JP2000351265A - アルミニウム転写蒸着記録用紙及びそれを用いたタック加工記録用紙 - Google Patents

アルミニウム転写蒸着記録用紙及びそれを用いたタック加工記録用紙

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた金属光沢を有しつつ様々な外観や模様
を呈するアルミニウム転写蒸着記録用紙を提供する。 【解決手段】 紙又は生分解性プラスチックからなる基
材2の一方の面に接着剤層4が形成され、接着剤層4の
上にはアルミニウム転写蒸着層6が形成され、アルミニ
ウム転写蒸着層6の上にはアンカー層10とインク受容
層12がこの順で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム転写蒸
着記録用紙及びそれを用いたタック加工記録用紙に関
し、さらに詳しくはインクジェット記録用紙に好適に用
いられるアルミニウム転写蒸着記録用紙及びそれを用い
たタック加工記録用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、高速記録や
多色記録が可能なことから近年ますます普及が進んでい
る。このインクジェット記録用紙としては、従来、表面
にインク吸収性を有する層(インク受容層)を設けた各
種の紙類やフィルムが用いられている。また、最近では
多様化したニーズに応えるため、記録用紙に金属光沢を
付与することも行われている。例えば特開平8−582
27号公報には、プラスチックフィルムの一方の面にア
ルミニウムを蒸着し、他の面にはインク受容層を形成さ
せた記録媒体が開示されている。
【0003】さらに、最近ではインクジェット記録用紙
にも様々な意匠性が要求されている。そして、これらの
要求に応じて、金属光沢があり様々な外観を有しつつ、
インクジェット記録適性が良い記録用紙が求められてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た技術の如く、基材となるプラスチックフィルムのイン
ク受容層が形成されていない面に直接アルミニウムを蒸
着する場合、アルミニウム蒸着層からの反射光はプラス
チックフィルム層を透過して表面に出てくるため、金属
光沢が低下するという問題が生じる。さらに、フィルム
に直接アルミニウムを蒸着させているため、様々な外観
模様をアルミニウム蒸着層に付加することが極めて困難
となる。
【0005】一方、前記プラスチックフィルムの一方の
面にアルミニウムを蒸着し、この上にインク受容層を形
成した場合、水性インクジェットに用いるインクの水分
が下層のアルミニウム蒸着層に浸透し、アルミニウム面
がおかされて白っぽくなる可能性がある。又、一般にイ
ンク受容層とアルミニウム蒸着層との密着性は良好でな
いため、該インク受容層とアルミニウム蒸着層が剥離し
易い。
【0006】これらに加え、プラスチックフィルムを基
材とした場合、廃棄処理の際に分解されないという問題
が生じる。一方、紙を基材としてその上にアルミニウム
蒸着層、インク受容層を順に形成した場合、上記と同様
にインクの水分によりアルミニウムがおかされる。さら
に、紙自体が水分を吸放出してカールし、インクジェッ
トプリンタ内で搬送トラブルが生じる可能性がある。
【0007】本発明は、記録用紙における上記した問題
を解決し、特にインクジェット記録におけるアルミニウ
ム層の劣化及びインク受容層とアルミニウム蒸着層の間
での剥離を防止し、優れた金属光沢を有しつつ様々な外
観や模様を呈するアルミニウム転写蒸着記録用紙の提供
を目的とする。そして、本発明の第1の特徴として、イ
ンク受容層を通過したインクを受け止めるとともに、イ
ンク受容層とその下層との密着性を向上させるためにア
ンカー層を設け、印字適性の改善とインク受容層の剥離
の防止を図っている。そして、このアンカー層とアルミ
ニウム転写蒸着層との密着性をさらに向上させるため、
適宜プライマー層を設けることも可能である。
【0008】さらに、本発明の第2の特徴として、基材
の他の面にインク受容層又は基材のカールを防止するた
めの樹脂層を設けることにより、基材のカール(反り)
を有効に防止する。そして、本発明は紙又は生分解性プ
ラスチックを基材とすることで、記録用紙の廃棄処理を
スムーズに行う。
【0009】又、本発明のタック加工記録用紙は、上述
