JPH0729964B2 - アルケン誘導体およびその製法 - Google Patents

アルケン誘導体およびその製法

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JPH0729964B2
JPH0729964B2 JP61032069A JP3206986A JPH0729964B2 JP H0729964 B2 JPH0729964 B2 JP H0729964B2 JP 61032069 A JP61032069 A JP 61032069A JP 3206986 A JP3206986 A JP 3206986A JP H0729964 B2 JPH0729964 B2 JP H0729964B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • A61K31/10Sulfides; Sulfoxides; Sulfones
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抗アンドロゲン特性を有する新規アルケン誘
導体およびその製法に関する。
従来の技術 一般式 〔式中Arは電子求引性置換基1種または数種を有するフ
エニル基である〕の種々の4−アリールブト−3−エン
−2−オールは種々の目的のために公知である。たとえ
ば植物生長剤または殺真菌剤として、式中R7がt−ブチ
ルおよびR8がイミダゾール−1−イルメチルまたは1,2,
4−トリアゾール−1−イルメチルであるような化合物
がヨーロツパ特許第40345号および同第52424号明細書お
よび他の関連明細書から公知である。R7およびR8が双方
ともメチルである場合、Arが3−ニトロフエニルである
化合物が米国特許第4139561号明細書から公知であり、A
rが4−クロロフエニルである化合物が“シンテシス(s
ynthesis)”、1980年、第815〜816ページから公知であ
り、双方の場合化合物は化学中間体として使用される。
R7がメチル、R8がカルボキシメチルまたはエトキシカル
ボニルメチルおよびArが4−クロロフエニルである場
合、該化合物がコレステロール生合成の阻害剤として、
“バイオケミストリー(Biochemistry)"1964年、第3
巻、第1998ページ以下参照.に記載されている。
一般式: の種々のアシルアニリドは抗アンドロゲンとして公知で
ある。式中R7およびR8が双方ともメチルであり、Arが4
−ニトロ−3−トリフルオロフエニルである化合物はヒ
ドロキシフルタミド(hydroxy−flutamide)として公知
であり、市販の抗アンドロゲンフルタミド(FLUTAMID
E)の活性代謝物質であると考えられている。抗アンド
ロゲン活性を有する他のアシルアニリドはヨーロツパ特
許第2309号、同第2892号および同第40932号明細書およ
び時公昭52−128329号公報から公知である。
発明を達成するための手段 本発明により式: 式: [式中Xは式−CH=CH−を有し; 環Aはフェニルであり; R1は水素であり; R3およびR4は、同じかまたは異なっていてもよく、それ
ぞれハロゲン、シアノおよびトリフルオロメチルから選
択された電子吸引性置換基であり; R7はトリフルオロメチルであり; R8は式−CH2−Q−R9を有し ここでQは−O−、−S−、−SO−または−SO2−であ
り; R9はハロゲノ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ウレイド
およびカルバモイル; それぞれ炭素原子数6までのアルコキシ、アルキルアミ
ノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
ルホニル、アルキルカルバモイル、アルカノイルおよび
アルカノイルアミノ; それぞれ炭素原子数12までのアルコキシアルコキシ、ジ
アルキルアミノおよびジアルキルカルバモイル; アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールス
ルフィニルおよびアリールスルホニル(ここでそれぞれ
のアリール基はフェニル、ナフチル、フルオロフェニ
ル、メトキシフェニル、メチルチオフェニルまたはメチ
ルスルホニルフェニルである); ベンゾイルおよびフルオロベンゾイル; 各ヘテロサイクリル基は、複素環が酸素、窒素および硫
黄から選ばれた1個または2個のヘテロ原子を有し、単
環であるかまたは1個のベンゾ環に縮合されておりかつ
非置換であるかまたは炭素原子数6までの1個のアルキ
ル置換基を有する、5員または6員の飽和または不飽和
の複素環であるヘテロサイクリルおよびヘテロサイクリ
ルカルボニル;および2つの酸素原子がR9の同じ炭素原
