JPH07295475A - ラベル用蒸着紙 - Google Patents
ラベル用蒸着紙Info
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- JPH07295475A JPH07295475A JP10627794A JP10627794A JPH07295475A JP H07295475 A JPH07295475 A JP H07295475A JP 10627794 A JP10627794 A JP 10627794A JP 10627794 A JP10627794 A JP 10627794A JP H07295475 A JPH07295475 A JP H07295475A
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- Japan
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- metal
- vapor deposition
- silicon oxide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷インキ又はオーバーコート形成用樹脂と
の接着性が良好なラベル用蒸着紙の提供。 【構成】 原紙の片面に無機顔料コート層、アンダーコ
ート層、金属蒸着層を順次設けたラベル用蒸着紙の金属
蒸着層の表面に、珪素酸化物の蒸着層を積層させる。
の接着性が良好なラベル用蒸着紙の提供。 【構成】 原紙の片面に無機顔料コート層、アンダーコ
ート層、金属蒸着層を順次設けたラベル用蒸着紙の金属
蒸着層の表面に、珪素酸化物の蒸着層を積層させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベル用蒸着紙の改良に
関するものであって、巻き取り状態又は単葉で平積みさ
れた状態でも、金属蒸着面の濡れ性が損なわれることの
ないラベル用蒸着紙に係る。
関するものであって、巻き取り状態又は単葉で平積みさ
れた状態でも、金属蒸着面の濡れ性が損なわれることの
ないラベル用蒸着紙に係る。
【0002】
【従来の技術】ビール瓶で代表されるガラス瓶に貼付す
るラベルには、近年金属蒸着紙を利用する例が多い。こ
のラベル用金属蒸着紙は、一般に、原紙の片面に無機顔
料コート層、アンダーコート層、金属蒸着層(典型的に
はアルミニウム蒸着層)を順次設けて製造され、金属蒸
着層の上に印刷又はオーバーコート層を施す時期まで、
保管されるのが通例である。この場合、金属蒸着紙はロ
ール状に巻き取られて状態で保管されるか、あるいは単
葉に裁断されている場合には複数枚を積み重ねて保管さ
れるが、何れの状態で保管された金属蒸着紙であって
も、その金属蒸着面に印刷又はオーバーコート層を施す
際には、インキやオーバーコート樹脂が接着し難くなる
と言う問題が指摘されている。この不都合が発生する理
由は、金属蒸着紙の裏面に相当する原紙と、表面に相当
する金属蒸着層とが、保管中は常に直接接触している状
態にあるため、原紙に含まれているサイズ剤やその他の
成分が金属蒸着面に付着し、これに原因して金属蒸着面
の濡れ性が損なわれるものと考えられている。
るラベルには、近年金属蒸着紙を利用する例が多い。こ
のラベル用金属蒸着紙は、一般に、原紙の片面に無機顔
料コート層、アンダーコート層、金属蒸着層(典型的に
はアルミニウム蒸着層)を順次設けて製造され、金属蒸
着層の上に印刷又はオーバーコート層を施す時期まで、
保管されるのが通例である。この場合、金属蒸着紙はロ
ール状に巻き取られて状態で保管されるか、あるいは単
葉に裁断されている場合には複数枚を積み重ねて保管さ
れるが、何れの状態で保管された金属蒸着紙であって
も、その金属蒸着面に印刷又はオーバーコート層を施す
際には、インキやオーバーコート樹脂が接着し難くなる
と言う問題が指摘されている。この不都合が発生する理
由は、金属蒸着紙の裏面に相当する原紙と、表面に相当
する金属蒸着層とが、保管中は常に直接接触している状
態にあるため、原紙に含まれているサイズ剤やその他の
成分が金属蒸着面に付着し、これに原因して金属蒸着面
の濡れ性が損なわれるものと考えられている。
【0003】このような金属蒸着面の濡れ性の低下を防
止する従来技術としては、特公平3−55600号公報
に、特別なサイズ剤を用いて製造された紙を金属蒸着紙
の原紙に用いることが提唱されている。また、特開平4
−241195号公報には、濡れ性が低下した金属蒸着
面でも密着性が良好で、しかも印刷適性に優れたオーバ
ーコート層を形成できる樹脂として、特定な酸価及び軟
化点を有するアルカリ可溶性スチレン−アクリル系共重
合体樹脂が教示されている。
止する従来技術としては、特公平3−55600号公報
に、特別なサイズ剤を用いて製造された紙を金属蒸着紙
の原紙に用いることが提唱されている。また、特開平4
−241195号公報には、濡れ性が低下した金属蒸着
面でも密着性が良好で、しかも印刷適性に優れたオーバ
ーコート層を形成できる樹脂として、特定な酸価及び軟
化点を有するアルカリ可溶性スチレン−アクリル系共重
合体樹脂が教示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は金属蒸着層の
表面の濡れ性が損なわれて、印刷インキ又はオーバーコ
ート用樹脂との接着性が低下するのを防止することを目
的とする。本発明の他の目的は、金属蒸着紙の金属蒸着
層が金属蒸着紙の原紙と接触した場合は勿論、そうでな
い場合でも、印刷インキ又はオーバーコート用樹脂との
接着性が良好な金属蒸着層を備えたラベル用金属蒸着紙
を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、金
属蒸着紙の原紙に特別なサイズ剤を使用した紙を選定す
る必要のないラベル用金属蒸着紙を提供することにあ
