JPH07307014A - 誘導型・mr型複合磁気ヘッド - Google Patents
誘導型・mr型複合磁気ヘッドInfo
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- JPH07307014A JPH07307014A JP12318294A JP12318294A JPH07307014A JP H07307014 A JPH07307014 A JP H07307014A JP 12318294 A JP12318294 A JP 12318294A JP 12318294 A JP12318294 A JP 12318294A JP H07307014 A JPH07307014 A JP H07307014A
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
- G11B5/3967—Composite structural arrangements of transducers, e.g. inductive write and magnetoresistive read
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーバポール型MR型磁気ヘッドを具えた誘
導型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、誘導型磁気ヘッ
ドとMR型磁気ヘッドのトラック位置ずれを最小に抑え
つつ、記録磁界強度の減少を抑える。 【構成】 誘導型・MR型複合磁気ヘッド46は、MR
型磁気ヘッド48の上に誘導型磁気ヘッド50を積層し
て構成されている。MR素子60の左右両側には、リー
ド部(リード・コンダクタ)62,64が接合されてい
る。リード部62,64の先端部62a,64aは、記
録媒体対向面58に対して傾斜して構成されている。上
コア74のポール78は、スロートハイトH方向の途中
で屈曲されて、記録媒体対向面58寄りの部分78aが
MR型磁気ヘッド48のリード部62,64の先端部6
2a,64aに合わせて傾斜して構成され、記録媒体対
向面58から離れた部分78bが、記録媒体対向面58
に対して直角に形成されている。
導型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、誘導型磁気ヘッ
ドとMR型磁気ヘッドのトラック位置ずれを最小に抑え
つつ、記録磁界強度の減少を抑える。 【構成】 誘導型・MR型複合磁気ヘッド46は、MR
型磁気ヘッド48の上に誘導型磁気ヘッド50を積層し
て構成されている。MR素子60の左右両側には、リー
ド部(リード・コンダクタ)62,64が接合されてい
る。リード部62,64の先端部62a,64aは、記
録媒体対向面58に対して傾斜して構成されている。上
コア74のポール78は、スロートハイトH方向の途中
で屈曲されて、記録媒体対向面58寄りの部分78aが
MR型磁気ヘッド48のリード部62,64の先端部6
2a,64aに合わせて傾斜して構成され、記録媒体対
向面58から離れた部分78bが、記録媒体対向面58
に対して直角に形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録用の誘導型磁気
ヘッドと再生用のMR(磁気抵抗)型磁気ヘッドを重ね
て配置した誘導型・MR型複合磁気ヘッドに関し、記録
トラックと再生トラックの位置ずれを最小に抑えつつ、
記録磁界強度の減少を抑えたものである。
ヘッドと再生用のMR(磁気抵抗)型磁気ヘッドを重ね
て配置した誘導型・MR型複合磁気ヘッドに関し、記録
トラックと再生トラックの位置ずれを最小に抑えつつ、
記録磁界強度の減少を抑えたものである。
【0002】
【従来の技術】MRヘッドは、MR素子を用いて磁気記
録媒体の磁極から発生する磁界を検出して記録情報を再
生する磁気ヘッドで、誘導型磁気ヘッドに比べてトラッ
ク密度、線記録密度を向上できる利点があり、例えばハ
ードディスク用の誘導型・MR型複合磁気ヘッドとし
て、記録用の誘導型磁気ヘッドと組合わせて使用され
る。
録媒体の磁極から発生する磁界を検出して記録情報を再
生する磁気ヘッドで、誘導型磁気ヘッドに比べてトラッ
ク密度、線記録密度を向上できる利点があり、例えばハ
ードディスク用の誘導型・MR型複合磁気ヘッドとし
て、記録用の誘導型磁気ヘッドと組合わせて使用され
る。
【0003】誘導型・MR型複合磁気ヘッドの概要を図
2に示す。この複合磁気ヘッドは、スライダ基板10の
