JPH0729306B2 - 表面塗装方法 - Google Patents

表面塗装方法

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JPH0729306B2
JPH0729306B2 JP7108493A JP7108493A JPH0729306B2 JP H0729306 B2 JPH0729306 B2 JP H0729306B2 JP 7108493 A JP7108493 A JP 7108493A JP 7108493 A JP7108493 A JP 7108493A JP H0729306 B2 JPH0729306 B2 JP H0729306B2
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molding chamber
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paint
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敏成 上林
義夫 赤川
善昭 三野
正男 足立
健 西畠
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ずゞや株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱の影響を受けやす
い被塗装物の表面を塗装する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱の影響を受けやすい被塗装物の代表と
して木材があげられる。木材は、プラスチックや金属で
は実現できない天然物特有の風格、とくに自然の木は独
得の木目模様をしている。自然の木目模様が生かされ
て、種々の用途に多く使用されている。たとえば、机、
家具、台所で使用される棚や扉、あるいは電気製品のボ
ックス、ピアノやオルガン等の楽器、車のダッシュボー
ド等に使用される。木材の美しい自然の木目を生かし、
また、いつまでも綺麗な木目とするために、ほとんど例
外なく表面を塗装している。美しい表面塗装は、木材を
さらに美しく仕上げることができる。いかにして美しい
表面塗装をするかは、高級な木工製品では極めて大切で
ある。表面塗装が綺麗でないと、商品価値は著しく低下
する。
【0003】綺麗な表面塗装をするために、合成樹脂塗
料がスプレーされる。スプレーする方法が、刷毛塗りよ
りも綺麗に塗装できるからである。スプレー塗装に使用
される合成樹脂塗料は液状である。液状の合成樹脂塗料
は、スプレーガンを使用して、木材等の被塗装物表面に
塗布される。木材等の表面に塗布された霧状の合成樹脂
塗料は、付着して平滑面となり、硬化して木材等の表面
を綺麗に塗装する。木工製品はほとんど例外なくこの方
法で表面塗装している。
【0004】しかしながら、この方法で木材表面を綺麗
に表面処理をするには、著しく手間がかかる。また、美
しく塗装するためには、極めて高度な技術と、長い熟練
と、慎重なスプレー作業と、厳しい環境とが要求され
る。さらに、スプレー塗装に手間がかかるばかりでな
く、塗装面をペーパーで磨いて綺麗に修正するのに、さ
らに手間がかかる。ペーパーでの研磨は、スプレー塗装
の数倍の手間がかかる。とくに、立体的な凹凸面のある
木工製品の表面塗装は、ペーパーでの研磨に著しく手間
がかかる。それは、凹凸面を何回もペーパーで擦って平
滑面に修正し、さらに何回も繰り返し塗装するからであ
る。さらに困ったことに、ペーパーでの磨き工程は、自
動化がほとんど不可能である。磨いた製品の表面を目で
観察し、研磨する位置や程度を調整するからである。こ
のため、ペーパーでの磨き工程は、人手にたよらざるを
得ない。さらに、ペーパーで磨くと、木材表面の凹凸面
に設けた出隅や入り隅をくっきりと綺麗に仕上げること
が極めて難しい。出隅はペーパーで擦と角が磨かれて丸
くなり、入り隅はスプレーする塗料によって丸くなる。
このため、何回も繰り返し、ペーパー磨きとスプレー塗
装とを繰り返すと、凹凸面をくっきりと美しい立体模様
に仕上げるのが難しくなる。
【0005】さらにまた、高級なスプレー塗装には極め
て厳しい環境が要求され、このことが、作業者の健康状
態に悪影響をおよぼし、若い作業者に嫌われる原因とな
っている。スプレー塗装の環境を厳しくするのは、塗装
面に塵等の異物が付着するのを防止するためである。ス
プレー塗装するときに、塗装面に塵等が付着すると、凹
凸面となって綺麗な表面処理とすることができず、製品
の商品価値を著しく低下させる。塵の付着を皆無にする
ためには、密閉された室内で塗装することが要求され
る。密閉室は、塵の侵入を阻止するために、十分に換気
