JPH07293108A - 電動式伸縮門扉の駆動装置 - Google Patents

電動式伸縮門扉の駆動装置

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JPH07293108A
JPH07293108A JP6091477A JP9147794A JPH07293108A JP H07293108 A JPH07293108 A JP H07293108A JP 6091477 A JP6091477 A JP 6091477A JP 9147794 A JP9147794 A JP 9147794A JP H07293108 A JPH07293108 A JP H07293108A
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JP
Japan
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electric motor
gate
drive
gear
sprocket
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Pending
Application number
JP6091477A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Yamamizu
修次 山水
Yasuharu Watanabe
康晴 渡辺
Masahiro Kimura
真宏 木村
Makoto Ikemizu
誠 池水
Hiroshi Kumada
洋 熊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Toyo Exterior Co Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Toyo Exterior Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全閉時に自動的に電動機の回転を停止させる
ためのリミットスイッチと、電動機に取り付けられた駆
動歯車とスプロッケトに設けられた被動歯車との間の歯
車間との間の噛み合いを解除する噛合解除手段とを備え
た電動式伸縮門扉の駆動装置において、その噛合解除手
段の操作の容易化を図ることのできる電動式伸縮門扉の
駆動装置を提供する。 【構成】 電動機14の駆動を制御する駆動制御回路、
電動式伸縮門扉の全閉を検知する全閉検知用リミットス
イッチL.S.、全閉検知用リミットスイッチL.S.
の全閉検知に基づき電動式伸縮門扉が開門方向に駆動さ
れたと感知されない程度の時間の間、駆動制御回路に優
先して電動機14を開門方向に回転させた後、電動機1
4の回転を停止させるための優先制御回路21、駆動歯
車43と被動歯車44との間の噛合を解除する噛合解除
手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プッシュプルチェーン
を介して電動機により伸縮門扉を開閉駆動する電動式伸
縮門扉の駆動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮門扉は、住居、ガレージに広く用い
られている屋外装備品である。図7は従来の伸縮門扉の
一例を示している。この図7は左右対称式の伸縮門扉を
示し、図7において、1A、1Bは通路の左右両側に位
置する塀をそれぞれ示している。この塀1A、1Bには
一対の固定柱2A、2Bがそれぞれ密着されて垂直に設
置されている。一対の自由端フレーム3A、3Bがその
各固定柱2A、2Bにそれぞれ対応して垂直に配設さ
れ、各固定柱2A、2Bと各自由端フレーム3A、3B
との間に多数の中間フレーム4a、4bがほぼ等間隔で
かつ垂直に配設されている。各固定柱2A、2Bと各自
由端フレーム3A、3Bと多数の中間フレーム4a、4
bとはパンタグラフ式並行リンク5A、5Bにより相互
に並行姿勢を保ったまま相互の間隔が伸縮され得るよう
にして連結されている。
【0003】自由端フレーム3A、3Bの下端にはそれ
ぞれ車輪6A、6Bが設けられている。なお、図示を省
略するが中間フレーム4a、4bに車輪を設けた従来技
術も知られている。従来の伸縮門扉は、手動で伸縮門扉
を伸縮させて通路の開閉を行う手動開閉式である。近
時、電動式の伸縮門扉の駆動装置が夫々工夫され、図7
に示すように、固定柱2B内の下部に電動機(モータ
M)を設けると共にシーブSを設け、一方固定柱2A内
の下部にシーブS´を設け、両シーブS、S´に無端環
状のワイヤWを巻回し、かつ、ワイヤWをそれぞれ一対
の自由端フレーム3A、3Bに取り付け、モータMによ
りシーブSを回転駆動することにより互いに自由端フレ
ーム3A、3Bを反対方向に移動させ、電動式伸縮門扉
を開閉させる技術が公知である。
【0004】しかし、この図7に示す電動式伸縮門扉の
駆動装置では、左右の塀1A、1Bの間の通路を横切っ
て断面山形のレールRが敷設されて、車輪6A、6Bが
このレールRに配設され、ワイヤWはこのレールRの中
を通されているので通行の邪魔になりやすい。また、こ
のワイヤWをレールRに配設するためには、レールRの
頂上の稜線に沿ってワイヤWの径寸法に見合った幅のワ
イヤ案内用スリットをレールRの長手方向に設けなけれ
ばならないので、レールRの強度を充分にとり難く、自
動車の通行時にその荷重によりレールRが変形するおそ
れもある。更に、ワイヤWが張力を受けるので使用に伴
って伸びを生じ、例えば、図7に示す両開き式の伸縮門
扉の場合、門を閉じたときに双方の自由端フレーム3
A、3Bの間に隙間が生じるおそれがある。
【0005】このワイヤWの伸びに関するトラブルを防
止するために、ワイヤWに代えてネジ送り用のスクリュ
ーロッド(図示を略す)を使用する技術が公知である
が、スクリューロッドが通路を横切って設置されるのは
好ましくない。そこで、通行路面の平坦性を損なわない
ように通路を横切る溝(図示を略す)を掘削し、スクリ
ューロッドをこの溝内に収容することも考えられるが、
この構造の場合には、このスクリューロッドの防水と溝
内に流入した水の排水とについて解決すべき困難な技術
的問題がある。
【0006】これらの従来技術を改良し、通路を横切っ
て門扉開閉駆動機構の一部を構成するワイヤW、スクリ
ューロッドを配設しなくとも門扉を開閉できるようにし
た電動式の伸縮門扉の駆動装置も従来から知られてい
る。図8はその一例を示すもので、その図8において、
図7に示す構成要素と同一構成要素には同一符号が付さ
れている。
【0007】この図8は、片開き形の電動式伸縮門扉で
あり、図8(A)はその電動式伸縮門扉を正面から目視
した模式図であり、この図8に示す電動式伸縮門扉の駆
動装置では、ワイヤWの代わりにプッシュプルチェーン
7が用いられ、パンタグラフ式リンク5の基端部側(固
定柱2Aの側)にはスプロケット8が設置されている。
このスプロケット8は固定柱2Aの側に設けたモータ
(図示を略す)により回転駆動される。プッシュプルチ
ェーン7はそのスプロッケト8に巻掛けて噛合されてい
る。プッシュプルチェーン7の一方の端部は自由端フレ
ーム3に取り付けられている。このプッシュプルチェー
ン7は図8(B)に拡大して示すように、多数のリンク
プレート7aをリンクピン7bで連結した構造であり、
隣接する2個のリンクプレート7aとリンクプレート7
aとが互いに対向して摺動する面が特殊なS字状をなし
ている。このため、図8(B)において、プッシュプル
チェーン7は上方に凹(U字)なる形状に屈曲すること
はできるが、上方に凸(逆U字)形状に屈曲することは
できない。この性質を利用し、図8(A)に示すスプロ
ケット8を反時計方向に回転させてプッシュプルチェー
ン7を同図中右方に送り出すと、プッシュプルチェーン
7の右端が自由端フレーム3を右方に押動させ、パンタ
グラフ式リンク5が伸張されて自由端フレーム3が固定
柱2cに当接され、伸縮門扉が閉じられる。
【0008】また、図8(A)において、スプロケット
8を時計方向に回転させて、プッシュプルチェーン7を
左方に移動させて巻取ると、自由端フレーム3が左方に
移動され、パンタグラフ式リンク5が折り畳まれて収縮
し、伸縮門扉が開かれる。この開門作動に伴って、プッ
シュプルチェーン7はスプロッケット8により固定柱2
A内に繰り込まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(A)に一例として示した電動式伸縮門扉の駆動装置で
は、パンタグラフ式リンク5が伸張されて自由端フレー
ム3が固定柱2Cに到達すると、スプロッケト8を駆動
している電動機を停止させなければならない。もし、電
動機の給電を継続すると、この電動機が過負荷電流によ
って焼損するおそれがある。そこで、固定柱2Cにリミ
ットスイッチL.S.を設けると、このリミットスイッ
チL.S.とスプロケット8を駆動するための電動機と
の間をハーネスで接続しなければならないが、図8
(A)から容易に理解できるように、そのハーネスの長
さが長くなり、かつ、ハーネスを地中に埋設しないもの
とすると通行の邪魔となり、ハーネスを地中に埋設する
ものとすると、設置工事に多大の時間と労力とを必要と
し、不経済である。また、電動式伸縮門扉の駆動装置の
保守点検整備が困難となる。更に、この固定柱2Cにリ
ミットスイッチL.S.を設ける構成の場合、自由端フ
レーム3に対向させてリミットスイッチL.S.の被動
突起を通路に露出させて設けなければならないので、障
害物がその被動突起に衝突することがあり、リミットス
イッチL.S.が誤作動または破損するおそれがある。
【0010】そこで、本件出願人は、上記の課題を解決
するため平成5年11月1日に特開平5−273568
号(発明の名称;電動式伸縮門扉の自動停止機構)を出
願した。この特開平5−273568号に開示の電動式
伸縮門扉の自動停止機構によれば、リミットスイッチ
L.S.の誤作動、破損を避けつつ動電動式伸縮門扉が
閉門方向に作動してストロークエンドに達したとき、自
動的に電動機の回転を停止させることができる。
【0011】また、電動機の出力軸とスプロケットとは
その電動機に取り付けられた駆動歯車とスプロッケトに
設けられた被動歯車とを介して移送されるプッシュプル
チェーン7を用いて電動式伸縮門扉を開閉駆動する場
合、停電その他の何等かの電気的事故によって、電動機
が作動しないときに電動式伸縮門扉を開閉できないとい
う問題が内在する。出願人は、この課題を解決するた
め、平成5年11月1日に特開平5−273566号
(発明の名称;電動式伸縮門扉の手動開閉機構)を出願
した。この特開平5−273566号に開示の電動式伸
縮門扉の手動開閉機構によれば、電動機が作動不能の場
合には、駆動歯車と被動歯車との間の噛合を解除して、
電動式伸縮門扉を手動操作により開閉できるという長所
がある。
【0012】しかしながら、そのリミットスイッチによ
る電動式伸縮門扉の自動停止機構に手動開閉機構を組み
込んだ構成のものでは、以下に説明する問題点がある。
【0013】すなわち、全閉時に自動的に電動機の回転
を停止させたとき、回転慣性により電動機に取り付けら
れた駆動歯車とスプロッケトに設けられた被動歯車との
間の歯車間で噛み込みが生じるため、手動で駆動歯車と
被動歯車との間の噛み合いを解除する構成を採用した場
合、この噛合解除操作を容易かつ迅速に行い難いという
問題点がある。特に、手動レバーにより歯車をスライド
させて噛み合いを解除させる形式のものを採用すると、
手動レバーの操作が重いという問題点がある。
【0014】そこで、本発明の目的は、全閉時に自動的
に電動機の回転を停止させるためのリミットスイッチ
と、電動機に取り付けられた駆動歯車とスプロッケトに
設けられた被動歯車との間の歯車間との間の噛み合いを
解除する噛合解除手段とを備えた電動式伸縮門扉の駆動
装置において、その噛合解除手段の操作の容易化を図る
ことのできる電動式伸縮門扉の駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる請求項1
に記載の伸縮門扉の駆動装置は、上記の課題を解決する
ために、固定柱と自由端フレームとを垂直に配置して対
向させるとともに、前記固定柱と自由端フレームとの間
に中間フレームを垂直に配列し、前記固定柱と前記自由
端フレームと前記中間フレームとをパンタグラフ式リン
クで連結し、前記固定柱側に電動機で駆動されるスプロ
ケットを配設し、該スプロケットにプッシュプルチェー
ンを巻き掛けて噛合させ、該プッシュプルチェーンの一
端を前記自由端フレームに取り付け、前記電動機の出力
軸と前記スプロッケットとを前記出力軸に取り付けられ
た駆動歯車と前記スプロッケットに設けられた被動歯車
とを介して連結した電動式伸縮門扉において、前記電動
機の駆動を制御する駆動制御回路と、前記電動式伸縮門
扉の全閉を検知する全閉検知用リミットスイッチと、前
記全閉検知用リミットスイッチの全閉検知に基づき前記
電動式伸縮門扉が開門方向に駆動されたと感知されない
程度の時間の間、前記駆動制御回路に優先して前記電動
機を開門方向に回転させた後該電動機の回転を停止させ
るための優先制御回路と、前記駆動歯車と前記被動歯車
との間の噛合を解除する噛合解除手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0016】
【作 用】本発明によれば、電動機は駆動制御回路によ
り全閉方向または開門方向に回転駆動される。全閉検知
用リミットスイッチが全閉を検知すると、優先制御回路
は全閉検知用リミットスイッチの全閉検知に基づき電動
式伸縮門扉が開門方向に駆動されたと感知されない程度
の時間の間、駆動制御回路に優先して電動機を開門方向
に回転させた後、電動機の回転を停止させる。これによ
り、出力軸に取り付けられた駆動歯車とスプロッケット
に設けられた被動歯車との間の噛み込みが解除される。
電動式伸縮門扉が全閉されている場合であって停電等の
時には、噛合解除手段を操作すれば、駆動歯車とスプロ
ッケットに設けられた被動歯車との間の噛み合いを解除
でき、自由端フレームを開門側に向かって押すと、プッ
シュプルチェーンによってスプロケットが空転するの
で、門を開けることができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係わる伸縮門扉の駆動装置の
一実施例を示すブロック回路図であり、図2は本発明に
係わる伸縮門扉の駆動装置の固定柱側の部分断面図であ
る。
【0018】その図1において、符号13は図8(A)
に示すスプロケット8、プッシュプルチェーン7を含む
門扉開閉駆動機構、符号14はスプロッケト8を回転駆
動する電動機(モーターM)、15は電動機駆動回路、
16は電動機を正逆転させて伸縮門扉を開閉する操作ス
イッチである。操作スイッチ16は「開」、「停」、
「閉」の三個のボタンを有する。操作スイッチ16は
「開」、「閉」、「停」の操作に応じた開閉指令信号S
1をリモートコントロール信号として出力し、そのリモ
ートコントロール信号は受信回路(図示を略す)に受信
され、その受信回路で受信された受信出力は波形整形回
路17により波形整形されて、矩経形パルスS2とされ
る。その矩形パルスS2はラッチ回路18に入力され、
ラッチ回路18は矩形パルスS2に基づきLからHとな
る。ラッチ回路18の出力S3はタイムラグ回路19に
入力され、タイムラグ回路19はラッチ回路18の出力
S3を所定時間遅延させる。タイムラグ回路19の出力
S3は操作スイッチ16によって操作される電動機正逆
転制御回路20に入力される。電動機正逆転制御回路2
0は操作スイッチ16の操作指令信号S1が「開」のと
きには伸縮門扉が開かれる方向に電動機が回転されるよ
うに電動機駆動回路15を制御し、操作スイッチ16の
操作指令信号S1が「閉」のときには伸縮門扉が閉じら
れる方向に電動機が回転されるように電動機駆動回路1
5を制御し、操作指令信号S1が「停」のときには電動
機14の回転が停止されるように電動機駆動回路15を
制御する。
【0019】リミットスイッチL.S.は、この実施例
では、図2に示すように固定柱2Aの側に設けられてい
る。このリミットスイッチL.S.は機械的作動タイプ
のもので被動突起11aを有する。しかし、リミットス
イッチL.S.に光電タイプのものを使用してもよい。
被動突起11aはスプリング11bによりプッシュプル
チェーン7の走行域に向かって突出付勢されている。プ
ッシュプルチェーン7には被動突起11aに係合する係
合突起11cが設けられている。この係合突起11cは
電動式伸縮門扉の自由端フレーム3が固定柱2cに当接
して門が全閉状態となる直前に被動突起11aに係合す
るように、プッシュプルチェーン7の一端部(自由端フ
レーム3の側)から長手方向所定の位置に設けられてい
る。
【0020】リミットスイッチL.S.の出力は、優先
制御回路21に入力されている。優先制御回路21はリ
ミットスイッチL.S.の全閉検知に基づき電動式伸縮
門扉が開門方向に駆動されたと感知されない程度の時間
の間、ラッチ回路18、タイムラグ回路19、電動機正
逆転制御回路20、電動機駆動回路15からなる駆動制
御回路に優先して電動機14を開門方向に回転させた
後、電動機14の回転を停止させるために用いられ、そ
の優先制御回路21の出力は電動機駆動回路15とラッ
チ回路18とに入力される。電動機駆動回路15は優先
制御回路21の出力に基づき電動機14を電動式伸縮門
扉が開門方向に駆動されたと感知されない程度の時間の
間、電動機14を開門方向に回転させる。電動機正逆転
制御回路20はラッチ回路18のラッチ出力に基づき開
門方向に回転された電動機14の回転を停止させるよう
に電動機駆動回路15を制御する。この実施例では、全
閉用のリミットスイッチL.S.のみを固定柱2Aの側
に設ける構成としたが、全開用のリミットスイッチL.
S.´をリミットスイッチL.S.に対して位置をずら
せて設けると共にそのリミットスイッチL.S.´の被
動突起(図示を略す)に係合する係合突起をプッシュプ
ルチェーン7に設けて、門の全開時に電動機14の回転
を停止させる構成とすることもできる。なお、図1にお
いて、符号30は電源装置である。この実施例によれ
ば、リミットスイッチL.S.の設置箇所が電動機14
のそばであるので、ハーネスを短くでき、かつ、ハーネ
スを埋設する必要もない。更にリミットスイッチL.
S.をプッシュプルチェーン7の走行域に臨ませてあ
り、外部に露呈させる必要がないので、障害物によって
リミットスイッチL.S.が誤作動すること、破損する
ことを避けることができる。
【0021】図3ないし図6は本発明に係わる噛合解除
機構の説明図であり、図3において、符号40はチェー
ンケース、41はチェーンガイドである。プッシュプル
チェーン7はチェーンガイド41に案内されてスプロッ
ケト8に巻き掛けられるものである。チェーンケース4
0には電動機14が取り付けられ、電動機14の近傍に
は伝動歯車室42が設けられている。電動機14は減速
歯車を内蔵しており、14aはその電動機14の出力軸
である。出力軸14aは伝動歯車室42内に向かって突
出され、その出力軸14aの先端には駆動歯車43が取
り付けられている。スプロケット8はスプロッケット軸
8aを有し、そのスプロケット軸8aも伝動歯車室42
内に向かって突出されている。そのスプロケット軸8a
の先端には被動歯車44が取り付けられている。伝動歯
車室42内には駆動歯車43と被動歯車44との間に中
間歯車45が設けられている。この中間歯車45は駆動
歯車43、被動歯車44と共に電動機14の回転をスプ
ロケット8に回転伝達する歯車列を構成している。中間
歯車45は中間歯車軸46と一体に形成され、中間歯車
45と伝動歯車室42の一壁との間に介装されたスプリ
ング47により矢印a方向に弾発付勢されている。中間
歯車軸46は軸受け48に回転可能に支承され、中間歯
車軸46に矢印b方向の操作力を加えると中間歯車45
と駆動歯車43との噛合が解除される。
【0022】図4はその中間歯車45と駆動歯車との噛
合解除状態を示す図であって、中間歯車45は伝動歯車
室42に突設のガイド軸47´に支持されたガイドブッ
シュ48に沿って案内されて矢印a−b方向に摺動され
る。この実施例では、中間歯車45と被動歯車44とは
常時噛合状態にあるが、被動歯車44と中間歯車45と
の噛合を解除する構成を採用することもできる。
【0023】図5はその中間歯車45を矢印a−b方向
に往復動させるための手動操作機構を示しており、その
図3において、図3、図4に示す部材と同一部材につい
ては同一符号が付されている。中間歯車軸46の先端に
はカムレバー49がレバー軸50を介して取り付けられ
ている。カムレバー49はそのレバー軸50を支点に回
転可能である。
【0024】伝動歯車室42にはその一壁の外壁に受圧
座金51が設けられ、カムレバー49には受圧座金51
に臨む側に円弧カム面49aが形成されている。カムレ
バー49はハンドル部49bを有し、ハンドル部49b
には補強リブ49cが設けられている。カムレバー49
が実線で示す位置にあるときに、中間歯車45と駆動歯
車43とは噛合状態にあり、ハンドル部49bを握って
矢印b´方向に回動させ、カムレバー49を破線で示す
姿勢にすると、中間歯車軸46が矢印b方向に移送され
て、駆動歯車43と中間歯車45との噛合が解除され
る。中間歯車45と駆動歯車43との噛合方向への力
は、矢印b方向への中間歯車軸46の移送によりスプリ
ング47に蓄積された蓄勢力により付与される。
【0025】図6は図5に示す手動操作機構とは異なる
構成の手動操作機構を示し、この図6において、図3、
図4に示す部材と同一部材については同一符号が付され
ている。中間歯車軸46にはスライドカム52が係合さ
れている。このスライドカム52はその下半部が二股部
52bとされて、二股部52bは斜面52aを有する。
この図6には二股部52bの一方が示されている。中間
歯車軸46はこの二股部52bに軽く挟まれている。中
間歯車軸46の先端には被動座金53が嵌合されてい
る。被動座金53は中間歯車軸46の先端部に貫通固着
されたスプリングピン54により抜け止めされている。
被動座金53は斜面52aに摺接され、二股部52bは
その厚さ方向から被動座金53と軸受け48とにより摺
動可能に挟みつけられている。一方、スライドカム52
の上半部はスリーブ52cとされている。このスリーブ
52cには操作シャフト55の丸棒部55aが回動可能
に嵌合されている。丸棒部55aの下端にはスプリング
ピン56が貫通され、操作シャフト55はスライドカム
52に対して軸心回り角θ方向に相対的に回動可能であ
り、かつ、上下方向に摺動できないように連結されてい
る。スリーブ52cはガイドプレート57により上下方
向に摺動可能に案内されている。
【0026】操作シャフト55の上部はほぼ直角に折曲
げられてハンドル部55bとされている。このハンドル
部55bはハンドル掛け具58に係止され、ハンドル掛
け具58は固定柱2Aの近傍にほぼ水平方向に突出して
設けられている。ハンドル部55bを手で持って矢印θ
で示す方向に回転させ、ハンドル部55bとハンドル掛
け具58との係合を解除させ、操作シャフト55を下方
に押し下げると、操作シャフト55とスライドカム52
とが下方に押し下げられ、スライドカム52が二点鎖線
で示す位置に変位する。また、中間歯車軸46は被動座
金53と斜面52aとの作用によって、矢印b方向に移
動され、これにより駆動歯車43と中間歯車45との噛
合が解除される。操作シャフト55を押し下げた状態
で、ハンドルを矢印θ方向に回してハンドル掛け具58
の下面にハンドル部55b´を当接させると、操作シャ
フト55、スライドカム52の上昇が阻止され、駆動歯
車43と中間歯車45との噛合解除状態が保持される。
この状態で、伸縮門扉を手動により開門方向、閉門方向
に動かすことができる。
【0027】次に、ハンドル部55bとハンドル掛け具
58との係合を解除させ、操作シャフト55を上方向に
引き上げると、スプリング47の弾発力により中間歯車
45が矢印a方向に押され、これにより駆動歯車43と
中間歯車45とが噛合される。そして、ハンドル部55
bをハンドル掛け具58の上面に係止させると、スライ
ドカム52の下降が阻止される。この実施例は、中間歯
車軸46の近傍に障害物があって、図5に示す構造の手
動操作機構が適用しにくい場合に適用するとよい。
【0028】この図3ないし図5に示す噛合解除機構に
よれば、停電その他の何等かの事情で、電動機14が作
動しなくなったとき、手動操作で歯車列の伝動を断ち切
り、スプロケットを空転させる状態とすることができ
る。よって、伸縮門扉を手動により開門方向、閉門方向
に駆動させることができる。また、噛合解除された歯車
列を再び噛合状態とすることも容易である。
【0029】また、全閉検知用リミットスイッチL.
S.の出力が優先制御回路21に入力され、伸縮門扉の
全閉検知後に、優先制御回路21は閉門方向に回転する
電動機14の回転方向を逆回転させるので、駆動歯車4
3と中間歯車45との噛み込みが解除され、噛合解除操
作の容易化を図ることができることになる。また、この
場合に、電動機14の逆回転時間は、電動式伸縮門扉が
開門方向に駆動されたと感知されない程度の時間である
ので、違和感を与えることもない。なお、図3、図4、
図6において、符号59は座金を示す。
【0030】以上、実施例では、図8(A)に示す片開
き式の電動式伸縮門扉に本発明を適用したが、図7に示
す両開き式の電動式伸縮門扉にも本発明を適用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、全閉時に自動的に電動機の回転を停止させるため
のリミットスイッチと、電動機に取り付けられた駆動歯
車とスプロッケトに設けられた被動歯車との間の歯車間
との間の噛み合いを解除する噛合解除手段とを備えた電
動式伸縮門扉の駆動装置において、その噛合解除手段の
操作の容易化を図ることができるという効果を奏する。
また、開門方向に電動機を回転させたしても、門が開門
方向に移送されたことが感知されない程度であるので、
違和感を与えることもないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電動式伸縮門扉の駆動装置の一
実施例を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示すリミットスイッチの取り付け位置を
説明するための固定柱近傍の水平断面図である。
【図3】本発明に係わる中間歯車と駆動歯車との噛合を
示す水平方向部分拡大断面図である。
【図4】図3に示す中間歯車と歯車との噛合解除状態を
示す部分拡大断面図であって、図面の上下方向は大地に
設置された門の上下方向を意味する。
【図5】図3、図4に示す中間歯車を矢印a−b方向に
摺動させる手動操作機構を示す部分断面図であって、図
面の上下方向は図4に示す上下方向と同じである。
【図6】図5に示す手動操作機構とは異なる手動操作機
構の説明図である。
【図7】従来の左右対称式の伸縮門扉の正面図を示し、
通路の両側に設けた固定柱のそれぞれに伸縮門扉構成部
材が装備され、伸縮門扉が伸張して通路が閉鎖された状
態を示し、レールの一部が破断で示されている。
【図8】プッシュプルチェーンを用いた片開き式の伸縮
門扉の一例を示し、(A)はその正面図、(B)はプッ
シュプルチェーンの部分拡大図である。
【符号の説明】
2A、2B、2C…固定柱 3、3A、3B…自由端フレーム 7…プッシュプルチェーン 8…スプロッケト 13…門扉開閉駆動機構 14…電動機 15…電動機駆動回路 16…操作スイッチ 20…電動機正逆転制御回路 21…優先制御回路 43…駆動歯車 44…被動歯車 L.S.…全閉検知用リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 真宏 長野県上伊那郡宮田村1972番地 東洋エク ステリア株式会社内 (72)発明者 池水 誠 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業株 式会社伊勢原製造所内 (72)発明者 熊田 洋 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業株 式会社伊勢原製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定柱と自由端フレームとを垂直に配置
    して対向させるとともに、前記固定柱と自由端フレーム
    との間に中間フレームを垂直に配列し、前記固定柱と前
    記自由端フレームと前記中間フレームとをパンタグラフ
    式リンクで連結し、前記固定柱側に電動機で駆動される
    スプロケットを配設し、該スプロケットにプッシュプル
    チェーンを巻き掛けて噛合させ、該プッシュプルチェー
    ンの一端を前記自由端フレームに取り付け、前記電動機
    の出力軸と前記スプロッケットとを前記出力軸に取り付
    けた駆動歯車と前記スプロッケットに設けた被動歯車と
    を介して連結した電動式伸縮門扉において、 前記電動機の駆動を制御する駆動制御回路と、 前記電動式伸縮門扉の全閉を検知する全閉検知用リミッ
    トスイッチと、 前記全閉検知用リミットスイッチの全閉検知に基づき前
    記電動式伸縮門扉が開門方向に駆動されたと感知されな
    い程度の時間の間、前記駆動制御回路に優先して前記電
    動機を開門方向に回転させた後該電動機の回転を停止さ
    せるための優先制御回路と、 前記駆動歯車と前記被動歯車との間の噛合を解除する噛
    合解除手段とを備えていることを特徴とする電動式伸縮
    門扉の駆動装置。
JP6091477A 1994-04-28 1994-04-28 電動式伸縮門扉の駆動装置 Pending JPH07293108A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103953253A (zh) * 2014-03-28 2014-07-30 安徽芜湖福安居实业有限公司 车库门及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103953253A (zh) * 2014-03-28 2014-07-30 安徽芜湖福安居实业有限公司 车库门及其控制方法

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