JPH07296802A - リチウム二次電池用電極の製造方法とリチウム二次電池 - Google Patents
リチウム二次電池用電極の製造方法とリチウム二次電池Info
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- JPH07296802A JPH07296802A JP6088294A JP8829494A JPH07296802A JP H07296802 A JPH07296802 A JP H07296802A JP 6088294 A JP6088294 A JP 6088294A JP 8829494 A JP8829494 A JP 8829494A JP H07296802 A JPH07296802 A JP H07296802A
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- JP
- Japan
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- secondary battery
- sheet
- lithium secondary
- electrode
- silane coupling
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】集電体とリチウムの吸蔵放出可能な電極層との
結着性に優れたリチウム二次電池用シート状負極及び正
極の製造。 【構成】リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバインダ
ーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電
池用シート状負極の製造方法において、電極層を形成す
る前に、集電体表面にシランカップリング剤を塗布し、
乾燥する、リチウム二次電池用電極の製造方法。
結着性に優れたリチウム二次電池用シート状負極及び正
極の製造。 【構成】リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバインダ
ーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電
池用シート状負極の製造方法において、電極層を形成す
る前に、集電体表面にシランカップリング剤を塗布し、
乾燥する、リチウム二次電池用電極の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム二次電池用シ
ート状電極の製造方法及び該方法により得られた電極を
用いたリチウム二次電池に関する。
ート状電極の製造方法及び該方法により得られた電極を
用いたリチウム二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムを吸蔵放出可能なリチウム二次
電池用電極は、例えば、正極にコバルト酸リチウムを含
む電極と負極に炭素材料を含む電極を用いた電池構成の
場合には、充電時に正極中のリチウムが電解液を介して
負極中に吸蔵され、放電時には負極中のリチウムが放出
され電解液を介して正極中に吸蔵されるという電気化学
的な可逆反応を利用したものである。この電極に要求さ
れる特性としては、電極へのリチウムの吸蔵能力(容
量)及び放出能力(容量)が大きいこと、吸蔵放出サイ
クルでの容量劣化が少ないことなどである。
電池用電極は、例えば、正極にコバルト酸リチウムを含
む電極と負極に炭素材料を含む電極を用いた電池構成の
場合には、充電時に正極中のリチウムが電解液を介して
負極中に吸蔵され、放電時には負極中のリチウムが放出
され電解液を介して正極中に吸蔵されるという電気化学
的な可逆反応を利用したものである。この電極に要求さ
れる特性としては、電極へのリチウムの吸蔵能力(容
量)及び放出能力(容量)が大きいこと、吸蔵放出サイ
クルでの容量劣化が少ないことなどである。
【0003】リチウムを吸蔵放出可能な炭素材料を用い
た電極または電池は、このような観点において、従来よ
り種々の提案がなされている。具体的には負極材料とし
て、充放電可能なリチウムを結晶中に混入した黒鉛負極
を用いた電池(特開昭57−208079号公報)、易
黒鉛化性の球状粒子からなる黒鉛質材料を負極に用いた
電池(特開平4−115457号公報)、有機高分子化
合物等を炭素化した擬黒鉛構造を有する炭素材料を負極
に用いた電池(特開昭62−122066号公報)、特
定構造の炭素材料を負極に用いた電池(特開昭62−9
0863号公報)、乱層構造を有する炭素材料を負極に
用いた電池(特開平2−66856号公報)など黒鉛材
料から乱層構造炭素材料まで広範囲な炭素材料を負極に
用いた電池が提案されている。また正極材料としては、
金属カルコゲン化合物や有機高分子化合物等を炭素化し
た特定構造の炭素材料を用いた電池(特開昭62−12
2066号公報)、アルカリ金属と遷移金属にさらにA
l、In、Snなどが混入された複合酸化物を用いた電
池(特開昭62−90863号公報)などが提案されて
いる。
た電極または電池は、このような観点において、従来よ
り種々の提案がなされている。具体的には負極材料とし
て、充放電可能なリチウムを結晶中に混入した黒鉛負極
を用いた電池(特開昭57−208079号公報)、易
黒鉛化性の球状粒子からなる黒鉛質材料を負極に用いた
電池(特開平4−115457号公報)、有機高分子化
合物等を炭素化した擬黒鉛構造を有する炭素材料を負極
に用いた電池(特開昭62−122066号公報)、特
定構造の炭素材料を負極に用いた電池(特開昭62−9
0863号公報)、乱層構造を有する炭素材料を負極に
用いた電池(特開平2−66856号公報)など黒鉛材
料から乱層構造炭素材料まで広範囲な炭素材料を負極に
用いた電池が提案されている。また正極材料としては、
金属カルコゲン化合物や有機高分子化合物等を炭素化し
た特定構造の炭素材料を用いた電池(特開昭62−12
2066号公報)、アルカリ金属と遷移金属にさらにA
l、In、Snなどが混入された複合酸化物を用いた電
池(特開昭62−90863号公報)などが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは広範囲な
炭素粉末を電極に用いた実験検討の結果、シート状電極
形状に作製する際、集電体と炭素材料、バインダを含む
電極層との結着性が不十分なため剥がれが生じるなど、
シート化が困難であり、そのままでは電池として構成す
るのが困難であることを見出した。また、結着性が不十
分なシート電極を用いた電池では、サイクル性が不十分
であることが判明した。
炭素粉末を電極に用いた実験検討の結果、シート状電極
形状に作製する際、集電体と炭素材料、バインダを含む
電極層との結着性が不十分なため剥がれが生じるなど、
シート化が困難であり、そのままでは電池として構成す
るのが困難であることを見出した。また、結着性が不十
分なシート電極を用いた電池では、サイクル性が不十分
であることが判明した。
【0005】また、結着性が不十分なシート状電極を用
いた電池では、充放電により、混合電極層が膨張収縮を
くり返して、ついには集電体上より剥がれて欠落し、充