の記録用紙と同様の特徴を備えている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1に記載の本発明に係るアルミニウム転
写蒸着記録用紙は、紙又は生分解性プラスチックからな
る基材の一方の面に接着剤層、アルミニウム転写蒸着層
が順に形成され、該アルミニウム転写蒸着層の上にはア
ンカー層とインク受容層がこの順で形成された構成を備
える。
【0011】好ましくは、前記アルミニウム転写蒸着層
の表面には、ヘアライン模様、エンボス模様、マット模
様、又はホログラム模様が施されているとよい(請求項
2)。又、前記アルミニウム転写蒸着層とアンカー層の
間にはプライマー層又は着色層が形成されていることが
好ましい(請求項3)。
【0012】さらに、前記基材の他の面には第2のイン
ク受容層又は基材のカールを防止するための樹脂層が形
成されていてもよい(請求項4)。そして、請求項5に
記載の本発明に係るタック加工記録用紙は、前記基材の
他の面、又は前記樹脂層の上には粘着剤層が形成され、
該粘着剤層の上には離型紙が貼着された構成を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るアルミニウム転写蒸着記録用紙について説明する。こ
のアルミニウム転写蒸着記録用紙は、図1にその基本構
成を示すように、紙又は生分解性プラスチックからなる
基材2の一方の面に接着剤層4、アルミニウム転写蒸着
層6、アンカー層10がこの順で形成され、アンカー層
10の上にはインク受容層12を備えている。
【0014】基材2としては、普通紙等の各種の紙、又
は各種の生分解性プラスチックを用いることができる。
このような基材を用いることにより、記録用紙を廃棄
(埋立て)しても基材が容易に分解するので、廃棄処理
が容易となる。なお、基材2の厚みは50〜300μm
であることが好ましい。接着剤層4は、アルミニウム転
写蒸着層6を基材2に貼り合わせるためのものであり、
予めアルミニウム転写蒸着層6側に塗布された接着剤の
硬化物からなる。この接着剤としては、例えばドライラ
ミネートに用いられる各種の2液硬化型接着剤や光硬化
型接着剤を挙げることができる。2液硬化型接着剤は、
時間経過とともに硬化するタイプのものであり、更に
は、加熱により一層短時間で硬化させることができ、例
えばウレタン系樹脂接着剤やエポキシ系樹脂接着剤を用
いることができる。また光硬化型接着剤は、電子線や紫
外線などの照射で硬化するタイプのものであり、例えば
ウレタン系樹脂接着剤やアクリル系樹脂接着剤を用いる
ことができる。この接着剤層4の厚みは格別限定される
ものではないが、例えば、1m2当たり2〜10g程度で
あることが好ましい。
【0015】アルミニウム転写蒸着層6は、詳しくは後
述する方法によって得られたアルミニウム蒸着膜を基材
2に転写したものであり、蒸着時にガス発生を起こさな
い所定の転写用フィルムに蒸着膜を平滑に形成させ、こ
れを基材2に転写しているため、鏡面状で優れた金属光
沢を呈する。アルミニウム転写蒸着層6の厚みは、例え
ば100〜1000Åであることが好ましい。そして、
アルミニウム転写蒸着層6はそのままの状態では金属光
沢を有しているが、さらにその表面に適宜ヘアライン模
様、エンボス模様、マット模様、又はホログラム模様6
aが施されていると、金属光沢の上に様々な模様が付加
され特有の意匠効果を発揮するので好ましい(図2)。
これらのうち、エンボス模様、マット模様はいずれも艶
消し模様であり、金属光沢の強弱の度合いが適度に調節
される。また、アルミニウム転写蒸着層6の上に適宜着
色層9を形成すると、アルミニウム転写蒸着層6が着色
されて金属光沢の上に所定の色彩が付加され特有な意匠
効果が発揮される(図3)。着色層9としては、例えば
透明又は半透明な樹脂に赤色、青色、黄色等の顔料を分
散させたものを用いることができる。
【0016】アンカー層10は、最表面のインク受容層
12を通過したインクを受け止めて下層のアルミニウム
転写蒸着層6への水分の浸透を防止するとともに、イン
ク受容層12とアルミニウム転写蒸着層6との密着性を
向上させ、印字適性の改善及びアルミニウム転写蒸着層
6とインク受容層12の剥離防止に寄与する。このよう
なことから、アンカー層10としては、ポリエステル変
性樹脂を主成分とした樹脂(例えば、商品名ペスレジン
AシリーズのWAC−10;高松油脂(株)社製)を用い
ることができる。また、アンカー層10の厚みは、例え