る。
表面の濡れ性が損なわれて、印刷インキ又はオーバーコ
ート用樹脂との接着性が低下するのを防止することを目
的とする。本発明の他の目的は、金属蒸着紙の金属蒸着
層が金属蒸着紙の原紙と接触した場合は勿論、そうでな
い場合でも、印刷インキ又はオーバーコート用樹脂との
接着性が良好な金属蒸着層を備えたラベル用金属蒸着紙
を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、金
属蒸着紙の原紙に特別なサイズ剤を使用した紙を選定す
る必要のないラベル用金属蒸着紙を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラベル用金
属蒸着紙は、原紙の片面に無機顔料コート層、アンダー
コート層、金属蒸着層を順次設けたラベル用蒸着紙に於
いて、金属蒸着層の上にSiOx(x =1〜2)で示さ
れる珪素酸化物の薄膜を設けたことを特徴とする。本発
明のラベル用金属蒸着紙に於いて、その原紙は格別な紙
である必要はなく、当業界で通常使用されている上質
紙、中質紙、純白ロール紙、合成繊維又は合成パルプ混
抄紙であって差し支えない。原紙の片面に形成される無
機顔料コート層は、原紙の光沢度及び平滑性を向上させ
るためのもので、通常はカオリンクレー、セリリサイト
クレー、ジークライトクレー、パイロフィライトクレー
などの各種クレー、炭酸カルシウムなどから選ばれる任
意の無機顔料を、スチレン・ブタジエン系、(メタ)ア
クリル酸系若しくは酢酸ビニル系などの合成樹脂ラテッ
クス又はポリビニルアルコール、酸化澱粉、メチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロースなどの水溶性樹脂
に分散させた塗工用組成物を、原紙の片面に塗布して乾
燥することで無機顔料コート層が形成される。塗工量は
乾燥基準で通常10〜25g/m2 の範囲にある。無機
顔料コート層の上には、次いでアンダーコート層が設け
られるが、このアンダーコート層形成用樹脂は、非水溶
性で温苛性ソーダ水溶液(濃度4%、70℃)に可溶性
であることが好ましい。この種の樹脂としては、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フタル酸樹脂、珪
素樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ
エステル樹脂、ニトロセルロース樹脂、ウレタン樹脂、
アイオノマー樹脂、ポリオレフィン樹脂などから選ばれ
る樹脂を、アルカリ易溶性となるように適度に変性した
ものが使用される。樹脂の塗工形態は溶剤型、無溶剤型
の何れでもよく、塗膜の硬化には、熱硬化、紫外線硬化
の何れもが採用できる。アンダーコート用樹脂の塗工量
は、乾燥基準で通常3.0〜5.0g/m2 の範囲にあ
る。
属蒸着紙は、原紙の片面に無機顔料コート層、アンダー
コート層、金属蒸着層を順次設けたラベル用蒸着紙に於
いて、金属蒸着層の上にSiOx(x =1〜2)で示さ
れる珪素酸化物の薄膜を設けたことを特徴とする。本発
明のラベル用金属蒸着紙に於いて、その原紙は格別な紙
である必要はなく、当業界で通常使用されている上質
紙、中質紙、純白ロール紙、合成繊維又は合成パルプ混
抄紙であって差し支えない。原紙の片面に形成される無
機顔料コート層は、原紙の光沢度及び平滑性を向上させ
るためのもので、通常はカオリンクレー、セリリサイト
クレー、ジークライトクレー、パイロフィライトクレー
などの各種クレー、炭酸カルシウムなどから選ばれる任
意の無機顔料を、スチレン・ブタジエン系、(メタ)ア
クリル酸系若しくは酢酸ビニル系などの合成樹脂ラテッ
クス又はポリビニルアルコール、酸化澱粉、メチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロースなどの水溶性樹脂
に分散させた塗工用組成物を、原紙の片面に塗布して乾
燥することで無機顔料コート層が形成される。塗工量は
乾燥基準で通常10〜25g/m2 の範囲にある。無機
顔料コート層の上には、次いでアンダーコート層が設け
られるが、このアンダーコート層形成用樹脂は、非水溶
性で温苛性ソーダ水溶液(濃度4%、70℃)に可溶性
であることが好ましい。この種の樹脂としては、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フタル酸樹脂、珪
素樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ
エステル樹脂、ニトロセルロース樹脂、ウレタン樹脂、
アイオノマー樹脂、ポリオレフィン樹脂などから選ばれ
る樹脂を、アルカリ易溶性となるように適度に変性した
ものが使用される。樹脂の塗工形態は溶剤型、無溶剤型
の何れでもよく、塗膜の硬化には、熱硬化、紫外線硬化
の何れもが採用できる。アンダーコート用樹脂の塗工量
は、乾燥基準で通常3.0〜5.0g/m2 の範囲にあ
る。
【0006】アンダーコート層の上には金属蒸着層が設
けられる。蒸着層を形成する金属としては、アルミニウ
ム、亜鉛、金、銀、銅、ニッケルなどが使用可能である
が、コストとラベルとしての外観から、アルミニウムが
最も好ましい。金属の蒸着には通常の真空蒸着法を採用
することができる。すなわち、10-2〜10-6Torrの圧
力に保持された真空蒸着装置内で金属をその融点以上に
加熱して気化させ、発生した金属蒸気をアンダーコート
層上で凝縮析出させることによって蒸着層が形成される
ことができる。金属蒸着層の厚さは、100〜700オ
ングストロームの範囲で選ばれるのが一般的である。本
発明によれば、金属蒸着層の上に珪素酸化物の薄膜が真
空蒸着法で積層される。金属蒸着層表面への珪素酸化物
の蒸着は、10-4Torrのオーダー以下の圧力で、例えば
2×10-4Torr程度の圧力で、珪素、一酸化珪素、二酸
