については同一符号を付して説明を省略する。
図4において、18は無軌条台車8に設けられた運行切
替手段(この場合無軌条台車8のモータを含むもの)
で、この無軌条台車8の駆動状態を低速,高速,ニュー
トラルの3段階に切替えるものである。この運行切替手
段は、具体的には、例えば極数変換誘導電動機,減速機
及び電磁クラッチ等で構成され、低速又は高速の指示で
極数変換誘導電動機を高速又は低速回転させ、ニュート
ラルの指示で電磁クラッチを開状態とするものである。
ここで、低速又は高速の具体的速度は、例えば低速が7
m/Hr、高速が55m/Hrに設定されている。
【0035】次に動作について説明する。本実施例の台
車搬送装置であると、例えば搬送路5aではおよそ7m
/Hrの低速で運行して搬送物2への部品取付け作業等
が容易となるようにし、搬送路5bではおよそ55m/
Hrの高速で運行して空の台車8の早く回収し作業効率
を向上させることができる。すなわち、例えば搬送路5
aには複数の作業者を配置してそれぞれ異なった部品を
取付けるために無軌条台車8をゆっくり走行させ、搬送
路5bの終端部には一人の作業者が搬送物2(製品)の
積み込み作業等を他の作業(積み込み時の製品の調整作
業等)と兼務して効率良く行なうために搬送路5bでは
無軌条台車8を早く走行させるといったことができる。
また、連絡用搬送路5cでは、ニュートラルの無動力状
態にして軽く押すだけで無軌条台車8を容易に手押し移
行させることができ、ラインから無軌条台車8を離脱さ
せる場合にもクレーン等を使用せずに容易に手押しで運
行できる。なお、運行切替手段18の高速,低速の具体
的速度は部品取付け作業の時間等に合わせて所望の速度
に設定できることはいうまでもない。
【0036】実施例3.次に、請求項6乃至請求項7の
発明の一実施例を図5乃至図6について説明する。図に
おいて、20は後述する距離センサー21あるいは固定
棒22,作動棒23等よりなる衝突防止手段、21は非
接触の例えば信号電波による距離センサー、22は台車
8の運行方向の後部に水平方向に突出して設けられ、突
出部が楔状に下面が斜面で形成された固定棒、23はこ
の固定棒22と対向する位置に設けられたL字状の作動
棒で、24はこの作動棒23を上下方向摺動及び左右方
向回動容易に指示する保持具、25は作動棒23を人力
により図6に実線で示す作動姿勢と図6に鎖線で示す退
避姿勢とに移動させる方向切替装置、26は保持具24
を前後方向に揺動可能に台車8の運行方向の前部に保持
する弾性部材、27は作動棒23及び保持具24の後方
への揺動により押されて作動するリミットスイッチ等か
らなる揺動検知装置(揺動検知手段)で、作動により無
軌条台車8のモータを停止させるものである。なお距離
センサー21は、車間距離検知装置3と同様の機能を有
するものである。
【0037】次に動作について説明する。上記台車搬送
装置では、距離センサー21により従来と同様の非接触
式の車間距離自動調整が行なわれるとともに、固定棒2
2,作動棒23との接触により機械的にも車間距離自動
調整が行なわれる。すなわち、搬送路5aの台車8は固
定棒22と作動棒23を有して所定間隔で連続して運行
する。例えば、1台の台車8の駆動モータが故障して運
行を停止すると、まず、後続の台車8との間で距離セン
サ21が接近を検知して後続の台車8の運行が停止され
るが、この機能が働かない場合でも、先行の台車8の固
定棒22に後続の台車8の作動棒23が当接し、固定棒
22の斜面に沿って作動棒23が下方へ傾斜し、これに
つれて保持具24の下端部が後方へ揺動して揺動検知装
置27が作動し駆動モータの電気回路を開いて後続の台
車8の駆動を停止させる。なお、この状態で上記固定棒
22と作動棒23は当接状態を保ち、例えなんらかの異
常により後続のモータが停止しなくても機械的に台車間
距離を維持する。このように、衝突防止手段20は3種
類の動作により搬送物同志が衝突して損傷するのを極め
て信頼性高く防止する。
【0038】そして、作動棒23は、通常は図6で実線
で示す作動姿勢位置にあって突出した状態としておく
が、方向切替装置25で上方へ摺動させ引上げて横方向
へ90度回動し、図6で鎖線で示す退避姿勢に保持する
ことができる。このため、空の台車8を接続して保管し
たり、台車を手押しにより運行させる場合等に突出状態
を解除して作動棒23が邪魔にならないようにすること
ができる。
【0039】なお、上記実施例で衝突防止手段20の固
定棒22と作動棒23は台車8の地表部に設けたものを
示したが、床下ダクト4の開口溝部6内に入るように台
車8の下部に突出して設けてもよく、これにより地表に
突出部が無くなり、作業者が台車間を通行する際も安全
に歩行ができる。また、台車8を搬送路5aから離脱さ
せる場合は、固定棒22と作動棒23とを開口溝部6か
ら引上げて保持するようにすることもできる。
【0040】実施例4.次に、請求項8の発明の一実施
例を図7について説明する。図において、36は床下に