することが難しく、塗料の臭いが充満して作業環境を著
しく悪くしている。このため、木材等の表面処理は商品
価値を決定する極めて大切な工程であるが、作業環境が
悪く極めて多労働であるために、若い人材の確保が極め
て難しくなっている。ほとんどの工場で最も問題の多い
工程となっているのが実状である。
【0006】さらに、木材等の塗装は、スプレーする塗
料の使用効率が極めて低い欠点がある。塗料の使用効率
は、スプレーする木材等の形状によって異なる。平均し
て約20%といわれる。静電塗装は塗料の使用効率を改
善できる。しかしながら、静電塗装によっても、塗料の
使用効率はたかだか約30%である。スプレーした塗料
は、70〜80%が有効に使用されずに廃棄される。有
効利用されない塗料は、塗装室の壁等に付着する。付着
した塗料は剥離するのにも手間がかかる。このため、利
用されない塗料は、廃棄するのにも手間がかかってい
る。塗料を廃棄するために、ほとんどの工場は、壁等か
ら剥離した塗料を焼却する。このように、スプレーされ
る合成樹脂塗料は、わずか1/4〜1/5しか使用され
ず、ほとんどが手間をかけて廃棄しているのが実状であ
る。
【0007】塗装しないで表面処理できる木工製品は、
合成樹脂を成形して解消できる。このことを実現する方
法は、たとえば、実公昭49−28823号公報に記載
される。この公報には、熱可塑性の合成樹脂を立体形状
に成形して扉の板材を製造する方法が記載される。全体
を合成樹脂で成形した扉は、蝶番等をネジ止できない。
ネジ止するために、合成樹脂に木片をインサート成形し
ている。この方法は、扉を能率よく多量生産できる。し
かしながら、実際には、この方法で製造した木工製品
は、いわゆる「合成樹脂成形品の安物」のイメージを払
拭できない。このため、合成樹脂成形品では、高級な風
格の木工製品とすることができない。この木工製品は、
木がもつ独得の雰囲気がなく、従来から多用されている
木工製品の代用とはならない。インサートする木材を大
きくして、木材の表面に合成樹脂を成形することができ
るなら、安物のイメージを払拭できる。しかしながら、
従来の方法では大きな木材をインサートすることはでき
ない。それは、合成樹脂に、加熱して軟化する熱可塑性
の合成樹脂を使用するので、合成樹脂の熱で木材が著し
く変形してしまうからである。
【0008】さらに、実開昭56−130490号公報
にも木工製品の製造方法が記載される。この公報に記載
される方法は、合成樹脂のイメージをなくして、木材と
同じ外観とするために、小片状の木片を使用して、これ
を合成樹脂バインダーで立体的な板状に成形している。
成形した板材の表面には、唐木等を薄くスライスした突
板を接着して表面仕上げしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この方法は、表面を木
目模様とすることができる。しかしながら、この方法
は、従来の木材と同じように、板材の表面に突板を接着
した後、スプレー塗装する等の方法で表面仕上げする必
要がある。すなわち、木材片を凹凸状に成形した板材は
そのままでは表面処理されず、木製の板材と同じ工程で
表面仕上げする必要がある。表面仕上げは、突板等を接
着した板材の表面に、表面仕上げ塗料を密着させるため
の下地塗料を数回塗布し、塗装の毎にペーパーで凹凸面
を綺麗に磨き、さらに、その表面に表面仕上げ塗料を複
数回吹き付けて塗装し、塗装する毎にペーパーで凹凸面
を平滑面に仕上げる必要がある。この表面処理工程にお
いて、ペーパーによる表面磨きに著しく手間がかかる。
それは、表面が凹凸状である板材は研磨装置を使用して
自動的に能率よく研磨できず、作業者が手作業で1枚づ
つ仕上げるからである。このため、立体的な凹凸のある
板材は、表面仕上げに著しく手間がかかり、また、この
工程の作業環境は極めて悪く、表面仕上げのコストを高
騰させる原因となっている。
【0010】さらにまた、手作業で研磨して鏡面状に仕
上げるので、個人差によって、仕上げの美しさに差がで
きる欠点がある。特に、凹凸面を綺麗に仕上げるには、
熟練者が丁寧に研磨する必要がある。このことは、さら
に研磨工程の人件費を高騰して、木工製品の製造コスト
を高くする。
【0011】本発明者等は、これ等の欠点を解消するた
めに、木材を金型の成形室に仮止めし、成形室に加熱し
ないで硬化反応する合成樹脂塗料を注入して成形する技
術を開発し、この新しい技術によって、従来のスプレー
による塗装の欠点を一挙に解決することに成功した。こ
の表面塗装方法は、従来の方法を卓越する画期的な方法
である。新規な方法は、高度な塗装技術を必要とせず、
ペーパー磨きを省略し、ペーパー磨きでは実現できない
綺麗な鏡面を実現し、作業環境を改善し、合成樹脂塗料
の使用効率を飛躍的に改善する特長を実現する。しかし
ながら、新規な表面塗装方法は、プラスチック塗装膜の
膜厚を厚くすると、表面を綺麗に仕上げることができな
くなる欠点がある。
【0012】本発明は、さらに、この欠点を解決するこ
とを目的に開発されたもので、この発明の重要な目的
は、厚い膜厚のプラスチック塗装膜を形成して、綺麗な
表面を成形できる表面塗装方法を提供するにある。ま
た、本発明の他の重要な目的は、熱の影響を受け易い被
塗装物を簡単かつ容易に、しかも能率よく綺麗に表面仕
上げでき、さらに、作業環境を改善して、綺麗に表面処
理できる表面塗装方法を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の表面塗装方法
は、前述の目的を達成するために下記の方法で被塗装物
を表面塗装する。本発明の表面塗装方法は、下記の〜
の工程で被塗装物を表面塗装する方法をさらに改良し
たものである。 被塗装物を、塗装面に所定の成形隙間4Aができる
成形室4に仮止めして型締めする。 この成形室4に、外部から加熱しないで硬化し、ま
た、加熱しないで液状ないしペースト状をしている合成
樹脂塗料を注入する。 金型3を型締め状態に保持して、注入した合成樹脂
塗料を硬化させてプラスチック塗装膜2を形成する。 その後に脱型する。 本発明の請求項1に記載される表面塗装方法は、成形室
4に注入した合成樹脂塗料の硬化反応が進行して体積が
減少するに合わせ、成形室4の体積を成形隙間4Aが狭
くなる方向に減少させ、体積が減少した合成樹脂塗料を
成形室4の内面に密着する状態に保持して硬化させるこ
とを特長とする。
【0014】また、本発明の請求項2に記載される表面
塗装方法は、成形室4に注入した合成樹脂塗料の硬化反
応が進行して体積が減少する状態で、成形室4に未硬化
状態の合成樹脂塗料を圧入し、圧入する合成樹脂塗料に
よって、体積が減少した成形室4内部の合成樹脂塗料を
成形室4の内面に密着する状態に保持して硬化させるこ
とを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化するための方法を例示するものであって、こ
の発明の方法は、使用部品の材質や形状を下記のものに
特定するものでない。この発明の方法は、特許請求の範
囲を逸脱しない範囲において変更を加えることができ
る。
【0016】更に、この明細書は、特許請求の範囲が理
解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号
を、「特許請求の範囲の欄」、「従来の課題を解決する
為の手段の欄」および「作用の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0017】図1はシステムキッチンの扉の正面図、図
2は図1に示す扉のA−A線断面図を示している。これ
等の図に示す扉は、方形状の木材1の周縁に額縁6を固
定している。この扉は、下記の方法で、額縁6に固定す
る木材1を表面塗装する。
【0018】図2に示す扉は、板状の木材1の周縁に額
縁6を固定している。木材1は、図2の断面図に示すよ
うに、板材の周縁を、NC切削装置で切削して除去し、
中央に凸部を設けた凹凸状としている。また、図2に示
す木材1は、平面状の板材の表面に、NC切削装置で周
縁を湾曲する形状に加工した別の木板を接着して、凹凸
状に加工することもできる。木材1には、好ましくは天
然の単板を使用する。ただ、木材1には、単板に代わっ
てベニヤ板も使用できる。また、木材を小さく裁断して
板状にプレス成形した木材1も使用できる。木材1は、
表面に直接塗装することもできる。ただ、木材1の表面
に、突板等の表面シートを接着してその上を表面塗装す
ることもできる。さらに、木材1をNC切削装置等で凹
凸状に切削加工した後、表面に木目を印刷し、あるいは
手書きして装飾することもできる。
【0019】天然の木材でない木材1は、天然の木材を
小片状に裁断し、あるいは、粉状に粉砕し、あるいは繊
維状に加工し、これを合成樹脂バインダーに混合して、
加圧成形して成形する。成形するときに、表面を凹凸状
とする板状に成形することもできる。凹凸状の木材1
は、表面に高級木材の突板を接着して装飾することがで
きる。
【0020】以上の工程で製造された木材1に下地塗料
を塗布する。下地塗料には、木材1とプラスチック塗装
膜2の両方に相性がよくて、強固に接着するもの、例え
ばウレタン系の合成樹脂塗料であるシーラーを使用す
る。下地塗料は、スプレーして木材1の表面に塗装す
る。従来の塗装方法は、シーラーを塗布した後、ペーパ
ーで磨いて表面を平滑に仕上げる必要があった。それは
下地塗料に凹凸があると、その表面に塗布するプラスチ
ック塗装膜2にも凹凸ができるからである。本発明の塗
装方法は、下地塗料の表面を、ペーパーで磨く作業を皆
無にでき、あるいは簡単にできる。下地塗料の表面に凹
凸があっても、プラスチック塗装膜2の表面には凹凸が
できないからである。ただ、下地塗料に極めて大きい凹
凸がある場合、下地塗料の表面を簡単に磨いて凹凸面を
少なくしてプラスチック塗装膜2を成形するのがよい。
【0021】ウレタン系のシーラーを塗布した木材1
は、200時間以内、好ましくは100時間以内にプラ
スチック塗装膜2を成形する。ウレタン系のシーラー
は、塗布して一定の時間は水酸基があり、これがポリエ
ステル樹脂と反応してよく密着する性質があるからであ
る。シーラーの水酸基は、空気中の水分と反応して炭酸
ガスとアミンとになる。このため、シーラーを塗布して
時間が経過すると、下地塗料とプラスチック塗装膜2と
の接着強度が低下する。下地塗料には、ウレタン系のシ
ーラー代わって、木材1とプラスチック塗装膜2の両方
に接着できる全てのものを使用できる。
【0022】下地塗料を塗布した木材1を、図3に示す
ように、金型3の成形室4に仮り止めして、金型3を型
締めする。木材1を挟着して金型3の成形室4に仮止め
するために、成形室4の周縁に段差部9を設けている。
段差部9に木材1の周縁を嵌入し、木材1を移動できな
い状態として仮止めする。段差部9に嵌入して木材1を
仮止めする金型3は、木材1を移動できない状態で確実
に定位置に仮止めできる特長がある。図示しないが、金
型3は、成形室4の段差部9によらず、木材1を挟着す
る凸起を設け、凸起で木材1を挟着して仮止めすること
もできる。
【0023】木材1を仮止めする金型3の成形室4は、
木材1の塗装面に成形隙間4Aを有する。図3と図4に
示す金型3の成形隙間4Aは、木材1の表面に、一定の
膜圧でプラスチック塗装膜2を形成する。したがって、
成形隙間4Aは木材1の表面に一定の隙間ができる形状
となっている。成形室4には、図5に示すように、未硬
化の合成樹脂塗料を注入するために供給孔5を開口して
いる。さらに、成形室4は、供給孔5から合成樹脂塗料
を注入するときに、内部の空気を排気するための排気孔
7を設けている。排気孔7は成形室4の上部に連結して
設けられている。
【0024】金型3を型締めした状態で、液状ないしペ
ースト状の合成樹脂塗料を供給孔5から成形室4に注入
する。合成樹脂塗料は、射出成形のように高圧で成形室
4に注入する必要はない。合成樹脂塗料は、成形室4に
隙間なく注入できる程度の圧力で注入する。
【0025】合成樹脂塗料は、外部から加熱しないで硬
化し、また、加熱しないで液状ないしペースト状となっ
てるいるものを使用する。外部から加熱して硬化させる
合成樹脂塗料は、硬化するときの熱で木材1を変形、変
質、あるいは割れを発生させる。このタイプの合成樹脂
塗料として、ポリエステル樹脂が最適である。ポリエス
テル樹脂は、不飽和ポリエステル中の不飽和結合と共重
合することのできるモノマー(例えばスチレン)に溶解
した液状樹脂となっている。ポリエステル樹脂は、重合
反応して硬化する。アミノ樹脂やフェノール樹脂のよう
に、硬化するときに水分等の揮発物を遊離しない。ま
た、ポリエステル樹脂は、溶剤を添加しないで液状にで
きる。このため、硬化するときの体積減少を少なくでき
る。また、ポリエステル樹脂を塗布して成形したプラス
チック塗装膜2は、塗膜強度が強靱で木材1表面を強靱
に保護できる特長がある。ポリエステル樹脂は、硬化剤
を添加混合して、成形室4に注入する。硬化剤は、過酸
化物でコバルトを酸化させ、このときの反応熱エネルギ
ーでポリエステルポリオールを硬化反応させる。したが
って、この合成樹脂塗料は、外部から加熱しないで硬化
できる。したがって、硬化するときの熱で木材1を変質
させることがない。
【0026】加熱しないで硬化する液状ないしペースト
状の合成樹脂塗料には、ポリエステル樹脂に代わって、
ウレタン系、エポキシ系の合成樹脂塗料も使用できる。
ウレタン系とエポキシ系の合成樹脂塗料は2液性で、2
液を混練りして成形室4に注入する。混合して注入され
たウレタン系の合成樹脂塗料は、成形室4で架橋反応し
て硬化する。エポキシ系の合成樹脂塗料も成形室4で重
合反応して硬化する。
【0027】合成樹脂塗料は、成形室4で硬化するとき
に多少は体積収縮する。注入した合成樹脂塗料の体積が
収縮すると、プラスチック塗装膜2の表面が成形室4の
内面から離れて硬化することになる。この状態になる
と、プラスチック塗装膜2の表面に、虫が這った跡形の
ような微細な凹部ができる。したがって、プラスチック
塗装膜2の表面を、平滑な鏡面に仕上げることができな
い。この現象はプラスチック塗装膜2の膜厚を厚くする
と甚だしくなる。厚いプラスチック塗装膜2は、合成樹
脂塗料の使用量が多くなるからである。多量の合成樹脂
塗料を使用すると、体積減少する割合が同じであって
も、減少する体積の総量は大きくなる。このため、プラ
スチック塗装膜2の表面の凹部が深くなる。
【0028】図3に示す金型3は、この欠点を解消する
ために、二つの金型3の間にゴム状弾性体8を挟着して
いる。ゴム状弾性体8は、図5に示すように、成形室4
の周縁に配設して金型3に固定している。ゴム状弾性体
8は、金型3の成形室4の周縁に設けたV溝にはめ込ん
で定位置に固定している。ゴム状弾性体8は、内周縁
に、木材1を仮止めする段差部9を設けている。このよ
うに、ゴム状弾性体8の段差部9に木材1を仮止する金
型3は、プラスチック塗装膜2を成形した木材1を金型
3から簡単に脱型できる特長がある。木材1を脱型する
ときに、ゴム状弾性体8を変形でき、また、硬化したプ
ラスチック塗装膜2がゴム状弾性体8に強固に接着しな
いからである。
【0029】ゴム状弾性体8は、金型3を押圧する圧力
を変更して、成形室4の体積を減少させる。二つの金型
3を型締めする圧力が低いとき、図3に示すように、ゴ
ム状弾性体8は厚くなって成形室4の体積が大きくな
る。二つの金型3を、図3の矢印で示す方向に強く押圧
すると、図4に示すように、ゴム状弾性体8は薄く押し
潰されて、成形室4の体積が小さくなる。成形室の体積
が小さくなると、硬化して体積が減少する合成樹脂塗料
を成形室4の内面に密着できる。
【0030】この構造の金型3は、下記の状態で使用す
る。 木材1を仮止めして合成樹脂塗料を成形室4に注入
するとき、金型3の押圧力を弱くする。この状態で、ゴ
ム状弾性体8は厚く、成形室4の体積は大きい。この状
態で、成形室4に合成樹脂塗料を注入する。合成樹脂塗
料は、成形室4に隙間なく充満させる。 その後、一定時間はそのままの状態として、注入し
た合成樹脂塗料の硬化反応させる。 合成樹脂塗料の硬化反応が進行し、これがゲル化し
て体積が減少し始めると、図3の矢印で示す方向に金型
3の押圧力を強くする。そうすると、図4に示すよう
に、ゴム状弾性体8は薄く押し潰される。金型3を押圧
する圧力は、排気孔7から所定量の合成樹脂塗料が押し
出されるように調整する。いいかえると、体積が減少し
始める状態になった合成樹脂塗料を排気孔7から押し出
すことによって、成形室4の内面に密着させる。したが
って、合成樹脂塗料は、硬化して体積減少しても、成形
室4の体積も小さくするので、成形室4の内面に密着し
て硬化する。
【0031】 ゴム状弾性体8を多少薄く押し潰す状
態に金型3を保持し、この状態で合成樹脂塗料を硬化さ
せる。合成樹脂塗料が硬化すると、脱型して金型3から
木工製品を取り出す。
【0032】このようにして、木材1の表面に密着して
プラスチック塗装膜2を成形する。プラスチック塗装膜
2の厚さは、通常0.2〜5mm、好ましくは0.4〜
3mmの範囲に調整される。表面に突板を接着した板材
は、プラスチック塗装膜2を0.5〜4mmとして多少
厚くするのがよい。プラスチック塗装膜2は、図3に示
すように、一般的には、木材1の表面に均一な膜厚に設
けられる。
【0033】本発明の被塗装物の表面塗装方法は、図6
に示すように、平面状の木材1の表面に凹凸のあるプラ
スチック塗装膜2を塗布することもできる。この場合、
図6に示すように、成形隙間4Aの厚さが部分的に異な
る金型3を使用する。このようにして、プラスチック塗
装膜2を成形すると、木材1を平面状として、表面を立
体的な凹凸模様で装飾できる特長がある。
【0034】図7と図8は、額縁6を表面塗装する方法
を示している。これ等の図に示す金型3は、方形状に組
まれた額縁6を配設できる方形状の成形室4を有する。
方形状の成形室4の内側に、ゴム状弾性体8を挟着する
隙間を設けている。成形室4は、内部に額縁6を仮止め
して、その周縁に成形隙間4Aができるように設計され
る。図7は、成形隙間4Aに合成樹脂塗料を注入する状
態を示す。図8は、合成樹脂塗料の硬化が進行してゲル
化したときに、金型3を矢印で示すように押圧して、成
形室4の体積を小さくした状態を示している。成形室4
を小さくするときに、ゴム状弾性体8は図8に示すよう
に薄く押し潰される。押し潰されるゴム状弾性体8が成
形隙間4Aを決定する。金型3を押圧したときに、押し
潰されるゴム状弾性体8が金型3に挟着されるからであ
る。
【0035】成形隙間4Aは、図8に示すように、金型
3を押圧した状態で、額縁6の表面に同じ厚さのプラス
チック塗装膜2を形成するように設計される。したがっ
て、金型3に合成樹脂塗料を注入する図7に示す状態で
は、額縁6の上下面の成形隙間4Aは、左右面の成形隙
間4Aよりも広くなっている。上下面の成形隙間4A
は、金型3を押圧して狭くなるからである。このよう
に、成形室4の一部を狭くして、被塗装物の表面にプラ
スチック塗装膜2を形成することもできる。
【0036】図3、図6、図7に示す金型3は、ゴム状
弾性体8の弾性体を押し潰して調整して、成形室4の体
積を調整できる。硬いゴム状弾性体8は、押し潰されて
も厚い状態で成形室4の体積減少を少なくする。柔軟な
ゴム状弾性体8は、押し潰されたときに薄くなって、成
形室4の体積減少を多くする。ゴム状弾性体8の弾性係
数は、押し潰された状態で、体積が減少した合成樹脂塗
料が成形室4の内面に密着するように設計される。
【0037】金型3にストッパ10を設けて、押圧状態
の成形室4の体積を決定することもできる。図3と図6
に示す金型3は、ゴム状弾性体8の外周にストッパ10
を設けている。ストッパ10は、図4に示すように、金
型3を押圧した状態で衝突し、成形室4の体積が減少す
るのを一定値に制限する。図7に示す金型3は、成形室
4の外周に設けた合成樹脂塗料の供給孔5をストッパ1
0に併用する。供給孔5は、金型3を押圧した状態で、
図8に示すように互いに当接して成形室4の体積が減少
するのを制限する。供給孔5以外の部分は、ゴム状弾性
体8を挟着して、開口部を閉塞している。供給孔5は角
孔で、金型3を押圧すると図8に示すように当たって閉
塞される。
【0038】図9に示す金型3は、成形隙間4Aにゴム
状弾性体8を挟着している。この形状の金型3は、金型
3で直接に被塗装物を位置決定できるので、正確な位置
に仮止めできる。図10に示す金型3は、密閉した成形
室4に開閉弁11を連結して、成形室4の体積減少を制
限する。金型3を押圧する途中で開閉弁11を閉弁する
と、成形室4から合成樹脂塗料が押し出されなくなる。
金型3を押圧する状態で、開閉弁11を開くと、合成樹
脂塗料が押し出されて成形室4は次第に体積が減少す
る。したがって、開閉弁11を閉じて、成形室4の体積
を調整できる。
【0039】さらに、図11はゴム状弾性体8を使用し
ない金型3を示す。この金型3は、木材1を仮止するロ
ッド12を備える。ロッド12の先端は、バネ13で弾
性的に成形室4に押し出されている。ロッド12が成形
室4に突出する量は鍔12Aで決定される。バネ13が
ロッド12を弾性的に押圧する状態で、被塗装物を仮止
めする。ロッド12は、合成樹脂塗料が硬化反応して体
積が減少し、金型3を押圧して成形室4の体積を小さく
するときに、被塗装物で押し出される。金型3を押圧す
ると、被塗装物がストッパ10が当たって、成形隙間4
Aの隙間が制限される。
【0040】さらにまた、図11は、二つの金型3を押
圧して成形室4の体積を減少させるために、外周に鍔1
4を設け、この鍔14を締止部材15で締め付けてい
る。締止部材15にはネジとナットとを使用している。
ネジは鍔14を貫通し、これにナットをねじ込んで、成
形室4の体積を減少させる。この金型3は、成形室4の
体積を減少させた状態に保持できる特長がある。
【0041】金型3の成形室4に注入する合成樹脂塗料
は、顔料や染料を混合して、プラスチック塗装膜2を着
色することもできる。着色したプラスチック塗装膜2
は、木材1表面の木目模様を美しく着色する。とくに、
プラスチック塗装膜2で着色することによって、板材を
色合わせした状態で均一色に着色することもできる。
【0042】本発明の被塗装物の表面塗装方法は、加熱
しないで硬化し、また加熱しないで液状ないしペースト
状である合成樹脂塗料を成形室4に注入してプラスチッ
ク塗装膜2で表面塗装する。したがって、本発明の表面
塗装方法は、金型3を加熱する必要がない。ただ、注入
する合成樹脂塗料を硬化させる条件を夏期と冬期とで同
じように調整し、また、硬化時間を短縮するために金型
3を多少加熱することもできるのは言うまでもない。金
型3を加熱する場合、金型3の加熱温度は、20〜70
℃、好ましくは25〜50℃の範囲に設定する。
【0043】
【発明の効果】この発明の被塗装物の表面塗装方法は、
従来の方法を卓越する下記の画期的な特長を実現する。 プラスチック塗装膜の表面を、従来のいかなる塗装
方法でも実現できないほど綺麗にできる特長がある。そ
れは、本発明の被塗装物の表面塗装方法は合成樹脂塗料
が硬化するときに成形室の体積の減少に合わせ、成形室
の内面に密着状態であることを保持して成形できるから
である。成形室に密着状態で硬化する合成樹脂塗料は、
成形室の内面と全く同じ形状である。このため、成形室
の内面を鏡面仕上げしておくと、プラスチック塗装膜の
表面は、ペーパーで磨いたのでは実現できないほど綺麗
な平滑面となる。また、合成樹脂塗料に多少の塵が混入
しても、塵はプラスチック塗装膜に埋設されて表面を凹
凸にすることはない。さらに、下地塗装に凹凸があって
も、プラスチック塗装膜の表面は綺麗な鏡面となる。成
形室の内面が、凹凸を修正してプラスチック塗装膜を成
形するからである。さらに、本発明の被塗装物の表面塗
装方法は、成形室の内面を立体的な凹凸のある木目模様
とし、あるいは天然皮革の凹凸模様とすることによっ
て、プラスチック塗装膜の表面を、天然の木目や皮革と
変わらない立体模様とすることもできる。
【0044】 さらに、本発明の被塗装物の表面塗装
方法は、被塗装物の表面に、相当に厚いプラスチック塗
装膜を綺麗に成形できる特長がある。被塗装物の表面に
厚いプラスチック塗装膜を形成すると、合成樹脂塗料が
硬化するときに、体積が減少して深い凹部ができてしま
う。本発明の表面塗装方法は、硬化反応して体積が減少
するときに、成形室の体積も減少させて、合成樹脂塗料
を成形室に密着する。このため、プラスチック塗装膜が
如何に厚くても、合成樹脂塗料を成形室の内面に密着し
て硬化し、表面を綺麗に成形できる。このため、被塗装
物の表面に、例えば図6に示すように厚いプラスチック
塗装膜を成形し、さらに、必要ならば、プラスチック塗
装膜でもって被塗装物の表面に立体的な凹凸模様を設け
ることもできる。
【0045】 また、本発明の被塗装物の表面塗装方
法は、綺麗なプラスチック塗装膜を、高度な技術を必要
とせず、簡単かつ容易に、しかも、能率よく綺麗に表面
塗装できる。それは、被塗装物の表面に金型でもってプ
ラスチック塗装膜を形成するからである。本発明の被塗
装物の表面塗装方法は、成形室の表面状態が、プラスチ
ック塗装膜の表面状態を決める。従来のように塗装技術
がプラスチック塗装膜の表面状態を決定しない。
【0046】 ペーパーを使用して塗装面を研磨する
工程を極減できる。それは、成形されたプラスチック塗
装膜を、成形室によって成形された状態で鏡面仕上げで
きるからである。従来のスプレーガンを使用する塗装方
法は、ガンを使用して合成樹脂塗料をスプレーして硬化
させた後、表面をペーパーで研磨して鏡面状に仕上げる
必要があった。この作業は著しく多労働で、しかも粉塵
が飛散する極めて悪い作業環境である。本発明の被塗装
物の方法は、研磨して鏡面に仕上げる必要がなく、この
工程を著しく省力化できる特長がある。
【0047】 作業環境を著しく改善できる。金型の
成形室に合成樹脂を注入して成形する方法は、従来のス
プレーガンを使用する塗装方法とは比較にならないほ
ど、優れた作業環境にできる。従来の方法で木工製品を
塗装すると、その作業環境は、製造工場においてもっと
も厳しい環境となる。それは、スプレーガンから噴射し
た塗料やその気化物質か空気中を浮遊するからである。
作業者は、空気中を浮遊する物質を吸引する。マスク等
を使用しても、浮遊物質の吸引を皆無にすることは極め
て難しい。作業者は塗料の臭いが充満する室内で作業す
る必要がある。さらに、塗装面に塵等の異物が付着しな
いように、完全に密閉された室内で作業することが要求
される。このことは、空気の換気を十分にすることが難
しく、浮遊物質を迅速に排気することを阻害して作業環
境を悪化させる。これに対して、本発明の被塗装物の表
面塗装方法は、成形室の内部で合成樹脂塗料を硬化さ
せ、空気中に飛散するのを防止できる。また、塵が付着
するのを防止するために、室内を密閉する必要もない。
閉鎖された成形室に注入される合成樹脂塗料は、室内に
飛散することがない。このため、塗装工程における作業
環境を著しく改善して、快適に作業できる特長がある。
【0048】 塗料の使用効率を飛躍的に改善でき
る。従来のスプレーガンによる塗装方法は、空気中に飛
散して被塗装物の表面に付着させる。本発明の被塗装物
の表面塗装方法は、成形室に合成樹脂塗料を注入してプ
ラスチック塗装膜を形成する。この方法は、成形室に注
入する全ての合成樹脂塗料を有効に使用できる。スプレ
ーガンを使用する表面塗装方法は、塗料の使用効率が約
20%である。本発明の被塗装物の塗装方法は、塗料の
使用効率を80%以上とすることも可能で、実質的に使
用する塗料を1/4に極減して同じ膜厚の表面塗装材を
形成することができる。このことは、塗料コストを低減
できることに加えて、使用されなかった塗料の廃棄処理
も簡素化できる。スプレーガンを使用する塗装方法は、
使用されない塗料を剥し、これを焼却する必要があり、
廃棄処理に手間と費用がかかる。ところが、本発明の表
面塗装方法は、使用されいな塗料の量を極減できること
に加えて、廃棄される塗料が被塗装物に連結される状態
で硬化しているので、簡単に廃棄できる。
【0049】 木工製品の狂いや割れを阻止する状態
で表面塗装できる。成形室に仮止された被塗装物は、歪
や割れを補修する形状に保持できる。この状態で、表面
にプラスチック塗装膜を被覆すると、表面のプラスチッ
ク塗装膜が被塗装物を補強する状態で硬化する。とく
に、本発明の被塗装物の表面塗装方法は、プラスチック
塗装膜を厚くでき、また、塗料の使用効率が極めて高い
ので、塗装コストを高くすることなく、表面に厚いプラ
スチック塗装膜を形成できる。厚いプラスチック塗装膜
は、被塗装物表面を強靱に補強して、歪や割れを防止す
る。
【0050】 1回で厚いプラスチック塗装膜を成形
することができる。従来のスプレーガンによる塗装方法
は、厚いプラスチック塗装膜を成形するために、何回も
スプレー塗装する必要がある。1回に塗布できる膜厚に
制限を受けるからである。1回に厚く塗装すると、塗料
がながれて綺麗な平面状に塗装できない。本発明の被塗
装物の表面塗装方法は、成形するプラスチック塗装膜の
膜厚に制限を受けない。それは、成形室に合成樹脂塗料
を注入して硬化させるからである。厚いプラスチック塗
装膜は、表面に傷が付いても、表面を研磨して簡単に補
修できる。
【0051】 さらに、本発明の被塗装物の表面塗装
方法は、塗装工程で表面に立体的な凹凸模様を設けるこ
とが可能である。スプレーガンによる従来の塗装方法
は、表面に凹凸模様を形成するためには被塗装物に凹凸
模様を形成する必要がある。このため、凹凸模様の木工
製品は、被塗装物の製造に手間がかかる。本発明の被塗
装物の表面塗装方法は、成形室の内面に凹凸模様のある
金型を使用して、プラスチック塗装膜の表面を立体的な
凹凸模様に成形できる。さらに、成形室で成形した立体
的な凹凸模様は、金型によって極めて綺麗にできる特長
がある。被塗装物に立体模様を形成して、その上に塗料
をスプレーする従来の塗装方法は、合成じゅし塗料が硬
化した後にプラスチック塗装膜をペーパーで研磨する必
要がある。ペーパーで研磨すると、凹凸模様の隅角が変
形して、くっきりとした綺麗な模様とすることができな
くなる。本発明の表面塗装方法は、ペーパー仕上げを必
要とせず、簡単に綺麗な立体模様とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる方法で表面処理する
扉の正面図。
【図2】図1に示す扉の断面図
【図3】図2に示す扉の表面にプラスチック塗装膜を成
形する金型の断面図
【図4】図3に示す金型のゴム状弾性体を薄く押し潰し
た状態を示す断面図
【図5】図3に示す金型を開いた状態を示す平面図
【図6】本発明の他の方法で木材表面を塗装する金型を
示す断面図
【図7】額縁を成形する金型の断面図
【図8】図7に示す金型を押圧してゴム状弾性体を押し
潰した状態を示す断面図
【図9】本発明の他の実施例の方法に使用する金型の断
面図
【図10】さらに本発明の他の実施例の方法に使用する
金型の断面図
【図11】さらに本発明の他の実施例の方法に使用する
金型の断面図
【符号の説明】
1 木材 2 プラスチック塗装膜 3 金型 4 成形室 4A 成形隙間 5 供給孔 6 額縁 7 排気孔 8 ゴム状弾性体 9 段差部 10 ストッパ 11 開閉弁 12 ロッド 12A 鍔 13 バネ 14 鍔 15 締止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗装物を、塗装面に所定の成形隙間(4
    A)ができる成形室(4)に仮止めして型締めし、この成形
    室(4)に、外部から加熱しないで硬化し、また、加熱し
    ないで液状ないしペースト状をしている合成樹脂塗料を
    注入し、金型(3)を型締め状態に保持して、注入した合
    成樹脂塗料を硬化させてプラスチック塗装膜(2)を形成
    し、その後に脱型する表面塗装方法において、 成形室(4)に注入した合成樹脂塗料の硬化反応が進行し
    て体積が減少し、かつ、合成樹脂塗料が変形できる状態
    で、成形室(4)の体積を減少して合成樹脂塗料を成形室
    (4)の内面に密着する状態に保持して硬化させることを
    特徴とする表面塗装方法。
  2. 【請求項2】 被塗装物を、塗装面に所定の成形隙間(4
    A)ができる成形室(4)に仮止めして型締めし、この成形
    室(4)に、外部から加熱しないで硬化し、また、加熱し
    ないで液状ないしペースト状をしている合成樹脂塗料を
    注入し、金型(3)を型締め状態に保持して、注入した合
    成樹脂塗料を硬化させてプラスチック塗装膜(2)を形成
    し、その後に脱型する表面塗装方法において、 成形室(4)に注入した合成樹脂塗料の硬化反応が進行し
    て体積が減少し、かつ、合成樹脂塗料が変形できる状態
    で、成形室(4)に未硬化状態の合成樹脂塗料を圧入し、
    圧入する合成樹脂塗料によって、体積の減少した成形室
    (4)内部の合成樹脂塗料を成形室(4)の内面に密着する状
    態に保持して硬化させることを特徴とする表面塗装方
    法。
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