後端面に形成した絶縁膜12中に、MR素子14とその
前後に磁気シールド16,18を配設してMRヘッド1
9を構成し、MR素子14の先端部を磁気記録媒体(例
えばハードディスク)の記録面20に対向させて、その
記録情報の読み出しを行なう。絶縁膜12の上には記録
用の誘導型薄膜ヘッド22が積層されている。薄膜ヘッ
ド22は下コア24上にギャップ層26を形成し、その
上に絶縁層27を形成して、その中に薄膜コイル28を
配置している。さらに絶縁層27の上に上コア30を形
成し、その上に保護膜32を全体に被せている。
2に示す。この複合磁気ヘッドは、スライダ基板10の
後端面に形成した絶縁膜12中に、MR素子14とその
前後に磁気シールド16,18を配設してMRヘッド1
9を構成し、MR素子14の先端部を磁気記録媒体(例
えばハードディスク)の記録面20に対向させて、その
記録情報の読み出しを行なう。絶縁膜12の上には記録
用の誘導型薄膜ヘッド22が積層されている。薄膜ヘッ
ド22は下コア24上にギャップ層26を形成し、その
上に絶縁層27を形成して、その中に薄膜コイル28を
配置している。さらに絶縁層27の上に上コア30を形
成し、その上に保護膜32を全体に被せている。
【0004】再生用MR型磁気ヘッドは、記録媒体から
の信号磁界に対し、線形な(歪のない)再生出力を得る
ために、MR素子の磁化方向をセンス電流に対して傾け
た(例えば45°)点を動作点とする必要がある。その
ための手法として、永久磁石バイアス、シャントバイア
ス、SALバイアス、バーバポール電極等の方法があ
る。これらの中で、永久磁石バイアス、シャントバイア
ス、SALバイアスがバイアス磁界によりMR素子の磁
化方向を素子の長手方向から傾けるのに対し、バーバポ
ール電極はMR素子中を流れるセンス電流を素子の長手
方向から傾ける点に特徴がある。バーバポール電極は他
の方法に比べて次の利点がある。
の信号磁界に対し、線形な(歪のない)再生出力を得る
ために、MR素子の磁化方向をセンス電流に対して傾け
た(例えば45°)点を動作点とする必要がある。その
ための手法として、永久磁石バイアス、シャントバイア
ス、SALバイアス、バーバポール電極等の方法があ
る。これらの中で、永久磁石バイアス、シャントバイア
ス、SALバイアスがバイアス磁界によりMR素子の磁
化方向を素子の長手方向から傾けるのに対し、バーバポ
ール電極はMR素子中を流れるセンス電流を素子の長手
方向から傾ける点に特徴がある。バーバポール電極は他
の方法に比べて次の利点がある。
【0005】1) 他の方法に比べ構造が単純なため、
製造プロセスが簡単である。 2) センス電流がすべてMR素子中を流れるため感度
が高い。 一方欠点としては、次の点が挙げられる。 1) トラック両端部の電極パターンが傾斜しているた
め、スライダ研磨加工時の加工量(記録媒体対向面の研
磨量)のばらつきにより、素子の高さにばらつきが生じ
た場合、同時にトラック位置も変化する。 2) 誘導型・MR型複合磁気ヘッドとした場合、この
ことは記録時と再生時のトラック位置ずれの原因とな
り、再生感度の低下、オフトラック特性の劣化等を生じ
る。これは狭トラックとなるほど影響が大きい。すなわ
ち、書き込み/読み出しトラックの位置ずれが図3のよ
うに生じていたとすると、書き込まれている磁気信号の
一部が読み出しに寄与しないことになり、再生出力の低
下が生じる。また、ハードディスクドライブでは、トラ
ッキングサーボをかけてトラック位置決めをするが、若
干のトラック位置ずれが生じるのは避けられない。位置
決めの中心位置に対し、読み出し時左右にヘッド位置が
ずれた場合のずれ量に対する出力信号の大きさの変化を
オフトラック特性というが、図3のようにあらかじめ書
き込み/読み出しトラックがずれていると、トラック位
置決めのずれに足し合わされるため、わずかのずれに対
し、信号出力の低下量が大きくなり、オフトラック特性
が劣化する。
製造プロセスが簡単である。 2) センス電流がすべてMR素子中を流れるため感度
が高い。 一方欠点としては、次の点が挙げられる。 1) トラック両端部の電極パターンが傾斜しているた
め、スライダ研磨加工時の加工量(記録媒体対向面の研
磨量)のばらつきにより、素子の高さにばらつきが生じ
た場合、同時にトラック位置も変化する。 2) 誘導型・MR型複合磁気ヘッドとした場合、この
ことは記録時と再生時のトラック位置ずれの原因とな
り、再生感度の低下、オフトラック特性の劣化等を生じ
る。これは狭トラックとなるほど影響が大きい。すなわ
ち、書き込み/読み出しトラックの位置ずれが図3のよ
うに生じていたとすると、書き込まれている磁気信号の
一部が読み出しに寄与しないことになり、再生出力の低
下が生じる。また、ハードディスクドライブでは、トラ
ッキングサーボをかけてトラック位置決めをするが、若
干のトラック位置ずれが生じるのは避けられない。位置
決めの中心位置に対し、読み出し時左右にヘッド位置が
ずれた場合のずれ量に対する出力信号の大きさの変化を
オフトラック特性というが、図3のようにあらかじめ書
き込み/読み出しトラックがずれていると、トラック位
置決めのずれに足し合わされるため、わずかのずれに対
し、信号出力の低下量が大きくなり、オフトラック特性
が劣化する。
【0006】そこで、バーバポール電極を用いた場合の
誘導型・MR型磁気ヘッドのこのような問題を解決する
ものとして、誘導型磁気ヘッドのコアポール部をバーバ
ポール電極に合わせて傾斜させるようにしたものが考え
られている(米国特許第4,555,740号)。これ
は、図4に記録媒体のトラック方向から見た状態で示す
ように、MR素子14の左右にリード部(リード・コン
ダクタ)34,36を接続してセンス電流40を流すも
のである。リード部34,36の先端面34a,36a
は、記録媒体対向面38に対して所定角度(例えば45
°)傾斜して構成され、これによりセンス電流40は、
電極先端部34a,36a間でMR素子14内を斜めに
流れる。
誘導型・MR型磁気ヘッドのこのような問題を解決する
ものとして、誘導型磁気ヘッドのコアポール部をバーバ
ポール電極に合わせて傾斜させるようにしたものが考え
られている(米国特許第4,555,740号)。これ
は、図4に記録媒体のトラック方向から見た状態で示す
ように、MR素子14の左右にリード部(リード・コン
ダクタ)34,36を接続してセンス電流40を流すも
のである。リード部34,36の先端面34a,36a
は、記録媒体対向面38に対して所定角度(例えば45
°)傾斜して構成され、これによりセンス電流40は、
電極先端部34a,36a間でMR素子14内を斜めに
流れる。
【0007】一方、記録用の誘導型薄膜磁気ヘッドの上
コア42は、MR素子14上に絶縁層を介して積層さ
れ、そのポール44は、電極先端部34a,36aに合
わせて傾斜して構成されている。
コア42は、MR素子14上に絶縁層を介して積層さ
れ、そのポール44は、電極先端部34a,36aに合
わせて傾斜して構成されている。
【0008】このようにポール44を電極先端部34
a,36aに合わせて傾斜させることにより、スライダ
研磨加工時に記録媒体対向面の研磨量にばらつきが生じ
ても、記録用誘導型磁気ヘッドのトラック位置(ポール
44先端の位置)と再生用MR型磁気ヘッドのトラック
位置(記録媒体対向面38における電極先端部34a,
36aに挟まれるMR素子14の位置)を常に一致させ
ることができる。
a,36aに合わせて傾斜させることにより、スライダ
研磨加工時に記録媒体対向面の研磨量にばらつきが生じ
ても、記録用誘導型磁気ヘッドのトラック位置(ポール
44先端の位置)と再生用MR型磁気ヘッドのトラック
位置(記録媒体対向面38における電極先端部34a,
36aに挟まれるMR素子14の位置)を常に一致させ
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図4の誘導型・M
R型磁気ヘッドによれば、記録用誘導型磁気ヘッドのポ
ール44が傾斜しているため、記録磁界強度が弱くなる
問題があった。すなわち、ポール44が傾斜している
と、それが傾斜していない場合に比べてコア全体の磁路
長が長くなり、その分磁気抵抗が増加する。このため、
同一記録電流で書き込みを行なった場合、ポールが傾斜
していない場合に比べてギャップ部に発生する記録磁界
が低下する。
R型磁気ヘッドによれば、記録用誘導型磁気ヘッドのポ
ール44が傾斜しているため、記録磁界強度が弱くなる
問題があった。すなわち、ポール44が傾斜している
と、それが傾斜していない場合に比べてコア全体の磁路
長が長くなり、その分磁気抵抗が増加する。このため、
同一記録電流で書き込みを行なった場合、ポールが傾斜
していない場合に比べてギャップ部に発生する記録磁界
が低下する。
【0010】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、バーバポール型MR型磁気ヘッドを具え
た誘導型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、誘導型磁気
ヘッドとMR型磁気ヘッドのトラック位置ずれを最小に
抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑えることを目的とす
るものである。
点を解決して、バーバポール型MR型磁気ヘッドを具え
た誘導型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、誘導型磁気
ヘッドとMR型磁気ヘッドのトラック位置ずれを最小に
抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑えることを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記録用誘導型磁気ヘッドと再生用MR型磁気ヘッドが重
ねて配置され、前記MR型磁気ヘッドが、MR素子に検
出用電流を供給するリード部の電極の端面が記録媒体対
向面に対して傾斜したバーバポール型で構成された誘導
型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、前記誘導型磁気ヘ
ッドのポールが、その先端部寄りの部分が前記MR型磁
気ヘッドのリード部の電極端面に合わせて傾斜して構成
され、先端部から離れた部分が記録媒体対向面に対して
略々直角に構成されてなるものである。
記録用誘導型磁気ヘッドと再生用MR型磁気ヘッドが重
ねて配置され、前記MR型磁気ヘッドが、MR素子に検
出用電流を供給するリード部の電極の端面が記録媒体対
向面に対して傾斜したバーバポール型で構成された誘導
型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、前記誘導型磁気ヘ
ッドのポールが、その先端部寄りの部分が前記MR型磁
気ヘッドのリード部の電極端面に合わせて傾斜して構成
され、先端部から離れた部分が記録媒体対向面に対して
略々直角に構成されてなるものである。
【0012】請求項2記載の発明は、前記ポールの傾斜
した部分のスロートハイト方向の長さが4μm以内であ
ることを特徴とするものである。
した部分のスロートハイト方向の長さが4μm以内であ
ることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、誘導型磁気ヘッ
ドのポールの先端部寄りの部分をMR型磁気ヘッドのリ
ード部の電極端面に合わせて傾斜させたので、スライダ
研磨加工における加工量にばらつきが生じても、両ヘッ
ドのトラック位置ずれを最小に抑えることができる。し
かも、誘導型磁気ヘッドのポールの先端から離れた部分
を記録媒体対向面に対して略々直角に形成したので、ポ
ール全体が傾斜している前記図4のものに比べてコア全
体の磁路長が短くなり、これにより磁気抵抗の増大を抑
えて記録磁界強度の減少を抑えることができる。
ドのポールの先端部寄りの部分をMR型磁気ヘッドのリ
ード部の電極端面に合わせて傾斜させたので、スライダ
研磨加工における加工量にばらつきが生じても、両ヘッ
ドのトラック位置ずれを最小に抑えることができる。し
かも、誘導型磁気ヘッドのポールの先端から離れた部分
を記録媒体対向面に対して略々直角に形成したので、ポ
ール全体が傾斜している前記図4のものに比べてコア全
体の磁路長が短くなり、これにより磁気抵抗の増大を抑
えて記録磁界強度の減少を抑えることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、ポールの傾
斜した部分のスロートハイト方向の長さを4μm以内と
することにより、一般的なハードディスク用誘導型・M
R型複合磁気ヘッドにおいて、両ヘッドのトラック位置
のずれを最小に抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑える
ことができる。
斜した部分のスロートハイト方向の長さを4μm以内と
することにより、一般的なハードディスク用誘導型・M
R型複合磁気ヘッドにおいて、両ヘッドのトラック位置
のずれを最小に抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑える
ことができる。
【0015】
【実施例】この発明をハードディスク用誘導型・MR型
複合磁気ヘッドに適用した一実施例を図1に断面図およ
び正面図(A矢視図)で示す。誘導型・MR型複合磁気
ヘッド46は、MR型磁気ヘッド48の上に誘導型磁気
ヘッド50を積層して構成されている。両ヘッド48,
50とも薄膜形成技術を利用して作られている。
複合磁気ヘッドに適用した一実施例を図1に断面図およ
び正面図(A矢視図)で示す。誘導型・MR型複合磁気
ヘッド46は、MR型磁気ヘッド48の上に誘導型磁気
ヘッド50を積層して構成されている。両ヘッド48,
50とも薄膜形成技術を利用して作られている。
【0016】MR型磁気ヘッド48は、スライダ基板5
2の後端面に下シールド54が構成され、その上に絶縁
層を構成する下ギャップ56が積層されている。下ギャ
ップ56上にはMR素子60がその先端部を記録媒体対
向面(スライダ面)58に臨ませて構成されている。M
R素子60の左右両側には、リード部(リード・コンダ
クタ)62,64が接合されている。リード部62,6
4の先端部62a,64aは、記録媒体対向面58に対
して傾斜して構成されている。MR素子60およびリー
ド部62,64の上には、絶縁層を構成する上ギャップ
66が構成され、さらにその上に上シールド68が構成
されている。
2の後端面に下シールド54が構成され、その上に絶縁
層を構成する下ギャップ56が積層されている。下ギャ
ップ56上にはMR素子60がその先端部を記録媒体対
向面(スライダ面)58に臨ませて構成されている。M
R素子60の左右両側には、リード部(リード・コンダ
クタ)62,64が接合されている。リード部62,6
4の先端部62a,64aは、記録媒体対向面58に対
して傾斜して構成されている。MR素子60およびリー
ド部62,64の上には、絶縁層を構成する上ギャップ
66が構成され、さらにその上に上シールド68が構成
されている。
【0017】誘導型磁気ヘッド50は、MR型磁気ヘッ
ド48の上シールド68を下コアとして兼用し、その上
に磁気ギャップ層70、コイルおよび絶縁層72、上コ
ア74、保護膜76を順次積層して構成されている。上
コア74のポール78は、スロートハイトH方向の途中
で屈曲されて記録媒体対向面58寄りの部分78aがM
R型磁気ヘッド48のリード部62,64の先端部62
a,64aに合わせて傾斜して構成され、記録媒体対向
面58から離れた部分78bが、記録媒体対向面58に
対して直角に形成されている。
ド48の上シールド68を下コアとして兼用し、その上
に磁気ギャップ層70、コイルおよび絶縁層72、上コ
ア74、保護膜76を順次積層して構成されている。上
コア74のポール78は、スロートハイトH方向の途中
で屈曲されて記録媒体対向面58寄りの部分78aがM
R型磁気ヘッド48のリード部62,64の先端部62
a,64aに合わせて傾斜して構成され、記録媒体対向
面58から離れた部分78bが、記録媒体対向面58に
対して直角に形成されている。
【0018】スライダ研磨加工追込み目標面80は、ス
ロートハイト目標値Hoに相当する位置にあり、ポール
傾斜部78aは、スライダ研磨加工前の状態で、スロー
トハイトの誤差許容幅(スロートハイト目標値Hoに対
するずれ量)hの範囲にわたって形成されている。具体
的には、一般的なハードディスク用誘導型薄膜磁気ヘッ
ドのスロートハイトの誤差許容幅hはスロートハイトの
目標位置に対して±2μm程度であるから、ポール傾斜
部78aは、スライダ研磨加工前の状態で、スライダ研
磨加工追込み目標面80の前後±2μmすなわちスロー
トハイト方向に4μm以内の長さで形成するのが望まし
い。このように設定すれば、適正なスロートハイトに研
磨加工されたものは、両ヘッド48,50のトラック位
置が常に一致したものとなり、かつポール垂直部78b
の長さを最大にとることができる。なお、スロートハイ
ト目標値Hoは例えば1〜4μm程度に設定される。
ロートハイト目標値Hoに相当する位置にあり、ポール
傾斜部78aは、スライダ研磨加工前の状態で、スロー
トハイトの誤差許容幅(スロートハイト目標値Hoに対
するずれ量)hの範囲にわたって形成されている。具体
的には、一般的なハードディスク用誘導型薄膜磁気ヘッ
ドのスロートハイトの誤差許容幅hはスロートハイトの
目標位置に対して±2μm程度であるから、ポール傾斜
部78aは、スライダ研磨加工前の状態で、スライダ研
磨加工追込み目標面80の前後±2μmすなわちスロー
トハイト方向に4μm以内の長さで形成するのが望まし
い。このように設定すれば、適正なスロートハイトに研
磨加工されたものは、両ヘッド48,50のトラック位
置が常に一致したものとなり、かつポール垂直部78b
の長さを最大にとることができる。なお、スロートハイ
ト目標値Hoは例えば1〜4μm程度に設定される。
【0019】図1の誘導型・MR型複合磁気ヘッド46
は、記録時は、誘導型磁気ヘッド50のコイルに記録信
号を流すことにより、上下コア74,68間のギャップ
に記録磁界が発生して、この磁界で記録媒体のトラック
に対する記録が行なわれる。また、再生時は、MR型磁
気ヘッド48のリード部62,64を通してMR素子6
0にセンス電流80を流して記録媒体上のトラックをト
レースすることにより、トラック上の情報に応じてセン
ス電流が変調されて再生が行なわれる。
は、記録時は、誘導型磁気ヘッド50のコイルに記録信
号を流すことにより、上下コア74,68間のギャップ
に記録磁界が発生して、この磁界で記録媒体のトラック
に対する記録が行なわれる。また、再生時は、MR型磁
気ヘッド48のリード部62,64を通してMR素子6
0にセンス電流80を流して記録媒体上のトラックをト
レースすることにより、トラック上の情報に応じてセン
ス電流が変調されて再生が行なわれる。
【0020】図1において、スライダ研磨加工の加工量
にばらつきが生じた時のトラック位置の変化を図5に、
ポールが傾斜していない場合と対比させて示す。線A−
A′は追込み目標面+2μmの位置、線B−B′は追込
み目標面−2μmの位置である。A−A′断面、B−
B′断面を図5(b),(c)にそれぞれ示す。これに
よれば、ポールが傾斜していない場合は、スライダ研磨
加工の加工量のばらつきにより誘導型磁気ヘッド58と
MR型磁気ヘッド48のトラック位置にずれが生じる
が、図1の複合磁気ヘッド48では、線A−A′と線B
−B′の間で加工量がばらついても両ヘッド58,48
でトラック位置にずれは生じない。しかも、図1の複合
磁気ヘッド48ではポール78の先端部寄りの部分のみ
が傾斜しているので、ポール78全体を傾斜させる場合
に比べて記録磁界強度の減少を抑えることができる。
にばらつきが生じた時のトラック位置の変化を図5に、
ポールが傾斜していない場合と対比させて示す。線A−
A′は追込み目標面+2μmの位置、線B−B′は追込
み目標面−2μmの位置である。A−A′断面、B−
B′断面を図5(b),(c)にそれぞれ示す。これに
よれば、ポールが傾斜していない場合は、スライダ研磨
加工の加工量のばらつきにより誘導型磁気ヘッド58と
MR型磁気ヘッド48のトラック位置にずれが生じる
が、図1の複合磁気ヘッド48では、線A−A′と線B
−B′の間で加工量がばらついても両ヘッド58,48
でトラック位置にずれは生じない。しかも、図1の複合
磁気ヘッド48ではポール78の先端部寄りの部分のみ
が傾斜しているので、ポール78全体を傾斜させる場合
に比べて記録磁界強度の減少を抑えることができる。
【0021】
【他の実施例】前記実施例では、上コアのポールを傾斜
させたが、下コアのポールが細幅に構成されている場合
には、下コアのポールをまたは上下両ポールとも傾斜さ
せる。また、この発明は、誘導型磁気ヘッドの上下コア
間にMR型磁気ヘッドが配置される複合磁気ヘッドその
他各種形式の誘導型・MR型複合磁気ヘッドに適用する
ことができる。
させたが、下コアのポールが細幅に構成されている場合
には、下コアのポールをまたは上下両ポールとも傾斜さ
せる。また、この発明は、誘導型磁気ヘッドの上下コア
間にMR型磁気ヘッドが配置される複合磁気ヘッドその
他各種形式の誘導型・MR型複合磁気ヘッドに適用する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、誘導型磁気ヘッドのポールの先端部寄りの
部分をMR型磁気ヘッドのリード部の電極端面に合わせ
て傾斜させたので、スライダ研磨加工における加工量に
ばらつきが生じても、両ヘッドのトラック位置ずれを最
小に抑えることができる。しかも、誘導型磁気ヘッドの
ポールの先端から離れた部分を記録媒体対向面に対して
略々直角に形成したので、ポール全体が傾斜している前
記図4のものに比べてコア全体の磁路長が短くなり、こ
れにより磁気抵抗の増大を抑えて記録磁界強度の減少を
抑えることができる。
明によれば、誘導型磁気ヘッドのポールの先端部寄りの
部分をMR型磁気ヘッドのリード部の電極端面に合わせ
て傾斜させたので、スライダ研磨加工における加工量に
ばらつきが生じても、両ヘッドのトラック位置ずれを最
小に抑えることができる。しかも、誘導型磁気ヘッドの
ポールの先端から離れた部分を記録媒体対向面に対して
略々直角に形成したので、ポール全体が傾斜している前
記図4のものに比べてコア全体の磁路長が短くなり、こ
れにより磁気抵抗の増大を抑えて記録磁界強度の減少を
抑えることができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、ポールの傾
斜した部分のスロートハイト方向の長さを4μm以内と
することにより、一般的なハードディスク用誘導型・M
R型複合磁気ヘッドにおいて、両ヘッドのトラック位置
のずれを最小に抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑える
ことができる。
斜した部分のスロートハイト方向の長さを4μm以内と
することにより、一般的なハードディスク用誘導型・M
R型複合磁気ヘッドにおいて、両ヘッドのトラック位置
のずれを最小に抑えつつ、記録磁界強度の減少を抑える
ことができる。
【図1】 この発明の一実施例を示す断面図およびA矢
視図である。
視図である。
【図2】 誘導型・MR型複合磁気ヘッドの構成例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】 図2の複合磁気ヘッドにおいて、書き込み/
読み出しトラック位置がずれた状態を示す図である。
読み出しトラック位置がずれた状態を示す図である。
【図4】 誘導型磁気ヘッドのコアのポールを傾斜させ
た従来の誘導型・MR型複合磁気ヘッドを示す正面図で
ある。
た従来の誘導型・MR型複合磁気ヘッドを示す正面図で
ある。
【図5】 図1の誘導型・MR型複合磁気ヘッドにおけ
るスライダ研磨量のばらつきによるトラック位置の変化
を、ポールが傾斜していない場合と対比して示した図で
ある。
るスライダ研磨量のばらつきによるトラック位置の変化
を、ポールが傾斜していない場合と対比して示した図で
ある。
46 誘導型・MR型複合磁気ヘッド 48 MR型磁気ヘッド 50 誘導型磁気ヘッド 58 記録媒体対向面 60 MR素子 62,64 リード部 62a,64a リード部電極端面 78 ポール 78a ポールの先端部寄りの部分 78b ポールの先端部から離れた部分 H スロートハイト
Claims (2)
- 【請求項1】記録用誘導型磁気ヘッドと再生用MR型磁
気ヘッドが重ねて配置され、前記MR型磁気ヘッドが、
MR素子に検出用電流を供給するリード部の電極の端面
が記録媒体対向面に対して傾斜したバーバポール型で構
成された誘導型・MR型複合磁気ヘッドにおいて、 前記誘導型磁気ヘッドのポールが、その先端部寄りの部
分が前記MR型磁気ヘッドのリード部の電極端面に合わ
せて傾斜して構成され、先端部から離れた部分が記録媒
体対向面に対して略々直角に構成されてなる誘導型・M
R型複合磁気ヘッド。 - 【請求項2】前記ポールの傾斜した部分のスロートハイ
ト方向の長さが4μm以内であることを特徴とする請求
項1記載の誘導型・MR型複合磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12318294A JPH07307014A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 誘導型・mr型複合磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12318294A JPH07307014A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 誘導型・mr型複合磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307014A true JPH07307014A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14854225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12318294A Pending JPH07307014A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 誘導型・mr型複合磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07307014A (ja) |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP12318294A patent/JPH07307014A/ja active Pending
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