JPH07292377A - 潤滑油添加剤及び潤滑油 - Google Patents
潤滑油添加剤及び潤滑油Info
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- JPH07292377A JPH07292377A JP10780694A JP10780694A JPH07292377A JP H07292377 A JPH07292377 A JP H07292377A JP 10780694 A JP10780694 A JP 10780694A JP 10780694 A JP10780694 A JP 10780694A JP H07292377 A JPH07292377 A JP H07292377A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 炭素数10以下のアルキル基を有するアルキ
ルアクリレートと飽和及び/または不飽和脂肪族モノア
ルコールのアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アク
リル酸エステルを含有する重合体からなる潤滑油添加
剤。 【効果】 従来のメタクリレート重合体系潤滑油添加剤
に比べ、低温粘度特性がが飛躍的に優れ、耐酸化特性に
も優れている。従って、本発明の潤滑油添加剤を使用し
た潤滑油はより過酷な条件で使用でき、また長期間使用
できる。
ルアクリレートと飽和及び/または不飽和脂肪族モノア
ルコールのアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アク
リル酸エステルを含有する重合体からなる潤滑油添加
剤。 【効果】 従来のメタクリレート重合体系潤滑油添加剤
に比べ、低温粘度特性がが飛躍的に優れ、耐酸化特性に
も優れている。従って、本発明の潤滑油添加剤を使用し
た潤滑油はより過酷な条件で使用でき、また長期間使用
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潤滑油添加剤および潤
滑油に関する。特に、粘度指数向上能、低温粘度特性向
上能および耐酸化特性に優れた潤滑油添加剤およびこの
ものが添加された潤滑油に関する。
滑油に関する。特に、粘度指数向上能、低温粘度特性向
上能および耐酸化特性に優れた潤滑油添加剤およびこの
ものが添加された潤滑油に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアルキル(メタ)アクリレートから
なる潤滑油添加剤を潤滑油に添加することは知られてい
る。例えば、米国特許第2628225号には、ポリア
ルキルメタクリレートを潤滑油に潤滑油添加剤として添
加することが開示されている。また、特開昭47−12
982公報にはアルキルアクリレートとアルキルメタア
クリレートからなる構成単位を有する共重合体を含有す
る潤滑油添加剤が開示されている。ポリアルキル(メ
タ)アクリレートは粘度指数向上能、低温粘度特性およ
び併せ持つ流動点降下能が優れていることから広く使わ
れてきた。また、従来のポリアルキル(メタ)アクリレ
ートは、流動点降下能を重視しするため、構成単位とし
てアルキル基の炭素数12以上のアルキル(メタ)アク
リレートを50重量%以上含有しており、また同じく流
動点降下能を重視する考えから構成単位としてアルキル
メタクリレートが主として利用されてきた。また、公開
特許公報平5ー222389号公報には、炭素数6〜2
4のアルキル(メタ)アクリレートと、清浄性を付与す
る目的で炭素数1〜40の脂肪族モノアルコールの炭素
数1〜4のアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アク
リル酸エステル(20重量%以下の比率)とを共重合さ
せた重合体が開示されている。しかし、潤滑油に添加し
たとき、そのものの清浄性は満足できるレベルには無
い。
なる潤滑油添加剤を潤滑油に添加することは知られてい
る。例えば、米国特許第2628225号には、ポリア
ルキルメタクリレートを潤滑油に潤滑油添加剤として添
加することが開示されている。また、特開昭47−12
982公報にはアルキルアクリレートとアルキルメタア
クリレートからなる構成単位を有する共重合体を含有す
る潤滑油添加剤が開示されている。ポリアルキル(メ
タ)アクリレートは粘度指数向上能、低温粘度特性およ
び併せ持つ流動点降下能が優れていることから広く使わ
れてきた。また、従来のポリアルキル(メタ)アクリレ
ートは、流動点降下能を重視しするため、構成単位とし
てアルキル基の炭素数12以上のアルキル(メタ)アク
リレートを50重量%以上含有しており、また同じく流
動点降下能を重視する考えから構成単位としてアルキル
メタクリレートが主として利用されてきた。また、公開
特許公報平5ー222389号公報には、炭素数6〜2
4のアルキル(メタ)アクリレートと、清浄性を付与す
る目的で炭素数1〜40の脂肪族モノアルコールの炭素
数1〜4のアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アク
リル酸エステル(20重量%以下の比率)とを共重合さ
せた重合体が開示されている。しかし、潤滑油に添加し
たとき、そのものの清浄性は満足できるレベルには無
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近のCAFE規制強
化とこれに呼応し新たに設定される潤滑油規格に対応す
るため、特に乗用車用潤滑油は、低温粘度特性、抗酸化
性、清浄分散性の向上に対する要望が強くなってきてい
る。しかし、従来のポリアルキル(メタ)アクリレート
では、低温粘度特性、抗酸化性および清浄分散性の向上
要求に対しては不十分あるという問題が生じてきた。特
に、ギヤ油や自動変速機油では、これら性能が強く要望
されている。
化とこれに呼応し新たに設定される潤滑油規格に対応す
るため、特に乗用車用潤滑油は、低温粘度特性、抗酸化
性、清浄分散性の向上に対する要望が強くなってきてい
る。しかし、従来のポリアルキル(メタ)アクリレート
では、低温粘度特性、抗酸化性および清浄分散性の向上
要求に対しては不十分あるという問題が生じてきた。特
に、ギヤ油や自動変速機油では、これら性能が強く要望
されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題に対し鋭意検討した結果、構成単位として、特定の
炭素数のアルキル基を有するアルキルアクリレートと、
飽和及び/または不飽和脂肪族モノアルコールのアルキ
レンオキサイド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを
含有する重合体からなる潤滑油添加剤が粘度指数向上
能、低温粘度特性に優れると共に抗酸化性、清浄分散性
にも優れていることを見い出した。
課題に対し鋭意検討した結果、構成単位として、特定の
炭素数のアルキル基を有するアルキルアクリレートと、
飽和及び/または不飽和脂肪族モノアルコールのアルキ
レンオキサイド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを
含有する重合体からなる潤滑油添加剤が粘度指数向上
能、低温粘度特性に優れると共に抗酸化性、清浄分散性
にも優れていることを見い出した。
【0005】すなわち本発明は、構成単位として、炭素
数10以下のアルキル基を有するアルキルアクリレート
(a1)80〜99.5重量%、飽和及び/または不飽
和脂肪族モノアルコールのアルキレンオキサイド付加物
の(メタ)アクリル酸エステル(a2)0.5〜20重
量%を含有する重合体(A)からなる潤滑油添加剤;並
びに、鉱物油、異性化パラフィンを含有する高粘度指数
鉱物油、炭化水素系合成潤滑油、エステル系合成潤滑油
およびこれらの2種以上の混合物から選ばれる潤滑油基
油(C)に上記潤滑油添加剤を添加してなる潤滑油であ
る。
数10以下のアルキル基を有するアルキルアクリレート
(a1)80〜99.5重量%、飽和及び/または不飽
和脂肪族モノアルコールのアルキレンオキサイド付加物
の(メタ)アクリル酸エステル(a2)0.5〜20重
量%を含有する重合体(A)からなる潤滑油添加剤;並
びに、鉱物油、異性化パラフィンを含有する高粘度指数
鉱物油、炭化水素系合成潤滑油、エステル系合成潤滑油
およびこれらの2種以上の混合物から選ばれる潤滑油基
油(C)に上記潤滑油添加剤を添加してなる潤滑油であ
る。
【0006】炭素数10以下のアルキル基を有するアル
キルアクリレート(a1)としては、例えば、アルキル
基の炭素数が1〜4の(a1−1)であるメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、
ブチルアクリレート、iso−ブチルアクリレート、t
−ブチルアクリレート;アルキル基の炭素数が5〜10
の(a1−2)であるペンチルアクリレート、ヘキシル
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ヘプチル
アクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、ノニルアクリレート、デシルアクリ
レートなどが挙げられ、アルキル基は直鎖のもの側鎖を
有するものいずれでも良い。なお、アクリレートはメタ
クリレートと比較し、その重合体が解重合を起こし難く
耐熱性に優れている。
キルアクリレート(a1)としては、例えば、アルキル
基の炭素数が1〜4の(a1−1)であるメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、
ブチルアクリレート、iso−ブチルアクリレート、t
−ブチルアクリレート;アルキル基の炭素数が5〜10
の(a1−2)であるペンチルアクリレート、ヘキシル
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ヘプチル
アクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、ノニルアクリレート、デシルアクリ
レートなどが挙げられ、アルキル基は直鎖のもの側鎖を
有するものいずれでも良い。なお、アクリレートはメタ
クリレートと比較し、その重合体が解重合を起こし難く
耐熱性に優れている。
【0007】これらの内、炭素数1〜4のアルキル基を
有するアルキルアクリレート(a1−1)で特に好まし
いのは、アルキル基の炭素数が1および/または4の場
合であり、また炭素数5〜10のアルキル基を有するア
ルキルアクリレート(a1−2)で好ましいのは炭素数
8のアルキル基を有するものである。すなわち、好まし
い単量体の具体例としては、メチルアクリレート、n
−,iso−もしくはt−ブチルアクリレート、n−オ
クチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
などが挙げられ、特に好ましいものとしてはn−,is
o−もしくはt−ブチルアクリレート、n−オクチルア
クリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレートが挙
げられる。(a1−1)と(a1−2)は併用するのが
好ましい。即ち(a1−1)と(a1−2)の重量比に
好ましい範囲があり、この比が0:100〜30:70
にある時に好ましく、5:95〜20:80にある時に
特に好ましい。この範囲において該重合体(A)は、優
れた低温粘度特性と抗酸化性を併せ持つ。
有するアルキルアクリレート(a1−1)で特に好まし
いのは、アルキル基の炭素数が1および/または4の場
合であり、また炭素数5〜10のアルキル基を有するア
ルキルアクリレート(a1−2)で好ましいのは炭素数
8のアルキル基を有するものである。すなわち、好まし
い単量体の具体例としては、メチルアクリレート、n
−,iso−もしくはt−ブチルアクリレート、n−オ
クチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
などが挙げられ、特に好ましいものとしてはn−,is
o−もしくはt−ブチルアクリレート、n−オクチルア
クリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレートが挙
げられる。(a1−1)と(a1−2)は併用するのが
好ましい。即ち(a1−1)と(a1−2)の重量比に
好ましい範囲があり、この比が0:100〜30:70
にある時に好ましく、5:95〜20:80にある時に
特に好ましい。この範囲において該重合体(A)は、優
れた低温粘度特性と抗酸化性を併せ持つ。
【0008】本発明において飽和および/または不飽和
脂肪族モノアルコールのアルキレンオキサイド付加物の
(メタ)アクリル酸エステル(a2)を構成する飽和お
よび不飽和脂肪族モノアルコールとしては、通常炭素数
が1〜40(例えばメチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、オクチル
アルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、
トリデシルアルコール、テトラデシルアルコール、ヘキ
サデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール等の飽和
アルコール;オレイルアルコール、ヘキセニルアルコー
ル、デセニルアルコール、ヘキサデセニルアルコール等
の不飽和アルコール)のモノアルコールであり、アルキ
ル基は直鎖のもの側鎖を有するものいずれでも良く、ま
たアルキル基の炭素数が単一のものでも混合されたたも
のでも良い。好ましくは、炭素数1〜20の飽和脂肪族
モノアルコールである。(a2)を構成するアルキレン
オキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、グリシドール等が挙げられ、単独でも2種以上を併
用してもかまわない。好ましくはエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、またはブチレンオキサイドであ
る。アルキレンオキサイド付加モル数は、通常脂肪族モ
ノアルコール1モルに対し1〜30モルであり、好まし
くは1〜10モルであり、特に好ましくは1〜5モルで
ある。付加モル数が多くなり過ぎると溶解性に問題を生
じるとともに、耐酸化性に問題を生じる場合がある。
脂肪族モノアルコールのアルキレンオキサイド付加物の
(メタ)アクリル酸エステル(a2)を構成する飽和お
よび不飽和脂肪族モノアルコールとしては、通常炭素数
が1〜40(例えばメチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、オクチル
アルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、
トリデシルアルコール、テトラデシルアルコール、ヘキ
サデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール等の飽和
アルコール;オレイルアルコール、ヘキセニルアルコー
ル、デセニルアルコール、ヘキサデセニルアルコール等
の不飽和アルコール)のモノアルコールであり、アルキ
ル基は直鎖のもの側鎖を有するものいずれでも良く、ま
たアルキル基の炭素数が単一のものでも混合されたたも
のでも良い。好ましくは、炭素数1〜20の飽和脂肪族
モノアルコールである。(a2)を構成するアルキレン
オキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、グリシドール等が挙げられ、単独でも2種以上を併
用してもかまわない。好ましくはエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、またはブチレンオキサイドであ
る。アルキレンオキサイド付加モル数は、通常脂肪族モ
ノアルコール1モルに対し1〜30モルであり、好まし
くは1〜10モルであり、特に好ましくは1〜5モルで
ある。付加モル数が多くなり過ぎると溶解性に問題を生
じるとともに、耐酸化性に問題を生じる場合がある。
【0009】本発明において、該重合体(A)は構成単
位として、25重量%以下、好ましくは10重量%以下
の範囲で、(a1)および(a2)以外に、重合可能な
二重結合を有する他の単量体(a3)を含有することが
できる。重合可能な二重結合を有する他の化合物(a
3)としては例えば、炭素数1〜10のアルキル基を有
するアルキルメタクリレート;炭素数11〜30のアル
キル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(ドデシ
ルメタアクリレート、テトラデシルメタアクリレート、
ヘキサデシルメタアクリレート、オクタデシルメタアク
リレートやこれらアルキル基を有するアクリレート類
等);アルキル基の炭素数1〜30の不飽和モノカルボ
ン酸エステル類(ブチルクロトネート、オクチルクロト
ネート、ドデシルクロトネート、オクチルクロトネート
等);不飽和ポリカルボン酸の炭素数1〜30のアルキ
ルエステル類(ジブチルマレエート、ジオクチルマレエ
ート、ジラウリルマレエート、ジステアリルマレエー
ト、ジオクチルフマレート、ジラウリルフマレートな
ど);ビニル芳香族化合物(スチレン、4−メチルスチ
レンなど);窒素含有化合物(N−ビニルピロリドン、
アルキル基の炭素数が1〜4のN,N−ジアルキルアミ
ノアルキルメタクリレート、ビニルピリジン、モルフォ
リノエチルメタクリレート、ビニルイミダゾール)など
が挙げられ、これらのうち一種以上を(a3)として用
いることが出来る。
位として、25重量%以下、好ましくは10重量%以下
の範囲で、(a1)および(a2)以外に、重合可能な
二重結合を有する他の単量体(a3)を含有することが
できる。重合可能な二重結合を有する他の化合物(a
3)としては例えば、炭素数1〜10のアルキル基を有
するアルキルメタクリレート;炭素数11〜30のアル
キル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(ドデシ
ルメタアクリレート、テトラデシルメタアクリレート、
ヘキサデシルメタアクリレート、オクタデシルメタアク
リレートやこれらアルキル基を有するアクリレート類
等);アルキル基の炭素数1〜30の不飽和モノカルボ
ン酸エステル類(ブチルクロトネート、オクチルクロト
ネート、ドデシルクロトネート、オクチルクロトネート
等);不飽和ポリカルボン酸の炭素数1〜30のアルキ
ルエステル類(ジブチルマレエート、ジオクチルマレエ
ート、ジラウリルマレエート、ジステアリルマレエー
ト、ジオクチルフマレート、ジラウリルフマレートな
ど);ビニル芳香族化合物(スチレン、4−メチルスチ
レンなど);窒素含有化合物(N−ビニルピロリドン、
アルキル基の炭素数が1〜4のN,N−ジアルキルアミ
ノアルキルメタクリレート、ビニルピリジン、モルフォ
リノエチルメタクリレート、ビニルイミダゾール)など
が挙げられ、これらのうち一種以上を(a3)として用
いることが出来る。
【0010】これらのうち好ましいものは炭素数11〜
20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレー
ト、スチレン、N−ビニルピロリドンおよびアルキル基
の炭素数が1〜4のN,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)クリレートである。(a3)として炭素数10
〜20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ
ートを用いると、流動点降下剤を併用しなくても優れた
低温流動性を示し好ましい。単量体(a3)が重合体
(A)の構成単位のうち25重量%を超すと、抗酸化
性、低温粘度特性、また、潤滑油に対する溶解性におい
て問題が生じる場合がある。該重合体(A)は、単量体
(a3)と該単量体(a1)および(a2)とのランダ
ム共重合体でも良く、また単量体(a1)で形成される
幹重合鎖と単量体(a2)と(a3)で形成される枝重
合体とからなるグラフト重合体でも良い。
20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレー
ト、スチレン、N−ビニルピロリドンおよびアルキル基
の炭素数が1〜4のN,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)クリレートである。(a3)として炭素数10
〜20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ
ートを用いると、流動点降下剤を併用しなくても優れた
低温流動性を示し好ましい。単量体(a3)が重合体
(A)の構成単位のうち25重量%を超すと、抗酸化
性、低温粘度特性、また、潤滑油に対する溶解性におい
て問題が生じる場合がある。該重合体(A)は、単量体
(a3)と該単量体(a1)および(a2)とのランダ
ム共重合体でも良く、また単量体(a1)で形成される
幹重合鎖と単量体(a2)と(a3)で形成される枝重
合体とからなるグラフト重合体でも良い。
【0011】本発明における重合体(A)は公知の方法
で製造することが出来る。例えば溶媒を使用してあるい
は使用せずに(a1)、(a2)、場合により前記の単
量体(a3)の配合物をアゾ系やパーオキシド系のよう
なラジカル重合触媒を使用して重合することにより製造
することが出来る。また、(a1)と(a2)の配合物
をアゾ系やパーオキシド系のようなラジカル重合触媒を
使用して重合し幹重合体を作成し、さらに、(a3)を
パーオキシド系ラジカル重合触媒を使用しグラフト重合
することにより製造できる。また分子量の調節には連鎖
移動剤(例えば、メルカプタン類、(アルキル)アニリ
ン類、フェノール類、アルコール類、アミン類、等)を
併用して重合することにより容易に得られる。溶媒とし
ては、鉱物油、ドデセンオリゴマーのような炭化水素系
合成潤滑油、ジオクチルアジペートやトリメチロールプ
ロパンと脂肪酸とのエステルなどのエステル系合成潤滑
油が好ましい。
で製造することが出来る。例えば溶媒を使用してあるい
は使用せずに(a1)、(a2)、場合により前記の単
量体(a3)の配合物をアゾ系やパーオキシド系のよう
なラジカル重合触媒を使用して重合することにより製造
することが出来る。また、(a1)と(a2)の配合物
をアゾ系やパーオキシド系のようなラジカル重合触媒を
使用して重合し幹重合体を作成し、さらに、(a3)を
パーオキシド系ラジカル重合触媒を使用しグラフト重合
することにより製造できる。また分子量の調節には連鎖
移動剤(例えば、メルカプタン類、(アルキル)アニリ
ン類、フェノール類、アルコール類、アミン類、等)を
併用して重合することにより容易に得られる。溶媒とし
ては、鉱物油、ドデセンオリゴマーのような炭化水素系
合成潤滑油、ジオクチルアジペートやトリメチロールプ
ロパンと脂肪酸とのエステルなどのエステル系合成潤滑
油が好ましい。
【0012】本発明における重合体(A)の重量平均分
子量は通常10,000〜900,000であり、好ま
しく30,000〜600,000である。重量平均分
子量が10,000未満であると十分な増粘効果が得ら
れない。また、900,000を越えるとせん断安定性
が悪く実用上、問題になる場合がある。なお、本重量平
均分子量は、GPCによって測定され、ポリスチレンを
検量線として得られる値である。
子量は通常10,000〜900,000であり、好ま
しく30,000〜600,000である。重量平均分
子量が10,000未満であると十分な増粘効果が得ら
れない。また、900,000を越えるとせん断安定性
が悪く実用上、問題になる場合がある。なお、本重量平
均分子量は、GPCによって測定され、ポリスチレンを
検量線として得られる値である。
【0013】本発明の潤滑油添加剤は通常重合体(A)
が鉱物油、パラフィンを水素化分解した異性化パラフィ
ンを含有する高粘度指数鉱物油、炭化水素系合成潤滑
油、エステル系合成潤滑油およびこれらの2種以上の混
合物から選ばれる油類に希釈溶解されたものとして得ら
れる。本発明の潤滑油添加剤中の重合体(A)の濃度は
通常30〜80重量%であり、好ましくは40〜70重
量%である。30重量%未満では充分な増粘効果並びに
粘度指数向上能を示さないことがあり、80重量%を超
えると添加剤の粘度が高くなり取扱が困難になる。
が鉱物油、パラフィンを水素化分解した異性化パラフィ
ンを含有する高粘度指数鉱物油、炭化水素系合成潤滑
油、エステル系合成潤滑油およびこれらの2種以上の混
合物から選ばれる油類に希釈溶解されたものとして得ら
れる。本発明の潤滑油添加剤中の重合体(A)の濃度は
通常30〜80重量%であり、好ましくは40〜70重
量%である。30重量%未満では充分な増粘効果並びに
粘度指数向上能を示さないことがあり、80重量%を超
えると添加剤の粘度が高くなり取扱が困難になる。
【0014】本発明の潤滑油添加剤中に、更に流動点降
下剤(B)を配合するのが好ましい。流動点降下剤
(B)としては、通常のアルキルメタクリレート系流動
点降下剤(例えば、n−テトラデシルメタクリレートを
主成分とする重合体など)や塩素化パラフィン/ナフタ
レン縮合物などが使用できる。重合体(A)と流動点降
下剤(B)の配合比は好ましくは80:20〜99:1
(重量比)、特に90:10〜95:5である。80:
20より流動点降下剤の量が多くなると増粘性が不足し
たり、重合体(A)と流動点降下剤が相溶せず分離する
ことがあり、また、99:1より少なくなると流動点降
下能が不足する場合がある。
下剤(B)を配合するのが好ましい。流動点降下剤
(B)としては、通常のアルキルメタクリレート系流動
点降下剤(例えば、n−テトラデシルメタクリレートを
主成分とする重合体など)や塩素化パラフィン/ナフタ
レン縮合物などが使用できる。重合体(A)と流動点降
下剤(B)の配合比は好ましくは80:20〜99:1
(重量比)、特に90:10〜95:5である。80:
20より流動点降下剤の量が多くなると増粘性が不足し
たり、重合体(A)と流動点降下剤が相溶せず分離する
ことがあり、また、99:1より少なくなると流動点降
下能が不足する場合がある。
【0015】本発明の潤滑油添加剤は、該潤滑油基油
(C)に、目的の粘度に成るよう配合、溶解し本発明の
潤滑油として使用される。(C)のうち鉱物油として
は、通常の50ニュートラル油〜300ニュートラル油
の様な粘度範囲にあるもので、具体的な例としては通常
の鉱物油、パラフィン分を水素化触媒にて水素化分解し
た異性化パラフィンを含有する高粘度指数鉱物油など
が;炭化水素系合成潤滑油としてはα−オレフィンオリ
ゴマーからなる炭化水素系合成潤滑油などが;エステル
系合成潤滑油としてはジオクチルアジペート、脂肪酸と
トリメチロールプロパンとのエステルなどが各々挙げら
れる。(C)は以上例示したものの2種以上の混合物で
もよい。特に、低温粘度特性に優れ、抗酸化性もよく経
済性にも優れる異性化パラフィン含有の高粘度指数油単
独、またはこれに通常の鉱物油が70重量%以下で配合
された混合物が好ましい。潤滑油基油(C)に対し、本
発明の潤滑油添加剤を通常1〜30重量%添加され、本
発明の潤滑油として使用される。本発明の潤滑油がエン
ジン油の場合には2〜10重量%、ギヤ油や自動変速機
油の場合は、7〜25重量%添加された場合に好ましい
結果を与える。
(C)に、目的の粘度に成るよう配合、溶解し本発明の
潤滑油として使用される。(C)のうち鉱物油として
は、通常の50ニュートラル油〜300ニュートラル油
の様な粘度範囲にあるもので、具体的な例としては通常
の鉱物油、パラフィン分を水素化触媒にて水素化分解し
た異性化パラフィンを含有する高粘度指数鉱物油など
が;炭化水素系合成潤滑油としてはα−オレフィンオリ
ゴマーからなる炭化水素系合成潤滑油などが;エステル
系合成潤滑油としてはジオクチルアジペート、脂肪酸と
トリメチロールプロパンとのエステルなどが各々挙げら
れる。(C)は以上例示したものの2種以上の混合物で
もよい。特に、低温粘度特性に優れ、抗酸化性もよく経
済性にも優れる異性化パラフィン含有の高粘度指数油単
独、またはこれに通常の鉱物油が70重量%以下で配合
された混合物が好ましい。潤滑油基油(C)に対し、本
発明の潤滑油添加剤を通常1〜30重量%添加され、本
発明の潤滑油として使用される。本発明の潤滑油がエン
ジン油の場合には2〜10重量%、ギヤ油や自動変速機
油の場合は、7〜25重量%添加された場合に好ましい
結果を与える。
【0016】本発明の潤滑油は、他の公知の添加剤を含
有していても良い。これらの公知の添加剤としては、粘
度指数向上剤{例えば、エチレン・プロピレン共重合体
やスチレン・イソプレン共重合体の水添物などの公知の
もの、さらにはこれらオレフィン系粘度指数向上剤中に
N原子を含有させた公知の清浄分散性を付与したもの、
公知のポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤な
ど}、極圧添加剤、清浄剤、分散剤、酸化防止剤、摩擦
低減剤、流動点降下剤などが挙げられる。
有していても良い。これらの公知の添加剤としては、粘
度指数向上剤{例えば、エチレン・プロピレン共重合体
やスチレン・イソプレン共重合体の水添物などの公知の
もの、さらにはこれらオレフィン系粘度指数向上剤中に
N原子を含有させた公知の清浄分散性を付与したもの、
公知のポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤な
ど}、極圧添加剤、清浄剤、分散剤、酸化防止剤、摩擦
低減剤、流動点降下剤などが挙げられる。
【0017】本発明の潤滑油の対象とする用途は、ガソ
リンエンジン油、ジーゼルエンジン油、ギヤ油、自動変
速機油、作動油、トラクター油、パワーステアリング
油、ショックアブソーバー油、コンプレッサー油などが
挙げられる。
リンエンジン油、ジーゼルエンジン油、ギヤ油、自動変
速機油、作動油、トラクター油、パワーステアリング
油、ショックアブソーバー油、コンプレッサー油などが
挙げられる。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお実
施例中、部および%はそれぞれ重量部ならびに重量%を
表すものとする。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお実
施例中、部および%はそれぞれ重量部ならびに重量%を
表すものとする。
【0019】実施例1 攪拌装置、加熱装置、温度計、窒素吹き込み管、冷却管
を備えた反応装置に100ニュートラルの鉱物油を30
0部仕込み、窒素置換を行った後85℃に昇温した。ア
ルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モノ
アルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアクリ
ル酸エステル70部、n−ブチルアクリレート70部、
2−エチルヘキシルアクリレート560部及びアゾビス
イソブチロニトリル7部の混合物を3時間にわたり連続
的に滴下し、さらに1時間熟成し、重量平均分子量が5
万で、濃度69%の共重合体溶液を得た。この溶液93
部にポリメタクリレート系流動点降下剤としてアクルー
ブ133(三洋化成製)を7部配合し、本発明の潤滑油
添加剤(1)を得た。
を備えた反応装置に100ニュートラルの鉱物油を30
0部仕込み、窒素置換を行った後85℃に昇温した。ア
ルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モノ
アルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアクリ
ル酸エステル70部、n−ブチルアクリレート70部、
2−エチルヘキシルアクリレート560部及びアゾビス
イソブチロニトリル7部の混合物を3時間にわたり連続
的に滴下し、さらに1時間熟成し、重量平均分子量が5
万で、濃度69%の共重合体溶液を得た。この溶液93
部にポリメタクリレート系流動点降下剤としてアクルー
ブ133(三洋化成製)を7部配合し、本発明の潤滑油
添加剤(1)を得た。
【0020】実施例2 アルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モ
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部を、アルキル基の炭素数1〜4の
混合物である脂肪族モノアルコールのエチレンオキサイ
ド2モル付加物のメタクリル酸エステル70部に変更す
る以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均
分子量が5万で、濃度68%の共重合体溶液を得た。こ
の溶液95部に対しポリメタクリレート系流動点降下剤
としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合して
本発明の潤滑油添加剤(2)を得た。
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部を、アルキル基の炭素数1〜4の
混合物である脂肪族モノアルコールのエチレンオキサイ
ド2モル付加物のメタクリル酸エステル70部に変更す
る以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均
分子量が5万で、濃度68%の共重合体溶液を得た。こ
の溶液95部に対しポリメタクリレート系流動点降下剤
としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合して
本発明の潤滑油添加剤(2)を得た。
【0021】実施例3 アルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モ
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステルの配合量70部を140部に、また、n
−ブチルアクリレートの配合量70部を0部に変更する
以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分
子量が4.5万で、濃度69%の共重合体溶液を得た。
この溶液90部に対しポリメタクリレート系流動点降下
剤としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合し
て本発明の潤滑油添加剤(3)を得た。
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステルの配合量70部を140部に、また、n
−ブチルアクリレートの配合量70部を0部に変更する
以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分
子量が4.5万で、濃度69%の共重合体溶液を得た。
この溶液90部に対しポリメタクリレート系流動点降下
剤としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合し
て本発明の潤滑油添加剤(3)を得た。
【0022】実施例4 アルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モ
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部を、アルキル基の炭素数10〜1
4の混合物である脂肪族モノアルコールのプロピレンオ
キサイド10モル付加物のアクリル酸エステル70部に
変更する以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重
量平均分子量が5.2万で、濃度69%の共重合体溶液
を得た。この溶液93部に対し、ポリメタクリレート系
流動点降下剤としてアクルーブ133(三洋化成製)を
7部配合して本発明の潤滑油添加剤(4)を得た。
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部を、アルキル基の炭素数10〜1
4の混合物である脂肪族モノアルコールのプロピレンオ
キサイド10モル付加物のアクリル酸エステル70部に
変更する以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重
量平均分子量が5.2万で、濃度69%の共重合体溶液
を得た。この溶液93部に対し、ポリメタクリレート系
流動点降下剤としてアクルーブ133(三洋化成製)を
7部配合して本発明の潤滑油添加剤(4)を得た。
【0023】実施例5 n−ブチルアクリレート70部、2−エチルヘキシルア
クリレート560部を、メチルアクリレート70部、n
−デシルアクリレート560部に変更する以外は実施例
1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量が4.9
万、濃度69%の共重合体溶液を得た。本発明の潤滑油
添加剤(5)を得た。この溶液93部に対し、ポリメタ
クリレート系流動点降下剤としてアクルーブ133(三
洋化成製)を7部配合して本発明の潤滑油添加剤(5)
を得た。
クリレート560部を、メチルアクリレート70部、n
−デシルアクリレート560部に変更する以外は実施例
1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量が4.9
万、濃度69%の共重合体溶液を得た。本発明の潤滑油
添加剤(5)を得た。この溶液93部に対し、ポリメタ
クリレート系流動点降下剤としてアクルーブ133(三
洋化成製)を7部配合して本発明の潤滑油添加剤(5)
を得た。
【0024】実施例6 アルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モ
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部、n−ブチルアクリレート70
部、2−エチルヘキシルアクリレート560部を、n−
ブチルアルコールのエチレンオキサイド2モル付加物の
アクリル酸エステル70部、2−エチルヘキシルアクリ
レート630部に変更する以外は実施例1と同様な方法
で重合を行い、重量平均分子量が4.9万、濃度69%
の共重合体溶液を得た。この溶液93部に対し、ポリメ
タクリレート系流動点降下剤としてアクルーブ133
(三洋化成製)を7部配合して本発明の潤滑油添加剤
(5)を得た。
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部、n−ブチルアクリレート70
部、2−エチルヘキシルアクリレート560部を、n−
ブチルアルコールのエチレンオキサイド2モル付加物の
アクリル酸エステル70部、2−エチルヘキシルアクリ
レート630部に変更する以外は実施例1と同様な方法
で重合を行い、重量平均分子量が4.9万、濃度69%
の共重合体溶液を得た。この溶液93部に対し、ポリメ
タクリレート系流動点降下剤としてアクルーブ133
(三洋化成製)を7部配合して本発明の潤滑油添加剤
(5)を得た。
【0025】比較例1 n−ブチルアクリレート70部、2−エチルヘキシルア
クリレート630部、を用い実施例1と同様な方法で重
合を行い、重量平均分子量が5.2万で、濃度68%の
鉱物油溶液を得た。この溶液93部に、アクルーブ13
3を7部配合して、比較の潤滑油添加剤(比1)を得
た。
クリレート630部、を用い実施例1と同様な方法で重
合を行い、重量平均分子量が5.2万で、濃度68%の
鉱物油溶液を得た。この溶液93部に、アクルーブ13
3を7部配合して、比較の潤滑油添加剤(比1)を得
た。
【0026】比較例2 アルキル基の炭素数12〜18の混合物である脂肪族モ
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部、アルキル基の炭素数が12〜1
8の混合物であるアルキルアクリレート630部を用い
実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分子量4.7
万で、濃度69%の鉱物油溶液を得た。この溶液93部
に対し、ポリメタクリレート系流動点降下剤としてアク
ルーブ133(三洋化成製)を7部配合して比較の潤滑
油添加剤(比2)とした。
ノアルコールのエチレンオキサイド5モル付加物のアク
リル酸エステル70部、アルキル基の炭素数が12〜1
8の混合物であるアルキルアクリレート630部を用い
実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分子量4.7
万で、濃度69%の鉱物油溶液を得た。この溶液93部
に対し、ポリメタクリレート系流動点降下剤としてアク
ルーブ133(三洋化成製)を7部配合して比較の潤滑
油添加剤(比2)とした。
【0027】比較例3 n−ブチルアルコールのエチレンオキサイド2モル付加
物のアクリル酸エステル350部、n−ブチルメタクリ
レート35部、2−エチルヘキシルメタクリレート31
5部を用い実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分
子量4.9万で、濃度69%の鉱物油溶液を得た。この
溶液93部に対し、ポリメタクリレート系流動点降下剤
としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合して
比較の潤滑油添加剤(比3)とした。
物のアクリル酸エステル350部、n−ブチルメタクリ
レート35部、2−エチルヘキシルメタクリレート31
5部を用い実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分
子量4.9万で、濃度69%の鉱物油溶液を得た。この
溶液93部に対し、ポリメタクリレート系流動点降下剤
としてアクルーブ133(三洋化成製)を7部配合して
比較の潤滑油添加剤(比3)とした。
【0028】比較例4 n−ブチルアクリレート70部、2−エチルヘキシルア
クリレート560部を、ラウリルメタクリレート400
部、テトラデシルメタクリレート230部に変更する以
外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子
量が4.6万、濃度69%の共重合体を得た。本共重合
体を比較の潤滑油添加剤(比4)とした。
クリレート560部を、ラウリルメタクリレート400
部、テトラデシルメタクリレート230部に変更する以
外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子
量が4.6万、濃度69%の共重合体を得た。本共重合
体を比較の潤滑油添加剤(比4)とした。
【0029】試験例 実施例1〜6で得た本発明の潤滑油添加剤(1)〜
(6)、比較例1〜3で得た比較の潤滑油添加剤(比
1)〜(比4)を各々用い、下記方法で低温粘度試験、
カーボンブラック分散性試験および耐酸化性試験をした
結果を表1に示す。 (低温粘度試験の方法)潤滑油添加剤(1)〜(6)、
(比1)〜(比4)を各々10部、100ニュートラル
の鉱物油90部に均一に溶解させた。そして、日本石油
学会で定められているギヤー油の低温粘度試験方法(J
PI−5S−26−85)に従い、−40℃で低温粘度
の測定を行った。
(6)、比較例1〜3で得た比較の潤滑油添加剤(比
1)〜(比4)を各々用い、下記方法で低温粘度試験、
カーボンブラック分散性試験および耐酸化性試験をした
結果を表1に示す。 (低温粘度試験の方法)潤滑油添加剤(1)〜(6)、
(比1)〜(比4)を各々10部、100ニュートラル
の鉱物油90部に均一に溶解させた。そして、日本石油
学会で定められているギヤー油の低温粘度試験方法(J
PI−5S−26−85)に従い、−40℃で低温粘度
の測定を行った。
【0030】(カーボンブラック分散性試験)抗乳化性
試験用試料容器(JIS K 2839)にカーボンブ
ラック0.3gを入れ60ニュートラルの鉱物油に潤滑
油添加剤(1)〜(6)、(比1)〜(比4)を、各々
3重量%添加した溶液を加え、全液量80mlになるよ
うにした。抗乳化性試験器(JIS K 2520)で
30℃、1500rpmで5分間攪拌後、75mlを1
00mlの遠心沈降管に取り2000rpmで20分間
遠心分離した後、上澄みを60ニュートラルの鉱物油で
1/60に希釈し750nmの吸光度を測定した。吸光
度の大きいものほど分散性の良いことを示す。結果を表
1に示す。実施例の潤滑油添加剤は比較例の物よりはる
かに分散性がよいことが判る。
試験用試料容器(JIS K 2839)にカーボンブ
ラック0.3gを入れ60ニュートラルの鉱物油に潤滑
油添加剤(1)〜(6)、(比1)〜(比4)を、各々
3重量%添加した溶液を加え、全液量80mlになるよ
うにした。抗乳化性試験器(JIS K 2520)で
30℃、1500rpmで5分間攪拌後、75mlを1
00mlの遠心沈降管に取り2000rpmで20分間
遠心分離した後、上澄みを60ニュートラルの鉱物油で
1/60に希釈し750nmの吸光度を測定した。吸光
度の大きいものほど分散性の良いことを示す。結果を表
1に示す。実施例の潤滑油添加剤は比較例の物よりはる
かに分散性がよいことが判る。
【0031】(耐酸化性試験の方法)100ニュートラ
ルの鉱物油90部に、潤滑油添加剤(1)〜(6)、
(比1)〜(比4)を各々10部均一に溶解させ、JI
S−K2514に従い、165.5℃で98時間耐酸化
性試験を行ない、B法によるスラッジ発生量を測定し
た。ここでB法とは、試験後の潤滑油にスラッジ凝集剤
を加え遠心分離し沈降するスラッジ量を測定したもので
あり、B法によるスラッジ量が耐酸化性を示す。
ルの鉱物油90部に、潤滑油添加剤(1)〜(6)、
(比1)〜(比4)を各々10部均一に溶解させ、JI
S−K2514に従い、165.5℃で98時間耐酸化
性試験を行ない、B法によるスラッジ発生量を測定し
た。ここでB法とは、試験後の潤滑油にスラッジ凝集剤
を加え遠心分離し沈降するスラッジ量を測定したもので
あり、B法によるスラッジ量が耐酸化性を示す。
【0032】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 検体(添加剤) −40℃の粘度 吸光度 スラッジ量 (cSt) (%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1) 48000 0.55 1.6 (2) 48000 0.62 1.5 (3) 55000 0.71 2.9 (4) 44000 0.69 1.4 (5) 57000 0.50 3.0 (6) 49000 0.66 2.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (比1) 75000 0.02 4.5 (比2) 95000 0.43 4.4 (比3) 80000 0.45 3.8 (比4) 86000 0.36 4.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0033】
【発明の効果】本発明の潤滑油添加剤は、従来のメタク
リレート重合体系潤滑油添加剤に比べ、優れた低温粘度
特性と耐酸化特性を有する。従って、本発明の潤滑油添
加剤を使用した本発明の潤滑油は、低温での流動特性や
高温時の酸化安定性に優れ、過酷な環境でも使用するこ
とができる。
リレート重合体系潤滑油添加剤に比べ、優れた低温粘度
特性と耐酸化特性を有する。従って、本発明の潤滑油添
加剤を使用した本発明の潤滑油は、低温での流動特性や
高温時の酸化安定性に優れ、過酷な環境でも使用するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:04 30:10 40:04 40:06 40:08
Claims (9)
- 【請求項1】 構成単位として、炭素数10以下のアル
キル基を有するアルキルアクリレート(a1)80〜9
9.5重量%、飽和及び/または不飽和脂肪族モノアル
コールのアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリ
ル酸エステル(a2)0.5〜20重量%を含有する重
合体(A)からなる潤滑油添加剤。 - 【請求項2】 (a1)が、炭素数1〜4のアルキル基
を有するアルキルアクリレート(a1−1)と炭素数5
〜10のアルキル基を有するアルキルアクリレート(a
1−2)との併用である請求項1記載の添加剤。 - 【請求項3】 (a1)が、炭素数1および/または4
のアルキル基を有するアルキルアクリレート(a1−
1)と、炭素数8のアルキル基を有するアルキルアクリ
レート(a1−2)との併用である請求項2記載の添加
剤。 - 【請求項4】 (a1−1)と(a1−2)の重量比が
0:100〜30:70である請求項2または3記載の
添加剤。 - 【請求項5】 更に流動点降下剤(B)を含有する請求
項1〜4のいずれか記載の添加剤。 - 【請求項6】 (A)と(B)の重量比が80:20〜
99:1である請求項5記載の添加剤。 - 【請求項7】 ギヤ油用、自動変速機油用、パワーステ
アリング油用もしくはショックアブソーバー油用である
請求項1〜6のいずれか記載の添加剤。 - 【請求項8】 鉱物油、異性化パラフィンを含有する高
粘度指数鉱物油、炭化水素系合成潤滑油、エステル系合
成潤滑油およびこれらの2種以上の混合物から選ばれる
潤滑油基油(C)に請求項1〜7のいずれか記載の潤滑
油添加剤を添加してなる潤滑油。 - 【請求項9】 請求項8記載の潤滑油からなるギヤ油、
自動変速機油、パワーステアリング油もしくはショック
アブソーバー油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107806A JP2769974B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 潤滑油添加剤及び潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107806A JP2769974B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 潤滑油添加剤及び潤滑油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07292377A true JPH07292377A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2769974B2 JP2769974B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=14468513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6107806A Expired - Fee Related JP2769974B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 潤滑油添加剤及び潤滑油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769974B2 (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| US5807815A (en) * | 1997-07-03 | 1998-09-15 | Exxon Research And Engineering Company | Automatic transmission fluid having low Brookfield viscosity and high shear stability |
| JP2001220591A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-08-14 | Sanyo Chem Ind Ltd | 流動性向上剤及び油組成物 |
| JP2002003871A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Sanyo Chem Ind Ltd | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
| JP2002012883A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Sanyo Chem Ind Ltd | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
| JP2007231197A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nof Corp | 燃料油用潤滑性向上剤及びそれを含有する燃料油組成物 |
| JP2014114329A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Sanyo Chem Ind Ltd | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
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| JPH05222389A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-08-31 | Roehm Gmbh | 高い分散性を有するエンジンオイル及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP6107806A patent/JP2769974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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|---|---|
| JP2769974B2 (ja) | 1998-06-25 |
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