JPH0729310Y2 - 摩擦クラッチ - Google Patents
摩擦クラッチInfo
- Publication number
- JPH0729310Y2 JPH0729310Y2 JP1989153173U JP15317389U JPH0729310Y2 JP H0729310 Y2 JPH0729310 Y2 JP H0729310Y2 JP 1989153173 U JP1989153173 U JP 1989153173U JP 15317389 U JP15317389 U JP 15317389U JP H0729310 Y2 JPH0729310 Y2 JP H0729310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- input side
- friction
- input
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は摩擦クラッチに関し、特にその切れ不良を防止
するための技術に関するものである。
するための技術に関するものである。
従来技術 動力を伝達し或いは遮断するためのクラッチ装置とし
て、摩擦力により回転トルクを伝達する摩擦クラッチ
が、自動車等の動力伝達装置に従来から多用されてい
る。そして、このような摩擦クラッチの一種に、入力軸
とともに回転する円板状の入力側回転部材と、その入力
側回転部材の出力軸側の一面との間に該出力軸とともに
回転する摩擦板を挟圧するためのプレッシャプレート
と、そのプレッシャプレートを覆うように前記入力側回
転部材に固定されたクラッチカバーとを備え、クラッチ
ハウジング内においてそのクラッチハウジング内の空間
を入力側空間と出力側空間とに2分するように配設され
る形式の摩擦クラッチが知られている。たとえば、実公
昭44−26344号公報或いは実公昭44−26345号公報に記載
されたものがそれである。
て、摩擦力により回転トルクを伝達する摩擦クラッチ
が、自動車等の動力伝達装置に従来から多用されてい
る。そして、このような摩擦クラッチの一種に、入力軸
とともに回転する円板状の入力側回転部材と、その入力
側回転部材の出力軸側の一面との間に該出力軸とともに
回転する摩擦板を挟圧するためのプレッシャプレート
と、そのプレッシャプレートを覆うように前記入力側回
転部材に固定されたクラッチカバーとを備え、クラッチ
ハウジング内においてそのクラッチハウジング内の空間
を入力側空間と出力側空間とに2分するように配設され
る形式の摩擦クラッチが知られている。たとえば、実公
昭44−26344号公報或いは実公昭44−26345号公報に記載
されたものがそれである。
上記のクラッチは、入力側回転部材であるフライホイー
ルの内周部に、摩擦板側へ空気を送るための羽根が設け
られ、高速回転時に風圧により摩擦板およびプレッシャ
プレートがフライホイールに押しつけられることに起因
する摩擦クラッチの切れ不良を防止するように構成され
ている。
ルの内周部に、摩擦板側へ空気を送るための羽根が設け
られ、高速回転時に風圧により摩擦板およびプレッシャ
プレートがフライホイールに押しつけられることに起因
する摩擦クラッチの切れ不良を防止するように構成され
ている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記従来の摩擦クラッチのうちの前者は、フ
ライホイールの内周部とクラッチディスクとの間におい
て、フライホイールとともに回転し且つフライホイール
に設けられた貫通穴から空気を吸引するための羽根を設
け、これによりフライホイールおよびクラッチディスク
に囲まれた空間を、クラッチディスク、クラッチカバ
ー、およびプレッシャプレートに囲まれた空間よりもそ
の圧力を高くするように構成されている。また、上記従
来の摩擦クラッチのうちの後者は、フライホイールの入
力軸側一面の内周部において、フライホイールとともに
回転し且つフライホイールに設けられた貫通穴から空気
を送り込むためのフードを設け、これによりフライホイ
ールおよびクラッチディスクに囲まれた空間を、クラッ
チディスク、クラッチカバー、およびプレッシャプレー
トに囲まれた空間よりもその圧力を高くするように構成
されている。
ライホイールの内周部とクラッチディスクとの間におい
て、フライホイールとともに回転し且つフライホイール
に設けられた貫通穴から空気を吸引するための羽根を設
け、これによりフライホイールおよびクラッチディスク
に囲まれた空間を、クラッチディスク、クラッチカバ
ー、およびプレッシャプレートに囲まれた空間よりもそ
の圧力を高くするように構成されている。また、上記従
来の摩擦クラッチのうちの後者は、フライホイールの入
力軸側一面の内周部において、フライホイールとともに
回転し且つフライホイールに設けられた貫通穴から空気
を送り込むためのフードを設け、これによりフライホイ
ールおよびクラッチディスクに囲まれた空間を、クラッ
チディスク、クラッチカバー、およびプレッシャプレー
トに囲まれた空間よりもその圧力を高くするように構成
されている。
しかしながら、斯る従来の摩擦クラッチによれば、羽根
やフードがフライホイールの内周部に設けられているた
めにそれらの周速が低く且つクラッチハウジンング内の
空気も連れ回るために、それら羽根やフードと空気との
相対速度が充分に得られない。このため、前記フライホ
イールおよびクラッチディスクに囲まれた空間内の圧力
を効率良く高めることができず、摩擦クラッチの切れ不
良防止効果が充分に得られなかった。
やフードがフライホイールの内周部に設けられているた
めにそれらの周速が低く且つクラッチハウジンング内の
空気も連れ回るために、それら羽根やフードと空気との
相対速度が充分に得られない。このため、前記フライホ
イールおよびクラッチディスクに囲まれた空間内の圧力
を効率良く高めることができず、摩擦クラッチの切れ不
良防止効果が充分に得られなかった。
本考案は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、切れ不良防止効果が充分に得
られる摩擦クラッチを提供することにある。
その目的とするところは、切れ不良防止効果が充分に得
られる摩擦クラッチを提供することにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、入力軸とともに回転する円板状の入力側回転部材
と、その入力側回転部材の出力軸側の一面との間にその
出力軸とともに回転する摩擦板を挟圧するためのプレッ
シャプレートと、そのプレッシャプレートを覆うように
前記入力側回転部材に固定されたクラッチカバーとを備
え、クラッチハウジング内においてそのクラッチハウジ
ング内の空間を入力側空間と出力側空間とに軸方向に2
分するように配設される形式の摩擦クラッチにおいて、
前記入力側回転部材およびクラッチカバーの少なくとも
一方の外周部に、前記出力側空間から入力側空間への空
気流を発生させる羽根を設けるとともに、前記入力側回
転部材にその入力側の一面から出力側の一面に貫通する
貫通穴を設けたことにある。
は、入力軸とともに回転する円板状の入力側回転部材
と、その入力側回転部材の出力軸側の一面との間にその
出力軸とともに回転する摩擦板を挟圧するためのプレッ
シャプレートと、そのプレッシャプレートを覆うように
前記入力側回転部材に固定されたクラッチカバーとを備
え、クラッチハウジング内においてそのクラッチハウジ
ング内の空間を入力側空間と出力側空間とに軸方向に2
分するように配設される形式の摩擦クラッチにおいて、
前記入力側回転部材およびクラッチカバーの少なくとも
一方の外周部に、前記出力側空間から入力側空間への空
気流を発生させる羽根を設けるとともに、前記入力側回
転部材にその入力側の一面から出力側の一面に貫通する
貫通穴を設けたことにある。
作用 このような摩擦クラッチにおいては、入力軸とともに円
板状の入力側回転部材およびクラッチカバーが回転する
と、その入力側回転部材およびクラッチカバーの少なく
とも一方の外周部に設けられた羽根によって出力側空間
から入力側空間への空気流が発生させられて入力側空間
が出力側空間に対してその圧力が高められ、その入力側
空間内の圧力が入力側回転部材に設けられた貫通穴を通
して、入力側回転部材および摩擦板により囲まれた空間
に作用させられ、高速回転となるほどその圧力が高めら
れる。
板状の入力側回転部材およびクラッチカバーが回転する
と、その入力側回転部材およびクラッチカバーの少なく
とも一方の外周部に設けられた羽根によって出力側空間
から入力側空間への空気流が発生させられて入力側空間
が出力側空間に対してその圧力が高められ、その入力側
空間内の圧力が入力側回転部材に設けられた貫通穴を通
して、入力側回転部材および摩擦板により囲まれた空間
に作用させられ、高速回転となるほどその圧力が高めら
れる。
考案の効果 したがって、上記の摩擦クラッチによれば、高速回転時
の風圧が摩擦板およびプレッシャプレートを入力側回転
部材に押しつける押圧力に対向して、それら摩擦板およ
びプレッシャプレートが入力側回転部材および摩擦板に
より囲まれた空間内の圧力により入力側回転部材から離
れる方向に付勢されるので、摩擦クラッチの切れ不良が
好適に防止されるのである。
の風圧が摩擦板およびプレッシャプレートを入力側回転
部材に押しつける押圧力に対向して、それら摩擦板およ
びプレッシャプレートが入力側回転部材および摩擦板に
より囲まれた空間内の圧力により入力側回転部材から離
れる方向に付勢されるので、摩擦クラッチの切れ不良が
好適に防止されるのである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は自動車の動力伝達経路に設けられた摩擦クラッ
チ8を示している。図において、クラッチハウジング10
はエンジンブロック12と変速機ハウジング14との間に取
りつけられており、クラッチハウジング10内には比較的
密閉された空間が形成されている。上記クラッチハウジ
ング10内には、エンジンブロック12のクランクシャフト
16と変速機の入力軸18とが、同一直線上において互いに
接近するように突設されている。それらクランクシャフ
ト16および入力軸18は、摩擦クラッチ8の入力軸および
出力軸として機能するものである。
チ8を示している。図において、クラッチハウジング10
はエンジンブロック12と変速機ハウジング14との間に取
りつけられており、クラッチハウジング10内には比較的
密閉された空間が形成されている。上記クラッチハウジ
ング10内には、エンジンブロック12のクランクシャフト
16と変速機の入力軸18とが、同一直線上において互いに
接近するように突設されている。それらクランクシャフ
ト16および入力軸18は、摩擦クラッチ8の入力軸および
出力軸として機能するものである。
クランクシャフト16の軸端には、本実施例の入力側回転
部材として機能する厚肉円板状のフライホイール20がボ
ルト22によって固設されているとともに、そのフライホ
イール20の出力軸側(変速機側)にはクラッチカバー24
がボルト26によって固定されている。クラッチカバー24
は、円環板状のプレッシャプレート28を弾性変形可能な
複数のストラップを介して支持することにより、相対回
転不能かつ軸方向への移動可能に保持している。
部材として機能する厚肉円板状のフライホイール20がボ
ルト22によって固設されているとともに、そのフライホ
イール20の出力軸側(変速機側)にはクラッチカバー24
がボルト26によって固定されている。クラッチカバー24
は、円環板状のプレッシャプレート28を弾性変形可能な
複数のストラップを介して支持することにより、相対回
転不能かつ軸方向への移動可能に保持している。
変速機の入力軸18には、クラッチディスク30が相対回転
不能かつ軸方向への移動可能に配設されている。クラッ
チディスク30は、入力軸18にスプライン嵌合されたハブ
32と、前記フライホイール20とプレッシャプレート28と
の間に介挿されたディスクプレート34とを備えており、
ディスクプレート34のフライホイール20と対向する面お
よびディスクプレート34のプレッシャプレート28と対向
する面にはそれぞれクラッチライニング36,36が固設さ
れている。このディスクプレート34は、円周方向等角度
間隔に配設された複数のトーションスプリング38を介し
てハブ32に取り付けられており、クラッチライニング36
とフライホイール20およびプレッシャプレート28との間
の摩擦力によりクランクシャフト16からディスクプレー
ト34に伝達された回転トルクは、トーションスプリング
38を介してハブ32、更には入力軸18に伝達されるように
なっている。
不能かつ軸方向への移動可能に配設されている。クラッ
チディスク30は、入力軸18にスプライン嵌合されたハブ
32と、前記フライホイール20とプレッシャプレート28と
の間に介挿されたディスクプレート34とを備えており、
ディスクプレート34のフライホイール20と対向する面お
よびディスクプレート34のプレッシャプレート28と対向
する面にはそれぞれクラッチライニング36,36が固設さ
れている。このディスクプレート34は、円周方向等角度
間隔に配設された複数のトーションスプリング38を介し
てハブ32に取り付けられており、クラッチライニング36
とフライホイール20およびプレッシャプレート28との間
の摩擦力によりクランクシャフト16からディスクプレー
ト34に伝達された回転トルクは、トーションスプリング
38を介してハブ32、更には入力軸18に伝達されるように
なっている。
変速機ハウジング14から突設された円筒部材40には、円
筒状のレリーズハブ42が軸方向への移動可能に嵌合され
ており、その前端部にはレリーズベアリング44が取り付
けられている。そして、このレリーズベアリング44と前
記クラッチカバー24との間には、中間部がピボットリン
グ46を介してクラッチカバー24と係合させられ、且つ内
周縁部がレリーズベアリング44の外周部と係合させられ
たダイヤフラムスプリング48が配設されている。
筒状のレリーズハブ42が軸方向への移動可能に嵌合され
ており、その前端部にはレリーズベアリング44が取り付
けられている。そして、このレリーズベアリング44と前
記クラッチカバー24との間には、中間部がピボットリン
グ46を介してクラッチカバー24と係合させられ、且つ内
周縁部がレリーズベアリング44の外周部と係合させられ
たダイヤフラムスプリング48が配設されている。
ダイヤフラムスプリング48は、自由状態においてその内
周側が第1図において右方へ突き出す皿状ばね部材であ
り、その外周縁部において前記プレッシャプレート28の
係合突起50に当接させられることにより、常にはそのプ
レッシャプレート28を前記フライホイール20に接近する
前進方向へ付勢している。これにより、摩擦クラッチ8
は、それ等フライホイール20とプレッシャプレート28と
の間に本実施例の摩擦板として機能するクラッチディス
ク30が挟圧されて回転トルクを伝達する接続状態に保持
される。第1図はこの状態を示している。
周側が第1図において右方へ突き出す皿状ばね部材であ
り、その外周縁部において前記プレッシャプレート28の
係合突起50に当接させられることにより、常にはそのプ
レッシャプレート28を前記フライホイール20に接近する
前進方向へ付勢している。これにより、摩擦クラッチ8
は、それ等フライホイール20とプレッシャプレート28と
の間に本実施例の摩擦板として機能するクラッチディス
ク30が挟圧されて回転トルクを伝達する接続状態に保持
される。第1図はこの状態を示している。
一方、前記レリーズハブ42の後端部にはフランジ54が設
けられ、レリーズフォーク56の一端と係合させられてい
る。レリーズフォーク56はサポートピン58の半球状先端
部まわりの回動可能に設けられており、その他端部には
図示しないレリーズシリンダの出力ロッドの先端が当接
させられるようになっている。そして、図示しないクラ
ッチペダルが踏込操作され、レリーズシリンダの出力ロ
ッドが突き出されると、レリーズフォーク56は図の反時
計まわりに回動させられ、レリーズハブ42が前記ダイヤ
フラムスプリング48の付勢力に抗して前進させられる。
これに伴って、プレッシャプレート28は前記ストラップ
の弾性復元力によって後退させられ、クラッチディスク
30の挟圧状態が解除されるため、摩擦クラッチ8は、回
転トルクの伝達を遮断する遮断状態に切り換えられる。
すなわち、この摩擦クラッチ8は、レリーズハブ42を前
進させることによって回転トルクの伝達を遮断するプッ
シュタイプのものである。
けられ、レリーズフォーク56の一端と係合させられてい
る。レリーズフォーク56はサポートピン58の半球状先端
部まわりの回動可能に設けられており、その他端部には
図示しないレリーズシリンダの出力ロッドの先端が当接
させられるようになっている。そして、図示しないクラ
ッチペダルが踏込操作され、レリーズシリンダの出力ロ
ッドが突き出されると、レリーズフォーク56は図の反時
計まわりに回動させられ、レリーズハブ42が前記ダイヤ
フラムスプリング48の付勢力に抗して前進させられる。
これに伴って、プレッシャプレート28は前記ストラップ
の弾性復元力によって後退させられ、クラッチディスク
30の挟圧状態が解除されるため、摩擦クラッチ8は、回
転トルクの伝達を遮断する遮断状態に切り換えられる。
すなわち、この摩擦クラッチ8は、レリーズハブ42を前
進させることによって回転トルクの伝達を遮断するプッ
シュタイプのものである。
クラッチカバー24の正面を示す第2図に示すように、ク
ラッチカバー24をフライホイール20に締着するボルト26
により、クラッチハウジング10の内壁面に接触しない程
度に接近した状態でクラッチカバー24の外周部に突き出
した羽根60が複数箇所(本実施例では6箇所)に固定さ
れている。この羽根60は、プレスによって薄板から打ち
抜かれ且つ曲げ加工が施されたものであって、第1図お
よび第2図のA矢視拡大図である第3図に詳しく示すよ
うに、変速機ハウジング14側へ接近するほど回転方向へ
向かう方向であって回転軸心に直角な面に対して角度α
を成して傾斜させられたフィン部62と、ボルト26を差し
通すための穴を有して上記回転軸心に直角な面に平行で
ある取付部64とを備えている。
ラッチカバー24をフライホイール20に締着するボルト26
により、クラッチハウジング10の内壁面に接触しない程
度に接近した状態でクラッチカバー24の外周部に突き出
した羽根60が複数箇所(本実施例では6箇所)に固定さ
れている。この羽根60は、プレスによって薄板から打ち
抜かれ且つ曲げ加工が施されたものであって、第1図お
よび第2図のA矢視拡大図である第3図に詳しく示すよ
うに、変速機ハウジング14側へ接近するほど回転方向へ
向かう方向であって回転軸心に直角な面に対して角度α
を成して傾斜させられたフィン部62と、ボルト26を差し
通すための穴を有して上記回転軸心に直角な面に平行で
ある取付部64とを備えている。
以上のように構成された摩擦クラッチ8は、第1図に示
すように、クラッチハウジング10内においてその空間を
入力側空間66と出力側空間68とに軸方向に2分するよう
に配設されており、フライホイール20にその入力側の一
面から出力側の一面に貫通する貫通穴70が形成されるこ
とにより、上記入力側空間66と、フライホイール20およ
びクラッチディスク30により囲まれた空間とが連通させ
られている。
すように、クラッチハウジング10内においてその空間を
入力側空間66と出力側空間68とに軸方向に2分するよう
に配設されており、フライホイール20にその入力側の一
面から出力側の一面に貫通する貫通穴70が形成されるこ
とにより、上記入力側空間66と、フライホイール20およ
びクラッチディスク30により囲まれた空間とが連通させ
られている。
このため、エンジンの回転に伴って、摩擦クラッチ8が
第2図および第3図の矢印に示す回転方向に回転させら
れると、クラッチカバー24の外周部に設けられた羽根60
の作用によって、出力側空間68から入力側空間66へ向か
う空気流が発生させられて、入力側空間66が出力側空間
68に対して圧力が高められ、その入力側空間66内の圧力
がフライホイール20に形成された貫通穴70を通して、フ
ライホイール20およびクラッチディスク30により囲まれ
た空間に作用させられ、高速回転となるほどその圧力が
高められる。したがって、本実施例の摩擦クラッチ8に
よれば、高速回転時の風圧がクラッチディスク30および
プレッシャプレート28をフライホイール20に押しつける
押圧力に対向して、それらクラッチディスク30およびプ
レッシャプレート28がフライホイール20およびクラッチ
ディスク30により囲まれた空間内の圧力によりクラッチ
ディスク30から離れる方向に付勢されるので、高速回転
時の摩擦クラッチ8の切れ不良が好適に防止されるので
ある。
第2図および第3図の矢印に示す回転方向に回転させら
れると、クラッチカバー24の外周部に設けられた羽根60
の作用によって、出力側空間68から入力側空間66へ向か
う空気流が発生させられて、入力側空間66が出力側空間
68に対して圧力が高められ、その入力側空間66内の圧力
がフライホイール20に形成された貫通穴70を通して、フ
ライホイール20およびクラッチディスク30により囲まれ
た空間に作用させられ、高速回転となるほどその圧力が
高められる。したがって、本実施例の摩擦クラッチ8に
よれば、高速回転時の風圧がクラッチディスク30および
プレッシャプレート28をフライホイール20に押しつける
押圧力に対向して、それらクラッチディスク30およびプ
レッシャプレート28がフライホイール20およびクラッチ
ディスク30により囲まれた空間内の圧力によりクラッチ
ディスク30から離れる方向に付勢されるので、高速回転
時の摩擦クラッチ8の切れ不良が好適に防止されるので
ある。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本考案は他の態様で実施することもできる。
たが、本考案は他の態様で実施することもできる。
例えば、前述の実施例の羽根60は、ボルト26によってク
ラッチカバー24側に固定されていたが、フライホイール
20側に固定されていてもよいのである。
ラッチカバー24側に固定されていたが、フライホイール
20側に固定されていてもよいのである。
また、前述の実施例の羽根60のフィン部62は、クラッチ
カバー24およびフライホイール20の外周部に位置してい
たが、クラッチカバー24の外周部或いはフライホイール
20の外周部のみに位置していてもよいのである。要する
に、摩擦クラッチ8の回転に伴って出力側空間68から入
力側空間66へ向かう空気流を発生させるものであれば、
フィン部62の形状および位置は適宜変更されてもよいの
である。
カバー24およびフライホイール20の外周部に位置してい
たが、クラッチカバー24の外周部或いはフライホイール
20の外周部のみに位置していてもよいのである。要する
に、摩擦クラッチ8の回転に伴って出力側空間68から入
力側空間66へ向かう空気流を発生させるものであれば、
フィン部62の形状および位置は適宜変更されてもよいの
である。
また、前述の摩擦クラッチ8は所謂プッシュタイプであ
ったが、レリーズベアリング44を後退方向へ移動させた
ときにクラッチが開放されるプルタイプであっても何等
差し支えない。
ったが、レリーズベアリング44を後退方向へ移動させた
ときにクラッチが開放されるプルタイプであっても何等
差し支えない。
その他一々例示はしないが、本考案はその精神を逸脱す
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を
加えた態様で実施することができる。
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を
加えた態様で実施することができる。
第1図は本考案が自動車の動力伝達装置に用いられる摩
擦クラッチに適用された場合の一実施例を示す断面図で
ある。第2図は第1図の摩擦クラッチのクラッチカバー
を示す正面図である。第3図は、第2図の要部を示すA
矢視拡大図である。 20:フライホイール(入力側回転部材) 24:クラッチカバー 28:プレッシャプレート 30:クラッチディスク(摩擦板) 60:羽根 70:貫通穴
擦クラッチに適用された場合の一実施例を示す断面図で
ある。第2図は第1図の摩擦クラッチのクラッチカバー
を示す正面図である。第3図は、第2図の要部を示すA
矢視拡大図である。 20:フライホイール(入力側回転部材) 24:クラッチカバー 28:プレッシャプレート 30:クラッチディスク(摩擦板) 60:羽根 70:貫通穴
Claims (1)
- 【請求項1】入力軸とともに回転する円板状の入力側回
転部材と、該入力側回転部材の出力軸側の一面との間に
該出力軸とともに回転する摩擦板を挟圧するためのプレ
ッシャプレートと、該プレッシャプレートを覆うように
前記入力側回転部材に固定されたクラッチカバーとを備
え、クラッチハウジング内において該クラッチハウジン
グ内の空間を入力側空間と出力側空間とに軸方向に2分
するように配設される形式の摩擦クラッチにおいて、 前記入力側回転部材およびクラッチカバーの少なくとも
一方の外周部に、前記出力側空間から入力側空間への空
気流を発生させる羽根を設けるとともに、前記入力側回
転部材にその入力側の一面から出力側の一面に貫通する
貫通穴を設けたことを特徴とする摩擦クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989153173U JPH0729310Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 摩擦クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989153173U JPH0729310Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 摩擦クラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391528U JPH0391528U (ja) | 1991-09-18 |
| JPH0729310Y2 true JPH0729310Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31699395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989153173U Expired - Lifetime JPH0729310Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 摩擦クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729310Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002013549A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-18 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | カップリング及び発進クラッチ |
| JP2023111415A (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-10 | 株式会社デンソー | クラッチアクチュエータ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52104048U (ja) * | 1976-02-05 | 1977-08-08 | ||
| JPS58186224U (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-10 | 日産工機株式会社 | 内燃機関等用の冷却装置 |
| JPS6167422U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-09 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1989153173U patent/JPH0729310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0391528U (ja) | 1991-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5930928B2 (ja) | アダプタリング | |
| US3763977A (en) | Brake with torque limiting coupling | |
| JPS6388345A (ja) | フライホイ−ル組立体 | |
| JP3378100B2 (ja) | クラッチ構造 | |
| JPH0623789Y2 (ja) | トルク変動吸収装置 | |
| JPH0672641B2 (ja) | フライホイ−ル組立体 | |
| JP3020173B2 (ja) | 摩擦クラッチ装置 | |
| JPH0729310Y2 (ja) | 摩擦クラッチ | |
| JP2019090429A (ja) | クラッチ装置 | |
| JPS629028A (ja) | 車両用クラツチ装置 | |
| US3635320A (en) | Clutch flywheel | |
| JPS5986716A (ja) | 多板式クラツチ | |
| US5484338A (en) | Torque variation absorbing device having friction members imparting different hysteresis characteristics to the device | |
| US4832165A (en) | Clutch brake | |
| JP2686226B2 (ja) | 多板クラッチ | |
| JP3714990B2 (ja) | トルク伝達装置 | |
| JPS5842659Y2 (ja) | ダイヤフラムスプリング式多板クラツチ | |
| JPH05272552A (ja) | クラッチ・アセンブリ | |
| US3891072A (en) | Clutch lever with low friction pivot | |
| JPS6145374Y2 (ja) | ||
| JP2566891Y2 (ja) | クラッチレリーズ機構 | |
| JPH0650127B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH08121548A (ja) | 二段変速装置 | |
| JPS60132132A (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPS5933770B2 (ja) | 摩擦板クラツチ |