地表に沿って設けられたダクト4に収納され、下部開口
溝部37を有するケース36aで覆われた集電トロリー
部、38は下部開口溝部37に挿入された運行移動手段
で、前記下部開口溝部37に例えばベアリングを介して
夫々転勤しながら運行移動するものである。39は運行
移動手段38の上部に設けられた受電部、40は台車8
に一端が上下方向に回動容易に軸止され、他端の自由端
部が開口溝部6内に挿入されて垂下した挿入桿、41は
圧縮ばねからなる位置保持手段で、運動移動手段38の
下部を貫挿して挿入桿40の自由端部に水平方向に保持
している。挿入桿40は、本発明の受電用挿入桿及びガ
イド用挿入桿として機能しており、無軌条台車8の上面
側に引上げて倒すことができるよう、無軌条台車8に対
して揺動可能に取付けられている。また搬送路5a,5
bの端部等には、このように挿入桿40を引上げる際に
干渉が起こらないようにする逃げ(集電トロリー部36
やダクト4等に形成した切り欠き又はスリット等)が設
けられている。
【0041】次に動作について説明する。台車8の駆動
モータの駆動は、集電トロリー部36の下部開口溝部3
7に転動保持された運行移動手段38の上部に設けられ
た受電部39で受電され運行移動しながら受電を続行す
る。この際、台車8が運行方向に多少蛇行しても位置保
持手段41により運行移動手段38の受電位置は支障な
く維持される。そして、集電トロリー部36がケース3
6aで覆われているので、塵埃の進入が防止できて電気
導体部の信頼性の高い保護が可能となる。
【0042】実施例5.次に、請求項9の発明の一実施
例を図8について説明する。図において、45は搬送物
保持具で、台車8に一端が回動容易に軸止された半回動
支持板46の自由端部に保持されている。搬送物保持具
45は台車8の幅方向に沿って両端部を半回動支持板4
6で保持され、その回動によって台車8上面に台車の長
さ方向(運行方向)に沿って図示A位置,C位置(傾倒
位置)に載置され、半回動支持板46を垂直にして係止
ピンと穴部からなる係止手段47で係止すると図示B位
置(直立位置)に示すように高く保持される。
【0043】この台車搬送装置によると、搬送物2の長
短に応じて搬送物保持具45の位置を図示A,A又は
C,Cに載置して対応させ、また搬送物2の下面に突出
物がある場合、または搬送物2の下面に部品等を取付け
る場合は図示B,B位置に高く保持することで対応でき
る。
【0044】実施例6.次に、請求項10の発明の一実
施例を図9について説明する。この実施例の台車搬送方
法は、隣接する運行方向の2台の無軌条台車8A,8B
間を所定間隔を置いて長尺の搬送物2を袴座して載置
し、運行方向前方の台車8Aで運行駆動し、後方の台車
8Bの駆動をニュートラルにして従動させる。なお、2
台の台車8A,8Bは上記実施例の台車8と同じであっ
て、1種類の台車8を長尺の搬送物2の長さに応じて所
定間隔を置いて使用することで対処できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
モータで駆動される台車がガイド手段により案内されて
走行する搬送路を間隔を置いて2列平行に設け、これら
搬送路の両端部間を連絡するように連絡用搬送路を設け
るとともに、前記搬送路の両端部に、前記ガイド手段が
前記搬送路に係合する状態から前記連絡用搬送路に係合
する状態に前記台車の方向を転換する方向転換手段を設
けた構成としたので、二列の搬送路の一側を台車の往
路、他側を復路として使用でき、方向転換手段で容易に
台車をそれぞれの路線に移行することができるので、搬
送路において隣接する台車の対向関係を変化させること
なく、路線の幅方向間隔を小とすることができ場所の有
効活用ができるなどの効果がある。
【0046】請求項2の発明によれば前記搬送路及び連
絡用搬送路を床に形成した開口溝部より構成するととも
に、前記ガイド手段を前記台車から伸びて前記開口溝部
と転がり接触するガイド用挿入桿により構成し、さらに
前記台車の車輪の少なくとも転動部を、弾性を有する樹
脂により構成したので、台車は搬送路に沿って無音走行
し、静かな作業環境が得られるなどの効果がある。
【0047】請求項3の発明によれば前記搬送路に沿っ
て床のダクト内に設けられた集電トロリー部と、前記台
車から伸びて前記ダクト内に挿入される先端側に前記集
電トロリー部と電気接触する端子を有して前記モータに
電力を供給する受電用挿入桿とを設けるように構成した
ので、各台車にバッテリ等を搭載する必要がなく、共通
の電源で複数の台車を自動走行させることができるなど
の効果がある。
【0048】請求項4の発明によれば前記ガイド用挿入
桿又は受電用挿入桿を、前記台車の上面側に引上げて倒
すことができるよう揺動可能に支持しするように構成し
たので、適宜挿入桿を引上げて台車を搬送路に無関係な
位置に走行させること(ラインから台車を離脱させるこ
と)が容易にできるなどの効果がある。
【0049】請求項5の発明によれば前記台車の駆動状
