JPH07298770A - 脱穀機の揺動選別装置 - Google Patents
脱穀機の揺動選別装置Info
- Publication number
- JPH07298770A JPH07298770A JP9096195A JP9096195A JPH07298770A JP H07298770 A JPH07298770 A JP H07298770A JP 9096195 A JP9096195 A JP 9096195A JP 9096195 A JP9096195 A JP 9096195A JP H07298770 A JPH07298770 A JP H07298770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leakage
- leaked
- amount
- glen
- sorting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受網を通過した漏下物を揺動送りして選別す
る一番物漏下用グレンシーブを、グレンパンの後方に位
置させた状態でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱
穀機の揺動選別装置において、扱室からの漏下処理物量
の多少、即ち高流量時から低流量時にわたって、一番物
回収部への切れワラの混入を少なくし、高い選別精度を
維持しながら高能率で選別を行えるようにする。 【構成】 受網5を通過した扱室1からの漏下物を揺動
送りして選別する一番物漏下用グレンシーブ6を、グレ
ンパン13の後方に位置させた状態でグレンパン13と
共に揺動枠8に取り付けた脱穀機の揺動選別装置におい
て、前記グレンシーブ6の漏下用面積を変更可能に構成
するとともに、前記グレンパン13上に載荷される漏下
物の量を検知する手段を設け、この漏下物量検知手段の
検出結果に基づいて前記グレンシーブ6の漏下用面積を
変更する制御手段を備える。
る一番物漏下用グレンシーブを、グレンパンの後方に位
置させた状態でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱
穀機の揺動選別装置において、扱室からの漏下処理物量
の多少、即ち高流量時から低流量時にわたって、一番物
回収部への切れワラの混入を少なくし、高い選別精度を
維持しながら高能率で選別を行えるようにする。 【構成】 受網5を通過した扱室1からの漏下物を揺動
送りして選別する一番物漏下用グレンシーブ6を、グレ
ンパン13の後方に位置させた状態でグレンパン13と
共に揺動枠8に取り付けた脱穀機の揺動選別装置におい
て、前記グレンシーブ6の漏下用面積を変更可能に構成
するとともに、前記グレンパン13上に載荷される漏下
物の量を検知する手段を設け、この漏下物量検知手段の
検出結果に基づいて前記グレンシーブ6の漏下用面積を
変更する制御手段を備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受網を通過した扱室か
らの漏下処理物物を揺動送りして選別する一番物漏下用
グレンシーブを、グレンパンの後方に位置させた状態で
このグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動
選別装置に関する。 【0002】 【従来の技術】上記脱穀機の揺動選別装置としては、例
えば、 (1) 図6に示すように、受網を通過した漏下処理物をグ
レンシーブ上に直接落下させるようにグレンシーブを配
置するとともに、そのグレンシーブ全体を揺動枠に対し
て揺動送り方向に位置変更することにより、グレンシー
ブによる一番物漏下用面積を変更できるように構成した
もの。 (2) 受網からの漏下処理物を、グレンパンの上方に設け
たチャフシーブで一旦受け止め、そのチャフシーブの選
別面上で揺すらせながらグレンパン上に落下させるよう
に構成したもの(例えば実開昭50‐71452号公報
参照)。 上記[1] 及び[2] に記載のものが従来より知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者(1) の従来技術
は、グレンシーブで一番物漏下用面積を変更することに
より扱室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応
して選別精度を確保するものであるが、選別面に漏下用
小孔を設けたものであるため、能率面で難がある。前記
グレンシーブの一番物漏下用面積の調節範囲を大きくし
て高能率化と精度の維持をはかることは、装置の大型化
を招くといった問題があって自ずと限界があり、大きく
は設定し難いものであった。また、後者(2) の従来技術
は、チャフシーブで板状のスラット間の隙間を調節する
ことにより扱室からの漏下処理物の高流量時と低流量時
に対応して選別精度を確保するものであるが、選別面に
長孔を形成するスラットを垂直姿勢と傾斜姿勢に変更す
るものであるため能率向上には良い特性を有するも反面
精度確保には難がある。そして、前工程の調節に対応し
て漏下する処理物にグレンシーブでどのように応じるか
については開示されていないものであった。 【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑み、扱室か
らの漏下処理物量の多少、即ち高流量時から低流量時に
わたって、一番物回収部への切れワラの混入を少なくし
精度の向上維持と高能率の揺動選別装置を、装置の大型
化を抑制して提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明による脱穀機の揺
動選別装置の特徴構成は、受網を通過した扱室からの漏
下処理物を選別面に受け止めて揺動送りしながら、その
選別面に形成された多数の漏下用小孔を通して一番物を
漏下させることにより、前記処理物中から一番物を選別
するように構成された一番物漏下用グレンシーブを備
え、このグレンシーブを前記グレンパンの後方に位置さ
せた状態でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機
の揺動選別装置において、前記グレンシーブの一番物漏
下用面積を、前記グレンパン側から前記グレンシーブに
沿わせて遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能
に構成するとともに、前記受け網と前記グレンシーブの
間でこのグレンシーブの前工程に所定間隔置きで多数の
板状のスラットを並設して、隣合うスラットの間に漏下
処理物の通過間隙を形成することにより選別面を構成し
たチャフシーブを設け、このチャフシーブにおける選別
面の平面視での開口率を、前記スラットの傾斜角度変更
に伴って漏下処理物の通過間隙を広狭変化させて変更し
得るように構成し、さらに、前記チャフシーブの開口率
変更機構と前記グレンシーブの一番物漏下用面積の変更
機構とを、前記グレンシーブの一番物漏下用面積を大に
設定したときに前記チャフシーブの開口率が大となり、
前記グレンシーブの一番物漏下用面積の一番物漏下用面
積を小に設定したときに前記チャフシーブの開口率が小
となるように連動させてあることにある。 【0006】 【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。受け網からの漏下処理物量(ワラ、ワラ屑、
籾)が多量即ち高流量時は層厚が高く前工程のチャフシ
ーブ上で揺動送りしながら比重差により上層にはワラ、
ワラ屑、下層には大量の籾と上下層別し、スラットを立
ち姿勢にしてスラット間の隙間を大きくして下層の大量
の籾を漏下し、ワラ屑類は上層を移行し機外へ、漏下し
た大量の籾は遮蔽板をグレンパン側に後退せしめて開口
面積を大にしたグレンシーブ上で一番樋側の開口部から
優先的に一番樋内へ回収する。したがってチャフシーブ
から大量の籾を漏下しても2番樋側のグレンシーブ端を
越えて2番樋内に大量の籾が落下して再処理しなくても
よい籾を再処理部へ還元しないので、選別効率を高め精
度もよいものとなる。低流量時は層厚が低く前工程のチ
ャフシーブ上で揺動送りしながら比重差により上層には
ワラ、ワラ層、下層には籾と上下に区別するも籾層が低
いこと或は層別が明確にならずワラ、ワラ層が籾と混在
した状態になっていることから、スラットを傾斜姿勢に
してスラト間の隙間を小さくして、漏下量を絞って籾の
みを漏下せしめんとするものであるが、高流量時に比べ
てワラ屑類の混入が多くなることは避けられず、後工程
のグレンシーブ上で精選することになる。この場合、グ
レンパン側から遮蔽板を進出せしめて開口面積を小さく
して、遮蔽板で漏下を防いで小さくした開口面上で堆積
させて層厚を高くして下層に籾を上層にはワラ、ワラ屑
を位置させるように層別せしめると、下層の籾を落下さ
せることができるので、一番樋内へワラ屑類が混入する
ことを少なくすることができる。 【0007】 【発明の効果】チャフシーブで粗選、グレンシーブで精
選するものとしてチャフシーブを前工程に、グレンシー
