JPH0729792B2 - 合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及びその装置 - Google Patents

合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及びその装置

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JPH0729792B2
JPH0729792B2 JP63055019A JP5501988A JPH0729792B2 JP H0729792 B2 JPH0729792 B2 JP H0729792B2 JP 63055019 A JP63055019 A JP 63055019A JP 5501988 A JP5501988 A JP 5501988A JP H0729792 B2 JPH0729792 B2 JP H0729792B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、加熱炉内にて合せガラス用の二枚のガラス
板を同時に曲げ成形する方法及びその装置に係り、特
に、合せガラス用の二枚のガラス板の側部を深曲げする
のに最適な合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及び
その装置の改良に関する。
[従来の技術] 一般に、合せガラスは、二枚のガラス板をポリビニール
ブチラール膜等のプラスチック中間膜で積層したもので
あり、安全上の観点から特に自動車の風防窓であるフロ
ントガラスとして広く利用されている。
ところで、この種の合せガラスにあっては、通常自動車
のデザイン上の理由から二次元又は三次元の湾曲面を曲
面形状としたものが要求されるため、合せガラス用の二
枚のガラス板については平板状のものを適宜曲げ成形す
ることが必要になる。このとき、両ガラス板を別々に成
形すると、両ガラス板の曲面形状が微妙に異なってしま
い、両ガラス板間に中間膜を介在させて合せ加工する
際、二枚のガラス板が合せ用中間膜を介して充分に接合
しなかったり、接合面に気泡が発生したり、剥離したり
するという欠点があった。そのため、従来より合せガラ
スを製造する際、二枚のガラス板を重ねて同時に曲げ成
形する方法が採用されていた。
従来における合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法と
しては、合せガラスの曲げ成形面に対応する曲げ型を構
成し、この曲げ型の上に合せガラス用の二枚のガラス板
を重ねて載置した状態で曲げ型を加熱炉内に搬入すると
共に、両ガラス板をそのガラス板の曲げ加工温度まで加
熱し、両ガラス板の軟化に伴って上記曲げ型の曲げ成形
面に沿って両ガラス板を自重曲げ成形するようにしたも
のが知られている(特公昭49-10332号公報参照)。
このような方法において、上記合せガラスの側部を深曲
げ成形する必要がある場合には、合せガラスの曲率の緩
かな一般湾曲部(浅曲げ部)に対応した曲げ成形面を有
するリング状の固定割型と、合せガラスの側部の深曲げ
部に対応した曲げ成形面を有し且つ前記固定割型の両側
若しくは片側に自重で固定割型に連なる方向へ向かうべ
く可動自在に設けられるリング状の可動割型とで上記曲
げ型を構成し、上記可動割型を展開させた状態で曲げ型
上に平板状の二枚のガラス板を重ねて載置した後、この
ガラス板を加熱炉内に搬入して加熱し、上記両ガラス板
の軟化に伴って上記可動割型を固定割側に連なる方向へ
移動させ、両ガラスの側部を可動割型で深曲げするよう
にした自重曲げによるものが既に提供されている(特公
昭48-1210号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の合せガラス用のガラス
板の曲げ成形方法にあっては、合せガラス用の両ガラス
板の側部を深曲げする際には自重で変位する可動割型で
両ガラス板の側部を強制的に曲げ成形するようになって
いるが、合せガラスの側部の深曲げ度合を大きくする場
合には、両ガラス板の深曲げ部の周縁形状については可
動割型に沿った形状に成形できるものの、両ガラス板の
深曲げ部の周縁を除く曲面部の面形状については軟化し
たガラス板の変形度合が所望の曲率面を作る上で追従し
得ない事態を生じ、両ガラス板の深曲げ部の成形が不充
分になるという問題を生ずる。また、深曲げしようとす
る部分をより局部的に加熱して曲げ加工し易くすること
も行えるが、これによっても、二枚のガラス板の深曲げ
部の成形は未だ不充分であった。
このような問題を解決するために、面形状を正確に成形
し得る方法として、凹型と凸型との間にガラス板を挟ん
で成形するプレス法を応用することが考えられるが、合
せガラスの場合には二枚のガラス板を同時に成形しなけ
ればならないことから、成形時において二枚のガラス板
を重ねて正確に位置決めして保持することが必要にな
る。ところが、吊下げ法は吊り跡が嫌われる場合に適用
できず、また、吊り跡のできない方法として真空吸着法
を用いても重なった二枚のガラス板は保持できず、結局
のところ、公知の上記プレス法をそのまま応用すること
ができないという問題を生ずる。
あるいはまた、このような問題を解決するために、ガラ