放電に関与しなくなる、すなわち、充放電可能なリチウ
ムの量が低下することにより容量低下が起こり、サイク
ル劣化が生じるという問題点を見出した。
いた電池では、充放電により、混合電極層が膨張収縮を
くり返して、ついには集電体上より剥がれて欠落し、充
放電に関与しなくなる、すなわち、充放電可能なリチウ
ムの量が低下することにより容量低下が起こり、サイク
ル劣化が生じるという問題点を見出した。
【0006】本発明の目的は、集電体とリチウムの吸蔵
放出可能な電極層との結着性に優れたリチウム二次電池
用シート状負極及び正極の製造方法、並びにこの方法に
より得られた電極を用いたサイクル特性に優れたリチウ
ム二次電池を提供することにある。
放出可能な電極層との結着性に優れたリチウム二次電池
用シート状負極及び正極の製造方法、並びにこの方法に
より得られた電極を用いたサイクル特性に優れたリチウ
ム二次電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を行った結果、シランカップリング剤の塗布、乾燥を行
った後、電極層を形成することにより、集電体と混合電
極層との結着性を大幅に向上できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
を行った結果、シランカップリング剤の塗布、乾燥を行
った後、電極層を形成することにより、集電体と混合電
極層との結着性を大幅に向上できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、次に記す発明からなる。 (1)リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバインダー
とを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電池
用シート状負極の製造方法において、電極層を形成する
前に、集電体表面にシランカップリング剤を塗布し、乾
燥する工程を含むことを特徴とするリチウム二次電池用
シート状負極の製造方法。 (2)リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバインダー
とを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電池
用シート状負極の製造方法において、電極層を形成する
前に、集電体表面を粗化し、次に該表面にシランカップ
リング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特徴とす
るリチウム二次電池用シート状負極の製造方法。
とを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電池
用シート状負極の製造方法において、電極層を形成する
前に、集電体表面にシランカップリング剤を塗布し、乾
燥する工程を含むことを特徴とするリチウム二次電池用
シート状負極の製造方法。 (2)リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバインダー
とを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二次電池
用シート状負極の製造方法において、電極層を形成する
前に、集電体表面を粗化し、次に該表面にシランカップ
リング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特徴とす
るリチウム二次電池用シート状負極の製造方法。
【0009】(3)リチウムを吸蔵放出可能な化合物と
導電材及びバインダーとを含む電極層を集電体上に形成
するリチウム二次電池用シート状正極の製造方法におい
て、電極層を形成する前に、集電体表面にシランカップ
リング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特徴とす
るリチウム二次電池用シート状正極の製造方法。 (4)リチウムを吸蔵放出可能な化合物と導電材及びバ
インダーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム
二次電池用シート状正極の製造方法において、電極層を
形成する前に、集電体表面を粗化し、次に該表面にシラ
ンカップリング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを
特徴とするリチウム二次電池用シート状正極の製造方
法。 (5)リチウムを吸蔵放出可能な正極と負極及び非水電
解液とを具備してなるリチウム二次電池において、少な
くとも該電極の一つが(1)もしくは(2)記載の製造
方法により得られたシート状負極又は(3)もしくは
(4)記載の製造方法により得られたシート状正極であ
ることを特徴とするリチウム二次電池。
導電材及びバインダーとを含む電極層を集電体上に形成
するリチウム二次電池用シート状正極の製造方法におい
て、電極層を形成する前に、集電体表面にシランカップ
リング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特徴とす
るリチウム二次電池用シート状正極の製造方法。 (4)リチウムを吸蔵放出可能な化合物と導電材及びバ
インダーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム
二次電池用シート状正極の製造方法において、電極層を
形成する前に、集電体表面を粗化し、次に該表面にシラ
ンカップリング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを
特徴とするリチウム二次電池用シート状正極の製造方
法。 (5)リチウムを吸蔵放出可能な正極と負極及び非水電
解液とを具備してなるリチウム二次電池において、少な
くとも該電極の一つが(1)もしくは(2)記載の製造
方法により得られたシート状負極又は(3)もしくは
(4)記載の製造方法により得られたシート状正極であ
ることを特徴とするリチウム二次電池。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて用いる集電体として、正極・負極活物質、及び非
水電解液に対して電気化学的に安定性のあるシート状の
導体を使用することができる。該シート状の導体とし
て、例えば、ニッケル、チタン、ステンレス鋼、銅、ア
ルミニウムなどが挙げられる。形状としてはシート状た
とえば箔状のものであればよく、通常膜厚が5μm〜5
0μm程度のものが好ましい。
おいて用いる集電体として、正極・負極活物質、及び非
水電解液に対して電気化学的に安定性のあるシート状の
導体を使用することができる。該シート状の導体とし
て、例えば、ニッケル、チタン、ステンレス鋼、銅、ア
ルミニウムなどが挙げられる。形状としてはシート状た
とえば箔状のものであればよく、通常膜厚が5μm〜5
0μm程度のものが好ましい。
【0011】本発明のリチウム二次電池用シート状負極
の製造方法(以下、第一発明ということがある。)にお
いて用いる炭素粉末は、充放電によりリチウムを吸蔵・
放出できるものであればよく、天然黒鉛、人造黒鉛、コ
