JPH0729739A - 積層コイル - Google Patents

積層コイル

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Publication number
JPH0729739A
JPH0729739A JP19396293A JP19396293A JPH0729739A JP H0729739 A JPH0729739 A JP H0729739A JP 19396293 A JP19396293 A JP 19396293A JP 19396293 A JP19396293 A JP 19396293A JP H0729739 A JPH0729739 A JP H0729739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
laminated coil
electrodes
pattern
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP19396293A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotake Okamura
村 尚 武 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いQを有する積層コイルを得る。 【構成】 積層コイルはブロック体11を含む。ブロッ
ク体11は、複数の絶縁体層12,16,20,24を
含む。絶縁体層12および絶縁体層20に、シールド電
極14および22を形成する。絶縁体層16上に、直線
状のパターン電極18を形成し、このパターン電極18
を対向する端部に引き出す。パターン電極18の引出し
部に接続するように、ブロック体11の側面に外部電極
を形成する。パターン電極18とシールド電極14との
間の絶縁体層16の厚みを400μm以上にする。同様
に、パターン電極18とシールド電極22との間の絶縁
体層20の厚みを400μm以上にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は積層コイルに関し、特
に、内部に形成されたパターン電極とそれに対向するシ
ールド電極とを有する積層コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】積層コイルとしては、たとえば内部に線
状のパターン電極とそれに対向する面状のシールド電極
とが形成されたものがある。このような積層コイルは、
セラミックグリーンシート上にパターン電極およびシー
ルド電極の形状に電極ペーストを印刷し、これらのセラ
ミックグリーンシートを積層して焼成することによって
形成される。そして、内部に形成されたパターン電極の
両端に接続されるように、外部電極が形成される。した
がって、これらの外部電極間にインダクタンスが形成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな積層コイルでは、パターン電極で発生する磁界がシ
ールド電極によって影響を受け、Qが低下してしまう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、高
いQを有する積層コイルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、積層される
2つの絶縁体層と、2つの絶縁体層の間に形成される直
線状のパターン電極と、2つの絶縁体層を挟んでパター
ン電極と対向して面状に形成される2つのシールド電極
とを含む積層コイルであって、2つの絶縁体層の厚みを
それぞれ400μm以上にした、積層コイルである。
【0006】
【作用】絶縁体層の厚みを大きくすることによって、パ
ターン電極で発生する磁界がシールド電極に影響されに
くくなる。特に、直線状のパターン電極を有する積層コ
イルにおいて、絶縁体層の厚みを400μm以上にする
ことによって、積層コイルのQを100以上にできるこ
とがわかった。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、Qが100以上の積
層コイルを得ることができる。そして、この積層コイル
を共振器やフィルタに応用すれば、挿入損失の小さい共
振器やフィルタを得ることができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図であ
り、図2は図1の線II−IIにおける断面図である。
たとえば共振器として使用し得る積層コイル10はブロ
ック体11を含む。ブロック体11は、図3に示すよう
に、第1の絶縁体層12を含む。第1の絶縁体層12上
には、そのほぼ全面に第1のシールド電極14が形成さ
れる。第1のシールド電極14上には、第2の絶縁体層
16が形成される。第2の絶縁体層16上には、パター
ン電極18が形成される。パターン電極18は直線状に
形成され、その両端が第2の絶縁体層16の対向する端
部に引き出される。
【0010】パターン電極18上には、第3の絶縁体層
20が形成される。第3の絶縁体層20上には、第2の
シールド電極22が形成される。第2のシールド電極2
2は、第3の絶縁体層20のほぼ全面に形成される。さ
らに、第2のシールド電極22上には、第4の絶縁体層
24が形成される。これらの絶縁体層12,16,2
0,24が一体化されて、ブロック体11が形成されて
いる。