ス板の側部の曲げ加工が容易となる様に、得ようとする
合せガラスの設計寸法よりも大きな二枚のガラス板を用
意し、このオーバーサイズのガラス板二枚を重ねて同時
に曲げ加工して所望の形状を得、次いで、周辺部を切断
して所望の設計寸法の合せガラス用の二枚のガラス板を
得るというオーバーサイズ加工方法もあるが、曲げ加工
後の切断工程が必要で、手間とコストがかかるという欠
点があった。
この発明は、以上の問題点に着目してなされたものであ
って、合せガラスの側部を確実に深曲げ成形することが
できる合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及びその
装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、上記課題を達成する合せガラス用のガラス板
の曲げ成形方法は、第1図(a)に示すように、合せガ
ラス用の二枚のガラス板を重ねて両ガラス板の側部が深
曲げされるべく同時に曲げ成形するに際し、曲げ型に載
置された合せガラス用の二枚のガラス板を加熱・曲げ加
工炉内内の加熱・曲げ加工処理ステージにて上記ガラス
の曲げ加工温度まで加熱し、二枚のガラス板を曲げ型に
略沿わせた形状に自重曲げにより仮成形する加熱仮成形
工程(A)と、加熱・曲げ加工炉内の加熱・曲げ加工処
理ステージの後段に位置するプレス処理ステージにて、
両ガラス板の深曲げ箇所を曲げ型の深曲げ対応部に沿わ
せて押付ける補助プレス工程(B)とを備えたものであ
る。
また、上記合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法を実
現する装置は、第1図(b)に示すように、合せガラス
用の二枚のガラス板1を重ねて両ガラス板1の側部が深
曲げされるべく同時に曲げ成形する合せガラス用のガラ
ス板の曲げ成形装置であって、上記合せガラスの成形対
象一般湾曲部に対応した支持面としての曲げ成形面11a
を有する固定割型11並びに合せガラスの成形対象深曲げ
部に対応した支持面としての曲げ成形面12aを有し且つ
固定割型11の端部に自重で固定割型11に連なる方向へ向
かうべく可動自在に設けられる可動割型12からなり、両
割型11,12に跨がった状態で重ね載置された合せガラス
用の二枚のガラス板1がガラスの曲げ加工温度環境下に
達した時点で可動割型12が固定割型11に連なるセット位
置Sに移動する曲げ型10と、加熱・曲げ加工炉内の加熱
・曲げ加工処理ステージで合せガラス用の両ガラス板1
をガラスの曲げ加工温度に加熱すべく曲げ型を移送した
後、加熱・曲げ加工炉内の次のプレス処理ステージへ上
記曲げ型を移送する搬送手段25と、合せガラスの成形対
象側方深曲げ部に対応する曲面が形成された押圧体37,7
7を有し、加熱・曲げ加工処理ステージにて曲げ型10に
略沿わせた形状に自重曲げにより仮成形された両ガラス
板1の深曲げ箇所をプレス処理ステージにて前記押圧体
37,77で可動割型12に押付ける補助プレス手段30,70と、
この補助プレス手段30,70による押圧動作中において上
記可動割型12をセット位置Sに固定するクランプ手段60
とを備えたものである。
このような技術的手段において、合せガラス用の二枚の
ガラス板を曲げ成形する際の加熱・曲げ加工炉の構成に
ついては、少なくとも、成形対象となるガラス板1をガ
ラスの曲げ加工温度まで加熱する加熱・曲げ加工処理ス
テージと、加熱軟化されたガラス板1の側部をプレスに
て深曲げ成形するプレス処理ステージとを包含したもの
であれば適宜設計変更して差支えない。この場合におい
て、曲げ成形性を良好に保つという観点からすれば、加
熱・曲げ加工処理ステージにおいて、深曲げ対象となる
ガラス板1の側部を他の部分よりも高い温度に局部的に
加熱するようにすることが好ましい。かかる局部加熱の
ためには、深曲げ対象となる重ねられた二枚のガラス板
の該当部分の上側、又は下側、又は上下両側に近接して
局部ヒータを配するのが好ましい。
また、上記搬送手段25としては、加熱・曲げ加工炉内に
て曲げ型10を搬送し得るものであれば、台車を所定の循
環経路あるいは進退経路に沿って移動させるようにして
もよいし、耐熱性の搬送ロールや搬送ベルト等からなる
連続的なコンベアを用いる等適宜設計変更して差支えな
い。この場合において、搬送手段25については、プレス
処理ステージでの曲げ型10と補助プレス手段30,70との
相対位置関係を正確にしなければならないことから、機
械的な位置決め手段を付設したり、制御系で搬送手段25
を位置決め制御することが必要である。
更に、上記曲げ型10については、加熱・曲げ加工炉内の
成形雰囲気温度(約600〜750℃)に耐えられる程度の耐
熱材で固定割型と可動割型とに分割して形成したもので
あれば適宜設計変更して差支えない。また、上記固定割
型11、可動割型12の構成としては、ガラス板に対応した
面状のもの、あるいは凹面状のもの、あるいはガラス板
1の周縁を支持し得る成形面を有するリング状のものい
ずれでもよいが、ガラス板1の表面性を滑かに保ち、型
跡を少なくし、ガラス板の加熱の均一化を図り、かつ熱
容量の損失を少なくするには、ガラス板1の表面と曲げ
型10との接触範囲を極力少なくするという点でリング状
のものが好ましい。更に、上記可動割型12としては、自
重で固定割型11に連なる方向へ向かい、固定割型11に連
なるセット位置Sで停止するものであれば適宜設計変更
して差支えなく、可動割型12のセット位置Sへの復帰力
については可動割型12自体の構成部材やウエイトによっ
て調整することができる。
更にまた、上記補助プレス手段30,70については、曲げ
型10がプレス処理ステージに到達する際に曲げ型10と干
渉することなく、プレス処理ステージにてセット位置に
設定された可動割型12との間で可動割型12の曲げ成形面
12aにガラス板1の側部を押圧体37,77で押圧するもので
あれば適宜設計変更して差支えない。この場合におい
て、ガラス板1の側部における皺の発生を効果的に抑え
るには、可動割型12の曲げ成形面12aの略法線方向から
ガラス板1の側部を押圧体37,77で押圧することが好ま
しい。そして、上記押圧体37,77の設置箇所としては、
曲げ型10との相対位置関係を正確に出し易いという観点
からすれば搬送手段25側に設置することが好ましく、曲
げ型10が多数必要となる場合や、加熱・曲げ加工処理ス
テージでの熱効率、押圧体支持機構の耐久性を考慮すれ
ばプレス処理ステージの適当な箇所に設置することが好
ましい。そしてまた、押圧体37,77の形状についても、
合せガラス用のガラス板の深曲げ部全体に対応して形成
してもよいが、少なくとも、加熱・曲げ加工処理ステー
ジだけでは成形が不完全になり易い深曲げ部の曲率の大
きい箇所に対応して形成するようにすればよい。また、
深曲げ部の曲率が部分的に異なる形状に曲げ加工する場
合には、この曲げ形状に応じた異なる曲率のプレス面を
有する押圧体37,77が用いられる。
また、上記クランプ手段60についても、補助プレス手段
30,70による押圧動作に支障を与えない範囲でプレス処
理ステージにて可動割型12をセット位置Sに固定し得る
ものであれば適宜設計変更して差支えなく、クランプ箇
所、数についても適宜選択することができる。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、曲げ型10に載置さ
れた合せガラス用の二枚のガラス板1は、加熱・曲げ加
工炉内の加熱・曲げ加工処理ステージにてガラスの曲げ
加工温度まで加熱されて曲げ型10に略沿った形状に仮成
形された後、仮成形された二枚のガラス板1の不完全成
形箇所、具体的には両ガラス板1の深曲げ箇所は、加熱
・曲げ加工炉内の加熱・曲げ加工処理ステージの後段に
位置するプレス処理ステージにて、曲げ型10の深曲げ対
応部に沿って部分的にプレス成形される。
[実施例] 以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの発明に係る
合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及びその装置を
詳細に説明する。
実施例1 第2図は合せガラス用の二枚のガラス板の両側部を深曲
げ成形する合せガラス用のガラス板の曲げ成形システム
にこの発明を適用したものである。
同図において、合せガラス用の一対のガラス板1は、曲
げ型10上に重ねて載置され、図示外のチェーンコンベア
を介して移動する台車26からなる搬送手段25によって曲
げ型10と共に加熱・曲げ加工炉2内の加熱・曲げ加工処
理ステージST1及びプレス処理ステージST2を経た後、加
熱・曲げ加工炉2外の冷却処理ステージST3に搬送され
るようになっている。そして、上記加熱・曲げ加工処理
ステージST1では加熱・曲げ加工炉2内のヒータ3によ
ってガラス板1がガラスの曲げ加工温度(通常の自動車
用のソーダライムシリケートガラス板の場合には約550
〜650℃、特に好ましくは550〜600℃程度)まで加熱さ
れて軟化し、曲げ型10に略沿って自重曲げにより仮成形
され、上記プレス処理ステージST2では補助プレス手段3
0及びクランプ手段60によってガラス板1の不完全成形
部が部分的にプレス成形され、上記冷却処理ステージST
3ではプレス成形されたガラス板1に好ましくない歪が
入らない様にするために、ガラス板1が曲げ型10上に所
定時間制御された冷却速度で徐々に冷却され、しかる
後、冷却処理ステージST3から搬出され成形されたガラ
ス板1が放冷されるようになっている。
この実施例において、上記曲げ型10は、第3図ないし第
5図に示すように、搬送手段25の台車26上に設置されて
おり、深曲げ成形された合せガラス用のガラス板1の両
側部を除く一般湾曲部(浅曲げ部)に対応した曲げ成形
面11aを有するリング状の固定割型11と、前記固定割型1
1の両側に可動自在に設けられ、合せガラス用のガラス
板1の深曲げ部に対応した曲げ成形面12aを有し、この
曲げ成形面12aがセット位置Sにおいて固定割型11の曲
げ成形面11aに連なるリング状の可動割型12とで構成さ
れる。そして、上記固定割型11は支柱13を介して台車26
上に固定される一方、上記可動割型12の幅方向両側部は
台車26上の固定ブラケット14上に立設した支柱15の先端
部に枢軸16を介して揺動自在に支承されている。更に、
上記可動割型12の支持部には可動割型12が固定割型11に
連なるセット位置S側に付勢されるようにバランスウエ
イト17がモーメントアーム18を介して取付けられ、ま
た、上記可動割型12の幅方向両側部には断面L字状のス
トッパアーム19が台車26側に向かって突設され、可動割
型12が固定割型11に連なるセット位置Sに達した状態に
おいて上記ストッパアーム19の先端が台車26上に長さ調
整可能に取付けられるボルト等からなるストッパ壁20に
衝合するようになっている。
また、上記補助プレス手段30は、第3図ないし第8図に
示すように、夫々の可動割型12に対応して台車26上に各
一対起倒自在に設けられる支持アーム31と、この支持ア
ーム31の先端側に取付けられる押圧体37と、プレス処理
ステージST2にて上記支持アーム31を起立位置に設定す
る支持アーム駆動機構45と、プレス処理ステージST2に
て支持アーム31起立後に上記押圧体37をセット位置Sに
ある可動割型12側に所定量移動させる押圧体駆動機構52
とを備えている。
この実施例において、上記支持アーム31は、特に第4図
及び第5図に示すように、逆L字形状に形成されたもの
で、上記支持アーム31の基端が枢軸32を介して可動割型
12の外側に支持されると共に、支持アーム31の折曲部31
aが可動割型12の上方領域に面して進退するように配置
されている。そして、上記支持アーム31の基端部寄り外
側にはL字状のロッド33が突設され、このロッド33の先
端側には支持アーム31を倒れ位置側へ保持するためのウ
エイトローラ34が回転自在に装着される一方、上記支持
アーム31の基端部寄り内側にはストッパ片35が突設さ
れ、このストッパ片35の先端には台車26のフレームに衝
合して支持アーム31の起立位置を規制する長さ調整可能
なストッパボルト36が設けられている。
また、上記押圧体37は、可動割型12の曲げ成形面12aに
対応する曲面37aを有する板状部材であって、各可動割
型12の外側に位置する一対の支持アーム31の折曲部31a
先端間に架設された枢軸38を中心とする揺動アーム39で
所定の角度範囲で揺動自在に支持されている。そして、
上記枢軸38の両側には半径方向に突出する突片40が設け
られ、この突片40には上記押圧体37を可動割型12から離
間する方向へ付勢するためのウエイト41がロッド42を介
して取付けられている。そしてまた、上記揺動アーム39
の一部には平板状のプレート43が取付けられ、この取付
けプレート43の所定位置には長さ調整可能な係止ボルト
44が取付けられている。尚、上記押圧体37の表面は耐熱
性のガラス繊維、シリカ繊維、その他セラミック繊維等
のファイバクロス等の緩衝膜(図示せず)で被覆されて
いる。
また、上記支持アーム駆動機構45は、第3図、第4図及
び第6図に示すように、加熱・曲げ加工炉2の下方に配
設される取付けフレーム46に駆動源となるエアシリンダ
47を取付け、このエアシリンダ47のピストンロッド47a
の先端にカップリング48を介して作動ロッド49を連結
し、この作動ロッド49を加熱・曲げ加工炉下壁2aに貫通
配置すると共に、この作動ロッド49の先端に押上げプレ
ート50を設け、エアシリンダ47駆動時に上記ピストンロ
ッド47aを上昇させ、上記押上げプレート50でウエイト
ローラ34を所定量、具体的には上記支持アーム31が起立
位置に到達するまで押し上げるようにしたものである。
尚、第6図中、符号51は上記作動ロッド49の昇降動作を
安定させるためのガイドである。
また、上記押圧体駆動機構52は、第3図、第4図、第7
図及び第8図に示すように、加熱・曲げ加工炉2の上方
に配設される取付けフレーム53に駆動源となる図示外の
駆動モータ54を取付け、この駆動モータ54からの駆動を
ボールねじ55を介して可動ブラケット56に伝達するよう
にし、更に、この可動ブラケット56の上記係止ボルト44
に対応した部位に夫々吊下げロッド57を固定し、各吊下
げロッド57を加熱・曲げ加工炉上壁2bに貫通配置すると
共に、各吊下げロッド57の先端に上記係止ボルト44に衝
合する当接プレート58を設けたものであり、駆動モータ
54駆動時に上記吊下げロッド57を下降させ、上記当接プ
レート58で係止ボルト44を所定量、具体的には上記押圧
体37が可動割型12の曲げ成形面12aに対して一対のガラ
ス板1の板厚分だけ離間する成形セット位置まで押し下
げるようになっている。
更に、上記クランプ手段60は、第3図、第4図並びに第
9図ないし第12図に示すように、加熱・曲げ加工炉2の
下方に配設される取付けフレーム61のストッパアーム19
に対応した部位に昇降動用エアシリンダ62を配設し、こ
の昇降動用エアシリンダ62のピストンロッド62aの先端
に図示外のカップリングを介して作動ロッド63を連結
し、この作動ロッド63を加熱・曲げ加工炉下壁2aに貫通
配置すると共に、この作動ロッド63の先端にクランプ爪
64を取付け、更に、各昇降動用エアシリンダ62をL字状
のリンクプレート65を介して取付けフレーム61に回転自
在に支持し、加熱・曲げ加工炉2の幅方向に位置する一
対の昇降動用エアシリンダ62に対応するリンクプレート
65(具体的には65a、65b)間をリンクロッド66で作動的
に連結すると共に、リンクロッド66で連結された一方の
リンクプレート65aにはL字状のリンク突片67を設け、
このリンク突片67の先端に回転用エアシリンダ68のピス
トンロッド68aを作動的に連結したものである。そし
て、このクランプ手段60は、特に第9図及び第12図に示
すように、可動割型12がセット位置Sに設定された場合
のストッパアーム19と干渉しない第9図の仮想線で示す
アンクランプ位置にクランプ爪64を配置し、この状態
で、先ず、上記昇降動用エアシリンダ62のピストンロッ
ド62aを進出作動させてストッパアーム19の折曲部19aよ
りも上方にクランプ爪64を上昇させ、次いで、回転用エ
アシリンダ68を作動させることにより昇降動用エアシリ
ンダ62を例えば90°回転させ、クランプ爪64を第9図の
実線で示すクランプ位置に配置し、しかる後、上記昇降
動用エアシリンダ62のピストンロッド62aを後退作動さ
せ、上記クランプ爪64とストッパ壁20との間で上記スト
ッパアーム19を挟持するように動作する。
次に、この実施例に係る合せガラス用のガラス板の曲げ
成形システムにおいて、特に第2図に示す加熱・曲げ加
工処理ステージST1及びプレス処理ステージST2での動作
過程を説明する。
合せガラス用の二枚のガラス板の曲げ成形を行う際に
は、第13図(a)に示すように、先ず、合せガラス用の
一対の平板状ガラス板1が曲げ型10上に適宜の位置決め
手段により所定位置に位置決めされた状態で重ねて載置
される。このとき、ガラス板1の剛性はある程度大きい
ものであるため、上記可動割型12はバランスウエイト17
のモーメントに打負けて展開した状態に保持されてい
る。尚、上記押圧体37の支持アーム31は倒れ位置に保持
されている。
この状態において、上記ガラス板1が加熱・曲げ加工処
理ステージST1に搬入されると、ガラス板1はガラスの
曲げ加工温度まで加熱されて次第に軟化する。すると、
第13図(b)に示すように、ガラス板1の軟化に伴って
ガラス板1の剛性が小さくなり、ガラス板1の両側部を
除く部分は固定割型11の曲げ成形面11aに徐々に沿った
形状に変化していき、一方、ガラス板1の両側部にあっ
ては、バランスウエイト17のモーメントがガラス板1の
剛性に打勝って可動割型12が次第に立上がり、ついには
セット位置Sに到達するが、これに伴って、上記ガラス
板1の両側部は可動割型12の曲げ成形面12aに沿って自
重により深曲げ成形される。ところが、成形すべき合せ
ガラス用のガラス板1の深曲げ成形の度合がある程度大
きいと、ガラス板1の両側部の周縁は可動割型12の曲げ
成形面12aに沿って変形するが、ガラス板1の両側部の
周縁を除く部分の変形が追従せず、本来の深曲げ成形面
に対してギャップδが生ずる等ガラス板1の両側部の深
曲げ成形が不完全なものになってしまい、結局、この加
熱・曲げ加工処理ステージST1はガラス板1を仮成形す
る工程に止まる。
この後、仮成形されたガラス板1がプレス処理ステージ
ST2に搬入されると、台車26が所定位置で停止した後、
第13図(c)に示すように、先ず、補助プレス手段30の
支持アーム駆動機構45が働いてウエイトローラ34を上方
へ押上げ、支持アーム31を起立位置に設定すると共に、
クランプ手段60がストッパアーム19をクランプして可動
割型12をセット位置Sに拘束し、次いで、押圧体駆動機
構52が駆動する。
このとき、押圧体駆動機構52が駆動する前においては、
第14図に実線で示すように、上記押圧体37は、上記ウエ
イト41に基づくモーメントにより仮成形されたガラス板
1の両側部表面から充分離間した位置に待機しており、
支持アーム31が起立した時点で押圧体37が不必要に仮成
形されたガラス板1に衝合する虞れはない。そして、上
記押圧体駆動機構52が駆動すると、第14図に仮想線で示
すように、ウエイト41のモーメントに打勝って、上記吊
下げロッド57が所定量下降し、当接プレート58が係止ボ
ルト44を所定量押し下げる。すると、上記揺動アーム39
が枢軸38を中心に所定角度回転し、これに伴って、押圧
体37が可動割型12の曲げ成形面12aから一対のガラス板
1の板厚分だけ離間した正規の曲げ成形面位置Zまで回
転進出する。この場合、ガラス板1の両側部の不完全成
形部1aは押圧体37によって局部的にプレス成形され、第
14図中仮想線で示すように、正規の深曲げ成形部1bとし
て成形されるのである。
この段階において、上記ガラス板1は正規の形状に曲げ
成形されたことになり、以後の第2図に示す冷却処理ス
テージST3に搬入され、合せガラス用の二枚のガラス板
1の曲げ成形の総ての処理が完了する。
実施例2 第15図ないし第18図に係る合せガラス用のガラス板の曲
げ成形装置の基本的構成は実施例1と略同様であるが、
実施例1と異なる補助プレス手段70を備えている。尚、
実施例1と同様な構成部分については実施例1と同様な
符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
この実施例において、上記補助プレス手段70は、プレス
処理ステージST2に対応する加熱・曲げ加工炉2の上部
に配設されるものであり、加熱・曲げ加工炉上壁2bの開
口2cに対して昇降動自在に設置される支持枠71と、この
支持枠71に対して揺動自在に取付けられる押圧体77と、
上記支持枠体71を昇降動させる支持枠駆動手段80と、セ
ット位置Sにある可動割型12の曲げ成形面12a側に上記
押圧体77を所定量移動させる押圧体駆動手段82とで構成
される。
上記支持枠71は下側に開口したコ字状枠の一部に補強枠
を架設してなるもので、その両側に一対のガイドアーム
72を突設すると共に、このガイドアーム72の先端にスラ
イダ73を取付けたものである。そして、この支持枠71の
支持構造は、加熱・曲げ加工炉2の外側上部の一対の取
付け用チャンネル74間に下側に開口したコ字状の固定枠
75を架設し、この固定枠75の縦枠の内側にガイドレール
76を敷設すると共に、このガイドレール76に上記支持枠
71のスライダ73を摺動自在に装着したものである。
また、上記押圧体77は実施例1と同様な構成であるが、
この押圧体37は支持構造は、上記固定枠71の両下端に揺
動アーム78の中央部を揺動自在に支持し、この揺動アー
ム78の一方側に押圧体77を固定したものである。
更に、上記支持枠駆動機構80は、上記固定枠75の頂部中
央に駆動源としてのエアシリンダ81を上下方向に沿って
配設し、このエアシリンダ81のピストンロッド81aの先
端を上記支持枠71の頂部中央に連結したものであり、補
助プレス手段70を加熱・曲げ加工炉の炉内に設置した
り、炉内からその上方に取出される様になっている。
更にまた、上記押圧体駆動機構82は、支持枠71の頂部枠
71aにブラケット83を介して駆動源としてのエアシリン
ダ84を上下方向に沿って枢動自在に取付け、このエアシ
リンダ84のピストンロッド84aの先端に作動ロッド85を
取付けると共に、この作動ロッド85の先端には水平方向
に延びる連結バー86を設け、更に、この連結バー86の両
端を夫々前記揺動アーム78の非押圧体77側に連結したも
のである。そして、この押圧体駆動機構82は、進出位置
にあるピストンロッド84aが所定量後退するようにエア
シリンダ84を駆動させるものである。
尚、図中符号87は上記支持枠71の中間部に設けられて支
持枠71が最下端位置な達したとき加熱・曲げ加工炉開口
2cを閉塞する蓋、90は上記補助プレス手段70全体を加熱
・曲げ加工炉2外へ取出して調整等する際に上記加熱・
曲げ加工炉開口2cを閉塞するシャッタ、91はシャッタ90
駆動用のエアシリンダ、92はシャッタ90とエアシリンダ
91のピストンロッド91aとを連結する駆動力伝達部材、9
3はシャッタ90を上記取付け用チャンネル74間に沿って
案内する案内ローラである。
また、この実施例において、曲げ型10の搬送手段25とし
ては、実施例1と同様に、チェーンコンベア27で駆動さ
れる台車26が用いられているが、実施例1と異なり、プ
レス処理ステージにおいては、上記台車26はチェーンコ
ンベア27から一時的に離され、フロート位置決め台100
上に設置される。
このフロート位置決め台100は、加熱・曲げ加工炉2の
下方部位に配設されてガラス板1の進行方向に沿って所
定範囲摺動自在に支持される位置決めベース101と、こ
の位置決めベース101を正規位置へ移動させるモータ、
ボールねじ等からなる位置決め駆動機構102と、上記位
置決めベース101上の所定部位に設置される低ストロー
クの昇降用ジャッキ103と、この昇降用ジャッキ103に支
持されて加熱・曲げ加工炉下壁2aを貫通する適宜数の昇
降支柱104と、加熱・曲げ加工炉2内にて前記昇降支柱1
04に固定される押上げプレート105と、上記台車26の両
側に設けられ且つ位置決めベース101上で台車26を加熱
・曲げ加工炉2の幅方向に沿って所定範囲摺動支持する
スライド機構106とからなる。そして、上記フロート位
置決め台100は、台車26が正規の位置決め位置の手前に
達した時点で上記昇降用ジャッキ103を駆動させること
により押上げプレート105を上昇させ、上記台車26をチ
ェーンコンベア27から離し、この状態で上記位置決めベ
ース101を正規の位置決め位置まで移動させるように動
作する。
次に、この実施例に係る合せガラス用のガラス板の曲げ
成形装置の作動について説明する。
この実施例において、加熱・曲げ加工処理ステージST1
での基本的動作は実施例1と同様であり、仮成形された
ガラス板1が曲げ型10と共にプレス処理ステージST2に
搬入される。このとき、先ず、上記曲げ型10を搬送する
台車26がフロート位置決め台100上に位置決め設置され
ると共に、クランプ手段60が実施例1と同様に可動割型
12をクランプし、次いで、補助プレス手段70が駆動す
る。すると、第19図に示すように、押圧体駆動機構82が
働き、上記押圧体77は、実線で示すように、可動割型12
の曲げ成形面12a側に移動し、ガラス板1の側方不完全
成形部を押圧体77の曲面形状に沿って正規の曲げ形状に
プレス成形する。
また、この実施例においては、上記台車あ26が加熱・曲
げ加工炉2の幅方向に沿って所定範囲で摺動支持されて
いるため、チェーンコンベア27で台車26が搬送される過
程において台車26ががたついて加熱・曲げ加工炉2の幅
方向に位置ずれしたとしても、可動割型12の曲げ成形面
12aは押圧体77の正規の曲げ成形面位置を基準として修
正されることになり、台車26の位置ずれは有効に補正さ
れる。
[発明の効果] 以上の説明してきたように、請求項1ないし6に係る合
せガラス用のガラス板の曲げ成形方法及びその装置によ
れば、合せガラス用のガラス板をガラスの曲げ加工温度
まで加熱して曲げ型に略沿った形状に自重曲げにより仮