子に結合しているアルキレンジオキシから選ばれた1個
または数個の置換基を有する、炭素原子数6までのアル
キル基である]で示される化合物が提供される。
本発明の化合物は、Xの表わすオレフィン結合−CH=CH
−に対する種々の置換基の配置に依存して2つの幾何異
性体形で存在してよく、また本発明の化合物が不斉炭素
原子、つまり置換基R7,R8および−OR1を有する炭素原子
少なくとも1つを有し、従つてラセミ形および光学活性
形で存在できることが見出される。本発明は抗アンドロ
ゲン活性を有する化合物の幾何異性体をラセミ形でまた
は光学活性形を包含し、どのようにしてラセミ化合物を
その光学活性形に分解するかおよびどのようにしてこれ
らの形の各々に存在する抗アンドロゲン活性が決定され
るかは一般に公知の方法である。
R9のヘテロサイクリルまたはヘテロサイクリルカルボニ
ル置換基の適したものは、たとえば酸素、窒素および硫
黄から選択されたヘテロ原子1個または2個を有する5
−または6−員の飽和または不飽和複素環であり、該複
素環は単環であるかまたは1個のベンゾ環に縮合されて
おりかつ該複素環は非置換であるかまたは炭素原子数6
までの1個のアルキル置換基を有する。
複素環が有利にピリジル、キノリルまたはチエニルであ
る場合、環Aは非置換であるか、ハロゲノまたはシアノ
置換基1個または2個を有する。
R9がヘテロサイクリルを含有する置換基を有するアルキ
ルである場合、ヘテロサイクリル基は有利にフリル、チ
エニル、ピリジル、キノリル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、チアゾーリル、イミダゾーリル、トリアゾーリル、
プリニル、1,4−ベンゾジオキサニル、ピラゾロピリミ
ジニルまたはアクリジニルであり、これは非置換である
か各々6までの炭素原子を有するハロゲノ、トリフルオ
ロメチル、ヒドロキシ、メルカプトおよびアミノおよび
アルキルおよびアルコキシから選択された置換基1種ま
たは数種を有する。
アルキルである場合、R1,R2,R3,R4,R5,R6またはR7の適
したものは、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチルまたはn−ヘキシルである。
R9がアロイルにより置換されたアルキルである場合のR9
中のアロイル置換基の適したものは、たとえばベンゾイ
ル、−フルオロベンゾイルまたは−トルオイルであ
る。
ハロゲノである場合のR3またはR4の適したものまたはR7
またはR9中のハロゲノ置換基の適したものは、たとえば
フルオロ、クロロまたはブロモである。
R9がアルコキシによりアルキル置換されている場合のR9
中のアルコキシ置換基の適したものは、たとえばメトキ
シまたはエトキシである。
アルキルチオ、アルキルスルフイニルまたはアルキルス
ルホニルである場合のR2,R3またはR4の適したものまた
はR9がアルキルチオ、アルキルスルフイニルまたはアル
キルスルホニルによりアルキル置換されている、R9中の
アルキルチオ、アルキルスルフイニルまたはアルキルス
ルホニルの適したものは、たとえばメチルチオ、エチル
チオ、n−プロピルチオ、メチルスルフイニル、エチル
スルフイニル、n−プロピルスルフイニル、メチルスル
ホニル、エチルスルホニルまたはn−プロピルスルホニ
ルである。
R9がジアルキルアミノにより置換されているアルキルで
ある場合、R9中のジアルキルアミノ置換基の適したもの
は、たとえばジメチルアミノまたはジエチルアミノであ
る。
R9が次のような置換基を有するアルキルである場合、R9
中のアルカノイルアミノ、アルキルアミノ、アルキルカ
ルバモイル、ジアルキルカルバモイル、またはアルコキ
シアルコキシ置換基の適したものは、たとえばアセトア
ミド、メチルスルホンアミド、メチルアミノ、エチルア
ミノ、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、メ
トキシイミノ、クロロアセチルまたはメトキシエトキシ
である。
R9が次のような置換基を有するアルキルである場合、R9
中のアリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリー
ルスルフイニル、アリールスルホニル置換基の適したも
のは、たとえばフエニル、ナフチル、フルオロフエニ
ル、メトキシフエニル、メチルチオフエニル、メチルス
ルホニルフエニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニ
ル、フェニルスルホニルである。
本発明の適した化合物は前記の式を有し、式中Xがトラ
ンス配置の−CH=CH−であり、R3およびR4の1つまたは
2つ(同じかまたは異なる)はフルオロ、クロロ、シア