態を、低速,高速及びニュートラルに切替える運行切替
手段を設けるように構成したので、台車を2列の搬送路
のうち製品搬送ラインでは低速運行させ、台車回収ライ
ンでは高速運行することができ、組立作業等の効率向上
が図れるとともに、適宜モータ駆動をニュートラル状態
にして、手押し運行が容易にできるなどの効果がある。
【0050】請求項6の発明によれば前記台車の運行方
向の一端部に楔状の固定棒を設け、この固定棒に対向す
る他端部には、台車間が近接すると前記固定棒に摺接し
て揺動する作動棒を設けるとともに、この作動棒の揺動
を検知して前記モータを停止させる揺動検知手段を設け
るように構成したので、台車間の車間距離調整を機械的
に信頼性高く行なえるなどの効果がある。
【0051】請求項7の発明によれば前記作動棒を、台
車の運行方向に起きて前記固定棒に対向する作動姿勢
と、前記台車の運行方向に対して倒れて前記固定棒に当
接しない退避姿勢とに切替可能に保持する保持具を設け
るように構成したので、空の台車を接続して保管した
り、台車を手押しにより運行させる場合等に突出状態を
解除して作動棒が邪魔にならないようにすることができ
るなどの効果がある。
【0052】請求項8の発明によれば前記集電トロリー
部を、前記受電用挿入桿が挿入される下部開口溝部が下
面側に形成されたケースで覆った構成としたので、塵埃
の進入が防止できて電気導体部の信頼性の高い保護が可
能となるなどの効果がある。
【0053】請求項9の発明によれば前記台車の前後両
端部には、搬送物を乗せる搬送物保持具を運行方向に揺
動可能に設け、この搬送物保持具を前方又は後方に傾倒
した傾倒位置と直立に起きた直立位置とに保持する係止
手段を設けるように構成したので、搬送物の長さに応じ
保持位置を長短距離に可変できるとともに、搬送物を台
車上に高く持上げた状態として搬送物の下面に部品等を
取付ける作業を容易にできるなどの効果がある。
【0054】請求項10の発明によれば前記台車搬送装
置を使用して長尺の搬送物を搬送するに際して、前記台
車を複数運行方向に間隔をおいて並べ、これら台車に前
記長尺の搬送物を袴座して載置し、運行方向前方の台車
で運行駆動し、後方の台車を従動として搬送する構成と
したので、前後する台車に長尺の搬送物の前部と後部を
載置して複数台1組として使用できるので、数種類の長
さの搬送物があっても1種類の長さの台車で対応できる
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1乃至請求項4の発明の一実施例によ
る台車搬送装置を示す平面図である。
【図2】 請求項1乃至請求項4の発明の一実施例によ
る台車搬送装置を示す断面図である。
【図3】 請求項1乃至請求項4の発明の一実施例によ
る台車搬送装置を示す断面図である。
【図4】 請求項5の発明の一実施例による台車搬送装
置を説明するための図である。
【図5】 請求項6乃至請求項7の発明の一実施例によ
る台車搬送装置を示す側面図である。
【図6】 請求項6乃至請求項7の発明の一実施例によ
る台車搬送装置を示す要部平面図である。
【図7】 請求項8の発明の一実施例による台車搬送装
置を示す断面図である。
【図8】 請求項9の発明の一実施例による台車搬送装
置を示す側面図である。
【図9】 請求項10の発明の一実施例による台車搬送
方法を示す側面図である。
【図10】 従来の台車搬送装置及び台車搬送方法を示
す斜視図である。
【図11】 従来の台車搬送装置を示す平面図である。
【符号の説明】
2 搬送物、4 ダクト、4a,4b 集電トロリー
部、5a,5b 搬送路、5c 連絡用搬送路、6,6
a 開口溝部、7 受電用挿入桿、8,8A,8B 無
軌条台車(台車)、10 ガイド用挿入桿(ガイド手
段)、11 方向転換手段、18 運行切替手段、22
固定棒、23 作動棒、24 保持具、27 揺動検
知装置(揺動検知手段)、36 集電トロリー部、36
a ケース、37 下部開口溝部、40 挿入桿(受電
用挿入桿,ガイド用挿入桿)、45搬送物保持具、47
係止手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を載置可能でモータで駆動される
    複数の台車と、この台車が走行する床に間隔を置いて2
    列平行に設けられた搬送路と、この搬送路の両端部間を
    連絡するように床に形成された連絡用搬送路と、この連
    絡搬送路及び前記搬送路に移動自在に係合して前記台車
    の走行を案内するガイド手段と、前記搬送路の両端部に
    設けられ、前記ガイド手段が前記搬送路に係合する状態
    から前記連絡用搬送路に係合する状態に前記台車の方向
    を転換する方向転換手段とを備えた台車搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送路及び連絡用搬送路を、前記台
    車が走行する床に形成した開口溝部より構成するととも
    に、前記ガイド手段を、前記台車から伸びるように設け
