JPH0730287U - 高所作業車の作業台取付構造 - Google Patents

高所作業車の作業台取付構造

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JPH0730287U
JPH0730287U JP6078793U JP6078793U JPH0730287U JP H0730287 U JPH0730287 U JP H0730287U JP 6078793 U JP6078793 U JP 6078793U JP 6078793 U JP6078793 U JP 6078793U JP H0730287 U JPH0730287 U JP H0730287U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業台取付部分の強度を大きくでき、しかも
その取付け用のボルト27が緩みにくくなるようにする
とともに、作業台床部のメインフレーム23部分の強度
を、そこに使用されるフレーム断面積の割に強くし得る
ようにする。 【構成】 作業台20の旋回中心床部22に設けた上板
30と下板40の各旋回中心部Pにそれぞれ開口31,
41を形成し、上板30と下板40のそれぞれ内周縁部
付近に周方向に複数個の筒体26を配設し、ボルト27
を上板30の上側から筒体26を通して旋回ベアリング
14に締付けることにより、作業台取付部分の強度を大
きくするとともにボルト27を緩みにくくする。又、作
業台床部21のメインフレーム23として、その長さ方
向に直交する方向の縦断面形状が中空で横長偏平の閉断
面構造を有するフレーム材を使用して、作業台床部21
の強度を強くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、作業員搭乗用の作業台をブーム先端部において水平旋回自在に取 付けた高所作業車の作業台取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、作業員搭乗用の作業台を大型化(床部の大きさが例えば4m×2m程度 )して、一度に多くの作業員を搭乗させたりあるいは一度に多くの資材を載せる ことができるようにした大型作業台つきの高所作業車が開発されている。従来の この種の大型作業台つきの高所作業車では、作業台はブーム先端部に取付けられ たサポートに対して固定されているが、このような大型作業台でもブーム先端部 において水平旋回し得るようにすることが望まれている。
【0003】 このように、大型作業台を水平旋回自在に設置する場合には、支持強度やバラ ンス面を考慮して、例えば図1に示すように作業台20の支持部分(旋回部分) を床部21におけるバランス中心付近に設けることが好ましい。
【0004】 他方、このように作業台20を大型化しようとすると、当然に作業台全体の重 量が大きくなり、作業台の軽量化を図るためには床部21を薄板構造にすること が望まれる。
【0005】 ところで、図7には、大型の作業台を水平旋回自在に取付ける場合の、従来か ら一般に考えられる作業台取付構造を示している。この図7に示す作業台取付構 造においては、作業台20の旋回中心部Pに位置する旋回中心床部22に、補強 のために上下に間隔をもって上板30と下板40とが設けられる。又、上板30 と下板40の各旋回中心部Pには、それぞれ配線挿通用やジョイント部19設置 用となる開口31,41が形成される。他方、図1に示すようにブーム先端部3 aには、レベルシリンダ6によって起伏動せしめられるサポート5が取付けられ ており、該サポート5の上面に旋回ベアリング14の内輪15がボルト17,1 7で固定される。そして、上記下板40の開口41の内周縁部42を旋回ベアリ ング14の外輪16上に周方向の複数箇所からボルト27,27・・で締付ける ことによって、作業台20を旋回ベアリング14上に取付ける。この各ボルト2 7,27・・は、上板30の開口31から工具Kを差し込んで螺合操作される。 尚、上板30の開口31は、下板40をボルト27,27・・で旋回ベアリング 14上に固定した後、上面被覆板28で被覆される。