ノまたはトリフルオロメチルであり;R3およびR4の他方
は水素であり;Qは−S−または−SO2−であり;R9は炭素
原子数4までの直鎖アルキルであり、該直鎖アルキルは
シアノ、ヒドロキシ、アミノ、カルバモイル、メトキ
シ、エトキシ、メチルチオ、メチルスルホニル、アセチ
ル、アセトアミド、ウレイド、ジメチルアミノ、ジメチ
ルカルバモイル、フエニル、フルオロフエニル、メチル
チオフエニル、メチルスルホニルフエニル、ナフチル、
メトキシフエノキシ、フエニルチオ、メチルスルホニル
フエニルチオ、ベンゾイル、テノイル、フリル、ピリジ
ル、ピラジニル、メチルチアゾーリルおよび1,4−ベン
ゾジオキサニルから選択された置換基1種または2種を
有するか;このような置換基1種およびまた、末端炭素
原子に3つのフツ素置換基を有するか;エチレンジオキ
シまたはトリメチレン1,3−ジオキシ−置換基を有する
か;末端炭素原子に3つのフツ素置換基を有する。
本発明の殊に適した化合物は、環Aが3,4−ジクロロフ
エニル、3−クロロ−4−シアノフエニル、4−シアノ
−3−トリフルオロメチルフエニルまたは4−フルオロ
−3−トリフルオロメチルフエニルおよびR7がトリフル
オロメチルである、前記の最終段で定義されたようなも
のである。
本発明の固有の化合物は以下で例に記載されている。
これらの中で、抗アンドロゲン活性の高いレベルの能力
により適した化合物は次のものである; 1−(3−メトキシプロピルチオ)−、1−(3−ヒド
ロキシブチルチオ)−、1−(2−ヒドロキシプロピル
チオ)−、1−〔3,3−(トリメチレン−1,3−ジオキ
シ)−プロピルチオ〕−、1−(2−フリルメチルチ
オ)−、1−(3−オキソブチルチオ)−、1−(3,3
−エチレンジオキシブチルチオ)−、1−(3−ヒドロ
キシプロピルチオ)−、1−(2,3−ジヒドロキシプロ
ピルチオ)−、1−(2,3−ジメトキシプロピルチオ)
−、1−ベンジルチオ−、1−(3−フエニルプロピル
チオ)−、1−−フルオロベンジルチオ−、1−
フルオロベンジルチオ−、1−(3−−メトキシフエ
ニルプロピルチオ)−、1−(2−カルバモイルエチル
チオ)−、1−(2−N,N−ジメチルカルバモイル−エ
チルチオ)−、1−(ピリド−3−イルメチルチオ)
−、1−(2−メチルチアゾール−4−イルメチルチ
オ)−、1−(3−フエノキシプロピルチオ)−、1−
(4−オキソ−4−フエニルブチルチオ)−、1−〔4
−オキソ−4−(チエン−2−イル)ブチルチオ〕−、
1−(3−ヒドロキシ−3−フエニルプロピルチオ)
−、1−(3−−フルオロフエニル−3−ヒドロキシ
プロピルチオ)−、1−(3−ヒドロキシ−3−−メ
チルチオフエニルプロピルチオ)−、1−(3−ヒドロ
キシ−3−−メチルスルホニルフエニルプロピルチオ
−および1−(3−ヒドロキシ−3−−メトキシフエ
ニルプロピルチオ)−4−(4−シアノ−3−トリフル
オロメチルフエニル)−2−トリフルオロメチルブト−
トランス−3−エン−2−オール; 1−(2−カルボモイルエチルチオ)−、1−(−メ
チル−スルホニルベンジルチオ)−および1−(3−メ
トキシプロピルチオ)−4−(3−クロロ−4−シアノ
フエニル)−2−トリフルオロメチルブト−トランス−
3−エン−2−オール;および 1−(3−メチルスルホニルプロピルスルホニル)−4
−(3,4−ジクロロフエニル)−2−トリフルオロメチ
ルブト−トランス−3−エン−2−オール。
本発明の化合物は化学的に類縁の化合物の製造のために
適した公知の化学的方法により製造してよい。
上記の式で示される本発明によるアルケンの1製法は、
[式中A、R3およびR4は上記のものを表わす]で示され
る化合物を式R8−M[式中R8は上記のものを表わし、M
は金属基である]で示される有機金属化合物と反応させ
ることから成る。
Mはたとえばリチウムであつてよく、反応は有利に不活
性希釈剤または溶剤、たとえばテトラヒドロフラン中、
減圧で、たとえば−70℃〜−80℃で行なう。
前記反応の出発物質は、式: 〔式中A,R2,R3,R4およびR5は前記のものを表わす〕のア
ルデヒドまたはケトンを、式: R6CH2COR7または(Ph)3P=CR6COR7または 〔式中R6およびR7は前記のものを表わす〕の化合物と反
応させることにより得られる。
本発明によるアルケンのもう1つの製法は、式 [式中A、R3およびR4は上記のものを表わす]で示され
るエポキシドを、式R9−Q−H[式中R9およびQは上記
のものを表わす]で示される化合物と反応させるか、ま
たはQが−S−である場合には式 [式中B は陰イオン、たとえばクロリド、ブロミドま
たはトシレートイオンである]で示される相応するイソ
チウロニウム塩と反応させることから成る。その後R9
置換基がアリールスルフィニルまたはアルキルスルホニ
ルであるか、またはR9の置換基がアリールスルフィニル
またはアリールスルホニルであるか、またはQが−SO−
または−SO2−である化合物は、R9の置換基がアルキル
チオまたはアリールチオであるか、またはQが−S−で
ある相応する化合物の酸化によって得られる。反応は有
利に室温で不活性希釈剤または溶剤、たとえばテトラヒ
ドロフランまたはジエチルエーテル中、またはイソチオ
ウロニウム塩が使用される場合、テトラヒドロフラン
中、水性塩基、たとえば水酸化ナトリウム溶液の存在で
行なう。
エポキシド出発物質は式: の化合物(その製法は前述されている)を、塩基、たと
えばブチルリチウムまたは、相転移条件下にアルカリ金
属水酸化物の存在で、トリメチルスルホキソニウムヨー
ジドと反応させることにより得られる。
R9が異なるものを表わす、本発明の化合物の種々の転換
が可能である。このようにして、たとえば (i)R9がアミノ置換基を有する化合物をアシル化し
て、R9がアルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルア
ミノまたはアルキルスルホンアミド置換基を有する相当
する化合物を得る; (ii)R9がアルカノイルにより置換されているアルキル
である化合物は、R9がヒドロキシアルキルである、相当
する化合物に還元されてよい。
R1がアルキルである本発明の化合物は、R1が水素であ
る、相当する化合物のアルキル化により製造してよい。
R1がアルカノイルまたはアロイルである本発明の化合物
は、R1が水素である、相当する化合物のアシル化により
製造されていてよい。
R2,R3,R4の1種または数種およびR9中の置換基1つがア
ルキルスルフイニルまたはアルキルスルホニルである
か、R9中の置換基1つがアリールスルフイニル、アリー
ルスルホニル、ヘテロサイクリルスルフイニルまたはヘ
テロサイクリルスルホニルであるか、Qが−SO−または
−SO2−である本発明の化合物は、各々、R2,R3,R4の1
種または数種およびR9中の置換基がアルキルチオ、アリ
ールチオまたはヘテロサイクリルチオであるか、Qが−
S−である、相当する化合物の酸化により製造する。使
用される酸化剤および条件は、スルフイニルまたはスル
ホニル化合物が得られるかどうかにより決定される。こ
のようにして、メタノール溶液中、過ヨウ素酸ナトリウ
ムを用いる、室温でまたは室温より下の温度での酸化は
一般に、チオ化合物を相当するスルフイニル化合物に転
換し;および酢酸溶液中過酸化水素を用いるか、水溶液
中過硫酸塩を用いる、室温でまたは室温より上の温度で
の酸化は一般にチオ化合物を相当するスルホニル化合物
に転換するが、とはいえこの反応は時々スルフイニル段
階で中止する。
前述のように、本発明の化合物は、テストステロンプロ
ピオネートで同時に処理された場合、去勢された雄のラ
ツトの精のうの重量を減少する能力により示されるよう
な抗アンドロゲン特性を有する。
本発明の化合物は従つて、ヒトを含む温血脊椎動物にお
ける、悪性または良性の前立腺疾患またはにきび、多毛
性早熟症または脂漏のような、アンドロゲン依存性疾病
群の治療で使用されてよい。それはまた家畜での排卵の
改良のためにも使用される。
ラツトで抗アンドロゲン活性を示す、本発明の化合物の
配量で、毒性の微候は見られない。
本発明の化合物は、薬学的に認容性の希釈剤または担体
との組合せで化合物を含む、医薬または獣医学的組成物
の形で温血動物に投与されてよい。
組成物は、錠剤、カプセル、水性または油性溶液または
懸濁液またはエマルジヨンとして、経口適用のために適
した形であってよい。それは腸官外投与のために適した
滅菌溶液または懸濁液の形または外用施薬のための軟膏
またはローシヨンの形または坐薬の形であつてよい。
組成物はその上に、抗エストロゲン、たとえばタモキシ
フエン;アロマターゼ阻害剤、たとえばテストラクトン
またはアミノグルテチミド;プロゲスチン、たとえばメ
ドロキシプロゲステロンアセテート;ゴナドトロフイン
分泌阻害剤、たとえばダナゾール;LH−RH類縁体、たと
えばブセレリン;細胞障害性剤、たとえばシクロホスフ
アミド;抗生物質、たとえばペニシリンまたはオキシテ
トラサイクリン;および抗炎症剤、たとえば、殊に外用
のためのフルオシノロンアセトニドから選択された薬剤
1種または数種を含有していてよい。
本発明の化合物は通常体重kgに対し0.1mg〜125mgの配量
で温血動物に投与される。
本発明を次の実施例につき詳述するが、これに限定され
るものではない。
実施例 例1 テトラヒドロフラン(5ml)中の4−(3,4−ジクロロフ
エニル)−1,2−エポキシ−2−トリフルオロメチルブ
ト−トランス−3−エン(0.3g)の溶液をテトラヒドロ
フラン(25ml)中の2−メチルチオエタンチオール(0.
2g)および水素化ナトリウム(0.08gの鉱油中の50%水
溶液)の撹拌混合物に滴加し、混合物を室温で1.5時間
撹拌し、その後水に注いだ。混合物を酢酸エチルで抽出
し、抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥し、減圧下に蒸発乾凅した。残渣
をシリカゲルカラム上、溶離剤として石油エーテル(沸
点60〜80℃)および塩化メチレンの3:2v/v混合物を用い
るクロマトグラフイーにより精製した。このようにして
油状物として4−(3,4−ジクロロフエニル)−1−
〔(2−メチルチオエチル)チオ〕−2−トリフルオロ
メチルブト−トランス−3−エン−2−オールが得られ
た。融点64℃。
出発物質として使用されるエポキシブテンは次のように
して得られた: エタノール(50ml)中の3,4−ジクロロベンズアルデヒ
ド(10g)の溶液およびその後1,1,1−トリフルオロアセ
トン(6.5ml)の溶液をエタノール(100ml)中の新たに
粉砕された水酸化リチウム−水和物(1.0g)の撹拌懸濁
液に連続的に添加し、トリフルオロアセトンを反応混合
物の表面下への注入により添加し、混合物を1時間撹拌
し、その後水(600ml)に注いだ。混合物を酢酸エチル
で抽出し、抽出物を水性2N−塩化水素酸およびその後飽
和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥し、減圧下に蒸発乾凅した。残渣をシリカゲルカ
ラム上、溶離剤として石油エーテル(沸点60〜80℃)お
よび塩化メチレンの7:3v/v混合物を用いるクロマトグラ
フイーにより精製した。このようにして1,1,1−トリフ
ルオロ−4−(3,4−ジクロルフエニル)ブト−トラン
ス−3−エン−2−オン、融点81℃が得られた。
n−ブチル−リチウム(11.6ml、ヘキサン中の1.6モル
溶液)を、−10℃に冷却されたテトラヒドロフラン(20
0ml)中のトリメチルスルホキソニウムヨージド(4.1
g)の撹拌懸濁液に添加し、混合物をこの温度で2時間
撹拌し、その後テトラヒドロフラン(100ml)中の4−
(3,4−ジクロロフエニル)−1,1,1−トリフルオロブト
−トランス−3−エン−2−オン(2.0g)の撹拌溶液に
添加した。混合物を90分間撹拌し、飽和塩化アンモニウ
ム水溶液(75ml)を添加し、混合物を水および酢酸エチ
ルに分配した。層を分離し、水性層を酢酸エチルで抽出
し、結合された酢酸エチル溶液を飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に
蒸発乾凅した。残渣をシリカゲルカラム上、溶離剤とし
て石油エーテル(沸点60〜80℃)および塩化メチレンの
4:1v/v混合物を用いるクロマトグラフイーにより精製し
た。このようにして油状物として4−(3,4−ジクロロ
フエニル)−1,2−エポキシ−2−トリフルオロメチル
−ブト−トランス−3−エンが得られた。
前記の方法を、適したチオールおよび前記のようにまた
はアンゲバンテ ヒエミー(Angewandte Chemie)(Int
ernational Editiov)、1973年、第12巻、第845ページ
に記載された一般的方法により、適したブテノンから製
造された、適したエポキシドを用いて繰り返した。この
ようにして次表の化合物が得られた: 注1 ブテノン出発物質は、テトラヒドロンレタース
(Tetrahedron Lerrers)(1983年)第4229ページに記
載された方法により、適したアルデヒドのジエチル3,3,
3−トリフルオロ−2−メチルイミノプロピルホスホネ
ートとの反応により得られた。4−(4−シアノ−3−
トリフルオロメチルフエニル)−1,1,1−トリフルオロ
ブト−3−エン−2−オンは119〜121℃の融点を有し、
4−(3−クロロ−4−シアノフエニル)−1,1,1−ト
リフルオロプト−3−エン−2−オンは102〜104℃の融
点を有する。
注2 前記の化合物の酸加水分解により製造。
例2 水(0.5ml)中の水酸化ナトリウム(0.06g)の溶液を、
アルゴン雰囲気下に室温で保たれた、テトラヒドロフラ
ン中の3−ヒドロキシ−3−フエニルプロピルイソチオ
ウロニウムクロリド(0.18g)の撹拌懸濁液に添加し、
混合物を15分間撹拌した。テトラヒドロフラン(2ml)
中の4−(4−シアノ−3−トリフルオロメチルフエニ
ル)−1,2−エポキシ−2−トリフルオロメチルブト−
トランス−3−エン(0.205g)の溶液を添加し、混合物
を室温で20時間撹拌し、酢酸エチル(20ml)で希釈し、
飽和塩化ナトリウム水溶液(15ml)で洗浄した。有機溶
媒を硫酸マグネシウム上で乾燥し、蒸発乾凅し、残渣を
シリカゲル(Merck9385)カラム上、溶離剤として石油
エーテル(沸点60〜80℃)および酢酸エチル2:1v/v混合
物を用いるフラツシユクロマトグラフイーにより精製し
た。このようにして油状物として、4−(4−シアノ−
3−トリフルオロメチルフエニル)−1−(3−ヒドロ
キシ−3−フエニルプロピル)チオ−2−トリフルオロ
メチルブト−トランス−3−エン−2−オールが得られ
た。
前記の方法を出発物質として適した塩化イソチオウロニ
ウム(または表中、*では臭化イソチオウロニウムまた
は**ではイソチオウロニウムトシレート)および適し
たエポキシドを用いて繰り返し、このようにして次表の
化合物が得られた: 例3 2N−水酸化ナトリウム水溶液(0.75ml)をアルゴン雰囲
気下に室温で保たれた、テトラヒドロフラン中の3−ヒ
ドロキシ−3−−メトキシフエニルプロピルイソチオ
ウロニウムブロミド(0.236g)および4−(4−シアノ
−3−トリフルオロメチルフエニル)−1,2−エポキシ
−2−トリフルオロメチルブト−トランス−3−エン
(0.205g)の撹拌懸濁液に添加し、混合物を室温で20時
間撹拌し、その後飽和塩化アンモニウム水溶液(30ml)
に注いだ。混合物をジエチルエーテル(各々25ml)で3
回抽出し、結合した抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液
(25ml)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、蒸発
乾凅した。
混合物をシリカゲル(Merck9385)カラム上、溶離剤と
して塩化メチレンおよび酢酸エチルの40:1v/v混合物を
用いるフラツシユクロマトグラフイーにより精製した。
このようにして油状物として、4−(4−シアノ−3−
トリフルオロメチルフエニル)−1−(3−ヒドロキシ
−3−−メトキシフエニル−プロピル)チオ−2−ト
リフルオロメチルブト−トランス−3−エン−2−オー
ルが得られた。
前記の方法を出発物質として適した臭化イソチオウロニ
ウム(または表中*では塩化イソチオウロニウム)およ
び適したエポキシドを用いて繰り返し、このようにして
次表に記載された化合物が得られた。
また同様の方法により、出発物質として4−メチルスル
ホニルベンジルイソチオウロニウムブロミドを用いて、
4−(3−クロロ−4−シアノフエニル)−1−(4−
メチルスルホニルベンジル)チオ−2−トリフルオロメ
チルブト−トランス−3−エン−2−オールが得られ
た。
例2および3で出発物質として使用されるイソチオウロ
ニウム塩は、チオ尿素および適したハロゲン化アルキル
またはアルキルトシレートから常法により製造された。
これらは新規であり、次表に挙げられた融点により特徴
づけられる: 例4 水(10ml)中のペルオキシ−硫酸カリウム(1.0g)の溶
液をメタノール(10ml)中の4−(3,4−ジクロロフエ
ニル)−1−〔(2−メチルチオエチル)チオ〕−2−
トリフルオロメチルブト−トランス−3−エン−2−オ
ール(例1;0.1g)の撹拌溶液に添加し、混合物を室温で
16時間撹拌し、水(20ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出
する。抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫
酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に蒸発乾凅し、残渣
をシリカゲルカラム上溶離剤として石油エーテル(沸点
60〜80℃)および酢酸エチルの1:1v/v混合物を用いるク
ロマトグラフイーにより精製した。このようにして4−
(3,4−ジクロロフエニル)−1−〔(2−メチル−ス
ルホニルエチル)スルホニル〕−2−トリフルオロメチ
ルブト−トランス−3−エン−2−オールが得られた。
融点187℃。
出発物質として前記例1または例3に記載された適した
チオ化合物を用いて、前記方法を繰り返し、このように
して次表に挙げられたような化合物が得られた: 例5 n−ブチル−リチウム(1.2ml、ヘキサン中の1.6モル溶
液)を−78℃でアルゴン雰囲気下に保たれた、テトラヒ
ドロフラン(100ml)中の(2−メトキシエトキシ)メ
トキシメチル−トリ−n−ブチルスタンナン〔0.734g、
ジヤーナル オブ ジ アメリカン ケミカル ソサイ
エテイー(Journal of the American Chemical Societ
y)1978年、100、1483に記載されたのと同様の方法によ
り製造〕の撹拌溶液に滴加した。混合物を−78℃で15分
間撹拌し、テトラヒドロフラン(10ml)中の1−(3,4
−ジクロロフエニル)−4,4,4−トリフルオロブト−1
−エン−3−オン(0.44g)の溶液を滴加し、混合物を
−78℃で2時間撹拌した。水(1ml)を添加し、混合物
が室温に加温するのを許し、ジエチルエーテル(20ml)
を添加した。混合物を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、蒸発乾凅した。残渣
をシリカゲル(Merck9385)カラム上、溶離剤として酢
酸エチルおよび石油エーテルの1:1v/v混合物(沸点60〜
80℃)を用いてフラツシユクロマトグラフイーにより精
製した。このようにして油状物として1−(3,4−ジク
ロロフエニル)−4−(2−メトキシエトキシ)−メト
キシ−3−トリフルオロメチルブト−トランス−1−エ
ン−3−オールが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 235/02 255/54 275/10 317/16 323/10 C07D 213/32 213/34 241/12 307/38 317/18 319/08 333/18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: [式中Xは式−CH=CH−を有し; 環Aはフェニルであり; R1は水素であり; R3およびR4は、同じかまたは異なっていてもよく、それ
    ぞれハロゲノ、シアノおよびトリフルオロメチルから選
    択された電子吸引性置換基であり; R7はトリフルオロメチルであり; R8は式−CH2−Q−R9を有し ここでQは−O−、−S−、−SO−または−SO2−であ
    り; R9はハロゲノ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ウレイド
    およびカルバモイル; それぞれ炭素原子数6までのアルコキシ、アルキルアミ
    ノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
    ルホニル、アルキルカルバモイル、アルカノイルおよび
    アルカノイルアミノ; それぞれ炭素原子数12までのアルコキシアルコキシ、ジ
    アルキルアミノおよびジアルキルカルバモイル; アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールス
    ルフィニルおよびアリールスルホニル(ここでそれぞれ
    のアリール基はフェニル、ナフチル、フルオロフェニ
    ル、メトキシフェニル、メチルチオフェニルまたはメチ
    ルスルホニルフェニルである); ベンゾイルおよびフルオロベンゾイル; 各ヘテロサイクリル基は、複素環が酸素、窒素および硫
    黄から選ばれた1個または2個のヘテロ原子を有し、単
    環であるかまたは1個のベンゾ環に縮合されておりかつ
    非置換であるかまたは炭素原子数6までの1個のアルキ
    ル置換基を有する、5員または6員の飽和または不飽和
    の複素環であるヘテロサイクルおよびヘテロサイクルカ
    ルボニル;および2つの酸素原子がR9の同じ炭素原子に
    結合しているアルキレンジオキシから選ばれた1個また
    は数個の置換基を有する、炭素原子数6までのアルキル
    である]で示される化合物。
  2. 【請求項2】Xがトランス配置の−CH=CH−であり、R3
    およびR4の1つまたは2つ(同じかまたは異なる)はフ
    ルオロ、クロロ、シアノまたはトリフルオロメチルであ
    り、R3およびR4の他方は水素であり;Qは−S−または−
    SO2−であり;R9は炭素原子数4までの直鎖アルキルであ
    り、該直鎖アルキルはシアノ、ヒドロキシ、アミノ、カ
    ルバモイル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、メチル
    スルホニル、アセチル、アセトアミド、ウレイド、ジメ
    チルアミノ、ジメチルカルバモイル、フェニル、フルオ
    ロフェニル、メチルチオフェニル、メチルスルホニルフ
    ェニル、ナフチル、メトキシフェノキシ、フェニルチ
    オ、メチルスルホニルフェニルチオ、ベンゾイル、テノ
    イル、フリル、ピリジル、ピラジニル、メチルチアゾリ
    ルおよび1,4−ベンゾジオキサニルから選択した1つま
    たは2つの置換基を有するか;または該直鎖アルキルは
    かかる置換基1つおよび末端炭素原子に3つのフッ素置
    換基を有するか;またはエチレンジオキシまたはトリメ
    チレン−1,3−ジオキシ置換基を有するか;または末端
    炭素原子に3つのフッ素置換基を有する、特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Aが3,4−ジクロロフェニル、3−クロロ
    −4−シアノフェニル、4−シアノ−3−トリフルオロ
    メチルフェニルまたは4−フルオロ−3−トリフルオロ
    メチルフェニルである、特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。
  4. 【請求項4】1−(2−カルバモイルエチルチオ)−4
    −(3−クロロ−4−シアノフェニル)−2−トリフル
    オロメチルブト−トランス−3−エン−2−オール、1
    −(p−メチルスルホニルベンジルチオ)−4−(3−
    クロロ−4−シアノフェニル)−2−トリフルオロメチ
    ルブト−トランス−3−エン−2−オールまたは1−
    (3−メトキシプロピルチオ)−4−(3−クロロ−4
    −シアノフェニル)−2−トリフルオロメチルブト−ト
    ランス−3−エン−2−オールである、特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
  5. 【請求項5】1−(3−メチルスルホニルプロピルスル
    ホニル)−4−(3,4−ジクロロフェニル)−2−トリ
    フルオロメチルブト−トランス−3−エン−2−オール
    である、特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  6. 【請求項6】式: [式中Xは式−CH=CH−を有し; 環Aはフェニルであり; R1は水素であり; R3およびR4は、同じかまたは異なっていてもよく、それ
    ぞれハロゲノ、シアノおよびトリフルオロメチルから選
    択された電子吸引性置換基であり; R7はトリフルオロメチルであり; R8は式−CH2−Q−R9を有し ここでQは−O−、−S−、−SO−または−SO2−であ
    り; R9はハロゲノ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ウレイド
    およびカルバモイル; それぞれ炭素原子数6までのアルコキシ、アルキルアミ
    ノ、アルクルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
    ルホニル、アルキルカルバモイル、アルカノイルおよび
    アルカノイルアミノ; それぞれ炭素原子数12までのアルコキシアルコキシ、ジ
    アルキルアミノおよびジアルキルカルバモイル; アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールス
    ルフィニルおよびアリールスルホニル(ここでそれぞれ
    のアリール基はフェニル、ナフチル、フルオロフェニ
    ル、メトキシフェニル、メチルチオフェニルまたはメチ
    ルスルホニルフェニルである); ベンゾイルおよびフルオロベンゾイル; 各ヘテロサイクリル基は、複素環が酸素、窒素および硫
    黄から選択された1個または2個のヘテロ原子を有し、
    単環であるかまたは1個のベンゾ環に縮合されておりか
    つ非置換であるかまたは炭素原子数6までの1個のアル
    キル置換基を有する、5員または6員の飽和または不飽
    和の複素環であるヘテロサイクリルよびヘテロサイクリ
    ルカルボニル;および双方の酸素原子がR9の同じ炭素原
    子に結合しているアルキレンジオキシから選ばれた1個
    または数個の置換基を有する、炭素原子数6までのアル
    キル基である]で示される化合物の製法において、式: [式中A,R3およびR4は上記のものを表わす]で示される
    化合物を式R8−M[式中R8は上記のものを表わし、Mは
    金属基である]で示される化合物と反応させ、その後R9
    の置換基がアルキルスルフィニルまたはアルキルスルホ
    ニルであるか、またはR9の置換基がアルキルスルフィニ
    ルまたはアルキルスルホニルであるか、またはQが−SO
    −または−SO2−である化合物を、R9の置換基がアルキ
    ルチオまたはアリールチオであるか、Qが−S−である
    相応する化合物を酸化することによってつくることを特
    徴とする上記式で示される化合物の製法。
  7. 【請求項7】式: [式中Xは式−CH=CH−を有し; 環Aはフェニルであり; R1は水素であり; R3およびR4は、同じかまたは異なっていてもよく、それ
    ぞれハロゲノ、シアノおよびトリフルオロメチルから選
    択された電子吸引性置換基であり; R7はトリフルオロメチルであり; R8は式−CH2−Q−R9を有し ここでQは−O−、−S−、−SO−または−SO2−であ
    り; R9はハロゲノ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ウレイド
    およびカルバモイルから選択された1個以上の置換基を
    有する、炭素原子数6までのアルキル; それぞれ炭素原子数6までのアルコキシ、アルキルアミ
    ノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
    ルホニル、アルキルカルバモイル、アルカノイルおよび
    アルカノイルアミノ; それぞれ炭素原子数12までのアルコキシアルコキシ、ジ
    アルキルアミノおよびジアルキルカルバモイル; アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールス
    ルフィニルおよびアリールスルホニル(ここでそれぞれ
    のアリール基はフェニル、ナフチル、フルオロフェニ
    ル、メトキシフェニル、メチルチオフェニルまたはメチ
    ルスルホニルフェニルである); ベンゾイルおよびフルオロベンゾイル; 各ヘテロサイクリル基は、複素環が酸素、窒素および硫
    黄から選択された1個または2個のヘテロ原子を有し、
    単環であるかまたは1個のベンゾ環に縮合されておりか
    つ非置換であるかまたは炭素原子数6までの1個のアル
    キル置換基を有する、5員または6員の飽和または不飽
    和の複素環であるヘテロサイクルおよびヘテロサイクル
    カルボニル;および双方2つの酸素原子がR9の同じ炭素
    原子に結合している炭素原子数2〜4のアルキレンジオ
    キシから選ばれた1個または数個の置換基を有する、炭
    素原子数6までのアルキルである]で示される化合物の
    製法において、式: [式中A,R3およびR4は上記のものを表わす]で示される
    エポキシドを、式R9−Q−H[式中R9およびQは上記の
    ものを表わす]で示される化合物と反応させるか、また
    はQが−S−である場合には式: [式中B は陰イオンである]で示される相応するイソ
    チウロニウム塩と反応させ、その後R9の置換基がアルキ
    ルスルフィニルまたはアルキルスルホニルであるか、ま
    たはR9の置換基がアリールスルフィニルまたはアリール
    スルホニルであるか、またはQが−SO−または−SO2
    である化合物を、R9の置換基がアルキルチオまたはアリ
    ールチオであるか、またはQが−S−である相応する化
    合物の酸化によってつくることを特徴とする上記式で示
    される化合物の製法。
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