JPH07294979A - 振れ補正装置 - Google Patents
振れ補正装置Info
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- JPH07294979A JPH07294979A JP11173494A JP11173494A JPH07294979A JP H07294979 A JPH07294979 A JP H07294979A JP 11173494 A JP11173494 A JP 11173494A JP 11173494 A JP11173494 A JP 11173494A JP H07294979 A JPH07294979 A JP H07294979A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数の検出速度を短時間にすると共に検出
精度を向上させ、使用環境に応じた最適な振れ補正を可
能とする。 【構成】 振動検出手段1の出力から異なる二つ以上の
検出時間によって振動の周波数と振幅の少なくとも一方
を検出する検出手段13と、該検出手段の出力に基づい
て位置制御手段の特性を変更する特性変更手段11とを
設け、例えば最小検出時間を設定し、一つの検出手段を
時系列的に働かせ、異なる検出時間によって得られる複
数の出力の相関より、特性を制御するのに用いる周波数
と振幅の少なくとも一方を決定したり、あるいは、異な
る二つ以上の検出時間をもつ複数の周波数検出手段によ
って得られる複数の出力の相関より、特性を制御するの
に用いる周波数と振幅の少なくとも一方を決定するよう
にしている。
精度を向上させ、使用環境に応じた最適な振れ補正を可
能とする。 【構成】 振動検出手段1の出力から異なる二つ以上の
検出時間によって振動の周波数と振幅の少なくとも一方
を検出する検出手段13と、該検出手段の出力に基づい
て位置制御手段の特性を変更する特性変更手段11とを
設け、例えば最小検出時間を設定し、一つの検出手段を
時系列的に働かせ、異なる検出時間によって得られる複
数の出力の相関より、特性を制御するのに用いる周波数
と振幅の少なくとも一方を決定したり、あるいは、異な
る二つ以上の検出時間をもつ複数の周波数検出手段によ
って得られる複数の出力の相関より、特性を制御するの
に用いる周波数と振幅の少なくとも一方を決定するよう
にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影装置等の機器に組
み込まれる振れ補正装置の改良に関するものである。
み込まれる振れ補正装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮影装置においては、露出設定,
焦点調節等あらゆる点で自動化,多機能化が図られ、良
好な撮影が容易に行えるようになっている。
焦点調節等あらゆる点で自動化,多機能化が図られ、良
好な撮影が容易に行えるようになっている。
【0003】しかしながら、実際に撮影画像の品位を著
しく低下させているのはカメラ振れであることが多く、
近年では、このカメラ振れを補正する振れ補正装置が種
々提案され、注目を集めているところである。
しく低下させているのはカメラ振れであることが多く、
近年では、このカメラ振れを補正する振れ補正装置が種
々提案され、注目を集めているところである。
【0004】この種の振れ補正装置に具備される補正系
は、光学的に補正するもの、画像処理によって電気的に
補正するものに大別され、また、検出系は、物理的に振
動を検出するもの、画像の動きベクトル等を画像処理に
よって検出するものに大別され、それぞれ多くの形態が
考えられる。
は、光学的に補正するもの、画像処理によって電気的に
補正するものに大別され、また、検出系は、物理的に振
動を検出するもの、画像の動きベクトル等を画像処理に
よって検出するものに大別され、それぞれ多くの形態が
考えられる。
【0005】図17に、従来の振れ補正装置の構成の一
例を示す。
例を示す。
【0006】図17において、1は例えば振動ジャイロ
等の角速度センサから成る角速度検出器であり、振れ補
正装置に取付けられている。2は角速度検出器1から出
力される角速度信号の直流成分を遮断して交流成分すな
わち振動成分のみを通過させるDCカットフィルタであ
り、このDCカットフィルタ2として、任意の帯域で信
号を遮断するハイパスフィルタ(以下、HPFと記す)
を用いても良い。3はDCカットフィルタ2から出力さ
れた角速度信号を適当な感度に増幅するアンプである。
等の角速度センサから成る角速度検出器であり、振れ補
正装置に取付けられている。2は角速度検出器1から出
力される角速度信号の直流成分を遮断して交流成分すな
わち振動成分のみを通過させるDCカットフィルタであ
り、このDCカットフィルタ2として、任意の帯域で信
号を遮断するハイパスフィルタ(以下、HPFと記す)
を用いても良い。3はDCカットフィルタ2から出力さ
れた角速度信号を適当な感度に増幅するアンプである。
【0007】4はアンプ3から出力された角速度信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、5はA/D変
換器4からの出力を積分して角変位信号を出力する積分
回路、6は積分回路5から出力された角速度信号の積分
信号すなわち角変位信号より撮影装置のパンニング/チ
ルティングの判定を行うパン/チルト判定回路、7はパ
ン/チルト判定回路6からの出力をアナログ信号あるい
はPWM等のパルス出力に変換して出力するD/A変換
器である。
ディジタル信号に変換するA/D変換器、5はA/D変
換器4からの出力を積分して角変位信号を出力する積分
回路、6は積分回路5から出力された角速度信号の積分
信号すなわち角変位信号より撮影装置のパンニング/チ
ルティングの判定を行うパン/チルト判定回路、7はパ
ン/チルト判定回路6からの出力をアナログ信号あるい
はPWM等のパルス出力に変換して出力するD/A変換
器である。
【0008】上記のA/D変換器4,積分回路5,パン
/チルト判定回路6、及び、D/A変換器7は、例えば
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)COM
1によって構成される。
/チルト判定回路6、及び、D/A変換器7は、例えば
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)COM
1によって構成される。
【0009】8はマイコンCOM1から出力された変位
信号に基づいて後述の画像補正手段を抑制するように駆
動する駆動回路である。9は画像補正手段であり、例え
ば光学的光軸を変位させて振れを相殺する光学的補正手
段、あるいは、画像を記憶したメモリより電子的に画像
の読み出し位置をシフトして振れを相殺する電子的補正
手段が用いられている。
信号に基づいて後述の画像補正手段を抑制するように駆
動する駆動回路である。9は画像補正手段であり、例え
ば光学的光軸を変位させて振れを相殺する光学的補正手
段、あるいは、画像を記憶したメモリより電子的に画像
の読み出し位置をシフトして振れを相殺する電子的補正
手段が用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
装置では、以下に示すような問題点があった。
装置では、以下に示すような問題点があった。
【0011】図18は、既存の角速度センサを上記図1
7の角速度検出器1に使用し、振れ補正装置を含む撮影
装置に一定振幅の加振を行った場合に、画像補正手段9
で得られる信号の周波数特性を示す図である。
7の角速度検出器1に使用し、振れ補正装置を含む撮影
装置に一定振幅の加振を行った場合に、画像補正手段9
で得られる信号の周波数特性を示す図である。
【0012】つまり、角速度検出器1に加える正弦波状
の振れの入力に対する、画像補正手段9の周波数特性を
示したものであり、上図に利得特性を表し、下図に位相
特性を表している。そして、縦軸がそれぞれ利得(上
図)、位相(下図)を示し、横軸が周波数(1〜100
Hz)を表している。
の振れの入力に対する、画像補正手段9の周波数特性を
示したものであり、上図に利得特性を表し、下図に位相
特性を表している。そして、縦軸がそれぞれ利得(上
図)、位相(下図)を示し、横軸が周波数(1〜100
Hz)を表している。
【0013】図18の周波数特性において、10Hzで
の特性に注目すると、利得はほぼ0dBであるが、位相
は約 7.5degのずれを生じている。この位相ずれを主
要因として、加えられた振動に対して、3Hzでは1/
100以下の振動に抑えられているものが、10Hzで
は約1/8程度の振動にしか抑えられない。
の特性に注目すると、利得はほぼ0dBであるが、位相
は約 7.5degのずれを生じている。この位相ずれを主
要因として、加えられた振動に対して、3Hzでは1/
100以下の振動に抑えられているものが、10Hzで
は約1/8程度の振動にしか抑えられない。
【0014】このような特性における振れ補正の効果を
考えた場合、通常の撮影においては十分な効果が期待で
きるが、10Hz付近の周波数が連続して加わっている
際には振動が目につく場合がある。
考えた場合、通常の撮影においては十分な効果が期待で
きるが、10Hz付近の周波数が連続して加わっている
際には振動が目につく場合がある。
【0015】このように、現状では十分な振動抑制効果
の期待できない周波数帯域で連続した振動が加わり続け
た場合、加わっている振動の大きさによっては補正残り
が目立つといった問題があった。
の期待できない周波数帯域で連続した振動が加わり続け
た場合、加わっている振動の大きさによっては補正残り
が目立つといった問題があった。
【0016】そこで、先願において、振れ補正装置を含
む撮影装置に加わっている振れ、つまり補正すべき振れ
の中心周波数を、振動検出手段の出力から、前記振動の
周波数及び振幅を検出する手段を備え、その出力に応じ
て利得特性及び位相特性を変化させ、振れの中心周波数
における利得ずれ、位相ずれを補正しようとする提案
(特願平4−312089号)を行っている。しかしな
がら、振れの周波数検出精度と検出時間の相関により、
検出精度を向上するためには検出時間がより長くかかる
ものであった。
む撮影装置に加わっている振れ、つまり補正すべき振れ
の中心周波数を、振動検出手段の出力から、前記振動の
周波数及び振幅を検出する手段を備え、その出力に応じ
て利得特性及び位相特性を変化させ、振れの中心周波数
における利得ずれ、位相ずれを補正しようとする提案
(特願平4−312089号)を行っている。しかしな
