JPH072995A - ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂 - Google Patents
ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂Info
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- JPH072995A JPH072995A JP14743193A JP14743193A JPH072995A JP H072995 A JPH072995 A JP H072995A JP 14743193 A JP14743193 A JP 14743193A JP 14743193 A JP14743193 A JP 14743193A JP H072995 A JPH072995 A JP H072995A
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- bisphenol
- polyester resin
- unsaturated polyester
- alkylene oxide
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Abstract
(57)【要約】
【構成】二核体純度が95%であるビスフェノールFの
プロピレンオキサイド付加物を含むグリコール成分とフ
マル酸成分と50重量%のスチレンモノマーの架橋剤と
よりなるビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂。 【効果】耐煮沸性が良好で、ひけ、ガラス目等の外観が
改良されたFRPの成形が可能になった。
プロピレンオキサイド付加物を含むグリコール成分とフ
マル酸成分と50重量%のスチレンモノマーの架橋剤と
よりなるビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂。 【効果】耐煮沸性が良好で、ひけ、ガラス目等の外観が
改良されたFRPの成形が可能になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化プラスチック
(以下FRPと記す)成形物、特にゲルコート層を有す
るFRP成形物のマトリックス樹脂としての不飽和ポリ
エステル樹脂に関するものである。
(以下FRPと記す)成形物、特にゲルコート層を有す
るFRP成形物のマトリックス樹脂としての不飽和ポリ
エステル樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビスフェノールAアルキレンオキサイド
付加物とジカルボン酸成分よりなるビスフェノール系不
飽和ポリエステル樹脂は、耐蝕性に優れ、高温水による
煮沸試験においても優れた性能を示しバスタブ等のゲル
コートや、耐蝕FRP等に多用されている。
付加物とジカルボン酸成分よりなるビスフェノール系不
飽和ポリエステル樹脂は、耐蝕性に優れ、高温水による
煮沸試験においても優れた性能を示しバスタブ等のゲル
コートや、耐蝕FRP等に多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビスフ
ェノールAアルキレンオキサイド付加物とジカルボン酸
成分よりなるビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂
では、硬化前のプレポリマーの粘度が高くなる。このた
めに、架橋剤として使用するビニルモノマーの添加によ
り硬化前のプレポリマーの粘度を好ましい値に下げて使
用するが、ビニルモノマーを多量に使用するので硬化後
の収縮が大きく、ひけやガラス目を生じる結果、製品の
表面の外観が良くないという問題があった。
ェノールAアルキレンオキサイド付加物とジカルボン酸
成分よりなるビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂
では、硬化前のプレポリマーの粘度が高くなる。このた
めに、架橋剤として使用するビニルモノマーの添加によ
り硬化前のプレポリマーの粘度を好ましい値に下げて使
用するが、ビニルモノマーを多量に使用するので硬化後
の収縮が大きく、ひけやガラス目を生じる結果、製品の
表面の外観が良くないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のビスフェノール
Fアルキレンオキサイド付加物を含むグリコール成分と
ジカルボン酸成分よりなる不飽和ポリエステル樹脂のプ
レポリマーの粘度は、同一モル比からなるビスフェノー
ルAアルキレンオキサイド付加物とジカルボン酸成分よ
りなる不飽和ポリエステル樹脂プレポリマーの粘度に比
べて低いので、好ましい粘度に低下させるために添加す
るビニルモノマーの使用量を減らす事が出来た。この結
果、ビスフェノールFアルキレンオキサイド付加物とジ
カルボン酸成分よりなるビスフェノール系不飽和ポリエ
ステル樹脂は、ビスフェノールAアルキレンオキサイド
付加物とジカルボン酸成分よりなるビスフェノール系不
飽和ポリエステル樹脂に比べて、硬化後の外観が向上す
ることを見出し本発明を完成させた。すなわち、本発明
は一般式(I)
Fアルキレンオキサイド付加物を含むグリコール成分と
ジカルボン酸成分よりなる不飽和ポリエステル樹脂のプ
レポリマーの粘度は、同一モル比からなるビスフェノー
ルAアルキレンオキサイド付加物とジカルボン酸成分よ
りなる不飽和ポリエステル樹脂プレポリマーの粘度に比
べて低いので、好ましい粘度に低下させるために添加す
るビニルモノマーの使用量を減らす事が出来た。この結
果、ビスフェノールFアルキレンオキサイド付加物とジ
カルボン酸成分よりなるビスフェノール系不飽和ポリエ
ステル樹脂は、ビスフェノールAアルキレンオキサイド
付加物とジカルボン酸成分よりなるビスフェノール系不
飽和ポリエステル樹脂に比べて、硬化後の外観が向上す
ることを見出し本発明を完成させた。すなわち、本発明
は一般式(I)
【化2】 (Rはアルキレンオキサイドを示す)で示されるビスフ
ェノールFアルキレンオキサイド付加物を含むグリコー
ル成分とジカルボン酸成分とよりなるビスフェノール系
不飽和ポリエステル樹脂、とくに二核体純度が95%以
上であるビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加
物を含むグリコール成分とジカルボン酸成分と低含有率
の架橋剤とよりなるビスフェノール系不飽和ポリエステ
ル樹脂に関するものである。
ェノールFアルキレンオキサイド付加物を含むグリコー
ル成分とジカルボン酸成分とよりなるビスフェノール系
不飽和ポリエステル樹脂、とくに二核体純度が95%以
上であるビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加
物を含むグリコール成分とジカルボン酸成分と低含有率
の架橋剤とよりなるビスフェノール系不飽和ポリエステ
ル樹脂に関するものである。
【0005】初めに、本発明では、プレポリマーとは、
ビスフェノールFアルキレンオキサイド付加物を含むグ
リコール成分とジカルボン酸成分との脱水縮合生成物を
言い、この脱水縮合生成物に微量の重合禁止剤と架橋剤
を添加したものを不飽和ポリエステル樹脂と言い、この
不飽和ポリエステル樹脂に重合促進剤を加えたものを不
飽和ポリエステル樹脂混合物と言い、この不飽和ポリエ
ステル樹脂混合物を硬化したものを不飽和ポリエステル
樹脂硬化物と言い、前記不飽和ポリエステル樹脂に更に
揺変剤とビニルモノマーとを添加したものを積層用不飽
和ポリエステル樹脂と言い、これに重合促進剤を加えた
ものを積層用不飽和ポリエステル樹脂混合物と言う。本
発明に使用されるビスフェノールFアルキレンオキサイ
ド付加物としては、特許出願番号H04−268645
に記載されているような低粘度の物を使用することがで
きる。好ましくは、二核体含有率が95%以上のビスフ
ェノールFのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ドまたはブテンオキサイド付加物が使用できる。またビ
スフェノールFアルキレンオキサイド付加物は従来のビ
スフェノールAアルキレンオキサイド付加物と混合して
所望の粘度に低下させて使用することもできる。
ビスフェノールFアルキレンオキサイド付加物を含むグ
リコール成分とジカルボン酸成分との脱水縮合生成物を
言い、この脱水縮合生成物に微量の重合禁止剤と架橋剤
を添加したものを不飽和ポリエステル樹脂と言い、この
不飽和ポリエステル樹脂に重合促進剤を加えたものを不
飽和ポリエステル樹脂混合物と言い、この不飽和ポリエ
ステル樹脂混合物を硬化したものを不飽和ポリエステル
樹脂硬化物と言い、前記不飽和ポリエステル樹脂に更に
揺変剤とビニルモノマーとを添加したものを積層用不飽
和ポリエステル樹脂と言い、これに重合促進剤を加えた
ものを積層用不飽和ポリエステル樹脂混合物と言う。本
発明に使用されるビスフェノールFアルキレンオキサイ
ド付加物としては、特許出願番号H04−268645
に記載されているような低粘度の物を使用することがで
きる。好ましくは、二核体含有率が95%以上のビスフ
ェノールFのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ドまたはブテンオキサイド付加物が使用できる。またビ
スフェノールFアルキレンオキサイド付加物は従来のビ
スフェノールAアルキレンオキサイド付加物と混合して
所望の粘度に低下させて使用することもできる。
【0006】ビスフェノールFアルキレンオキサイド付
加物以外のグリコール成分としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、各種ブタンジオール類、ネオペ
ンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、水素化
ビスフェノール等が挙げられる。これらは単独でも使用
できるが、所望の物性を得るために二以上のものを混合
して使用することもできる。
加物以外のグリコール成分としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、各種ブタンジオール類、ネオペ
ンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、水素化
ビスフェノール等が挙げられる。これらは単独でも使用
できるが、所望の物性を得るために二以上のものを混合
して使用することもできる。
【0007】また、本発明に使用されるジカルボン酸と
しては、不飽和酸であるマレイン酸、フマル酸、飽和酸
であるフタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、HET酸等が挙げられる。これらのジカルボン
酸は単独でも、二以上のものを混合して使用することも
できる。
しては、不飽和酸であるマレイン酸、フマル酸、飽和酸
であるフタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、HET酸等が挙げられる。これらのジカルボン
酸は単独でも、二以上のものを混合して使用することも
できる。
【0008】架橋剤としてはビニルモノマーが用いら
れ、例えばスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸、メタクリル酸
メチル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸、アク
リル酸メチル等のアクリル酸エステル類が例示される。
これらの架橋剤は前記のビスフェノール系アルキレンオ
キサイド付加物、グリコール成分およびジカルボン酸成
分に混合され、プレポリマーの粘度を低下させる作用も
行う。不飽和ポリエステル樹脂中の架橋剤の使用量は3
0〜60重量%が好ましい。不飽和ポリエステル樹脂中
の架橋剤の量が30重量%より少ないと不飽和ジカルボ
ン酸の二重結合の架橋が不十分となり耐水性が悪くな
り、また60重量%を越えると成形された不飽和ポリエ
ステル樹脂硬化物の収縮が大きく、ひけおよびガラス目
等を生じる。
れ、例えばスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸、メタクリル酸
メチル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸、アク
リル酸メチル等のアクリル酸エステル類が例示される。
これらの架橋剤は前記のビスフェノール系アルキレンオ
キサイド付加物、グリコール成分およびジカルボン酸成
分に混合され、プレポリマーの粘度を低下させる作用も
行う。不飽和ポリエステル樹脂中の架橋剤の使用量は3
0〜60重量%が好ましい。不飽和ポリエステル樹脂中
の架橋剤の量が30重量%より少ないと不飽和ジカルボ
ン酸の二重結合の架橋が不十分となり耐水性が悪くな
り、また60重量%を越えると成形された不飽和ポリエ
ステル樹脂硬化物の収縮が大きく、ひけおよびガラス目
等を生じる。
【0009】本発明における不飽和ポリエステル樹脂は
従来の溶剤法、窒素法等により製造することができる。
例えば、原料として上記ビスフェノール系アルキレンオ
キサイド付加物、その他のグリコール成分、ジカルボン
酸成分を反応器に装入し、温度180〜230℃好まし
くは200〜220℃で脱水縮合反応を行なう。得られ
るプレポリマーの酸価が40 mgKOH/g以下好ましくは3
0 mgKOH/g以下となる点を反応の終点として、反応終了
後これに重合禁止剤等を添加し、架橋剤であるビニルモ
ノマーを添加して、均一に攪拌溶解して不飽和ポリエス
テル樹脂とする。得られた不飽和ポリエステル樹脂は液
体であり、その粘度はビニルモノマー含有量により任意
に調整可能であるが、1〜50ポイズ、好ましくは2〜
20ポイズである。
従来の溶剤法、窒素法等により製造することができる。
例えば、原料として上記ビスフェノール系アルキレンオ
キサイド付加物、その他のグリコール成分、ジカルボン
酸成分を反応器に装入し、温度180〜230℃好まし
くは200〜220℃で脱水縮合反応を行なう。得られ
るプレポリマーの酸価が40 mgKOH/g以下好ましくは3
0 mgKOH/g以下となる点を反応の終点として、反応終了
後これに重合禁止剤等を添加し、架橋剤であるビニルモ
ノマーを添加して、均一に攪拌溶解して不飽和ポリエス
テル樹脂とする。得られた不飽和ポリエステル樹脂は液
体であり、その粘度はビニルモノマー含有量により任意
に調整可能であるが、1〜50ポイズ、好ましくは2〜
20ポイズである。
【0010】このようにして得られた不飽和ポリエステ
ル樹脂は、重合促進剤及び硬化剤が加えられ、均一に攪
拌混合された後、型枠に注型し硬化させて板を得たり、
あるいは、揺変剤を添加して、成形型に吹き付け硬化さ
せて積層板を得ることができる。
ル樹脂は、重合促進剤及び硬化剤が加えられ、均一に攪
拌混合された後、型枠に注型し硬化させて板を得たり、
あるいは、揺変剤を添加して、成形型に吹き付け硬化さ
せて積層板を得ることができる。
【0011】重合促進剤としては、ナフテン酸コバル
ト、オクテン酸コバルト、ナフテン酸銅、ナフテン酸マ
ンガン、ジメチルアニリン等が用いられ、添加量として
は不飽和ポリエステル樹脂100部に対し0.1〜2.
0部が好ましい。
ト、オクテン酸コバルト、ナフテン酸銅、ナフテン酸マ
ンガン、ジメチルアニリン等が用いられ、添加量として
は不飽和ポリエステル樹脂100部に対し0.1〜2.
0部が好ましい。
【0012】硬化剤としては、メチルエチルケトンパー
オキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、イソブ
チルメチルケトンパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、t−ブチルパーベンズェート、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、シクロ
ヘキサノンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド等のパーオキサイドが使用され、添加量としてはプ
レポリマー100部に対し0.3〜3.0部が好まし
い。
オキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、イソブ
チルメチルケトンパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、t−ブチルパーベンズェート、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、シクロ
ヘキサノンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド等のパーオキサイドが使用され、添加量としてはプ
レポリマー100部に対し0.3〜3.0部が好まし
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に説明するため実
施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0014】実施例 1 フマル酸163部とビスフェノールF2.80PO付加
物(三井東圧化学(株)製、KF300C)535部を
常法に従い脱水縮合を行ない、反応生成物の酸価が所定
の値を示した時点で、禁止剤としてハイドロキノン0.
01部を入れスチレン350部を加えて溶解し、不飽和
ポリエステル樹脂を得た。この不飽和ポリエステル樹脂
の100部に対し、6%ナフテン酸コバルト0.5部、
55%メチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配
合した。次にこの混合物を3mm厚の型枠に注型硬化させ
注型板1を得た。さらに、この不飽和ポリエステル樹脂
に、揺変剤(徳山ソーダ(株)製、レオロシール102
L)とスチレンモノマーを更に添加して、この時スチレ
ン量の合計が50〜53%の範囲内になるようにして、
粘度2.5ポイズ、揺変性3、常温ゲル化時間12分に
調節して積層用不飽和ポリエステル樹脂を得た後、重合
促進剤を加えて積層用不飽和ポリエステル樹脂混合物を
得た。次に成形型を用意し、常法の吹き付け成形によ
り、バスタブ用ゲルコートを約0.5mmの厚みに塗布し
アフターキュアー後、上記積層用不飽和ポリエステル樹
脂混合物及びガラスマット(360g/m2)を用いて中
間層を成形し、更にその後、従来の不飽和ポリエステル
樹脂(三井東圧化学(株)製、エスターR235)及び
ガラスマット(450g/m2)を用いて補強層を成形
し、硬化後、成形型から脱型し、厚さ約2.5mmの積層
板1を得た。
物(三井東圧化学(株)製、KF300C)535部を
常法に従い脱水縮合を行ない、反応生成物の酸価が所定
の値を示した時点で、禁止剤としてハイドロキノン0.
01部を入れスチレン350部を加えて溶解し、不飽和
ポリエステル樹脂を得た。この不飽和ポリエステル樹脂
の100部に対し、6%ナフテン酸コバルト0.5部、
55%メチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配
合した。次にこの混合物を3mm厚の型枠に注型硬化させ
注型板1を得た。さらに、この不飽和ポリエステル樹脂
に、揺変剤(徳山ソーダ(株)製、レオロシール102
L)とスチレンモノマーを更に添加して、この時スチレ
ン量の合計が50〜53%の範囲内になるようにして、
粘度2.5ポイズ、揺変性3、常温ゲル化時間12分に
調節して積層用不飽和ポリエステル樹脂を得た後、重合
促進剤を加えて積層用不飽和ポリエステル樹脂混合物を
得た。次に成形型を用意し、常法の吹き付け成形によ
り、バスタブ用ゲルコートを約0.5mmの厚みに塗布し
アフターキュアー後、上記積層用不飽和ポリエステル樹
脂混合物及びガラスマット(360g/m2)を用いて中
間層を成形し、更にその後、従来の不飽和ポリエステル
樹脂(三井東圧化学(株)製、エスターR235)及び
ガラスマット(450g/m2)を用いて補強層を成形
し、硬化後、成形型から脱型し、厚さ約2.5mmの積層
板1を得た。
【0015】実施例2;フマル酸173部、ビスフェノ
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F300B)528部を用い、実施例1と同様にして注
型板2、積層板2を得た。
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F300B)528部を用い、実施例1と同様にして注
型板2、積層板2を得た。
【0016】実施例3;フマル酸165部、ビスフェノ
ールF3.56EO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F301)528部を用い、実施例1と同様にして注型
板3、積層板3を得た。
ールF3.56EO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F301)528部を用い、実施例1と同様にして注型
板3、積層板3を得た。
【0017】実施例4;フマル酸174部、ビスフェノ
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F030、BPFの二核体純度90.4%)527部を
用い、実施例1と同様にして注型板4、積層板4を得
た。
