JPH07292068A - ポリオレフィン樹脂組成物 - Google Patents

ポリオレフィン樹脂組成物

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JPH07292068A
JPH07292068A JP10612794A JP10612794A JPH07292068A JP H07292068 A JPH07292068 A JP H07292068A JP 10612794 A JP10612794 A JP 10612794A JP 10612794 A JP10612794 A JP 10612794A JP H07292068 A JPH07292068 A JP H07292068A
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JP
Japan
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kgf
melt tension
rough skin
mfr
epoxy resin
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JP10612794A
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Yuya Ishimoto
祐哉 石本
Yozo Shimomura
洋三 下村
Nobuya Tabata
暢哉 田畑
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来公知の金属イオン架橋(変性)ポリオレ
フィン樹脂組成物の欠点であるイ.溶融張力の不足、
ロ.機械的強度の不足の改善。 【構成】 イ.少なくともその一部が、不飽和有機酸又
は及びその誘導体で変性されたポリオレフィン系重合体
100重量部、ロ.周期律表Ia族、IIa族金属の1以
上のカルボン酸塩0.1〜100重量部、ハ.周期律用
Ia族、IIa族金属の1以上の水酸化物又は及び酸化物
0.1〜100重量部、ニ.エポキシ樹脂0.1〜10
0重量部からなるポリオレフィン樹脂組成物。 【効果】 公知の金属イオン変性ポリオレフィン樹脂組
成物と比較して曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度などが
大巾に向上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィンに樹脂
組成物に関する。更に詳しくは溶融時のレオロジー的性
質と共に機械的物性、特に衝撃強度及び引張り強度及び
曲げ弾性率を著しく改善する金属イオン架橋ポリオレフ
ィン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、オレフィン系重合体
にイオン性架橋結合を導入する方法は、例えばエチレン
に、α−β不飽和カルボン酸を共重合せしめるか、或い
はポリエチレン、ポリプロピレン、又はエチレン−プロ
ピレン共重合体などにα−β不飽和有機酸をグラフト反
応せしめることにより、まず該重合体にカルボキシル基
を導入したベース・ポリオレフィン樹脂を製造する。つ
いでこれをステアリン酸カルシウム、水酸化マグネシウ
ムのような金属イオン架橋剤によりカルボキシル基間
に、イオン性架橋結合を生成せしめることにより高い溶
融張力を有する樹脂組成物を得ることは特開平05−2
5356号等で公知である。
【0003】この方法によって得られた樹脂組成物は前
述のとおり高い溶融張力を有するが、溶融張力や機械的
強度を大幅に改善するためにはステアリン酸カルシウ
ム、水酸化マグネシウム等の添加剤を多量に添加しなけ
ればならない。この結果それら成形品の表面の肌荒れが
ひどいため得られた樹脂は透明性や光沢が悪く、その結
果商品としての価値を大きく損ねる。また、前述の公知
技術による方法で得られる樹脂は、成形加工性の良悪に
大きな影響を与える溶融張力、さらには成形品の引張り
強度及び衝撃強度が不十分であった。ブロー成形の場
合、パリソンはダイから押し出される時、自重によって
縦方向に引き伸ばされる。この現象をドローダウン又は
垂れ下がりといい成形品の偏肉の原因となる。一方、ド
ローダウン性は溶融張力と関係があり、公知の方法で得
られた樹脂では溶融張力が不足しているためにドローダ