化珪素及びこれらの混合物から選ばれる1種を、例えば
電子線ビーム又は抵抗加熱方式で加熱して気化させ、こ
れを金属蒸着層上に析出させることで行うことができ
る。金属蒸着層上に積層される珪素酸化物の膜厚は、5
〜300オングストロームの範囲で任意に選ぶことがで
きる。ちなみに、5オングストローム未満の膜厚では、
珪素酸化物を蒸着した効果が顕現しない。また、300
オングストロームを越える膜厚では、珪素酸化物の蒸着
層が着色する恐れがあり、アルカリ可溶性が低下する。
アンダーコート層上への金属の蒸着と、金属蒸着層上へ
の珪素酸化物の蒸着は、同一の真空蒸着装置を使用して
連続的に行うことができるが、珪素酸化物を蒸着させる
に際しては、蒸着装置内の圧力を10-4Torrのオーダー
又はそれ以下に保持することが好ましい。
けられる。蒸着層を形成する金属としては、アルミニウ
ム、亜鉛、金、銀、銅、ニッケルなどが使用可能である
が、コストとラベルとしての外観から、アルミニウムが
最も好ましい。金属の蒸着には通常の真空蒸着法を採用
することができる。すなわち、10-2〜10-6Torrの圧
力に保持された真空蒸着装置内で金属をその融点以上に
加熱して気化させ、発生した金属蒸気をアンダーコート
層上で凝縮析出させることによって蒸着層が形成される
ことができる。金属蒸着層の厚さは、100〜700オ
ングストロームの範囲で選ばれるのが一般的である。本
発明によれば、金属蒸着層の上に珪素酸化物の薄膜が真
空蒸着法で積層される。金属蒸着層表面への珪素酸化物
の蒸着は、10-4Torrのオーダー以下の圧力で、例えば
2×10-4Torr程度の圧力で、珪素、一酸化珪素、二酸
化珪素及びこれらの混合物から選ばれる1種を、例えば
電子線ビーム又は抵抗加熱方式で加熱して気化させ、こ
れを金属蒸着層上に析出させることで行うことができ
る。金属蒸着層上に積層される珪素酸化物の膜厚は、5
〜300オングストロームの範囲で任意に選ぶことがで
きる。ちなみに、5オングストローム未満の膜厚では、
珪素酸化物を蒸着した効果が顕現しない。また、300
オングストロームを越える膜厚では、珪素酸化物の蒸着
層が着色する恐れがあり、アルカリ可溶性が低下する。
アンダーコート層上への金属の蒸着と、金属蒸着層上へ
の珪素酸化物の蒸着は、同一の真空蒸着装置を使用して
連続的に行うことができるが、珪素酸化物を蒸着させる
に際しては、蒸着装置内の圧力を10-4Torrのオーダー
又はそれ以下に保持することが好ましい。
【0007】以上のようにして、原紙の片面に無機顔料
コート層、アンダーコート層、金属蒸着層及び珪素酸化
物蒸着層を順次設けることにより、本発明のラベル用蒸
着紙を製造することができるが、このラベル用蒸着紙の
珪素酸化物蒸着層の表面には、直接所望の印刷を施すこ
とができ、また、必要に応じてオーバーコート層を設け
ることが可能である。オーバーコート層の形成には、当
業界に通常使用されているオーバーコート形成用樹紙を
任意に用いることができる。
コート層、アンダーコート層、金属蒸着層及び珪素酸化
物蒸着層を順次設けることにより、本発明のラベル用蒸
着紙を製造することができるが、このラベル用蒸着紙の
珪素酸化物蒸着層の表面には、直接所望の印刷を施すこ
とができ、また、必要に応じてオーバーコート層を設け
ることが可能である。オーバーコート層の形成には、当
業界に通常使用されているオーバーコート形成用樹紙を
任意に用いることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明のラベル用蒸着紙は、その金属蒸
着層の上に珪素酸化物の薄膜が積層されているため、ラ
ベル用蒸着紙が製造された時点から、これに印刷又はオ
ーバーコート層を施すまでの間、当該ラベル用蒸着紙が
ロール上に巻き取られた状態で、あるいはこれを単葉に
裁断して複数枚を積み重ねた状態で保管された場合で
も、印刷インキ又はオーバーコート形成用樹脂との良好
な接着性が保証される。
着層の上に珪素酸化物の薄膜が積層されているため、ラ
ベル用蒸着紙が製造された時点から、これに印刷又はオ
ーバーコート層を施すまでの間、当該ラベル用蒸着紙が
ロール上に巻き取られた状態で、あるいはこれを単葉に
裁断して複数枚を積み重ねた状態で保管された場合で
も、印刷インキ又はオーバーコート形成用樹脂との良好
な接着性が保証される。
【0009】
実施例1 パルプに対しロジン系サイズ剤1.0%、硫酸バンド
1.5%及び紙力増強剤1.5%をそれぞれ添加して、
米坪45g/m2 の紙を抄造した。この紙の片面に、ク
レー100重量部とスチレン・ブタジエン系共重合ラテ
ックス20重量部からなる塗料を、固形分として15g
/m2 塗布して乾燥して無機顔料コート層を形成し、そ
の上に紫外線硬化型樹脂を固形分で3.0g/m2 塗布
して乾燥後、紫外線を照射して硬化させてアンダーコー
ト層を形成させた。このアンダーコート層上に、真空蒸
着法を利用して、真空度2×10-4Torrの条件で膜厚3
00オングストロームのアルミニウム蒸着層を形成さ
せ、引き続き一酸化珪素を素材に用いて膜厚20オング
ストロームの珪素酸化物蒸着層を形成させてラベル用蒸
着紙を製造し、これをロール状に巻き取り保管した。次
に、巻き取り状態で保管された日数が異なるラベル用蒸
着紙の珪素酸化物蒸着層に、アクリル系樹脂をグラビア
コーターで塗工し、乾燥基準の塗工量が1g/m2 のオ
ーバーコート層を形成させ、珪素酸化物蒸着層とオーバ
ーコート層との密着性を下記の方法で評価した。また、
オーバーコート層を設けることなく、ラベル用蒸着紙の
珪素酸化物蒸着層に、ポリアミド系インキを固形分2g
/m2でグラビア印刷し、印刷層と珪素酸化物蒸着層と
の密着性を評価した。評価結果を表1に示す。 密着性評価方法 乾燥したオーバーコート層又は印刷層の表面にセロハン
テープを貼り付けてセロピールテストを行い、オーバー
コート層又は印刷層が、珪素酸化物蒸着層から剥がれる
