JPH0729084U - 埋設函体の連結装置 - Google Patents

埋設函体の連結装置

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JPH0729084U
JPH0729084U JP6041193U JP6041193U JPH0729084U JP H0729084 U JPH0729084 U JP H0729084U JP 6041193 U JP6041193 U JP 6041193U JP 6041193 U JP6041193 U JP 6041193U JP H0729084 U JPH0729084 U JP H0729084U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、函体相互および函体と他の構造物
の継手工法における埋設函体の連結装置に関し、埋設函
体の内腔を形成する円筒管と蓋部材の固着手段を手間の
掛からないものとし、かつ、品質も向上させるものを提
供すること。 【構成】 埋設函体1の対向させた端面間に止水用の可
撓性部材を介在させると共に、該埋設函体の端部周壁内
に円筒管20とその後端を蓋する蓋部材21とで形成し
た内腔9を備え、該内腔に連通させた連通孔10を埋設
函体の前記端面に開口させ、該連通孔内に挿通して前記
内腔端に一端を定着させ互いに隣接する埋設函体を接合
する引張鋼材8を設け、該引張鋼材の先端を両埋設函体
の端面外に突出させて対向させ、その両引張鋼材の先端
間を接続具を介して連結し、前記円筒管の後端に前記蓋
部材を着脱自在に取り付けた連結装置に存する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水底もしくは軟弱地盤中にプレキャストされた函体を埋設して連結 する場合の、函体相互および函体と他の構造物の継手工法における埋設函体の連 結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、沈埋函等のように水底あるいは軟弱地盤中に埋設して連続するトンネル 等を構築する場合に、各沈埋函の継手は止水性,耐震性及び施工性において高い 性能が要求され、特に地震発生率が高い我国では地震によってトンネル等の構造 物が大きな軸力,剪断力や曲げモーメントを受けるので、各沈埋函を連結する継 手部分を剛結せずに該継手にある程度の可撓性をもたせて曲げ力に対処させたも のが知られている。
【0003】 即ち、図2乃至図6に示すように、水底等に順次連結して埋設するプレキャス トされた埋設函体1,1の対向させた端面間に止水用のゴムガスケット類の可撓 性部材6を介在させると共に、該埋設函体1,1の端部周壁内に円筒管9aとそ の後端を蓋する蓋部材9bとで形成した内腔9,9を備え、該内腔9,9に連通 させた連通孔10を埋設函体1の前記端面に開口させ、該連通孔10,10内に 挿通して前記内腔9,9端の定着板11bに定着体11を当接させて一端を定着 させ互いに隣接する埋設函体1を接合する引張鋼材8,8を設け、該引張鋼材8 ,8の先端を両埋設函体1,1の端面外に引き出して突出させて対向させ、その 両引張鋼材8,8の先端間を接続具13を介して連結し、該接続具13は、連通 孔10側の内周面を拡開させたテーパー14面を有し、外周に雄ネジ15を刻設 した一対の内リング16,16と、該内リング16,16を両端に雌ネジ17で 螺合させた筒状のカプラー18とから構成し、前記両引張鋼材8,8の先端を前 記各内リング16,16に挿通させ、その内側端面にナット19でネジ止めした 連結装置である。
【0004】 前記埋設函体1は、図2に示すように、プレキャストコンクリート体であり、 その両端に開口2を有する筒体の形状である。そして、該埋設函体1の前後の端 壁面3の外面周囲には枠状の突周縁4が形成されている。また、前記内腔9を形 成する円筒管9aと蓋部材9bとは、円筒管9の後端に嵌合させて溶着してコン クリート内に埋設したものである。
【0005】 このようにして形成された埋設函体1を使用してトンネル等を構築するには、 開口2に止水仮壁5を取り付けした後、設置箇所に搬入して埋設する。 そして、隣接する埋設函体1,1の突周縁4,4間に止水用のゴムガスケット 6をジャッキまたは水圧を利用して圧着して互いに前記突周縁4,4を突き合わ せて完全に止水する。
【0006】 次いで接合部分である突周縁4,4と止水仮壁5,5間により形成される空間 部7の水を排水した後、前記止水仮壁5を撤去して埋設函体1の内部より両埋設 函体1,1の接続作業を行うものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記埋設函体1の端部周壁内に設ける内腔9は、図6に示すように、円筒管9 aと、この後端に蓋された蓋部材9bを端部周壁内に埋設して形成されるもので あるが、前記蓋部材9bは円筒管9aに嵌合して蓋した後に溶接して固着してい た。 しかしながら、このような溶接手段で前記蓋部材9bを固着する方法では、溶 接作業に手間が掛かり作業能率が悪く、円筒管9aの後端が溶接時の熱で変形し たりするなどの問題点があった。
【0008】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、埋設函体の内腔を形成する円 筒管と蓋部材の固着手段を手間の掛からないものとし、かつ、品質も向上するよ うにした連結装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記課題を解決し上記目的を達成するための要旨は、水底等に順次連 結して埋設するプレキャストされた埋設函体の対向させた端面間に止水用の可撓 性部材を介在させると共に、該埋設函体の端部周壁内に円筒管とその後端を蓋す る蓋部材とで形成した内腔を備え、該内腔に連通させた連通孔を埋設函体の前記 端面に開口させ、該連通孔内に挿通して前記内腔端の定着板に一端を定着体で定 着させ互いに隣接する埋設函体を接合する引張鋼材を設け、該引張鋼材の先端を 両埋設函体の端面外に突出させて対向させ、その両引張鋼材の先端間を接続具を 介して連結し、前記円筒管の後端に前記蓋部材を任意に内部点検できるように着 脱自在に取り付けた連結装置に存する。
【0010】
【作用】
円筒管の後端に蓋部材を着脱自在に閉蓋するようにしたことで、閉蓋作業は簡 易なものとなり工期も短縮され、溶着する場合のような変形もなく円筒管の品質 も維持され、また、埋設函体のコンクリートに埋設して内腔を形成する直前に蓋 部材を取り外して円筒管の内部の様子を確認することが出来るので作業ミスも防 止される。
【0011】
【実施例】
次に、本考案に係る一実施例について図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案の要部を示す縦断面図である。なお、従来例に対応する部分に は理解容易のため同符号を付けて説明する。
【0012】 本考案の連結装置は、埋設函体1,1の対向させた端面間に止水用のゴムガス ケット類の可撓性部材6を介在させると共に、該埋設函体1,1の端部周壁内に 円筒管20とその後端を閉蓋する蓋部材21とを埋設して形成した内腔9,9を 備え、該内腔9,9に連通させた連通孔10を埋設函体1の前記端面に開口させ 、該連通孔10,10内に挿通して前記内腔9,9端の定着板11bに定着体1 1を当接させて一端を定着させ互いに隣接する埋設函体1を接合する引張鋼材8 ,8を設け、該引張鋼材8,8の先端を両埋設函体1,1の端面外に引き出して 突出させて対向させ、その両引張鋼材8,8の先端間を接続具13を介して連結 するようにしたものである。
【0013】 そして、前記埋設函体1の内腔9を形成するには、鋼管製の円筒管20の後端 の嵌合部20aと、前記蓋部材21の嵌合部21aとに、各々ネジ溝を刻設し、 当該蓋部材21の嵌合部21aを前記嵌合部20aに螺着して、前記円筒管20 に蓋部材21を被冠させ、その嵌合部の外面にフィラメントテープやデンゾーテ ープ等の防錆材22で防錆処理をしたものを使用してコンクリートに埋設するも のである。
【0014】 このようにして円筒管20の後端が、例えば、ネジ嵌合のような着脱自在な構 造によって簡易に閉蓋されるので、従来例に既述したような蓋部材を円筒管の後 端に溶着すると言う構成でないので、閉蓋作業が容易であり、また、溶着の場合 のような熱による変形が生じることもない。 更に、コンクリートに前記円筒管20を埋設する際に、円筒管20の内部に収 納された引張鋼材8の一端と定着体11の取付具合い等を直前に再点検・確認す ることも容易にできるので、作業ミスを未然に防止することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る埋設函体の連結装置は、埋設函体の対向さ せた端面間に止水用の可撓性部材を介在させると共に、該埋設函体の端部周壁内 に円筒管とその後端を閉蓋する蓋部材とで形成した内腔を備え、該内腔に連通さ せた連通孔を埋設函体の前記端面に開口させ、該連通孔内に挿通して前記内腔端 に一端を定着させ互いに隣接する埋設函体を接合する引張鋼材を設け、該引張鋼 材の先端を両埋設函体の端面外に突出させて対向させ、その両引張鋼材の先端間 を接続具を介して連結し、前記円筒管の後端に前記蓋部材を任意に内部点検でき るように着脱自在に取り付けたので、前記円筒管の後端の閉蓋作業が容易となっ て手間が掛からず工期も短縮され、品質の劣化も生じることがなく、円筒管の内 部の定着体の様子等を任意かつ容易に確認することができて作業ミスが防止され る云う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る連結装置の要部を示す縦断面図で
ある。
【図2】埋設函体の斜視図である。
【図3】従来例に係る隣接する埋設函体を設置した状態
の一部縦断面図である。
【図4】同連結した状態の一部縦断面図である。
【図5】接続具の構造を示す縦断面図である。
【図6】同従来例に係る埋設函体の端部周壁内の内腔を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 埋設函体、 8 引張鋼材、 9 内腔、 9a,20 円筒管 9b,21 蓋部材、 10 連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水底等に順次連結して埋設するプレキャ
    ストされた埋設函体の対向させた端面間に止水用の可撓
    性部材を介在させると共に、該埋設函体の端部周壁内に
    円筒管とその後端を閉蓋する蓋部材とで形成した内腔を
    備え、該内腔に連通させた連通孔を埋設函体の前記端面
    に開口させ、該連通孔内に挿通して前記内腔端の定着板
    に一端を定着体で定着させ互いに隣接する埋設函体を接
    合する引張鋼材を設け、該引張鋼材の先端を両埋設函体
    の端面外に突出させて対向させ、その両引張鋼材の先端
    間を接続具を介して連結し、前記円筒管の後端に前記蓋
    部材を任意に内部点検できるように着脱自在に取り付け
    たことを特徴とする埋設函体の連結装置。
JP6041193U 1993-11-10 1993-11-10 埋設函体の連結装置 Expired - Lifetime JPH086860Y2 (ja)

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JP6041193U JPH086860Y2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 埋設函体の連結装置

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JPH0729084U true JPH0729084U (ja) 1995-06-02
JPH086860Y2 JPH086860Y2 (ja) 1996-02-28

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