ークス、カーボンブラック、気相成長炭素、炭素繊維、
有機高分子系化合物を炭素化した材料、またはこれらを
熱処理、混合した材料などが挙げられる。特に負極用炭
素粉末としては、リチウム電位に近いものが好ましく、
黒鉛を単一成分または主成分とする炭素粉末が好まし
い。さらに、第一発明において用いる黒鉛は、X線回折
における格子面間隔d002 が3.4オングストローム以
下で、真比重が2.2以上の黒鉛が好ましい。ここで、
格子面間隔d002 とは、X線としてCuKα線を用い、
高純度シリコンを標準物質とするX線回折法〔大谷杉
郎、炭素繊維、P733−742(1986)近代編集
社〕によって測定された値のことを意味する。第一発明
において用いる炭素粉末の粒度は特に制限されないが、
通常数平均粒径が10nm〜50μm程度のものが好ま
しい。第一発明において用いるバインダーは、粉末同士
を結着する結着効果があり、使用する非水電解液や正極
や負極での電位に対する耐性を有するものであればよ
く、例えばフッ素樹脂粉末やポリエチレン粉末などが挙
げられる。該バインダーの量は、使用する粉末の合計量
100重量部に対して0.1重量部から20重量部程度
とすることが好ましい。
の製造方法(以下、第一発明ということがある。)にお
いて用いる炭素粉末は、充放電によりリチウムを吸蔵・
放出できるものであればよく、天然黒鉛、人造黒鉛、コ
ークス、カーボンブラック、気相成長炭素、炭素繊維、
有機高分子系化合物を炭素化した材料、またはこれらを
熱処理、混合した材料などが挙げられる。特に負極用炭
素粉末としては、リチウム電位に近いものが好ましく、
黒鉛を単一成分または主成分とする炭素粉末が好まし
い。さらに、第一発明において用いる黒鉛は、X線回折
における格子面間隔d002 が3.4オングストローム以
下で、真比重が2.2以上の黒鉛が好ましい。ここで、
格子面間隔d002 とは、X線としてCuKα線を用い、
高純度シリコンを標準物質とするX線回折法〔大谷杉
郎、炭素繊維、P733−742(1986)近代編集
社〕によって測定された値のことを意味する。第一発明
において用いる炭素粉末の粒度は特に制限されないが、
通常数平均粒径が10nm〜50μm程度のものが好ま
しい。第一発明において用いるバインダーは、粉末同士
を結着する結着効果があり、使用する非水電解液や正極
や負極での電位に対する耐性を有するものであればよ
く、例えばフッ素樹脂粉末やポリエチレン粉末などが挙
げられる。該バインダーの量は、使用する粉末の合計量
100重量部に対して0.1重量部から20重量部程度
とすることが好ましい。
【0012】本発明のリチウム二次電池用シート状正極
の製造方法(以下、第二発明ということがある。)にお
いて用いるリチウムを吸蔵放出可能な化合物としては、
遷移金属酸化物、リチウムと遷移金属との複合酸化物、
遷移金属硫化物が挙げられる。ここで遷移金属として
は、Co、Ni、Mn、Feなどが挙げられる。具体的
には、MnO2 、MoO3 、V2 O5 、TiO2 などの
遷移金属酸化物粉末、ニッケル酸リチウム、コバルト酸
リチウムなどのリチウムと遷移金属との複合酸化物粉
末、TiS2 、FeSなどの遷移金属硫化物粉末が挙げ
られる。第二発明において用いる導電材は、リチウムを
吸蔵放出可能な化合物粉末に適量混合して導電性を付与
できるものであれば特に制限はないが、アセチレンブラ
ック、カーボンブラック、黒鉛などの炭素粉末や、使用
する電極電位で安定な金属粉末などが挙げられる。第二
発明において用いるバインダーは、第一発明で用いるそ
れと同様のものでよい。
の製造方法(以下、第二発明ということがある。)にお
いて用いるリチウムを吸蔵放出可能な化合物としては、
遷移金属酸化物、リチウムと遷移金属との複合酸化物、
遷移金属硫化物が挙げられる。ここで遷移金属として
は、Co、Ni、Mn、Feなどが挙げられる。具体的
には、MnO2 、MoO3 、V2 O5 、TiO2 などの
遷移金属酸化物粉末、ニッケル酸リチウム、コバルト酸
リチウムなどのリチウムと遷移金属との複合酸化物粉
末、TiS2 、FeSなどの遷移金属硫化物粉末が挙げ
られる。第二発明において用いる導電材は、リチウムを
吸蔵放出可能な化合物粉末に適量混合して導電性を付与
できるものであれば特に制限はないが、アセチレンブラ
ック、カーボンブラック、黒鉛などの炭素粉末や、使用
する電極電位で安定な金属粉末などが挙げられる。第二
発明において用いるバインダーは、第一発明で用いるそ
れと同様のものでよい。
【0013】第一発明及び第二発明において用いるシラ
ンカップリング剤は、YRSiX3の化学構造を有する
ものが好ましい。ここで、Xとしては、−OR、−OC
OR(ただし、Rは低級アルキル基)、塩素原子などが
挙げられ、またYとしてはエポキシ基、アミノ基、ビニ
ル基、メルカプト基、塩素原子などが挙げられる。
ンカップリング剤は、YRSiX3の化学構造を有する
ものが好ましい。ここで、Xとしては、−OR、−OC
OR(ただし、Rは低級アルキル基)、塩素原子などが
挙げられ、またYとしてはエポキシ基、アミノ基、ビニ
ル基、メルカプト基、塩素原子などが挙げられる。
【0014】Xとして具体的には、−OCH3 、−OC
2 H5 、−OCOCH3 、−OC2H4 OCH3 、−N
(CH3 )2 、−Clなどの基が挙げられる。また、Y
として具体的には、CH2 =CH−、CH2 =C(CH
3 )COOC 3 H6 −、NH2 C3 H6 −、NH2 C2
H4 NHC3 H6 −、NH2 COCHC3 H6 −、CH
3 COOC2 H4 NHC2 H4 NHC3 H6 −、NH2
C2 H 4 NHC2 H4 NHC3 H6 −、SHC3 H
6 −、ClC3 H6 −、CH3 −、C2 H5 −、C2 H
5 OCONHC3 H6 −、OCNC3 H6 −、C6 H5
−、C6 H5 CH2 NHC3 H6 −、C6 H5 NHC3
H6 −などの基が挙げられる。
2 H5 、−OCOCH3 、−OC2H4 OCH3 、−N
(CH3 )2 、−Clなどの基が挙げられる。また、Y
として具体的には、CH2 =CH−、CH2 =C(CH
3 )COOC 3 H6 −、NH2 C3 H6 −、NH2 C2
H4 NHC3 H6 −、NH2 COCHC3 H6 −、CH
3 COOC2 H4 NHC2 H4 NHC3 H6 −、NH2
C2 H 4 NHC2 H4 NHC3 H6 −、SHC3 H
6 −、ClC3 H6 −、CH3 −、C2 H5 −、C2 H
5 OCONHC3 H6 −、OCNC3 H6 −、C6 H5
−、C6 H5 CH2 NHC3 H6 −、C6 H5 NHC3
H6 −などの基が挙げられる。
【0015】さらに、本発明のおいて用いるシランカッ
プリング剤として、具体的には、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリクロルシ
ラン、ビニルトリス(2- メトキシエトキシ)シラン、
γ- メタアクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ
- メタアクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ-
アミノプロピルトリエトキシシラン、γ- アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N-β- (アミノエチル)- γ-
アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β- (アミノエ
チル)- γ- アミノプロピルトリエトキシシラン、γ-
ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ- ウレイドプ
ロピルトリメトキシシラン、β- (3、4エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β- (3、4
エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、
γ- グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ- グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ- メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γ- メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、γ- クロルプロピルトリメトキ
シシラン、γ- クロルプロピルトリエトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシ
ランなどが挙げられる。
プリング剤として、具体的には、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリクロルシ
ラン、ビニルトリス(2- メトキシエトキシ)シラン、
γ- メタアクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ
- メタアクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ-
アミノプロピルトリエトキシシラン、γ- アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N-β- (アミノエチル)- γ-
アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β- (アミノエ
チル)- γ- アミノプロピルトリエトキシシラン、γ-
ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ- ウレイドプ
ロピルトリメトキシシラン、β- (3、4エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β- (3、4
エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、
γ- グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ- グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ- メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γ- メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、γ- クロルプロピルトリメトキ
シシラン、γ- クロルプロピルトリエトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシ
ランなどが挙げられる。
【0016】好ましくは、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2- メトキ
シエトキシ)シラン、γ- メタアクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、γ- メタアクリロキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ- アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ- アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β-
(アミノエチル)- γ- アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N-β- (アミノエチル)- γ- アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ- ウレイドプロピルトリエトキシ
シラン、γ- ウレイドプロピルトリメトキシシラン、β
- (3、4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、β- (3、4エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリエトキシシラン、γ- グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ- グリシドキシプロピルトリエトキ
シシランが挙げられる。
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2- メトキ
シエトキシ)シラン、γ- メタアクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、γ- メタアクリロキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ- アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ- アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β-
(アミノエチル)- γ- アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N-β- (アミノエチル)- γ- アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ- ウレイドプロピルトリエトキシ
シラン、γ- ウレイドプロピルトリメトキシシラン、β
- (3、4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、β- (3、4エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリエトキシシラン、γ- グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ- グリシドキシプロピルトリエトキ
シシランが挙げられる。
【0017】さらに好ましくは、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2-