ブを後工程となし、チャフシーブのスラットの傾斜角の
調節とグレンシーブの遮蔽板の進退とを連動せしめて高
流量から低流量にわたって両者を対応調節せしめるの
で、装置の大型化を抑制して ?容積効率を高め? 夫
々の場面に応じてより的確な選別をすることができ、選
別性能、作業能率の優れた脱穀機を提供できるようにな
った。 【0008】 【実施例】以下に、図面にもとづいて、本発明の実施例
を説明する。図1は脱穀機の概略構成を示している。脱
穀機は扱室1とこの扱室1の下方の選別室2とを備えて
いる。扱室1内に、フィードチェーン3により供給され
る穀稈に対して脱穀作用する回転扱胴4を設けるととも
に、この扱胴4の下側外周部に沿って、処理物漏下用の
受網5を張設してある。また、選別室2内に、この受網
5からの漏下物を揺動送りして選別するグレンシーブ
6、及び、受網5を漏下せず扱室終端まで移送された後
に開口1aから落下する処理物を揺動送りして選別する
2段のストローラック7,7を左右一対の揺動枠8,8
間に架設固定した揺動選別装置Aを設けてある。そし
て、選別室2の底部に、グレンシーブ6からの漏下一番
物を回収して搬出する一番物回収部9、及び、グレンシ
ーブ6の終端部6aを越えて落下する処理物とストロー
ラック7からの落下物とを回収して扱室1内に還元する
二番物回収部10を前後に配設してある。さらに、グレ
ンシーブ6及びストローラック7と両回収部9,10と
の間の選別室2内に、選別風を吹き込む唐箕11、浮遊
ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン12等を設けてあ
る。 【0009】グレンシーブ6は、図1に示すように両端
を左右の揺動枠に固定したグレンパン13の揺動送り終
端側に取り付けられており、このグレンシーブ6の下方
に、一番物の漏下経路に出退動自在な遮蔽板14が設け
られている。この遮蔽板14をラックとピニオンの組合
わせからなる伝達機構16及びリンク機構17を介し
て、モータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動
で遮蔽板14ガイドレール18に沿って図中左右に移動
させことによって、グレンシーブ6による一番物漏下用
面積を変更できるように構成されている。 【0010】また、グレンシーブ6の前工程に、開口率
変更可能なチャフシーブ19を設けてある。このチャフ
シーブ19は、図3ないし図5に示すように左右の揺動
枠8,8に亘る二枚のスラット20a,20bからなる
スラット対20を、揺動送り方向に複数対並設したもの
である。各スラット対20において、一方のスラット2
0aを傾斜状態で揺動枠8に固定してあり、この固定ス
ラット20aの上端Pを支点として、他方のスラット2
0bを前後揺動自在に取り付けてある。そして、揺動ス
ラット20bの揺動部分の両端から延設したピン21
を、揺動枠8に形成した長孔8aを通して揺動枠8外の
一対のロッド22に枢着し、さらにこの両ロッド22
を、図1に示すように、リンク機構23を介して前述し
たモータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動で
揺動スラット20bを前後に揺動させることによって、
両スラット20a,20bの下端部分どうしの間隔Lを
変更してチャフシーブ19の開口率を変更できるように
構成されている。一方、グレンパン13の一部を他の部
分と分離し、支持枠24に取り付けたスプリング25に
よって上方に付勢してあり、グレンパン13上に載荷さ
れる受網5からの漏下物の重量に応じて、この部分が上
下動するようになっている。そして、この部分の上下動
量を検出するポテンショメータ26を支持枠24に取り
付け、このポテンショメータ26による検出信号を、モ
ータ15の制御装置27に入力するように構成してあ
る。 【0011】そして、グレンパン13の揺動する部分の
揺動量が大きいとき、即ち、受網5からの漏下物の量が
多くてその層が厚くなる場合には、遮蔽板14を漏下物
経路から引退する方向に移動させ、グレンシーブ6によ
る一番物漏下用面積が大きくなるように、かつ、チャフ
シーブ19の開口率が大きくなるようにモータ15を駆
動するようにしてある。従って、受網5からの漏下物
は、グレンパン13の揺動始端側に多く落下することと
なって、グレンパン13上を長い間揺動送りされること
によりその層厚が平均化され、しかも、グレンシーブ6
上での揺動送り動作で漏下物層の下方に集まる穀粒が、
グレンシーブ6の終端部6aを乗り越えて二番物回収部
10に落下することなく、グレンシーブ6の広い開口を
介して一番物回収部9に充分漏下するのである。また、
グレンパン13の揺動する部分の揺動量が小さいとき、
即ち、受網5からの漏下物の量が少なくてその層が薄く
なる場合には、遮蔽板14を漏下物経路に突出する方向
に移動させ、グレンシーブ6による一番物漏下用面積が
小さくなるように、かつ、チャフシーブ19の開口率が
小さくなるようにモータ15を駆動するようにしてあ
る。従って、受網5からの漏下物は、グレンパン13の
揺動終端側に多く落下することとなって、グレンパン1
3上での揺動送りによる拡散でその層が極端に薄くなる
ことが防止され、しかも、切れワラ等が揺動送り動作に
よる跳躍で立姿勢になってグレンシーブ6を通過するこ
とに起因した、一番物回収部9への切れワラの混入を少
なくすることができるのである。 【0012】〔別実施例〕チャフシーブ19の開口率を
変更するための構成も適宜変更可能である。先の実施例
では、グレンシーブ6の漏下面積とチャフシーブ19の
開口率とを、検出した漏下量に応じて連動させて変更す
る形式のものについて説明したが、それらを各別のモー
タによって駆動するようにしてもよい。 【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
らの漏下処理物物を揺動送りして選別する一番物漏下用
グレンシーブを、グレンパンの後方に位置させた状態で
このグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動
選別装置に関する。 【0002】 【従来の技術】上記脱穀機の揺動選別装置としては、例
えば、 (1) 図6に示すように、受網を通過した漏下処理物をグ
レンシーブ上に直接落下させるようにグレンシーブを配
置するとともに、そのグレンシーブ全体を揺動枠に対し
て揺動送り方向に位置変更することにより、グレンシー
ブによる一番物漏下用面積を変更できるように構成した
もの。 (2) 受網からの漏下処理物を、グレンパンの上方に設け
たチャフシーブで一旦受け止め、そのチャフシーブの選
別面上で揺すらせながらグレンパン上に落下させるよう
に構成したもの(例えば実開昭50‐71452号公報
参照)。 上記[1] 及び[2] に記載のものが従来より知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者(1) の従来技術
は、グレンシーブで一番物漏下用面積を変更することに
より扱室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応
して選別精度を確保するものであるが、選別面に漏下用
小孔を設けたものであるため、能率面で難がある。前記
グレンシーブの一番物漏下用面積の調節範囲を大きくし
て高能率化と精度の維持をはかることは、装置の大型化
を招くといった問題があって自ずと限界があり、大きく
は設定し難いものであった。また、後者(2) の従来技術
は、チャフシーブで板状のスラット間の隙間を調節する
ことにより扱室からの漏下処理物の高流量時と低流量時
に対応して選別精度を確保するものであるが、選別面に
長孔を形成するスラットを垂直姿勢と傾斜姿勢に変更す
るものであるため能率向上には良い特性を有するも反面
精度確保には難がある。そして、前工程の調節に対応し
て漏下する処理物にグレンシーブでどのように応じるか
については開示されていないものであった。 【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑み、扱室か
らの漏下処理物量の多少、即ち高流量時から低流量時に
わたって、一番物回収部への切れワラの混入を少なくし
精度の向上維持と高能率の揺動選別装置を、装置の大型
化を抑制して提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明による脱穀機の揺
動選別装置の特徴構成は、受網を通過した扱室からの漏
下処理物を選別面に受け止めて揺動送りしながら、その
選別面に形成された多数の漏下用小孔を通して一番物を
漏下させることにより、前記処理物中から一番物を選別
するように構成された一番物漏下用グレンシーブを備
え、このグレンシーブを前記グレンパンの後方に位置さ
せた状態でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機
の揺動選別装置において、前記グレンシーブの一番物漏
下用面積を、前記グレンパン側から前記グレンシーブに
