JPH0730439Y2 - 自動車用吊り天井材 - Google Patents

自動車用吊り天井材

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JPH0730439Y2
JPH0730439Y2 JP409991U JP409991U JPH0730439Y2 JP H0730439 Y2 JPH0730439 Y2 JP H0730439Y2 JP 409991 U JP409991 U JP 409991U JP 409991 U JP409991 U JP 409991U JP H0730439 Y2 JPH0730439 Y2 JP H0730439Y2
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JP
Japan
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fabric
interior
pile
suspended ceiling
pile fabric
Prior art date
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JP409991U
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English (en)
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JPH0713606U (ja
Inventor
真三 柘植
Original Assignee
高島屋日発工業株式会社
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用吊り天井材に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種自動車用吊り天井材としてはビニ
ールレザー地を縫着または溶着したものが主力をなして
きたが、外観ならびに感触の点で見劣りがする。このた
め、近年では実公昭56ー29264号公報や実公昭5
8ー6780号公報に見られるように、外観および感触
のよい布地を縫着したものも使用されているが、布地よ
りなる自動車用吊り天井材は布地の線状接合部にミシン
縫による縫目が形成されるために汚れた車内空気が縫目
を汚し、特に、従来の技術として前記した実用新案公報
に示されたもののように線状接合部の裏側に吊り部材挿
通用の袋状部を形成したものでは、線状接合部に張力が
加えられるうえに裏側への空気流通が行われ易いものの
場合には縫目の汚れが激しく、短期間のうちに美観が損
われるという問題点がある。
【0003】このような問題を解決したものとして実開
昭59ー35168号公報には、ファブリック系の内装
生地を折曲線から裏側に折り曲げてその突き合せ部にお
いて相互間に介在されるホットメルト材などの熱融着性
の肉薄シール帯材により接合して表面に線状模様部を有
する吊り天井材本体とした自動車用吊り天井材が提案さ
れているが、このようなものを感触が格別によいうえ装
飾性にも優れている無数の輪奈を有するパイル地を内装
生地として製造しようとすると、線状模様部分において
地肌があらわれてしまううえに熱融着性の肉薄シール帯
材の融け滓が輪奈に残って体裁が損われるので、無数の
輪奈を有するパイル地を内装生地とするときには熱融着
性の肉薄シール帯材により接合できないとされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
するところは、前記したような課題を解決して感触が格
別によいうえ装飾性にも優れている無数の輪奈を有する
パイル地を内装生地として線状接合部の裏側に吊り部材
挿通用の袋状部を形成したものとしても、短期間のうち
に美観が損われことのない安価な自動車用吊り天井材を
提供しようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る自動車用吊り天井材は、内装生地を折
曲線から裏側に折り曲げてその突き合せ部間に介装した
熱融着性の肉薄シール帯材により接合して表面に線状模
様部を有する吊り天井材本体とした自動車用内装材にお
いて、前記内装生地を無数の輪奈を有するパイル地の裏
面にプラスチックス系の非通気性薄膜を層着したものと
して前記折曲線をパイル地のパイル形成糸の織込方向と
略直交させたことを特徴とするものである。
【0006】
【作 用】このような自動車用吊り天井材は、従来のこ
の種自動車用吊り天井材と同様、吊り天井材本体の裏側
の吊り部材挿通用の袋状部に吊り線材を挿入して吊り天
井として使用した場合、表面が無数の輪奈を有するパイ
ル地であるから感触および装飾性にすぐれており、しか
も、表面の線状模様部にはミシン目がないうえにパイル
地の裏面のプラスチックス系の非通気性薄膜により車内
の汚れた後記が裏側に流通することがないので、長期間
使用しても汚れが著しく少なくなり、特に、表面の輪奈
が形成されているにも拘らず突き合せ部を形成するため
の折曲線はパイル地のパイル形成糸の織込方向と略直交
するものとしているから、輪奈の基部に位置する線状模
様部に地肌があらわれたり肉薄シール帯材の剥ぎ取り滓
が輪奈に残ることがなくて線状模様部の仕上りは極めて
よく、パイル地を接合させた製品の最大の問題点とされ
てきた接合部分の仕上り不良を完全に解消することがで
きる。
【0007】
【実施例】次に、本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。1はポリエステル繊維やポリアミド系繊維その他
任意の繊維をもって編成された無数の輪奈を有するパイ
ル地よりなる内装生地であって、該内装生地1としての
パイル地はそのパイル形成糸2の織込方向と略直交する
折曲線から裏側に折曲げられて無数の輪奈を有する表面
同志が接触した突き合せ部3、3において接合されて表
側に線状模様部4を有する吊り天井材本体5を構成して
いる。6はパイル地の表面の感触を損うことなく通気性
を遮断するとともに、パイル地の伸びを制限するため該
パイル地の裏面に層着されるプラスチックス系の非通気
性薄膜であって、該非通気性薄膜6はフィルム接合法や
塗膜形成法等の手段により内装生地1であるパイル地の
裏面に形成される。7は内装生地1であるパイル地の突
き合せ部3、3間に介装される熱融着性の肉薄シール帯
材であって、図示の肉薄シール帯材7は肉厚が0.3〜
1mmのエチレンー酢酸ビニル共重合体よりなるホットメ
ルトシート等の低融点材料やポリ塩化ビニルシート等の
熱可塑性樹脂材料よりなるものである。
【0008】8は吊り天井材本体5の裏側に形成される
吊り部材挿通用の袋状部であって、該袋状部8は内装生
地1であるパイル地のうち線状接合部を形成するため裏
側に折り曲げられた部分をもって構成されて前記突き合
せ部3、3は該袋状部8の基部に位置している。なお、
この袋状部8は第1図に示す第1の実施例のようにパイ
ル地の中間にタックをとって形成しても、第2図に示す
第2の実施例のように2枚のパイル地の端縁部分を溶着
部9とし、この溶着部9と線状模様部4を形成する線状
接合部間に袋状部8を形成するようにしてもよい。
【0009】このように構成されたものは、内装材本体
5が表面に輪奈を有するパイル地を折曲線から裏側に折
り曲げてその突き合せ部3、3間に介装した熱融着性の
肉薄シール帯材7により接合させて表面に線状模様部4
を形成したものであるから、従来のビニールレザー地製
のものに比べて外観および感触がよいことは勿論、一般
のフエブリック系の内装生地を縫着したものに比べても
線状模様部4が美しくあらわれる。
【0010】特に、本考案で重要な点はパイル地の表面
に輪奈が形成されているにも拘らず突き合せ部3、3を
形成するための折曲線をパイル地1のパイル形成糸2の
織込方向と略直交するものとすることにより、輪奈の基
部に位置する線状模様部4に地肌があらわれたり肉薄シ
ール帯材7の剥ぎ取り滓が輪奈に残ることをなくし線状
模様部4の仕上りをよくした点であって、パイル地を接
合させた製品の最大の問題点とされてきた接合部分の仕
上り不良は完全に解消することができる。
【0011】また、この線状模様部4は突き合せ部3、
3において肉薄シール帯材7により接合されたものであ
るから、ミシン縫いのような縫目はなくなり極めて体裁
がよいばかりか該線状模様部4を通じて汚れた車内空気
が裏側へ流通して線状模様部4の周辺が汚れることがな
い。
【0012】さらに、パイル地の裏面にプラスチックス
系の非通気性薄膜6を層着してあるから、パイル地の布
目を通して汚れた車内空気が裏側へ流通することもなく
て汚れた車内空気によるパイル地の表面の汚れが少なく
なるうえ、このプラスチックス系の非通気性薄膜6は内
装生地1であるパイル地の伸びを制限するとともに強度
を高める効果と、突き合せ部3、3がプラスチックス系
の非通気性薄膜同志であるため、熱融着性の肉薄シール
帯材7との接合強度を高める効果とを併せ発揮する。
【0013】しかして、このような自動車用内装材を製
造するには、第3図に示すように所要大に裁断して表面
同志が対向するように重ね合わせた内装生地1であるパ
イル地を一対のウェルド型11、11の歯先間に該パイル地
のパイル形成糸2の織込方向がウエルド型11の歯先の長
手方向に略直交するようにセットするとともに該ウェル
ド型11、11の歯先間にある内装生地1、1の突き合せ部
3、3間に熱融着性の肉薄シール帯材7をその一側縁側
が突き合せ部3、3間より表側に張出するとともに他側
縁部が突き合せ部3、3間より内側すなわち袋状部8内
に張出した状態として介在させておき、次いで、第4図
に示すように該突き合せ部3、3をウェルド型11、11間
に挟圧して該肉薄シール帯材7の溶融下に突き合せ部
3、3同志を接合させ、最後に第5図に示すように該突
き合わせ部3、3間より表面側に張出している残余の肉
薄シール帯材7の張出部分7aを剥ぎ取って表面に線状模
様部4を有するパイル地よりなる吊り天井材本体5に形
成すればよいので、接合強度を高めることができるうえ
に量産が極めて容易で安価に提供できる
【0014】
【考案の効果】本考案は前記説明から明らかなように、
感触が格別によいうえ装飾性にも優れている無数の輪奈
を有するパイル地を内装生地として使用しても汚れた空
気の流通が完全に遮断されるために空気の流通により起
こる線状接合部の汚れや内装生地全体の汚れがなくな
り、しかも、折曲線をパイル地のパイル形成糸の織込方
向と略直交させたことにより、折曲線をパイル形成糸の
織込方向としたときに線状模様部に見られる地肌の露呈
や、輪奈に残る肉薄シール帯材の剥ぎ取り滓がなくなっ
て線状模様部の仕上りは極めてよいうえに内装生地とし
てのパイル地にプラスチックス系の非通気性薄膜を層着
することにより内装生地字体およびその接合部分の強度
上の問題も解決できるもので、量産が容易で安価に提供
できる利点と相俟ち、実用的価値極めて大きいものがあ
る。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図3】本考案の製造工程である接合前の状態を示す要
部の一部切欠正面図である。
【図4】本考案の製造工程である接合時の状態を示す要
部の一部切欠正面図である。
【図5】本考案の製造工程である接合後の状態を示す要
部の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 無数の輪奈を有するパイル地よりなる内装生地 2 パイル形成糸 3 突き合せ部 4 線状模様部 5 吊り天井材本体 6 非通気性薄膜 7 肉薄シール帯材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内装生地(1) を折曲線から裏側に折り曲
    げてその突き合せ部(3) 、(3) 間に介装した熱融着性の
    肉薄シール帯材(7) により接合して表面に線状模様部
    (4) を有する吊り天井材本体(5) とした自動車用内装材
    において、前記内装生地(1) を無数の輪奈を有するパイ
    ル地の裏面にプラスチックス系の非通気性薄膜(6) を層
    着したものとして前記折曲線をパイル地のパイル形成糸
    (2) の織込方向と略直交させたことを特徴とする自動車
    用吊り天井材。
JP409991U 1991-01-14 1991-01-14 自動車用吊り天井材 Expired - Lifetime JPH0730439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP409991U JPH0730439Y2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 自動車用吊り天井材

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713606U JPH0713606U (ja) 1995-03-07
JPH0730439Y2 true JPH0730439Y2 (ja) 1995-07-12

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