JPH07303976A - スポット溶接用電極 - Google Patents

スポット溶接用電極

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JPH07303976A
JPH07303976A JP5252494A JP5252494A JPH07303976A JP H07303976 A JPH07303976 A JP H07303976A JP 5252494 A JP5252494 A JP 5252494A JP 5252494 A JP5252494 A JP 5252494A JP H07303976 A JPH07303976 A JP H07303976A
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pressing piece
chip
electrode
mounting portion
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Takashi Kaneko
孝史 金子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポット溶接用電極におけるチップの交換を
ワンタッチ方式に改善してチップ交換の簡易迅速化をは
かると共に、チップ取付部の摩擦損耗を抑制して電極本
体の耐用年数の長期化と経済性の向上を目的とする。 【構成】 電極本体の外縁部に、チップとチップの押え
駒の取付部を形成して当該部にチップと押え駒を併設嵌
合し、押え駒を電極本体にビス止めすることによってチ
ップを固定し、ビスを緩めることによってチップの嵌脱
を自在なるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の排気用マフラ−
その他筒型用品のスポット溶接に使用するスポット溶接
用電極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種電極は従来図10に示すようにそ
の本体外縁部(1)にチップ嵌入溝(2)を側面台形状
に成形し当該部にチップ(3)を密接して嵌入取付けた
構造となっている。然るにチップ(3)はスポット溶接
に使用することにより摩耗し変形し遂には使用すること
ができなくなるからこれを交換することになる。この交
換作業は、ハンマ−を使用して嵌入してあるチップ
(3)を叩き嵌入溝(2)から取り外し、次いで新しい
チップ(3)を嵌入する作業を行う。従ってチップ
(3)の交換に入手と多くの時間を要していた。又電極
は銅製で材質が軟かい為ハンマ−で叩いてチップ(3)
を取り出すと嵌入溝(2)が広がり次のチップ(3)を
嵌入すると嵌入溝(2)内でチップ(3)が嵌入溝
(2)に密接せずガタガタな状態で嵌入される。即ち嵌
入溝(2)の形状が不正確になるばかりでなく交換嵌入
したチップ(3)は嵌入溝(2)内で不安定な状態で嵌
入されている。そこでこのような状態で溶接すれば不完
全な溶接となるからチップ嵌入後嵌入溝(2)を外面か
らハンマ−で叩いてチップ(3)を嵌入溝(2)内にな
るべく密接させるようにし該溝(2)内でのチップ
(2)の動揺を防止して溶接の精度を維持するのに努力
している。又前記のようにチップ交換の都度チップ嵌入
溝(2)が摩耗拡幅し数回のチップ交換で電極本体を交
換しなければならなくなるという大きな問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の技術に鑑み、チップ交換のために人手による作業
時間を短縮し、チップ交換が殆んどワンタッチで行い
得、又チップ交換作業のためチップ嵌入溝の摩耗や変形
がごく小でその原形を長時間保持されると共に当該電極
本体の耐用年数の長期化をはかり、又従来技術ではチッ
プ嵌入溝(2)が摩耗拡幅するから交換用チップを寸法
の異なるもの数種類用意する必要があったがチップの規
格も一種類のみで充分で多くの寸法のチップを用意しな
くてもよいスポット溶接用電極を提供せんとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、スポット溶接
用電極本体の外縁に、チップとチップ押え駒とを併設嵌
合可能な形状に成形した取付部を設け、当該取付部の一
端部にチップの一端部を嵌合当接して載置し、取付部の
他端部にはチップ押え駒の一端部を当接すると共に、チ
ップの他端部は前記押え駒の他端部を当接してチップ押
え駒によってチップをスポット溶接用電極本体に押圧固
定可能に構成すると共に、チップ押え駒の押圧力を緩め
ることによってチップの嵌脱が自在なるように構成した
ことによって前記課題のすべてを解決した。なお、チッ
プ及びチップ押え駒の取付部におけるチップ押え駒の嵌
合位置においては更にチップ押え駒の締代を設けること
によってチップをより安定的に押圧固定にすることがで
きた。
【0005】
【実施例】図1及び図2は本発明スポット溶接用電極
(以下「電極」と称す)の第一実施例で電極本体の正面
説明図及びチップ並びにチップ押え駒の正面説明図であ
るが、本体(A)の外縁(1)にチップ(3′)とその
押え駒(4)との取付部(5)が必要数だけ成形されて
いる。成形手段は鋳造、削成、プレス等何れの手段を採
用してもよいこと勿論であるが、その形状はチップ
(3′)とその押え駒(4)とを互に密接して併設嵌合
固定可能に削成構成してある。又押え駒(4)の併設嵌
合部位は押え駒(4)の高さ(H)よりやや深く削成し
て締代(7)を設けてある。
【0006】チップ(3)は適宜の長さを有する上底
(a)と下底(b)及び高さ(h)とからなる台形状に
構成され、その一端面はチップ及び押え駒の取付部
(5)の(以下「取付部」と称す。)一端部に嵌合当接
して取付部(5)に配置し、他方チップ(3′)を押え
る押え駒(4)は、逆さ台形状に形成されその一端面は
チップ(3′)の端面に冠接し他端面は取付部(5)の
他の端面に冠接し取付部(5)内に併設嵌合して配置さ
れる。即ち取付部(5)内にはチップ(3′)と押え駒
(4)とがそれぞれその一端面を取付部(5)の左右の
端面に当接し他端面は相互に当接した状態で併設嵌合さ
れている。従って取付部(5)におけるチップ(3′)
との当接面は外縁(1)の外周面から本体(A)の内部
に向けて、チップ(3′)の端面形成内角(α)と同一
の内角(α)をもって楔状に削成(切り込み)されてお
り、取付部(5)の他の端面の削成角度βはチップ押え
駒の作成外角βと同一角に削成されている。次に押え駒
(4)にはビス穴(8)が穿設され、その延長線上本体
(A)に当然ながらビス穴(8)が穿設され、押え駒
(4)を取付部(5)にビス止め可能に構成されてい
る。図中(9)は排気パイプ通し穴である。
【0007】
【実施例】図3は本発明における第2実施例で、チップ
(11)はその一端部を垂直端面(e)に形成され上底
が短く下底の長い台形状に形成し、チップ押え駒(1
7)は第一実施例と同様上底が長く下底の短い逆さ台形
状に形成し且つビス穴(8)を穿設してあり、又チップ
及び押え駒の取付部(6)(以下「取付部」と称す。)
は一端面(f)がチップ(11)の垂直端面(e)と密
接可能に垂直状となし、他端部(12′)は第一実施例
と同様チップ押え駒(17)の端面(12)と同斜角
(β)を有して削成されている。又この取付部(6)に
チップ(11)と押え駒(17)とを嵌合併設した場合
チップ(11)の傾斜端面(g)にチップ押え駒(1
7)の端面(20)が上方から冠接するように併設され
ること第一実施例と同様である。これはチップが台形状
でその押え駒が逆さ台形状に形成されている構造上の当
然の嵌合併設状態である。(7)は締代である。なお、
チップ(11)の高さ(h)は取付部(6)の深さ(f
面の高さ)よりやや高く形成し、押え駒(17)の高さ
(H)は押え駒(17)を取付部(6)に嵌合した場合
その上面が外縁(1)面と同高なるようにすると共にそ
の下面(下底)の下には締代(7)が生ずる高さ(H)
に形成されている。
【0008】
【実施例】図4は第三実施例を示すもので、チップ及び
押え駒の取付部(18)(以下「取付部」と称す。)に
おけるチップ(13)との当接部はチップ(13)と逆
形状の凸面状の当接面(k)として削成されており、従
ってチップ(13)の当該面(k)に当接する一端面
(m)は凹面形状に構成(削成)されている。その他は
すべて前記第一及び第二実施例と同構成となっている。
【0009】図5は第四実施例で、チップ(14)はL字
形の台形状に、その押え駒(19)は逆さ変形L字台形
状に形成され、従ってチップ及び押え駒取付部(16)
(以下「取付部」と称す。)は、その一端面(d)がチ
ップ(14)の一端面(S)と密接するように垂直面と
して、又他端部は併設嵌合されるチップ押え駒(19)
の端面と同傾斜角(Z)を有する傾斜面(Y)として削
成され、その形成斜角(Z)(外角)と当該面(Y)に
当接するチップ押え駒(19)の端面(T)の形成斜角
(外角)(Z)とは同角に形成され、更にチップ(1
4)の傾斜端面(P)の斜角(C)はチップ押え駒の内
側傾斜端面(D)の傾斜外角(E)と同一(C=E)に
形成された構成となっている。なお、チップ(14)の
高さ(h)はその嵌合され取付部(16)の深さ(垂直
端面(d)の高さ)よりやや高く形成し、押え駒(1
9)の高さ(H)は外縁(1)面から締代までよりもや
や短く形成されている。このチップ(14)と押え駒
(19)とを取付部(16)に嵌合併設しビス(10)
で締付固定すればスポット溶接用電極が構成される。な
お、各実施例における各チップの頂部形状は図6に示す
ように各種想定されるが溶接対象物の形状に応じて選択
使用されること当然である。又電極本体の平面形状も円
形、楕円形、正方形、長方形、三角形等溶接対象物の形
状その他により多種にわたること当業界の常であるから
特定されるものではない。
【0010】
【発明の作用】本発明は以上のような構成を有するが、
次にその作用について述べる。自動車の排気用マフラ−
等筒型用品は図7に示すように、排気パイプ(21)
は、断面コ字形連結フランジ(22)の所定位置に挿通
固定され(図7(A)(B))本体パイプ(23)内所定
位置に密接圧入された構成となっている(図8,(C)
(D))。然しこのままの状態では内部ユニット(連結
フランジと排気パイプ)は本体パイプ(23)に固定一
体化された状態ではないから、いわゆるスポット溶接に
よって本体パイプ(23)に連結フランジ(22)を固
定一体化しなければならない。この固定一体化の為のス
ポット溶接に使用するのが本発明に係る電極(R)であ
るが、当該電極(R)は図8に示すように溶接機械(2
4)のマンドレル(25)の先端に突出して装着され、
又マンドレル(25)には前記本体パイプ(23)を外
嵌密接すると共に電極本体(A)に設けられている排気
パイプ挿通孔(9)に排気パイプ(21)を挿通し且つ
連結フランジ(22)の周縁(26)を電極(R)と本
体パイプ(23)との間に密接挿入する。即ちマンドレ
ル(25)に本体パイプ(23)を外嵌した際本体パイ
プ(23)と電極(R)の外縁(1)との間に、連結フ
ランジ(22)の周縁(26)が密接して嵌入されるだ
けの隙間(間隔)(n)が設けられるように構成されて
いる。連結フランジ(22)を本体パイプ(23)と電
極外縁(1)との間(n)に密接嵌入したならば電極
(R)に通電すると共に溶接機械(24)の外側電極
(28)にも通電し、外側電極(28)を操作してその
チップ(29)を電極(R)のチップ位置に当接すれば
溶接が行われる。
【0011】次に本発明電極におけるチップ交換につい
て実施例である図面に従って説明する。図1、図2は本
発明の第一実施例を示すものであるがチップ(3′)は
台形状に形成され、押え駒(4)は逆さ台形状に形成さ
れており、取付部(5)はすでに述べたチップ(3′)
及び押え駒(4)を併設嵌合可能な形状に削成されてい
るから、チップ(3′)の一端を取付部(5)の一端角
αを有する端部に嵌入すればチップ(3′)はあたかも
楔状に嵌入されて取付部(5)内に嵌合載置される。次
いで押え駒(4)を取付部(5)に嵌合すると、その一
端面はチップ(3′)の他の端面に上方から冠接し、一
方の端面は取付部(5)の他の傾斜端面(5′)に上方
から冠接して取付部(5)に載置される。この際押え駒
(4)の載置嵌合部は締代(7)を有するように削成さ
れているから嵌合した押え駒(4)の下に幾分間隙を生
ずる。この間隙が締代(7)である。押え駒(4)をチ
ップ(3′)と併設嵌合したならば押え駒(4)に設け
てあるビス穴(8)を介してビス(10)で取付部
(5)内に完全に併設嵌合固定する。然るときは、押え
駒(4)はチップ(3′)を上から下へ矢印(30)方
向に押圧し更に矢印(31)の横方向への側圧がかか
る。又押え駒(4)は取付部(5)の傾斜端面(5′)
を同時に上方から押圧(矢印32)すると共に矢印(3
3)方向へも側圧が加わる。そしてチップ(3′)は取
付部(5)の一端における角α部に楔状に嵌入押圧され
る等からしてチップ(3′)と押え駒(4)は取付部
(5)に完全に嵌合併設され且つ強力に固着される。こ
の際チップ(3′)の高さ(h)は取付部(5)の深さ
よりもやや高く形成してあるから外縁(1)よりやや突
出し、押え駒(4)の上面は外縁(1)面と同高とな
る。このようにしてチップ(3′)と押え駒(4)を取
りつけた電極(R)を、先に説明した図8に示すように
溶接機械(24)のマンドレル(25)に取りつけて排気
用マフラ−のスポット溶接を繰り返すとチップ(3′)
が摩耗し交換しなければならなくなる。このチップ交換
はドライバ−でビス(10)を緩め取付部(5)からチ
ップ(3′)を取り出し新規なチップ(3′)と交換す
る。この際押え駒(4)はその取付部(5)から取りは
ずす必要はない。
【0012】次に第二実施例におけるチップ(11)の
交換であるが、溶接の繰返しによってチップ(11)が
摩耗したならば、第一実施例と同様ビス(10)を緩め
て押え駒(17)及びチップ(11)の締着を緩めチッ
プ(11)を横に押し出して取付部(6)から取り出し
新規なチップ(11)と交換する。即ち新規なチップ
(11)を取付部(6)に嵌合し取付部(6)の垂直端
面(f)とチップ(11)の垂直端面(e)が密接し、
チップ(11)の傾斜端面(g)と押え駒(17)の傾
斜端面(20)とが、又押え駒(17)の他の傾斜端面
(12)と取付部(6)の他の傾斜端面(12′)とが
それぞれ相互に密接し押え駒(17)をビス締めすれ
ば、その締付力は押え駒(17)を介してチップ(1
1)に押圧力(矢印34)及び側圧力(矢印35)とな
って加えられ、又取付け部(6)の傾斜端面(12′)
にも押圧力(矢印36)と側圧力(矢印37)が加えら
れるからチップ(11)と押え駒(17)とは取付部
(6)内に完全に嵌合併設され且つ強力に固着される。
なお、この電極を使用してのスポット溶接はすでに説明
した通りである。
【0013】次に第三実施例によるチップ(13)の交
換あるが、チップ(13)の溶接使用による摩耗のため
のチップ(13)の交換及び取付部(18)への固着作
用は前記第一、第二実施例と全く同一であるが、ただチ
ップ(13)の凹状端面部(m)と取付部(18)の凸
状端面部(k)とが相互に嵌合して固着される点が異
る。
【0014】次に第四実施例(図5)における電極のチ
ップ(14)と押え駒(19)との構成はすでに述べた
通りであるが、この実施例の場合は、チップ(14)に
対する押え駒(19)の接触加圧面(38)とチップの
押え駒との平面接触面(39)が共に同じ広さで形成さ
れていて且つ他の実施例におけるチップと押え駒とには
このような接触面は形成されておらず然も広い面積とな
っていて、両者を取付部(16)に嵌合併設してビス
(10)で締め付けた場合はより大きな範囲でもって押
え駒(19)からの押圧力(40)がチップ(14)に
加えられる。その他の作用は第一実施例乃至第三実施例
と同様である。
【0015】以上各実施例についてその作用を説明した
が、各実施例のチップ(3′)(11)(13)(14)
共にスポット溶接の繰り返しにより摩耗するからこれを
交換することはすでに述べたが、交換が必要になるまで
には摩耗すると取付部(5)(6)(16)(18)内
におけるチップの固着度が減小し遂には取付部内でガタ
ガタするようになる。そこで固着(ビスによる締付力)
の度合が減小してきたならばビス(10)を締付けて固
定するものとする。この際締代(7)が存在するので締
付け度を充分に確保することが可能である。又チップの
締付けや交換を繰り返している間に取付部(5)(6)
(18)(16)も摩耗し、押え駒(4)(17)(15)
(19)も摩耗してくるからこの締代(7)の存在は、
チップと押え駒の取付部への嵌合併設固定に大きな役割
を果たすことになる。勿論繰り返し使用による電極
(R)自体の損耗により遂にはこれを交換する必要もあ
ること従来通りである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電極は、チ
ップの取付部内に、チップとその押え駒の両者を嵌合併
設すると共に押え駒を使用してチップ取付部に嵌脱自在
に螺嵌可能であるから、チップの交換は押え駒のネジの
締め緩めのみのワンタッチで摩耗したチップを取付部内
から容易に抜脱することが可能であり、又容易に新規の
チップを嵌着することが可能となった。従来は摩耗した
チップの交換作業により、取付部が摩耗広幅したり変形
したりする(電極の材質上)等々で次にはめ込んだチッ
プが取付部内でガタガタの状態となるのでこれを防止す
るため嵌入溝(取付部)口を上から或は側面から叩いて
チップを嵌入溝(取付部)に密着させ取付部内における
チップの移動(動揺)を防いでいたが本発明によればこ
の作業と人手を不要とする大きな効を奏するものであ
る。ちなみに従来方式による交換時間は少くとも一分を
要したが、本発明による場合は約6秒(10分の1)で
可能である(実験結果。)。次に従来の電極においては
チップ嵌入溝は、数回のチップ交換で摩耗、拡幅、変形
のため電極本体(A)の耐用年数が極めて短いという欠
点(経済的負担大)があったが、本発明においてはチッ
プの交換は前記の通りワンタッチで行える(ハンマ−で
叩く作業不要)から取付部の摩耗や拡幅、変形が殆んど
皆無という状態なので電極本体の耐用年数が従来の電極
に比して10倍乃至15倍に伸びる(実験結果)という
非常に大きな効を奏するものである。次に、従来は電極
本体の交換が必要となるまでの間チップ交換の都度チッ
プ嵌入溝口を叩くなどしてチップをその嵌入溝に安定さ
せて使用してきたので、チップ嵌入溝はチップの交換回
数が増えれば増える程、摩耗拡幅するから拡幅した嵌入
溝に合わせるため寸法を大きくしたチップを数種用意し
なければならないという不便さがあったが、本発明によ
る場合は、チップの取付部が殆んど摩耗しないから、チ
ップは当初の規格(寸法)のもの一種類交換用として用
意しておけば足りるという大きな利点がある。数回のチ
ップ交換により若し取付部が多少摩耗したとしても押え
駒の嵌合部に設けてある締代の活用でネジの締め込みに
より充分にチップを取付部に締付け固定することが可能
であるという利点も存在するから価格の大なる電極本体
の耐用年数もより一層長くなるという大きな経済上の効
をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスポット溶接用電極の一実施例で
その平面説明図である。
【図2】図1に示す実施例の電極に使用するチップと押
え駒及び取付部の実施例でその説明図であって、(A)
はチップの側面説明図、(B)は押え駒の側面説明図、
(C)は取付部の側面説明図、(D)は取付部にチップ
と押え駒を嵌合併設固定した状態を示す側面説明図であ
る。
【図3】本発明の第二実施例で、(A)はチップの側面
説明図、(B)は押え駒の側面説明図、(C)は取付部
の側面説明図、(D)は取付部にチップと押え駒を嵌合
併設固定した状態を示す側面説明図である。
【図4】本発明の第三実施例で、(A)はチップの側面
説明図、(B)は押え駒の側面説明図、(C)は取付部
の側面説明図、(D)は取付部にチップと押え駒を嵌合
併設固定した状態を示す側面説明図。
【図5】本発明の第四実施例で、(A)はチップの斜視
説明図、(B)は押え駒の斜視説明図、(C)は取付部
の側面説明図、(D)は取付部にチップと押え駒とを嵌
合併設固定した状態を示す斜視説明図
【図6】本発明におけるチップの頭頂形状を示す実施例
で、 (A)は直線形チップ (B)は弧状形チップ (C)は半円形チップ (D)は三角形チップ を示すそれぞれの側面説明図である。
【図7】自動車排気用マフラ−の組立工程を示す説明図
で、 (A)は連結フランジに排気パイプを取り付けた状態を
示す正面説明図 (B)は図Aの側面説明図 (C)は排気用マフラ−の本体パイプ内に、排気パイプ
を取り付けた連結フランジを圧入した状態を示す側面説
明図。 (D)は図CのA−A線断面説明図である。
【図8】スポット溶接用電極を使用して溶接をしている
状態を示す一部断面説明図。
【図9】本体パイプと、排気パイプを取り付けた連結フ
ランジとからなるユニットをマンドレルに取り付ける過
程を示す一部断面説明図。
【図10】従来のスポット溶接用電極の一実施例でその
平面説明図である。
【符号の説明】
A 電極本体(スポット溶接用電極の) 1 電極外縁 2 従来技術におけるチップ嵌入溝 3 チップ(従来技術の) 3′ チップ(第一実施例の。) 4 押え駒(第一実施例の。) 5 取付部(第一実施例の。) 5′ 取付部の傾斜端面(第一実施例の。) 6 取付部(第二実施例の。) 7 締代 8 ビス穴(押え駒に設けた) 9 排気パイプ挿通孔 10 ビス 11 チップ(第二実施例の。) 12 押え駒の端面(第二実施例の。) 12′ 取付部の傾斜端面(第二実施例の。) 13 チップ(第三実施例の。) 14 チップ(第四実施例の。) 15 押え駒(第三実施例の。) 16 取付部(第四実施例の。) 17 押え駒(第二実施例の。) 18 取付部(第三実施例の。) 19 押え駒(第四実施例の。) 20 押え駒の端面(第二実施例のチップと端面gと当
接する。) D 第四実施例のチップ押え駒の内側傾斜端面(チップ
の傾斜端面Pに冠接する。) E 第四実施例のチップ押え駒の内側傾斜端面の外角 H 押え駒の高さ S 第四実施例のチップの直立端面 T 第四実施例におけるチップ押え駒の外側端面 Y 第四実施例における取付部の傾斜端面 R 電極 Z 第四実施例の取付部傾斜端面の斜角及びチップ押え
駒の外側端面Tの斜角α 第一実施例チップの両端面立
上り内角 β 第一及び第二実施例の取付部の押え駒と当接する取
付部の端面の斜角 a チップの上底(辺) b チップの下底(辺) c 第四実施例チップの傾斜端面Pの斜角 d 第四実施例の取付部の垂直端面 e 第二実施例におけるチップの垂直端面 f 第二実施例におけるチップの垂直端面 h チップの高さ g 第二実施例におけるチップの傾斜端面 k 第三実施例取付部の凸状端面部 m 第三実施例におけるチップの凹状端面部 p 第四実施例のチップの傾斜端面 n 本体パイプと電極との間に設けた間隙 21 排気パイプ 22 連結フランジ 23 本体パイプ 24 溶接機械 25 マンドレル 26 連結フランジの周縁 27 マンドレルに設けてある排気パイプの逃げ穴 28 溶接機の外側電極 29 外側電極のチップ 30 矢印(押圧力) 31 矢印(側圧力) 32 矢印(押圧力) 33 矢印(側圧力) 34 矢印(押圧力) 35 矢印(側圧力) 36 矢印(押圧力) 37 矢印(側圧力) 38 チップに対する押え駒の接触加圧面 39 チップの押え駒との接触面 40 矢印(押圧力) 41 矢印(側圧力) 42 矢印(押圧力) 43 矢印(側圧力) 44 矢印(押圧力) 45 矢印(側圧力) 46 矢印(押圧力) 47 矢印(側圧力)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポット溶接用電極本体の外縁に構成さ
    れるチップ及びその押え駒の取付部を、チップとチップ
    押え駒を併設嵌合可能に成形し、当該取付部の一端部に
    はチップの一端部を嵌合当接し、取付部の他端部にはチ
    ップ押え駒の一端部を当接し、更にチップ押え駒の他端
    部を前記チップの他端部に当接してチップを押圧固定可
    能にすると共に且つ嵌脱自在なるよう構成したことを特
    徴とするスポット溶接用電極。
  2. 【請求項2】 チップ取付部においてチップ押え駒嵌合
    位置には、チップ押え駒の締代を設けたことを特徴とす
    る前記請求項1記載のスポット溶接用電極。
  3. 【請求項3】 チップの上底を短く下底が長い台形状に
    形成し、チップ押え駒を、前記チップの逆さ台形状とな
    し且つチップ押え駒をチップ取付部にビス止め可能に構
    成してなることを特徴とする前記請求項1又は2記載の
    スポット溶接用電極。
  4. 【請求項4】 チップ及びその取付部の両当接面が垂直
    面であり上底が下底より短い台形状チップと、上底を下
    底より長く形成したチップ押え駒とからなる前記請求項
    1又は2又は3記載のスポット溶接用電極。
  5. 【請求項5】 チップ及びその取付部の両当接面が嵌合
    可能な凹凸形成面である変形台形状のチップと、上底を
    下底より長く形成したチップ押え駒とからなる前記請求
    項1又は2又は3記載のスポット溶接用電極。
  6. 【請求項6】 チップ及びその取付部の両当接面及びチ
    ップとチップ押え駒との当接面を垂直面となし且つ側面
    形状を変形L字形台形として構成したチップと、チップ
    押え駒を上底が下底より長い変形逆さL字形の台形状に
    構成してなることを特徴とする前記請求項1又は2又は
    3記載のスポット溶接用電極。
JP5252494A 1994-02-28 1994-02-28 スポット溶接用電極 Pending JPH07303976A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549846U (ja) * 1977-06-23 1979-01-23
JPS5759271U (ja) * 1980-09-27 1982-04-07

Patent Citations (2)

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