JPH07293697A - 圧力容器の蓋開閉装置 - Google Patents

圧力容器の蓋開閉装置

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JPH07293697A
JPH07293697A JP8902694A JP8902694A JPH07293697A JP H07293697 A JPH07293697 A JP H07293697A JP 8902694 A JP8902694 A JP 8902694A JP 8902694 A JP8902694 A JP 8902694A JP H07293697 A JPH07293697 A JP H07293697A
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Yoichi Kitazawa
洋一 北沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構の原理を簡素にして技術上製造が容易で
あり、且つ又、部品点数が少なくて蓋体をオーバーハン
グさせることができる圧力容器の蓋開閉装置を提供す
る。 【構成】 横置に固定した缶体1の開口部付近において
転回枠8を回動可能に支柱6に軸支し、転回枠8にヒン
ジブラケット9を介して蓋体4を回動可能に軸支すると
ともに、転回枠8に旋回板12を回動可能に軸支し、旋
回板12と蓋体4とをリンク15で連結する一方、旋回
板12に転回枠8と当接可能なピン13を設け、かつ、
旋回板8を回転させる駆動手段としての油圧シリンダ1
9のピストンロッド18を連結し、油圧シリンダを駆動
すると旋回板12が回転し、初めにリンク15を前に押
して蓋体4を軸10を中心に回動して開口させ、ついで
旋回板12のピン13が転回枠8を回動させて押し上げ
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は横置円筒形式の圧力容
器の蓋開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】横置円筒形式の圧力容器(缶体)は、円
筒体の軸方向両端部を円盤状の蓋で閉じて内部を高圧若
しくは低圧にし種々の加工や医療を施す耐圧容器で、そ
の内部に人や物が出入りするために、少なくとも一方の
蓋が開閉可能に設けられる。この蓋の開閉は缶体の真上
に伏せた状態で開放するオーバーハング方式が床面や所
要スペースが小さくて済むために重用されている。
【0003】例えば、図8,9に示すように、缶体22
の蓋体23を開閉するための機構として、ベース20に
支柱21を立設し、この支柱21に軸30を介して揺動
可能にスリーブ31を設け、このスリーブ31にローラ
36,37,38,39で摺動可能に挟持されたアーム
28と蓋体23とを連結し、かつ、アーム28とベース
20にて軸25で揺動自在に支持した油圧シリンダ26
のピストンロッド27を軸29で連結するとともに、ベ
ース20に軸35で揺動自在に支持したイコライザ33
の受部34にアーム28に突設したピン32を係合可能
に支承して構成された。
【0004】そこで、蓋体23を開くときは、初めに油
圧シリンダ44を駆動してピストンロッド45を突出さ
せてロックリング41を若干回動させ、蓋体23の爪部
とロックリング41の切欠部42とを合致させ、爪部が
切欠部42から抜け出ることができるようにする。
【0005】つづいて、油圧シリンダ26を操作してそ
のピストンロッド27を伸長させると、油圧シリンダ2
6が前方へ傾斜しているためにアーム28が前方へ平行
移動する。アーム28はスリーブ31にローラー36〜
39で支持されているので摺動抵抗が少なくてスムーズ
に滑り出し、しかも、蓋体23側にイコライザ33が支
持しているので、左右のアーム28は左右平行を保ちな
がら移動するから、蓋体23は圧力缶22の端部から引
き離されて爪42が切欠部43から出てロックリング4
1から脱出する。
【0006】そしてさらに油圧シリンダ26からピスト
ンロッド27が伸長することにより、スリーブ31が軸
30を中心として反時計方向へ回動し、蓋体23は上方
へ持ち上げられる。アーム28のピン32がイコライザ
33の受部34から離脱し、イコライザ33は適所に設
けたストッパー(図示略)にてその前傾状態が保持され
る。
【0007】アーム28が略垂直状態になるとピストン
ロッド27がアーム28と衝突するのをテーパー部28
aにより回避できる。そして、蓋体23が缶体22の上
部で略水平状態になると、安全ロック装置48が作動す
る。すなわち、蓋体23に突設したブラケット52に設
けたピン53が、缶体22の上部に固定したブラケット
49に軸50で揺動可能に支持されたフック51の凹部
に係合して蓋体23が動かないように固定保持する。
【0008】つぎに、蓋体23を閉じるときは、初めに
安全ロック装置48の油圧シリンダ55を操作してピス
トンロッド54を伸長させると、フック51が軸50を
中心として反時計方向へ回動することにより、ピン53
がフック51の凹部から外れる。そこで、油圧シリンダ
26を操作してピストンロッド27を収縮させると、前
記とは逆の経路を経て蓋体23が垂直状態となり、アー
ム28のピン32が受部34に係合してアーム28がイ
コライザ33に支持される。
【0009】そして、さらにピストンロッド27が収縮
することにより、アーム28が圧力缶22側へ引き込ま
れて蓋体23がロックリング41内へ水平移動する。そ
こで、ロックリング41の切欠部42に蓋体4の爪部が
嵌合して蓋体23の移動が停止すると、油圧シリンダ4
4を操作してピストンロッド45を収縮させ、ロックリ
ング41を回動させて切欠部を爪部から移動させると、
蓋体23は圧力缶22から外れないように締付固定され
るというものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によると、蓋体の開閉操作は、蓋体23とロックリ
ング41との係合を外すために、蓋体23を缶体22の
軸方向へ平行移動させる動作と、それに続く蓋体23の
回動によるオーバーハングをさせる動作が必要であるか
ら、機構が複雑であって、部品点数が多くなり、コスト
が上昇せざるを得ないと云う欠点がある。
【0011】そこで、この発明は機構の原理を簡素にし
て技術上製造が容易であり、且つ又、部品点数が少なく
て蓋体をオーバーハングさせることができる圧力容器の
蓋開閉装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、原理的に蓋の開閉に伴う運動を全て回
転運動で行える機構とする。即ち、横置に固定した缶体
の開口部付近において転回枠を回動可能に軸支し、該転
回枠にヒンジブラケットを介して蓋体を回動可能に軸支
するとともに、該転回枠に旋回板を回動可能に軸支し、
該旋回板と蓋体とをリンクで連結する一方、該旋回板に
前記転回枠と当接可能なピンを設け、かつ、該旋回板を
回転させる駆動手段を設けて構成した。
【0013】
【作用】駆動手段を操作して旋回板を回転させると、初
めにリンクが移動して蓋体をヒンジブラケットを中心と
して回動させることにより缶体の開口部から離し、つい
で、駆動手段の継続する作動により旋回板のピンが転回
枠に当接して転回枠を上方へ押し上げるように回動させ
るため、蓋体は缶体の上方に平行位置で停止してオーバ
ーハング状態となる。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図に基づき説明す
る。図1,2に示すように、円筒形の缶体1は適宜の床
面2に固定した脚台3に横置で載置され、この缶体1の
一端部開口に蓋体4が配置され、この蓋体4は前側へ傾
斜し、かつ、上方へ回転して上昇し、缶体1の真上にオ
ーバーハングできる。
【0015】すなわち、缶体1の一端部両側でベース枠
5に支柱6に立設し、支柱6の上端部を缶体1に固定
し、かつ、軸7を設ける。この軸7に軸着してU字型の
転回枠8を回動可能に設ける。転回枠8は正面U字形で
あって、その下部中央にヒンジブラケット9が軸10を
介して回動可能に連結され、このヒンジブラケット9に
蓋体4が連結されている。転回枠8の下端部は、脚台3
の手前に固定したベース枠5の前端部5aに当接して傾
斜状態が保持されている。
【0016】さらに、転回枠8の上端部付近に軸11で
旋回板12を揺動自在に連結する。旋回板12は略三角
形の2枚の板体を、図3に示すように、転回枠8の上端
部付近を挟み、かつ、軸7に対する隅角にそれぞれ軸1
3,14を設けて互いに連結したものである。軸14に
はリンク15の一端部を回動可能に連結し、リンク15
の他端部は軸16を介して蓋体4と回動可能に連結され
る。軸13はピンであり、旋回板12が回動することに
より転回枠8と接離する。
【0017】旋回板12に軸17を介してピストンロッ
ド18を回動可能に連結し、ピストンロッド18が伸縮
可能に係合する油圧シリンダ19を軸20でベース枠5
に回動可能に連結する。
【0018】なお、図1において、21はロックリング
1aを周方向へ回動させるための油圧シリンダ、22は
油圧シリンダ21から進退するピストンロッド、23は
ピストンロッド22の上端部に直交して連結したシャフ
ト、24はシャフト23を挿通したブラケットでロック
リング1aに固定されている。
【0019】また、図4に示すように、蓋体4に突設し
たピン4aが、缶体1の上部に固定したブラケット25
に軸26で揺動可能に支持されたフック27の凹部28
に係合して蓋体4が動かないように固定保持する安全ロ
ック装置29が設けられている。フック27はブラケッ
ト25に固定したや油圧シリンダ30から進退するピス
トンロッド31により時計回りに回動し凹部28がピン
4aから外すことができる。この安全ロック装置29は
前記従来例のものと実質的に同一である。
【0020】上記実施例の作用に付き説明すると、蓋体
4を閉じている図1の状態から、蓋体4を開くときは、
初めに図4に示すように、油圧シリンダ30のピストン
ロッド31を突出させてフック27を軸26を中心とし
て時計回りに回動させることにより、蓋体4のピン4a
と凹部28の係合を解除することにより、蓋体4と缶体
1とのロックを解く。
【0021】さらに、油圧シリンダ21を駆動してピス
トンロッド22を突出させると、ロックリング1aが回
転して缶体1と蓋体4との締付が解除され、蓋体4は缶
体1の開口部の端辺から外すことができる状態となる。
【0022】そこで、油圧シリンダ19を駆動してピス
トンロッド18を伸長させることにより、旋回板12は
軸11を中心として時計回りに回動する。したがって、
軸14を介してリンク15が蓋体4側へ移動するととも
に、軸13(ピン)が転回枠8に当接して転回枠8をそ
の軸7中心で時計回りに回動させる。
【0023】したがって、図5に示すように、蓋体4は
ヒンジブラケット9の軸10を中心として反時計回りに
回動して缶体1の開口部を開き、更に、図6に示すよう
に、転回枠8が旋回板12の軸13に押されて上昇する
のに伴い、蓋体4は徐々に缶体1の上部に持ち上げられ
る。
【0024】そして、図7に示すように、ピストンロッ
ド18が伸長しきると、蓋体4は缶体1の上部に略平行
にオーバーハングして停止する。そこで、安全ロック装
置29の油圧シリンダ30にピストンロッド31を引き
込めると、フック27はその自重で軸26を中心として
反時計回りに回動して凹部28がピン4aに係合して蓋
体4の水平状態がロックされる。したがって、蓋体4が
オーバーハングしている状態が不用意に解けることはな
く安全である。
【0025】なお、蓋体4を閉じる作用は、初めに安全
ロック装置29の油圧シリンダ30からピストンロッド
31を突出させると、フック27が軸26を中心として
時計回りに回動して凹部28がピン4aから外れ、蓋体
4は缶体1から自由な状態となる。
【0026】そこで、油圧シリンダ19の油圧を抜いて
ピストンロッド19を徐々にシリンダ内に収縮させる
と、旋回板12は軸11を中心として反時計回りに回転
し、図6の状態から図5の状態を経て図1の状態に戻
る。
【0027】かくして、蓋体4の転回動作のみで開閉動
作ができる機構であり、構造簡素にして動作が簡明であ
る。なお、転回枠8は支柱6に軸支したが、可能ならば
缶体1の胴部に軸支してもよく、また、旋回板12を回
転させる油圧シリンダ19及びそのピストンロッド18
は、他の適宜の回転駆動手段、例えば油圧又は電動モー
タ及びそれらで牽引するワイヤロープに代えてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、蓋体の
開閉動作が全て転回動作のみとしたことにより、作動が
簡明となり、構成が単純化され、部品点数が少なくて足
り、コストが低下する。しかも、転回動作のみなので作
動の信頼性が高い。
【0029】また、従来の機構では、軸受等のレース
(旋盤)加工品の他、長い直線部品を加工する必要性が
あり、プレーナー又はプラノミラー等の工作機械を要し
たが、この発明によれば、軸及び軸受のみであり、全て
レース加工のみで足りる利点を伴う。
【0030】さらに、従来の機構では、平行移動部分の
組み立てに精度を出すことが必要であり、機械工による
入念な組立調整を要したが、この発明では製缶工のみの
組立工作で比較的容易に組み立てることができる。した
がって、製造工数は従来の場合のおよそ3/5〜1/2
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の要部を示す圧力容器の部分側面図
【図2】この発明の要部を示す一部省略正面図
【図3】図2の部分拡大図
【図4】図1の部分拡大図(図5中L−L矢視図)
【図5】作用説明図
【図6】作用説明図
【図7】作用説明図
【図8】従来例の要部側面図
【図9】図8の正面図
【符号の説明】
1…缶体 4…蓋体 6…支柱 7…転回軸 8…転回枠 9…ヒンジブラケット 12…旋回板 13…軸(ピン) 15…リンク 18…ピストンロッド 19…油圧シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】アーム28が略垂直状態になるとピストン
ロッド27がアーム28と干渉するのをテーパー部28
aにより防止できる。そして、蓋体23が缶体22の上
部で略水平状態になると、安全ロック装置48が作動す
る。すなわち、蓋体23に突設したブラケット52に設
けたピン53が、缶体22の上部に固定したブラケット
49に軸50で揺動可能に支持されたフック51の凹部
に係合して蓋体23が動かないように固定保持する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、図4に示すように、蓋体4に突設し
たピン4aが、缶体1の上部に固定したブラケット25
に軸26で揺動可能に支持されたフック27の凹部28
に係合して蓋体4が動かないように固定保持する安全ロ
ック装置29が設けられている。フック27はブラケッ
ト25に固定した油圧シリンダ30から進退するピスト
ンロッド31により時計回りに回動し凹部28がピン4
aから外すことができる。この安全ロック装置29は前
記従来例のものと実質的に同一である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】そこで、油圧シリンダ19の油圧を抜いて
ピストンロッド1を徐々にシリンダ内に収縮させる
と、旋回板12は軸11を中心として反時計回りに回転
し、図6の状態から図5の状態を経て図1の状態に戻
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】かくして、蓋体4転回動作のみで開閉動
作ができる機構であり、構造簡素にして動作が簡明であ
る。なお、転回枠8は支柱6に軸支したが、可能ならば
缶体1の胴部に軸支してもよく、また、旋回板12を回
転させる油圧シリンダ19及びそのピストンロッド18
は、他の適宜の回転駆動手段、例えば油圧又は電動モー
タ及びそれらで牽引するワイヤロープに代えてもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】以上説明したこの発明によれば、蓋体の開
閉動作全て転回動作のみとしたことにより、作動が簡
明となり、構成が単純化され、部品点数が少なくて足
り、コストが低下する。しかも、転回動作のみなので作
動の信頼性が高い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横置に固定した缶体の開口部付近におい
    て転回枠を回動可能に軸支し、該転回枠にヒンジブラケ
    ットを介して蓋体を回動可能に軸支するとともに、該転
    回枠に旋回板を回動可能に軸支し、該旋回板と蓋体とを
    リンクで連結する一方、該旋回板に前記転回枠と当接可
    能なピンを設け、かつ、該旋回板を回転させる駆動手段
    を設けてなることを特徴とする圧力容器の蓋開閉装置。
JP8902694A 1994-04-27 1994-04-27 圧力容器の蓋開閉装置 Expired - Lifetime JP2675522B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1344860A3 (en) * 2002-03-13 2005-01-19 TECNORAMA S.r.l. Tank for dyeing textile materials
JP2007098989A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toyo Denka Kogyo Co Ltd 特装車
JP2010169113A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Tiyoda Electric Co Ltd 圧力容器
CN102284340A (zh) * 2011-05-18 2011-12-21 成都大宏立机器制造有限公司 一种破碎机进料斗开启装置
CN107816551A (zh) * 2017-11-17 2018-03-20 温州市工业设计院 一种对插嵌套式的容器快开门

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