ば1〜5μm程度とすればよい。
【0017】そして、アンカー層10の上にインク受容
層12が形成される。このインク受容層12は、インク
ジェット記録用紙としても用いることができるよう、特
に水性インクの吸収能に優れ、インクのにじみが少ない
ものであることが要求される。このようなことから、イ
ンク受容層12としては、例えば特開平5−22924
6号公報に記載された発明における加工剤(重合性二重
結合を有する化合物の重合体によって変性された所定の
ポリエステル樹脂水分散体)を用いることが好ましい。
この場合、この水分散体を例えば固形分の厚みが10〜
20μm程度になるようにして、アンカー層10の表面
に塗布すればよい。
【0018】そして、アンカー層10とアルミニウム転
写蒸着層6との密着性をさらに向上させるべく、透明又
は半透明の樹脂からなるプライマー層8をアルミニウム
転写蒸着層6とアンカー層10の間に形成してもよい
(図3)。但し、上述の如く着色層9を設けた場合は、
それ自体がプライマー層の役割を果たすためプライマー
層8を形成する必要はない。そして、プライマー層8又
は着色層9を通して下地のアルミニウム転写蒸着層6の
金属光沢や模様等の意匠効果が発揮される。プライマー
層8としては、ウレタン樹脂を主体とする樹脂を塗布
し、乾燥させて形成することができる。又、プライマー
層8の厚みは0.1〜2μm程度とすればよい。
【0019】さらに、図4に示すように、上述の基材2
の他の面(アルミニウム転写蒸着層6が形成されていな
い方の面)に第2のインク受容層12aを形成してもよ
く、このような構成とすることで両面記録が可能となる
とともに、基材のカールを防止することができる。この
場合、第2のインク受容層12aは、アンカー層を介装
させることなく基材2の他の面に直接形成される。第2
のインク受容層12aは、上述したインク受容層12に
用いるのと同様な材料を用いて形成すればよい。又、第
2のインク受容層12aに代えて、基材のカール(反
り)を防止するための樹脂層14を形成してもよい。こ
の樹脂層14は、例えば公知の耐水性樹脂又はこの樹脂
に無機物を添加したものをグラビアコータで1〜5μm
の厚みになるよう塗布して形成すればよい。
【0020】そして、図5に示すように、上述のアルミ
ニウム転写蒸着記録用紙における基材2の他の面、又は
樹脂層14の上に粘着剤層20を形成し、粘着剤層20
の上に離型紙22を貼着するタック加工を施してタック
加工記録用紙を製造することもできる。このタック加工
記録用紙は、上述した記録用紙の特性をすべて備えてい
る。
【0021】上述したアルミニウム転写蒸着記録用紙
は、例えば以下のようにして製造することができる。ま
ず、真空蒸着により所定の転写用フィルムの表面にアル
ミニウムを蒸着させ、接着剤層4に用いられる上記接着
剤をこのアルミニウム蒸着膜の上に塗布する。そして、
接着剤の上に基材2を重ねて全体を例えば熱圧着し、接
着剤層4を介してアルミニウム蒸着層膜と基材2とを一
体化する。このとき、上述した転写用フィルムとアルミ
ニウム蒸着膜との密着力は、接着剤層4とアルミニウム
蒸着膜との密着力より小さくして、転写用フィルムをア
ルミニウム蒸着膜から容易に剥離することができるよう
にする。そして、前記アルミニウム蒸着膜を転写用フィ
ルムから基材2上に転写して、アルミニウム転写蒸着層
6とする。
【0022】転写用フィルムは、例えば二軸延伸ポリプ
ロピレン等の剥離性に優れ、かつ蒸着時にガスを発生し
ない材料からなることが好ましい。また、上述したヘア
ライン模様、エンボス模様、マット模様、又はホログラ
ム模様をアルミニウム蒸着層の表面に施す場合には、前
記転写用フィルムの表面にヘアライン模様、エンボス模
様、マット模様、又はホログラム模様を刻設しておき、
この上に蒸着を行えばよい。
【0023】
【実施例】実施例1〜10,比較例1〜2 1.記録用紙及びタック加工記録用紙の製造 二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に、
真空蒸着により厚み250Åのアルミニウム蒸着層を形
成させた後、この上に接着剤(2液混合型ポリウレタ
ン)を厚み4μm程度塗布した。この接着剤の上に、両
面コート紙(127.9g/m3)からなる基材2を重ね、全体
を熱圧着して接着剤を硬化させた。そして転写用フィル
ムをアルミニウム転写蒸着層6から剥離し、接着剤層4
を介してアルミニウム転写蒸着層6と基材2が一体化し
た積層体を得た。
【0024】このアルミニウム転写蒸着層6の表面に、
ウレタン樹脂を主体とするプライマーを塗布してプライ
マー層8を形成させた。このプライマー層8の上に、樹
脂(商品名:WAC−10、高松油脂(株)社製)を厚み
約1.5μmに塗布してアンカー層10を形成させた。
そして、アンカー層10の上に、ポリエステル樹脂(商
品名:NS−141LX、高松油脂(株)社製)の水分散
体を固形分厚み15μmとなるよう塗布し、乾燥させて
インク受容層12を形成させた。
【0025】この被膜構成からなる記録用紙を基本構成
品とする。凹凸が刻設された転写用フィルムにアルミニ
ウムを蒸着することにより、アルミニウム転写蒸着層6
の表面にそれぞれヘアライン模様、エンボス模様、又は
ホログラム模様6aを施したこと以外は実施例1と同様
にして記録用紙を製造した。これらをそれぞれ実施例2
〜4とする。
【0026】又、実施例1〜4におけるアルミニウム転
写蒸着層6の上に、それぞれ所定の透明又は半透明樹脂
に顔料を配合したものを塗布して着色層9を形成し、ア
ルミニウム層を着色した以外は実施例1〜4とそれぞれ
同様にして記録用紙を得た。これを実施例5〜8とす
る。一方、実施例1において、インク受容層12を形成
させるに先立ち、基材2の他の面(アルミニウム転写蒸
着層6が形成されていない方の面)に、インク受容層1
2と同一成分の樹脂を固形分厚み10μmとなるよう塗
布し、乾燥させて第2のインク受容層12aを形成させ
た。これを実施例9とする。
【0027】さらに、上述の実施例1の記録用紙におけ
る基材2の他の面に所定の粘着剤20を塗布し、この上
に離型紙22を貼着してタック加工記録用紙とした。こ
れを実施例10とする。市販の透明PETフィルム(厚
み180μm)の一方の面にアルミニウムを蒸着し、他
の面には上述と同様のアンカー層及びインク受容層を順
に形成した。これを比較例1とする。又、上記したPE
Tフィルムを用い、その一方の面にアルミニウムを蒸着
し、その上にインク受容層を形成した。これを比較例2
とする。
【0028】2.アルミニウム面の光沢性の評価 上記各記録用紙について、インク受容層の上から見たと
きにアルミニウム面の曇りの有無を目視判定した。曇り
がほとんど見られないものを評価:○、わずかに曇りが
見られたものを評価:△、顕著に曇りが見られたものを
評価:×、とした。
【0029】3.アルミニウムとインク受容層の密着性
の評価 上記各記録用紙について、インク受容層の上にセロテー
プ(登録商標)を貼り、このセロテープを剥がしたとき
にインク受容層がセロテープへ付着した度合いを目視判
定し、アルミニウムとインク受容層の密着性の指標とし
た。インク受容層がセロテープに付着しなかったものを
評価:○、わずかに付着したものを評価:△、顕著に付
着したものを評価:×、とした。
【0030】4.耐カール性の評価 上記各記録用紙を1枚づつ用意し、これらを20℃で湿
度60%の雰囲気下に24時間静置した後にカールが生
じた度合いを目視判定した。ほとんどカールしなかった
ものを評価:○、ややカールしたものを評価:△、丸み
を帯びる程度に顕著にカールしたものを評価:×、とし
た。
【0031】5.印字適性の評価 上記各記録用紙について、セイコーエプソン(株)社製の
インクジェットプリンタ(型番:PM−5000C)を
用いて印字を行い、印字適性(インクの発色性、インク
の吸収性、及びドット形状)について拡大鏡(倍率25
倍)を用いて目視判定して評価した。これらの印字適性
に優れたものを評価:○、やや印字適性に劣るものを評
価:△、印字適性が顕著に劣るものを評価:×、とし
た。以上の結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかなように、本発明に係るア
ルミニウム転写蒸着記録用紙はいずれもアルミニウム面
の光沢、インク受容層の密着性、及び印字適性に優れて
いる。特に、基材の他の面にインク受容層を形成させた
実施例9及び、タック加工を施した実施例10の場合は、
カールを防止する効果がさらに優れたものとなってい
る。
【0034】基材をPETフィルムとし、アルミニウム
蒸着面と反対側にインク受容層を形成した比較例1の場
合は、アルミニウム面の光沢が劣ったものとなった。基
材をPETフィルムとし、アルミニウム層の上に直接イ
ンク受容層を形成した比較例2の場合は、インク受容層
の密着性が劣り、又、印字適性もやや劣ったものとなっ
た。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るアルミニウム転写蒸着記録用紙は、アンカー層を設
けてインク受容層を通過したインクを受け止め、インク
受容層とその下層のアルミニウム層との密着性を向上さ
せているので、インク受容層の剥離を防止することがで
きる。又、アルミニウム面が水分でおかされて光沢を損
なうこともない。
【0036】そして、紙又は生分解性プラスチックを基
材としているので、記録用紙の廃棄処理が容易となる。
さらに、アルミニウム転写蒸着層の表面に各種の模様を
設けたり、このアルミニウム層を着色すると、極めて美
麗な外観が得られ特有な意匠効果を発揮することができ
る。これらに加え、基材の他の面にインク受容層又は所
定の樹脂層を設けた場合、基材のカールを極めて有効に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミニウム転写蒸着記録用紙の
実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るアルミニウム転写蒸着記録用紙の
別の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係るアルミニウム転写蒸着記録用紙の
さらに別の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明に係るアルミニウム転写蒸着記録用紙の
他の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明に係るアルミニウム転写蒸着記録用紙を
用いたタック加工記録用紙の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 基材 4 接着剤層 6 アルミニウム転写蒸着層 6a ヘアライン模様、エンボス模様、マット模
様、又はホログラム模様 8 プライマー層 9 着色層 10 アンカー層 12 インク受容層 12a 第2のインク受容層 14 樹脂層 20 粘着剤層 22 離型紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古村 澄 東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社印刷事業部内 Fターム(参考) 2C056 FC06 2H086 BA12 BA16 BA19 BA21 BA24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙又は生分解性プラスチックからなる基
    材の一方の面に接着剤層が形成され、該接着剤層の上に
    はアルミニウム転写蒸着層が形成され、該アルミニウム
    転写蒸着層の上にはアンカー層とインク受容層がこの順
    で形成されていることを特徴とするアルミニウム転写蒸
    着記録用紙。
  2. 【請求項2】 前記アルミニウム転写蒸着層の表面に
    は、ヘアライン模様、エンボス模様、マット模様、又は
    ホログラム模様が施されていることを特徴とする請求項
    1に記載のアルミニウム転写蒸着記録用紙。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウム転写蒸着層とアンカー
    層の間にはプライマー層又は着色層が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミニウム転
    写蒸着記録用紙。
  4. 【請求項4】 前記基材の他の面には第2のインク受容
    層又は該基材のカールを防止するための樹脂層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のアルミニウム転写蒸着記録用紙。
  5. 【請求項5】 前記基材の他の面、又は前記樹脂層の上
    には粘着剤層が形成され、該粘着剤層の上には離型紙が
    貼着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のアルミニウム転写蒸着記録用紙を用いたタッ
    ク加工記録用紙。
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