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F030、BPFの二核体純度90.4%)527部を
用い、実施例1と同様にして注型板4、積層板4を得
た。
【0018】実施例5;フマル酸231部、ビスフェノ
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F300B)379部、ネオペンチルグリコール109
部を用い、実施例1と同様にして注型板5、積層板5を
得た。
ールF2.40PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
F300B)379部、ネオペンチルグリコール109
部を用い、実施例1と同様にして注型板5、積層板5を
得た。
【0019】比較例1;フマル酸166部、ビスフェノ
ールA2.20PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
R300)534部を用い、実施例1同様にして注型板
6、積層板6を得た。
ールA2.20PO付加物(三井東圧化学(株)製、K
R300)534部を用い、実施例1同様にして注型板
6、積層板6を得た。
【0020】比較例2;積層用樹脂として、三井東圧化
学(株)製、エスターR289A(スチレン量58〜6
0%)を用いて実施例1と同様にして注型板7、積層板
7を得た。エスターR289Aは、耐煮沸性が良好であ
り、バスタブ等に使用されている。表1に注型板の耐煮
沸性および積層板の外観評価を示す。
学(株)製、エスターR289A(スチレン量58〜6
0%)を用いて実施例1と同様にして注型板7、積層板
7を得た。エスターR289Aは、耐煮沸性が良好であ
り、バスタブ等に使用されている。表1に注型板の耐煮
沸性および積層板の外観評価を示す。
【0021】
【発明の効果】本発明により、耐煮沸性が良好で、ひ
け、ガラス目等の外観が改良されたFRPの成形が可能
になった。
け、ガラス目等の外観が改良されたFRPの成形が可能
になった。
【0022】
【表1】
フロントページの続き (72)発明者 安藤 慎二 大阪府高石市高砂1丁目6番地 三井東圧 化学株式会社内 (72)発明者 伊藤 健滋 大阪府高石市高砂1丁目6番地 三井東圧 化学株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (Rはアルキレンオキサイドを示す)で示されるビスフ
ェノールFアルキレンオキサイド付加物を含むグリコー
ル成分とジカルボン酸成分とビニルモノマー架橋剤とよ
りなるビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂。 - 【請求項2】 アルキレンオキサイドがエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイドまたはブチレンオキサイド
である請求項1記載のビスフェノール系不飽和ポリエス
テル樹脂。 - 【請求項3】 ビスフェノールFの二核体純度が95%
以上である請求項1記載のビスフェノール系不飽和ポリ
エステル樹脂。 - 【請求項4】 ビニルモノマー架橋剤含有率が30−6
0重量%である請求項1記載のビスフェノール系不飽和
ポリエステル樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14743193A JPH072995A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14743193A JPH072995A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072995A true JPH072995A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15430171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14743193A Pending JPH072995A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072995A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190084549A (ko) * | 2018-01-08 | 2019-07-17 | 주식회사 엘지화학 | 코어-쉘 공중합체, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 수지 조성물 |
| US20230100664A1 (en) * | 2020-02-17 | 2023-03-30 | Toyobo Co., Ltd. | Aromatic polyester and method for producing same |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP14743193A patent/JPH072995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190084549A (ko) * | 2018-01-08 | 2019-07-17 | 주식회사 엘지화학 | 코어-쉘 공중합체, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 수지 조성물 |
| US20230100664A1 (en) * | 2020-02-17 | 2023-03-30 | Toyobo Co., Ltd. | Aromatic polyester and method for producing same |
| EP4108703A4 (en) * | 2020-02-17 | 2024-07-10 | Toyobo Co., Ltd. | AROMATIC POLYESTER AND METHOD FOR ITS PRODUCTION |
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