ウンが多いパリソンとなってしまい、その結果その成形
品は偏肉が多いものとなってしまう。さらに発泡成形を
行なう場合、ガスを溶融樹脂の内部に閉じ込めた独立気
泡を形成させる為には、その樹脂は高い溶融張力を有す
る必要がある。以上の記述から明かなように特開平05
−25356号等に記載された方法で得られる樹脂は、
特許に記載のとおり溶融張力と機械的強度の改善はみら
れるものの実用的には未だ不十分であった。また特開昭
61−12364、特開昭61−252204等によっ
て前述の金属イオン架橋剤として酢酸亜鉛や酢酸マグネ
シウム等を用いた場合は、それらに腐食性があるために
樹脂の製造において防食処理を施した装置を必要とす
る。
【0004】
【本発明が解決しようとする問題点】本発明は、従来の
技術により得られるポリオレフィン樹脂組成物のレオロ
ジー的性質又は及び機械的性質が改善されたポリオレフ
ィン樹脂組成物に関するものである。発明者等は前述の
問題点を解決すべく鋭意研究を行なった。その結果、不
飽和有機酸又はその誘導体で変性されたポリオレフィン
系重合体に、次のB、C及びDの3群の化合物、すなわ
ち B、元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれた金属の1
以上のカルボン酸塩 C、元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれた金属の1
以上の水酸化物又は及び酸化物 D、エポキシ樹脂 を特定な重量比率で配合して得られたポリオレフィン樹
脂組成物が上記の問題点、すなわち 溶融張力の不足 成形品の肌荒れ 機械的強度の不足 を大幅に改善し得ることを知って本発明を完成した。以
上の記述から明らかなように、本発明の目的は、公知技
術により得られるポリオレフィン樹脂組成物の前記の諸
性質が改善されたポリオレフィン樹脂組成物を提供する
ことである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、下記(1)
の主要構成を有する。 (1)少なくともその一部が、不飽和有機酸又は及びそ
の誘導体で変性されたポリオレフィン系重合体と、元素
周期律表Ia族又は及びIIa族のカルボン酸塩と、元素
周期律表Ia族又は及びIIa族の水酸化物又は及び酸化
物と、エポキシ樹脂を配合したことを特徴とするポリオ
レフィン樹脂組成物である。
【0006】本発明の構成と効果について以下に詳述す
る。本発明の組成物のポリオレフィン系重合体以外の構
成成分としては、特に、不飽和有機酸、又は及びその誘
導体が無水マレイン酸もしくはメタアクリル酸であり、
元素周期律表Ia族又は及びIIa族のカルボン酸塩がス
テアリン酸カルシウムもしくはステアリン酸マグネシウ
ムであり、元素周期律表Ia族又は及びIIa族の水酸化
物又は及び酸化物が水酸化マグネシウムもしくは酸化マ
グネシウムもしくは水酸化カルシウムもしくは酸化カル
シウムであり、さらにこれらにエポキシ樹脂を配合した
ものである。
【0007】本発明に使用するポリオレフィン系重合体
としては、プロピレン単独重合体、プロピレンを主成分
としてプロピレンとエチレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、ヘプテン
−1、オクテン−1、デセン−1、の中から選ばれた1
以上との共重合体、又は及びポリエチレン、エチレン−
プロピレンブロックコポリマー、ポリ4−メチルペンテ
ン−1、エチレン−プロピレンラバー及びこれらの中か
ら選ばれた2以上の混合物が挙げられる。特に、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、プロピレンとエチレンの共重
合体、プロピレンとエチレンとブテン−1の共重合体が
本発明の効果の発現の点で好ましい。本発明による方法
で得られる樹脂組成物と同等の溶融張力を有する樹脂組
成物を前述の公知の方法で得るためには、カルボン酸金
属塩又は及び金属水酸化物又は及び金属酸化物を本発明
による方法よりもさらに多量に配合しなければ達成する
ことは不可能である。しかし、これらを多量に添加すれ
ば前述のとおり成形品の肌荒れを生じ、商品価値を損ね
る。以上の記述から明らかなように前述の問題点を改善
するために公知の方法よりもカルボン酸金属塩又は及び
金属水酸化物又は及び金属酸化物の配合量を減少させる
ことが本発明により可能となった。
【0008】次にこれらの変性方法について述べる。ま
ず、成分Aとして、前述のポリオレフィン系重合体を不
飽和有機酸又は及びその誘導体で第1次変性をする。具
体的にはアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコ
ン酸、無水シトラコン酸等から選ばれた1以上の化合物
をポリオレフィン系重合体100重量部に0.01〜1
0重量部添加してグラフト法により変性する。中でも無
水マレイン酸、メタアクリル酸を用いてポリオレフィン
系重合体を変性するのが好ましい。この変性に関して
は、グラフト率を向上させるためにベンゾイルパーオキ
サイド、ヂクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−
2,5−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,3−
ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、
等の有機過酸化物を用いる。不飽和有機酸又はその誘導
体の配合量はポリオレフィン系重合体100重量部に対
して望ましくは0.005〜3.0重量部である。変性
方法は具体的にはポリオレフィン系重合体に不飽和有機
酸又は及びその誘導体、及び前述の有機過酸化物を配合
し、十分混合攪拌後ポリオレフィン系重合体の融点以
上、一般的には170〜280℃の温度で、例えば押出
機などで溶融混練して行なう。又、本発明の組成物にお
いては成分Aに代えて、その一部を未変性のポリオレフ
ィン樹脂に置き換える事も有効な方法である。配合量を
含めた変性方法によって本特許の範囲が限定されるもの
ではない。
【0009】次に成分Bとして元素周期律表Ia族、II
a族から選ばれた1以上のカルボン酸塩として炭素数8
〜28のカルボン酸金属塩、例えば2−エチルヘキシル
カルボン酸塩、ラウリン酸金属塩、ミリスチン酸金属
塩、パルミチン酸金属塩、ステアリン酸金属塩、ベヘン
酸金属塩、12−ヒドロキシステアリン酸金属塩、モン
タン酸金属塩等が挙げられる。中でも望ましくはステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン
酸カリウム、ステアリン酸亜鉛である。更に好ましくは
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムで
ある。これらの配合量は変性されたポリオレフィン系重
合体100重量部に対して0.1〜100重量部であ
る。
【0010】次に成分Cは元素周期律表Ia族、IIa族
から選ばれた1以上の水酸化物又は及び酸化物として水
酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、水酸化ベリリ
ウム、水酸化バリウムなどが挙げられるが、好ましくは
水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化カルシ
ウム、酸化カルシウムである。配合量は変性されたポリ
オレフィン系重合体100重量部に対して0.1〜10
0重量部である。また、成分B、成分Cを配合する代わ
りに複塩である塩基性金属石鹸、例えば(C17COO)
2 Mg・MgO等を使用することも可能である。また、
成分Bと成分Cの重量比率は、成分Bが1に対して成分
Cが0.01〜100好ましくは0.05〜50であ
り、さらに好ましくは0.05〜10である。
【0011】成分Dは、ビスフェノール型、テトラヒド
ロキシフェニルメタン型、ポリアルコール型、ポリグリ
コール型、グリセリントリエーテル型、ノボラック型、
環状脂肪族型等のエポキシ樹脂が挙げられるが、特に好
ましくは環状脂肪族又は及びノボラック型のエポキシ樹
脂である。
【0012】上述の成分A、B、C、Dの配合の順序は
特に制限はなく、均一に混合されていれば良い。例えば
ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、タンブラーな
どの攪拌装置を使用して3分以上の攪拌を行なう。かく
して得られた混合物を溶融混練するためには1軸押出
機、2軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー等の通
