JPH07290134A - 金属線材の位置決め方法および装置 - Google Patents
金属線材の位置決め方法および装置Info
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- JPH07290134A JPH07290134A JP9017994A JP9017994A JPH07290134A JP H07290134 A JPH07290134 A JP H07290134A JP 9017994 A JP9017994 A JP 9017994A JP 9017994 A JP9017994 A JP 9017994A JP H07290134 A JPH07290134 A JP H07290134A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送ライン上を搬送中の線材の垂れ下りある
いは上下振動を非接触で抑制する。 【構成】 搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にその
長手方向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる固
定導体に金属線材の電流の方向と逆方向に通電する。そ
して、固定導体の電流値を金属線材と固定導体の距離が
一定になるように調整する、および/又は、金属線材の
電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように
調整する。
いは上下振動を非接触で抑制する。 【構成】 搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にその
長手方向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる固
定導体に金属線材の電流の方向と逆方向に通電する。そ
して、固定導体の電流値を金属線材と固定導体の距離が
一定になるように調整する、および/又は、金属線材の
電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように
調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送中の金属線材の位
置ずれの制御に関する。より具体的には、これに限定す
る意図ではないが、熱間圧延直後の高温線材を冷却する
冷却ゾ−ンにおける線材の垂直位置ずれの制御に関す
る。
置ずれの制御に関する。より具体的には、これに限定す
る意図ではないが、熱間圧延直後の高温線材を冷却する
冷却ゾ−ンにおける線材の垂直位置ずれの制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、製品サイズが直径5〜20mm
の線材は、圧延機直後の冷却帯を通した後に、巻取機で
コイル巻きされ、該冷却帯通過中に、製品品質上要求さ
れる所定の冷却速度で冷却される。線材駆動ロ−ル間で
線材が垂れ下ったり振動するのを防止するため、冷却帯
に線材支持用のガイドが必要に応じて設置されている。
の線材は、圧延機直後の冷却帯を通した後に、巻取機で
コイル巻きされ、該冷却帯通過中に、製品品質上要求さ
れる所定の冷却速度で冷却される。線材駆動ロ−ル間で
線材が垂れ下ったり振動するのを防止するため、冷却帯
に線材支持用のガイドが必要に応じて設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】垂れ下がり量が大きく
なると、あるいは振動が大きくなると、線材がガイドに
接触する。この接触により線材にスリ傷あるいは掻傷が
生ずることがあり、特に高温線材の場合にはこのような
傷を生じ易い。
なると、あるいは振動が大きくなると、線材がガイドに
接触する。この接触により線材にスリ傷あるいは掻傷が
生ずることがあり、特に高温線材の場合にはこのような
傷を生じ易い。
【0004】本発明は、搬送ライン上を搬送中の線材の
垂れ下りあるいは上下振動を非接触で抑制することを目
的とする。
垂れ下りあるいは上下振動を非接触で抑制することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1番の発明で
は、搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にその長手方
向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる固定導体
に金属線材の電流の方向と逆方向に通電し、固定導体の
電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように
調整する。
は、搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にその長手方
向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる固定導体
に金属線材の電流の方向と逆方向に通電し、固定導体の
電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように
調整する。
【0006】本願の第2番の発明では、搬送ラインにお
いて搬送中の金属線材にその長手方向に通電し、該金属
線材に実質上平行に延びる固定導体に金属線材の電流の
方向と逆方向に通電し、金属線材の電流値を金属線材と
固定導体の距離が一定になるように調整する。
いて搬送中の金属線材にその長手方向に通電し、該金属
線材に実質上平行に延びる固定導体に金属線材の電流の
方向と逆方向に通電し、金属線材の電流値を金属線材と
固定導体の距離が一定になるように調整する。
【0007】
【作用】第1番および第2番の発明のいずれによって
も、金属線材には固定導体の電流による磁界が、金属線
材が延びる方向と直交する方向に作用する。この磁界と
金属線材の電流との作用により、フレミングの左手の法
則に従がう、固定導体から離れる方向の電磁力すなわち
反発力が金属線材に作用する。しかして第1番の発明に
よれば、固定導体の電流値を金属線材と固定導体の距離
が一定になるように調整するので、金属線材の位置偏差
が小さくなる。すなわち、金属線材の位置ずれが非接触
で抑制される。第2番の発明によれば、金属線材の電流
値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように調整
するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。すなわ
ち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。
も、金属線材には固定導体の電流による磁界が、金属線
材が延びる方向と直交する方向に作用する。この磁界と
金属線材の電流との作用により、フレミングの左手の法
則に従がう、固定導体から離れる方向の電磁力すなわち
反発力が金属線材に作用する。しかして第1番の発明に
よれば、固定導体の電流値を金属線材と固定導体の距離
が一定になるように調整するので、金属線材の位置偏差
が小さくなる。すなわち、金属線材の位置ずれが非接触
で抑制される。第2番の発明によれば、金属線材の電流
値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように調整
するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。すなわ
ち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。
【0008】本発明の他の目的及び特徴は、図面を参照
した以下の実施例の説明より明らかになろう。
した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0009】
−第1実施例− 図1に、本発明の第1実施例の全体構成を示す。この第
1実施例は、熱間線材圧延直後の高温(1100°C程度)
の線材30(キュリ−点以上の温度であるので非磁性
体)を冷却する冷却帯に本発明を実施するものである。
線材30はピンチロ−ル31で送り駆動されて、冷却水
又は冷却エア−を線材に吹付けるノズルを装備した冷却
筒33〜38を通ってピンチロ−ル32で引駆動され
て、図示しない巻取機に送られ、巻取機でコイル巻きさ
れる。冷却筒35と36の間には、線材30を側方から
照明する蛍光灯2およびイメ−ジカメラ3が配置されて
いる。イメ−ジカメラ3は、線材30を間に置いて蛍光
灯2に対向している。
1実施例は、熱間線材圧延直後の高温(1100°C程度)
の線材30(キュリ−点以上の温度であるので非磁性
体)を冷却する冷却帯に本発明を実施するものである。
線材30はピンチロ−ル31で送り駆動されて、冷却水
又は冷却エア−を線材に吹付けるノズルを装備した冷却
筒33〜38を通ってピンチロ−ル32で引駆動され
て、図示しない巻取機に送られ、巻取機でコイル巻きさ
れる。冷却筒35と36の間には、線材30を側方から
照明する蛍光灯2およびイメ−ジカメラ3が配置されて
いる。イメ−ジカメラ3は、線材30を間に置いて蛍光
灯2に対向している。
【0010】図2の(a)に、蛍光灯2およびイメ−ジ
カメラ3周りを、冷却筒36の縦断面と共に示し、図2
の(b)に冷却筒36の横断面を示す。冷却筒36は、
金属管36G(固定導体)の内周面に耐熱絶縁体36I
を内張り又は耐熱絶縁材を溶射したものであり、金属管
36Gの両端には通電用の電極リング36Ep(図1)
および36Enが固着されており電気的には金属管36
Gと連続(導通状態)である。なお、金属管36Gおよ
び電極リング36Ep,36Enの外周面および端面は
絶縁被覆されている。冷却筒36を通る線材30と金属
管36Gに、線材30の長手方向かつ相対的には逆向き
の電流を通電すると、金属管36Gに流れる電流により
線材30には、右ねじの法則に従がう、線材30の長手
方向と直交する磁界が作用し、この磁界と線材30の電
流の相互作用(フレミングの左手の法則)により、線材
30には金属管36Gから離れる方向の電磁力すなわち
反発力Fが作用する。この反発力は、金属管36Gと線
材30との距離に反比例し、両者の電流値の積に比例す
る。この実施例では固定導体が金属管36Gであってそ
の内部を線材30が通るので、線材30には、金属管3
6Gの全周から金属管36Gの中心軸に向かう反発力が
作用する。線材30は、水平方向では右側と左側から加
わる反発力が拮抗する位置、すなわち管中心軸を含む垂
直面に位置することになるが、垂直方向では、線材30
の重力分、管中心軸を含む水平面より下がった位置とな
る。管36Gの中心からの線材30の下り量をΔGとし
管内径をDiとすると、線材30に加わる上向き反発力
はis×iLs/(Di−ΔG)に比例し、下向き反発
力はis×iLs/(Di+ΔG)に比例し、線材30
を上向き駆動する力はこれらの差であって、is×iL
s×2ΔG/{(Di−ΔG)(Di+ΔG)}≒is
×iLs×2ΔG/(Di2)に比例する。線材30の
張力を無視するとこれが線材30の重力Fgを支える力
となるので、またDiは固定値であるので、Fg≒K・
is×iLs×ΔGという形となる。線材30の基準位
置を管36Gの中心から下方向にΔGsとすると、位置
偏差XLは、XL=ΔGs−ΔGであるので、ΔG=ΔG
s−XL、よってFg≒K・is×iLs×(ΔGs−
XL)となる。これより、電流値(is×iLs)をk・
Fg/ΔGsに設定すれば、線材30は基準位置ΔGs
となる。Kは、線材と金属管36G間の透磁率,反発力
発生効率および管内径より決まる係数である。
カメラ3周りを、冷却筒36の縦断面と共に示し、図2
の(b)に冷却筒36の横断面を示す。冷却筒36は、
金属管36G(固定導体)の内周面に耐熱絶縁体36I
を内張り又は耐熱絶縁材を溶射したものであり、金属管
36Gの両端には通電用の電極リング36Ep(図1)
および36Enが固着されており電気的には金属管36
Gと連続(導通状態)である。なお、金属管36Gおよ
び電極リング36Ep,36Enの外周面および端面は
絶縁被覆されている。冷却筒36を通る線材30と金属
管36Gに、線材30の長手方向かつ相対的には逆向き
の電流を通電すると、金属管36Gに流れる電流により
線材30には、右ねじの法則に従がう、線材30の長手
方向と直交する磁界が作用し、この磁界と線材30の電
流の相互作用(フレミングの左手の法則)により、線材
30には金属管36Gから離れる方向の電磁力すなわち
反発力Fが作用する。この反発力は、金属管36Gと線
材30との距離に反比例し、両者の電流値の積に比例す
る。この実施例では固定導体が金属管36Gであってそ
の内部を線材30が通るので、線材30には、金属管3
6Gの全周から金属管36Gの中心軸に向かう反発力が
作用する。線材30は、水平方向では右側と左側から加
わる反発力が拮抗する位置、すなわち管中心軸を含む垂
直面に位置することになるが、垂直方向では、線材30
の重力分、管中心軸を含む水平面より下がった位置とな
る。管36Gの中心からの線材30の下り量をΔGとし
管内径をDiとすると、線材30に加わる上向き反発力
はis×iLs/(Di−ΔG)に比例し、下向き反発
力はis×iLs/(Di+ΔG)に比例し、線材30
を上向き駆動する力はこれらの差であって、is×iL
s×2ΔG/{(Di−ΔG)(Di+ΔG)}≒is
×iLs×2ΔG/(Di2)に比例する。線材30の
張力を無視するとこれが線材30の重力Fgを支える力
となるので、またDiは固定値であるので、Fg≒K・
is×iLs×ΔGという形となる。線材30の基準位
置を管36Gの中心から下方向にΔGsとすると、位置
偏差XLは、XL=ΔGs−ΔGであるので、ΔG=ΔG
s−XL、よってFg≒K・is×iLs×(ΔGs−
XL)となる。これより、電流値(is×iLs)をk・
Fg/ΔGsに設定すれば、線材30は基準位置ΔGs
となる。Kは、線材と金属管36G間の透磁率,反発力
発生効率および管内径より決まる係数である。
【0011】線材30の垂直方向の位置はイメ−ジカメ
ラ3が検出する。すなわち、イメ−ジカメラ3の視野
は、蛍光灯2の全長(垂直方向)および全幅(線材30
の移動方向:左右方向)をカバ−しており、蛍光灯2の
全長の、略中間部が線材30で遮光された画像をカメラ
3が撮影し、該画像を処理して線材30の中心の垂直方
向位置(カメラ3基準)Xを算出し、これを表わすデ−
タXを位置演算装置9(図1)に与える。
ラ3が検出する。すなわち、イメ−ジカメラ3の視野
は、蛍光灯2の全長(垂直方向)および全幅(線材30
の移動方向:左右方向)をカバ−しており、蛍光灯2の
全長の、略中間部が線材30で遮光された画像をカメラ
3が撮影し、該画像を処理して線材30の中心の垂直方
向位置(カメラ3基準)Xを算出し、これを表わすデ−
タXを位置演算装置9(図1)に与える。
【0012】再度図1を参照する。線材30には、通電
回路6がピンチロ−ラ31/32間に直流電流isを通
電するが、この電流isのレベルは、PWM(パルス幅
変調)回路26を介して電流コントロ−ラ27が設定す
る。すなわちこの第1実施例では、電流コントロ−ラ2
7が、指示された電流値isoを目標値とし、通電回路6
が検出した線材電流値isをフィ−ドバック値として、
検出値isが目標値isoとなるように、PWM回路26
へのパルスデュ−ティ指令値を調整する。これにより、
線材30には、実質上目標値isoの電流isが通電され
る。すなわち定レベルの電流が流れる。なお、電流コン
トロ−ラ27は、通電回路6の電流検出値isを表わす
デ−タを、制御回路5に与える。
回路6がピンチロ−ラ31/32間に直流電流isを通
電するが、この電流isのレベルは、PWM(パルス幅
変調)回路26を介して電流コントロ−ラ27が設定す
る。すなわちこの第1実施例では、電流コントロ−ラ2
7が、指示された電流値isoを目標値とし、通電回路6
が検出した線材電流値isをフィ−ドバック値として、
検出値isが目標値isoとなるように、PWM回路26
へのパルスデュ−ティ指令値を調整する。これにより、
線材30には、実質上目標値isoの電流isが通電され
る。すなわち定レベルの電流が流れる。なお、電流コン
トロ−ラ27は、通電回路6の電流検出値isを表わす
デ−タを、制御回路5に与える。
【0013】位置演算装置9は、イメ−ジカメラ3が検
出した線材30の垂直方向位置Xより、線材30の、搬
送ライン上の基準位置(基準高さ)に対する線材30の
検出位置Xの偏差XLを算出して、これを表わすデ−タ
を制御回路5に与える。
出した線材30の垂直方向位置Xより、線材30の、搬
送ライン上の基準位置(基準高さ)に対する線材30の
検出位置Xの偏差XLを算出して、これを表わすデ−タ
を制御回路5に与える。
【0014】通電回路4は、冷却筒34〜37の金属管
(36G)に、後述する制御回路5が与えるパルスデュ
−ティ指令値に対応してパルス通電(その時系列平均値
が電流レベル)し、金属管を流れる電流値iLsを検出し
てこれを制御回路5にフィ−ドバックする。
(36G)に、後述する制御回路5が与えるパルスデュ
−ティ指令値に対応してパルス通電(その時系列平均値
が電流レベル)し、金属管を流れる電流値iLsを検出し
てこれを制御回路5にフィ−ドバックする。
【0015】制御回路5の構成を図3に示す。制御回路
5には、搬送材である線材30に関する情報すなわち線
材径d,張力Teおよび線材電流値isが与えられ、ま
た、基準電流値iLOが与えられる。冷却筒34〜37の
金属管(36G)の通電を制御する制御回路5は、CP
Uを主体とするデジタルコンピュ−タ24およびPWM
回路7で構成されている。PWM回路7は、コンピュ−
タ24の出力デ−タ(指示電圧)に対応する通電デュ−
ティおよび通電方向(正/負)を算出し、算出した通電
デュ−ティの通電指示パルスと通電方向を通電回路4に
与える。冷却筒34〜37の金属管(36G)は、相互
に、線材30の通電方向(図1で左から右)と逆方向の
通電となるように直列に接続されており、通電回路4
は、冷却筒37の金属管(36G)と図示しない直流定
電圧ラインの正極ライン間を通電指示パルスに応答して
オン/オフする。すなわち、通電が指示されると冷却筒
37の金属管(36G)の正電極リング(36Ep相
当)を正極ラインに対してオン/オフする。これにより
冷却筒37の金属管に、前記通電デュ−ティで定まる電
圧が加わり、この電圧に比例する電流が、冷却筒34〜
37の金属管に図1で右から左方向の電流が流れ、この
電流レベルが、通電回路4およびPWM回路7を介し
て、コンピュ−タ24により制御される。
5には、搬送材である線材30に関する情報すなわち線
材径d,張力Teおよび線材電流値isが与えられ、ま
た、基準電流値iLOが与えられる。冷却筒34〜37の
金属管(36G)の通電を制御する制御回路5は、CP
Uを主体とするデジタルコンピュ−タ24およびPWM
回路7で構成されている。PWM回路7は、コンピュ−
タ24の出力デ−タ(指示電圧)に対応する通電デュ−
ティおよび通電方向(正/負)を算出し、算出した通電
デュ−ティの通電指示パルスと通電方向を通電回路4に
与える。冷却筒34〜37の金属管(36G)は、相互