【0006】 又、図7に示す従来の高所作業車の作業台20においては、その床部21の骨 組みを、比較的細いフレーム(角パイプ)を縦横に組付けて構成しており、旋回 中心床部22に連結して設けられているメインフレーム123部分も、例えば図 8に示すように比較的細い角パイプ124,124が使用されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような大型作業台つきの高所作業車においては、作業台床部2 1の端部付近に大重量が加わった場合に、旋回中心床部22の旋回ベアリング1 4への固定部分に大きな曲げ作用やねじり作用が働くが、図7に示す作業台取付 構造では、旋回中心床部22における下板40の内周縁部42のみがボルト締め によって固定されているだけなので、該固定部分の強度に不安が生じる。又、そ の固定部分を補強するのに、該下板40の板厚さTを大きくすることが考えられ るが、その場合(板厚さを大きくする場合)には、作業台全体が大重量化し、軽 量化を図るという目的に反することとなる。さらに、上記のように下板40のみ をボルト27で直締めしたものでは、振動や衝撃あるいは経時変化(材料の膨張 ・収縮作用や材料の劣化等)によって該ボルト27が緩み易くなるという問題も ある。
【0008】 又、図7に示すように、作業台の旋回中心床部22に上板30と下板40から なる上下2枚の板材を設けたものにおいて、その下板40のみを旋回ベアリング 14にボルト締めするようにしたものでは、該下板締付け用のボルト27,27 ・・を螺合操作する際に、工具Kを上板30の開口31を通して行う必要があり 、下板40に形成される開口41の内径が例えば符号D1でよいのに対して、上 板側開口31の内径D2は下板側開口41の内径D1よりかなり大きくする必要が ある。そして、このように上板側開口31の内径D2を大きくすると、その分、 強度が弱くなるという問題がある。
【0009】 さらに、図7に示す作業台では、旋回中心床部22に連結して設けられるメイ ンフレーム123部分の骨組みとして、図8に示すように比較的細い角パイプか らなる複数本のフレーム材124,124を組付けて構成しているが、このよう なメインフレーム123の構造では、フレーム本数が多くなって組付け作業が面 倒となるとともに、メインフレーム123部分の縦断面積(図8における幅W× 高さH)中のフレーム断面積(ハッチング部分の合計面積)の割に曲げ及びねじ り等に対する剛性が小さいという問題がある。
【0010】 本願考案は、上記したような大型作業台を使用したものであっても、作業台取 付部分の強度を大きくすることができ、しかもその取付け用のボルトが緩みにく くなるようにするとともに、作業台床部のメインフレーム部分の強度をフレーム 断面積の割に強化し得るようにした高所作業車の作業台取付構造を提供すること を目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願考案は上記課題を解決するための手段として、次の構成を有している。
【0012】本願請求項1の考案の構成 本願請求項1の考案の作業台取付構造は、ブームの先端部に取付けたサポート に作業員搭乗用の作業台の床部を旋回ベアリングを介して連結することにより、 作業台がサポート上で水平旋回自在なる如く構成した高所作業車において、作業 台の床部における旋回ベアリングに対応する旋回中心床部に、上下方向に間隔を もって上板と下板を設け、該上板と下板の各旋回中心部にそれぞれ配線挿通用や ジョイント部設置用となる開口を形成し、下板の上面から少なくとも上板の下面 に達する長さを有する複数の筒体を、上板と下板の各開口よりそれぞれ外側にお いて周方向に間隔をもたせ且つ下板の上面に立設させた状態で配設するとともに 、複数のボルトを上板の上側から筒体を貫通して旋回ベアリングに締付けること により、作業台の旋回中心床部を旋回ベアリング上に固定したことを特徴として いる。
【0013】 本願請求項1の作業台取付構造において使用される作業台としては、一度に多 人数を搭乗せしめ得る大型のものが採用可能である。又、上板及び下板の旋回中 心部に形成される各開口は、配線挿通用やジョイント部設置用となるもので、そ れらの作業を行う際の作業性を損なわない範囲で可及的に小径とするのが望まし い。上板と下板とは、上下方向に所定の間隔を保持した状態で適宜の間隔保持部 材で連結される。各筒体は円筒形でも角筒形でもよい。又、各筒体の長さは、下 板の上面と上板の上面との間の間隔とほぼ同じかそれより僅かに大きい長さに設 定してもよいし、あるいは下板の上面と上板の下面との間の間隔と同じ長さに設 定してもよい。そして、各筒体として下板の上面と上板の上面との間の間隔とほ ぼ同じかそれより僅かに大きい長さのものを使用する場合には、各筒体を下板の 上面に立設させ且つ筒体上端を上板に形成した穴を貫通して該上板上に露出させ る。他方、各筒体として下板の上面と上板の下面との間の間隔と同じ長さのもの を使用する場合には、該各筒体を下板と上板間に介在させる。下板の開口より外 側には、周方向に複数のボルト挿通穴が形成されている。又、各筒体にも、その 中心部にボルトを挿通させることができる大きさの穴が形成されている。そして 、本願請求項1の作業台取付構造では、複数のボルト(ボルト頭部)で上板の上 側から各筒体の上面あるいは上板の上面を旋回ベアリング側に押付けることによ り、作業台床部の旋回中心床部を旋回ベアリング上に固定している。
【0014】本願請求項2の考案の構成 本願請求項2の考案は、請求項1の高所作業車の作業台取付構造において、作 業台の旋回中心床部に連結して設けられる長尺のメインフレームとして、その長 さ方向に直交する方向の横幅が旋回ベアリングの外径とほぼ同幅でしかも長さ方 向に直交する方向の縦断面形状が中空で横長偏平の閉断面構造を有するフレーム 材を使用したことを特徴としている。
【0015】 この請求項2において、メインフレームの一端側は、旋回中心床部に溶接等に より一体的に連結されている。又、該メインフレームは、一端側を旋回中心床部 に連結させた状態で、作業台床部の幅方向の中央位置を作業台床部の外端に向け て延出させている。
【0016】
【作用】
本願請求項1の作業台取付構造では、複数のボルトで旋回中心床部の上板の上 側から、該上板上に露出している筒体の上面あるいは上板の上面を旋回ベアリン グ側に押付けることによって、作業台の旋回中心床部を旋回ベアリング上に固定 しており、作業台全体がブーム先端部のサポートに対して水平旋回し得るように なっている。又、この作業台取付構造では、各ボルトが筒体を貫通して旋回ベア リングに螺合されているので、その取付部におけるボルト締め部分の厚さが厚く なり、しかもその締付け状態においては筒体部分がクッション機能を有するよう になる。又、該各ボルトの頭部が上板の上面より上側で締着されるので、ボルト 締め時においてボルト螺合用の工具を上板側の開口内に挿入する必要がなくなり 、従って、旋回中心床部に上板と下板を有するものであっても、上板側の開口を 下板側の開口より必然的に大きくする必要がなくなる。
【0017】 本願請求項2のものでは、メインフレームとして、旋回ベアリングの外径とほ ぼ同径の横幅を有ししかも縦断面形状が中空で横長偏平の閉断面構造を有するフ レーム材を採用しているが、メインフレームをこのような横幅及び断面形状にす ると、比較的細いフレームを複数本組み合わせる場合に比して作業台床部の骨組 みの構造が簡単となり、しかもメインフレーム部分の縦断面積中のフレーム断面 積の割に曲げ及びねじり等に対する剛性が大きくなる。
【0018】
【考案の効果】
本願請求項1の作業台取付構造によれば、作業台の旋回中心床部において、複 数の筒体を下板の上面から上板の開口より外側において周方向に間隔をもたせ且 つ下板上面に立設させた状態で配置し、複数のボルトで各筒体の上面あるいは上 板の上面を旋回ベアリング側に押付けることによって旋回中心床部を旋回ベアリ ング上に固定しているので、旋回中心床部におけるボルト締め部分の厚さが厚く なり、作業台取付部分の強度が大きくなる。又、各ボルトの頭部は、上板の上面 より上側で締付けているので、ボルト締め時においてボルト螺合用の工具を上板 側の開口内に挿入する必要がなくなり、その分、上板側の開口径を小さくできて 該上板部分の強度を大きくすることができる。さらに、各ボルトによる締着状態 においては、筒体がクッション作用を発揮して、振動や衝撃等の外力、あるいは 経時変化等によるボルトのゆるみが緩和されるという効果がある。
【0019】 本願請求項2のものでは、請求項1の高所作業車において、作業台床部のメイ ンフレームとして、その横幅を旋回ベアリングの外径程度まで大きくし且つ縦断 面形状が中空で横長偏平の閉断面構造としたフレーム材を使用しているので、比 較的細いフレームを複数本組み合わせる場合に比して作業台床部の骨組みの構造 が簡単となって該作業台床部の組付け作業が容易となり、しかもメインフレーム 部分の縦断面積中のフレーム断面積の割に曲げ及びねじり等に対する剛性が大き くなって作業台床部の強度を大きくすることができるという効果がある。
【0020】
【実施例】
以下、図1〜図6を参照して本願考案の実施例を説明すると、図1〜図5には 本願考案の第1実施例が示され、又図6には本願考案の第2実施例が示されてい る。
【0021】 この各実施例で使用されている高所作業車は、図1に示すようにクローラ型の 車両1の上部に旋回台2を搭載し、該旋回台2に起伏シリンダ4によって起伏動 せしめられるブーム(伸縮ブーム)3の基端部を枢着し、ブーム3の先端部3a にレベルシリンダ6によって起伏動せしめられるサポート5を枢着し、さらに該 サポート5の上部に旋回ベアリング14を介して作業員搭乗用の作業台20を取 付けて構成されている。尚、車両1としては、タイヤによる走行車両を採用でき ることは勿論である。
【0022】 そして、この高所作業車では、作業台20内に設けた操作部29から、旋回台 2の水平旋回、ブーム3の起伏及び伸縮、作業台20の水平旋回等の操作を行っ て、作業台20を水平方向、上下方向及び水平旋回方向にそれぞれ変位せしめ得 るようになっている。尚、作業台2は、ブーム3の起伏角度が変化してもレベル シリンダ6により自動で水平姿勢を維持するようになっている。
【0023】 図1〜図5に示す第1実施例について説明する。この第1実施例のものでは、 サポート5の上部に取付けられた旋回ベアリング14は、内輪15と外輪16を 有している。そして、この旋回ベアリング14は、サポート5の上面に内輪15 部分をボルト17,17・・で固定することによって取付けられている。外輪1 6の上面側には、周方向に適宜の間隔をもって複数個(図示例では合計8個)の ネジ穴が形成されている。この各ネジ穴には、後述するように作業台20を固定 するためのボルト27がそれぞれ螺合される。尚、旋回ベアリング14の外輪1 6は、油圧モータ11からの動力で減速機12及びギヤ13を介して回転せしめ られる。
【0024】 作業台20は、この第1実施例では図2に示すように、その床部21が例えば 4m×2m程度の略長方形でかなり大型のものが採用されており、一度に多人数 の作業員を搭乗させたりあるいは一度に多量の資材を載せたりし得るようになっ ている。尚、この作業台20は、水平旋回し得るようになっているが、便宜上、 図2において矢印A方向を前方向、矢印B方向を後方向という。
【0025】 作業台20の床部21は、後述するように旋回ベアリング14に対応する位置 に旋回中心床部22を設け、該旋回中心床部22に接続する位置から後方向に向 けて比較的広幅のメインフレーム23を設けるとともに、旋回中心床部22及び メインフレーム23に周辺部を支持する複数本の細い骨組み(フレーム材)を組 付けている。尚、各骨組みの上部には金網あるいは薄板等が張設されている。
【0026】 作業台20は、この実施例では、図2〜図4に示すように、作業台床部21に おける幅方向の中間部で前端部(矢印A側の端部)から後方向(矢印B方向)に 約1/3の長さだけ変位した付近(旋回中心床部22)を旋回ベアリング14上に 載置・固定している。従って、この作業台20は、旋回中心床部22を中心とし て水平旋回し得るようになっている。
【0027】 作業台床部21における旋回中心床部22には、それぞれ鋼板製の上板30と 下板40とを有している。上板30は、例えば前後長さが約45cm、左右長さが 約50cm程度の四角形に形成されている。他方、下板40は、上板30とほぼ同 形同大きさの四角形部分に適宜小長さだけ後方に延出する左右2つの延出部43 ,43を一体成形して形成されている。又、上板30と下板40には、それぞれ 中心部に円形の開口31,41が形成されている。この上板側の開口31の内径 d2(図4)と下板側の開口41の内径d1とは、この実施例ではそれぞれ約30 cm程度のほぼ同径に形成している。尚、この各開口31,41は、配線挿通用や ジョイント部19設置用となるものであり、それらの作業を行う際の作業性を損 なわない範囲で可及的に小径とするのが望ましい。
【0028】 上板30と下板40間には、両者間の外周寄り位置と内周寄り位置とにそれぞ れ所定高さ(例えば10cm程度)を有する四角形状の外周壁51と円形の内周壁 52とが介設されている。尚、この外周壁51及び内周壁52は、上板30及び 下板40に対して溶接によって固定されている。
【0029】 上板30の開口31の縁部(以下、内周縁部という)32には、周方向に所定 間隔をもって複数個(図示例では合計8個)の穴33,33・・が形成されてい る。この各穴33は、後述する筒体26を貫通させるためのもので、該筒体26 の外径(例えば30〜40mm程度)とほぼ同じかそれより僅かに大きい程度され ている。又、下板40の開口41の縁部(以下、内周縁部という)42には、上 板側の各穴33に対応する位置にそれぞれボルト挿通穴が形成されている。尚、 上板側の各穴33及び下板側の各ボルト挿通穴は、旋回ベアリング14の外輪1 6に形成している各ネジ穴に対応する位置にある。
【0030】 上板30と下板40の各内周縁部32,42には、上板側の上記各穴33及び 下板側の各ボルト挿通穴に対応する位置に、それぞれ筒体26,26・・が配設 されている。この各筒体26,26・・は、下板40の内周縁部42上面から上 方に向けて立設され、且つ該各筒体26の上端がそれぞれ上板側内周縁部32の 各穴33を貫通して上板30の上面上にごく僅かに突出するようにして設置され いてる。又、この各筒体26は、上板30の穴33の縁部と下板40の上面にそ れぞれ溶接されている。
【0031】 作業台床部21のメインフレーム23は、旋回中心床部22に接続する位置か ら作業台床部21の後端部に達する長さを有している。そして、メインフレーム 23は、その一端部を下板40の延出部43,43上に載せた状態で旋回中心床 部22(上板30、下板40)に溶接等の手段で連結している。又、このメイン フレーム23は、その長さ方向に直交する方向の横幅が旋回ベアリング14の外 径とほぼ同幅のかなり広幅に形成されている。さらに、このメインフレーム23 では、その長さ方向に直交する方向の縦断面形状が図5に示すように中空で横長 偏平の閉断面構造となっている。又、この図示例のメインフレーム23では、中 空部内に補強材24を設けており、さらにその底板部分の両角部分に傾斜部25 ,25を設けている。尚、メインフレーム23の底板部分の角部に傾斜部25, 25を設けると、上方からの座屈強度が強くなる。
【0032】 メインフレーム23として、上記のような構造のフレーム材を使用すると、例 えば図8に示すように比較的細いフレームを複数本組み合わせて構成したものに 比してフレーム本数が少なくなって作業台床部21の骨組みの構造が簡単となり 、しかもメインフレーム23部分の縦断面積中のフレーム断面積(ハッチング部 分の合計面積)の割に曲げ及びねじり等に対する剛性が大きくなって作業台床部 21の強度を強くすることができる。
【0033】 上記構成の作業台20は、次のようにして取付けられる。尚、この作業台の取 付け時には、図4に示す上面被覆板28(旋回中心床部22の上部を被覆してい る)はまだ張設していない。そして、まずこの作業台20を、旋回中心床部22 部分がサポート5に取付けた旋回ベアリング14上の所定位置に位置するように して載せる。このとき、旋回中心床部22の筒体26と下板側内周縁部42の各 ボルト挿通穴が、旋回ベアリング14の外輪16に形成したネジ穴に合致するよ うに位置させる。次に、複数本のボルト27,27・・を、それぞれ旋回中心床 部の上板30の上側から、上板30の上面に露出している筒体26のボルト挿通 穴及び下板40のボルト挿通穴を通して旋回ベアリング14の外輪16に形成し たネジ穴に螺合・緊締すれば、この作業台20の取付けが完了する。尚、この作 業台取付作業が終わった後に上面被覆板28を張設する。
【0034】 この作業台取付構造では、作業台20の床部21は、複数のボルト27,27 ・・で旋回中心床部22の上板30側から、筒体26及び下板40をそれぞれ貫 通して旋回ベアリング14の外輪16上に締着しているので、その取付部におけ るボルト締め部分の厚さが厚くなり(筒体長さと下板厚さの合計)、作業台取付 部分が曲げあるいはねじれ等に対して強度が大きくなる。又、ボルト27の頭部 は、上板30の上面より上側で筒体26の上面に接触しているので、ボルト締め 時においてボルト螺入用の工具を上板30側の開口31内に挿入する必要がなく なり、その分、上板側の開口31の内径d2(図4)を小さくできて該上板30 部分の強度を強くすることができる。さらに、各ボルト27,27・・による締 着状態においては、筒体26部分がクッション機能を発揮し、振動や衝撃等の外 力、あるいは経時変化等によるボルト27のゆるみが緩和される。
【0035】 図6に示す第2実施例の作業台取付構造では、各筒体26,26・・を、上板 30の内周縁部32下面と下板40の内周縁部42上面との間に介在させた状態 で、各ボルト27,27・・を、各上板30の上面側から該上板30と筒体26 と下板40とをそれぞれ貫通させて旋回ベアリング14の外輪16に螺合・緊締 させている。又、この第2実施例では、各筒体26,26・・に上板30と下板 40間における内周縁部側のスペーサーとしての機能をもたせることができ、旋 回中心床部22に強度的な問題がない場合には、第1実施例における内周壁52 を省略することもできる。この第2実施例の場合は、第1実施例のものに比して 、各ボルト27,27・・の頭部が上板30の上面を押付けていることが異なる が、作用効果の点では第1実施例のものとほぼ同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施例の作業台取付構造を備えた高所
作業車の側面図である。
【図2】図1の高所作業車の作業台部分の平面図であ
る。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】本願第2実施例の作業台取付構造を示す図4相
当断面図である。
【図7】従来から考えられる作業台取付構造を示す図4
相当断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
3はブーム、3aはブーム先端部、5はサポート、11
は油圧モータ、14は旋回ベアリング、15は内輪、1
6は外輪、19はジョイント部、20は作業台、21は
床部、22は旋回中心床部、23はメインフレーム、2
6は筒体、27はボルト、30は上板、31は開口、3
2は内周縁部、40は下板、41は開口、42は内周縁
部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム(3)の先端部(3a)に取付け
    たサポート(5)に作業員搭乗用の作業台(20)の床
    部(21)を旋回ベアリング(14)を介して連結する
    ことにより、作業台(20)がサポート(5)上で水平
    旋回自在なる如く構成した高所作業車において、 前記作業台(20)の床部(21)における旋回ベアリ
    ング(14)に対応する旋回中心床部(22)に、上下
    方向に間隔をもって上板(30)と下板(40)を設
    け、 該上板(30)と下板(40)の各旋回中心部(P)に
    それぞれ配線挿通用やジョイント部(19)設置用とな
    る開口(31,41)を形成し、 前記下板(40)の上面から少なくとも上板(30)の
    下面に達する長さを有する複数の筒体(26,26・
    ・)を、上板(30)と下板(40)の各開口(31,
    41)よりそれぞれ外側において周方向に間隔をもたせ
    且つ下板(40)の上面に立設させた状態で配設すると
    ともに、複数のボルト(27,27・・)を上板(3
    0)の上側から筒体(26)を貫通して旋回ベアリング
    (14)に締付けることにより、作業台(20)の旋回
    中心床部(22)を旋回ベアリング(14)上に固定し
    た、 ことを特徴とする高所作業車の作業台取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、作業台(20)の旋
    回中心床部(22)に連結して設けられる長尺のメイン
    フレーム(23)として、その長さ方向に直交する方向
    の横幅が旋回ベアリング(14)の外径とほぼ同幅でし
    かも長さ方向に直交する方向の縦断面形状が中空で横長
    偏平の閉断面構造を有するフレーム材を使用したことを
    特徴とする高所作業車の作業台取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004043046A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Aichi Corp 作業用車両の旋回台支持機構

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JP2004043046A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Aichi Corp 作業用車両の旋回台支持機構

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