沿わせて遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能
に構成するとともに、前記受け網と前記グレンシーブの
間でこのグレンシーブの前工程に所定間隔置きで多数の
板状のスラットを並設して、隣合うスラットの間に漏下
処理物の通過間隙を形成することにより選別面を構成し
たチャフシーブを設け、このチャフシーブにおける選別
面の平面視での開口率を、前記スラットの傾斜角度変更
に伴って漏下処理物の通過間隙を広狭変化させて変更し
得るように構成し、さらに、前記チャフシーブの開口率
変更機構と前記グレンシーブの一番物漏下用面積の変更
機構とを、前記グレンシーブの一番物漏下用面積を大に
設定したときに前記チャフシーブの開口率が大となり、
前記グレンシーブの一番物漏下用面積の一番物漏下用面
積を小に設定したときに前記チャフシーブの開口率が小
となるように連動させてあることにある。 【0006】 【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。受け網からの漏下処理物量(ワラ、ワラ屑、
籾)が多量即ち高流量時は層厚が高く前工程のチャフシ
ーブ上で揺動送りしながら比重差により上層にはワラ、
ワラ屑、下層には大量の籾と上下層別し、スラットを立
ち姿勢にしてスラット間の隙間を大きくして下層の大量
の籾を漏下し、ワラ屑類は上層を移行し機外へ、漏下し
た大量の籾は遮蔽板をグレンパン側に後退せしめて開口
面積を大にしたグレンシーブ上で一番樋側の開口部から
優先的に一番樋内へ回収する。したがってチャフシーブ
から大量の籾を漏下しても2番樋側のグレンシーブ端を
越えて2番樋内に大量の籾が落下して再処理しなくても
よい籾を再処理部へ還元しないので、選別効率を高め精
度もよいものとなる。低流量時は層厚が低く前工程のチ
ャフシーブ上で揺動送りしながら比重差により上層には
ワラ、ワラ層、下層には籾と上下に区別するも籾層が低
いこと或は層別が明確にならずワラ、ワラ層が籾と混在
した状態になっていることから、スラットを傾斜姿勢に
してスラト間の隙間を小さくして、漏下量を絞って籾の
みを漏下せしめんとするものであるが、高流量時に比べ
てワラ屑類の混入が多くなることは避けられず、後工程
のグレンシーブ上で精選することになる。この場合、グ
レンパン側から遮蔽板を進出せしめて開口面積を小さく
して、遮蔽板で漏下を防いで小さくした開口面上で堆積
させて層厚を高くして下層に籾を上層にはワラ、ワラ屑
を位置させるように層別せしめると、下層の籾を落下さ
せることができるので、一番樋内へワラ屑類が混入する
ことを少なくすることができる。 【0007】 【発明の効果】チャフシーブで粗選、グレンシーブで精
選するものとしてチャフシーブを前工程に、グレンシー
ブを後工程となし、チャフシーブのスラットの傾斜角の
調節とグレンシーブの遮蔽板の進退とを連動せしめて高
流量から低流量にわたって両者を対応調節せしめるの
で、装置の大型化を抑制して ?容積効率を高め? 夫
々の場面に応じてより的確な選別をすることができ、選
別性能、作業能率の優れた脱穀機を提供できるようにな
った。 【0008】 【実施例】以下に、図面にもとづいて、本発明の実施例
を説明する。図1は脱穀機の概略構成を示している。脱
穀機は扱室1とこの扱室1の下方の選別室2とを備えて
いる。扱室1内に、フィードチェーン3により供給され
る穀稈に対して脱穀作用する回転扱胴4を設けるととも
に、この扱胴4の下側外周部に沿って、処理物漏下用の
受網5を張設してある。また、選別室2内に、この受網
5からの漏下物を揺動送りして選別するグレンシーブ
6、及び、受網5を漏下せず扱室終端まで移送された後
に開口1aから落下する処理物を揺動送りして選別する
2段のストローラック7,7を左右一対の揺動枠8,8
間に架設固定した揺動選別装置Aを設けてある。そし
て、選別室2の底部に、グレンシーブ6からの漏下一番
物を回収して搬出する一番物回収部9、及び、グレンシ
ーブ6の終端部6aを越えて落下する処理物とストロー
ラック7からの落下物とを回収して扱室1内に還元する
二番物回収部10を前後に配設してある。さらに、グレ
ンシーブ6及びストローラック7と両回収部9,10と
の間の選別室2内に、選別風を吹き込む唐箕11、浮遊
ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン12等を設けてあ
る。 【0009】グレンシーブ6は、図1に示すように両端
を左右の揺動枠に固定したグレンパン13の揺動送り終
端側に取り付けられており、このグレンシーブ6の下方
に、一番物の漏下経路に出退動自在な遮蔽板14が設け
られている。この遮蔽板14をラックとピニオンの組合
わせからなる伝達機構16及びリンク機構17を介し
て、モータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動
で遮蔽板14ガイドレール18に沿って図中左右に移動
させことによって、グレンシーブ6による一番物漏下用
面積を変更できるように構成されている。 【0010】また、グレンシーブ6の前工程に、開口率
変更可能なチャフシーブ19を設けてある。このチャフ
シーブ19は、図3ないし図5に示すように左右の揺動
枠8,8に亘る二枚のスラット20a,20bからなる
スラット対20を、揺動送り方向に複数対並設したもの
である。各スラット対20において、一方のスラット2
0aを傾斜状態で揺動枠8に固定してあり、この固定ス
ラット20aの上端Pを支点として、他方のスラット2
0bを前後揺動自在に取り付けてある。そして、揺動ス
ラット20bの揺動部分の両端から延設したピン21
を、揺動枠8に形成した長孔8aを通して揺動枠8外の
一対のロッド22に枢着し、さらにこの両ロッド22
を、図1に示すように、リンク機構23を介して前述し
たモータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動で
揺動スラット20bを前後に揺動させることによって、
両スラット20a,20bの下端部分どうしの間隔Lを
変更してチャフシーブ19の開口率を変更できるように
構成されている。一方、グレンパン13の一部を他の部
分と分離し、支持枠24に取り付けたスプリング25に
よって上方に付勢してあり、グレンパン13上に載荷さ
れる受網5からの漏下物の重量に応じて、この部分が上
下動するようになっている。そして、この部分の上下動
量を検出するポテンショメータ26を支持枠24に取り
付け、このポテンショメータ26による検出信号を、モ
ータ15の制御装置27に入力するように構成してあ
る。 【0011】そして、グレンパン13の揺動する部分の
揺動量が大きいとき、即ち、受網5からの漏下物の量が
多くてその層が厚くなる場合には、遮蔽板14を漏下物
経路から引退する方向に移動させ、グレンシーブ6によ
る一番物漏下用面積が大きくなるように、かつ、チャフ
シーブ19の開口率が大きくなるようにモータ15を駆
動するようにしてある。従って、受網5からの漏下物
は、グレンパン13の揺動始端側に多く落下することと
なって、グレンパン13上を長い間揺動送りされること
によりその層厚が平均化され、しかも、グレンシーブ6
上での揺動送り動作で漏下物層の下方に集まる穀粒が、
グレンシーブ6の終端部6aを乗り越えて二番物回収部
10に落下することなく、グレンシーブ6の広い開口を
介して一番物回収部9に充分漏下するのである。また、
グレンパン13の揺動する部分の揺動量が小さいとき、
即ち、受網5からの漏下物の量が少なくてその層が薄く
なる場合には、遮蔽板14を漏下物経路に突出する方向
に移動させ、グレンシーブ6による一番物漏下用面積が
小さくなるように、かつ、チャフシーブ19の開口率が
小さくなるようにモータ15を駆動するようにしてあ
る。従って、受網5からの漏下物は、グレンパン13の
揺動終端側に多く落下することとなって、グレンパン1
3上での揺動送りによる拡散でその層が極端に薄くなる
ことが防止され、しかも、切れワラ等が揺動送り動作に
よる跳躍で立姿勢になってグレンシーブ6を通過するこ
とに起因した、一番物回収部9への切れワラの混入を少
なくすることができるのである。 【0012】〔別実施例〕チャフシーブ19の開口率を
変更するための構成も適宜変更可能である。先の実施例
では、グレンシーブ6の漏下面積とチャフシーブ19の
開口率とを、検出した漏下量に応じて連動させて変更す
る形式のものについて説明したが、それらを各別のモー
タによって駆動するようにしてもよい。 【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動選別装置の拡大断面図
【図2】脱穀機の断面図
【図3】チャフシーブ部分の拡大断面図
【図4】図3のIV−IV線断面図
【図5】図3の一部切欠V−V線矢視図
【図6】従来例を示す図1に相当する断面図
【符号の説明】
1 扱室
5 受網
6 グレンシーブ
8 揺動枠
13 グレンパン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成7年5月15日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 脱穀機の揺動選別装置 【特許請求の範囲】受網(5)を通過した扱室(1)からの漏下処理物を選
別面に受け止めて揺動送りしながら、その選別面に形成
された多数の漏下用小孔を通して一番物を漏下させるこ
とにより、前記処理物中から一番物を選別するように構
成された漏下用グレンシーブ(6)を備え、このグレン
シーブ(6)を グレンパン(13)の後方に位置させた
状態でグレンパン(13)と共に揺動枠(8)に取り付
けた脱穀機の揺動選別装置において、前記受網(5)と
前記グレンシーブ(6)との間でこのグレンシーブ
(6)の前工程位置に、多数の板状のスラット(20
a),(20b)を所定間隔置きで並設して、隣合うス
ラット(20a),(20b)の間に漏下処理物の通過
用長孔間隙を形成することにより選別面を構成したチャ
フシーブ(19)を設け、このチャフシーブ(19)に
おける漏下用開口率を、前記スラット(20a),(2
0b)の傾斜角度変更に伴って漏下処理物の通過用長孔
間隙を広狭変化させて変更し得る漏下用開口率変更機構
と、前記グレンシーブ(6)の漏下用面積を、前記グレ
ンパン(13)側から前記グレンシーブ(6)に沿わせ
て遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能な漏下
用面積変更機構とを備え、さらに、前記グレンパン(1
3)上に載荷される漏下物の量を検出する漏下物量検知
手段(26)と、この漏下物量検知手段(26)による
漏下処理物量の検出結果に基づく制御指令を、前記グレ
ンシーブ(6)の漏下用面積変更機構、及び、チャフシ
ーブ(19)の漏下用開口率変更機構に対して出力する
制御手段(27)とを備え、かつ、この制御手段(2
7)と、前記グレンシーブ(6)の漏下用面積の変更機
構と、前記チャフシーブ(19)の漏下用開口率変更機
構とは、前記制御手段(27)が漏下用面積変更機構に
対してグレンシーブ(6)の漏下用面積を大にする側に
操作する指令を出力するに伴って、前記チャフシーブ
(19)の漏下用開口率変更機構がチャフシーブ(1
9)の漏下用開口率を大に変更し、グレンシーブ(6)
の漏下用面積を小にする側に操作する指令を出力するに
伴って、前記チャフシーブ(19)の漏下用開口率を小
に変更するように、夫々の作動が関連付けられて構成さ
れている脱穀機の揺動選別装置。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、受網を通過した扱室か
らの漏下処理物物を揺動送りして選別するグレンシーブ
を、グレンパンの後方に位置させた状態でこのグレンパ
ンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動選別装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】上記脱穀機の揺動選別装置としては、例
えば、 [1] 図6に示すように、受網を通過した漏下処理物をグ
レンシーブ上に直接落下させるようにグレンシーブを配
置するとともに、そのグレンシーブ全体を揺動枠に対し
て揺動送り方向に位置変更することにより、グレンシー
ブによる漏下用面積を変更できるように構成したもの。 [2] 受網からの漏下処理物を、グレンパンの上方に設け
たチャフシーブで一旦受け止め、そのチャフシーブの選
別面上で揺すらせながらグレンパン上に落下させるよう
に構成したもの(例えば実開昭50ー71452号公報
参照)。 上記[1] 及び[2] に記載のものが従来より知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者[1] の従来技術
は、グレンシーブで漏下用面積を変更することにより扱
室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応して選
別精度を確保するものであるが、選別面に漏下用小孔を
設けたものであるため、能率面で難がある。前記グレン
シーブの漏下用面積の調節範囲を大きくして高能率化と
精度の維持をはかることは、装置の大型化を招くといっ
た問題があって自ずと限界があり、大きくは設定し難い
ものであった。また、後者[2] の従来技術は、チャフシ
ーブで板状のスラット間の隙間を調節することにより扱
室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応して選
別精度を確保するものであるが、選別面に長孔を形成す
るスラットを垂直姿勢と傾斜姿勢に変更するものである
ため能率向上には良い特性を有するも反面精度確保には
難がある。そして、前工程の調節に対応して漏下する処
理物にグレンシーブでどのように応じるかについては開
示されていないものであった。 【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑み、扱室か
らの漏下処理物量の多少、即ち高流量時から低流量時に
わたって、一番物回収部への切れワラ等の混入を少なく
し、選別精度の維持向上と選別処理の高能率化とを自動
的に図ることのできる揺動選別装置を、装置の大型化を
抑制して提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明による脱穀機の揺
動選別装置の特徴構成は、受網を通過した扱室からの漏
下処理物を選別面に受け止めて揺動送りしながら、その
選別面に形成された多数の漏下用小孔を通して一番物を
漏下させることにより、前記処理物中から一番物を選別
するように構成された漏下用グレンシーブを備え、この
グレンシーブを前記グレンパンの後方に位置させた状態
でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動選
別装置において、前記受網と前記グレンシーブとの間で
このグレンシーブの前工程位置に、多数の板状のスラッ
トを所定間隔置きで並設して、隣合うスラットの間に漏
下処理物の通過用長孔間隙を形成することにより選別面
を構成したチャフシーブを設け、このチャフシーブにお
ける漏下用開口率を、前記スラットの傾斜角度変更に伴
って漏下処理物の通過用長孔間隙を広狭変化させて変更
し得る漏下用開口率変更機構と、前記グレンシーブの漏
下用面積を、前記グレンパン側から前記グレンシーブに
沿わせて遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能
な漏下用面積変更機構とを備え、さらに、前記グレンパ
ン上に載荷される漏下物の量を検出する漏下物量検知手
段と、この漏下物量検知手段による漏下処理物量の検出
結果に基づく制御指令を、前記グレンシーブの漏下用面
積変更機構、及び、チャフシーブの漏下用開口率変更機
構に対して出力する制御手段とを備え、かつ、この制御
手段と、前記グレンシーブの漏下用面積の変更機構と、
前記チャフシーブの漏下用開口率変更機構とは、前記制
御手段が漏下用面積変更機構に対してグレンシーブの漏
下用面積を大にする側に操作する指令を出力するに伴っ
て、前記チャフシーブの漏下用開口率変更機構がチャフ
シーブの漏下用開口率を大に変更し、グレンシーブの漏
下用面積を小にする側に操作する指令を出力するに伴っ
て、前記チャフシーブの漏下用開口率を小に変更するよ
うに、夫々の作動が関連付けられて構成されていること
である。 【0006】 【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。受網からの漏下処理物量(ワラ、ワラ屑、籾
等)が多量即ち高流量時は層厚が高く前工程のチャフシ
ーブ上で揺動送りしながら比重差により上層にはワラ、
ワラ屑、下層には大量の籾と上下に層別し、スラットを
立ち姿勢にしてスラット間の隙間を大きくして下層の大
量の籾を漏下し、ワラ屑類は上層を移行し機外へ、漏下
した大量の籾は遮蔽板をグレンパン側に後退せしめて開
口面積を大にしたグレンシーブ上で一番物回収部側の開
口部から優先的に一番物回収部内へ回収する。したがっ
てチャフシーブから大量の籾を漏下しても2番物回収部
側のグレンシーブ端を越えて2番物回収部内に大量の籾
が落下して再処理しなくてもよい籾を再処理部へ還元し
ないので、選別効率を高め精度もよいものとなる。低流
量時は層厚が低く前工程のチャフシーブ上で揺動送りし
ながら比重差により上層にはワラ、ワラ層、下層には籾
と上下に区別するも籾層が低いこと或は層別が明確にな
らずワラ、ワラ層が籾と混在した状態になっていること
から、スラットを傾斜姿勢にしてスラット間の隙間を小
さくして、漏下量を絞って籾のみを漏下せしめんとする
ものであるが、高流量時に比べてワラ屑類の混入が多く
なることは避けられず、後工程のグレンシーブ上で精選
することになる。この場合、グレンパン側から遮蔽板を
進出せしめて開口面積を小さくして、遮蔽板で漏下を防
いで小さくした開口面上で堆積させて層厚を高くして下
層に籾を上層にはワラ、ワラ屑を位置させるように層別
せしめて、下層の籾を落下させることができるので、一
番物回収部内へワラ屑類が混入することを少なくするこ
とができる。しかも、これらのグレンシーブの漏下用面
積の調節とチャフシーブの漏下用開口率の調節とが、グ
レンパン上の漏下処理物量の検出結果に基づいて自動的
に行われるので、漏下処理物量の変化によく対応した適
切な調節となり易い。 【0007】 【発明の効果】チャフシーブで粗選、グレンシーブで精
選するものとしてチャフシーブを前工程に、グレンシー
ブを後工程となし、チャフシーブのスラットの傾斜角の
調節とグレンシーブの遮蔽板の進退とを連動せしめて高
流量から低流量にわたって両者を対応調節せしめるの
で、容積効率を高めて装置の大型化を抑制し、しかも、
夫々の場面に自動的に対応させてより的確な選別を行う
ことができ、選別性能、作業能率の優れた脱穀機を提供
できるようになった。 【0008】 【実施例】以下に、図面にもとづいて、本発明の実施例
を説明する。図1は脱穀機の概略構成を示している。脱
穀機は扱室1とこの扱室1の下方の選別室2とを備えて
いる。扱室1内に、フィードチェーン3により供給され
る穀稈に対して脱穀作用する回転扱胴4を設けるととも
に、この扱胴4の下側外周部に沿って、処理物漏下用の
受網5を張設してある。また、選別室2内に、この受網
5からの漏下物を揺動送りして選別するグレンシーブ
6、及び、受網5を漏下せず扱室終端まで移送された後
に開口1aから落下する処理物を揺動送りして選別する
2段のストローラック7,7を左右一対の揺動枠8,8
間に架設固定した揺動選別装置Aを設けてある。そし
て、選別室2の底部に、グレンシーブ6からの漏下一番
物を回収して搬出する一番物回収部9、及び、グレンシ
ーブ6の終端部6aを越えて落下する処理物とストロー
ラック7からの落下物とを回収して扱室1内に還元する
二番物回収部10を前後に配設してある。さらに、グレ
ンシーブ6及びストローラック7と両回収部9,10と
の間の選別室2内に、選別風を吹き込む唐箕11、浮遊
ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン12等を設けてあ
る。 【0009】グレンシーブ6は、図1に示すように両端
を左右の揺動枠に固定したグレンパン13の揺動送り終
端側に取り付けられており、このグレンシーブ6の下方
に、一番物の漏下経路に出退動自在な遮蔽板14が設け
られている。この遮蔽板14をラックとピニオンの組合
わせからなる伝達機構16及びリンク機構17を介し
て、モータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動
で遮蔽板14ガイドレール18に沿って図中左右に移動
させことによって、グレンシーブ6による漏下用面積を
変更できるように構成されている。つまり、前記モータ
15、伝達機構16、及びリンク機構17により、グレ
ンシーブ6の漏下用面積変更機構を構成している。 【0010】また、グレンシーブ6の前工程に、開口率
変更可能なチャフシーブ19を設けてある。このチャフ
シーブ19は、図3ないし図5に示すように左右の揺動
枠8,8に亘る二枚のスラット20a,20bからなる
スラット対20を、揺動送り方向に複数対並設したもの
である。各スラット対20において、一方のスラット2
0aを傾斜状態で揺動枠8に固定してあり、この固定ス
ラット20aの上端Pを支点として、他方のスラット2
0bを前後揺動自在に取り付けてある。そして、揺動ス
ラット20bの揺動部分の両端から延設したピン21
を、揺動枠8に形成した長孔8aを通して揺動枠8外の
一対のロッド22に枢着し、さらにこの両ロッド22
を、図1に示すように、リンク機構23を介して前述し
たモータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動で
揺動スラット20bを前後に揺動させることによって、
両スラット20a,20bの下端部分どうしの間隔Lを
変更してチャフシーブ19の漏下用開口率を変更できる
ように構成されている。つまり、前記モータ15、伝達
機構16、及び前記リンク機構23によって漏下用開口
率変更機構を構成している。 【0011】一方、グレンパン13の一部を他の部分と
分離し、支持枠24に取り付けたスプリング25によっ
て上方に付勢してあり、グレンパン13上に載荷される
受網5からの漏下物の重量に応じて、この部分が上下動
するようになっている。そして、この部分の上下動量を
検出するポテンショメータ26を支持枠24に取り付
け、このポテンショメータ26による検出信号を、モー
タ15の制御装置27に入力するように構成してある。
つまり、前記ポテンショメータ26がグレンパン13上
の漏下処理物量を検出する漏下物量検知手段を構成し、
前記制御装置27が、前記ポテンショメータ26の検出
結果に基づいて漏下用面積変更機構、及び漏下用開口率
変更機構の駆動手段として用いられているモータ15に
制御指令を出力する制御手段を構成している。 【0012】そして、グレンパン13の上下動する部分
の上下移動量が大きいとき、即ち、受網5からの漏下物
の量が多くてその層が厚くなる場合には、遮蔽板14を
漏下物経路から引退する方向に移動させ、グレンシーブ
6による漏下用面積が大きくなるように、かつ、チャフ
シーブ19の漏下用開口率が大きくなるようにモータ1
5を駆動するようにしてある。 また、グレンパン13
の上下動する部分の上下移動量が小さいとき、即ち、受
網5からの漏下物の量が少なくてその層が薄くなる場合
には、遮蔽板14を漏下物経路に突出する方向に移動さ
せ、グレンシーブ6による漏下用面積が小さくなるよう
に、かつ、チャフシーブ19の漏下用開口率が小さくな
るようにモータ15を駆動するようにしてある。 【0013】〔別実施例〕チャフシーブ19の漏下用開
口率を変更するための構成も適宜変更可能である。先の
実施例では、グレンシーブ6の漏下用面積とチャフシー
ブ19の漏下用開口率とを、検出した漏下処理物量に応
じて連動させて変更する形式のものについて説明した
が、それらを各別のモータによって駆動するようにして
もよい。 【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。 【図面の簡単な説明】 【図1】揺動選別装置の拡大断面図 【図2】脱穀機の断面図 【図3】チャフシーブ部分の拡大断面図 【図4】図3のIV−IV線断面図 【図5】図3の一部切欠V−V線矢視図 【図6】従来例を示す図1に相当する断面図 【符号の説明】 1 扱室 5 受網 6 グレンシーブ 8 揺動枠 13 グレンパン 14 遮蔽板 19 チャフシーブ 20a,20b スラット 26 漏下物量検知手段 27 制御手段
【手続補正書】 【提出日】平成7年5月15日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 脱穀機の揺動選別装置 【特許請求の範囲】受網(5)を通過した扱室(1)からの漏下処理物を選
別面に受け止めて揺動送りしながら、その選別面に形成
された多数の漏下用小孔を通して一番物を漏下させるこ
とにより、前記処理物中から一番物を選別するように構
成された漏下用グレンシーブ(6)を備え、このグレン
シーブ(6)を グレンパン(13)の後方に位置させた
状態でグレンパン(13)と共に揺動枠(8)に取り付
けた脱穀機の揺動選別装置において、前記受網(5)と
前記グレンシーブ(6)との間でこのグレンシーブ
(6)の前工程位置に、多数の板状のスラット(20
a),(20b)を所定間隔置きで並設して、隣合うス
ラット(20a),(20b)の間に漏下処理物の通過
用長孔間隙を形成することにより選別面を構成したチャ
フシーブ(19)を設け、このチャフシーブ(19)に
おける漏下用開口率を、前記スラット(20a),(2
0b)の傾斜角度変更に伴って漏下処理物の通過用長孔
間隙を広狭変化させて変更し得る漏下用開口率変更機構
と、前記グレンシーブ(6)の漏下用面積を、前記グレ
ンパン(13)側から前記グレンシーブ(6)に沿わせ
て遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能な漏下
用面積変更機構とを備え、さらに、前記グレンパン(1
3)上に載荷される漏下物の量を検出する漏下物量検知
手段(26)と、この漏下物量検知手段(26)による
漏下処理物量の検出結果に基づく制御指令を、前記グレ
ンシーブ(6)の漏下用面積変更機構、及び、チャフシ
ーブ(19)の漏下用開口率変更機構に対して出力する
制御手段(27)とを備え、かつ、この制御手段(2
7)と、前記グレンシーブ(6)の漏下用面積の変更機
構と、前記チャフシーブ(19)の漏下用開口率変更機
構とは、前記制御手段(27)が漏下用面積変更機構に
対してグレンシーブ(6)の漏下用面積を大にする側に
操作する指令を出力するに伴って、前記チャフシーブ
(19)の漏下用開口率変更機構がチャフシーブ(1
9)の漏下用開口率を大に変更し、グレンシーブ(6)
の漏下用面積を小にする側に操作する指令を出力するに
伴って、前記チャフシーブ(19)の漏下用開口率を小
に変更するように、夫々の作動が関連付けられて構成さ
れている脱穀機の揺動選別装置。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、受網を通過した扱室か
らの漏下処理物物を揺動送りして選別するグレンシーブ
を、グレンパンの後方に位置させた状態でこのグレンパ
ンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動選別装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】上記脱穀機の揺動選別装置としては、例
えば、 [1] 図6に示すように、受網を通過した漏下処理物をグ
レンシーブ上に直接落下させるようにグレンシーブを配
置するとともに、そのグレンシーブ全体を揺動枠に対し
て揺動送り方向に位置変更することにより、グレンシー
ブによる漏下用面積を変更できるように構成したもの。 [2] 受網からの漏下処理物を、グレンパンの上方に設け
たチャフシーブで一旦受け止め、そのチャフシーブの選
別面上で揺すらせながらグレンパン上に落下させるよう
に構成したもの(例えば実開昭50ー71452号公報
参照)。 上記[1] 及び[2] に記載のものが従来より知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者[1] の従来技術
は、グレンシーブで漏下用面積を変更することにより扱
室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応して選
別精度を確保するものであるが、選別面に漏下用小孔を
設けたものであるため、能率面で難がある。前記グレン
シーブの漏下用面積の調節範囲を大きくして高能率化と
精度の維持をはかることは、装置の大型化を招くといっ
た問題があって自ずと限界があり、大きくは設定し難い
ものであった。また、後者[2] の従来技術は、チャフシ
ーブで板状のスラット間の隙間を調節することにより扱
室からの漏下処理物の高流量時と低流量時に対応して選
別精度を確保するものであるが、選別面に長孔を形成す
るスラットを垂直姿勢と傾斜姿勢に変更するものである
ため能率向上には良い特性を有するも反面精度確保には
難がある。そして、前工程の調節に対応して漏下する処
理物にグレンシーブでどのように応じるかについては開
示されていないものであった。 【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑み、扱室か
らの漏下処理物量の多少、即ち高流量時から低流量時に
わたって、一番物回収部への切れワラ等の混入を少なく
し、選別精度の維持向上と選別処理の高能率化とを自動
的に図ることのできる揺動選別装置を、装置の大型化を
抑制して提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明による脱穀機の揺
動選別装置の特徴構成は、受網を通過した扱室からの漏
下処理物を選別面に受け止めて揺動送りしながら、その
選別面に形成された多数の漏下用小孔を通して一番物を
漏下させることにより、前記処理物中から一番物を選別
するように構成された漏下用グレンシーブを備え、この
グレンシーブを前記グレンパンの後方に位置させた状態
でグレンパンと共に揺動枠に取り付けた脱穀機の揺動選
別装置において、前記受網と前記グレンシーブとの間で
このグレンシーブの前工程位置に、多数の板状のスラッ
トを所定間隔置きで並設して、隣合うスラットの間に漏
下処理物の通過用長孔間隙を形成することにより選別面
を構成したチャフシーブを設け、このチャフシーブにお
ける漏下用開口率を、前記スラットの傾斜角度変更に伴
って漏下処理物の通過用長孔間隙を広狭変化させて変更
し得る漏下用開口率変更機構と、前記グレンシーブの漏
下用面積を、前記グレンパン側から前記グレンシーブに
沿わせて遮蔽板を進出後退せしめることにより変更可能
な漏下用面積変更機構とを備え、さらに、前記グレンパ
ン上に載荷される漏下物の量を検出する漏下物量検知手
段と、この漏下物量検知手段による漏下処理物量の検出
結果に基づく制御指令を、前記グレンシーブの漏下用面
積変更機構、及び、チャフシーブの漏下用開口率変更機
構に対して出力する制御手段とを備え、かつ、この制御
手段と、前記グレンシーブの漏下用面積の変更機構と、
前記チャフシーブの漏下用開口率変更機構とは、前記制
御手段が漏下用面積変更機構に対してグレンシーブの漏
下用面積を大にする側に操作する指令を出力するに伴っ
て、前記チャフシーブの漏下用開口率変更機構がチャフ
シーブの漏下用開口率を大に変更し、グレンシーブの漏
下用面積を小にする側に操作する指令を出力するに伴っ
て、前記チャフシーブの漏下用開口率を小に変更するよ
うに、夫々の作動が関連付けられて構成されていること
である。 【0006】 【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。受網からの漏下処理物量(ワラ、ワラ屑、籾
等)が多量即ち高流量時は層厚が高く前工程のチャフシ
ーブ上で揺動送りしながら比重差により上層にはワラ、
ワラ屑、下層には大量の籾と上下に層別し、スラットを
立ち姿勢にしてスラット間の隙間を大きくして下層の大
量の籾を漏下し、ワラ屑類は上層を移行し機外へ、漏下
した大量の籾は遮蔽板をグレンパン側に後退せしめて開
口面積を大にしたグレンシーブ上で一番物回収部側の開
口部から優先的に一番物回収部内へ回収する。したがっ
てチャフシーブから大量の籾を漏下しても2番物回収部
側のグレンシーブ端を越えて2番物回収部内に大量の籾
が落下して再処理しなくてもよい籾を再処理部へ還元し
ないので、選別効率を高め精度もよいものとなる。低流
量時は層厚が低く前工程のチャフシーブ上で揺動送りし
ながら比重差により上層にはワラ、ワラ層、下層には籾
と上下に区別するも籾層が低いこと或は層別が明確にな
らずワラ、ワラ層が籾と混在した状態になっていること
から、スラットを傾斜姿勢にしてスラット間の隙間を小
さくして、漏下量を絞って籾のみを漏下せしめんとする
ものであるが、高流量時に比べてワラ屑類の混入が多く
なることは避けられず、後工程のグレンシーブ上で精選
することになる。この場合、グレンパン側から遮蔽板を
進出せしめて開口面積を小さくして、遮蔽板で漏下を防
いで小さくした開口面上で堆積させて層厚を高くして下
層に籾を上層にはワラ、ワラ屑を位置させるように層別
せしめて、下層の籾を落下させることができるので、一
番物回収部内へワラ屑類が混入することを少なくするこ
とができる。しかも、これらのグレンシーブの漏下用面
積の調節とチャフシーブの漏下用開口率の調節とが、グ
レンパン上の漏下処理物量の検出結果に基づいて自動的
に行われるので、漏下処理物量の変化によく対応した適
切な調節となり易い。 【0007】 【発明の効果】チャフシーブで粗選、グレンシーブで精
選するものとしてチャフシーブを前工程に、グレンシー
ブを後工程となし、チャフシーブのスラットの傾斜角の
調節とグレンシーブの遮蔽板の進退とを連動せしめて高
流量から低流量にわたって両者を対応調節せしめるの
で、容積効率を高めて装置の大型化を抑制し、しかも、
夫々の場面に自動的に対応させてより的確な選別を行う
ことができ、選別性能、作業能率の優れた脱穀機を提供
できるようになった。 【0008】 【実施例】以下に、図面にもとづいて、本発明の実施例
を説明する。図1は脱穀機の概略構成を示している。脱
穀機は扱室1とこの扱室1の下方の選別室2とを備えて
いる。扱室1内に、フィードチェーン3により供給され
る穀稈に対して脱穀作用する回転扱胴4を設けるととも
に、この扱胴4の下側外周部に沿って、処理物漏下用の
受網5を張設してある。また、選別室2内に、この受網
5からの漏下物を揺動送りして選別するグレンシーブ
6、及び、受網5を漏下せず扱室終端まで移送された後
に開口1aから落下する処理物を揺動送りして選別する
2段のストローラック7,7を左右一対の揺動枠8,8
間に架設固定した揺動選別装置Aを設けてある。そし
て、選別室2の底部に、グレンシーブ6からの漏下一番
物を回収して搬出する一番物回収部9、及び、グレンシ
ーブ6の終端部6aを越えて落下する処理物とストロー
ラック7からの落下物とを回収して扱室1内に還元する
二番物回収部10を前後に配設してある。さらに、グレ
ンシーブ6及びストローラック7と両回収部9,10と
の間の選別室2内に、選別風を吹き込む唐箕11、浮遊
ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン12等を設けてあ
る。 【0009】グレンシーブ6は、図1に示すように両端
を左右の揺動枠に固定したグレンパン13の揺動送り終
端側に取り付けられており、このグレンシーブ6の下方
に、一番物の漏下経路に出退動自在な遮蔽板14が設け
られている。この遮蔽板14をラックとピニオンの組合
わせからなる伝達機構16及びリンク機構17を介し