【0011】また、ブロック体11の対向する側面に
は、2つの外部電極26,28が形成される。これらの
外部電極26,28は、それぞれパターン電極18の引
き出し部に電気的に接続される。
【0012】絶縁体層12,16,20,24の材料と
しては、必要に応じて磁性体材料または誘電体材料が使
用される。そして、第2の絶縁体層16および第3の絶
縁体層20の厚みは、それぞれ400μm以上となるよ
うに設定される。なお、第2の絶縁体層16の厚みと第
3の絶縁体層20の厚みとは、互いに同じであってもよ
いし、異なっていてもよい。
【0013】この積層コイル10を作製するには、図4
に示すように、複数の絶縁体セラミックグリーンシート
30が準備される。そして、これらの絶縁体セラミック
グリーンシート30上に、第1のシールド電極14,パ
ターン電極18および第2のシールド電極22の形状に
電極ペースト32が印刷される。さらに、各電極の形状
に電極ペースト32を塗布した絶縁体セラミックグリー
ンシート30間に、ダミー用の絶縁体セラミックグリー
ンシート30が挟み込まれる。ダミー用の絶縁体セラミ
ックグリーンシート30は、第2の絶縁体層16および
第3の絶縁体層20の厚みが得られるように、必要枚数
挟み込まれる。さらに、パターン電極用の電極ペースト
32の露出部に接続するように、外部電極26,28の
形状に電極ペースト32を塗布し、焼成することによっ
て、積層コイル10が作製される。なお、内部電極用の
電極ペーストを印刷した絶縁体セラミックグリーンシー
トを積層後焼成してブロック体11を形成し、このブロ
ック体11の側面に外部電極用の電極ペーストを焼き付
けてもよい。この外部電極の形成方法は、他の公知の方
法も援用できる。
【0014】このようにして得られた積層コイル10で
は、外部電極26,28間にインダクタンスが形成され
る。この積層コイル10について、第2の絶縁体層16
および第3の絶縁体層20の厚みを変えて、1GHzの
周波数におけるQを測定した。そして、その結果を図5
に示した。図5からわかるように、絶縁体層16および
20の厚みが300μm以下では、Qの値が100未満
になってしまう。それに対して、絶縁体層16および2
0の厚みが400μm以上であると、Qの値を100以
上にすることができる。このように、絶縁体層16およ
び20の厚みを400μm以上にすれば、高いQを得る
ことができる。しかも、必要なQ値を確保しながら絶縁
体層16および20を最小の厚みにすることにより、積
層コイル10を必要以上に大きくすることなく、小型化
することができる。さらに、積層コイル10を作製する
ときに、必要以上に絶縁体セラミックグリーンシートを
使う必要がなく、安価な積層コイルを得ることができ
る。
【0015】図6は、この発明の積層コイルをバンドパ
スフィルタに応用した例を示す分解斜視図である。バン
ドパスフィルタ40は、第1の誘電体層42を含む。第
1の誘電体層42上には、ほぼ全面に第1のシールド電
極(アース電極)14が形成される。第1のシールド電
極14には、3つの引出し部14a,14b,14cが
形成される。これらの引出し部14a,14b,14c
は、第1の誘電体層42の対向する端部に引き出され
る。2つの引出し部14a,14bは、第1の誘電体層
42の一端側に、間隔を隔てて引き出される。そして、
別の引出し部14cは、第1の誘電体層42の他端側に
引き出される。
【0016】第1のシールド電極14上には、第2の誘
電体層44が形成される。第2の誘電体層44上には、
2つの直線状のパターン電極18a,18bが形成され
る。これらのパターン電極18a,18bと第1のシー
ルド電極14との間隔は、400μm以上になるように
設定される。これらのパターン電極18a,18bは、
第2の誘電体層44の対向する端部に引き出される。こ
のとき、パターン電極18a,18bの一端は、第1の
シールド電極14の引出し部14a,14bに対応する
位置に引き出される。パターン電極18a,18b上に
は、第3の誘電体層46が形成される。第3の誘電体層
46上には、第1のコンデンサ用電極48および第2の
コンデンサ用電極50が形成される。コンデンサ用電極
48,50は、第3の誘電体層46上で間隔を隔てて形
成され、それぞれが接続電極52で接続される。
【0017】2つのコンデンサ用電極48,50上に
は、第4の誘電体層54が形成される。第4の誘電体層
54上には、第3のコンデンサ用電極56および第4の
コンデンサ用電極58が形成される。第3のコンデンサ
用電極56は、第1のコンデンサ用電極48に対向する
ように形成される。また、第4のコンデンサ用電極58
は、第2のコンデンサ用電極50に対向するように形成
される。第3のコンデンサ用電極56および第4のコン
デンサ用電極58は、パターン電極18a,18bが引
き出されていない両端部に引き出される。
【0018】2つのコンデンサ用電極56,58上に
は、第5の誘電体層60が形成される。第5の誘電体層
60上には、第5のコンデンサ用電極62および第6の
コンデンサ用電極64が形成される。第5のコンデンサ
用電極62は、第3のコンデンサ用電極56に対向する
ように形成される。また、第6のコンデンサ用電極64
は、第4のコンデンサ用電極58に対向するように形成
される。2つのコンデンサ用電極62,64は、パター
ン電極18a,18bの他端側に対応する位置に引き出
される。
【0019】2つのコンデンサ用電極62,64上に
は、第6の誘電体層66が形成される。第6の誘電体層
66上には、第2のシールド電極(アース電極)22が
形成される。第2のシールド電極22は、第6の誘電体
層66のほぼ全面に形成される。そして、第1のシール
ド電極14の引出し部14a,14b,14cに対応す
る位置に、引出し部22a,22b,22cが形成され
る。この第2のシールド電極22とパターン電極18
a,18bとの間隔は、400μm以上になるように設
定される。さらに、第2のシールド電極22上には、第
7の誘電体層68が形成される。なお、第2のシールド
電極22とパターン電極18a,18bとの間隔400
μmの間には、各コンデンサ用電極48,50,56,
58,62,64が介在されることになるため、これら
がパターン電極18a,18bによる磁界に影響を与え
る懸念がある場合は、これらの各電極との間隔を400
μm以上にすることが望ましい。
【0020】このバンドパスフィルタ40では、第1の
シールド電極14の引出し部14aとパターン電極18
aの一端と第2のシールド電極22の引出し部22aと
が、外部電極によって接続される。また、第1のシール
ド電極14の引き出し部14bとパターン電極18bの
一端と第2のシールド電極22の引出し部22bとが、
外部電極によって接続される。さらに、パターン電極1
8aの他端と第5のコンデンサ用電極62とが外部電極
で接続され、パターン電極18bの他端と第6のコンデ
ンサ用電極64とが外部電極で接続される。また、第3
のコンデンサ用電極56および第4のコンデンサ用電極
58のそれぞれに接続される外部電極が形成される。さ
らに、第1のシールド電極14の引出し部14cと第2
のシールド電極22の引出し部22cとが、外部電極で
接続される。
【0021】このバンドパスフィルタ40は、図7に示
す等価回路で表される。この等価回路において、2つの
インダクタンスL1,L2は、それぞれパターン電極1
8a,18bで形成される。また、静電容量C1は第3
のコンデンサ用電極56と第5のコンデンサ用電極62
とで形成され、静電容量C2は第4のコンデンサ用電極
58と第6のコンデンサ用電極64とで形成される。さ
らに、インダクタンスL1に並列に接続される静電容量
C3は第5のコンデンサ用電極62と第2のシールド電
極22とで形成され、インダクタンスL2に並列に接続
される静電容量C4は第6のコンデンサ用電極64と第
2のシールド電極22とで形成される。また、入出力端
子間の静電容量C5は、第1のコンデンサ用電極48と
第3のコンデンサ用電極56および第2のコンデンサ用
電極50と第4のコンデンサ用電極58で形成される。
【0022】このバンドパスフィルタ40の周波数特性
を測定し、その結果を図8に示した。図8からわかるよ
うに、このバンドパスフィルタ40では、挿入損失が2
dB以下の良好な特性を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す積層コイルの線II−IIにおける
断面図である。
【図3】図1に示す積層コイルのブロック体の分解斜視
図である。
【図4】図1に示す積層コイルを作製する一工程を示す
斜視図である。
【図5】図1に示す積層コイルの絶縁体層の厚みとQと
の関係を示すグラフである。
【図6】この発明の積層コイルを応用したバンドパスフ
ィルタの一例を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示すバンドパスフィルタの等価回路図で
ある。
【図8】図6に示すバンドパスフィルタの周波数特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 積層コイル 11 ブロック体 12 第1の絶縁体層 14 第1のシールド電極 16 第2の絶縁体層 18 パターン電極 20 第3の絶縁体層 22 第2のシールド電極 24 第4の絶縁体層 40 バンドパスフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層される2つの絶縁体層、 前記2つの絶縁体層の間に形成される直線状のパターン
    電極、および前記2つの絶縁体層を挟んで前記パターン
    電極と対向して面状に形成される2つのシールド電極を
    含む積層コイルであって、 前記2つの絶縁体層の厚みをそれぞれ400μm以上に
    した、積層コイル。
JP19396293A 1993-07-09 1993-07-09 積層コイル Pending JPH0729739A (ja)

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JP19396293A JPH0729739A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 積層コイル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002110432A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Koa Corp インダクタアレイおよびその製造方法
KR101042750B1 (ko) * 2009-01-09 2011-06-20 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩

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