に、線材30の通電方向(図1で左から右)と逆方向の
通電となるように直列に接続されており、通電回路4
は、冷却筒37の金属管(36G)と図示しない直流定
電圧ラインの正極ライン間を通電指示パルスに応答して
オン/オフする。すなわち、通電が指示されると冷却筒
37の金属管(36G)の正電極リング(36Ep相
当)を正極ラインに対してオン/オフする。これにより
冷却筒37の金属管に、前記通電デュ−ティで定まる電
圧が加わり、この電圧に比例する電流が、冷却筒34〜
37の金属管に図1で右から左方向の電流が流れ、この
電流レベルが、通電回路4およびPWM回路7を介し
て、コンピュ−タ24により制御される。
【0016】図3に示すコンピュ−タ24は、制御する
線材30に関する情報(線材径d,基準電流値iLO,線
材電流値isおよび張力Te)が与えられるとそれを、レ
ジスタ25に格納し、スタ−ト指令が到来すると、レジ
スタ25の情報に基づいて冷却筒37の金属管への印加
電圧制御を開始し、ストップ指示が到来するとこれを停
止(通電停止)し、スタ−ト等の制御指令が到来するの
を待つ。冷却筒37の金属管への印加電圧制御において
は、所定周期(サンプリング周期)で金属管電流値iLs
および位置偏差XLを読込み、フィ−ドバック演算によ
り、電圧指示情報を生成しこれをPWM回路7に出力す
る。この制御動作はプログラムに従ったデジタル処理に
より行なわれる。この制御機能を、理解を簡単にするた
めに、図3ではハ−ドウェアブロック(機能ブロック)
で代替して示した。以下この機能ブロックを参照してコ
ンピュ−タ24の制御動作を説明する。
線材30に関する情報(線材径d,基準電流値iLO,線
材電流値isおよび張力Te)が与えられるとそれを、レ
ジスタ25に格納し、スタ−ト指令が到来すると、レジ
スタ25の情報に基づいて冷却筒37の金属管への印加
電圧制御を開始し、ストップ指示が到来するとこれを停
止(通電停止)し、スタ−ト等の制御指令が到来するの
を待つ。冷却筒37の金属管への印加電圧制御において
は、所定周期(サンプリング周期)で金属管電流値iLs
および位置偏差XLを読込み、フィ−ドバック演算によ
り、電圧指示情報を生成しこれをPWM回路7に出力す
る。この制御動作はプログラムに従ったデジタル処理に
より行なわれる。この制御機能を、理解を簡単にするた
めに、図3ではハ−ドウェアブロック(機能ブロック)
で代替して示した。以下この機能ブロックを参照してコ
ンピュ−タ24の制御動作を説明する。
【0017】なお、メモリ23には、線材径d,基準電
流値iLO,線材電流値isおよび張力Teのそれぞれの各
値(範囲)に宛てたゲイングル−プが、それらの値(範
囲)対応で格納されている。前述の通り、線材30に関
する情報(線材径d,基準電流値iLO,線材電流値is
および張力Te)が与えられると、コンピュ−タ24は
それらを、入力レジスタ25に格納する。そしてスタ−
ト指令が到来するとコンピュ−タ24は、所定周期(サ
ンプリング周期;例えば1〜3msec)で次の処理を行な
う。
流値iLO,線材電流値isおよび張力Teのそれぞれの各
値(範囲)に宛てたゲイングル−プが、それらの値(範
囲)対応で格納されている。前述の通り、線材30に関
する情報(線材径d,基準電流値iLO,線材電流値is
および張力Te)が与えられると、コンピュ−タ24は
それらを、入力レジスタ25に格納する。そしてスタ−
ト指令が到来するとコンピュ−タ24は、所定周期(サ
ンプリング周期;例えば1〜3msec)で次の処理を行な
う。
【0018】コンピュータ24はまず、金属管電流値i
Lsおよび位置偏差XLを読込む。次に領域判定22によ
り、金属管電流値iLsおよび位置偏差XLが、いずれの
領域(範囲)にあるかを判定する。そして、判定した領
域情報p,qと、レジスタ25の上述の情報より、メモ
リ23上のメモリテ−ブルを特定し、領域情報p,qで
該特定したメモリテ−ブル内djの1領域を特定して、
そこのゲイングル−プMp,qを読出して、ゲインレジス
タ21に書込む。これにより、現況に対応したゲインK
1〜K4が選択されたことになる。
Lsおよび位置偏差XLを読込む。次に領域判定22によ
り、金属管電流値iLsおよび位置偏差XLが、いずれの
領域(範囲)にあるかを判定する。そして、判定した領
域情報p,qと、レジスタ25の上述の情報より、メモ
リ23上のメモリテ−ブルを特定し、領域情報p,qで
該特定したメモリテ−ブル内djの1領域を特定して、
そこのゲイングル−プMp,qを読出して、ゲインレジス
タ21に書込む。これにより、現況に対応したゲインK
1〜K4が選択されたことになる。
【0019】コンピュータ24は次に、減算12によ
り、現在の偏差XLより遅延11により保持する1サン
プリング周期前の偏差を減算して、位置偏差の変化速度
dXL/dt(以下XL’と表記)を算出し、減算18に
より電流偏差iL=iLO−iLsを算出し、加算19によ
り、現在の偏差XLに遅延20により保持する1サンプ
リング周期前の偏差累算値を加算して、ギャップ偏差の
累算値(積分値)∫XLdtを算出する。そして、乗算
13,14,16および17で、これらの算出値にゲイ
ンレジスタのゲインデ−タK1〜K4を乗算し、減算15
により、冷却筒37の金属管に印加すべき電圧を指定す
る情報Iaout=iLO−K1・XL−K2・XL’−K3・iL−
K4・∫XLdtを算出し、これの極性(通電方向)と絶
対値(レベル)を表わすデ−タをPWM回路7に出力す
る。
り、現在の偏差XLより遅延11により保持する1サン
プリング周期前の偏差を減算して、位置偏差の変化速度
dXL/dt(以下XL’と表記)を算出し、減算18に
より電流偏差iL=iLO−iLsを算出し、加算19によ
り、現在の偏差XLに遅延20により保持する1サンプ
リング周期前の偏差累算値を加算して、ギャップ偏差の
累算値(積分値)∫XLdtを算出する。そして、乗算
13,14,16および17で、これらの算出値にゲイ
ンレジスタのゲインデ−タK1〜K4を乗算し、減算15
により、冷却筒37の金属管に印加すべき電圧を指定す
る情報Iaout=iLO−K1・XL−K2・XL’−K3・iL−
K4・∫XLdtを算出し、これの極性(通電方向)と絶
対値(レベル)を表わすデ−タをPWM回路7に出力す
る。
【0020】PWM回路7は、このデ−タIaoutに基づ
いて、冷却筒37の金属管にIaoutの電流を通電するに