メトキシエトキシ)シラン、γ- メタアクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ- アミノプロピルトリエト
キシシラン、N-β- (アミノエチル)- γ- アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ- ウレイドプロピルトリエ
トキシシラン、β- (3、4エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン、γ- グリシドキシプロピル
トリメトキシシランが挙げられる。
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2-
メトキシエトキシ)シラン、γ- メタアクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ- アミノプロピルトリエト
キシシラン、N-β- (アミノエチル)- γ- アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ- ウレイドプロピルトリエ
トキシシラン、β- (3、4エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン、γ- グリシドキシプロピル
トリメトキシシランが挙げられる。
【0018】次に、本発明のリチウム二次電池用電極の
製造方法について詳細に説明する。集電体表面に、シラ
ンカップリング剤を塗布する方法については特に制限さ
れないが、一例を示せば、シランカップリング剤を水と
反応させてその一部または全量を加水分解させた溶液を
集電体表面に塗布後、乾燥させる方法が挙げられる。こ
こで用いるシランカップリング剤溶液の濃度は0.01
重量%〜5重量%程度が好ましく、さらに好ましくは
0.1重量%〜3重量%程度である。また、シランカッ
プリング剤を添付する前に、集電体表面には、予め粗化
処理を行うと、さらに結着効果が高くなるので好まし
い。粗化処理としては、機械的研磨法、電解研磨法又は
化学研磨法が挙げられる。機械的研磨法としては、研磨
材粒子を固着した研磨布紙、砥石、エメリバフ、鋼線な
どを備えたワイヤーブラシなどで集電体表面を研磨する
方法が挙げられる。一般に、バフ研磨機、ポータブルグ
ラインダー、サンダーなどの研磨機を用いることが好ま
しい。研磨材としては、エメリ、溶融アルミナ、炭化珪
素、炭化硼素などが用いられる。電解研磨法としては、
集電体を陽極として電解液中で電解する方法が挙げら
れ、電解液としては、燐酸、硫酸、蓚酸、クエン酸、無
水酢酸またはこれらの混合液などが挙げられる。化学研
磨法としては、集電体を研磨液中に浸漬する方法であ
り、研磨液としては、電解研磨法で用いる電解液が挙げ
られる。
製造方法について詳細に説明する。集電体表面に、シラ
ンカップリング剤を塗布する方法については特に制限さ
れないが、一例を示せば、シランカップリング剤を水と
反応させてその一部または全量を加水分解させた溶液を
集電体表面に塗布後、乾燥させる方法が挙げられる。こ
こで用いるシランカップリング剤溶液の濃度は0.01
重量%〜5重量%程度が好ましく、さらに好ましくは
0.1重量%〜3重量%程度である。また、シランカッ
プリング剤を添付する前に、集電体表面には、予め粗化
処理を行うと、さらに結着効果が高くなるので好まし
い。粗化処理としては、機械的研磨法、電解研磨法又は
化学研磨法が挙げられる。機械的研磨法としては、研磨
材粒子を固着した研磨布紙、砥石、エメリバフ、鋼線な
どを備えたワイヤーブラシなどで集電体表面を研磨する
方法が挙げられる。一般に、バフ研磨機、ポータブルグ
ラインダー、サンダーなどの研磨機を用いることが好ま
しい。研磨材としては、エメリ、溶融アルミナ、炭化珪
素、炭化硼素などが用いられる。電解研磨法としては、
集電体を陽極として電解液中で電解する方法が挙げら
れ、電解液としては、燐酸、硫酸、蓚酸、クエン酸、無
水酢酸またはこれらの混合液などが挙げられる。化学研
磨法としては、集電体を研磨液中に浸漬する方法であ
り、研磨液としては、電解研磨法で用いる電解液が挙げ
られる。
【0019】次に、リチウムを吸蔵放出可能な電極材粉
末と、粉末同士を結着するためのバインダーと有機溶媒
等を用いて公知の方法でペースト化したものを、本発明
のシランカップリング材処理された集電体上に塗布し、
乾燥し、その後プレスすることでシート状電極を製造す
ることができる。
末と、粉末同士を結着するためのバインダーと有機溶媒
等を用いて公知の方法でペースト化したものを、本発明
のシランカップリング材処理された集電体上に塗布し、
乾燥し、その後プレスすることでシート状電極を製造す
ることができる。
【0020】本発明のリチウム二次電池は、リチウムを
吸蔵放出可能な電極と、リチウムを含有しリチウムを吸
蔵放出可能な電極とを組み合わせてリチウム二次電池を
構成する。ここで高電位の電極が正極で低電位の電極が
負極となるが、本発明のリチウム二次電池は少なくとも
一つの電極に本発明の方法により得られた電極を使用す
る。
吸蔵放出可能な電極と、リチウムを含有しリチウムを吸
蔵放出可能な電極とを組み合わせてリチウム二次電池を
構成する。ここで高電位の電極が正極で低電位の電極が
負極となるが、本発明のリチウム二次電池は少なくとも
一つの電極に本発明の方法により得られた電極を使用す
る。
【0021】本発明のリチウム二次電池に用いられる非
水電解液としては、リチウム塩を高誘電率の有機溶媒に
溶解させた溶液が好ましい。リチウム塩の種類には、特
に制限はなく、例えば、LiClO4 、LiPF6 、L
iBF4 、LiCF3 SO3などを使用することができ
る。リチウム塩の濃度は、通常0.5mol/lないし
1.5mol/l程度に選ばれる。また、有機溶媒は、
リチウム塩を溶解して電気伝導性を与え、かつ構成する
負極・正極材に対して電気化学的に安定性のあるもので
あればよい。例えば、エチレンカ−ボネ−ト、プロピレ
ンカ−ボネ−ト、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネート、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、アセトニトリル、スルホラン又はγ−ブチロラク
トン等が挙げられる。これらは単独で又は二種以上を混
合して非水電解液として用いられるが、2種以上を混合
して混合溶媒として用いることが好ましい。
水電解液としては、リチウム塩を高誘電率の有機溶媒に
溶解させた溶液が好ましい。リチウム塩の種類には、特
に制限はなく、例えば、LiClO4 、LiPF6 、L
iBF4 、LiCF3 SO3などを使用することができ
る。リチウム塩の濃度は、通常0.5mol/lないし
1.5mol/l程度に選ばれる。また、有機溶媒は、
リチウム塩を溶解して電気伝導性を与え、かつ構成する
負極・正極材に対して電気化学的に安定性のあるもので
あればよい。例えば、エチレンカ−ボネ−ト、プロピレ
ンカ−ボネ−ト、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネート、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、アセトニトリル、スルホラン又はγ−ブチロラク
トン等が挙げられる。これらは単独で又は二種以上を混
合して非水電解液として用いられるが、2種以上を混合
して混合溶媒として用いることが好ましい。
【0022】本発明のリチウム二次電池においては、正
極と負極と非水電解液のほかに、両極の接触を防止し、
かつ非水電解液を保持し、リチウムイオンを通過できる
機能を有するセパレータを組み合わせて用いることが好
ましい。該セパレ−タとしては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレンもしくはポリテトラフルオロエチレン等
の多孔質フィルム、不織布又は織布などが挙げられる。
該セパレ−タの厚さは、10〜200μm程度が好まし
い。
極と負極と非水電解液のほかに、両極の接触を防止し、
かつ非水電解液を保持し、リチウムイオンを通過できる
機能を有するセパレータを組み合わせて用いることが好
ましい。該セパレ−タとしては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレンもしくはポリテトラフルオロエチレン等
の多孔質フィルム、不織布又は織布などが挙げられる。
該セパレ−タの厚さは、10〜200μm程度が好まし
い。
【0023】また、本発明のリチウム二次電池は、公知
の方法により、円筒型、箱型、ペーパー形、カード形な
ど、種々の形状とすることができる。
の方法により、円筒型、箱型、ペーパー形、カード形な
ど、種々の形状とすることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明について実施例及び比較例を示
して、その効果を具体的に説明するが、本発明は下記の
実施例に制限されるものではない。本発明の効果を得る
ためAA型電池形状での円筒型電池を製作し、充放電を
行った際のサイクル性について試験を行った。ここでA
A型電池とは、米国ANSI呼称によるAA型電池のこ
とであり、JIS C8500におけるR6に相当す
る。また、結着性の評価についてはテープ剥離試験によ
り行った。
して、その効果を具体的に説明するが、本発明は下記の
実施例に制限されるものではない。本発明の効果を得る
ためAA型電池形状での円筒型電池を製作し、充放電を
行った際のサイクル性について試験を行った。ここでA
A型電池とは、米国ANSI呼称によるAA型電池のこ
とであり、JIS C8500におけるR6に相当す
る。また、結着性の評価についてはテープ剥離試験によ
り行った。
【0025】結着性の評価方法(テープ剥離試験):シ
ート電極を適当な大きさに切り出し、1mm間隔で水平
方向および垂直方向にそれぞれカッターナイフを使い活
物質層が切断されるように11本の切り目を入れ、1m
m角のマス目を100個作る。その後セロテープを10
0個のマス目に圧着した後、テープを剥離する。テープ
剥離は連続して5回行う。剥離毎に試料側に残った活物
質層を数えて、結着性を評価する。
ート電極を適当な大きさに切り出し、1mm間隔で水平
方向および垂直方向にそれぞれカッターナイフを使い活
物質層が切断されるように11本の切り目を入れ、1m
m角のマス目を100個作る。その後セロテープを10
0個のマス目に圧着した後、テープを剥離する。テープ
剥離は連続して5回行う。剥離毎に試料側に残った活物
質層を数えて、結着性を評価する。
【0026】実施例1 負極集電体には、10μm厚の圧延銅箔を用い、#12
00耐水ペーパにて箔両表面を研磨により粗化した後、
エタノール洗浄を行った。エタノール乾燥後、、シラン
カップリング剤〔日本ユニカー社製、製品名A110
0、H2 NCH2 CH2 CH2 Si(OC
2 H5 )3 )〕を、予めシランカップリング剤:純水:
エタノール=1:1:98(重量部)で混合した溶液を
銅箔上に片面塗布し、50℃温風乾燥して、シランカッ
プリング剤で表面を処理し、ついで同様に残る片面に処
理を行い両面にシランカップリング材を処理した集電箔
材料を得た。
00耐水ペーパにて箔両表面を研磨により粗化した後、
エタノール洗浄を行った。エタノール乾燥後、、シラン
カップリング剤〔日本ユニカー社製、製品名A110
0、H2 NCH2 CH2 CH2 Si(OC
2 H5 )3 )〕を、予めシランカップリング剤:純水:
エタノール=1:1:98(重量部)で混合した溶液を
銅箔上に片面塗布し、50℃温風乾燥して、シランカッ
プリング剤で表面を処理し、ついで同様に残る片面に処
理を行い両面にシランカップリング材を処理した集電箔
材料を得た。
【0027】負極材には、窒素吸着法による比表面積が
9m2 /g、数平均粒径が10μm、真比重が2.2
6、X線回折における格子面間隔d002 が3.36の天
然黒鉛(マダガスカル産)粉末95重量部と2800℃
で黒鉛化処理した窒素吸着法による比表面積が30m2
/g、真比重が2.04、数平均一次粒子径が66nm
の擬黒鉛質カーボンブラック粉末〔東海カーボン(株)
製、商品名TB3800〕5重量部との混合炭素材を用
いた。次に該混合炭素材90重量部に、バインダーとし
てN−メチルピロリドンを溶媒としたポリフッ化ビニリ
デンを10重量部相当分加えて充分にボールミル混合
し、ペースト状混合体(負極ペースト)を得た。
9m2 /g、数平均粒径が10μm、真比重が2.2
6、X線回折における格子面間隔d002 が3.36の天
然黒鉛(マダガスカル産)粉末95重量部と2800℃
で黒鉛化処理した窒素吸着法による比表面積が30m2
/g、真比重が2.04、数平均一次粒子径が66nm
の擬黒鉛質カーボンブラック粉末〔東海カーボン(株)
製、商品名TB3800〕5重量部との混合炭素材を用
いた。次に該混合炭素材90重量部に、バインダーとし
てN−メチルピロリドンを溶媒としたポリフッ化ビニリ
デンを10重量部相当分加えて充分にボールミル混合
し、ペースト状混合体(負極ペースト)を得た。
【0028】シラン処理を行った銅箔上に、ドクターブ
レードにより負極ペーストを片面塗布後、50℃真空乾
燥し、乾燥後同様に裏面についても塗布処理を行い、両
面に電極材が塗布されたシートを得た。次に、ロールプ
レスによりプレス圧力700kgf/cm2 にてプレス
を行い、膜厚150μm、密度1.75g/ccのシー
ト状負極(1)を得た。このシートでの、結着性試験結
果を表1に示す。
レードにより負極ペーストを片面塗布後、50℃真空乾
燥し、乾燥後同様に裏面についても塗布処理を行い、両
面に電極材が塗布されたシートを得た。次に、ロールプ
レスによりプレス圧力700kgf/cm2 にてプレス
を行い、膜厚150μm、密度1.75g/ccのシー
ト状負極(1)を得た。このシートでの、結着性試験結
果を表1に示す。
【0029】正極シート電極は、コバルト酸リチウム粉
末、導電材として鱗片状黒鉛(社製、商品名KS1
5)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンを用いて
負極と同様の方法により、膜厚150μm、密度3.5
g/ccのシート状正極(2)を得た。
末、導電材として鱗片状黒鉛(社製、商品名KS1
5)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンを用いて
負極と同様の方法により、膜厚150μm、密度3.5
g/ccのシート状正極(2)を得た。
【0030】次に、ここで得られたシート状負極(1)
とシート状正極(2)を用い、厚さ25μm のポリプロ
ピレン製セパレ−タに積層後、スパイラル状に巻き取
り、電解液として6フッ化リン酸リチウム(LiP
F6 )をエチレンカ−ボネ−ト(以下、ECということ
がある)とジエチルカーボネート(以下、DECという
ことがある。)との等容量混合物に溶解した溶液(濃度
1mol/l)を、含浸させてAA型円筒型電池を作製
した。得られた電池について初期放電容量とサイクル性
を測定した。ここで初期放電容量は、正極重量当たりの
放電容量で計算した。サイクル性は初期放電容量を1と
したときの40サイクルでの容量保持率(%)で評価し
た。得られた結果を表2に示す。サイクル試験結果を図
1に示す。
とシート状正極(2)を用い、厚さ25μm のポリプロ
ピレン製セパレ−タに積層後、スパイラル状に巻き取
り、電解液として6フッ化リン酸リチウム(LiP
F6 )をエチレンカ−ボネ−ト(以下、ECということ
がある)とジエチルカーボネート(以下、DECという
ことがある。)との等容量混合物に溶解した溶液(濃度
1mol/l)を、含浸させてAA型円筒型電池を作製
した。得られた電池について初期放電容量とサイクル性
を測定した。ここで初期放電容量は、正極重量当たりの
放電容量で計算した。サイクル性は初期放電容量を1と
したときの40サイクルでの容量保持率(%)で評価し
た。得られた結果を表2に示す。サイクル試験結果を図
1に示す。
【0031】実施例2 実施例1において、粗化処理及びシランカップリング剤
処理をした集電体の代わりに、シランカップリング剤処
理のみの集電体を用いた以外は、実施例1と同様にして
シート状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試
験を行った。結果を表1に示す。
処理をした集電体の代わりに、シランカップリング剤処
理のみの集電体を用いた以外は、実施例1と同様にして
シート状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試
験を行った。結果を表1に示す。
【0032】実施例3 負極電極層形成材料として天然黒鉛と擬黒鉛質カーボン
ブラック粉末との混合炭素材の代わりに、平均粒径6μ
mのメソフェーズピッチ球体状黒鉛を用いた以外は、実
施例1と同様にシート状負極を作製後、結着性比較のた
めテープ剥離試験を行った。結果を表1に示す。
ブラック粉末との混合炭素材の代わりに、平均粒径6μ
mのメソフェーズピッチ球体状黒鉛を用いた以外は、実
施例1と同様にシート状負極を作製後、結着性比較のた
めテープ剥離試験を行った。結果を表1に示す。
【0033】実施例4 負極電極層形成材料として天然黒鉛と擬黒鉛質カーボン
ブラック粉末との混合炭素材の代わりに、平均粒径15
μmのコークスを用いた以外は、実施例1と同様にシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
ブラック粉末との混合炭素材の代わりに、平均粒径15
μmのコークスを用いた以外は、実施例1と同様にシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
【0034】比較例1 粗化処理及びシランカップリング剤処理をした集電体の
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例と同様にしてシート
状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を行
った。結果を表1に示す。また、実施例1に準じて作製
したAA型円筒型電池について初期放電容量とサイクル
性を測定した。得られた結果を表2に示す。サイクル試
験結果を図1に示す。
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例と同様にしてシート
状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を行
った。結果を表1に示す。また、実施例1に準じて作製
したAA型円筒型電池について初期放電容量とサイクル
性を測定した。得られた結果を表2に示す。サイクル試
験結果を図1に示す。
【0035】比較例2 粗化処理及びシランカップリング剤処理をした集電体の
代わりに、粗化処理のみの集電体を用いた以外は、実施
例と同様にしてシート状負極を作製後、結着性比較のた
めテープ剥離試験を行った。結果を表1に示す。
代わりに、粗化処理のみの集電体を用いた以外は、実施
例と同様にしてシート状負極を作製後、結着性比較のた
めテープ剥離試験を行った。結果を表1に示す。
【0036】比較例3 粗化処理及びシランカップリング剤処理をした集電体の
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例3と同様にしてシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例3と同様にしてシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
【0037】比較例4 粗化処理及びシランカップリング剤処理をした集電体の
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例4と同様にしてシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
代わりに、粗化処理及びシランカップリング剤処理をし
ない集電体を用いた以外は、実施例4と同様にしてシー
ト状負極を作製後、結着性比較のためテープ剥離試験を
行った。結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】本発明のリチウム2次電池用シート状負
極又は正極の製造方法により得られた負極又は正極は、
集電体とリチウムの吸蔵放出可能な電極層との結着性に
優れており、本発明の製造方法により得られたリチウム
二次電池は、電池容量を損なうことなく、サイクル性に
優れており、工業的価値が大きい。
極又は正極の製造方法により得られた負極又は正極は、
集電体とリチウムの吸蔵放出可能な電極層との結着性に
優れており、本発明の製造方法により得られたリチウム
二次電池は、電池容量を損なうことなく、サイクル性に
優れており、工業的価値が大きい。
【0041】
【図1】サイクル性を示す図。
1.実施例1で得られたリチウム二次電池のサイクル性
を示す曲線。 2.比較例1で得られたリチウム二次電池のサイクル性
を示す曲線。
を示す曲線。 2.比較例1で得られたリチウム二次電池のサイクル性
を示す曲線。
Claims (5)
- 【請求項1】リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバイ
ンダーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二
次電池用シート状負極の製造方法において、電極層を形
成する前に、集電体表面にシランカップリング剤を塗布
し、乾燥する工程を含むことを特徴とするリチウム二次
電池用シート状負極の製造方法。 - 【請求項2】リチウムを吸蔵放出可能な炭素粉末とバイ
ンダーとを含む電極層を集電体上に形成するリチウム二
次電池用シート状負極の製造方法において、電極層を形
成する前に、集電体表面を粗化し、次に該表面にシラン
カップリング剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特
徴とするリチウム二次電池用シート状負極の製造方法。 - 【請求項3】リチウムを吸蔵放出可能な化合物と導電材
及びバインダーとを含む電極層を集電体上に形成するリ
チウム二次電池用シート状正極の製造方法において、電
極層を形成する前に、集電体表面にシランカップリング
剤を塗布し、乾燥する工程を含むことを特徴とするリチ
ウム二次電池用シート状正極の製造方法。 - 【請求項4】リチウムを吸蔵放出可能な化合物と導電材
及びバインダーとを含む電極層を集電体上に形成するリ
チウム二次電池用シート状正極の製造方法において、電
極層を形成する前に、集電体表面を粗化し、次に該表面
にシランカップリング剤を塗布し、乾燥する工程を含む
ことを特徴とするリチウム二次電池用シート状正極の製
造方法。 - 【請求項5】リチウムを吸蔵放出可能な正極と負極及び
非水電解液とを具備してなるリチウム二次電池におい
て、少なくとも該電極の一つが請求項1もしくは2記載
の製造方法により得られたシート状負極又は請求項3も
しくは4記載の製造方法により得られたシート状正極で
あることを特徴とするリチウム二次電池。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088294A JPH07296802A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | リチウム二次電池用電極の製造方法とリチウム二次電池 |
| US08/313,832 US5571638A (en) | 1993-09-30 | 1994-09-28 | Lithium secondary battery |
| CA002133277A CA2133277A1 (en) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | Lithium secondary battery |
| CN94117876A CN1074170C (zh) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | 锂二次电池 |
| DE69430941T DE69430941T2 (de) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | Lithium-Sekundärbatterie |
| KR1019940024677A KR100330633B1 (ko) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | 리튬2차전지 |
| EP94115410A EP0652602B1 (en) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | Lithium secondary battery |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088294A JPH07296802A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | リチウム二次電池用電極の製造方法とリチウム二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07296802A true JPH07296802A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13938908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6088294A Pending JPH07296802A (ja) | 1993-09-30 | 1994-04-26 | リチウム二次電池用電極の製造方法とリチウム二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07296802A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09306504A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-28 | Sony Corp | 非水電解液二次電池 |
| JP2000030694A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 非水電解液二次電池用電極板及びその製造方法 |
| KR100364965B1 (ko) * | 2000-06-28 | 2002-12-16 | 새한에너테크 주식회사 | 리튬이온 고분자 전지용 전극 제조방법 및 상기 방법에의하여 얻어진 전극을 이용한 리튬이온 고분자 전지제조방법 |
| EP1746674A1 (en) * | 2005-07-22 | 2007-01-24 | Samsung SDI Co., Ltd. | Electrode including si-containing material layer and porous film, and lithium battery employing the same |
| JP2011009207A (ja) * | 2009-05-29 | 2011-01-13 | Jx Nippon Mining & Metals Corp | リチウム電池集電体用圧延銅箔 |
| JP2011023303A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Jx Nippon Mining & Metals Corp | リチウムイオン電池集電体用銅箔 |
| KR101428710B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2014-08-08 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전극조립체 및 이를 구비하는 이차전지 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6088294A patent/JPH07296802A/ja active Pending
Cited By (8)
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