JPH07292320A - プライマー組成物及びシリコーン積層体 - Google Patents

プライマー組成物及びシリコーン積層体

Info

Publication number
JPH07292320A
JPH07292320A JP6107709A JP10770994A JPH07292320A JP H07292320 A JPH07292320 A JP H07292320A JP 6107709 A JP6107709 A JP 6107709A JP 10770994 A JP10770994 A JP 10770994A JP H07292320 A JPH07292320 A JP H07292320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone
primer composition
cured
group
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6107709A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Aoki
俊司 青木
Toshio Oba
敏夫 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP6107709A priority Critical patent/JPH07292320A/ja
Publication of JPH07292320A publication Critical patent/JPH07292320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温、短時間で硬化し、プラスチック等の基
材に対し、付加反応硬化型などのシリコーン硬化層との
密着性が良く、かつ経時的に密着性が劣化しないプライ
マー層を与えるプライマー組成物を提供する。また、基
材とシリコーン硬化層とが良好に密着したシリコーン複
合体を提供する。 【構成】 一分子中にケイ素原子にそれぞれ直結する水
素原子とアクリル基含有有機基とを有するオルガノポリ
シロキサンを主成分とするプライマー組成物。上記プラ
イマー組成物の電子線照射硬化皮膜を介してシリコーン
硬化層を積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材に塗工して基材と
シリコーン硬化層との密着性を改良するプライマー組成
物及び該プライマー組成物を用いた基材とシリコーン硬
化層とのシリコーン積層体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
プラスチック、ガラス、金属等の基材上に、保護コーテ
ィング、ハードコーティング、耐熱・耐薬品コーティン
グ等を目的として、シリコーン硬化皮膜層を形成するこ
とが行われており、このシリコーンコーティング硬化皮
膜を形成する際に、基材をシランカップリング剤等でプ
ライマー処理し、基材とシリコーン層との密着性を向上
させることが行われている。
【0003】しかしながら、このようなプライマー層を
設ける場合、シランカップリング剤の有機溶剤溶液を基
材に塗布し、加熱し、焼きつけるのが一般的な方法であ
るが、この方法では有機溶剤を含むガスが放出され、環
境衛生上好ましくない問題があるほか、耐熱性のない基
材には有効ではないという問題がある。また、シリコー
ン組成物の硬化には種々の方法があるが、特に付加反応
硬化型のシリコーン組成物は、基材、特にプラスチック
との密着性が劣り、このため従来のプライマーでは付加
反応硬化型のシリコーン硬化皮膜をプラスチックに密着
性良く形成することは困難であった。
【0004】また、紙、加工紙、プラスチックフィルム
等の基材と感圧性粘着物質との間の接着、固着を防止す
ることを目的として、フィルム基材表面に熱、紫外線、
電子線硬化性シリコーン組成物でシリコーン硬化皮膜を
形成することが行われており、このような剥離性硬化皮
膜を形成した紙やプラスチックフィルム等は一般に剥離
紙と呼ばれている。
【0005】かかる剥離性シリコーン硬化皮膜を形成す
る剥離性組成物(剥離剤)としては、生産性向上や省エ
ネルギーの観点、及び耐熱性の劣る基材へも適用するた
め、低温、短時間での硬化が要求されている。
【0006】この場合、剥離性組成物としては熱硬化型
のシリコーン組成物、特に付加硬化型のシリコーン組成
物が剥離特性に優れ、低温硬化性にも優れているため、
好適なものであるが、この付加反応硬化型のシリコーン
組成物は、プラスチックフィルムとの密着性に劣り、指
等でこすった場合に容易に脱落することがあった。
【0007】この密着性を改良するため、シランカップ
リング剤を基材上に塗工し、プライマー層を設ける方法
が公知(特公平5−83074号公報)であるが、この
方法も、シランカップリング剤の塗布に有機溶剤を使用
すること、経時で密着性が低下すること、得られる効果
が不十分である等の問題を有するものであった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、低温、短時間で硬化し、プラスチック等の基材に対
し、付加反応硬化型などのシリコーン硬化層との密着性
が良く、かつ経時的に密着性が劣化しないプライマー層
を与えるプライマー組成物及び該プライマー組成物を用
いて基材とシリコーン硬化層とが良好に密着したシリコ
ーン複合体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、シリコ
ーン硬化層を形成すべき基材の表面にプライマー層を形
成するためのプライマー組成物として、一分子中に珪素
原子にそれぞれ直結する水素原子とアクリル基含有有機
基とを有するオルガノポリシロキサンが非常に有効であ
ることを知見した。
【0010】即ち、かかるオルガノポリシロキサンは、
無溶剤で基材に塗工できるもので、基材に塗工した後、
電子線照射によって、低温かつ短時間でプライマー層を
形成し、このため耐熱性の劣るプラスチック等の基材に
対してもプライマー層が形成できると共に、得られたプ
ライマー層は付加反応硬化型のシリコーン硬化層との密
着性に優れ、しかもこの密着性の経時劣化が少ない。従
って、例えばかかるプライマー層を形成したプラスチッ
クフィルム基材に付加硬化型シリコーン硬化層を積層し
てシリコーン複合体とした場合、シリコーン硬化層が基
材と良く密着して、経時的にも基材から脱離することが
ない優れたシリコーン複合体を与えることを見い出し、
本発明をなすに至ったものである。
【0011】従って、本発明は、一分子中にケイ素原子
にそれぞれ直結する水素原子とアクリル基含有有機基と
を有するオルガノポリシロキサンを主成分とすることを
特徴とするプライマー組成物、及び基材に該プライマー
組成物の電子線照射硬化皮膜を介してシリコーン硬化層
を積層してなるシリコーン積層体を提供する。
【0012】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明のプライマー組成物は、上述したように一分
子中に珪素原子にそれぞれ直結する水素原子とアクリル
基含有有機基とを有するオルガノポリシロキサンを主成
分とするものである。
【0013】かかるオルガノポリシロキサンとしては、
直鎖状、分岐状、環状などいずれでもよいが、一分子中
に下記に示す構成単位(I)、(II)をそれぞれ少な
くとも一個有する必要がある。
【0014】 RrpSiO(4-p-r)/2 …(I) RrqSiO(4-q-r)/2 …(II)
【0015】これらの式中、Rは非置換又は置換の炭素
数1〜10の一価炭化水素基であり、具体的には、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル
基、シクロへキシル基等のシクロアルキル基、フェニル
基、トリル基等のアリール基、あるいはこれらの基の炭
素原子に結合している水素原子の一部又は全部をヒドロ
キシ基、シアノ基、ハロゲン原子等で置換したヒドロキ
シプロピル基、シアノエチル基、3−クロロプロピル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等を例示する
ことができる。
【0016】また、式(II)中、Aはアクリル基含有
有機基であり、具体的には下記に示す基を例示すること
ができる。
【0017】
【化2】
【0018】これらの式中、R1は炭素数1〜6のアル
キレン基、R2は水素原子又はメチル基である。
【0019】上記式(I)、(II)において、p、q
はそれぞれ1〜3の整数、rは0〜2の整数であり、か
つp+r≦3、q+r≦3である。
【0020】このような式(I)、(II)単位のオル
ガノポリシロキサン中における含有量は、(I)の単位
を1〜50モル%、好ましくは5〜20モル%、(I
I)の単位を1〜80モル%、好ましくは5〜60モル
%程度とすることがよい。
【0021】また、これらの式(I)、(II)単位以
外の他の単位としては、R 3SiO1/2単位、RSiO単
位、RSiO3/2単位、SiO2単位のいずれか1又は2
以上を含んでいてもよい。なお、これらの式中のRは上
記と同様の意味を示す。
【0022】一分子中に珪素原子にそれぞれ直結した水
素原子とアクリル基含有有機基とを有するオルガノポリ
シロキサンを具体的に示すと、下記式で示されるものが
代表例として挙げられ、これらの1種を単独で又は2種
以上を併用して使用することができる。 Me3SiO−[MeASiO]5−[MeHSiO]3
−[Me2SiO]3 −SiMe3 Me3SiO−[MeASiO]3−[MeHSiO]3
−SiMe3 Me2ASiO−[MeHSiO]2−[Me2SiO]3
−SiMe2A Me3SiO−[MeASiO]10−[MeHSiO]3
−[Me2SiO]2−[MePhSiO]2−SiOM
3 Me3SiO−[MeASiO]20−[MeHSiO]5
−[Me2SiO]20−SiMe3
【0023】
【化3】 (但し、式中Meはメチル基、Phはフェニル基を示
し、Aは上記と同様の意味を示す。)
【0024】本発明のプライマー組成物には、上述した
オルガノポリシロキサンの他に、(メタ)アクリレート
系モノマーないしはオリゴマーを含有していてもよい。
この例として、具体的にはジエチレングリコールジアク
リレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリ
スリトールトリアクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート、シリコーンアクリレート等を挙げるこ
とができる。
【0025】このような(メタ)アクリレート系モノマ
ーないしはオリゴマーを配合する場合、上記オルガノポ
リシロキサン/(メタ)アクリレート系モノマーないし
はオリゴマーの重量比率は、100/0〜30/70、
好ましくは100/0〜50/50程度とすることがで
きる。
【0026】本発明のプライマー組成物は、上記オルガ
ノポリシロキサンだけで構成し、これをそのまま使用し
て基材に塗布することが可能であり、環境衛生上からも
無溶剤として使用することが推奨されるが、塗布量を調
節する等の目的で必要により溶剤で希釈してもよい。こ
の溶剤としてはメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル類、イソオクタン、ヘプタン、トルエン、キシレ
ン等を使用することができる。この場合、オルガノポリ
シロキサンの濃度は0.01〜20重量%程度とするこ
とがよい。
【0027】本発明のプライマー組成物を塗工する基材
としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リイミド等の合成樹脂から得られるプラスチックフィル
ムやシート、グラシン紙、クレーコート紙等の紙基材、
ポリエチレンラミネート上質紙、ポリエチレンラミネー
トクラフト紙等のラミネート紙、アルミニウム、銅等の
金属、セラミック、ガラス等の基材が挙げられるが、特
に密着が困難なプラスチックに対し有効である。
【0028】塗工方法としては一般の塗布方法を採用す
ることができ、例えばロール塗布、グラビヤ塗布、ワイ
ヤードクター塗布、エアーナイフ塗布、ディッピング塗
布等の公知の方法を用いることができる。
【0029】また、塗布量としては、0.0005〜2
0g/m2、好ましくは0.001〜3g/m2の範囲が
よく、0.0005g/m2より塗布量が少ないと良好
な密着性が得られない場合があり、一方20g/m2
り多くなると、硬化させるための電子線の透過率が低下
し、硬化が不十分となるため、良好な密着性が得られな
い場合がある。
【0030】基材に本発明のプライマー組成物を塗工し
た後、溶剤で希釈した場合は予め風乾又は加熱して溶剤
を除去した後、電子線を照射して硬化皮膜を形成する。
この場合の電子線の照射量は、0.5〜10Mrad、
特に1〜5Mradの範囲とすることがよい。電子線照
射量が0.5Mradに満たないと、硬化不良が起こる
おそれがあり、10Mradを超えると基材が劣化する
おそれがある。電子線の加速電圧は、100〜1000
kv、好ましくは150〜300kvの範囲がよく、加
速電圧が100kvより低いとエネルギーの透過量が不
足する場合があり、1000kvを超えると経済的でな
くなる場合がある。また、使用する電子線照射装置は、
カーテン方式、スキャン方式、ダブルスキャン方式等を
採用することができる。
【0031】かかる電子線硬化によれば、プライマー組
成物の硬化時間は0.01〜1秒、基材の表面温度は2
0〜60℃程度であり、低温かつ短時間の硬化が可能で
ある。 このようにプライマー層を形成した基材は、こ
のプライマー層がシリコーン硬化層と極めて密着性が良
く、しかも経時的に密着性の劣化が少ないため、シリコ
ーン硬化層と好適に複合化することができる。
【0032】このようなシリコーン硬化層を与える硬化
性シリコーン組成物としては、どのようなタイプのもの
でもよく、白金触媒を用いる付加反応型、スズ触媒を用
いる縮合反応型、増感剤を用いるラジカル反応型、カチ
オン重合開始剤を用いるカチオン硬化型、更にこれらの
複合硬化型等を例示することができる。本発明において
は、1分子中にアルケニル基を2個以上含有するオルガ
ノポリシロキサンと、1分子中にSiH基を2個以上含
有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、白金
系触媒とを含有する公知の組成の付加反応型のものが特
に有効である。形態としては、溶剤型、無溶剤型、エマ
ルジョン型のいずれでもよい。また、プライマー層上へ
の塗布方法は、例えばロール塗布、グラビヤ塗布、ワイ
ヤードクター塗布、エアーナイフ塗布、ディッピング塗
布等の公知の方法を用いることができ、また、これに限
らず一般的な積層方法を採用することができる。硬化方
式としては、熱硬化、紫外線硬化、電子線硬化等のいず
れでもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明のプライマー組成物は、低温、短
時間で硬化し、基材に対してシリコーン硬化層との密着
性に優れると共に、この密着性の経時劣化が少ないプラ
イマー層を与えることができる。
【0034】また、本発明のシリコーン複合体は、基材
とシリコーン硬化層とが密着性良く、かつ密着性の経時
劣化が少なく複合化しているものである。
【0035】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に示すが、本発明は下記の実施例に制限されるもので
はない。
【0036】[実施例1〜7]表1に示した一分子中に
珪素原子にそれぞれ直結する水素原子とアクリル基含有
有機基とを有するオルガノポリシロキサンを用い、これ
らのオルガノポリシロキサンを同表に示した基材上に塗
布量が0.4g/m2となるようにオフセット印刷機を
用いて塗布し、加速電圧165kv、照射量3Mrad
で電子線を照射し、硬化させた。
【0037】この基材上に付加反応型無溶剤型シリコー
ン剥離剤(信越化学工業株式会社製、KNS−305)
100重量部に白金系触媒(信越化学工業株式会社製、
CAT−PL−8)2重量部を混合したものを、塗布量
が0.6g/m2となるようにオフセット印刷機を用い
て塗布し、140℃で30秒間加熱し、シリコーン剥離
皮膜を形成した。
【0038】このシリコーン剥離皮膜の基材に対する密
着性を評価するため、皮膜形成直後と、30日後に塗工
面を指で強くこすり、皮膜が脱離するか否かのラブオフ
テストを行った。結果を表1に併記する。
【0039】
【表1】
【0040】[実施例8〜13]表2に示した一分子中
に珪素原子にそれぞれ直結する水素原子とアクリル基含
有有機基とを有するオルガノポリシロキサンを用い、こ
れらのオルガノポリシロキサンの2%イソプロパノール
溶液を同表に示した基材上に塗布量が0.2g/m2
なるようにワイヤーバーを用いて塗布し、風乾後、加速
電圧165kv、照射量3Mradで電子線を照射し、
硬化させた。
【0041】この基材上に付加反応型無溶剤型シリコー
ン剥離剤(信越化学工業株式会社製、KNS−305)
100重量部に白金系触媒(信越化学工業株式会社製、
CAT−PL−8)2重量部を混合したものを、塗布量
が0.6g/m2となるようにオフセット印刷機を用い
て塗布し、140℃で30秒間加熱し、シリコーン剥離
皮膜を形成した。
【0042】このシリコーン剥離皮膜の基材に対する密
着性を評価するため、皮膜形成直後と、30日後に塗工
面を指で強くこすり、皮膜が脱離するか否かのラブオフ
テストを行った。結果を表2に併記する。
【0043】
【表2】
【0044】[実施例14] 次式で示されるオルガノポリシロキサンS1 Me3SiO−[Me(A1)SiO]5−[MeHSi
O]3−[Me2SiO]3 −SiMe3 (式中、A1、Meは上記と同様の意味を示す。)とト
リメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)
とを下記表3に示す比で混合し、これをPETフィルム
上に塗布量が0.4g/m2となるように塗布し、加速
電圧165kv、照射量3Mradで電子線を照射し、
硬化させた。
【0045】この基材上に付加反応型無溶剤型シリコー
ン剥離剤(信越化学工業株式会社製、KNS−305)
100重量部に白金系触媒(信越化学工業株式会社製、
CAT−PL−8)2重量部を混合したものを、塗布量
が0.6g/m2となるようにオフセット印刷機を用い
て塗布し、140℃で30秒間加熱し、シリコーン剥離
皮膜を形成した。
【0046】このシリコーン剥離皮膜の基材に対する密
着性を評価するため、皮膜形成直後と、30日後に塗工
面を指で強くこすり、皮膜が脱離するか否かのラブオフ
テストを行った。結果を表3に併記する。
【0047】
【表3】
【0048】[実施例15] 次式で示されるオルガノポリシロキサンS1 Me3SiO−[Me(A1)SiO]5−[MeHSi
O]3−[Me2SiO]3 −SiMe3 (式中、A1、Meは上記と同様の意味を示す。)をP
ETフィルム上に塗布量が0.4g/m2となるように
塗布し、加速電圧165kv、照射量3Mradで電子
線を照射し、硬化させた。
【0049】この基材上にマイカ積層板用縮合反応型シ
リコーンワニス(信越化学工業株式会社製、KR−24
2A)100重量部に白金系触媒(信越化学工業株式会
社製、CAT−PC)0.5重量部を混合したものを、
塗布量が約5g/m2となるようにスプレーを用いて塗
布し、140℃で10分間加熱し、シリコーン硬化皮膜
を形成した。
【0050】このシリコーン硬化皮膜の基材に対する密
着性を評価するため、皮膜形成直後と、30日後に塗工
面を指で強くこすり、皮膜が脱離するか否かのラブオフ
テストを行ったところ、いずれも脱落は見られなかっ
た。
【0051】[比較例1]基材としてPETフィルムを
用い、これをプライマーで処理せずに実施例1〜7と同
様にシリコーン剥離皮膜を形成し、同様にラブオフテス
トを行った。
【0052】その結果、皮膜形成直後と30日経過後の
いずれも皮膜が脱落した。
【0053】[比較例2]基材としてコロナ放電処理を
施した延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムを使用
し、これをプライマーで処理せずに実施例1〜7と同様
にシリコーン剥離皮膜を形成し、同様にラブオフテスト
を行った。
【0054】その結果、皮膜形成直後と30日経過後の
いずれも皮膜が脱落した。
【0055】[比較例3]実施例8〜13で用いたオル
ガノポリシロキサンの2%イソプロパノール溶液のかわ
りに、ビニルトリメトキシシランのエタノール/水の溶
液(2%)を、PETフィルム上に塗布量が0.1g/
2となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100
℃で1分間焼きつけ、実施例8〜13と同様にシリコー
ン剥離皮膜を形成し、同様にラブオフテストを行った。
【0056】その結果、皮膜形成直後は脱落しなかった
が、30日後の試験では脱落した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一分子中にケイ素原子にそれぞれ直結す
    る水素原子とアクリル基含有有機基とを有するオルガノ
    ポリシロキサンを主成分とすることを特徴とするプライ
    マー組成物。
  2. 【請求項2】 オルガノポリシロキサンが下記式(I)
    及び(II)で示される構成単位を有するものである請
    求項1記載のプライマー組成物。 RrpSiO(4-p-r)/2 …(I) RrqSiO(4-q-r)/2 …(II) (式中、Rは非置換又は置換の炭素数1〜10の一価炭
    化水素基であり、Aは下記式(A−1)又は(A−2) 【化1】 (R1は炭素数1〜6のアルキレン基、R2は水素原子又
    はメチル基)で示されるアクリル基含有有機基であり、
    p,qはそれぞれ1〜3の整数、rは0〜2の整数で、
    p+r≦3、q+r≦3である。)
  3. 【請求項3】 基材に請求項1又は2記載のプライマー
    組成物の電子線照射硬化皮膜を介してシリコーン硬化層
    を積層してなるシリコーン積層体。
  4. 【請求項4】 シリコーン硬化層が付加反応硬化型であ
    る請求項3記載のシリコーン積層体。
JP6107709A 1994-04-22 1994-04-22 プライマー組成物及びシリコーン積層体 Pending JPH07292320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107709A JPH07292320A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 プライマー組成物及びシリコーン積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107709A JPH07292320A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 プライマー組成物及びシリコーン積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07292320A true JPH07292320A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14465965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6107709A Pending JPH07292320A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 プライマー組成物及びシリコーン積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07292320A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174764A (ja) * 1995-11-21 1997-07-08 Imperial Chem Ind Plc <Ici> ポリマーフィルム
JPH11100550A (ja) * 1997-09-25 1999-04-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化方法
WO2000060016A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 Daikin Industries, Ltd. Primer composition for fluororubber composition and article coated with primer
JP2003238808A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 放射線硬化性シリコーンゴム組成物および接着性シリコーンエラストマーフィルム
JP2003238809A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 放射線硬化性シリコーンゴム組成物および接着性シリコーンエラストマーフィルム
JP2005162859A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd 付加反応硬化型オルガノポリシロキサン樹脂組成物および光学部材
JP2005231355A (ja) * 2004-01-23 2005-09-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 剥離フィルム
JP2006076016A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
JP2008239984A (ja) * 2007-02-28 2008-10-09 Arakawa Chem Ind Co Ltd 剥離基材用目止め剤、剥離基材および剥離基材の製造方法
KR20100086955A (ko) * 2009-01-23 2010-08-02 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 프라이머 조성물 및 그것을 이용한 광 반도체 장치
JP2013128895A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Japan Construction Machinery & Construction Association 透明板の補修方法
WO2015056793A1 (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 日華化学株式会社 硬化性オルガノ変性シリコーン及びその製造方法、並びにコーティング剤及び積層体
CN107109150A (zh) * 2014-12-19 2017-08-29 3M创新有限公司 包括聚(甲基)丙烯酸酯类底漆层的粘合剂制品及其制备方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174764A (ja) * 1995-11-21 1997-07-08 Imperial Chem Ind Plc <Ici> ポリマーフィルム
JPH11100550A (ja) * 1997-09-25 1999-04-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化方法
WO2000060016A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 Daikin Industries, Ltd. Primer composition for fluororubber composition and article coated with primer
JP2003238808A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 放射線硬化性シリコーンゴム組成物および接着性シリコーンエラストマーフィルム
JP2003238809A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 放射線硬化性シリコーンゴム組成物および接着性シリコーンエラストマーフィルム
JP2005162859A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd 付加反応硬化型オルガノポリシロキサン樹脂組成物および光学部材
JP2005231355A (ja) * 2004-01-23 2005-09-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 剥離フィルム
JP2006076016A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
JP2008239984A (ja) * 2007-02-28 2008-10-09 Arakawa Chem Ind Co Ltd 剥離基材用目止め剤、剥離基材および剥離基材の製造方法
KR20100086955A (ko) * 2009-01-23 2010-08-02 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 프라이머 조성물 및 그것을 이용한 광 반도체 장치
JP2010168496A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Shin-Etsu Chemical Co Ltd プライマー組成物およびそれを用いた光半導体装置
JP2013128895A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Japan Construction Machinery & Construction Association 透明板の補修方法
WO2015056793A1 (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 日華化学株式会社 硬化性オルガノ変性シリコーン及びその製造方法、並びにコーティング剤及び積層体
CN107109150A (zh) * 2014-12-19 2017-08-29 3M创新有限公司 包括聚(甲基)丙烯酸酯类底漆层的粘合剂制品及其制备方法
US20170362470A1 (en) * 2014-12-19 2017-12-21 3M Innovative Properties Company Adhesive article comprising a poly(meth)acrylate-based primer layer and methods of making same
JP2018505928A (ja) * 2014-12-19 2018-03-01 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ポリ(メタ)アクリレートベースのプライマー層を備える接着性物品及びその製造方法
US10617786B2 (en) * 2014-12-19 2020-04-14 3M Innovative Properties Company Adhesive article comprising a poly(meth)acrylate-based primer layer and methods of making same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2653693B2 (ja) シリコーン剥離層含有複合構造体
JPS6286023A (ja) 樹脂質シロキサンコポリマ−
KR101715405B1 (ko) 박리지 또는 박리 필름용 베이스코트 실리콘 조성물, 및 처리지 또는 처리 필름
JPH07292320A (ja) プライマー組成物及びシリコーン積層体
KR940014712A (ko) 제지용 실리콘 박리 피복물의 박리력을 향상시키기 위한 조성물
JPS6117863B2 (ja)
CN109415567B (zh) 硅氧烷组合物、剥离纸和剥离膜
JP2003192896A (ja) プラスチックフィルム基材に密着良好なシリコーンエマルジョン組成物及び剥離フィルム
JP5115300B2 (ja) 基材密着性良好なシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ
JPH0417991B2 (ja)
US5459194A (en) Compositions for bonding organosiloxane elastomers to organic polymers
JP3022101B2 (ja) 剥離性オルガノポリシロキサン組成物及び剥離紙
JPH05186695A (ja) 硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2915778B2 (ja) 離型紙用シリコーン組成物
JP4914241B2 (ja) 剥離シートおよび粘着体
JPH0216941B2 (ja)
JPH0112786B2 (ja)
JPH03234721A (ja) 放射線硬化性組成物
JP2009220084A (ja) セパレータの製造方法、セパレータ及びセパレータ付き粘着テープ
JPH0368670A (ja) 放射線硬化性コーティング剤
JPH039944B2 (ja)
TW201809174A (zh) 矽酮組成物、剝離紙及剝離膜
JPS61264079A (ja) シリコ−ン系粘着シ−トの製造方法
JP2000319514A (ja) シリコーン組成物及びコーティング材
JPH0523305B2 (ja)