か否かを、次の3段階で評価した。 ○:全く剥がれない △:一部剥がれる ×:
完全に剥がれる 実施例2 一酸化珪素の代わりに二酸化珪素を使用した以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化物
蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実
施例1と同様な方法で評価した。 実施例3 一酸化珪素の代わりに珪素25重量部と二酸化珪素75
重量部との混合物を使用した以外は実施例1と同様にラ
ベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化物蒸着層と、オー
バーコート層又は印刷層との密着性を実施例1と同様な
方法で評価した。 実施例4 実施例1に於いて、パルプに添加したロジン系サイズ剤
及び硫酸バンドに代えて、アルキルケテンダイマーを
1.5%添加して抄造した紙を用いた以外は実施例1と
全く同様にしてラベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化
物蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を
実施例1と同様な方法で評価した。 実施例5 珪素酸化物蒸着層の膜厚を5オングストロームに減少さ
せた以外は実施例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、
その珪素酸化物蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層
との密着性を実施例1と同様な方法で評価した。
1.5%及び紙力増強剤1.5%をそれぞれ添加して、
米坪45g/m2 の紙を抄造した。この紙の片面に、ク
レー100重量部とスチレン・ブタジエン系共重合ラテ
ックス20重量部からなる塗料を、固形分として15g
/m2 塗布して乾燥して無機顔料コート層を形成し、そ
の上に紫外線硬化型樹脂を固形分で3.0g/m2 塗布
して乾燥後、紫外線を照射して硬化させてアンダーコー
ト層を形成させた。このアンダーコート層上に、真空蒸
着法を利用して、真空度2×10-4Torrの条件で膜厚3
00オングストロームのアルミニウム蒸着層を形成さ
せ、引き続き一酸化珪素を素材に用いて膜厚20オング
ストロームの珪素酸化物蒸着層を形成させてラベル用蒸
着紙を製造し、これをロール状に巻き取り保管した。次
に、巻き取り状態で保管された日数が異なるラベル用蒸
着紙の珪素酸化物蒸着層に、アクリル系樹脂をグラビア
コーターで塗工し、乾燥基準の塗工量が1g/m2 のオ
ーバーコート層を形成させ、珪素酸化物蒸着層とオーバ
ーコート層との密着性を下記の方法で評価した。また、
オーバーコート層を設けることなく、ラベル用蒸着紙の
珪素酸化物蒸着層に、ポリアミド系インキを固形分2g
/m2でグラビア印刷し、印刷層と珪素酸化物蒸着層と
の密着性を評価した。評価結果を表1に示す。 密着性評価方法 乾燥したオーバーコート層又は印刷層の表面にセロハン
テープを貼り付けてセロピールテストを行い、オーバー
コート層又は印刷層が、珪素酸化物蒸着層から剥がれる
か否かを、次の3段階で評価した。 ○:全く剥がれない △:一部剥がれる ×:
完全に剥がれる 実施例2 一酸化珪素の代わりに二酸化珪素を使用した以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化物
蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実
施例1と同様な方法で評価した。 実施例3 一酸化珪素の代わりに珪素25重量部と二酸化珪素75
重量部との混合物を使用した以外は実施例1と同様にラ
ベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化物蒸着層と、オー
バーコート層又は印刷層との密着性を実施例1と同様な
方法で評価した。 実施例4 実施例1に於いて、パルプに添加したロジン系サイズ剤
及び硫酸バンドに代えて、アルキルケテンダイマーを
1.5%添加して抄造した紙を用いた以外は実施例1と
全く同様にしてラベル用蒸着紙を製造し、その珪素酸化
物蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を
実施例1と同様な方法で評価した。 実施例5 珪素酸化物蒸着層の膜厚を5オングストロームに減少さ
せた以外は実施例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、
その珪素酸化物蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層
との密着性を実施例1と同様な方法で評価した。
【0010】
【表1】 保 管 日 数 0日 1日 3日 5日 7日 実施例1 表面濡れ張力(ダイン/cm) 56 56 56 54 52 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 印刷層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例2 表面濡れ張力(ダイン/cm) 56 56 56 54 52 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 印刷層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例3 表面濡れ張力(ダイン/cm) 56 56 56 54 52 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 印刷層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例4 表面濡れ張力(ダイン/cm) 56 56 54 52 50 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 印刷層との密着性 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例5 表面濡れ張力(ダイン/cm) 56 48 42 38 36 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ ○ △ 印刷層との密着性 ○ ○ ○ ○ △ 注)表面濡れ張力はJIS K−6768による。