がら、振れの周波数検出精度と検出時間の相関により、
検出精度を向上するためには検出時間がより長くかかる
ものであった。
【0017】(発明の目的)本発明の第1の目的は、周
波数の検出速度を短時間にすると共に、検出精度を向上
させ、使用環境に応じた最適な振れ補正を行うことので
きる振れ補正装置を提供することである。
波数の検出速度を短時間にすると共に、検出精度を向上
させ、使用環境に応じた最適な振れ補正を行うことので
きる振れ補正装置を提供することである。
【0018】本発明の第2の目的は、角速度と角変位の
二つの周波数特性の異なる信号を用いることで、検出精
度を保ったまま、ノイズ(モータ等の駆動ノイズを含
む)に有利な検出感度を設定することのできる振れ補正
装置を提供することである。
二つの周波数特性の異なる信号を用いることで、検出精
度を保ったまま、ノイズ(モータ等の駆動ノイズを含
む)に有利な検出感度を設定することのできる振れ補正
装置を提供することである。
【0019】本発明の第3の目的は、振れ周波数に応じ
て、低周波数ではより検出精度を細かく、高周波数では
より速く測定することを可能とする振れ補正装置を提供
することである。
て、低周波数ではより検出精度を細かく、高周波数では
より速く測定することを可能とする振れ補正装置を提供
することである。
【0020】本発明の第4の目的は、周波数検出結果を
最も速く出力することのできる振れ補正装置を提供する
ことである。
最も速く出力することのできる振れ補正装置を提供する
ことである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、振動検出手段の出
力から異なる二つ以上の検出時間によって振動の周波数
と振幅の少なくとも一方を検出する検出手段と、該検出
手段の出力に基づいて位置制御手段の特性を変更する特
性変更手段とを設け、例えば最小検出時間を設定し、一
つの検出手段を時系列的に働かせ、異なる検出時間によ
って得られる複数の出力の相関より、特性を変更するの
に用いる周波数と振幅の少なくとも一方を決定したり、
あるいは、異なる二つ以上の検出時間をもつ複数の周波
数検出手段によって得られる複数の出力の相関より、特
性を変更するのに用いる周波数と振幅の少なくとも一方
を決定するようにしている。
るために、請求項1記載の本発明は、振動検出手段の出
力から異なる二つ以上の検出時間によって振動の周波数
と振幅の少なくとも一方を検出する検出手段と、該検出
手段の出力に基づいて位置制御手段の特性を変更する特
性変更手段とを設け、例えば最小検出時間を設定し、一
つの検出手段を時系列的に働かせ、異なる検出時間によ
って得られる複数の出力の相関より、特性を変更するの
に用いる周波数と振幅の少なくとも一方を決定したり、
あるいは、異なる二つ以上の検出時間をもつ複数の周波
数検出手段によって得られる複数の出力の相関より、特
性を変更するのに用いる周波数と振幅の少なくとも一方
を決定するようにしている。
【0022】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、振動検出手段の出力を積分す
る積分手段と、該積分手段の出力から振動の周波数と振
幅の少なくとも一方を検出する検出手段とを設け、角速
度と角変位の二つの周波数特性の異なる信号を用いるよ
うにしている。
請求項2記載の本発明は、振動検出手段の出力を積分す
る積分手段と、該積分手段の出力から振動の周波数と振
幅の少なくとも一方を検出する検出手段とを設け、角速
度と角変位の二つの周波数特性の異なる信号を用いるよ
うにしている。
【0023】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、検出手段の検出精度を、周波
数と振幅の少なくとも一方の検出結果に基づいて変更す
る変更手段を設け、周波数と振幅の少なくとも一方の検
出結果に基づいて検出手段の検出精度を変更するように
している。
請求項3記載の本発明は、検出手段の検出精度を、周波
数と振幅の少なくとも一方の検出結果に基づいて変更す
る変更手段を設け、周波数と振幅の少なくとも一方の検
出結果に基づいて検出手段の検出精度を変更するように
している。
【0024】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項4記載の本発明は、検出時間の異なる二つ以上の
検出手段を設け、これらの検出手段それぞれの出力の検
出結果を同期させて、振動の周波数と振幅の少なくとも
一方を検出するようにしている。
請求項4記載の本発明は、検出時間の異なる二つ以上の
検出手段を設け、これらの検出手段それぞれの出力の検
出結果を同期させて、振動の周波数と振幅の少なくとも
一方を検出するようにしている。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における振れ
補正装置の概略構成を示すブロック図であり、撮影装置
に組み込んだ例を示している。なお、図17と同じ機能
を持つ部分は同一符号を付してある。
補正装置の概略構成を示すブロック図であり、撮影装置
に組み込んだ例を示している。なお、図17と同じ機能
を持つ部分は同一符号を付してある。
【0027】図1において、該装置に取付けられた振動
ジャイロ等の角速度センサからなる角速度検出器1、該
角速度検出器1から出力される角速度信号の直流成分を
遮断するDCカットフィルタ(又はHPF)2、角速度
信号を所定の感度に増幅するアンプ3、駆動回路8、画
像補正手段9については、上述の図17に示す従来と同
一構成のものを用いることができるものであり、本実施
例において異なるのは、装置全体の制御を行うマイコン
COM2の内部構成である。なお、この実施例において
は、画像補正手段9として、例えば後述の可変頂角プリ
ズム、あるいは、メモリ制御方式が用いられている。
ジャイロ等の角速度センサからなる角速度検出器1、該
角速度検出器1から出力される角速度信号の直流成分を
遮断するDCカットフィルタ(又はHPF)2、角速度
信号を所定の感度に増幅するアンプ3、駆動回路8、画
像補正手段9については、上述の図17に示す従来と同
一構成のものを用いることができるものであり、本実施
例において異なるのは、装置全体の制御を行うマイコン
COM2の内部構成である。なお、この実施例において
は、画像補正手段9として、例えば後述の可変頂角プリ
ズム、あるいは、メモリ制御方式が用いられている。
【0028】以下、マイコンCOM2内の構成を述べ
る。
る。
【0029】4はアンプ3から出力された角速度信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、10は任意の
帯域で可変し得る機能を有するHPF、5はHPF10
によって抽出された所定の周波数成分の信号を積分して
その周波数成分における角変位信号を算出する積分回路
である。11は積分回路5から出力された積分信号出力
すなわち角変位信号の位相及び利得を補正する位相・利
得補正回路であり、後述の周波数・振幅検出手段の出力
によって位相及び利得の補正が可変される。
ディジタル信号に変換するA/D変換器、10は任意の
帯域で可変し得る機能を有するHPF、5はHPF10
によって抽出された所定の周波数成分の信号を積分して
その周波数成分における角変位信号を算出する積分回路
である。11は積分回路5から出力された積分信号出力
すなわち角変位信号の位相及び利得を補正する位相・利
得補正回路であり、後述の周波数・振幅検出手段の出力
によって位相及び利得の補正が可変される。
【0030】12は角速度信号及び積分回路5の出力で
ある角変位信号よりパンニング/チルティング及び撮影
状態を判定する判定手段、13は角速度信号及び積分回
路5の出力である角変位信号を入力し、その周波数及び
振幅を検出する周波数・振幅検出手段であり、この出力
は前述した位相・利得補正回路11へ出力される。ま
た、7は位相・利得補正回路11の出力信号をアナログ
信号あるいはPWM等のパルス信号に変換して出力する
D/A変換器である。
ある角変位信号よりパンニング/チルティング及び撮影
状態を判定する判定手段、13は角速度信号及び積分回
路5の出力である角変位信号を入力し、その周波数及び
振幅を検出する周波数・振幅検出手段であり、この出力
は前述した位相・利得補正回路11へ出力される。ま
た、7は位相・利得補正回路11の出力信号をアナログ
信号あるいはPWM等のパルス信号に変換して出力する
D/A変換器である。
【0031】ここで、マイコンCOM2から出力される
制御信号に応じて画像の振れを実際に補正する駆動回路
8,画像補正手段9について、例を上げて説明すると、
例えば図2〜図8に示すようなものが挙げられる。
制御信号に応じて画像の振れを実際に補正する駆動回路
8,画像補正手段9について、例を上げて説明すると、
例えば図2〜図8に示すようなものが挙げられる。
【0032】図2は、可変頂角プリズム(以下、VA
P:Varriable angle prisum)306を用いると共に、
駆動系にはボイス・コイル型アクチュエータを使用し、
角変位をエンコーダで検出して駆動系にフィードバック
して駆動量を制御するような閉ループを構成する制御系
としたものである。
P:Varriable angle prisum)306を用いると共に、
駆動系にはボイス・コイル型アクチュエータを使用し、
角変位をエンコーダで検出して駆動系にフィードバック
して駆動量を制御するような閉ループを構成する制御系
としたものである。
【0033】まず、VAP306について詳しく述べ
る。
る。
【0034】図3に示すように、VAP306は、対向
した2枚の透明平行板340a,340bの間に透明な
高屈折率(屈折率n)の弾性体または不活性液体342
を狭持した形で充填するとともにその外周を樹脂フィル
ム等の封止材341にて弾性的に封止し、透明平行板3
40a,340bを揺動可能とした構造のものであり、
透明平行板340a,340bを揺動することにより、
光軸を変位させ、振れを補正するものである。
した2枚の透明平行板340a,340bの間に透明な
高屈折率(屈折率n)の弾性体または不活性液体342
を狭持した形で充填するとともにその外周を樹脂フィル
ム等の封止材341にて弾性的に封止し、透明平行板3
40a,340bを揺動可能とした構造のものであり、
透明平行板340a,340bを揺動することにより、
光軸を変位させ、振れを補正するものである。
【0035】図4は、図3のVAP306の一方の透明
平行板340aを軸301(311)の回りに角度σだ
け回動させたときの入射光束344の通過状態を示した
図であり、同図に示すように、光軸343に沿って入射
してきた光束344は楔形プリズムと同じ原理により、
角度φ=(n−1)σだけ偏向されて出射する。即ち、
光軸343は角度φだけ偏心(偏向)される。
平行板340aを軸301(311)の回りに角度σだ
け回動させたときの入射光束344の通過状態を示した
図であり、同図に示すように、光軸343に沿って入射
してきた光束344は楔形プリズムと同じ原理により、
角度φ=(n−1)σだけ偏向されて出射する。即ち、
光軸343は角度φだけ偏心(偏向)される。
【0036】図4の説明に戻り、以上説明したVAP3
06は、保持枠307を介して軸301,311を中心
として回動し得るよう、鏡筒302に固定されている。
06は、保持枠307を介して軸301,311を中心
として回動し得るよう、鏡筒302に固定されている。
【0037】313はヨーク、315はマグネット、3
12はコイルであり、コイル312に電流を流すことに
より軸311を中心としてVAP306の頂角を可変し
得る、ボイス・コイル型のアクチュエータが構成されて
いる。310はVAP306の変位検出用のスリットで
あり、軸311と同軸に保持枠307、すなわちVAP
306と共に回動してその位置を変位する。308はス
リット310の位置を検出する発光ダイオード、309
はPSD(Position Sensing Detector)であり、発光ダ
イオード308と共にスリット310の変位を検出する
ことにより、VAP頂角の角変位を検出するエンコーダ
を構成している。
12はコイルであり、コイル312に電流を流すことに
より軸311を中心としてVAP306の頂角を可変し
得る、ボイス・コイル型のアクチュエータが構成されて
いる。310はVAP306の変位検出用のスリットで
あり、軸311と同軸に保持枠307、すなわちVAP
306と共に回動してその位置を変位する。308はス
リット310の位置を検出する発光ダイオード、309
はPSD(Position Sensing Detector)であり、発光ダ
イオード308と共にスリット310の変位を検出する
ことにより、VAP頂角の角変位を検出するエンコーダ
を構成している。
【0038】そして、VAP306によって入射角度が
変えられた光束は、撮影レンズユニット303によって
CCD等の撮像素子304の撮像面上に結像される。
変えられた光束は、撮影レンズユニット303によって
CCD等の撮像素子304の撮像面上に結像される。
【0039】なお、305は保持枠307の軸301及
び311から成る回転軸と直交するもう片方の回転軸中
心を示している。
び311から成る回転軸と直交するもう片方の回転軸中
心を示している。
【0040】次に、VAP306を駆動制御する制御回
路の基本的な構成、及び、その動作について、図5のブ
ロック図を用いて説明する。
路の基本的な構成、及び、その動作について、図5のブ
ロック図を用いて説明する。
【0041】図5において、306はVAP、322は
アンプ、323はアクチュエータを駆動するドライバ、
324は上述したVAP306の駆動用のボイス・コイ
ル型アクチュエータ、326はVAP306の頂角変位
を検出するエンコーダである。325はマイコンCOM
2から出力される振れ補正用の制御信号320と角変位
エンコーダ326の出力信号とを逆極性で加算する加算
器であり、マイコンCOM2から出力される振れ補正用
の制御信号320と角変位エンコーダ326の出力信号
とが等しくなるように制御系が動作するので、結果とし
て制御信号320がエンコーダ326の出力と一致する
ようにVAP306が駆動されることにより、マイコン
COM2の指示された位置に該VAP306が制御され
る。
アンプ、323はアクチュエータを駆動するドライバ、
324は上述したVAP306の駆動用のボイス・コイ
ル型アクチュエータ、326はVAP306の頂角変位
を検出するエンコーダである。325はマイコンCOM
2から出力される振れ補正用の制御信号320と角変位
エンコーダ326の出力信号とを逆極性で加算する加算
器であり、マイコンCOM2から出力される振れ補正用
の制御信号320と角変位エンコーダ326の出力信号
とが等しくなるように制御系が動作するので、結果とし
て制御信号320がエンコーダ326の出力と一致する
ようにVAP306が駆動されることにより、マイコン
COM2の指示された位置に該VAP306が制御され
る。
【0042】図6は画像補正手段9の第2の例を示すも
のであり、前述のVAP306をボイス・コイル型アク
チュエータでなく、ステッピングモータを使用して駆動
するよう構成したものである。
のであり、前述のVAP306をボイス・コイル型アク
チュエータでなく、ステッピングモータを使用して駆動
するよう構成したものである。
【0043】これは、軸301を回動中心としてステッ
ピングモータ401により、保持枠307を介して、V
AP306を駆動する構成となっている。
ピングモータ401により、保持枠307を介して、V
AP306を駆動する構成となっている。
【0044】すなわち、鏡筒302に取付けられた支持
枠403にその回転軸にリードスクリュー401aを配
されたステッピングモータ401を取付けると共に、前
記支持枠403のガイド軸405によって光軸方向に移
動可能に案内されるキャリア404を前記リードスクリ
ュー401aに常時噛合させ、且つ、キャリア404を
支持枠307に固定された連結杆407と回動軸406
をもって回動自在に連結することにより、ステッピング
モータ401を回転してキャリア404を光軸方向に移
動し、連結杆407を介して保持枠を軸301,311
を中心に回動させ、VAP306を駆動するものであ
る。
枠403にその回転軸にリードスクリュー401aを配
されたステッピングモータ401を取付けると共に、前
記支持枠403のガイド軸405によって光軸方向に移
動可能に案内されるキャリア404を前記リードスクリ
ュー401aに常時噛合させ、且つ、キャリア404を
支持枠307に固定された連結杆407と回動軸406
をもって回動自在に連結することにより、ステッピング
モータ401を回転してキャリア404を光軸方向に移
動し、連結杆407を介して保持枠を軸301,311
を中心に回動させ、VAP306を駆動するものであ
る。
【0045】また、402はVAP306の基準位置を
検出するリセットセンサである。なお、これと同様のV
AP駆動機構が、軸311についても設けられている
が、それについては説明を省略する。
検出するリセットセンサである。なお、これと同様のV
AP駆動機構が、軸311についても設けられている
が、それについては説明を省略する。
【0046】そして、図6のシステムを駆動制御するた
めの回路構成は、図7に示すブロック図のようになって
いる。
めの回路構成は、図7に示すブロック図のようになって
いる。
【0047】図7において、マイコンCOM2より出力
される制御信号320を、駆動演算回路410において
駆動演算してVAP306の駆動信号に変換し、ドライ
バIC411に出力してする。そして、ドライバIC4
11によりステッピングモータ401を駆動し、VAP
306の頂角を変化させるものである。
される制御信号320を、駆動演算回路410において
駆動演算してVAP306の駆動信号に変換し、ドライ
バIC411に出力してする。そして、ドライバIC4
11によりステッピングモータ401を駆動し、VAP
306の頂角を変化させるものである。
【0048】図8は、画像補正手段9の第3の例を示す
ものである。
ものである。
【0049】これは、メモリに画像情報を記憶し、メモ
リからの画像の切出し範囲を記憶されている画像より小
さめに設定すると共に、画像の動きを相殺する方向にメ
モリからの画像切出し位置をシフトすることによって振
れを補正し、さらに切出した画像信号を拡大処理して画
面サイズを補正してから出力するように構成された、メ
モリ制御方式の画像補正手段を示すものである。
リからの画像の切出し範囲を記憶されている画像より小
さめに設定すると共に、画像の動きを相殺する方向にメ
モリからの画像切出し位置をシフトすることによって振
れを補正し、さらに切出した画像信号を拡大処理して画
面サイズを補正してから出力するように構成された、メ
モリ制御方式の画像補正手段を示すものである。
【0050】この方式は、VAP等の光学的補正機構を
用いることなく電子的に振れ補正を行うことができると
ころに特徴がある。
用いることなく電子的に振れ補正を行うことができると
ころに特徴がある。
【0051】図8において、100はズームレンズ、1
01は光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCDイ
メージセンサ等)、102はA/D変換器である。10
3は画像処理回路であり、マイコンCOM2より入力さ
れる制御信号(振れ信号)108に基づいて撮像信号中
の振れ成分を低減するように、フィールドメモリ106
より所定の画像情報の切出し位置をシフトして画像の振
れを補正する振れ補正処理及びフィードメモリ106よ
り読み出した画像に拡大処理を行って所謂電子ズームを
行い、通常の画面サイズに変換する画角補正処理手段を
構成するもので、マイコンによって実現される。
01は光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCDイ
メージセンサ等)、102はA/D変換器である。10
3は画像処理回路であり、マイコンCOM2より入力さ
れる制御信号(振れ信号)108に基づいて撮像信号中
の振れ成分を低減するように、フィールドメモリ106
より所定の画像情報の切出し位置をシフトして画像の振
れを補正する振れ補正処理及びフィードメモリ106よ
り読み出した画像に拡大処理を行って所謂電子ズームを
行い、通常の画面サイズに変換する画角補正処理手段を
構成するもので、マイコンによって実現される。
【0052】104は、フィールドメモリ106より読
み出した画像を通常の画角に補正するための電子ズーム
を行う際、ズーム情報により2つ以上の隣接する画素の
画像情報から一つの画素信号を補間する補間処理手段で
ある。この補間方法については、周知の手段を用いれば
良く、例えば隣接画素間の平均値で画素間を補間するよ
うにすれば良い。また、105はD/A変換器、107
はズームレンズ100のズーム倍率比を検出するエンコ
ーダである。
み出した画像を通常の画角に補正するための電子ズーム
を行う際、ズーム情報により2つ以上の隣接する画素の
画像情報から一つの画素信号を補間する補間処理手段で
ある。この補間方法については、周知の手段を用いれば
良く、例えば隣接画素間の平均値で画素間を補間するよ
うにすれば良い。また、105はD/A変換器、107
はズームレンズ100のズーム倍率比を検出するエンコ
ーダである。
【0053】次に、上記構成における動作について説明
する。
する。
【0054】ズームレンズ100を通過した光学像は、
撮像素子101により電気信号に変換され撮像信号とし
て出力される。その撮像信号をA/D変換器102でデ
ィジタル信号に変換し、画像処理回路103のメモリ制
御部を介して1フィールド分の画像情報をメモリ106
に書込む。ここで、マイコンCOM2より入力される制
御信号(振れ信号)108とエンコーダ107からのズ
ーム情報により、フィールドメモリ106からの画像信
号の切出し位置、すなわち読み出す範囲及びその読み出
し位置を決定する。
撮像素子101により電気信号に変換され撮像信号とし
て出力される。その撮像信号をA/D変換器102でデ
ィジタル信号に変換し、画像処理回路103のメモリ制
御部を介して1フィールド分の画像情報をメモリ106
に書込む。ここで、マイコンCOM2より入力される制
御信号(振れ信号)108とエンコーダ107からのズ
ーム情報により、フィールドメモリ106からの画像信
号の切出し位置、すなわち読み出す範囲及びその読み出
し位置を決定する。
【0055】次に、フィールドメモリ106から読み出
した信号を、切出しサイズに応じて出力画像の走査幅、
すなわち画角を元の大きさに変換するために、通常の一
画素の出力期間に何画素出力するかを求め、画素情報の
無い画素について補間処理を補間処理回路104にて行
う。そして、この信号をD/A変換器105によってア
ナログ信号に変換して出力する。
した信号を、切出しサイズに応じて出力画像の走査幅、
すなわち画角を元の大きさに変換するために、通常の一
画素の出力期間に何画素出力するかを求め、画素情報の
無い画素について補間処理を補間処理回路104にて行
う。そして、この信号をD/A変換器105によってア
ナログ信号に変換して出力する。
【0056】以上、振れを補正するための画像補正手段
9について、その具体例について説明した。
9について、その具体例について説明した。
【0057】次に、図1に示す本実施例におけるマイコ
ンCOM2の処理動作について、図9のフローチャート
により説明する。
ンCOM2の処理動作について、図9のフローチャート
により説明する。
【0058】まず、ステップS201において、DCカ
ットフィルタ2,アンプ3を介して直流分を除去される
と共に、所定のレベルに増幅された角速度検出器1から
の角速度信号がA/D変換器4によってディジタル信号
に変換され、マイコンCOM2はこれを取り込む。
ットフィルタ2,アンプ3を介して直流分を除去される
と共に、所定のレベルに増幅された角速度検出器1から
の角速度信号がA/D変換器4によってディジタル信号
に変換され、マイコンCOM2はこれを取り込む。
【0059】続いてステップS202において、角速度
信号及びHPF10によって角速度信号中から抽出した
所定の高域成分を積分回路5によって積分して得た角変
位信号により、パンニング/チルティング及び撮影状態
の判定を行う。
信号及びHPF10によって角速度信号中から抽出した
所定の高域成分を積分回路5によって積分して得た角変
位信号により、パンニング/チルティング及び撮影状態
の判定を行う。
【0060】ステップS203においては、その判定結
果に応じて、HPF10の特性を設定するための係数を
予めマイコンCOM2内に用意されている図示しないテ
ーブルから読み出す。すなわち、HPF10をディジタ
ルフィルタによって構成すれば、その係数を記憶したテ
ーブルより所定の係数を読み出して設定することによ
り、HPF10の特性を自由に可変することができる。
これらのパンニング/チルティング及び撮影状態に応じ
た係数は経験上求められたものである。
果に応じて、HPF10の特性を設定するための係数を
予めマイコンCOM2内に用意されている図示しないテ
ーブルから読み出す。すなわち、HPF10をディジタ
ルフィルタによって構成すれば、その係数を記憶したテ
ーブルより所定の係数を読み出して設定することによ
り、HPF10の特性を自由に可変することができる。
これらのパンニング/チルティング及び撮影状態に応じ
た係数は経験上求められたものである。
【0061】次のステップS204においては、前記特
性設定用の係数によりHPF10の演算を行ってその特
性を設定し、続くステップS205においては、HPF
10の出力した信号を積分回路5によって積分演算し、
角変位信号(振れ信号)に変換する。
性設定用の係数によりHPF10の演算を行ってその特
性を設定し、続くステップS205においては、HPF
10の出力した信号を積分回路5によって積分演算し、
角変位信号(振れ信号)に変換する。
【0062】次いでステップS206において、A/D
変換器4より出力された角速度信号を演算してその振れ
の中心周波数を検出し、次のステップS207におい
て、前記ステップS206において求められた振れの中
心周波数に応じた位相・利得補正回路11の補正係数を
予めマイコンCOM2内に用意されている図示しないテ
ーブルから読み出す。
変換器4より出力された角速度信号を演算してその振れ
の中心周波数を検出し、次のステップS207におい
て、前記ステップS206において求められた振れの中
心周波数に応じた位相・利得補正回路11の補正係数を
予めマイコンCOM2内に用意されている図示しないテ
ーブルから読み出す。
【0063】位相・利得補正回路11は、振れ補正系の
位相遅れによる振れ補正特性の劣化を補償するためのも
ので、位相進み要素を持ち、例えばディジタルフィルタ
で構成されており、このディジタルフィルタの補正係数
を読み出して、その振れ周波数に対応した位相及び利得
補正特性を設定するものである。
位相遅れによる振れ補正特性の劣化を補償するためのも
ので、位相進み要素を持ち、例えばディジタルフィルタ
で構成されており、このディジタルフィルタの補正係数
を読み出して、その振れ周波数に対応した位相及び利得
補正特性を設定するものである。
【0064】ステップS208においては、上記ステッ
プS207で得られた係数で補正演算を行い、次のステ
ップS209において得られた演算結果、すなわち補正
が施された角変位信号を、D/A変換器7によりアナロ
グ信号に変換し、あるいは、PWM等のパルス出力とし
てマイコンCOM2より出力する。
プS207で得られた係数で補正演算を行い、次のステ
ップS209において得られた演算結果、すなわち補正
が施された角変位信号を、D/A変換器7によりアナロ
グ信号に変換し、あるいは、PWM等のパルス出力とし
てマイコンCOM2より出力する。
【0065】なお、HPF10,積分回路5,位相・利
得補正回路11は、ディジタルフィルタ等を使用してい
るので、サンプリング時間が比較的高くなければならな
い(例えば1kHz程度)が、パンニング/チルティン
グの判定を行う動作状態判定手段12や周波数検知手段
13は、比較的遅い周期(例えば100Hz)の処理で
よい。つまり、状況に応じての変更が可能である。
得補正回路11は、ディジタルフィルタ等を使用してい
るので、サンプリング時間が比較的高くなければならな
い(例えば1kHz程度)が、パンニング/チルティン
グの判定を行う動作状態判定手段12や周波数検知手段
13は、比較的遅い周期(例えば100Hz)の処理で
よい。つまり、状況に応じての変更が可能である。
【0066】なお、図1の角速度信号を用いた周波数検
出を行う手段としては、例えば信号中心付近にしきい値
を設け、この中心と交差する時間、あるいは一定時間に
交差する回数等で検出が可能であるが、この方法では直
流的な信号の安定性に依存してしまう。つまり、手持ち
での撮影などでは、低い周波数成分もかなり入るので、
正確な振れ周波数検出が難しくなってしまう。
出を行う手段としては、例えば信号中心付近にしきい値
を設け、この中心と交差する時間、あるいは一定時間に
交差する回数等で検出が可能であるが、この方法では直
流的な信号の安定性に依存してしまう。つまり、手持ち
での撮影などでは、低い周波数成分もかなり入るので、
正確な振れ周波数検出が難しくなってしまう。
【0067】そこで、各サンプリング毎の信号の増減に
着目し、周波数の検出を行う。すなわち、信号の増加・
減少の一組で一つの振れとし、所定時間内に何組検出し
たかで周波数を割出す。この方式では、1秒で1Hz毎
の、2秒で0.5 Hz毎の検出が可能である。
着目し、周波数の検出を行う。すなわち、信号の増加・
減少の一組で一つの振れとし、所定時間内に何組検出し
たかで周波数を割出す。この方式では、1秒で1Hz毎
の、2秒で0.5 Hz毎の検出が可能である。
【0068】ここで、本実施例における周波数検知の手
法及び動作の一例について、図10に示すフローチャー
トを用いて説明する。なお、この処理は一定時間毎に1
回の割合で繰返し行われるものとする。
法及び動作の一例について、図10に示すフローチャー
トを用いて説明する。なお、この処理は一定時間毎に1
回の割合で繰返し行われるものとする。
【0069】ステップS301においては、周波数検出
時間Tの読み出し(ロード)を、次のステップS302
においては、時計機能用カウンタtの読み出し、すなわ
ちカウンタのカウント動作を開始し、続くステップS3
03において、周波数検出時間Tと時計カウンタtとの
比較を行い、時計カウンタのカウント値tが所定時間T
に達したか否かの判定を行い、時計カウンタtが到達し
ていればステップS319へ、達していなければステッ
プS304へと移行する。
時間Tの読み出し(ロード)を、次のステップS302
においては、時計機能用カウンタtの読み出し、すなわ
ちカウンタのカウント動作を開始し、続くステップS3
03において、周波数検出時間Tと時計カウンタtとの
比較を行い、時計カウンタのカウント値tが所定時間T
に達したか否かの判定を行い、時計カウンタtが到達し
ていればステップS319へ、達していなければステッ
プS304へと移行する。
【0070】ステップS304においては、時計カウン
タに「1」を加算する。従って、この「1」カウントア
ップは図9のフローチャートに示す処理を1回実行する
際の処理時間と一致している。
タに「1」を加算する。従って、この「1」カウントア
ップは図9のフローチャートに示す処理を1回実行する
際の処理時間と一致している。
【0071】ステップS305においては、角速度信号
の増加が前回までに起きているかを確認するための増加
フラグ1をロードする。この増加フラグ1は、前回まで
に増加が生じているときには「H」がセットされ、過去
に増加が生じていなければ「L」がセットされている。
の増加が前回までに起きているかを確認するための増加
フラグ1をロードする。この増加フラグ1は、前回まで
に増加が生じているときには「H」がセットされ、過去
に増加が生じていなければ「L」がセットされている。
【0072】次のステップS306においては、角速度
信号の増加が前回までに起きているか否かをフラグ1に
より判断し、フラグ1=「H」であれば、増加が過去に
生じていると判定してステップS307へ移行し、フラ
グ1=「L」であれば、増加が過去生じていないと判定
してステップS312へと移行する。
信号の増加が前回までに起きているか否かをフラグ1に
より判断し、フラグ1=「H」であれば、増加が過去に
生じていると判定してステップS307へ移行し、フラ
グ1=「L」であれば、増加が過去生じていないと判定
してステップS312へと移行する。
【0073】上記ステップS306において、角速度信
号の増加が前回までに起きていた場合には、ステップS
307において、減少が前回までに起きているかを確認
するための減少フラグ2をロードする。減少フラグ2
は、前回までに減少が起きている場合には「H」がセッ
トされ、過去に減少が生じていない場合には「L」がセ
ットされている。次のステップS308においては、減
少が前回までに起きているか否かをフラグ2により判断
し、フラグ2=「H」、すなわち減少が過去生じている
場合にはステップS309へ移行し、フラグ2=
「L」、すなわち減少が過去生じていなければステップ
S312へと移行する。
号の増加が前回までに起きていた場合には、ステップS
307において、減少が前回までに起きているかを確認
するための減少フラグ2をロードする。減少フラグ2
は、前回までに減少が起きている場合には「H」がセッ
トされ、過去に減少が生じていない場合には「L」がセ
ットされている。次のステップS308においては、減
少が前回までに起きているか否かをフラグ2により判断
し、フラグ2=「H」、すなわち減少が過去生じている
場合にはステップS309へ移行し、フラグ2=
「L」、すなわち減少が過去生じていなければステップ
S312へと移行する。
【0074】ステップS309においては、振れ(振
動)の回数をカウントする振れ回数カウンタN1をロー
ドし、ステップS310において、振れ回数カウンタN
1に「1」を加算する。次のステップS332において
は、増加時と減少時の角変位量の絶対量(LD −LU )
を求めてこれを振れ変位振幅量TAに加算し、ステップ
S311へと移行して、増加フラグ1,減少フラグ2を
リセットして処理を終了する。
動)の回数をカウントする振れ回数カウンタN1をロー
ドし、ステップS310において、振れ回数カウンタN
1に「1」を加算する。次のステップS332において
は、増加時と減少時の角変位量の絶対量(LD −LU )
を求めてこれを振れ変位振幅量TAに加算し、ステップ
S311へと移行して、増加フラグ1,減少フラグ2を
リセットして処理を終了する。
【0075】一方、上記のステップS306において、
増加フラブ1が「H」でないと判定した場合、及び、ス
テップS308において、減少フラグ1が「H」でない
と判定した場合、すなわち過去に増加も減少も生じてい
ない場合には、ステップS312へと移行し、ここで1
サンプリング前(前回の処理)での角速度データ1-1を
ロードし、続いてステップS313へと進み、角速度検
出器1で検出された今回の角速度データ1のロードを行
う。そして、次のステップS314において、1サンプ
リング期間内における角速度データの増加、あるいは、
減少が生じたと判定する変化分のスレッシュレベルaを
ロードする。
増加フラブ1が「H」でないと判定した場合、及び、ス
テップS308において、減少フラグ1が「H」でない
と判定した場合、すなわち過去に増加も減少も生じてい
ない場合には、ステップS312へと移行し、ここで1
サンプリング前(前回の処理)での角速度データ1-1を
ロードし、続いてステップS313へと進み、角速度検
出器1で検出された今回の角速度データ1のロードを行
う。そして、次のステップS314において、1サンプ
リング期間内における角速度データの増加、あるいは、
減少が生じたと判定する変化分のスレッシュレベルaを
ロードする。
【0076】このスレッシュレベルaとサンプリング時
間により、周波数と振幅に応じた値に設定することがで
きる。
間により、周波数と振幅に応じた値に設定することがで
きる。
【0077】次のステップS315においては、1サン
プリング期間内での角速度データの変化量の絶対値をス
レッシュレベルaと比較し、それに達していなければ処
理を終了する。また、達していれば(変化量の絶対値が
スレッシュレベルa以上であれば)ステップS316へ
と移行し、1サンプリング期間での角速度の変化量が正
(増加)であるか負(減少)であるかを判定し、正であ
ればステップS317へ移行する。
プリング期間内での角速度データの変化量の絶対値をス
レッシュレベルaと比較し、それに達していなければ処
理を終了する。また、達していれば(変化量の絶対値が
スレッシュレベルa以上であれば)ステップS316へ
と移行し、1サンプリング期間での角速度の変化量が正
(増加)であるか負(減少)であるかを判定し、正であ
ればステップS317へ移行する。
【0078】ステップ317においては、増加が前回ま
でに起きているか否かをフラグ1により判定し、フラグ
1が「H」であれば処理を終了する。また、フラグ1が
「L」、つまり増加が過去生じて無ければステップ31
8へ移行し、ここで増加フラグ1を「H」にセットし、
次のステップ319において、角変位量1をLU にスト
アして処理を終了する。
でに起きているか否かをフラグ1により判定し、フラグ
1が「H」であれば処理を終了する。また、フラグ1が
「L」、つまり増加が過去生じて無ければステップ31
8へ移行し、ここで増加フラグ1を「H」にセットし、
次のステップ319において、角変位量1をLU にスト
アして処理を終了する。
【0079】また、上記ステップ316において、1サ
ンプリング期間での角速度の変化量が負(減少)である
と判定した場合はステップ320へ移行し、減少が前回
までに起きているか否かをフラグ2により判定し、フラ
グ2が「H」であれば処理を終了する。また、フラグ2
が「L」、つまり減少が過去生じて無ければステップ3
22へ移行し、ここで減少フラグ2を「H」にセット
し、次のステップ319において、角変位量1をLD に
ストアして処理を終了する。
ンプリング期間での角速度の変化量が負(減少)である
と判定した場合はステップ320へ移行し、減少が前回
までに起きているか否かをフラグ2により判定し、フラ
グ2が「H」であれば処理を終了する。また、フラグ2
が「L」、つまり減少が過去生じて無ければステップ3
22へ移行し、ここで減少フラグ2を「H」にセット
し、次のステップ319において、角変位量1をLD に
ストアして処理を終了する。
【0080】また、上述のステップS303において、
時計カウンタtのカウント値が周波数検出時間Tに達し
ていた場合には、ステップS323へと移行し、振れ回
数カウンタN1をロードし、次のステップS324にお
いて、振れ回数(N1)を検出時間Tで除算し、単位時
間(1秒間)の振れ回数(振れ周波数F)を求める。そ
して、次のステップS325において、振れ回数カウン
タN1をクリアし、続くステップS326において、時
計カウンタtをクリアする。
時計カウンタtのカウント値が周波数検出時間Tに達し
ていた場合には、ステップS323へと移行し、振れ回
数カウンタN1をロードし、次のステップS324にお
いて、振れ回数(N1)を検出時間Tで除算し、単位時
間(1秒間)の振れ回数(振れ周波数F)を求める。そ
して、次のステップS325において、振れ回数カウン
タN1をクリアし、続くステップS326において、時
計カウンタtをクリアする。
【0081】次のステップS327においては、振れ周
波数Fを所定の記憶領域にストアし、次いでステップ3
28において、振れ変位総振幅量TAをロードし、ステ
ップ329において、振れ変位総振幅量TAを検出時間
Tで除算し、振れ周波数Fを加味して振れ振幅量Aを求
める。そして、ステップ330において、振れ振幅量A
を所定の記憶領域にストアし、次のステップ331にお
いて、振れ変位総振幅量TAをクリアして前述したステ
ップS304へと移行する。以後の動作は上述の通りで
ある。
波数Fを所定の記憶領域にストアし、次いでステップ3
28において、振れ変位総振幅量TAをロードし、ステ
ップ329において、振れ変位総振幅量TAを検出時間
Tで除算し、振れ周波数Fを加味して振れ振幅量Aを求
める。そして、ステップ330において、振れ振幅量A
を所定の記憶領域にストアし、次のステップ331にお
いて、振れ変位総振幅量TAをクリアして前述したステ
ップS304へと移行する。以後の動作は上述の通りで
ある。
【0082】このように、角速度信号の増加・減少の一
組で一つの振動とみなすことにより、低周波数域(例え
ば1Hz以下)での揺れを取除いての検出が容易であ
り、スレッシュレベルaの設定によりノイズ成分の影響
を除去することができる。また、マイコンを用いて処理
を行うことにより、容易に実現することができる等の利
点がある。
組で一つの振動とみなすことにより、低周波数域(例え
ば1Hz以下)での揺れを取除いての検出が容易であ
り、スレッシュレベルaの設定によりノイズ成分の影響
を除去することができる。また、マイコンを用いて処理
を行うことにより、容易に実現することができる等の利
点がある。
【0083】この方式だと、低い周波数の揺れと、高い
周波数の揺れが同時に起っているときには高い振れの周
波数が取り出せる。
周波数の揺れが同時に起っているときには高い振れの周
波数が取り出せる。
【0084】この周波数・振幅検出手段13の構成図を
図11に示す。
図11に示す。
【0085】171は角速度信号を入力として、周波数
を図10に示すフローチャートによる処理により、振れ
周波数を検出する周波数検出手段、172は同様に角変
位信号を入力として周波数及び振幅を検出する周波数・
振幅手段であり、これらの信号に基づいて振れ周波数演
算手段173が振れ周波数を検出する。174は検出時
間T及びスレッシュレベルaとにより低周波数帯域の振
れのみを検出するよう設定された周波数検出手段であ
る。
を図10に示すフローチャートによる処理により、振れ
周波数を検出する周波数検出手段、172は同様に角変
位信号を入力として周波数及び振幅を検出する周波数・
振幅手段であり、これらの信号に基づいて振れ周波数演
算手段173が振れ周波数を検出する。174は検出時
間T及びスレッシュレベルaとにより低周波数帯域の振
れのみを検出するよう設定された周波数検出手段であ
る。
【0086】また、175は例えばノイズレベル等によ
り検出感度を可変する変更手段であり、周波数検出時間
Tとスレッシュレベルaの設定により、比較的任意の周
波数帯域の測定が可能であり、例えば低い周波数の揺れ
に絞った周波数の検出が可能である。
り検出感度を可変する変更手段であり、周波数検出時間
Tとスレッシュレベルaの設定により、比較的任意の周
波数帯域の測定が可能であり、例えば低い周波数の揺れ
に絞った周波数の検出が可能である。
【0087】検出のスレッシュレベルaは、外乱,ノイ
ズ(モータの駆動ノイズ等)により変更を行うことによ
り、安定した測定が可能となる。また、簡易的な振幅検
出手段として、増加,減少が生じたときの変位量の差分
の平均値を検出することにより、検出周波数と合せて振
れ振幅を検出することができる。
ズ(モータの駆動ノイズ等)により変更を行うことによ
り、安定した測定が可能となる。また、簡易的な振幅検
出手段として、増加,減少が生じたときの変位量の差分
の平均値を検出することにより、検出周波数と合せて振
れ振幅を検出することができる。
【0088】なお、この方式では周波数検出時間Tの設
定により検出精度が可変となる。例えば、一秒間である
なら1Hzの分解能で、2秒間であるなら0.5 Hzの分
解能となる。よって、検出周波数Fに応じて周波数検出
時間Tを変更することで、検出周波数に応じた検出精度
とすることができる。
定により検出精度が可変となる。例えば、一秒間である
なら1Hzの分解能で、2秒間であるなら0.5 Hzの分
解能となる。よって、検出周波数Fに応じて周波数検出
時間Tを変更することで、検出周波数に応じた検出精度
とすることができる。
【0089】例えば、前回の検出周波数Fが10Hz未
満の時はT=2[sec]とし、0.5 Hzの精度で検出
し、前回の検出周波数Fが10Hz以上の時はT=1
[sec]として、1Hzの精度として検出すること
で、検出にかかる時間を短縮することができる。
満の時はT=2[sec]とし、0.5 Hzの精度で検出
し、前回の検出周波数Fが10Hz以上の時はT=1
[sec]として、1Hzの精度として検出すること
で、検出にかかる時間を短縮することができる。
【0090】しかし、このように振れ周波数検出精度と
検出時間の相関により、検出精度を向上させるためには
検出時間がより長くかかるものであった。
検出時間の相関により、検出精度を向上させるためには
検出時間がより長くかかるものであった。
【0091】そこで、例えば検出の最小単位をT=0.5
[sec]として考え、重み付けをして検出結果を算出
することが考えられる。平均に使用するデータ数は幾つ
も考えられるが、以下に2回前のデータまで使用すると
きについて述べる。
[sec]として考え、重み付けをして検出結果を算出
することが考えられる。平均に使用するデータ数は幾つ
も考えられるが、以下に2回前のデータまで使用すると
きについて述べる。
【0092】例えば、 f = F ・・・ f = (F + F-1) / 2 ・・・ f = (F + F-1 + F-2) / 3 ・・・ F :今回の検出周波数 F-1 :1回前の検出周波数 F-2 :2回前の検出周波数 等の演算を用意し、検出結果Fが急激に変化した場合は
式を使用し、振れ検出の結果が集束していく様であれ
ば、式,式を用いるといった具合に検出周期を伸ば
し、検出精度を上げていく。
式を使用し、振れ検出の結果が集束していく様であれ
ば、式,式を用いるといった具合に検出周期を伸ば
し、検出精度を上げていく。
【0093】但し、この場合検出周波数に前回との相関
による値が必要となる。つまり、検出結果時にその時点
で増加あるいは減少中であるかを検出し、平均値あるい
は重み付けをされたデータを算出するのに考慮する必要
がある。
による値が必要となる。つまり、検出結果時にその時点
で増加あるいは減少中であるかを検出し、平均値あるい
は重み付けをされたデータを算出するのに考慮する必要
がある。
【0094】このように構成することで、振れ周波数の
急な変化に迅速に対応し、且つ、連続した振れが加わり
続けている場合には、随時検出精度を向上させていくこ
とが可能となる。
急な変化に迅速に対応し、且つ、連続した振れが加わり
続けている場合には、随時検出精度を向上させていくこ
とが可能となる。
【0095】なお、通常このような振れ補正装置におけ
る補正周波数範囲は、手振れでは1〜15Hz程度であ
るが、撮影状態により例えば静止撮影では3〜5Hz程
度の振幅が、乗物上なら6〜10Hzの振幅が大きいと
いうように、撮影者の熟練度,撮影状態により、比較的
大きな振幅の振れは周波数がある程度狭い範囲(帯域)
に分布することがわかっている。また、三脚を使用した
場合には高い周波数の振れが気になり、成分的には20
〜30Hz以上にまで分布する。
る補正周波数範囲は、手振れでは1〜15Hz程度であ
るが、撮影状態により例えば静止撮影では3〜5Hz程
度の振幅が、乗物上なら6〜10Hzの振幅が大きいと
いうように、撮影者の熟練度,撮影状態により、比較的
大きな振幅の振れは周波数がある程度狭い範囲(帯域)
に分布することがわかっている。また、三脚を使用した
場合には高い周波数の振れが気になり、成分的には20
〜30Hz以上にまで分布する。
【0096】次に、この実施例での効果を述べる。
【0097】第一に、振れの中心周波数を検知している
ので前述のように撮影状態の判断の一項目として有効で
ある。
ので前述のように撮影状態の判断の一項目として有効で
ある。
【0098】また、先に出願した位相及び利得の補正手
段と組合せることにより、撮影者の熟練度,撮影状態な
どに応じて最適の補正が可能である。
段と組合せることにより、撮影者の熟練度,撮影状態な
どに応じて最適の補正が可能である。
【0099】仮に、振れ補正の十分な効果を得られるの
が、加わった振れに対して、残留振れ成分を−30dB
以下に出来れば、十分な状態であるとする。(というの
は、振れの補正効果に対しては、撮影装置の焦点距離が
大きく作用しているので、例えば単純には焦点距離が2
倍であれば、2倍の抑制効果がないと得られる画像にお
いて同一の効果が得られない。)しかし、振れを検知す
る振れセンサ、画像補正系を含めた総合的な振れ抑制効
果において、現状では、振れに対して振れ補正後の残留
振れ量が−30dBに抑えることのできる範囲は、前述
の補正対象の振れの帯域(例えば1〜15Hz)に比べ
て狭い範囲でしか得られない。
が、加わった振れに対して、残留振れ成分を−30dB
以下に出来れば、十分な状態であるとする。(というの
は、振れの補正効果に対しては、撮影装置の焦点距離が
大きく作用しているので、例えば単純には焦点距離が2
倍であれば、2倍の抑制効果がないと得られる画像にお
いて同一の効果が得られない。)しかし、振れを検知す
る振れセンサ、画像補正系を含めた総合的な振れ抑制効
果において、現状では、振れに対して振れ補正後の残留
振れ量が−30dBに抑えることのできる範囲は、前述
の補正対象の振れの帯域(例えば1〜15Hz)に比べ
て狭い範囲でしか得られない。
【0100】具体的に例を示すため、現状の角速度検出
器と図2に示す画像補正手段9によって得られる周波数
特性は、図18のようなものであるとする。
器と図2に示す画像補正手段9によって得られる周波数
特性は、図18のようなものであるとする。
【0101】これは、前述した様に、現状の角速度検出
器に加える正弦波状の振れの入力に対する、画像補正系
の周波数特性を示したものであり、上図が利得特性を表
し、下図が位相特性を表している。縦軸がそれぞれ利得
(上図)、位相(下図)を示し、横軸が周波数(1〜1
00Hz)を表している。
器に加える正弦波状の振れの入力に対する、画像補正系
の周波数特性を示したものであり、上図が利得特性を表
し、下図が位相特性を表している。縦軸がそれぞれ利得
(上図)、位相(下図)を示し、横軸が周波数(1〜1
00Hz)を表している。
【0102】これのレンジを拡大してみたのが図12の
特性1である。この特性1について、位相に着目してみ
ると3Hzで位相が一致しており、その前後の周波数で
は低周波側に向かうに従い、HPF10(ここでは、遮
断周波数0.06Hzとしている。)あるいは積分回路5
(遮断周波数0.07Hzとしている。)の影響により位相
が進み、高周波側に向かうと角速度検出器1や画像補正
手段9の影響で位相が遅れている。なお、利得は1〜1
0Hz程度までほぼ一定である。
特性1である。この特性1について、位相に着目してみ
ると3Hzで位相が一致しており、その前後の周波数で
は低周波側に向かうに従い、HPF10(ここでは、遮
断周波数0.06Hzとしている。)あるいは積分回路5
(遮断周波数0.07Hzとしている。)の影響により位相
が進み、高周波側に向かうと角速度検出器1や画像補正
手段9の影響で位相が遅れている。なお、利得は1〜1
0Hz程度までほぼ一定である。
【0103】このときの抑振特性を示したものが図13
の特性6であり、図は周波数(横軸)に対する補正の効
果(縦軸、dBで表示)を表している。この図からわか
るように、位相の一致している3Hzで最良の抑制がで
き、2〜4Hzでは−30dBの抑制をほぼ達成してい
るが、10Hzにおいては−18dB程度の抑振効果で
ある。
の特性6であり、図は周波数(横軸)に対する補正の効
果(縦軸、dBで表示)を表している。この図からわか
るように、位相の一致している3Hzで最良の抑制がで
き、2〜4Hzでは−30dBの抑制をほぼ達成してい
るが、10Hzにおいては−18dB程度の抑振効果で
ある。
【0104】つまり、この位相のずれにより振れ抑制の
効果の悪化を招いている。
効果の悪化を招いている。
【0105】ここで、この特性1の位相遅れを補正する
ために、 H(s) = a(s+b) ・・・ という伝達関数で表される位相進み要素を持った特性を
直列接続すれば、位相を所定の周波数で補正することが
できる。なお、a,bは任意定数、sはラプラス変換の
変数である。これは振れ抑制の範囲より高い周波数に設
定し、位相を進めるものである。これを位相・利得補正
回路11で行う。
ために、 H(s) = a(s+b) ・・・ という伝達関数で表される位相進み要素を持った特性を
直列接続すれば、位相を所定の周波数で補正することが
できる。なお、a,bは任意定数、sはラプラス変換の
変数である。これは振れ抑制の範囲より高い周波数に設
定し、位相を進めるものである。これを位相・利得補正
回路11で行う。
【0106】例えば、特性1の10Hzでの位相遅れに
注目すると、約 7.5deg遅れている。よって、10H
zで 7.5deg位相を進ませれば補正できる。
注目すると、約 7.5deg遅れている。よって、10H
zで 7.5deg位相を進ませれば補正できる。
【0107】つまり、特性1の位相ズレを10Hzにお
いて補正する(位相を一致させ、なおかつ、利得をも一
致させる)のが特性2である。これは式のbにより設
定できる。また、利得も10Hzで0dBとなるように
aを調整する。これを位相・利得補正回路11で実現す
れば、特性1を図14に示す特性5に特性変更でき、こ
れより抑振効果を示す特性7(図13参照)が得られ
る。特性7よりこのときに10Hz付近で最良の抑振効
果が得られることがわかる。なお、特性7は残留振れ成
分を示すもので、 20Log(OUT/IN) OUT:振れ補正後の残留振れ成分 IN :振れ量 で表される。
いて補正する(位相を一致させ、なおかつ、利得をも一
致させる)のが特性2である。これは式のbにより設
定できる。また、利得も10Hzで0dBとなるように
aを調整する。これを位相・利得補正回路11で実現す
れば、特性1を図14に示す特性5に特性変更でき、こ
れより抑振効果を示す特性7(図13参照)が得られ
る。特性7よりこのときに10Hz付近で最良の抑振効
果が得られることがわかる。なお、特性7は残留振れ成
分を示すもので、 20Log(OUT/IN) OUT:振れ補正後の残留振れ成分 IN :振れ量 で表される。
【0108】20Hzにおいても同様に特性1に対し、
図14に示す様に特性4を位相・補償回路11で実現す
れば、特性5が得られる。この特性5より実現される抑
振効果を表したのが特性8(図13参照)であり、20
Hz付近で最良の抑振効果が得られている。
図14に示す様に特性4を位相・補償回路11で実現す
れば、特性5が得られる。この特性5より実現される抑
振効果を表したのが特性8(図13参照)であり、20
Hz付近で最良の抑振効果が得られている。
【0109】なお、位相・補償回路11において式の
特性を実現するためには、デジタルフィルタを用いれば
良く、この時のデジタルフィルタには、1次IIRフィ
ルタを使用するなら、 u0=a0・w0+a1・w1 w0=e0+a2・w1 w1=w0(w1は状態変数) e0:入力 u0:出力 a0,a1,b1:フィルタ係数 の演算により実現でき、フィルタ係数a0,a1,a2
を変えることにより、周波数特性を設定できるので、振
れ周波数に対応したフィルタ係数a0,a1,a2のデ
ータをテーブルとして用意し、そのテーブルから得られ
るフィルタ係数で上記のIIRフィルタの演算を行えば
よい。
特性を実現するためには、デジタルフィルタを用いれば
良く、この時のデジタルフィルタには、1次IIRフィ
ルタを使用するなら、 u0=a0・w0+a1・w1 w0=e0+a2・w1 w1=w0(w1は状態変数) e0:入力 u0:出力 a0,a1,b1:フィルタ係数 の演算により実現でき、フィルタ係数a0,a1,a2
を変えることにより、周波数特性を設定できるので、振
れ周波数に対応したフィルタ係数a0,a1,a2のデ
ータをテーブルとして用意し、そのテーブルから得られ
るフィルタ係数で上記のIIRフィルタの演算を行えば
よい。
【0110】例えば、ビデオムービー等を手持ちで撮影
した場合、手振れとしては比較的広い周波数範囲に分布
するが、比較的振幅の大きな振れは撮影者の熟練度や撮
影状態などである程度狭い範囲を分布する。
した場合、手振れとしては比較的広い周波数範囲に分布
するが、比較的振幅の大きな振れは撮影者の熟練度や撮
影状態などである程度狭い範囲を分布する。
【0111】そこで、このような振れの中心帯域に最良
の補正効果を与えるように構成すれば、撮影者の熟練
度,撮影状態(手持ち,三脚に取付けて、あるいは乗物
の上から等)に応じて最適の補正が可能となる。
の補正効果を与えるように構成すれば、撮影者の熟練
度,撮影状態(手持ち,三脚に取付けて、あるいは乗物
の上から等)に応じて最適の補正が可能となる。
【0112】(第2の実施例)図15及び図16は本発
明の第2の実施例に関わる図であり、図1は振れ補正装
置の要部構成を示すブロック図である。
明の第2の実施例に関わる図であり、図1は振れ補正装
置の要部構成を示すブロック図である。
【0113】この第2の実施例において、第1の実施例
と異なる点は、13の周波数・振幅検出手段であり、他
の点については同様であるので説明は省略する。
と異なる点は、13の周波数・振幅検出手段であり、他
の点については同様であるので説明は省略する。
【0114】すなわち本実施例は、検出時間及び検出精
度を両者とも向上させるため、検出時間の異なる、例え
ば検出時間が、 A 検出時間 0.5 sec 検出精度 2Hz B 検出時間 1.0 sec 検出精度 1Hz C 検出時間 2.0 sec 検出精度 0.5 Hz のものを用意し、BがAに含まれるならBの結果を、C
がBに含まれるならCの結果を使用する。これにより検
出速度が向上する。
度を両者とも向上させるため、検出時間の異なる、例え
ば検出時間が、 A 検出時間 0.5 sec 検出精度 2Hz B 検出時間 1.0 sec 検出精度 1Hz C 検出時間 2.0 sec 検出精度 0.5 Hz のものを用意し、BがAに含まれるならBの結果を、C
がBに含まれるならCの結果を使用する。これにより検
出速度が向上する。
【0115】図15において、41,42,43は角速
度信号を入力とし、上記のA,B,Cの検出時間により
周波数を検出する周波数検出手段、44,45,46は
角変位信号を入力とし、上記のA,B,Cの検出時間に
より周波数を検出する周波数検出手段であり、これらの
結果を元に、振れ周波数演算手段47が検出周波数を演
算する。
度信号を入力とし、上記のA,B,Cの検出時間により
周波数を検出する周波数検出手段、44,45,46は
角変位信号を入力とし、上記のA,B,Cの検出時間に
より周波数を検出する周波数検出手段であり、これらの
結果を元に、振れ周波数演算手段47が検出周波数を演
算する。
【0116】この手法により、検出時間及び検出精度と
もに向上させることができる。
もに向上させることができる。
【0117】例えば、 5.6Hzの正弦波を図15に示す
周波数・振幅検出手段13に入力すると、周波数検出手
段Aによって 0.5[sec]の後に、4〜6Hzの周波
数であることがわかり、周波数検出手段Bによって 1.0
[sec]後に5〜6Hzの間であることが、周波数検
出手段Cによって 2.0[sec]後に 5.5〜 6.0Hzの
間であることが、それぞれわかる。
周波数・振幅検出手段13に入力すると、周波数検出手
段Aによって 0.5[sec]の後に、4〜6Hzの周波
数であることがわかり、周波数検出手段Bによって 1.0
[sec]後に5〜6Hzの間であることが、周波数検
出手段Cによって 2.0[sec]後に 5.5〜 6.0Hzの
間であることが、それぞれわかる。
【0118】この図15に示す周波数・振幅検出手段1
3による周波数検出例を示したのが図16である。
3による周波数検出例を示したのが図16である。
【0119】単一の検出時間で行うよりも検出時間が速
く、かつ同一周波数が連続すれば検出感度が向上してい
るのがわかる。
く、かつ同一周波数が連続すれば検出感度が向上してい
るのがわかる。
【0120】本実施例では、振れ検知に使用している振
動ジャイロ等の信号によって撮影時における振れの主周
波数帯を検出し、これを制御に用いることで撮影の条
件,状態に応じた最適の振れ補正が可能となる。また、
振れ補正装置を含む撮影装置に加わる主周波数帯域での
補正効果を最大にすることができるため、特有の周波数
分布を持つ加振に対して絶大な効果改善が期待できる。
動ジャイロ等の信号によって撮影時における振れの主周
波数帯を検出し、これを制御に用いることで撮影の条
件,状態に応じた最適の振れ補正が可能となる。また、
振れ補正装置を含む撮影装置に加わる主周波数帯域での
補正効果を最大にすることができるため、特有の周波数
分布を持つ加振に対して絶大な効果改善が期待できる。
【0121】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、角速度検出器1が本発明の振動検出手段に相当し、
画像補正手段9が本発明の補正手段に相当し、駆動回路
8が本発明の位置制御手段に相当し、周波数・振幅検出
手段13が本発明の検出手段に相当し、位相・利得補正
回路11が本発明の特性変更手段に相当する。また、積
分器5が本発明の積分手段に相当する。
て、角速度検出器1が本発明の振動検出手段に相当し、
画像補正手段9が本発明の補正手段に相当し、駆動回路
8が本発明の位置制御手段に相当し、周波数・振幅検出
手段13が本発明の検出手段に相当し、位相・利得補正
回路11が本発明の特性変更手段に相当する。また、積
分器5が本発明の積分手段に相当する。
【0122】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能が達成でき
る構成であればどのようなものであってもよいことは言
うまでもない。
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能が達成でき
る構成であればどのようなものであってもよいことは言
うまでもない。
【0123】(変形例)本実施例では、周波数と振幅そ
れぞれを検出し、これらに基づいて画像補正手段9の位
置制御を行うようにしているが、これに限定されるもの
ではなく、これらのうちのいずれか一方を検出し、これ
によって画像補正手段9の位置制御を行うようにしても
良いことは言うまでもない。
れぞれを検出し、これらに基づいて画像補正手段9の位
置制御を行うようにしているが、これに限定されるもの
ではなく、これらのうちのいずれか一方を検出し、これ
によって画像補正手段9の位置制御を行うようにしても
良いことは言うまでもない。
【0124】また、本実施例では、振動検出手段として
角速度検出器を用いた例を示したが、これに限定される
ものではなく、変位検出器,角変位検出器,加速度検出
器,角加速度検出器等であってもよい。
角速度検出器を用いた例を示したが、これに限定される
ものではなく、変位検出器,角変位検出器,加速度検出
器,角加速度検出器等であってもよい。
【0125】また、本発明は、銀塩カメラ、ビデオカメ
ラ等の撮像装置に適用した例を示しているが、他の光学
機器にも適用することができる。
ラ等の撮像装置に適用した例を示しているが、他の光学
機器にも適用することができる。
【0126】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、振動検出手段の出力から異なる二つ以上
の検出時間によって振動の周波数と振幅の少なくとも一
方を検出する検出手段と、該検出手段の出力に基づいて
位置制御手段の特性を変更する特性変更手段とを設け、
例えば最小検出時間を設定し、一つの検出手段を時系列
的に働かせ、異なる検出時間によって得られる複数の出
力の相関より、特性を変更するのに用いる周波数と振幅
の少なくとも一方を決定したり、あるいは、異なる二つ
以上の検出時間をもつ複数の周波数検出手段によって得
られる複数の出力の相関より、特性を変更するのに用い
る周波数と振幅の少なくとも一方を決定するようにして
いる。
発明によれば、振動検出手段の出力から異なる二つ以上
の検出時間によって振動の周波数と振幅の少なくとも一
方を検出する検出手段と、該検出手段の出力に基づいて
位置制御手段の特性を変更する特性変更手段とを設け、
例えば最小検出時間を設定し、一つの検出手段を時系列
的に働かせ、異なる検出時間によって得られる複数の出
力の相関より、特性を変更するのに用いる周波数と振幅
の少なくとも一方を決定したり、あるいは、異なる二つ
以上の検出時間をもつ複数の周波数検出手段によって得
られる複数の出力の相関より、特性を変更するのに用い
る周波数と振幅の少なくとも一方を決定するようにして
いる。
【0128】よって、周波数の検出速度を短時間にする
と共に、検出精度を向上させ、使用環境に応じた最適な
振れ補正を行うことができる。
と共に、検出精度を向上させ、使用環境に応じた最適な
振れ補正を行うことができる。
【0129】また、請求項2記載の本発明によれば、振
動検出手段の出力を積分する積分手段と、該積分手段の
出力から振動の周波数と振幅の少なくとも一方を検出す
る検出手段とを設け、角速度と角変位の二つの周波数特
性の異なる信号を用いるようにしている。
動検出手段の出力を積分する積分手段と、該積分手段の
出力から振動の周波数と振幅の少なくとも一方を検出す
る検出手段とを設け、角速度と角変位の二つの周波数特
性の異なる信号を用いるようにしている。
【0130】よって、角速度と角変位の二つの周波数特
性の異なる信号を用いることで、検出精度を保ったま
ま、ノイズに有利な検出感度を設定することのできる。
性の異なる信号を用いることで、検出精度を保ったま
ま、ノイズに有利な検出感度を設定することのできる。
【0131】また、請求項3記載の本発明によれば、検
出手段の検出精度を、周波数と振幅の少なくとも一方の
検出結果に基づいて変更する変更手段を設け、周波数と
振幅の少なくとも一方の検出結果に基づいて検出手段の
検出精度を変更するようにしている。
出手段の検出精度を、周波数と振幅の少なくとも一方の
検出結果に基づいて変更する変更手段を設け、周波数と
振幅の少なくとも一方の検出結果に基づいて検出手段の
検出精度を変更するようにしている。
【0132】よって、振れ周波数に応じて、低周波数で
はより検出精度を細かく、高周波数ではより速く測定す
ることが可能となる。
はより検出精度を細かく、高周波数ではより速く測定す
ることが可能となる。
【0133】また、請求項4記載の本発明によれば、検
出時間の異なる二つ以上の検出手段を設け、これらの検
出手段それぞれの出力の検出結果を同期させて、振動の
周波数と振幅の少なくとも一方を検出するようにしてい
る。
出時間の異なる二つ以上の検出手段を設け、これらの検
出手段それぞれの出力の検出結果を同期させて、振動の
周波数と振幅の少なくとも一方を検出するようにしてい
る。
【0134】よって、周波数検出結果を最も速く出力す
ることができる。
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における振れ補正装置の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像補正手段としてVAPを用いると共
に、駆動系にボイス・コイルアクチュエータを用いた場
合の例を示す構成図である。
に、駆動系にボイス・コイルアクチュエータを用いた場
合の例を示す構成図である。
【図3】図2のVAPの構成及び動作を説明する為の図
である。
である。
【図4】同じくVAPの構成及び動作を説明する為の図
である。
である。
【図5】図2の駆動回路を示すブロック図である。
【図6】図1の画像補正手段としてVAPを用いると共
に、駆動系にステッピングモータを用いた場合の例を示
す構成図である。
に、駆動系にステッピングモータを用いた場合の例を示
す構成図である。
【図7】図6の駆動回路を示すブロック図である。
【図8】図1の画像補正手段として電子的補正を行うメ
モリ制御方式を用いた場合の例を示すブロック図であ
る。
モリ制御方式を用いた場合の例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施例における制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例における振れ周波数検
出時の動作を示すフローチャートである。
出時の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例における主要部分の回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
【図12】図18のレンジを拡大して示す図である。
【図13】図12に示す周波数特性の抑振率を示す図で
ある。
ある。
【図14】図12に示す周波数特性を位相・利得補正回
路にて特性変更した時の様子を示す図である。
路にて特性変更した時の様子を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例における主要部分の回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施例における周波数特性例
を示す図である。
を示す図である。
【図17】従来の振れ補正装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図18】一般的な角速度検出器の位相及び利得の周波
数特性を示す図である。
数特性を示す図である。
1 角速度検出器 4 A/D変換器 5 積分回路 8 駆動回路 9 画像補正手段 10 HPF 11 位相・利得補正回路 13 周波数・振幅検出手段 COM2 マイコン
Claims (4)
- 【請求項1】 該装置に加わる振動を検出する振動検出
手段と、前記振動の影響を除去する方向に駆動される補
正手段と、前記振動検出手段の出力に基づいて前記補正
手段の位置を制御する位置制御手段とを備えた振れ補正
装置において、前記振動検出手段の出力から、異なる二
つ以上の検出時間によって振動の周波数と振幅の少なく
とも一方を検出する検出手段と、該検出手段の出力に基
づいて前記位置制御手段の特性を変更する特性変更手段
とを設けたことを特徴とする振れ検出装置。 - 【請求項2】 前記振動検出手段の出力を積分する積分
手段を具備し、前記検出手段は、前記積分手段の出力か
ら振動の周波数と振幅の少なくとも一方を検出する手段
であることを特徴とする請求項1記載の振れ補正装置。 - 【請求項3】 前記検出手段の検出精度を、周波数と振
幅の少なくとも一方の検出結果に基づいて変更する変更
手段を具備したことを特徴とする請求項1又は2記載の
振れ補正装置。 - 【請求項4】 前記検出手段は、検出時間の異なる二つ
以上の手段から成り、これらの手段それぞれの出力の検
出結果を同期させて、振動の周波数と振幅の少なくとも
一方を検出する手段であることを特徴とする請求項1又
は2記載の振れ補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11173494A JPH07294979A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 振れ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11173494A JPH07294979A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 振れ補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294979A true JPH07294979A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14568831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11173494A Pending JPH07294979A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 振れ補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294979A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006308891A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Canon Inc | レンズ装置 |
| JP2010054986A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Canon Inc | 像ブレ補正機能を有する光学機器及びその制御方法 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP11173494A patent/JPH07294979A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006308891A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Canon Inc | レンズ装置 |
| JP2010054986A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Canon Inc | 像ブレ補正機能を有する光学機器及びその制御方法 |
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