    られ前記開口溝部と転がり接触するガイド用挿入桿によ
    り構成し、さらに前記台車の車輪の少なくとも転動部
    を、弾性を有する樹脂により構成したことを特徴とする
    請求項1記載の台車搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送路に沿って前記台車が走行する
    床のダクト内に設けられた集電トロリー部と、前記台車
    から伸びるように設けられ前記ダクト内に挿入される先
    端側に前記集電トロリー部と電気接触する端子を有して
    前記モータに電力を供給する受電用挿入桿とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項2のうちいずれか1
    項記載の台車搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド用挿入桿又は受電用挿入桿
    は、前記台車の上面側に引上げて倒すことができるよ
    う、前記台車に対して揺動可能に支持したことを特徴と
    する請求項2乃至請求項3のうちいずれか1項記載の台
    車搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記台車の駆動状態を、低速,高速及び
    ニュートラルに切替える運行切替手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項記載
    の台車搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記台車の運行方向の一端部に設けられ
    た楔状の固定棒と、この固定棒に対向する他端部に設け
    られ、前記台車間が近接すると前記固定棒に摺接して揺
    動する作動棒と、この作動棒の揺動を検知して前記モー
    タを停止させる揺動検知手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項記載の台車
    搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記作動棒を、前記台車の運行方向に起
    きて前記固定棒に対向する作動姿勢と、前記台車の運行
    方向に対して倒れて前記固定棒に当接しない退避姿勢と
    に切替可能に保持する保持具を設けたことを特徴とする
    請求項6記載の台車搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記集電トロリー部は、前記受電用挿入
    桿が挿入される下部開口溝部が下面側に形成されたケー
    スで覆われていることを特徴とする請求項3乃至請求項
    7のうちいずれか1項記載の台車搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記台車の前後両端部には、搬送物を乗
    せる搬送物保持具を運行方向に揺動可能に設け、この搬
    送物保持具を前方又は後方に傾倒した傾倒位置と直立に
    起きた直立位置とに保持する係止手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれか1項記載
    の台車搬送装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のうちいずれか
    1項記載の台車搬送装置を使用して長尺の搬送物を搬送
    するに際して、前記台車を複数運行方向に間隔をおいて
    並べ、これら台車に前記長尺の搬送物を袴座して載置
    し、運行方向前方の台車で運行駆動し、後方の台車を従
    動として搬送することを特徴とする台車搬送方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075060A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Daihatsu Motor Co Ltd 車体組立装置および車体組立方法
FR2894888A1 (fr) * 2006-04-24 2007-06-22 Alstom Transport Sa Dispositif d'alimentation continue par le sol d'un tramway.
JP2008285284A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Toyota Industries Corp 無人搬送車の退避装置
JP2010246311A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 搬送台車の走行設備及び走行方法
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