要する金属管印加電圧(時系列平均値)を与える通電
(オン/オフ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間
長)を算出し、該デュ−ティのパルスを、通電回路4に
与える。通電回路4は、PWM回路7が与えるパルスの
Hに応答して冷却筒37の金属管を直流電源の正電圧ラ
インに対して導通(オン)とし、該パルスのLに応答し
て非導通(オフ)とする。
いて、冷却筒37の金属管にIaoutの電流を通電するに
要する金属管印加電圧(時系列平均値)を与える通電
(オン/オフ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間
長)を算出し、該デュ−ティのパルスを、通電回路4に
与える。通電回路4は、PWM回路7が与えるパルスの
Hに応答して冷却筒37の金属管を直流電源の正電圧ラ
インに対して導通(オン)とし、該パルスのLに応答し
て非導通(オフ)とする。
【0021】以上に説明した処理をコンピュータ24が
所定周期で繰返すことにより、フィ−ドバックゲイン
が、時々刻々に変わる位置偏差および冷却筒34〜37
の金属管(36G)に流れる電流値に対応したものに更
新され、線材30の垂直方向の位置が、位置演算装置9
に与えられる目標位置Xoとなるように、金属管電流値
iLsが自動調整される。これにより線材30は、イメ−
ジカメラ3の位置で、実質上目標位置Xoに維持され
る。このように非接触で線材30の垂直方向位置を制御
するので、線材30にスリ傷や掻き傷を生じない。
所定周期で繰返すことにより、フィ−ドバックゲイン
が、時々刻々に変わる位置偏差および冷却筒34〜37
の金属管(36G)に流れる電流値に対応したものに更
新され、線材30の垂直方向の位置が、位置演算装置9
に与えられる目標位置Xoとなるように、金属管電流値
iLsが自動調整される。これにより線材30は、イメ−
ジカメラ3の位置で、実質上目標位置Xoに維持され
る。このように非接触で線材30の垂直方向位置を制御
するので、線材30にスリ傷や掻き傷を生じない。
【0022】−第2実施例− 第2実施例の全体構成を図4に示す。この実施例の全体
構成の概要は、上述の、図1に示す第1実施例と同様で
あるが、細かくは、電流コントロ−ラ27および制御回
路5の構成と動作が、第1実施例のものとは異なる。概
略で言うとこの第2実施例では、冷却筒34〜37の金
属管に流れる電流値を制御する制御回路5は、基準電流
値iLOを冷却筒34〜37の金属管に通電する。すなわ
ち実質上一定の電流値を冷却筒34〜37の金属管に通
電する。そして電流コントロ−ラ27が、イメ−ジカメ
ラ3部における線材30の位置偏差XLを実質上零とす
るに要する電流値を線材30に通電する。すなわち、第
2実施例では、電流コントロ−ラ27と制御回路5で、
冷却筒34〜37の金属管に流れる電流値は実質上一定
として線材電流を調整して線材30の垂直方向の位置を
目標位置Xoとする。
構成の概要は、上述の、図1に示す第1実施例と同様で
あるが、細かくは、電流コントロ−ラ27および制御回
路5の構成と動作が、第1実施例のものとは異なる。概
略で言うとこの第2実施例では、冷却筒34〜37の金
属管に流れる電流値を制御する制御回路5は、基準電流
値iLOを冷却筒34〜37の金属管に通電する。すなわ
ち実質上一定の電流値を冷却筒34〜37の金属管に通
電する。そして電流コントロ−ラ27が、イメ−ジカメ
ラ3部における線材30の位置偏差XLを実質上零とす
るに要する電流値を線材30に通電する。すなわち、第
2実施例では、電流コントロ−ラ27と制御回路5で、
冷却筒34〜37の金属管に流れる電流値は実質上一定
として線材電流を調整して線材30の垂直方向の位置を
目標位置Xoとする。
【0023】図6に、図4に示す制御回路5の構成を示
す。この制御回路5のコンピュ−タ24mには、設定値
として線材径dおよび金属管基準電流値iLOが与えられ
る。フィ−ドバック値は金属管電流値iLsである。コン
ピュ−タ24mは、線材径dに対応するゲインK3をメ
モリ23mから読み出し、かつ基準電流値iLOに対する
コイル電流値iLsの偏差iL=iLs−iLOを算出し、こ
の偏差iLとゲインK3との積を基準電流値iLOより減算
した値、Iaout=iLO−K3・(iLs−iLO)を算出し、
これの極性(通電方向)と絶対値(レベル)を表わすデ
−タをPWM回路7mに出力する。PWM回路7mは、
このデ−タIaoutに基づいて、冷却筒34〜37の金属
管にIaoutの電流を通電するに要する、冷却筒37の金
属管印加電圧(時系列平均値)を与える通電(オン/オ
フ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間長)を算出
し、該デュ−ティのパルスを、通電回路4に与える。通
電回路4は、PWM回路7cが与えるパルスのHに応答
して冷却筒37の金属管を、直流電源の正極ラインに対
して導通(オン)とし、該パルスのLに応答して非導通
(オフ)とする。これにより、冷却筒34〜37の金属
管には、実質上基準電流値iLO(定電流)が流れ、冷却
筒34〜37部において線材30には、実質上一定磁界
が加わる。
す。この制御回路5のコンピュ−タ24mには、設定値
として線材径dおよび金属管基準電流値iLOが与えられ
る。フィ−ドバック値は金属管電流値iLsである。コン
ピュ−タ24mは、線材径dに対応するゲインK3をメ
モリ23mから読み出し、かつ基準電流値iLOに対する
コイル電流値iLsの偏差iL=iLs−iLOを算出し、こ
の偏差iLとゲインK3との積を基準電流値iLOより減算
した値、Iaout=iLO−K3・(iLs−iLO)を算出し、
これの極性(通電方向)と絶対値(レベル)を表わすデ
−タをPWM回路7mに出力する。PWM回路7mは、
このデ−タIaoutに基づいて、冷却筒34〜37の金属
管にIaoutの電流を通電するに要する、冷却筒37の金
属管印加電圧(時系列平均値)を与える通電(オン/オ
フ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間長)を算出
し、該デュ−ティのパルスを、通電回路4に与える。通
電回路4は、PWM回路7cが与えるパルスのHに応答
して冷却筒37の金属管を、直流電源の正極ラインに対
して導通(オン)とし、該パルスのLに応答して非導通
(オフ)とする。これにより、冷却筒34〜37の金属