常の混練装置を使用すればよいが、2軸押出機が一層好
ましい。押出機を使用して混練するとき、成分Bの添加
量が多量の場合、多段投入口を有する1段目の投入口か
ら成分A、もしくは成分Aと成分C及び成分Dの混合物
を、2段目の投入口から成分B、もしくは成分Bと成分
C及び成分Dの混合物を投入することは、目的とするポ
リオレフィン樹脂組成物の製造を容易にする上での効果
が大きい。
【0013】本発明の組成物の製造のための上記溶融混
練時に、上記成分の他にポリオレフィン樹脂で通常使用
される各種着色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、銅害防
止剤、難燃剤、光安定剤、有機フィラー(例えば木
粉)、無機フィラー(例えばガラスファイバー、マイ
カ)等を更に添加することは本来の目的を損なわない限
り可能である。
【0014】成分Bについて更に詳述すると、通常ポリ
オレフィン樹脂の添加剤としてスリップ性改善や、触媒
残鎖の中和、或いは顔料などの分散剤として例えばステ
アリン酸カルシウムなどを使用するが、その配合量はポ
リオレフィン樹脂100重量部に対して0.3重量部以
下である。0.5重量部を越えて配合すると成形品やフ
ィルムの表面からのブリーディングが激しく、実用上使
用に耐えない。更に多量に配合した場合には押出機で溶
融混練することは押出機内部で滑りが発生するため押し
出し不可能となる。
【0015】しかしながら有機酸により変性されたポリ
オレフィン樹脂及び特定の金属酸化物や水酸化物を併用
することにより0.5重量部を越えて更に多量の成分B
を配合することが可能となる。本発明に示される如くこ
れにさらにエポキシ樹脂を配合することにより、著しく
その効果が改善される。このとき同時に成分B及び成分
Cの金属イオンにより、変性ポリオレフィン樹脂との間
に金属イオン結合が生成し、改善された機械的強度や粘
弾性的な改質を得ることができる。この知見を得たこと
が本発明の基礎となっているのである。
【0016】実施例1 不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体の製造方法とし
て、チッソ株式会社製チッソポリプロ、P1000(プ
ロピレン単独重合体、MFR0.9(MFR;温度23
0℃において荷重2.16Kgを加えた時の10分間の
溶融樹脂の吐出量、単位;g))が100重量部に無水
マレイン酸を0.5重量部、1,3−ビス−(t−ブチ
ルパーオキシイソプロピル)ベンゼンを0.05重量
部、酸化防止剤及び加工性安定剤としてテトラキス(メ
チレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
ロシンナメート)メタンを0.07重量部、2,6−ジ
−t−ブチル−p−クレゾールを0.1重量部、ステア
リン酸カルシウムを0.1重量部配合し、ヘンシェルミ
キサーで3分間攪拌し、その後、溶融混練を行なった。
溶融混練は池貝鉄工製2軸押出機PCM−45を用いて
シリンダー温度230℃で押し出した。
【0017】かくして得られた樹脂ペレット中のマレイ
ン酸の濃度は赤外吸収スペクトルの測定から0.19重
量%であった。本発明の例示組成物をフィルム状に成形
して赤外スペクトルを調べたところ、無水マレイン酸の
特性ピークである1785cm-1のピークは減少し、そ
れに反比例してイオン結合によるピークの増大が156
0cm-1に明瞭に認められた。更に該組成物を細粉状に
してキシレン溶媒を用いて8時間ソックスレー抽出を行
ったところ成分A+B+C及び成分A+B+C+Dでは
不溶分が生じた。一方、成分Aや、成分A+B、成分A
+C、成分A+Dのみでは全て溶解した。またMFRは
55であった。イオン性架橋結合を生成せしめるために
上記によって得られたペレットが10重量部に対してチ
ッソ株式会社製チッソポリプロ、P6000M(高結晶
性プロピレン単独重合体、MFR6.6)を90重量
部、水酸化マグネシウムとステアリン酸カルシウム及び
日本チバガイギー株式会社製アラルダイトCY179
(環状脂肪族エポキシ樹脂、エポキシ当量140)を表
1に記載した分量を配合し、ヘンシェルミキサーで3分
間攪拌し、その後、山口製作所製1軸押出機YE20V
を用いて、230℃のシリンダ温度で溶融混練を行なっ
た。高結晶性プロピレン単独重合体の定義及び製造方法
は特公昭63−191809に示されたとおりである.
かくして得られた本組成物ペレットを樹脂の温度が25
0℃の条件で射出成形し、所定の試験片を作成し、機械
的強度の測定を行なった。かくして得られた試験片の室
温における引張り降伏強度と曲げ弾性率及びアイゾット
衝撃強度はそれぞれ420Kgf/cm2 、22000Kgf/cm
2 、6.9Kgf・cm/cm2であった。また溶融張力の測定は
東洋精機製メルトテンションテスターを用いて、190
℃のシリンダ温度で吐出口径2.095mm、押し出し
速度20mm/分、巻取り速度4600mm/分で行な
った。溶融張力の値は7.0gであった。またMFRは
3.8g/10分であった。肌荒れの評価は複数の者に
より前述の各試験片の表面を5段階に分けて総合的に目
視により行なった。肌荒れの評価は「良好」であった。
【0018】実施例2 実施例1で変性されたポリオレフィン樹脂とP6000
Mの配合量以外は実施例1に準じた。マレイン酸変性α
−オレフィン重合体とP6000Mの配合量は表1に示
した。MFR、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れ
の評価の方法は実施例1に準じた。MFRは0.7g/
10分、190℃における溶融張力は25g以上であっ
た。室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾ
ット衝撃強度はそれぞれ440Kgf/cm2 、23000Kg
f/cm2 、8.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は
「悪い」であった。
【0019】実施例3 不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は実施例1で製
造したものを使用した。イオン性架橋反応はP6000
Mの代わりにチッソ株式会社製チッソポリプロ、P10
00(プロピレン単独重合体、MFR0.9)を用いた
こととその配合量及び水酸化マグネシウムとステアリン
酸カルシウム及びエポキシ樹脂の配合量以外は実施例1
に準じた。P1000、水酸化マグネシウム、ステアリ
ン酸カルシウム、エポキシ樹脂の配合量は表1に示し
た。MFR、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの
評価の方法及びMFR、溶融張力、機械的強度の測定及
び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは
0.6g/10分、190℃における溶融張力は25g
以上であった。室温における引張り降伏強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ460Kgf/cm2 、2
1500Kgf/cm2 、9.1Kgf・cm/cm2であった。肌荒れ
の評価は「良好」であった。
【0020】実施例4 不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は実施例1で製
造したものを使用した。イオン性架橋結合を生成せしめ
るための反応は実施例1でP6000Mの代わりにチッ
ソ株式会社製チッソポリプロ、P6000(プロピレン
単独重合体、MFR4.6)を用いたこと以外は実施例
1に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定
及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは
2.2g/10分、190℃における溶融張力は24.
5g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイ
ゾット衝撃強度はそれぞれ430Kgf/cm2 、19000
Kgf/cm2 、8.5Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は
「良好」であった。
【0021】実施例5 不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は実施例1で製
造したものを使用した。イオン性架橋結合を生成せしめ
るための反応は実施例1でP6000Mの代わりにチッ
ソ株式会社製チッソポリプロ、P9005(プロピレン
単独重合体、MFR51)を用いたこと以外は実施例1
に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定及
び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは
8.4g/10分、190℃における溶融張力は15.
5g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイ
ゾット衝撃強度はそれぞれ410Kgf/cm2 、21000
Kgf/cm2 、6.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は
「良好」であった。
【0022】実施例6 実施例4でステアリン酸カルシウムの代わりにステアリ
ン酸マグネシウムを用いたこととステアリン酸マグネシ
ウム、水酸化マグネシウム、エポキシ樹脂の各配合量以
外は実施例4に準じた。ステアリン酸マグネシウム、水
酸化マグネシウム、CY179の配合量は表1に示し
た。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒
れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは9.2g
/10分、190℃における溶融張力は5.3g、室温
における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃
強度はそれぞれ380Kgf/cm2 、17200Kgf/cm2
5.2Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は「悪い」で
あった。
【0023】実施例7 実施例4でステアリン酸カルシウムの代わりにステアリ
ン酸亜鉛を用いたこととステアリン酸マグネシウム、水
酸化マグネシウム、エポキシ樹脂の各配合量以外は実施
例4に準じた。ステアリン酸亜鉛、水酸化マグネシウ
ム、エポキシ樹脂の配合量は表1に示した。またMF
R、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方
法は実施例1に準じた。MFRは11.2g/10分、
190℃における溶融張力は4.8g、室温における引
張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれ
ぞれ370Kgf/cm2 、16500Kgf/cm2 、4.8Kgf・
cm/cm2であった。肌荒れの評価は「悪い」であった。
【0024】実施例8 実施例3でP1000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P7020(エチレン−プロピレンランダ
ムコポリマー、エチレン濃度2.5wt%、MFR8.
0)を用いたこと以外は実施例3に準じた。またMF
R、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方
法は実施例1に準じた。MFRは11.8g/10分、
190℃における溶融張力は5.2g、室温における引
張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれ
ぞれ340Kgf/cm2 、15000Kgf/cm2 、8.2Kgf・
cm/cm2であった。肌荒れの評価は「良好」であった。
【0025】実施例9 実施例3でP1000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリエチ、Q6910P(高密度ポリエチレン、メチ
ル分岐数:3個/1000炭素、MFR38)を用いた
こと以外は実施例3に準じた。またMFR、溶融張力、
機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に
準じた。MFRは0.8g/10分、190℃における
溶融張力は25g以上であった。室温における引張り降
伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ3
30Kgf/cm2 、12000Kgf/cm2 、6.9Kgf・cm/cm2
であった。肌荒れの評価は「良好」であった。
【0026】実施例10 実施例3でP1000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P5070(エチレン−プロピレンブロッ
クコポリマー、全エチレン濃度6.8wt%、MFR5.
0)を用いたこと以外は実施例3に準じた。またMF
R、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方
法は実施例1に準じた。MFRは5.0g/10分、1
90℃における溶融張力は5.8g、室温における引張
り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれぞ
れ340Kgf/cm2 、15000Kgf/cm2 、21.5Kgf・
cm/cm2であった。肌荒れの評価は「普通」であった。
【0027】実施例11 実施例4でエポキシ樹脂の配合量以外は実施例4に準じ
た。エポキシ樹脂の配合量は表1に示した。またMF
R、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方
法は実施例1に準じた。MFRは3.9g/10分、1
90℃における溶融張力は12.9g、室温における引
張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれ
ぞれ420Kgf/cm2 、19500Kgf/cm2 、7.9Kgf・
cm/cm2であった。肌荒れの評価は「普通」であった。
【0028】実施例12 実施例4で無水マレイン酸の代わりにメタアクリル酸を
用いたこと以外は実施例4に準じた。またMFR、溶融
張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施
例1に準じた。MFRは2.8g/10分、190℃に
おける溶融張力は10.5g、室温における引張り降伏
強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ42
0Kgf/cm2 、18500Kgf/cm2 、5.2Kgf・cm/cm2
あった。肌荒れの評価は「良好」であった。
【0029】実施例13 実施例4で水酸化マグネシウムの代わりに酸化マグネシ
ウムを用いたこと以外は実施例4に準じた。またMF
R、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方
法は実施例1に準じた。MFRは3.0g/10分、1
90℃における溶融張力は7.5g、室温における引張
り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれぞ
れ400Kgf/cm2 、17000Kgf/cm2 、6.1Kgf・cm
/cm2であった。肌荒れの評価は「良好」であった。
【0030】実施例14 実施例4で環状脂肪族エポキシ樹脂の代わりにノボラッ
ク型エポキシ樹脂(エポキシ当量175)を用いたこと
以外は実施例4に準じた。またMFR、溶融張力、機械
的強度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じ
た。MFRは4.5g/10分、190℃における溶融
張力は8.9g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾
性率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ410Kgf/cm 2
18500Kgf/cm2 、6.6Kgf・cm/cm2であった。肌荒
れの評価は「良好」であった。
【0031】対照例1 不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は実施例1にて
作成したものを用いた。このペレットの30重量部に対
してにチッソ株式会社製チッソポリプロ、P6000
(プロピレン単独重合品、MFR4.6)を70重量部
を配合し、ヘンシェルミキサーで3分間攪拌し、その
後、前記の2軸押出機を用いて、230℃のシリンダ温
度で溶融混練を行なった。MFR、溶融張力、機械的強
度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。
MFRは13.5g/10分、190℃における溶融張
力は0.7g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ350Kgf/cm2 、1
2000Kgf/cm2 、2.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れ
の評価は「非常に優れている」であった。
【0032】対照例2 対照例1でP6000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P7020(エチレン−プロピレンランダ
ムコポリマー、エチレン濃度2.5wt%、MFR8.
5)を用い、不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は
実施例8にて製造したものを用いたこと以外は対照例1
に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定及
び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは2
1.0g/10分、190℃における溶融張力は0.6
g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾ
ット衝撃強度はそれぞれ280Kgf/cm2 、9500Kgf/
cm2 、5.1Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は「非
常に優れている」であった。
【0033】対照例3 対照例1でP6000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリエチ、Q6910P(高密度ポリエチレン、メチ
ル分岐数3個/1000炭素、MFR38)を用い、変
性されたポリオレフィン樹脂は実施例9にて製造したも
のを用いたこと以外は対照例1に準じた。またMFR、
溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒れの評価の方法は
実施例1に準じた。MFRは26.8g/10分、19
0℃における溶融張力は0.5g、室温における引張り
降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ
270Kgf/cm2 、9000Kgf/cm2 、3.9Kgf・cm/cm2
であった。肌荒れの評価は「非常に優れている」であっ
た。
【0034】対照例4 対照例1でP6000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P5070(エチレン−プロピレンブロッ
クコポリマー、全エチレン濃度6.8wt%、MFR5.
0)を用い、不飽和有機酸変性α−オレフィン重合体は
実施例10にて作成したものを用いたこと以外は対照例
1に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定
及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは
9.5g/10分、190℃における溶融張力は0.8
g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾ
ット衝撃強度はそれぞれ260Kgf/cm2 、10500Kg
f/cm2 、11.7Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は
「良好」であった。
【0035】対照例5 対照例1でP6000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P1000(プロピレン単独重合体、MF
R0.9)を用い、不飽和有機酸変性α−オレフィン重
合体は実施例1にて製造したものを用いたこと以外は対
照例1に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは3.2g/10分、190℃における溶融張力は
2.1g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ350Kgf/cm2 、130
00Kgf/cm2 、2.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「非常に優れている」であった。
【0036】対照例6 対照例1でP6000の代わりにチッソ株式会社製チッ
ソポリプロ、P9005(プロピレン単独重合体、MF
R51)を用い、不飽和有機酸変性α−オレフィン重合
体は実施例1にて製造したものを用いたこと以外は対照
例1に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の測
定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MFR
は55g/10分、190℃における溶融張力は0.1
g以下であった。室温における引張り降伏強度、曲げ弾
性率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ330Kgf/cm2
12500Kgf/cm2 、2.6Kgf・cm/cm2であった。肌荒
れの評価は「非常に優れている」であった。
【0037】対照例7 対照例1で変性されたポリオレフィン樹脂は実施例12
にて製造したものを用いたこと以外は対照例1に準じ
た。またMFR、溶融張力、機械的強度の測定及び肌荒
れの評価の方法は実施例1に準じた。MFRは15.0
g/10分、190℃における溶融張力は0.6g、室
温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、アイゾット衝
撃強度はそれぞれ360Kgf/cm2 、13500Kgf/cm
2 、2.6Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評価は「良
好」であった。
【0038】比較例1 実施例1でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例1に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは5.1g/10分、190℃における溶融張力は
3.1g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ370Kgf/cm2 、140
00kgf/cm2 、3.2Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「普通」であった。
【0039】比較例2 実施例2でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例2に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは4.4g/10分、190℃における溶融張力は1
2.4g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ390Kgf/cm2 、145
00Kgf/cm2 、3.1Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「非常に悪い」であった。
【0040】比較例3 実施例6でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例6に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは11.9g/10分、190℃における溶融張力は
2.6g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ380Kgf/cm2 、140
00Kgf/cm2 、3.5Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「非常に悪い」であった。
【0041】比較例4 実施例7でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例7に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは12.1g/10分、190℃における溶融張力は
2.4g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ360Kgf/cm2 、140
00Kgf/cm2 、3.1Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「非常に悪い」であった。
【0042】比較例5 実施例8でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例8に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは15.2g/10分、190℃における溶融張力は
1.9g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ320Kgf/cm2 、110
00Kgf/cm2 、6.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「普通」であった。
【0043】比較例6 実施例9でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例9に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは4.0g/10分、190℃における溶融張力は1
8.9g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ310Kgf/cm2 、100
00Kgf/cm2 、5.2Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「普通」であった。
【0044】比較例7 実施例10でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は
実施例10に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強
度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。
MFRは9.1g/10分、190℃における溶融張力
は3.4g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ300Kgf/cm2 、1
1000Kgf/cm2 、16.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒
れの評価は「悪い」であった。
【0045】比較例8 実施例4でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例4に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは6.1g/10分、190℃における溶融張力は
6.5g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ370Kgf/cm2 、144
00Kgf/cm2 、5.5Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「悪い」であった。
【0046】比較例9 実施例3でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例3に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは1.5g/10分、190℃における溶融張力は1
5.2g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ380kgf/cm2 、150
00Kgf/cm2 、4.1Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「悪い」であった。
【0047】比較例10 実施例5でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は実
施例5に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強度の
測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。MF
Rは17.3g/10分、190℃における溶融張力は
8.2g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度はそれぞれ380Kgf/cm2 、115
00Kgf/cm2 、3.5Kgf・cm/cm2であった。肌荒れの評
価は「悪い」であった。
【0048】比較例11 実施例12でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は
実施例12に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強
度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。
MFRは5.5g/10分、190℃における溶融張力
は3.5g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ390Kgf/cm2 、1
5000Kgf/cm2 、3.8Kgf・cm/cm2であった。肌荒れ
の評価は「悪い」であった。
【0049】比較例12 実施例13でエポキシ樹脂を配合しなかったこと以外は
実施例13に準じた。またMFR、溶融張力、機械的強
度の測定及び肌荒れの評価の方法は実施例1に準じた。
MFRは6.2g/10分、190℃における溶融張力
は3.1g、室温における引張り降伏強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度はそれぞれ360Kgf/cm2 、1
2800Kgf/cm2 、4.2Kgf・cm/cm2であった。肌荒れ
の評価は「悪い」であった。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記のA、B、C、Dの各成分化合物を
    配合してなるポリオレフィン樹脂組成物。 A、少なくともその一部が、不飽和有機酸又は及びその
    誘導体で変性されたポリオレフィン系重合体100重量
    部、 B、元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれた金属の1
    以上のカルボン酸塩0.1〜100重量部、 C、元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれた金属の1
    以上の水酸化物又は及び酸化物0.1〜100重量部。 D、エポキシ樹脂0.1〜100重量部。
  2. 【請求項2】 不飽和有機酸又はその誘導体が無水マレ
    イン酸、又はメタアクリル酸である請求項1に記載のポ
    リオレフィン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれ
    た金属の1以上のカルボン酸塩がステアリン酸カルシウ
    ム、ステアリン酸マグネシウムである請求項1に記載の
    ポリオレフィン樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれ
    た金属の1以上の水酸化物又は及び酸化物が水酸化マグ
    ネシウム、ステアリン酸マグネシウム、水酸化カルシウ
    ム、酸化カルシウムである請求項1に記載のポリオレフ
    ィン樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 エポキシ樹脂が脂肪族エポキシ樹脂又は
    及びノボラック型エポキシ樹脂である請求項1に記載し
    たポリオレフィン樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれ
    た金属の1以上のカルボン酸塩がステアリン酸カルシウ
    ム、ステアリン酸マグネシウムである請求項2に記載の
    ポリオレフィン樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 元素周期律表Ia族、IIa族から選ばれ
    た金属の1以上の水酸化物又は及び酸化物が水酸化マグ
    ネシウム、ステアリン酸マグネシウム、水酸化カルシウ
    ム、酸化カルシウムである請求項6に記載のポリオレフ
    ィン樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 エポキシ樹脂が環状脂肪族エポキシ樹脂
    又は及びノボラック型エポキシ樹脂である請求項7に記
    載したポリオレフィン樹脂組成物。
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