【0011】比較例1 珪素酸化物蒸着層の積層を省略した以外は実施例1と全
く同様にしてラベル用蒸着紙を製造し、そのアルミニウ
ム蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を
実施例1と同様な方法で評価した。 比較例2 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の亜鉛蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その亜鉛蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例3 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の銀の蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その銀蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例4 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の錫の蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その錫蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例5 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚のニッケルの蒸着層を設けた以外
は実施例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、そのニッ
ケル蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性
を実施例1と同様な方法で評価した。 比較例6 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚でMgF2 を蒸着した以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その弗化マグネ
シウム蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着
性を実施例1と同様な方法で評価した。比較例1〜6の
評価結果を表2に示す。
く同様にしてラベル用蒸着紙を製造し、そのアルミニウ
ム蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を
実施例1と同様な方法で評価した。 比較例2 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の亜鉛蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その亜鉛蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例3 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の銀の蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その銀蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例4 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚の錫の蒸着層を設けた以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その錫蒸着層
と、オーバーコート層又は印刷層との密着性を実施例1
と同様な方法で評価した。 比較例5 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚のニッケルの蒸着層を設けた以外
は実施例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、そのニッ
ケル蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着性
を実施例1と同様な方法で評価した。 比較例6 アルミニウム蒸着層の表面に珪素酸化物の蒸着層を設け
る代わりに、同じ膜厚でMgF2 を蒸着した以外は実施
例1と同様にラベル用蒸着紙を製造し、その弗化マグネ
シウム蒸着層と、オーバーコート層又は印刷層との密着
性を実施例1と同様な方法で評価した。比較例1〜6の
評価結果を表2に示す。
【0012】
【表2】 保 管 日 数 0日 1日 3日 5日 7日 比較例1 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 34 33 32 31 オーバーコート層との密着性 ○ × × × × 印刷層との密着性 ○ × × × × 比較例2 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 35 33 33 32 オーバーコート層との密着性 ○ × × × × 印刷層との密着性 ○ × × × × 比較例3 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 41 38 36 35 オーバーコート層との密着性 ○ ○ △ △ × 印刷層との密着性 ○ ○ △ △ × 比較例4 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 42 39 37 35 オーバーコート層との密着性 ○ ○ ○ △ × 印刷層との密着性 ○ ○ ○ △ × 比較例5 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 34 33 31 30 オーバーコート層との密着性 ○ × × × × 印刷層との密着性 ○ × × × × 比較例6 表面濡れ張力(ダイン/cm) 54 34 32 31 30 オーバーコート層との密着性 ○ × × × × 印刷層との密着性 ○ × × × × 注)表面濡れ張力はJIS K−6768による。
Claims (2)
- 【請求項1】 原紙の片面に無機顔料コート層、アンダ
ーコート層、金属蒸着層を順次設けたラベル用蒸着紙に
於いて、金属蒸着層の上にSiOx(x=1〜2)で示さ
れる珪素酸化物の薄膜を設けたことを特徴とするラベル
用蒸着紙。 - 【請求項2】 珪素酸化物の膜厚が5〜300オングス
トロームの範囲にあることを特徴とする請求項1記載の
ラベル用蒸着紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627794A JPH07295475A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ラベル用蒸着紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627794A JPH07295475A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ラベル用蒸着紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07295475A true JPH07295475A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14429592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10627794A Pending JPH07295475A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ラベル用蒸着紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07295475A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005187969A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Toppan Printing Co Ltd | 電磁波シールド紙およびそれを用いた紙製包装材、紙容器用積層材 |
| US7303619B2 (en) | 2003-08-21 | 2007-12-04 | Seiko Epson Corporation | Composite pigment original, composite pigment, process for producing ink composition, and ink composition |
| WO2022145233A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | 王子ホールディングス株式会社 | 蒸着紙用原紙および蒸着紙 |
| JP2022104487A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 王子ホールディングス株式会社 | 蒸着紙用原紙および蒸着紙 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP10627794A patent/JPH07295475A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7303619B2 (en) | 2003-08-21 | 2007-12-04 | Seiko Epson Corporation | Composite pigment original, composite pigment, process for producing ink composition, and ink composition |
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| WO2022145233A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | 王子ホールディングス株式会社 | 蒸着紙用原紙および蒸着紙 |
| JP2022104487A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 王子ホールディングス株式会社 | 蒸着紙用原紙および蒸着紙 |
| EP4269689A4 (en) * | 2020-12-28 | 2024-11-27 | Oji Holdings Corporation | Base paper for metallized paper and metallized paper |
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