管には、実質上基準電流値iLO(定電流)が流れ、冷却
筒34〜37部において線材30には、実質上一定磁界
が加わる。
【0024】図5に、図4に示す電流コントロ−ラ27
の構成を示す。電流コントロ−ラ27には、搬送材であ
る線材30に関する情報すなわち線材径d,張力T
e(イメ−ジカメラ3部での設定張力値)および金属管
基準電流値iLOが与えられ、また、線材基準電流値iso
が与えられる。線材30の通電を制御する電流コントロ
−ラ27は、CPUを主体とするデジタルコンピュ−タ
24で構成されている。PWM回路26(図4)は、コ
ンピュ−タ24の出力デ−タ(指示電圧)に対応する通
電デュ−ティを算出し、算出した通電デュ−ティの通電
指示パルスを通電回路6(図4)に与える。通電回路6
は、ピンチロ−ラ31と図示しない直流定電圧ラインの
正極ライン間を通電指示パルスに応答してオン/オフす
る。これにより、ピンチロ−ラ31(線材30)には、
前記通電デュ−ティで直流定電圧が印加され、ピンチロ
−ラ31の電圧(時系列平均値)は、該通電デュ−ティ
で定まる。すなわち、ピンチロ−ラ31の印加電圧が、
通電回路6およびPWM回路26を介して、コンピュ−
タ24により制御される。
の構成を示す。電流コントロ−ラ27には、搬送材であ
る線材30に関する情報すなわち線材径d,張力T
e(イメ−ジカメラ3部での設定張力値)および金属管
基準電流値iLOが与えられ、また、線材基準電流値iso
が与えられる。線材30の通電を制御する電流コントロ
−ラ27は、CPUを主体とするデジタルコンピュ−タ
24で構成されている。PWM回路26(図4)は、コ
ンピュ−タ24の出力デ−タ(指示電圧)に対応する通
電デュ−ティを算出し、算出した通電デュ−ティの通電
指示パルスを通電回路6(図4)に与える。通電回路6
は、ピンチロ−ラ31と図示しない直流定電圧ラインの
正極ライン間を通電指示パルスに応答してオン/オフす
る。これにより、ピンチロ−ラ31(線材30)には、
前記通電デュ−ティで直流定電圧が印加され、ピンチロ
−ラ31の電圧(時系列平均値)は、該通電デュ−ティ
で定まる。すなわち、ピンチロ−ラ31の印加電圧が、
通電回路6およびPWM回路26を介して、コンピュ−
タ24により制御される。
【0025】図5に示すコンピュ−タ24は、制御する
線材30に関する情報(線材径d,電磁石基準電流値i
LO,線材基準電流値isoおよびカメラ3部の設定張力T
e)が与えられるとそれらを、レジスタ25に格納し、
スタ−ト指令が到来すると、レジスタ25の情報に基づ
いてピンチロ−ラ31の印加電圧制御を開始し、ストッ
プ指示が到来するとピンチロ−ラ31への通電を停止
し、スタ−ト等の制御指令が到来するのを待つ。ピンチ
ロ−ラ31の印加電圧制御においては、所定周期(サン
プリング周期)で線材電流値isおよびカメラ3部の位
置偏差XL(位置演算装置9の出力)を読込み、フィ−
ドバック演算により、電圧指示情報を生成しこれをPW
M回路26に出力する。この制御動作はプログラムに従
ったデジタル処理により行なわれる。この制御機能を、
理解を簡単にするために、図5ではハ−ドウェアブロッ
ク(機能ブロック)で代替して示した。以下この機能ブ
ロックを参照してコンピュ−タ24の制御動作を説明す
る。
線材30に関する情報(線材径d,電磁石基準電流値i
LO,線材基準電流値isoおよびカメラ3部の設定張力T
e)が与えられるとそれらを、レジスタ25に格納し、
スタ−ト指令が到来すると、レジスタ25の情報に基づ
いてピンチロ−ラ31の印加電圧制御を開始し、ストッ
プ指示が到来するとピンチロ−ラ31への通電を停止
し、スタ−ト等の制御指令が到来するのを待つ。ピンチ
ロ−ラ31の印加電圧制御においては、所定周期(サン
プリング周期)で線材電流値isおよびカメラ3部の位
置偏差XL(位置演算装置9の出力)を読込み、フィ−
ドバック演算により、電圧指示情報を生成しこれをPW
M回路26に出力する。この制御動作はプログラムに従
ったデジタル処理により行なわれる。この制御機能を、
理解を簡単にするために、図5ではハ−ドウェアブロッ
ク(機能ブロック)で代替して示した。以下この機能ブ
ロックを参照してコンピュ−タ24の制御動作を説明す
る。
【0026】なお、メモリ23には、線材径d,電磁石
基準電流値iLO,線材基準電流値isoおよび張力Teの
それぞれの各値(範囲)に宛てたゲイングル−プが、そ
れらの値(範囲)対応で格納されている。前述の通り、
線材30に関する情報(線材径d,金属管基準電流値i
LO,線材基準電流値isoおよび設定張力Te)が与えら
れると、コンピュ−タ24はそれらを、入力レジスタ2
5に格納する。そしてスタ−ト指令が到来するとコンピ
ュ−タ24は、所定周期(サンプリング周期;例えば1
〜3msec)で次の処理を行なう。
基準電流値iLO,線材基準電流値isoおよび張力Teの
それぞれの各値(範囲)に宛てたゲイングル−プが、そ
れらの値(範囲)対応で格納されている。前述の通り、
線材30に関する情報(線材径d,金属管基準電流値i
LO,線材基準電流値isoおよび設定張力Te)が与えら
れると、コンピュ−タ24はそれらを、入力レジスタ2
5に格納する。そしてスタ−ト指令が到来するとコンピ
ュ−タ24は、所定周期(サンプリング周期;例えば1
〜3msec)で次の処理を行なう。
【0027】コンピュータ24はまず、線材電流値is
および位置偏差XLを読込む。次に領域判定22によ
り、線材電流値isおよび位置偏差XLが、いずれの領域
(範囲)にあるかを判定する。そして、判定した領域情
報p,qと、レジスタ25の上述の情報より、メモリ2
3上のメモリテ−ブルを特定し、領域情報p,qで該特
定したメモリテ−ブル内djの1領域を特定して、そこ
のゲイングル−プMp,qを読出して、ゲインレジスタ2
1に書込む。これにより、現況に対応したゲインK1〜
K4が選択されたことになる。
および位置偏差XLを読込む。次に領域判定22によ
り、線材電流値isおよび位置偏差XLが、いずれの領域
(範囲)にあるかを判定する。そして、判定した領域情
報p,qと、レジスタ25の上述の情報より、メモリ2
3上のメモリテ−ブルを特定し、領域情報p,qで該特
定したメモリテ−ブル内djの1領域を特定して、そこ
のゲイングル−プMp,qを読出して、ゲインレジスタ2
1に書込む。これにより、現況に対応したゲインK1〜
K4が選択されたことになる。
【0028】コンピュータ24は次に、減算12によ