成形した後、不完全成形箇所を部分的プレスによって矯
正するようにしたので、合せガラス用のガラス板の側部
の深曲げ度合が大きいものであっても、合せガラス用の
二枚のガラス板の側部を確実に深曲げ成形することがで
き、合せガラス用のガラス板の成形形状の自由度を高め
ることができる。
また、合せガラス用のガラス板を所望の曲率を持たせて
深曲げ加工する際、従来オーバーサイズ加工方法という
複雑な工程を経なければならないという問題点があった
が、この請求項1ないし6に係る発明によれば、得よう
とする合せガラスの形状と一致する寸法に切断された合
せガラス用のガラス板を使用することにより、所望の周
縁部の曲率を持った深曲げ加工の合せガラスを得ること
ができ、かかる形状の合せガラスの製造を容易にし、か
つコストの低減を図ることができる。
更に、請求項2及び4に係る合せガラス用のガラス板の
曲げ成形方法及びその装置によれば、補助プレス工程に
て、ガラス板の深曲げ箇所の曲げ成形面の略法線方向か
らガラス板の側部を押付けるようにしたので、ガラス板
の深曲げ箇所における皺の発生を効果的に低減させるこ
とができる。
更にまた、請求項5に係る合せガラス用のガラス板の曲
げ成形装置によれば、曲げ型の搬送手段側に補助プレス
手段の押圧体を設置するようにしたので、曲げ型と押圧
体との相対位置関係を搬送手段側のみで調整することが
でき、その分、両者の相対位置関係を正確に設定でき、
補助プレス手段によるプレス成形の信頼性を高めること
ができる。
また、請求項6に係る合せガラス用のガラス板の曲げ成
形装置によれば、プレス処理ステージに補助プレス手段
を設置するようにしたので、加熱・曲げ加工処理ステー
ジにおいてガラス板、曲げ型と共に補助プレス手段を加
熱する必要がなく、その分、加熱・曲げ加工処理ステー
ジにおける熱効率を向上させることができると共に、補
助プレス手段の熱による劣化を抑えて耐久性を向上させ
ることができるほか、多数の曲げ型を使用して曲げ合せ
ガラスを量産するタイプにあっては、搬送手段に各曲げ
型毎に対応して補助プレス手段を設ける必要がないの
で、合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置の部品点数
を低減することができ、その分、装置構成を簡略化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明に係る合せガラス用のガラス板
の曲げ成形方法を示す説明図、第1図(b)はこの発明
に係る合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置の概略構
成を示す説明図、第2図はこの発明に係る合せガラス用
のガラス板の曲げ成形装置の実施例1を組込んだ合せガ
ラス用のガラス板の曲げ成形システムを示す概略説明
図、第3図はその要部斜視図、第4図は第3図中IV方向
から見た矢視図、第5図は第4図の半裁平面図、第6図
は実施例1で用いられる補助プレス手段の支持体駆動機
構の詳細を示す説明図、第7図は実施例1で用いられる
補助プレス手段の押圧体駆動機構の詳細を示す第4図中
VII方向から見た矢視図、第8図はその平面図、第9図
は実施例1で用いられるクランプ手段のクランプ爪の配
設位置を示す平面説明図、第10図は実施例1に係るクラ
ンプ手段の駆動系の詳細を示す説明図、第11図は第10図
中XI方向方向から見た矢視図、第12図は実施例1に係る
クランプ手段の要部詳細を示す斜視図、第13図(a)な
いし(c)は実施例1に係る合せガラス用のガラス板の
曲げ成形工程を示す説明図、第14図は第13図(c)の補
助プレス工程の詳細を示す説明図、第15図はこの発明に
係る合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置の実施例2
を示す要部斜視図、第16図は実施例2で用いられる補助
プレス手段を第15図中XVI方向から見た一部破断矢視
図、第17図及び第18図は第16図中XVII及びXVIII方向か
ら見た矢視図、第19図は実施例2における補助プレス工
程の詳細を示す説明図である。 [符号の説明] ST1……加熱・曲げ加工処理ステージ ST2……プレス処理ステージ 1……ガラス板 2……加熱・曲げ加工炉 10……曲げ型 11……固定割型 11a……曲げ成形面 12……可動割型 12a……曲げ成形面 25……搬送手段 30……補助プレス手段 31……支持アーム(支持体) 37……押圧体 45……支持アーム駆動機構(支持体駆動機構) 52……押圧体駆動機構 60……クランプ手段 70……補助プレス手段 71……支持枠(支持体) 77……押圧体 80……支持枠駆動機構(支持体駆動機構) 82……押圧体駆動機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合せガラス用の二枚のガラス板(1)を重
    ねて両ガラス板(1)の側部が深曲げされるべく同時に
    曲げ成形するに際し、 曲げ型(10)に載置された合せガラス用の二枚のガラス
    板(1)を加熱・曲げ加工炉(2)内の加熱・曲げ加工
    処理ステージ(ST1)にてガラスの曲げ加工温度まで加
    熱し、二枚のガラス板(1)を曲げ型(10)に略沿わせ
    た形状に自重曲げにより仮成形する加熱仮成形工程
    (A)と、 上記加熱・曲げ加工炉(2)内の加熱・曲げ加工処理ス
    テージ(ST1)の後段に位置するプレス処理ステージ(S
    T2)にて、両ガラス板(1)の深曲げ箇所を曲げ型の深
    曲げ対応部に沿わせて押付ける補助プレス工程(B)と
    を備えた合せガラス用のガラス板の曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】プレス処理ステージ(ST2)にて、合せガ
    ラス用の二枚のガラス板(1)の深曲げ箇所の成形曲面
    の略法線方向に押付ける補助プレス工程(B)を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の合せガラス用のガラス
    板の曲げ成形方法。
  3. 【請求項3】合せガラス用の二枚のガラス板(1)を重
    ねて両ガラス板(1)の側部が深曲げされるべく同時に
    曲げ成形する合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置で
    あって、 合せガラス用のガラス板(1)の成形対象一般湾曲部に
    対応した曲げ成形面(11a)を有する固定割型(11)並
    びに合せガラス用のガラス板(1)の成形対象深曲げ部
    に対応した曲げ成形面(12a)を有し且つ固定割型(1
    1)の端部に自重で固定割型(11)に連なる方向へ向か
    うべく可動自在に設けられる可動割型(12)からなり、
    両割型(11,12)に跨がった状態で重ね載置された合せ
    ガラス用の二枚のガラス板(1)がガラスの曲げ加工温
    度環境下に達した時点で可動割型(12)が固定割型(1
    1)に連なるセット位置(S)に移動する曲げ型(10)
    と、 加熱・曲げ加工炉(2)内の加熱・曲げ加工処理ステー
    ジ(ST1)で合せガラス用の両ガラス板(1)をガラス
    の曲げ加工温度に加熱すべく曲げ型(10)を移送した
    後、加熱・曲げ加工炉(2)内の次のプレス処理ステー
    ジ(ST2)へ上記曲げ型(10)を移送する搬送手段(2
    5)と、 合せガラス用のガラス板(1)の成形対象側方深曲げ部
    に対応する曲面が形成された押圧体(37,77)を有し、
    加熱・曲げ加工処理ステージ(ST1)にて曲げ型(10)
    に略沿わせた形状に自重曲げにより仮成形された両ガラ
    ス板(1)の深曲げ箇所をプレス処理ステージ(ST2)
    にて前記押圧体(37,77)で可動割型(12)に向って押
    付ける補助プレス手段(30,70)と、 この補助プレス手段(30,70)による押圧動作中におい
    て上記可動割型(12)をセット位置(S)に固定するク
    ランプ手段(60)とを備えている合せガラス用ガラス板
    の曲げ成形装置。
  4. 【請求項4】仮成形された二枚のガラス板(1)の深曲
    げ箇所をプレス処理ステージ(ST2)にて前記押圧体(3
    7,77)で可動割型(12)の曲げ成形面の略法線方向に向
    って押付ける補助プレス手段(30,70)を有することを
    特徴とする請求項3記載の合せガラス用のガラス板の曲
    げ成形装置。
  5. 【請求項5】補助プレス手段(30)は、搬送手段(25)
    に起倒自在に設けられる支持体(31)と、この支持体
    (31)に対して揺動自在に支承される押圧体(37)と、
    曲げ型(10)がプレス処理ステージ(ST2)に到達した
    時点で上記押圧体(37)が可動割型(12)の曲げ成形面
    (12a)に対向した位置に配置されるべく上記支持体(3
    1)を倒れ位置から起立位置に移動させる支持体駆動機
    構(45)と、曲げ型(10)がプレス処理ステージ(ST
    2)に到達した時点で上記押圧体(37)を可動割型(1
    2)の曲げ成形面(12a)側へ向けて所定量移動させる押
    圧体駆動機構(52)とを備えていることを特徴とする請
    求項3記載の合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置。
  6. 【請求項6】補助プレス手段(70)は、プレス処理ステ
    ージ(ST2)において進退自在に設置される支持体(7
    1)と、この支持体(71)の先端側に揺動自在に支承さ
    れる押圧体(77)と、曲げ型(10)がプレス処理ステー
    ジ(ST2)に到達した時点で上記押圧体(77)が可動割
    型(12)の曲げ成形面(12a)に対向した位置に配置さ
    れるべく上記支持体(71)を進出させる支持体駆動機構
    (80)と、曲げ型(10)がプレス処理ステージ(ST2)
    に到達した時点で上記押圧体(77)を可動割型(12)の
    曲げ成形面(12a)側へ向けて所定量移動させる押圧体
    駆動機構(82)とを備えていることを特徴とする請求項
    3記載の合せガラス用のガラス板の曲げ成形装置。
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