て、モータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動
で遮蔽板14ガイドレール18に沿って図中左右に移動
させことによって、グレンシーブ6による漏下用面積を
変更できるように構成されている。つまり、前記モータ
15、伝達機構16、及びリンク機構17により、グレ
ンシーブ6の漏下用面積変更機構を構成している。 【0010】また、グレンシーブ6の前工程に、開口率
変更可能なチャフシーブ19を設けてある。このチャフ
シーブ19は、図3ないし図5に示すように左右の揺動
枠8,8に亘る二枚のスラット20a,20bからなる
スラット対20を、揺動送り方向に複数対並設したもの
である。各スラット対20において、一方のスラット2
0aを傾斜状態で揺動枠8に固定してあり、この固定ス
ラット20aの上端Pを支点として、他方のスラット2
0bを前後揺動自在に取り付けてある。そして、揺動ス
ラット20bの揺動部分の両端から延設したピン21
を、揺動枠8に形成した長孔8aを通して揺動枠8外の
一対のロッド22に枢着し、さらにこの両ロッド22
を、図1に示すように、リンク機構23を介して前述し
たモータ15に連動連結してあり、モータ15の駆動で
揺動スラット20bを前後に揺動させることによって、
両スラット20a,20bの下端部分どうしの間隔Lを
変更してチャフシーブ19の漏下用開口率を変更できる
ように構成されている。つまり、前記モータ15、伝達
機構16、及び前記リンク機構23によって漏下用開口
率変更機構を構成している。 【0011】一方、グレンパン13の一部を他の部分と
分離し、支持枠24に取り付けたスプリング25によっ
て上方に付勢してあり、グレンパン13上に載荷される
受網5からの漏下物の重量に応じて、この部分が上下動
するようになっている。そして、この部分の上下動量を
検出するポテンショメータ26を支持枠24に取り付
け、このポテンショメータ26による検出信号を、モー
タ15の制御装置27に入力するように構成してある。
つまり、前記ポテンショメータ26がグレンパン13上
の漏下処理物量を検出する漏下物量検知手段を構成し、
前記制御装置27が、前記ポテンショメータ26の検出
結果に基づいて漏下用面積変更機構、及び漏下用開口率
変更機構の駆動手段として用いられているモータ15に
制御指令を出力する制御手段を構成している。 【0012】そして、グレンパン13の上下動する部分
の上下移動量が大きいとき、即ち、受網5からの漏下物
の量が多くてその層が厚くなる場合には、遮蔽板14を
漏下物経路から引退する方向に移動させ、グレンシーブ
6による漏下用面積が大きくなるように、かつ、チャフ
シーブ19の漏下用開口率が大きくなるようにモータ1
5を駆動するようにしてある。 また、グレンパン13
の上下動する部分の上下移動量が小さいとき、即ち、受
網5からの漏下物の量が少なくてその層が薄くなる場合
には、遮蔽板14を漏下物経路に突出する方向に移動さ
せ、グレンシーブ6による漏下用面積が小さくなるよう
に、かつ、チャフシーブ19の漏下用開口率が小さくな
るようにモータ15を駆動するようにしてある。 【0013】〔別実施例〕チャフシーブ19の漏下用開
口率を変更するための構成も適宜変更可能である。先の
実施例では、グレンシーブ6の漏下用面積とチャフシー
ブ19の漏下用開口率とを、検出した漏下処理物量に応
じて連動させて変更する形式のものについて説明した
が、それらを各別のモータによって駆動するようにして
もよい。 【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。 【図面の簡単な説明】 【図1】揺動選別装置の拡大断面図 【図2】脱穀機の断面図 【図3】チャフシーブ部分の拡大断面図 【図4】図3のIV−IV線断面図 【図5】図3の一部切欠V−V線矢視図 【図6】従来例を示す図1に相当する断面図 【符号の説明】 1 扱室 5 受網 6 グレンシーブ 8 揺動枠 13 グレンパン 14 遮蔽板 19 チャフシーブ 20a,20b スラット 26 漏下物量検知手段 27 制御手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 受網(5)を通過した扱室(1)からの漏下物を揺動送
りして選別する一番物漏下用グレンシーブ(6)を、グ
レンパン(13)の後方に位置させた状態でグレンパン
(13)と共に揺動枠(8)に取り付けた脱穀機の揺動
選別装置において、 前記グレンシーブ(6)の漏下用面積を変更可能に構成
するとともに、前記グレンパン(13)上に載荷される
漏下物の量を検知する手段を設け、この漏下物量検知手
段の検出結果に基づいて前記グレンシーブ(6)の漏下
用面積を変更する制御手段を備えてあることを特徴とす
る脱穀機の揺動選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090961A JP2593064B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090961A JP2593064B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058555A Division JP2593062B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298770A true JPH07298770A (ja) | 1995-11-14 |
| JP2593064B2 JP2593064B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=14013101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7090961A Expired - Fee Related JP2593064B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593064B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7306513B2 (en) * | 2005-11-30 | 2007-12-11 | Deere & Company | Leveling by over-compensation |
| EP3498078A1 (en) * | 2017-12-16 | 2019-06-19 | Deere & Company | Harvester separation frame orientation adjustment |
Citations (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5585324A (en) * | 1978-09-19 | 1980-06-27 | Yanmar Agricult Equip | Separation automatic adjusting device of thresher |
| JPS55130867A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | Nippon Steel Corp | Amorphous refractory for hot execution |
| JPS5626537U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-11 | ||
| JPS5662040U (ja) * | 1979-10-19 | 1981-05-26 | ||
| JPS5741175A (en) * | 1980-08-14 | 1982-03-08 | Shigeo Shibata | Holder for screw |
| JPS5754245U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-03-30 | ||
| JPS57192141U (ja) * | 1981-05-30 | 1982-12-06 | ||
| JPS5845631U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機における選別調節装置 |
| JPS58143526U (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | セイレイ工業株式会社 | 脱穀機の揺動選別部におけるグレンシ−ブの連動調節装置 |
| JPS58189741U (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-16 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機の選別装置 |
