JPH07306104A - 金型内圧力計測装置 - Google Patents
金型内圧力計測装置Info
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- JPH07306104A JPH07306104A JP9623394A JP9623394A JPH07306104A JP H07306104 A JPH07306104 A JP H07306104A JP 9623394 A JP9623394 A JP 9623394A JP 9623394 A JP9623394 A JP 9623394A JP H07306104 A JPH07306104 A JP H07306104A
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- Japan
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- bending
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- amount measuring
- measuring plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型キャビティ内の溶湯に作用する圧力変動
を正確に容易に検知する。 【構成】 金型のキャビティ側の表面の一部に撓み板部
を設け,撓み板部の裏面に先端が接している撓み量伝達
棒を配し,撓み量伝達棒の後端面に撓み量計測板を押付
けた状態で配し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板
の一部を支持し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取
付けた金型内圧力計測装置において,撓み量計測板を平
板状とし,この平板状の撓み量計測板の一端部を前記保
持具に片持梁状に固定し,撓み量伝達棒の後端面が撓み
量計測板に当接している位置よりも根本側で歪ゲージを
撓み量計測板に取付けた。また、撓み量伝達棒の後端面
が撓み量計測板に当接している位置よりも先端側で温度
補償用歪ゲージを撓み量計測板に取付けた。
を正確に容易に検知する。 【構成】 金型のキャビティ側の表面の一部に撓み板部
を設け,撓み板部の裏面に先端が接している撓み量伝達
棒を配し,撓み量伝達棒の後端面に撓み量計測板を押付
けた状態で配し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板
の一部を支持し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取
付けた金型内圧力計測装置において,撓み量計測板を平
板状とし,この平板状の撓み量計測板の一端部を前記保
持具に片持梁状に固定し,撓み量伝達棒の後端面が撓み
量計測板に当接している位置よりも根本側で歪ゲージを
撓み量計測板に取付けた。また、撓み量伝達棒の後端面
が撓み量計測板に当接している位置よりも先端側で温度
補償用歪ゲージを撓み量計測板に取付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば,アルミニウム
合金やマグネシウム合金等の軽金属合金を金型を用いて
加圧鋳造する際に有用な金型内圧力計測装置に関するも
のである。
合金やマグネシウム合金等の軽金属合金を金型を用いて
加圧鋳造する際に有用な金型内圧力計測装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より,アルミニウム合金等の軽金属
合金を鋳造する際は,一般的に,引け巣を低減するた
め,溶湯を金型に鋳込んでから凝固が完了するまでの
間,高圧力を加圧し続ける方法が採られてきた。特に,
自動車部品等のように耐圧性,高強度等の高品質が要求
される場合,上記のような高圧で鋳造する方法が多く用
いられている。この場合,製品各部に充填している溶湯
に加わる圧力の大きさが,製品の品質に大きく影響を及
ぼす。このため,従来より,溶湯の圧力を計測して,そ
れを鋳造条件の管理に利用することがあったが,その場
合には,押出ピンの裏に歪ゲージをセットし,溶湯の圧
力を計測していた。
合金を鋳造する際は,一般的に,引け巣を低減するた
め,溶湯を金型に鋳込んでから凝固が完了するまでの
間,高圧力を加圧し続ける方法が採られてきた。特に,
自動車部品等のように耐圧性,高強度等の高品質が要求
される場合,上記のような高圧で鋳造する方法が多く用
いられている。この場合,製品各部に充填している溶湯
に加わる圧力の大きさが,製品の品質に大きく影響を及
ぼす。このため,従来より,溶湯の圧力を計測して,そ
れを鋳造条件の管理に利用することがあったが,その場
合には,押出ピンの裏に歪ゲージをセットし,溶湯の圧
力を計測していた。
【0003】このように,押出ピンの裏に歪ゲージをセ
ットした場合,押出ピンの金型等に対する摺動抵抗や摩
擦力のため,計測値が正確でないという問題があった。
この摺動抵抗は,鋳造を続けていくうちに,焼付き,か
じり等によって増加する。なお,特願平4−34257
5号に記載した,加圧力をパルス的に加える場合,特
に,この問題が大きくクローズアップされる。すなわ
ち,押出ピンにかけられた圧力が減少から増加に転じた
場合,その増加分が静止摩擦力を越えるまでの間は,押
出ピンは静止してしまう。逆に,圧力が増加から減少に
転じた場合も,その減少分が静止摩擦力を越えるまでの
間は,押出ピンは静止する。そのため,圧力変動が静止
摩擦力より小さい場合は,押出ピンが全く動かず,圧力
を計測できないケースが出てくることがあった。
ットした場合,押出ピンの金型等に対する摺動抵抗や摩
擦力のため,計測値が正確でないという問題があった。
この摺動抵抗は,鋳造を続けていくうちに,焼付き,か
じり等によって増加する。なお,特願平4−34257
5号に記載した,加圧力をパルス的に加える場合,特
に,この問題が大きくクローズアップされる。すなわ
ち,押出ピンにかけられた圧力が減少から増加に転じた
場合,その増加分が静止摩擦力を越えるまでの間は,押
出ピンは静止してしまう。逆に,圧力が増加から減少に
転じた場合も,その減少分が静止摩擦力を越えるまでの
間は,押出ピンは静止する。そのため,圧力変動が静止
摩擦力より小さい場合は,押出ピンが全く動かず,圧力
を計測できないケースが出てくることがあった。
【0004】そこで,本出願人会社では,このような欠
点を解消するために,金型内圧力計測装置を,金型のキ
ャビティに面した部分の一部が加圧力によって撓むよう
な構造にし,従来のように摺動抵抗を受けることなく,
正確に溶湯の圧力を計測できるようにした。そして,例
えば,特願平5−116014号や特願平5−2795
11号明細書に記載したように,金型のキャビティ側の
表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部裏側に
先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み量伝達棒の
後端面に例えば円板状の撓み量計測板を押付けた状態で
配し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板の外周部を
支持し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取付けた。
点を解消するために,金型内圧力計測装置を,金型のキ
ャビティに面した部分の一部が加圧力によって撓むよう
な構造にし,従来のように摺動抵抗を受けることなく,
正確に溶湯の圧力を計測できるようにした。そして,例
えば,特願平5−116014号や特願平5−2795
11号明細書に記載したように,金型のキャビティ側の
表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部裏側に
先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み量伝達棒の
後端面に例えば円板状の撓み量計測板を押付けた状態で
配し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板の外周部を
支持し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取付けた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし,これらの方
法,装置においては,撓み量計測板として円板状のもの
を用い,撓み量計測板の外周全部を単純支持で支持して
いたので,歪ゲージによる歪や撓み量の計測,および,
それに伴って演算して求める金型内の圧力を正確に求め
ることが比較的に難しかった。
法,装置においては,撓み量計測板として円板状のもの
を用い,撓み量計測板の外周全部を単純支持で支持して
いたので,歪ゲージによる歪や撓み量の計測,および,
それに伴って演算して求める金型内の圧力を正確に求め
ることが比較的に難しかった。
【0006】すなわち,従来のものでは,図4に示すよ
うに,円板状の撓み量計測板30の裏側に歪ゲージ31
がはり付けてあり,図4に図示していない金型のキャビ
ティに面した部分の加圧力によって撓むようにした部分
の裏側に先端を当接させている撓み量伝達棒32の後端
を撓み量計測板30の表面の中央部に当接させていたの
で,撓み量計測板30は,加圧力の大きさによって,例
えば,図4に実線で示したように湾曲したり,2点鎖線
で示したように湾曲する。
うに,円板状の撓み量計測板30の裏側に歪ゲージ31
がはり付けてあり,図4に図示していない金型のキャビ
ティに面した部分の加圧力によって撓むようにした部分
の裏側に先端を当接させている撓み量伝達棒32の後端
を撓み量計測板30の表面の中央部に当接させていたの
で,撓み量計測板30は,加圧力の大きさによって,例
えば,図4に実線で示したように湾曲したり,2点鎖線
で示したように湾曲する。
【0007】この場合,撓み量はそれぞれδ1 ,δ2 と
なり,支持部材33の角から撓み量計測板30の端部ま
での距離は,それぞれa,bとなり,撓むにしたがっ
て,この距離は短くなる。このように,撓み量の変化に
伴って支持点が移動するので,歪変化が直線的でなくな
る。
なり,支持部材33の角から撓み量計測板30の端部ま
での距離は,それぞれa,bとなり,撓むにしたがっ
て,この距離は短くなる。このように,撓み量の変化に
伴って支持点が移動するので,歪変化が直線的でなくな
る。
【0008】また,撓み量計測板30は円板であり,単
純支持であるため,その芯がずれる場合もあり,そのた
めに正しい計測値が得られない場合もある。一方,前記
従来の方法,装置では,金型の温度変化の歪ゲージへの
影響が考慮されていなかった。すなわち,温度の歪ゲー
ジ抵抗値への影響が考慮されていなかった。
純支持であるため,その芯がずれる場合もあり,そのた
めに正しい計測値が得られない場合もある。一方,前記
従来の方法,装置では,金型の温度変化の歪ゲージへの
影響が考慮されていなかった。すなわち,温度の歪ゲー
ジ抵抗値への影響が考慮されていなかった。
【0009】また,従来のものでは,撓み量伝達棒32
の先端部の金型の撓み板部の裏面に当接している部分,
および,撓み量伝達棒32の後端部の撓み量計測板30
に当接している部分が所定の幅を有する平面になってい
たので,金型の撓み板部や撓み量計測板30が撓んだと
きに,撓み量伝達棒32の先端部や後端部との当接位置
が変化することがあった。
の先端部の金型の撓み板部の裏面に当接している部分,
および,撓み量伝達棒32の後端部の撓み量計測板30
に当接している部分が所定の幅を有する平面になってい
たので,金型の撓み板部や撓み量計測板30が撓んだと
きに,撓み量伝達棒32の先端部や後端部との当接位置
が変化することがあった。
【0010】また,例えば,図5に示したように,計測
部分である金型の撓み板部34に作用する力Fの作用点
が,撓み量伝達棒32の位置と違った場合は,撓み量伝
達棒32の先端部の一方の角32aのみに撓み板部34
が当るようになり,正確な計測がし難い。このような種
々の理由により,従来は正確な金型内圧力を求めるのが
できなかったか,あるいは,できたとしても,非常に難
しく,面倒であった。
部分である金型の撓み板部34に作用する力Fの作用点
が,撓み量伝達棒32の位置と違った場合は,撓み量伝
達棒32の先端部の一方の角32aのみに撓み板部34
が当るようになり,正確な計測がし難い。このような種
々の理由により,従来は正確な金型内圧力を求めるのが
できなかったか,あるいは,できたとしても,非常に難
しく,面倒であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,このような課
題を解決するために行ったものであり,金型のキャビテ
ィ側の表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部
等の裏面に先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み
量伝達棒の後端面に撓み量計測板を押付けた状態で配
し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板の一部を支持
し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取付けた金型内
圧力計測装置において,撓み量計測板を平板状とし,こ
の平板状の撓み量計測板の一端部を前記保持具に片持梁
状に固定し,撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測板に当
接している位置よりも根本側で歪ゲージを撓み量計測板
に取付けた。
題を解決するために行ったものであり,金型のキャビテ
ィ側の表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部
等の裏面に先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み
量伝達棒の後端面に撓み量計測板を押付けた状態で配
し,金型に取付けた保持具で撓み量計測板の一部を支持
し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージを取付けた金型内
圧力計測装置において,撓み量計測板を平板状とし,こ
の平板状の撓み量計測板の一端部を前記保持具に片持梁
状に固定し,撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測板に当
接している位置よりも根本側で歪ゲージを撓み量計測板
に取付けた。
【0012】また,撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測
板に当接している位置よりも先端側で温度補償用歪ゲー
ジを撓み量計測板に取付けた。さらに,撓み板部の中央
部裏面に接している撓み量伝達棒の先端中央部を先細形
状にしたり,撓み量計測板に当接している撓み量伝達棒
の後端中央部を先細形状にした。
板に当接している位置よりも先端側で温度補償用歪ゲー
ジを撓み量計測板に取付けた。さらに,撓み板部の中央
部裏面に接している撓み量伝達棒の先端中央部を先細形
状にしたり,撓み量計測板に当接している撓み量伝達棒
の後端中央部を先細形状にした。
【0013】
【作用】金型のキャビティ内に溶湯等が射出されてキャ
ビティ内に圧力が発生すれば,撓み板部が撓み,撓み量
伝達棒が押され,片持支持されている平板状の撓み量計
測板が撓み,歪ゲージでその歪量を計測する。この歪量
をコンピュータ等で演算し,金型内圧力を求める。
ビティ内に圧力が発生すれば,撓み板部が撓み,撓み量
伝達棒が押され,片持支持されている平板状の撓み量計
測板が撓み,歪ゲージでその歪量を計測する。この歪量
をコンピュータ等で演算し,金型内圧力を求める。
【0014】この場合,撓み量計測板は片持固定支持さ
れており,歪ゲージは撓み量計測板の根本側に取付けら
れているので,支点が移動しないし,歪変化が直線的に
あらわれ,歪を容易に計測することができ,また,温度
補償用歪ゲージを撓み量計測板の先端側の無変形部分に
取付けているので,温度変化によって変化した撓み量計
測板の伸びのみを正確に計測することができ,温度補償
をすることができる。
れており,歪ゲージは撓み量計測板の根本側に取付けら
れているので,支点が移動しないし,歪変化が直線的に
あらわれ,歪を容易に計測することができ,また,温度
補償用歪ゲージを撓み量計測板の先端側の無変形部分に
取付けているので,温度変化によって変化した撓み量計
測板の伸びのみを正確に計測することができ,温度補償
をすることができる。
【0015】また,撓み量伝達棒の先端部と後端部が先
細形状になっているので,撓み板部や撓み量計測板との
接触点が変化したり,ずれたりすることがなく,常に良
好な計測が行える。
細形状になっているので,撓み板部や撓み量計測板との
接触点が変化したり,ずれたりすることがなく,常に良
好な計測が行える。
【0016】
【実施例】図1,図2は本発明の1実施例を示すもの
で,図1は縦断面図,図2は底面図である。1は金型の
一部,2は金型1内の溶湯鋳込空間であるキャビティ,
3は金型1のキャビティ2側の表面の一部に設けた比較
的に薄い円形状の撓み板部であり,したがって,撓み板
部3の後方には,比較的に深い穴4が後側から設けられ
ている。
で,図1は縦断面図,図2は底面図である。1は金型の
一部,2は金型1内の溶湯鋳込空間であるキャビティ,
3は金型1のキャビティ2側の表面の一部に設けた比較
的に薄い円形状の撓み板部であり,したがって,撓み板
部3の後方には,比較的に深い穴4が後側から設けられ
ている。
【0017】撓み板部3の中央部の裏側には,丸棒状の
撓み量伝達棒5の先端を接しさせて配し,撓み量伝達棒
5の後端面に比較的に薄い平板状の撓み量計測板6の中
央部を押付けた状態または当接した状態で配した。穴4
の中には,段付円筒状のブロック7を装入し,ブロック
7は,その先端面を撓み板部3の裏面に接触させた状態
で,ボルト8によって,金型1の後側に取付けた。撓み
量伝達棒5の外周面の一部はブロック7の一部で軸線方
向に摺動自在にガイドしておくのが望ましい。
撓み量伝達棒5の先端を接しさせて配し,撓み量伝達棒
5の後端面に比較的に薄い平板状の撓み量計測板6の中
央部を押付けた状態または当接した状態で配した。穴4
の中には,段付円筒状のブロック7を装入し,ブロック
7は,その先端面を撓み板部3の裏面に接触させた状態
で,ボルト8によって,金型1の後側に取付けた。撓み
量伝達棒5の外周面の一部はブロック7の一部で軸線方
向に摺動自在にガイドしておくのが望ましい。
【0018】ブロック7の中央部に設けた円形穴の後端
部には,筒状の部材9をねじ取付けした。部材9には,
その内部を上下方向に貫通している断面凸状の穴10を
設けた。また,突起状の穴10aのない側の部材9は,
その一部を一定幅で切削して高さを低く加工した。
部には,筒状の部材9をねじ取付けした。部材9には,
その内部を上下方向に貫通している断面凸状の穴10を
設けた。また,突起状の穴10aのない側の部材9は,
その一部を一定幅で切削して高さを低く加工した。
【0019】この加工した面に,平板状の撓み量計測板
6の一端側を,押え板11とボルト12で片持状に固定
した。撓み量計測板6の先端部は突起状の穴10aの中
まで伸びており,この先端部の側面は穴10aの内面に
接触しないようにして,自由に上下動し得るように設け
た。なお,ここで,ブロック7,部材9,ボルト12等
は,撓み量計測板6の一端部を片持支持しておくための
金型1に取付けた保持具を構成している。
6の一端側を,押え板11とボルト12で片持状に固定
した。撓み量計測板6の先端部は突起状の穴10aの中
まで伸びており,この先端部の側面は穴10aの内面に
接触しないようにして,自由に上下動し得るように設け
た。なお,ここで,ブロック7,部材9,ボルト12等
は,撓み量計測板6の一端部を片持支持しておくための
金型1に取付けた保持具を構成している。
【0020】撓み量計測板6の裏面の根本側には市販の
歪ゲージ13がはり付けられており,歪ゲージ10は,
図示していない歪量計測器本体に連結されている。この
装置においては,撓み板部3が撓み量伝達棒5を介して
撓み量計測板6に繋がっているので,撓み量計測板6の
歪量は,圧力の大きさに比例して撓む撓み板部3の歪量
と対応している。そして,撓み板部3の厚みやブロック
7と押え部材9の内径の大きさ,撓み量伝達棒5の後端
部と撓み量計測板6の当接位置から撓み量計測板6の根
本部までの距離,撓み量計測板の寸法等を考慮して,撓
み量計測板6の歪量から撓み板部3に作用した圧力を換
算して常にすぐに正確に求めることができる。換算して
得た圧力は,数値として表示したり,グラフでモニタに
表示したりして,その圧力変動状態を知ることができ
る。
歪ゲージ13がはり付けられており,歪ゲージ10は,
図示していない歪量計測器本体に連結されている。この
装置においては,撓み板部3が撓み量伝達棒5を介して
撓み量計測板6に繋がっているので,撓み量計測板6の
歪量は,圧力の大きさに比例して撓む撓み板部3の歪量
と対応している。そして,撓み板部3の厚みやブロック
7と押え部材9の内径の大きさ,撓み量伝達棒5の後端
部と撓み量計測板6の当接位置から撓み量計測板6の根
本部までの距離,撓み量計測板の寸法等を考慮して,撓
み量計測板6の歪量から撓み板部3に作用した圧力を換
算して常にすぐに正確に求めることができる。換算して
得た圧力は,数値として表示したり,グラフでモニタに
表示したりして,その圧力変動状態を知ることができ
る。
【0021】撓み量計測板6の先端側の裏面には,温度
補償用の歪ゲージ14をはり付けた。片持支持している
撓み量計測板6においては,撓み量伝達棒5が当接して
いる点よりも先端側は,撓み量伝達棒5で押されても変
形しない無変形部分となっているので,ここでの歪は,
温度変化によって撓み量計測板6が伸び縮みすることに
よる歪のみである。したがって,温度補償用の歪ゲージ
14で計測した歪に基づいて,演算により温度変化を求
めたり,金型内圧力を演算で求める際に温度補償をし
て,金型内圧力をより正確に求めることができる。
補償用の歪ゲージ14をはり付けた。片持支持している
撓み量計測板6においては,撓み量伝達棒5が当接して
いる点よりも先端側は,撓み量伝達棒5で押されても変
形しない無変形部分となっているので,ここでの歪は,
温度変化によって撓み量計測板6が伸び縮みすることに
よる歪のみである。したがって,温度補償用の歪ゲージ
14で計測した歪に基づいて,演算により温度変化を求
めたり,金型内圧力を演算で求める際に温度補償をし
て,金型内圧力をより正確に求めることができる。
【0022】図3は,本発明の他の実施例を示す縦断面
図である。図3において,図1と同じ部分は図1と同じ
符号を付して,その説明は省略する。図3において,撓
み板部3は,中央部に設けた円形状の比較的に薄い部分
3aと,その回りの比較的に厚い円形状の部分3bによ
って構成した。そして,金型1にねじ取付けしたブロッ
ク7の先端部に設けたリング状の突起7aを厚い部分3
bの裏面に当接させた。このような形状にしたのは,撓
み板部3が振動しやすいようにし,キャビティ2内に鋳
込んだ溶湯に振動を与え,凝固時の金属組織がより良好
になるようにしたためである。
図である。図3において,図1と同じ部分は図1と同じ
符号を付して,その説明は省略する。図3において,撓
み板部3は,中央部に設けた円形状の比較的に薄い部分
3aと,その回りの比較的に厚い円形状の部分3bによ
って構成した。そして,金型1にねじ取付けしたブロッ
ク7の先端部に設けたリング状の突起7aを厚い部分3
bの裏面に当接させた。このような形状にしたのは,撓
み板部3が振動しやすいようにし,キャビティ2内に鋳
込んだ溶湯に振動を与え,凝固時の金属組織がより良好
になるようにしたためである。
【0023】ブロック7の軸心中央部にはブッシュ15
を取付け,撓み量伝達棒15を軸線方向に摺動自在にガ
イドした。このようにしておくと,撓み量伝達棒5の位
置がずれることはなく,撓み量伝達棒5の先端部5aは
常に薄い部分3aの中心位置に当接していることにな
る。撓み量伝達棒5の先端部5aは球面状にし,撓み板
部3に力が偏心して加わっても,先端部5aが常に一点
になるようにした。一方,撓み量伝達棒5の後端部5b
は円錐状または球面状にし,同様に点接触を保つように
した。
を取付け,撓み量伝達棒15を軸線方向に摺動自在にガ
イドした。このようにしておくと,撓み量伝達棒5の位
置がずれることはなく,撓み量伝達棒5の先端部5aは
常に薄い部分3aの中心位置に当接していることにな
る。撓み量伝達棒5の先端部5aは球面状にし,撓み板
部3に力が偏心して加わっても,先端部5aが常に一点
になるようにした。一方,撓み量伝達棒5の後端部5b
は円錐状または球面状にし,同様に点接触を保つように
した。
【0024】歪ゲージ13または,歪ゲージ13と温度
補償用歪ゲージ14に発生した歪を求める場合は,公知
のホイートストンブリッジ回路を用い,電気抵抗の変化
としてとらえて行う。このホイートストンブリッジ回路
を用いれば,歪ゲージが複数個の場合でも応用できる。
歪ゲージ13を例えば2個用いる場合は,撓み量計測板
6に並べてはったり,表裏の両面にはったりすることが
できる。
補償用歪ゲージ14に発生した歪を求める場合は,公知
のホイートストンブリッジ回路を用い,電気抵抗の変化
としてとらえて行う。このホイートストンブリッジ回路
を用いれば,歪ゲージが複数個の場合でも応用できる。
歪ゲージ13を例えば2個用いる場合は,撓み量計測板
6に並べてはったり,表裏の両面にはったりすることが
できる。
【0025】温度補償用歪ゲージ14の場合も,温度変
化によって生じた抵抗値の変化量を検知して行う。この
場合,この温度補償用歪ゲージ14はダミーゲージとし
ての役割をし,加圧力による歪は拾わない。この場合
は,公知のアクティブ・ダミー法と呼ばれているブリッ
ジ回路を用いることができる。
化によって生じた抵抗値の変化量を検知して行う。この
場合,この温度補償用歪ゲージ14はダミーゲージとし
ての役割をし,加圧力による歪は拾わない。この場合
は,公知のアクティブ・ダミー法と呼ばれているブリッ
ジ回路を用いることができる。
【0026】なお,前記実施例においては,歪ゲージ1
3,14を撓み量計測板6の裏面にはりつけた例を示し
たが,これは撓み量計測板6の表面にはりつけておくこ
ともできる。
3,14を撓み量計測板6の裏面にはりつけた例を示し
たが,これは撓み量計測板6の表面にはりつけておくこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】本発明においては,金型のキャビティ側
の表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部裏面
に先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み量伝達棒
の後端面に撓み量計測板を押付けた状態で配し,金型に
取付けた保持具で撓み量計測板の一部を支持し,撓み量
計測板の平面部に歪ゲージを取付けた金型内圧力計測装
置において,撓み量計測板を平板状とし,この平板状の
撓み量計測板の一端部を前記保持具に片持梁状に固定
し,撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測板に当接してい
る位置よりも根本側で歪ゲージを撓み量計測板に取付け
たので,撓み量計測板は片持固定支持した状態になって
おり,撓み量伝達棒で撓み量計測板が押された場合に,
その力の大きさの違いによって,支点が移動することも
なく,歪変化が直線的にあらわれ,また,単純な梁の撓
み歪のために,歪や撓み量,および金型内圧力および圧
力変動を確実容易に計測,演算することができる。
の表面の一部に撓み板部を設け,撓み板部の中央部裏面
に先端が接している撓み量伝達棒を配し,撓み量伝達棒
の後端面に撓み量計測板を押付けた状態で配し,金型に
取付けた保持具で撓み量計測板の一部を支持し,撓み量
計測板の平面部に歪ゲージを取付けた金型内圧力計測装
置において,撓み量計測板を平板状とし,この平板状の
撓み量計測板の一端部を前記保持具に片持梁状に固定
し,撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測板に当接してい
る位置よりも根本側で歪ゲージを撓み量計測板に取付け
たので,撓み量計測板は片持固定支持した状態になって
おり,撓み量伝達棒で撓み量計測板が押された場合に,
その力の大きさの違いによって,支点が移動することも
なく,歪変化が直線的にあらわれ,また,単純な梁の撓
み歪のために,歪や撓み量,および金型内圧力および圧
力変動を確実容易に計測,演算することができる。
【0028】撓み量伝達棒の後端面に撓み量計測板に当
接している位置よりも先端側で温度補償用歪ゲージを撓
み量計測板に取付けたので,無変形部分に温度補償用歪
ゲージを取付けたことになり,温度変化によって変化し
た撓み量計測板の伸びのみを正確に計測することがで
き,温度補償をすることができる。なお,従来は,全周
を支持した円板状の撓み量計測板を用い,その中央部に
撓み量伝達棒を当接していたので,撓み量計測板の全て
の部分に歪が発生しており,温度補償用歪ゲージを取付
けることはできなかったが,本発明においては,温度補
償用歪ゲージを容易に取付けることができるようになっ
た。
接している位置よりも先端側で温度補償用歪ゲージを撓
み量計測板に取付けたので,無変形部分に温度補償用歪
ゲージを取付けたことになり,温度変化によって変化し
た撓み量計測板の伸びのみを正確に計測することがで
き,温度補償をすることができる。なお,従来は,全周
を支持した円板状の撓み量計測板を用い,その中央部に
撓み量伝達棒を当接していたので,撓み量計測板の全て
の部分に歪が発生しており,温度補償用歪ゲージを取付
けることはできなかったが,本発明においては,温度補
償用歪ゲージを容易に取付けることができるようになっ
た。
【0029】また,撓み量伝達棒の先端部と後端部が先
細形状になっているので,撓み板部や撓み量計測板との
接触点が変化したり,ずれたりすることがなく,常に良
好な計測が行える。そして,前記した種々の利点の総合
的な結果として,金型内圧力および圧力の変動を,常に
確実容易にかつ正確に求めることができる。そして,例
えば,キャビティ内の溶湯に,例えば,数100kg/
cm2 の大きい圧力と小さい圧力が交互に10〜100
Hz程度でパルス状に作用する場合であっても,特に抵
抗が発生する部分もなく,素早く応答するので,その圧
力変動を確実容易に検知することができる。
細形状になっているので,撓み板部や撓み量計測板との
接触点が変化したり,ずれたりすることがなく,常に良
好な計測が行える。そして,前記した種々の利点の総合
