JPH0729264B2 - フィレットロール掛け装置 - Google Patents

フィレットロール掛け装置

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JPH0729264B2
JPH0729264B2 JP14561089A JP14561089A JPH0729264B2 JP H0729264 B2 JPH0729264 B2 JP H0729264B2 JP 14561089 A JP14561089 A JP 14561089A JP 14561089 A JP14561089 A JP 14561089A JP H0729264 B2 JPH0729264 B2 JP H0729264B2
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関用クランクシャフトのジャーナル部
のフィレット部にロール掛けを施すフィレットロール掛
け装置に関する。
従来の技術 この種のフィレットロール掛け装置としては例えば特開
昭61−19561号公報に開示されているものがある。この
装置は第7図および第8図に示すように、クランクシャ
フトDsのジャーナル部分J1,J2をその上下から挟んで加
圧する一対のアーム51,52および53,54を揺動アーム55に
開閉可能に支持させるとともに、揺動アーム55を支持プ
レート56に対し軸57を介して揺動可能に支持させたもの
である。そして、加圧シリンダ58を伸長させて一対のア
ーム51,52および53,54でジャーナル部分J1,J2を挟んだ
上うでクランクシャフトCsを回転させると、第8図に示
すようにアーム51,52および53,54の先端のフィレットロ
ーラ59,62が転動してジャーナル部分J1,J2のフィレット
部分Fにロール掛けが施される。なお、クランクピンP
についても別のアーム60,61により同時にロール掛けが
施される。
また、アーム51,52および53,54を開いた時には、シリン
ダ63の作動により各アーム51,52および53,54がジャーナ
ル部J1,J2を中心として等量の開度位置に規制される。
発明が解決しようとする課題 上記の構造においては、揺動アーム55が軸57を回転中心
とした自由度を有しているため、ジャーナル部J1,J2の
加工誤差等を吸収できる利点がある反面、上記の自由度
のためにロール掛け時の反力によってアーム51,52およ
び53,54が逃げや振れを生じ、ロール掛けによる仕上げ
加工精度の向上に限界があるほか、繰り返しロール掛け
を行った場合には上記の揺動アーム55の自由度によって
アーム51,52および53,54の位置再現性が低下するおそれ
がある。
また、アーム51,52および53,54が開いた時の位置規制を
シリンダ63で行うようにしていることからシリンダの数
が増加し、その配管処理のために構造が複雑になるとと
もに設備費の高騰を招く結果となる。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、簡単な構造でありながらアー
ムを常に所定の位置に位置決めして保持することがで
き、とりわけアームの位置再現性の向上と加工精度の向
上を図った構造を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、前述したようにクランクシャフトのジャーナ
ル部を開閉可能な一対のアームによりその径方向から挟
み、クランクシャフトを回転させながらアームの先端に
取り付けられたフィレットローラにより前記ジャーナル
部のフィレット部にロール掛けを施すようにした装置に
おいて、一対のアームを開閉可能に支持する揺動アーム
と、一端が一方のアームに、他端が他方のアームにそれ
ぞれ連結されて双方のアームを開閉動作させる加圧シリ
ンダと、前記アームの回転中心と平行な軸を回転中心と
して揺動アームを揺動可能に支持する支持体と、アーム
に当接してアーム開時の位置を規制する固定式のストッ
パプレートと、揺動アームの両側に設けられ、該揺動ア
ームに対しその揺動方向で相互に拮抗する付勢力を与え
て揺動アームを揺動方向の中立位置に保持する一対の揺
動アーム付勢手段とを備えている。
作用 この構造によると、揺動アームは従来と同様に軸回り方
向の自由度を有しているものの、一対の揺動アーム付勢
手段によって常に中立位置を指向する力がはたらいてい
るので、アームの逃げや振れに対して十分に対抗できる
ようになる。また、アームが開くと一対のアームはスト
ッパプレートによって一定位置に拘束され、しかも揺動
アームは上記の揺動アーム付勢手段によって中立位置に
保持される。
実施例 第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す図で、Csはク
ランクシャフト、J1,J2…はフィレット部Fが形成され
たジャーナル部、Pはクランクピンである。クランクシ
ャフトCsはその両端をセンタSで支持されて回動駆動さ
れる。
1は装置の中心となるベース、2,2…はジャーナル部J1,
J2…の数に応じてベース1に固定された支持体としての
複数の支持ブロックで、各支持ブロック2,2…には揺動
アーム3を介して一対のアーム4,5が支持されている。
一対のアーム4,5は第4図に示すように揺動アーム3の
軸6に回転可能にヒンジ結合されており、これらのアー
ム4,5はそのアーム4,5の端部間に連結された加圧シリン
ダ7のはたらきにより開閉し、かつ加圧シリンダ7を後
述するロール掛け時の加圧力を与える役目をする。
一方のアーム4の先端にはローラホルダ8が取り付けら
れ、他方のアーム5の先端にはジャーナル部J1,J2…の
外周面に接触するワークレスト9が取り付けられてい
る。ローラホルダ8にはジャーナル部J1,J2…のフィレ
ット部Fに対応するフィレットローラ10が回転自在に支
持されており、後述するようにワークレスト9がジャー
ナル部J1,J2…の外周面に、フィレットローラ10がジャ
ーナル部J1,J2…のフィレット部Fにそれぞれ押し付け
られた状態でロール掛けが施される。
一方のアーム5の上面には所定角度傾斜したストッパブ
ロック11が取り付けられており、他方、ベース1側には
ストッパブロック11に対応して各アーム5,5…のストッ
パブロック11が共有する長尺のストッパプレート12がブ
ラケット13を介して取り付けられている。そして、アー
ム4,5の開動作時にストッパブロック11がストッパプレ
ート12に当接してアーム4,5の開度を規制するようにな
っている。
揺動アーム3は第5図に示すように支持体としての支持
ブロック2にアーム4,5側の軸6と平行な軸14を介して
回転可能に支持されており、アーム4,5と同方向の回転
自由度を有している。
支持ブロック2には揺動アーム3をはさんでその両側に
揺動アーム付勢手段としてのスプリングプランジャユニ
ット15が個別に設けられている。スプリングプランジャ
ユニット15は第6図にも示すように、支持ブロック2に
固定されたホルダ16の下端の内部に、コイルスプリング
17にて付勢されたプランジャ18をスライド可能に装着し
たもので、プランジャ18の先端は相互に向き合うように
してそれぞれ揺動アーム3の側面に圧接している。
つまり、揺動アーム3は軸14を回転中心とした回転自由
度を有するものの、各スプリングプランジャユニット15
のプランジャ18が圧接して相互に拮抗する力が与えられ
ていることにより、常態においては第1図に示すように
中立位置すなわち揺動アーム3の長手方向軸線が鉛直と
なる位置に保持されている。
以上のように構成されたフィレットロール掛け装置にお
いては、第1図および第2図に示すように加圧シリンダ
7を伸長させて一対のアーム4,5でジャーナル部J1,J2…
を挟み込み、ワークレスト9をジャーナル部J1,J2…の
外周面に、フィレットローラ10をジャーナル部J1,J2…
のフィレット部Fにそれぞれ押し当てた上でクランクシ
ャフトCsを回転駆動させる。クランクシャフトCsが回転
すると、フレットローラ10がフィレット部Fに沿って転
動することでロール掛けが施される。
この時、アーム4,5が開いている状態ではストッパブロ
ック11がストッパプレート12に当接してアーム4,5の開
度位置が規制されているので、上記のように加圧シリン
ダ7を伸長動作させるとストッパブロック11とストッパ
プレート12との間の摩擦力が抵抗となって一方のアーム
4が先に動き出す。そして、アーム4がジャーナル部J
1,J2…に当接すると初めて他方のアーム5が動き出し、
双方のアーム4,5によってジャーナル部J1,J2…を挟み込
むことになる。
また、アーム4,5を支持している揺動アーム3が軸14を
中心とした回転自由度を有しているものの、揺動アーム
3は一対のスプリングプランジャユニット15によって中
立位置を指向する力がはたらいているのでロール掛けに
伴う反力には十分に対抗でき、またフィレット部Fの加
工誤差あるいは芯ずれ等に対しては、揺動アーム3がス
プリングプランジャユニット15の拘束力に抗して揺動変
位することで上記の誤差等を吸収し、ジャーナル部J1,J
2…の回転運動にアーム4,5がスムーズに追従する。
ロール掛けが終了すると、クランクシャフトCsが定角位
置で停止するのを待って加圧シリンダ7が作動すること
によりアーム4,5が開き、アーム4,5はストッパブロック
11がストッパプレート12に当接することによってその開
度位置が規制され、同時に揺動アーム3はスプリングプ
ランジャユニット15のはたらきにより中立位置に保持さ
れる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、揺動アームが回転自由度
を有しながらも揺動アーム付勢手段によって常に中立位
置を指向する力が作用しているので、ロール掛け反力に
対して十分に対抗でき、アームの逃げや振れを未然に防
止してロール掛けの仕上げ加工精度の向上を図ることが
できる。また、上記のような揺動アームの中立位置指向
性とも相俟ってアームの開度位置がストッパプレートに
よって規制されるのでアームの位置再現性がよく、ワー
クのセットが容易になるとともに、加工精度の向上に大
きく寄与できる。
加えて、アームの位置を規制する手段として加圧シリン
ダ以外のシリンダを必要としないので、構造の簡素化と
併せて設備費を抑制できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図は
同じくロール掛け状態の要部拡大説明図、第3図は第1
図の左側面図、第4図は第1図のA−A線に沿う断面
図、第5図は第1図のB−B線に沿う断面図、第6図は
スプリングプラジャユニットの拡大断面図、第7図は従
来のフィレットロール掛け装置の構成説明図、第8図は
第7図の要部拡大断面図である。 2……支持体としての支持ブロック、3……揺動アー
ム、4,5……アーム、6,14……軸、7……加圧シリン
ダ、9……ワークレスト、10……フィレットローラ、12
……ストッパプレート、15……揺動アーム付勢手段とし
てのスプリングプランジャユニット、17……コイルスプ
リング、18……プランジャ、Cs……クランクシャフト、
F……フィレット部、J1,J2……ジャーナル部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクシャフトのジャーナル部を開閉可
    能な一対のアームによりその径方向から挟み、クランク
    シャフトを回転させながらアームの先端に取り付けられ
    たフィレットローラにより前記ジャーナル部のフィレッ
    ト部にロール掛けを施すようにした装置において、 一対のアームを開閉可能に支持する揺動アームと、 一端が一方のアームに、他端が他方のアームにそれぞれ
    連結されて双方のアームを開閉動作させる加圧シリンダ
    と、 前記アームの回転中心と平行な軸を回転中心として揺動
    アームを揺動可能に支持する支持体と、 アームに当接してアーム開時の位置を規制する固定式の
    ストッパプレートと、 揺動アームの両側に設けられ、該揺動アームに対しその
    揺動方向で相互に拮抗する付勢力を与える揺動アームを
    揺動方向の中立位置に保持する一対の揺動アーム付勢手
    段、 とを備えたことを特徴とするフィレットロール掛け装
    置。
JP14561089A 1989-06-08 1989-06-08 フィレットロール掛け装置 Expired - Fee Related JPH0729264B2 (ja)

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