| JPS598541U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-20 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機の揺動選別装置 |
| JPS5977346U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの選別部における可変チヤフシ−ブの自動化装置 |
| JPS5977850U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-26 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機におけるクリンプ網の目塞ぎ調整装置 |
| JPS61125240U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-06 | ||
| JPH0438679U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-31 | ||
| JPH0758555A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Nec Corp | 負帰還増幅回路 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP7090961A patent/JP2593064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5585324A (en) * | 1978-09-19 | 1980-06-27 | Yanmar Agricult Equip | Separation automatic adjusting device of thresher |
| JPS55130867A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | Nippon Steel Corp | Amorphous refractory for hot execution |
| JPS5626537U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-11 | ||
| JPS5662040U (ja) * | 1979-10-19 | 1981-05-26 | ||
| JPS5741175A (en) * | 1980-08-14 | 1982-03-08 | Shigeo Shibata | Holder for screw |
| JPS5754245U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-03-30 | ||
| JPS57192141U (ja) * | 1981-05-30 | 1982-12-06 | ||
| JPS5845631U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機における選別調節装置 |
| JPS58143526U (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | セイレイ工業株式会社 | 脱穀機の揺動選別部におけるグレンシ−ブの連動調節装置 |
| JPS58189741U (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-16 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機の選別装置 |
| JPS598541U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-20 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機の揺動選別装置 |
| JPS5977346U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの選別部における可変チヤフシ−ブの自動化装置 |
| JPS5977850U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-26 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機におけるクリンプ網の目塞ぎ調整装置 |
| JPS61125240U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-06 | ||
| JPH0438679U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-31 | ||
| JPH0758555A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Nec Corp | 負帰還増幅回路 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7306513B2 (en) * | 2005-11-30 | 2007-12-11 | Deere & Company | Leveling by over-compensation |
| EP3498078A1 (en) * | 2017-12-16 | 2019-06-19 | Deere & Company | Harvester separation frame orientation adjustment |
| US10568267B2 (en) | 2017-12-16 | 2020-02-25 | Deere & Company | Harvester separation frame orientation adjustment |
| US11013180B2 (en) | 2017-12-16 | 2021-05-25 | Deere & Company | Harvester separation frame orientation adjustment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593064B2 (ja) | 1997-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07298770A (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
| JP3348301B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
| JPH07250558A (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
| JPH0630647A (ja) | コンバインの揺動選別体フィン間隔調節制御装置 | |
| JP2886038B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3440480B2 (ja) | 脱穀風選装置の選別風調節装置 | |
| JPH0438679Y2 (ja) | ||
| JP3538555B2 (ja) | 脱穀装置のシーブケース | |
| JP2593064C (ja) | ||
| JP3130375B2 (ja) | 脱穀機の選別制御装置 | |
| JP2002065041A (ja) | 選別装置 | |
| JP3280218B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3655412B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別体 | |
| JPH07227137A (ja) | 脱穀装置における揺動選別装置 | |
| JP2002065040A (ja) | 選別装置 | |
| JP3287504B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
| JP2760715B2 (ja) | 脱穀装置の揺動選別装置 | |
| JP2002000052A (ja) | 脱穀機における風量センサのチェック装置 | |
| JP2569828Y2 (ja) | 脱穀機における選別装置 | |
| JP2593062C (ja) | ||
| JP2001275470A (ja) | 脱穀装置 | |
| JPH1146568A (ja) | 脱穀装置の揺動選別構造 | |
| JP2516649Y2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JPH02245117A (ja) | 脱穀機の選別機構 | |
| JPH06153674A (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |