JPH0729843Y2 - スリッパの製造装置 - Google Patents

スリッパの製造装置

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Publication number
JPH0729843Y2
JPH0729843Y2 JP3668292U JP3668292U JPH0729843Y2 JP H0729843 Y2 JPH0729843 Y2 JP H0729843Y2 JP 3668292 U JP3668292 U JP 3668292U JP 3668292 U JP3668292 U JP 3668292U JP H0729843 Y2 JPH0729843 Y2 JP H0729843Y2
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JP
Japan
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slipper
holder
sewing
sewing machine
peripheral edge
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JP3668292U
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English (en)
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JPH0675209U (ja
Inventor
康史 港石
Original Assignee
八洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スリッパの周縁を縫
製する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スリッパは、中底と接地底との間に甲皮
の周縁を挟着し、底の周縁を縫製して、中底と接地底と
を連結している。中底と接地底との周縁を縫着する専用
のミシンはすでに開発されて使用されている。このミシ
ンは、下アームと上アームとを対向する位置に配設して
いる。下アームの先端に下糸を内蔵し、上アームには上
下に往復運動する縫針を設けている。下アームの上に、
上下反転したスリッパを載せ、上アームの縫針を下アー
ムに挿入してスリッパを縫製する。スリッパの周縁を縫
製するために、スリッパを手でもってその周縁を下アー
ムの先端に移動させる。縫製されるスリッパは、中底の
下面に甲皮の周縁を接着し、この中底の下面に接地底を
積層し、これを上下反転して、すなわち、中底の上に接
地底を積層する状態で、周縁を縫製する。下アームの先
端に沿って移動させるスリッパは、中底と接地底とを仮
に接着することによって持ち易くすることができる。
【0003】この方法でスリッパの周縁を縫製するミシ
ンは、相当の熟練を必要とする。それは、スリッパの周
縁に沿って正確に縫製するのが難しいからである。本考
案者は、この欠点を解決するために、自動的にスリッパ
の周縁を縫製する装置を開発した。この装置は、スリッ
パを仮止めするホルダーと、ホルダーをX軸およびY軸
方向に移動させる移動部材とを備える。ホルダーは、甲
皮を接着した中底と接地底とを積層して仮止めして水平
に配設する。移動手段は、ホルダーをX軸およびY軸方
向に移動させて、仮止めしたスリッパの周縁を下アーム
の先端に移動させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この装置は、ホルダー
にスリッパをセットするとスリッパの周縁を自動的に縫
製できる特長がある。しかしながら、この装置は、スリ
ッパの周縁を正確に縫製することができず、部分的に周
縁と縫製位置との距離が変動する欠点がある。とくに、
硬い甲皮のスリッパを縫製すると、縫製位置がずれやす
い欠点があった。それは、図1に示すように、甲皮1の
内部に挿入される下アーム2がスリッパ4の位置をずら
せるからである。下アーム2の幅を非常に狭くできるな
ら、この欠点は解消できる。しかしながら、下アーム2
は、下糸を巻いたボビンを収納するので、幅をそれほど
細くすることができない。したがって、下アーム2を甲
皮1に挿入して、甲皮1の周縁を縫製するときに、下ア
ーム2が矢印Aで示すように甲皮1を外側に押し出して
仮止め位置をずらせる。さらに、困ったことに、底の周
縁に沿って縫製するためには、図1に示すように、下ア
ーム2の片側が底の外周縁から外側に突出する。このた
め、甲皮1の外側にホルダー5を配設して、スリッパ4
を保持することができず、甲皮1に挿入される下アーム
2によってスリッパ4の仮止め位置がずれるのを阻止で
きない。ホルダー5は底の外側に位置させ、甲皮1の外
側は開放する必要がある。
【0005】この考案は、この欠点を解決することを目
的に開発されたもので、この考案の重要な目的は、スリ
ッパの位置ずれを防止して、底の周縁を正確に縫製でき
るスリッパの製造装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案のスリッパの製
造装置は、前述の目的を達成するために、下記の構成を
備える。 (a) スリッパの製造装置は、スリッパ4を仮り止す
るホルダー5と、ホルダー5に保持されたスリッパ4の
周縁を縫製するミシン6と、ホルダー5に保持されたス
リッパ4をミシン6の縫い位置に移動させる移動手段と
を備えている。 (b) ミシン6は、上下反転して保持されるスリッパ
4の下面に配設され下アーム2と、下アーム2の上方に
配設されて、上下する縫針を有する上アーム3とを備え
る。 (c) ホルダー5は、スリッパ4の周縁を保持する保
持枠5Aの下方に位置して、弾性保持部材を備える。 (d) 弾性保持部材7は、スリッパ4の甲皮縫着部分
の両側に配設されている。 (e) 弾性保持部材7には、弾性体8が連結されてい
る。 (f) 弾性体8は、弾性保持部材7をスリッパ4の側
縁に弾性的に押圧している。
【0007】
【作用】この考案のスリッパの製造装置は下記のように
して底の周縁を縫製する。ただし、スリッパの製造工程
をわかりやすくするために、スリッパの製造装置を使用
しない工程も記載する。 中底4Aの下面に甲皮1の周縁を接着する。 甲皮1を接着した中底4Aに接地底4Bを積層す
る。この状態で、中底4Aと接地底4Bとを仮に接着す
ることも可能である。 スリッパ4を上下反転し、甲皮1を下側として、ホ
ルダー5にセットする。 ホルダー5は、スリッパ4の底の周縁を保持枠5A
で保持し、甲皮1の両側を弾性保持部材7で保持する。
弾性保持部材7は、弾性的に甲皮1の両側に押圧してス
リッパ4の位置ずれを防止する。 保持枠5Aをミシン6の縫製位置に搬入する。この
工程は、手動または自動でおこなわれる。 ミシン6がスリッパ4の周縁を縫製すると共に、移
動手段がホルダー5を水平面内で移動させ、底の周縁を
ミシン6の縫製位置に移動させる。底の周縁の縫製が完
了すると、ミシン6の運転が停止される。 ホルダー5をミシン6から取り出し、あるいは、ミ
シン6から取り出すことなく、縫製されたスリッパ4を
取り出し、縫製されないスリッパ4をセットする。 〜の工程を繰り返して、スリッパを製造する。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。ただし、以下に示す実施例は、この考案の技術
思想を具体化するための装置を例示するものであって、
この考案の装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置
を下記の構造に特定するものでない。この考案の装置
は、実用新案登録請求の範囲において、種々の変更を加
えることができる。
【0009】更に、この明細書は、実用新案登録請求の
範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応
する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「課題
を解決するための手段の欄」および「作用の欄」に示さ
れる部材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範
囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは
決してない。
【0010】図2に示すスリッパの製造装置は、スリッ
パ4を仮り止するホルダー5と、ホルダー5に保持され
たスリッパ4の周縁を縫製するミシン6と、ホルダー5
に保持されたスリッパ4をミシン6の縫い位置に移動さ
せる移動手段とを備えている。
【0011】ミシン6は、上下反転して保持されるスリ
ッパ4の下面に配設され下アーム2と、下アーム2の上
方に配設されて、上下する縫針(図示せず)を有する上
アーム3とを備える。下アーム2は下糸のボビンを内蔵
しており、先端に、上アーム3の縫針が挿入される縫孔
が開口されている。縫孔に縫針が挿入されて、下アーム
2の上に置かれたスリッパ4の底を縫製する。上アーム
3は、下アーム2に対向して下アーム2の上方に配設さ
れている。下アーム2はスリッパ4の下面に接触する
が、上アーム3はスリッパ4から上に離れて位置し、先
端に設けられた縫針がスリッパ4を貫通して縫製する。
【0012】ホルダー5は、スリッパ4を脱着自在に仮
止めして所定の位置にセットするためのものである。す
なわち、スリッパ4を仮止めしたホルダー5を縫製位置
に搬入し、縫製が完了した後、縫製位置からホルダー5
を排出して縫製したスリッパ4を取り出す。ホルダー5
をミシン6の縫製位置から取り出して、スリッパ4を脱
着するものは、スリッパ4の供給と取り出しを便利にで
きる特長がある。ただ、ホルダー5をミシン6の縫製位
置に配設し、この位置にあるホルダー5に、縫製してな
いスリッパ4を供給し、縫製の完了したスリッパ4を取
り出すことも可能である。
【0013】ホルダー5はスリッパ4を簡単に、しかも
確実に保持することが大切である。スリッパ4を保持す
るために、ホルダー5は、図3に示すように、保持枠5
Aと弾性保持部材7とを備えている。弾性保持部材7
は、図4に示すように保持枠5Aの下方に配設されてい
る。この弾性保持部材7は、保持枠5Aにセットされた
スリッパ4の甲皮1の両側を弾性的に押圧して仮止めす
る。弾性保持部材7は弾性的にスリッパ4の両側を押圧
し、下アーム2が甲皮1を外側に押し出すと外側に移動
する。弾性保持部材7の内側形状は、スリッパ4の甲皮
1に沿う形状としている。
【0014】図5に示す弾性保持部材7は、水平面内で
回動できるように、上端を回転軸で介して保持枠5Aに
連結している。弾性保持部材7の中間には弾性体8であ
る引張バネを連結し、この引張バネでもって、弾性保持
部材7をスリッパ4に押圧している。図5に示す弾性保
持部材7は、2本の引張バネを連結している。この図に
おいて、上の引張バネは、弾性保持部材7がスリッパ4
を押圧する力を調整し、下の引張バネは、図4に示すよ
うに、スリッパ4の甲皮1を下面を保持する。このよう
に、弾性保持部材7に連結した引張バネでスリッパ4の
甲皮1の下面を保持すると、スリッパ4をより確実に保
持して、位置ずれを防止できる特長がある。
【0015】保持枠5Aは、スリッパ4をはめこんで底
の周縁を保持する。したがって、底の周縁に沿う内形と
している。もっとも簡単な保持枠5Aはホルダー本体に
固定されている。ただ、図示しないが、底の周縁を保持
する部分を、弾性保持部材7よりも硬いバネでもって、
多少は移動できるようにホルダー本体に連結することも
可能であるのは言うまでもない。
【0016】保持枠5Aは、図6と図7とに示すよう
に、甲皮を下向きにしたスリッパ4の底を載せる載板5
Bを突出させている。図6はスリッパ4の先端を載せる
部分を示し、図7は後端を載せる状態を示している。こ
れ等の図に示すように、スリッパ4の先端は、中底4A
を載板5Bの下に、接地底4Bを載板5Bの上にセット
し、スリッパの後端は、中底4Aと接地底4Bの両方を
載板5Bの上にセットする。このように、載板5Bを設
けた保持枠5Aは、スリッパをより確実に保持できる特
長がある。
【0017】移動手段は、図示しないが、ミシン6の縫
製位置にあるホルダー5を、水平面内でX軸とY軸方向
とに移動して、ホルダー5にセットされたスリッパ4の
底の周縁を、ミシン6の縫製位置に移動させる。移動手
段は、X軸駆動機構と、Y軸駆動機構と、これらを制御
するマイクロコンピューターを内蔵する制御回路とを有
する。マイクロコンピューターは、スリッパ4の底の外
形を記憶している。制御回路は、記憶データーに従って
ホルダー5を水平面内で移動し、底の周縁をミシン6の
縫製位置に移動させる。
【0018】
【考案の効果】この考案のスリッパの製造装置は、スリ
ッパの底を仮止めするホルダーに、保持枠の下方に位置
して弾性保持部材を設けている。弾性保持部材は、甲皮
の外側を弾性的に押圧する。弾性保持部材で保持された
スリッパは、縫製時における底の位置ずれを防止するこ
とができる。とくに、弾性保持部材は、甲皮の内部に下
アームを挿入して甲皮を外側に押し出すと、外側に押し
出されて位置ずれができるので、下アームで押し出され
る甲皮の外側を保持して、底が位置ずれするのを効果的
に防止できる。したがって、この考案のスリッパの製造
装置は、底の周縁を正確に、しかも、能率よく綺麗に縫
製できる特長が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスリッパの製造装置がスリッパの底を縫
製する状態を示す断面図
【図2】この考案の一実施例にかかるスリッパの製造装
置の一例を示す斜視図
【図3】この考案の製造装置が備えるホルダーの一例を
示す平面図
【図4】ホルダーがスリッパの底を保持する状態を示す
断面図
【図5】図3に示すホルダーの底面図
【図6】保持枠がスリッパの前縁部分を保持する状態を
示す断面図
【図7】保持枠がスリッパの後縁部分を保持する状態を
示す断面図
【符号の説明】
1…甲皮 2…下アーム 3…上アーム 4…スリッパ 4A…中底 4B
…接地底 5…ホルダー 5A…保持枠 5B
…載板 6…ミシン 7…弾性保持部材 8…弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の全ての構成を有するスリッパの製
    造装置。 (a) スリッパの製造装置は、スリッパ(4)を仮り止
    するホルダー(5)と、ホルダー(5)に保持されたスリッパ
    (4)の底の周縁を縫製するミシン(6)と、ホルダー(5)に
    保持されたスリッパ(4)をミシン(6)の縫い位置に移動さ
    せる移動手段とを備えている。 (b) ミシン(6)は、上下反転して保持されるスリッ
    パ(4)の下面に配設され下アーム(2)と、下アーム(2)の
    上方に配設されて、上下する縫針を有する上アーム(3)
    とを備える。 (c) ホルダー(5)は、スリッパ(4)の周縁を保持する
    保持枠(5A)の下方に位置して、弾性保持部材(7)を備え
    る。 (d) 弾性保持部材(7)は、スリッパ(4)の甲皮縫着部
    分の両側に配設されている。 (e) 弾性保持部材(7)には、弾性体(8)が連結されて
    いる。 (f) 弾性体(8)は、弾性保持部材(7)をスリッパ(4)
    の側縁に弾性的に押圧している。
JP3668292U 1992-05-02 1992-05-02 スリッパの製造装置 Expired - Lifetime JPH0729843Y2 (ja)

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JP3668292U JPH0729843Y2 (ja) 1992-05-02 1992-05-02 スリッパの製造装置

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JPH0675209U JPH0675209U (ja) 1994-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020014098A (ko) * 2000-08-16 2002-02-25 박종섭 포토레지스트의 하드 베이크 장치

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