JPH0729178B2 - 中子の成形用射出装置 - Google Patents

中子の成形用射出装置

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JPH0729178B2
JPH0729178B2 JP13544591A JP13544591A JPH0729178B2 JP H0729178 B2 JPH0729178 B2 JP H0729178B2 JP 13544591 A JP13544591 A JP 13544591A JP 13544591 A JP13544591 A JP 13544591A JP H0729178 B2 JPH0729178 B2 JP H0729178B2
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JP
Japan
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core
nozzle
screw
injection device
alloy
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JP13544591A
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JPH04333345A (ja
Inventor
護 木村
隆義 田中
裕行 神前
敏雄 撫養
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中子の成形において使
用する射出装置に関する。
【0002】
【背景技術】内部構造が複雑な合成樹脂中空成形品を成
形する場合、低融点合金(例えば錫−ビスマス合金)よ
りなる中子を射出成形装置の金型に装着し、ポリプロピ
レン等の合成樹脂で所定形状に射出成形した後、加熱し
て中子を溶解除去する合成樹脂中空成形品の成形方法が
実施されている。従来、一般に、このための中子は、ダ
イキャスト用の鋳造機を用いて製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイキャスト用の鋳造
機による中子の製造において、鋳造される原料合金は、
予め溶解槽に溶融状態にしておくことが必要である。こ
のため、原料合金の酸化による劣化が生じ、これにより
原料合金の再使用可能な繰り返し回数が少なくなるとい
う問題点があった。また、通常、鋳造機が用いられる産
業分野と射出成形機が用いられる産業分野とは、異なっ
ているため、いずれかの産業の工場で両者が同時に備え
られていることはまずない。従って、合成樹脂中空成形
品の製造業者にとって、中子は、ダイキャスト用の鋳造
機を有する専門の製造業者に注文せざるをえず、面倒で
あった。本発明は、原料合金を多数回繰り返して再使用
することができる中子の成形用射出装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、中空
部が形成されたバレルと、この中空部内に配設されたス
クリューと、このスクリューを進退させるプランジャー
と、前記バレルの先端部に取り付けられたノズルと、前
記バレルの加熱手段と、前記中空部に原料合金を供給す
るホッパーとを備えた中子の成形用射出装置であって、
前記スクリューのフライトの幅を後端部から先端部側に
漸次厚くすると共に、前記ノズルに流路の絞り手段を設
けたことを特徴とする。前記ノズルの流路の絞り手段と
しては、弁機構が組み込まれたシャットオフノズルや流
路の一部に形成された細径部等がある。
【0005】本発明に係る中子の成形用射出装置におい
て、スクリューのフライトの幅を後端部から先端部側に
漸次厚くすることにより、溶融合金を金型内に射出した
際の逆流を防止できるようになる。また、ノズルに流路
の絞り手段を設けることにより、溶融合金のノズルから
の流出を阻止して、バレルの中空部内に溶融合金を保持
しておくことができるようになる。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例に係る中子
の成形用射出装置を説明する。図1に示すように、本実
施例のインラインスクリュー式射出装置11は、この射出
装置11と連結して設けられる金型12と共に射出成形機13
を構成する。この射出装置11は、中空部14が形成された
バレル15と、この中空部14内に配設されたスクリュー16
と、このスクリュー16を進退させるプランジャー17と、
バレル15の先端部に取り付けられたノズル18と、バレル
15の加熱手段としてのヒータ19と、中空部14に原料合金
20を供給するホッパー21とを備えて構成される。
【0007】前記スクリュー16は、そのフライト22の幅
が後端部から先端部側に漸次厚くなっているものであ
る。前記プランジャー17は、図示しない駆動手段である
例えば、モータ、油圧シリンダ等と連結されている。前
記ノズル18は、そのノズル孔23の略中間に流路の絞り手
段としての細径部24が形成されている。前記原料合金20
としては、ペレット状の合金を使用する。
【0008】次に、本射出成形機13の作用を説明する。
ホッパー21から中空部14内に供給されたペレット状原料
合金20は、ヒータ19の加熱とスクリュー16の回転により
可塑化される。そして、プランジャー17が前進すること
により、スクリュー16が前進して溶融合金20A がノズル
孔23を通って金型12内に射出され、冷却後所定形状の中
子が得られる。
【0009】実験例 上記実施例に係る射出成形機13を使用して、家庭掃除機
用ファンの中子を鋳造した。この実験例において、射出
成形機13の要部の具体的な寸法及び具体的な製造条件は
次の通りである。即ち、スクリュー16は、その後端部の
フライト幅が3.0mm 、先端部のフライト幅が4.5mm で、
後端部から先端部側に漸次厚くなっているものである。
また、ノズル18は、ノズル孔23の径が3.0mm 、細径部24
の径が1.0mm となっているものである。このノズル孔23
の長さは、100mmである。
【0010】使用した原料合金20は、錫−ビスマス系低
融点合金〔融点74℃、比重9kg、Uアロイ80(商
品名)、アサヒメタル工業(株)製〕であり、5〜10
mm径にペレット化されたものである。ヒータ19の加熱温
度は、150℃である。次に、この中子を樹脂用射出成
形機(図示せず)の金型に装着し、ポリプロピレン等の
合成樹脂で所定形状に射出成形した後、加熱して中子を
溶解除去することにより家庭掃除機用ファンを製造し
た。
【0011】本実験例によれば、中子の成形の際、ノズ
ル孔23に細径部24が形成されたノズル18を使用している
ため、ノズル孔23の位置より上にある溶融合金20A も中
空部14内に保持され、ノズル18からの溶融合金20A の流
出は生じなかった。これにより、外観の良好な一定品質
の中子を連続して鋳造することが可能であった。また、
溶融合金20A を金型12内に射出する際、スクリュー16の
フライト22の幅が後端部から先端部側に漸次厚くなって
いるため、スクリュー16の先端部側から後端部側への溶
融合金20A の逆流を防止することができた。これによ
り、中子の安定生産が可能であった。
【0012】このような効果に加えて、本実施例に係る
射出成形機13を使用することにより、中子を鋳造する際
の溶融合金20A は、バレル15内にあって空気と接触せ
ず、また溶融状態が短時間であるため、従来のようなダ
イキャスト用鋳造機を使用した場合のような原料合金20
の酸化による劣化の問題は生じない。これによって、原
料合金20を多数回繰り返し再使用することが可能とな
り、中子鋳造の経済性を高めることができる。
【0013】更に、本実施例に係る射出成形機13は、樹
脂用の射出成形機と類似の構成を有するため、既に樹脂
用の射出成形機が備えられている場合、この射出成形機
のスクリューとノズルを本実施例に係るスクリューとノ
ズルに置き換えることにより本実施例に係る射出成形機
13を容易に得ることができる。これにより、合成樹脂中
空成形品の製造業者が、同じ工場内で中子を製造するこ
ともできるようになり、ダイキャストの専門業者に中子
を注文するという、面倒さを解消できる。
【0014】比較実験例1,2 上記実施例と同様の構成を有する射出成形機13を使用し
て、家庭掃除機用ファンの中子を鋳造した。但し、比較
実験例1では、射出装置11のノズル18は、細径部24が形
成されていないものである。また、比較実験例2では、
射出装置11のスクリュー16は、そのフライト22が後端部
から先端部まで均一な3.5mm 幅で形成されたものであ
る。これらの比較実験例において、射出成形機13のその
他の具体的な寸法及び具体的な製造条件は上記実験例と
同じである。次に、各比較実験例の中子を樹脂用の射出
成形機(図示せず)の金型に装着し、上記実施例と同様
にして家庭掃除機用ファンを製造した。
【0015】比較実験例1によれば、中子の成形の際、
ノズル18から溶融合金20A の流出があった。そのため、
ノズル18の温度を10℃まで低下させて溶融合金20A の
流出を防止しようとしたが、充分な流出防止効果は得ら
れなかった。なお、このようにノズル18の温度を低下さ
せると、金型12内への射出が困難となり、加えて鋳造さ
れた中子の外観が不良になるという問題点が生ずる。比
較実験例2によれば、中子の成形の際、スクリュー16の
先端部側から後端部側に溶融合金20A が逆流し、ホッパ
ー21側から突出することもあった。このようなことが起
こると、逆流した溶融合金20A がホッパー21内で冷却し
てホッパー21内のペレット状合金20を塊状にするため、
射出装置11への原料合金の供給が困難となって、中子の
安定生産に支障が生ずる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る中子の成形用射出装置によ
れば、原料合金を多数回繰り返して再使用することがで
きるようになり、これによって中子鋳造の経済性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る射出装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 射出装置 12 金型 13 射出成形機 14 中空部 15 バレル 16 スクリュー 17 プランジャー 18 ノズル 19 ヒータ 20 原料合金 20A 溶融合金 21 ホッパー 22 フライト 23 ノズル孔 24 細径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神前 裕行 和歌山県西牟婁郡上富田町朝来3520番地の 13協業組合高雄ボタン内 (72)発明者 撫養 敏雄 和歌山県西牟婁郡上富田町朝来3520番地の 13協業組合高雄ボタン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部が形成されたバレルと、この中空
    部内に配設されたスクリューと、このスクリューを進退
    させるプランジャーと、前記バレルの先端部に取り付け
    られたノズルと、前記バレルの加熱手段と、前記中空部
    に原料合金を供給するホッパーとを備えた中子の成形用
    射出装置であって、前記スクリューのフライトの幅を後
    端部から先端部側に漸次厚くすると共に、前記ノズルに
    流路の絞り手段を設けたことを特徴とする中子の成形用
    射出装置。
JP13544591A 1991-05-09 1991-05-09 中子の成形用射出装置 Expired - Lifetime JPH0729178B2 (ja)

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JPH04333345A JPH04333345A (ja) 1992-11-20
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JPH04333345A (ja) 1992-11-20

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Effective date: 19951003