り、現在の偏差XLより遅延11により保持する1サン
プリング周期前の偏差を減算して、位置偏差の変化速度
dXL/dt(以下XL’と表記)を算出し、減算18
により電流偏差iL=isO−isを算出し、加算19によ
り、現在の偏差XLに遅延20により保持する1サンプ
リング周期前の偏差累算値を加算して、ギャップ偏差の
累算値(積分値)∫XLdtを算出する。そして、乗算
13,14,16および17で、これらの算出値にゲイ
ンレジスタのゲインデ−タK1〜K4を乗算し、減算15
により、ピンチロ−ラ31に印加すべき電圧を指定する
情報 Iaout=isO−K1・XL−K2・XL’−K3・iL−K4・∫XLdt を算出し、これを表わすデ−タをPWM回路26(図
4)に出力する。
り、現在の偏差XLより遅延11により保持する1サン
プリング周期前の偏差を減算して、位置偏差の変化速度
dXL/dt(以下XL’と表記)を算出し、減算18
により電流偏差iL=isO−isを算出し、加算19によ
り、現在の偏差XLに遅延20により保持する1サンプ
リング周期前の偏差累算値を加算して、ギャップ偏差の
累算値(積分値)∫XLdtを算出する。そして、乗算
13,14,16および17で、これらの算出値にゲイ
ンレジスタのゲインデ−タK1〜K4を乗算し、減算15
により、ピンチロ−ラ31に印加すべき電圧を指定する
情報 Iaout=isO−K1・XL−K2・XL’−K3・iL−K4・∫XLdt を算出し、これを表わすデ−タをPWM回路26(図
4)に出力する。
【0029】PWM回路26は、このデ−タIaoutに基
づいて、ピンチロ−ラ31にIaoutの電流を通電するに
要する線材印加電圧(時系列平均値)を与える通電(オ
ン/オフ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間長)
を算出し、該デュ−ティのパルスを、通電回路6(図
4)に与える。通電回路6は、PWM回路26が与える
パルスのHに応答してピンチロ−ラ31を直流電源の正
極ラインに対して導通(オン)とし、該パルスのLに応
答して非導通(オフ)とする。
づいて、ピンチロ−ラ31にIaoutの電流を通電するに
要する線材印加電圧(時系列平均値)を与える通電(オ
ン/オフ)デュ−ティ(パルス一周期の間のH区間長)
を算出し、該デュ−ティのパルスを、通電回路6(図
4)に与える。通電回路6は、PWM回路26が与える
パルスのHに応答してピンチロ−ラ31を直流電源の正
極ラインに対して導通(オン)とし、該パルスのLに応
答して非導通(オフ)とする。
【0030】以上に説明した処理をコンピュータ24が
所定周期で繰返すことにより、フィ−ドバックゲイン
が、時々刻々に変わる、カメラ3部の線材30の位置偏
差および線材電流値に対応したものに更新され、カメラ
3部における線材30の垂直方向の位置が、位置演算装
置9に与えられる目標位置Xoとなるように、線材30
に流れる電流値isが自動調整される。これにより線材
30は、カメラ3の位置で、実質上目標位置Xoに維持
される。このように非接触で線材30の垂直方向位置を
制御するので、線材30にスリ傷や掻き傷を生じない。
所定周期で繰返すことにより、フィ−ドバックゲイン
が、時々刻々に変わる、カメラ3部の線材30の位置偏
差および線材電流値に対応したものに更新され、カメラ
3部における線材30の垂直方向の位置が、位置演算装
置9に与えられる目標位置Xoとなるように、線材30
に流れる電流値isが自動調整される。これにより線材
30は、カメラ3の位置で、実質上目標位置Xoに維持
される。このように非接触で線材30の垂直方向位置を
制御するので、線材30にスリ傷や掻き傷を生じない。
【0031】
【発明の効果】第1番および第2番の発明のいずれによ
っても、第1番および第2番の発明のいずれによって
も、金属線材には固定導体の電流による磁界が、金属線
材が延びる方向と直交する方向に作用する。この磁界と
金属線材の電流との作用により、フレミングの左手の法
則に従がう、固定導体から離れる方向の電磁力すなわち
反発力が金属線材に作用する。しかして第1番の発明
(例えば上述の第1実施例)によれば、固定導体の電流
値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように調整
するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。すなわ
ち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。第2番
の発明(例えば上述の第2実施例)によれば、金属線材
の電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるよう
に調整するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。す
なわち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。
っても、第1番および第2番の発明のいずれによって
も、金属線材には固定導体の電流による磁界が、金属線
材が延びる方向と直交する方向に作用する。この磁界と
金属線材の電流との作用により、フレミングの左手の法
則に従がう、固定導体から離れる方向の電磁力すなわち
反発力が金属線材に作用する。しかして第1番の発明
(例えば上述の第1実施例)によれば、固定導体の電流
値を金属線材と固定導体の距離が一定になるように調整
するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。すなわ
ち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。第2番
の発明(例えば上述の第2実施例)によれば、金属線材
の電流値を金属線材と固定導体の距離が一定になるよう
に調整するので、金属線材の位置偏差が小さくなる。す
なわち、金属線材の位置ずれが非接触で抑制される。
【図1】 本発明の第1実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 図1に示す電磁石1Aの外観を示す拡大斜視
図である。
図である。
【図3】 図1に示す制御回路5Aの機能構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】 本発明の第2実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 図4に示す電流コントロ−ラ27の機能構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】 図4に示す制御回路5Cの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
2:蛍光灯 3:イメ−ジカ
メラ 4:通電回路 5:制御回路 6:通電回路 7,7m:PW
M回路 8,8m:入出力インタ−フェ−ス 9:位置演算装
置 22:領域判定回路 23,23m:
メモリ 24,24m:コンピュータ
メラ 4:通電回路 5:制御回路 6:通電回路 7,7m:PW
M回路 8,8m:入出力インタ−フェ−ス 9:位置演算装
置 22:領域判定回路 23,23m:
メモリ 24,24m:コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 左 田 野 豊 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内
Claims (8)
- 【請求項1】搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にそ
の長手方向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる
固定導体に金属線材の電流の方向と逆方向に通電し、固
定導体の電流値を金属線材と固定導体の距離が一定にな
るように調整する、金属線材の位置決め方法。 - 【請求項2】搬送ラインで搬送中の金属線材に搬送ライ
ンの延びる方向に通電する線材通電手段;前記金属線材
に実質上平行に、少くとも金属線材の下方に配設された
固定導体;該固定導体に、金属線材に流れる電流の方向
と逆方向に通電するガイド通電手段;前記金属線材の垂
直方向の位置を検出する位置検出手段;および、 目標位置に対する前記金属線材の位置検出手段が検出し
た位置の偏差および金属線材のサイズに対応した、検出
した位置を目標位置とするためのレベルの電流を、前記
ガイド通電手段を介して前記固定導体に通電する通電制
御手段;を備える金属線材の位置決め装置。 - 【請求項3】通電制御手段は、金属線材のサイズおよび
電流値に対応するフィ−ドバックゲインを位置偏差に乗
算した積に対応するレベルの電圧を指定する制御信号を
発生し;ガイド通電手段は、該制御信号に対応したレベ
ルの電圧を固定導体に印加する;請求項2記載の金属線
材の位置決め装置。 - 【請求項4】通電制御手段は、金属線材のサイズおよび
電流値に対応するフィ−ドバックゲインを格納したメモ
リ手段を含む、請求項3記載の金属線材の位置決め装
置。 - 【請求項5】搬送ラインにおいて搬送中の金属線材にそ
の長手方向に通電し、該金属線材に実質上平行に延びる
固定導体に金属線材の電流の方向と逆方向に通電し、金
属線材の電流値を金属線材と固定導体の距離が一定にな
るように調整する、金属線材の位置決め方法。 - 【請求項6】搬送ラインで搬送中の金属線材に搬送ライ
ンの延びる方向に通電する線材通電手段;前記金属線材
に実質上平行に、少くとも金属線材の下方に配設された
固定導体;該固定導体に金属線材の電流が流れる方向と
逆方向に通電するガイド通電手段;前記金属線材の垂直
方向の位置を検出する位置検出手段;および、 目標位置に対する前記金属線材の位置検出手段が検出し
た位置の偏差および金属線材のサイズに対応した、検出
した位置を目標位置とするための線材電流を、前記線材
通電手段を介して前記金属線材に通電する通電制御手
段;を備える金属線材の垂直位置決め装置。 - 【請求項7】通電制御手段は、金属線材のサイズおよび
電磁石電流値に対応するフィ−ドバックゲインを位置偏
差に乗算した積に対応するレベルの電圧を指定する制御
信号を発生し;線材通電手段は、該制御信号に対応した
レベルの電圧を金属線材に印加する;請求項6記載の金
属線材の垂直位置決め装置。 - 【請求項8】通電制御手段は、金属線材のサイズおよび
電磁石電流値に対応するフィ−ドバックゲインを格納し
たメモリ手段を含む、請求項7記載の金属線材の垂直位
置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017994A JPH07290134A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 金属線材の位置決め方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017994A JPH07290134A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 金属線材の位置決め方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290134A true JPH07290134A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13991268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9017994A Withdrawn JPH07290134A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 金属線材の位置決め方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07290134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101959245B1 (ko) * | 2018-08-24 | 2019-03-18 | 박승혁 | 와이어 커팅 시스템 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP9017994A patent/JPH07290134A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101959245B1 (ko) * | 2018-08-24 | 2019-03-18 | 박승혁 | 와이어 커팅 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |