JPH072944B2 - 冷却用エアゾ−ル組成物 - Google Patents

冷却用エアゾ−ル組成物

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JPH072944B2
JPH072944B2 JP60049713A JP4971385A JPH072944B2 JP H072944 B2 JPH072944 B2 JP H072944B2 JP 60049713 A JP60049713 A JP 60049713A JP 4971385 A JP4971385 A JP 4971385A JP H072944 B2 JPH072944 B2 JP H072944B2
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cooling
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aerosol
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晃 中川
徹哉 山形
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はスポーツ時の打ち身又は捻挫等の患部に対する
冷却応急処置、及び整形外科領域における冷却処置剤と
して有用な冷却用エアゾール組成物及び冷却用エアゾー
ル製剤に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来のエアゾール型瞬間冷却剤(以下、単に冷却用エア
ゾール製剤という)は冷却効果を最優先させる処方が組
まれており、フロンガス単体処方がほとんどである。
又、特公昭45-35797号公報記載の如く、トリクロルモノ
フロールメタン及びジクロルジフロールメタンを9対1
の割合で混合した冷却麻酔用エアゾール、特開昭54-866
06号公報記載の如く、1,1−ジクロロ−1,2,2−トリフル
オロエタン、1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロ
エタン、1,1,1−トリクロロエタン等の特定の物性値を
有する有機化合物と圧縮ガスである炭素ガスとの配合処
方等が知られているにすぎない。しかも、これらの処方
の冷却用エアゾール製剤は、一度に多量噴射され、一時
的な冷却効果のみを目的としたものであり、以下の欠点
を有するものである。
使用時の噴射ガスの飛散性が著しい。
使用後の皮膚に対する配慮に欠ける為に、皮膚刺激
が生じ、特に皮膚表面の肌を痛め易く、肌あれがはなは
だしい。
使用時の冷却効果はあるが、使用後の冷感の維持は
一時的なもので、持続作用が余りにも短すぎる。
ガス組成分よりなる為に、皮膚に対するしっとり感
が全くない。
ガス組成分よりなる為に、皮膚に対する保湿作用を
有さない。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前項で述べた如く、従来の冷却用エアゾール製剤は種々
の欠点を有し、充分に満足しうるものとは言い難い。
そこで本発明者らは前記した諸欠点を克服すべく、冷却
用エアゾール製剤の開発及び研究を鋭意行なったとこ
ろ、実用的に満足しうる冷却用エアゾール製剤の配合処
方を見い出し、本発明の冷却用エアゾール組成物を完成
するに至ったものである。
即ち、本発明が解決しようとする問題点は、前記した諸
欠点であり、これにより有用な冷却用エアゾール製剤を
提供することにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は以下に詳述する各基剤及び成分、そして必要に
応じ各種添加剤等々を特定の配合割合において処方する
ことによりなる冷却用エアゾール組成物に関するもので
ある。更に詳細には、本発明は、(a)フロンガス60〜
90重量%、(b)ジメチルエーテル10〜30重量%、
(c)保湿剤及び/又は肌あれ防止剤0.01〜5重量%、
(d)清涼剤0.1〜3重量%及び(e)低級アルコール
0.1〜10重量%からなることを特徴とする冷却用エアゾ
ール組成物に関するものである。本発明は、また、
(a)フロンガス60〜90重量%、(b)ジメチルエーテ
ル10〜30重量%、(c)保湿剤及び/又は肌あれ防止剤
0.01〜5重量%、(d)清涼剤0.1〜3重量%及び
(e)低級アルコール0.1〜10重重量%からなる冷却用
エアゾール組成物を、エアゾール製剤用容器に充填して
なることを特徴とする冷却用エアゾール製剤に関するも
のである。
以下に更に具合的に説明する。
まず最初に噴射剤及び瞬時的に冷却効果を満足させる為
に使用する低沸点不燃性ガス、つまりフロンガスとして
は、トリクロルモノフルオルメタン(一般名:フロン1
1)、ジクロルジフルオルメタン(一般名:フロン1
2)、1,1,2−トリクロルトリフルオロエタン(一般名:
フロン113)又はジクロルテトラフルオロエタン(一般
名:フロン114)が単独又は二種以上配合して使用され
る。尚、その使用量は60〜90重量%、好ましくは70〜85
重量%、より好ましくは75〜85重量%を配合することに
より最適な冷却用エアゾール組成物となすことができ
る。
又、他の噴射剤であるジメチルエーテルはすでにエアゾ
ール用噴射剤として繁用されているものを適宜用いるこ
とができる。尚、人体用エアゾール製剤は微燃性以下の
燃性のものでなければならず、その使用量は燃焼性規制
等に伴い制限されてくるものであるが、その制限範囲内
である10〜30重量%、好ましくは12〜27重量%、より好
ましくは15〜20重量%を配合するのが適当である。
尚、フロンガス及びジメチルエーテルよりなる噴射剤の
全体量は90重量%以上配合するのが好ましく、より好ま
しいのは95重量%以上配合することが冷却用エアゾール
製剤のガス組成及び原液組成、又は内圧等を総合的に判
断するうえで望ましいものである。
次に保湿剤としては、ベンジルアルコール、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、水溶性高分子(例えば、メチルセルロース、
エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポバール、
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリ
マー等)、スクワラン、ヤシ油、チョウジ油、オリーブ
油、ヒマシ油、ツバキ油、大豆油等の保湿成分が単独又
は二種以上配合することにより使用される。
次に、肌あれ防止剤としてはビタミン類が使用される
が、特に脂溶性ビタミン類が本発明には好ましいもので
ある。例えば、ビタミンA類としてビタミンA油、酢酸
レチノール、パルミチン酸レチノール等を、ビタミンD
類としてエルゴカルシフェロール等を、ビタミンE類と
してdl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロ
ール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、天然ビタミ
ンE等が使用される。その他、ビタミンB類、ビタミン
C類、ビタミンK類等も使用される。
尚、保湿剤及び/又は肌あれ防止剤の本発明の配合は使
用感又は皮膚に対する刺激又は皮膚あれを柔らげる目的
で用いるもので、その配合量は皮膚に対する保湿性及び
しっとり感を与える量であることは勿論、ベトツキ又は
乾き等の使用感に影響を及ぼさない量並びに皮膚刺激又
は皮膚あれを緩和する量を配合するものである。具体的
にその量は0.01〜5重量%、好ましくは0.01〜3重量
%、より好ましくは1重量%が望ましい。
次に清涼剤としては、冷感作用を有するメントール、メ
ントン、シトロネラール等が単独又は二種以上配合さ
れ、その量は0.1〜3重量%、好ましくは、0.1〜1重量
%、より好ましくは0.1〜0.5重量%が望ましい。
次に低級アルコールとしては、炭素数1〜6を有するア
ルコールが挙げられる。その中でも特にエタノール、プ
ロパノール又はイソプロパノールが好ましい。又、これ
らの無水アルコール、あるいは変性アルコールも使用す
ることができる。尚、その配合量において10%以上では
皮膚上での乾燥が遅く、使用感をそこねるうえに、皮膚
に対する刺激感が強くなり、皮膚を痛める原因ともなる
ので、その量は保湿剤、肌あれ防止剤及び清涼剤を溶解
しうる量、つまり0.1〜10重量%、好ましくは0.1〜5重
量%、より好ましくは0.1〜1重量%で配合されるのが
望ましい。
尚、本発明において必要に応じ、香料を配合することも
できる。例えば冷感又はみずみずしさを覚えるようなシ
トラス系(オレンジ、レモン、ライム、グレープフルー
ツ等)、あるいはミント系(ペパーミント、スペアミン
ト等)の香料を単独又は二種以上配合することにより使
用感を良くすることが可能である。
本発明は前述の如く上記各基剤及び成分を特定した配合
処方より構成される冷却用エアゾール組成物に関するも
のであり、この配合組成は本発明者らにより鋭意研究の
結果、初めて見い出された文献未載の新規なものであ
る。
次に本発明の冷却用エアゾール組成物の製造法について
述べる。
まず最初に、保湿剤及び/又は肌あれ防止剤5重量%以
下、又は必要に応じ微量の香料と低級アルコール10重量
%以下を室温又は加熱下に攪拌混合し均一な溶液とな
し、次に室温又は加温下に清涼剤5重量%以下を加え、
更に攪拌混合し均一な溶液とする。次にこの溶液を適当
な耐圧容器に入れ、正倒立使用可能なバルブを装着し、
フロンガス60〜90重量%及びジメチルエーテル10〜30重
量%からなる噴射剤の全体量が90重量%以上になるよう
にし、公知の方法にて圧入充填する。次に好ましい圧力
(3.5〜3.6kg/cm2 at25℃)で圧入充填を止め噴出可能
な適当な押釦を装着し、目的の冷却用エアゾール製剤と
なす。
(ホ) 作用 本発明の冷却用エアゾール組成物は、噴霧時における顕
著な冷感作用及び持続作用を有する。又噴霧時におい
て、しっとりした感じを与え、保湿作用においても優れ
た作用を有する。
又、皮膚あれに対する防止作用を有し、皮膚あれを少な
くする保護作用並びに皮膚刺激を緩和する作用等を有す
るものである。
(ヘ) 実施例 以下に、本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例1 l−メントール 1.5 プロピレングリコール 0.5 エタノール 3.0 香料 微量 フロン11 31.5 フロン12 47.3 ジメチルエーテル 16.2 計 100.0(重量%) l−メントール、プロピレングリコール、香料をエタノ
ールに攪拌溶解した原液を適当な耐圧容器に入れ、正倒
立使用可能なバルブを装着し、噴射剤を圧入し、好まし
い圧力で噴出させるような適当な押釦を装着し、目的の
エアゾール剤とし使用評価した。
実施例2 l−メントール 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 0.3 dl−α−トコフェロール 0.2 エタノール 2.5 香料 微量 フロン11 31.9 フロン12 47.8 ジメチルエーテル 16.3 計 100.0(重量%) 実施例1のプロヒレングリコールの代わりにミリスチン
酸イソプロピルを加え、更にdl−α−トコフェロールを
加え、以下実施例1同様に製造し、使用評価した。
実施例3 l−メントール 0.5 スクワラン 0.3 酢酸トコフェロール 0.2 エタノール 2.0 香料 微量 フロン11 32.2 フロン12 48.3 ジメチルエーテル 16.5 計 100.0(重量%) 実施例2のミリスチン酸イソプロピルの代わりにスクワ
ランを加え、dl−α−トコフェロールの代わりに酢酸ト
コフェロールを加え、以下実施例1同様に製造し、使用
評価した。
実施例4 l−メントール 0.2 スクワラン 0.03 酢酸トコフェロール 0.02 変性エタノール 0.75 香料 微量 フロン11 32.9 フロン12 49.3 ジメチルエーテル 16.8 計 100.0(重量%) 実施例3のエタノールを変性エタノールに換え、以下実
施例1同様に製造し、使用評価した。
比較例1 市販の冷却用エアゾール製剤処方 フロン11 40 フロン12 60 計 100(重量%) 適当な耐圧容器に、正倒立使用可能なバルブを装着し、
噴射剤を圧入し、好ましい圧力で噴出させるような適当
な押釦を装着して目的のエアゾール剤とし、使用評価し
た。
比較例2 市販の冷却用エアゾール製剤処方 フロン11 33.2 フロン12 49.8 ジメチルエーテル 17.0 計 100.0(重量%) 比較例1に、更に噴射剤としてジメチルエーテルを加
え、比較例1同様に製造し、使用評価した。
試験例 以下に、本発明の実施例1〜4のエアゾール組成物と比
較例1〜2の市販のエアゾール製剤との噴霧時における
冷感、冷感の持続性並びに持続時間、又は使用時におけ
るしっとり感及び保湿状態、更に皮膚に対する刺激作用
等に関し、被験者25名を対象者として試験を行なった。
その試験結果を表1に示す。
(ト) 効果 本発明の冷却用エアゾール組成物は従来の既存製品が具
備していない下記の効果を有するものである。
噴霧時の冷感状態において優れた冷感効果を有す
る。
冷感の持続性及び持続時間に対して顕著な作用効果
を有する。
使用感(しっとり感)において好ましい効果を有す
る。
保湿効果に対しても大変好ましい効果を有する。
皮膚刺激作用(肌あれ)に対して顕著に作用し、肌
あれを顕著に抑制するという効果を有する。
臭いにおいて、使用上好ましい効果を有する。
本発明は更に製剤上において物理的及び化学的安定性も
優れている。
以上詳述した如く、本発明は冷却用エアゾール組成物と
して極めて好ましい組成及び効果を有し、スポーツ時の
打ち身、捻挫等の応急処置剤として、誠に産業上有用な
冷却用エアゾール製剤ということができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)フロンガス60〜90重量%、(b)ジ
    メチルエーテル10〜30重量%、(c)保湿剤及び/又は
    肌あれ防止剤0.01〜5重量%、(d)清涼剤0.1〜3重
    量%及び(e)低級アルコール0.1〜10重量%からなる
    ことを特徴とする冷却用エアゾール組成物。
  2. 【請求項2】(a)フロンガス60〜90重量%、(b)ジ
    メチルエーテル10〜30重量%、(c)保湿剤及び/又は
    肌あれ防止剤0.01〜5重量%、(d)清涼剤0.1〜3重
    量%及び(e)低級アルコール0.1〜10重量%からなる
    冷却用エアゾール組成物を、エアゾール製剤用容器に充
    填してなることを特徴とする冷却用エアゾール製剤。
JP60049713A 1985-03-13 1985-03-13 冷却用エアゾ−ル組成物 Expired - Lifetime JPH072944B2 (ja)

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FR2782639B1 (fr) * 1998-09-02 2002-06-14 Dehon Sa Produit refrigerant pour la peau

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