的な結果として,金型内圧力および圧力の変動を,常に
確実容易にかつ正確に求めることができる。そして,例
えば,キャビティ内の溶湯に,例えば,数100kg/
cm2 の大きい圧力と小さい圧力が交互に10〜100
Hz程度でパルス状に作用する場合であっても,特に抵
抗が発生する部分もなく,素早く応答するので,その圧
力変動を確実容易に検知することができる。
【図1】本発明の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】従来技術における作用を例示した説明図であ
る。
る。
【図5】従来技術における作用の他の例を示した縦断面
図である。
図である。
1 金型 2 キャビティ 3,34 撓み板部 3,32 撓み量伝達棒 6,30 撓み量計測板 7 ブロック 9 部材 10 穴 13,31 歪ゲージ 14 温度補償用歪ゲージ 15 ブッシュ
Claims (4)
- 【請求項1】 金型のキャビティ側の表面の一部に撓み
板部を設け,撓み板部の裏面に先端が接している撓み量
伝達棒を配し,撓み量伝達棒の後端面に撓み量計測板を
押付けた状態で配し,金型に取付けた保持具で撓み量計
測板の一部を支持し,撓み量計測板の平面部に歪ゲージ
を取付けた金型内圧力計測装置において,撓み量計測板
を平板状とし,この平板状の撓み量計測板の一端部を前
記保持具に片持梁状に固定し,撓み量伝達棒の後端面が
撓み量計測板に当接している位置よりも根本側で歪ゲー
ジを撓み量計測板に取付けた金型内圧力計測装置。 - 【請求項2】 撓み量伝達棒の後端面が撓み量計測板に
当接している位置よりも先端側で温度補償用歪ゲージを
撓み量計測板に取付けた特許請求の範囲請求項1記載の
金型内圧力計測装置。 - 【請求項3】 撓み板部の中央部裏面に接している撓み
量伝達棒の先端中央部を先細形状にした特許請求の範囲
請求項1または請求項2記載の金型内圧力計測装置。 - 【請求項4】 撓み量計測板に当接している撓み量伝達
棒の後端中央部を先細形状にした特許請求の範囲請求項
1ないし請求項3記載の金型内圧力計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9623394A JPH07306104A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 金型内圧力計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9623394A JPH07306104A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 金型内圧力計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306104A true JPH07306104A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14159516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9623394A Pending JPH07306104A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 金型内圧力計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306104A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014142330A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-08-07 | Seiko Instruments Inc | 圧力センサ |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9623394A patent/JPH07306104A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014142330A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-08-07 | Seiko Instruments Inc | 圧力センサ |
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