JPH07307046A - テープ駆動装置 - Google Patents
テープ駆動装置Info
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- JPH07307046A JPH07307046A JP6097261A JP9726194A JPH07307046A JP H07307046 A JPH07307046 A JP H07307046A JP 6097261 A JP6097261 A JP 6097261A JP 9726194 A JP9726194 A JP 9726194A JP H07307046 A JPH07307046 A JP H07307046A
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- Japan
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- tape
- pinch roller
- outer peripheral
- capstan
- peripheral portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はテープ状媒体の駆動負荷を軽減しつ
つ、テープ状媒体の安定走行が可能なテープ駆動装置の
提供を目的とする。 【構成】 本発明のテープ駆動装置は、軸受部20aと
母体部20bが剛性合成樹脂材料により一体的に成形さ
れたピンチローラーを有し、そのピンチローラーの母体
部20bの外側には弾性合成樹脂材料により形成された
外周部21が固着されており、また支持軸4の外径と軸
受部20aの内径との間には隙間19が設けられてい
る。また、本発明のテープ駆動装置は、ピンチローラー
の母体部20bの上端部及び下端部のみに弾性合成樹脂
材料により形成された外周部22が固着されている。
つ、テープ状媒体の安定走行が可能なテープ駆動装置の
提供を目的とする。 【構成】 本発明のテープ駆動装置は、軸受部20aと
母体部20bが剛性合成樹脂材料により一体的に成形さ
れたピンチローラーを有し、そのピンチローラーの母体
部20bの外側には弾性合成樹脂材料により形成された
外周部21が固着されており、また支持軸4の外径と軸
受部20aの内径との間には隙間19が設けられてい
る。また、本発明のテープ駆動装置は、ピンチローラー
の母体部20bの上端部及び下端部のみに弾性合成樹脂
材料により形成された外周部22が固着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状媒体を用いて
記録再生を行うテープレコーダーやVTR等に使用する
テープ駆動装置に関する。
記録再生を行うテープレコーダーやVTR等に使用する
テープ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テープレコーダーやカメラ一体型
VTR等は、消費電力を低減して長時間使用を可能と
し、装置本体を小型軽量化する要請が強く、そのために
テープ駆動装置の構成の改良・省電力化が重要な要因と
なっている。
VTR等は、消費電力を低減して長時間使用を可能と
し、装置本体を小型軽量化する要請が強く、そのために
テープ駆動装置の構成の改良・省電力化が重要な要因と
なっている。
【0003】以下に従来のテープ駆動装置について説明
する。図7は、従来のカメラ一体型VTR等に使用され
ているテープ駆動装置の主要部の断面図を示したもので
ある。
する。図7は、従来のカメラ一体型VTR等に使用され
ているテープ駆動装置の主要部の断面図を示したもので
ある。
【0004】図7において、1は回転駆動されるキャプ
スタン、2はゴム部材により形成されたピンチローラー
の外周部、3は外周部2を内面から支持する中間部材、
4はピンチローラーの支持軸、5は支持軸4を中心とし
て中間部材3を回転可能とした軸受部、6はボールベア
リング、7は軸受部5の抜け止め用のスリーブであり中
間部材3に圧入されている。また、8は記録再生に用い
られるテープ状媒体である。
スタン、2はゴム部材により形成されたピンチローラー
の外周部、3は外周部2を内面から支持する中間部材、
4はピンチローラーの支持軸、5は支持軸4を中心とし
て中間部材3を回転可能とした軸受部、6はボールベア
リング、7は軸受部5の抜け止め用のスリーブであり中
間部材3に圧入されている。また、8は記録再生に用い
られるテープ状媒体である。
【0005】以上のように構成された従来のテープ駆動
装置について、その動作を説明する。
装置について、その動作を説明する。
【0006】テープ状媒体8は、回転駆動されるキャプ
スタン1をテープ状媒体8を介してキャプスタン1に圧
接されるピンチローラーの外周部2とにより、所定の速
度で移送される。
スタン1をテープ状媒体8を介してキャプスタン1に圧
接されるピンチローラーの外周部2とにより、所定の速
度で移送される。
【0007】また、軸受部5にはピンチローラーの回転
をスムーズにすべく、ボールベアリング6が用いられて
いる。
をスムーズにすべく、ボールベアリング6が用いられて
いる。
【0008】また、テープ状媒体8が安定して走行する
ためには、外周部2がキャプスタン1に均一に圧接され
なければならないが、製造上キャプスタン1に対して支
持軸4は若干傾きがあり、支持軸4とキャプスタン1を
完全に平行にすることは困難である。
ためには、外周部2がキャプスタン1に均一に圧接され
なければならないが、製造上キャプスタン1に対して支
持軸4は若干傾きがあり、支持軸4とキャプスタン1を
完全に平行にすることは困難である。
【0009】そこで、上記従来のテープ駆動装置では、
ボールベアリング6のわずかなガタを利用して外周部2
を支持軸4に対してわずかに傾かせて外周部2とキャプ
スタン1を平行とし、外周部2を均等に圧接してテープ
媒体8の安定走行を確保している。
ボールベアリング6のわずかなガタを利用して外周部2
を支持軸4に対してわずかに傾かせて外周部2とキャプ
スタン1を平行とし、外周部2を均等に圧接してテープ
媒体8の安定走行を確保している。
【0010】しかしながら、外周部2を従来の如くゴム
で形成した場合は、キャプスタン1に圧着された際にゴ
ムの変形ロスが大きくなり、ピンチローラー負荷が増大
するためにテープ駆動力が低下し、かつキャプスタン1
を回転させるモータのトルクや消費電力が増大するとい
う問題点を有していた。また、ピンチローラーにはピン
チローラー軸受部5とピンチローラー外周部2との間に
ゴムを保持するための中間部材3が必要であるため、ピ
ンチローラーの小型軽量化が困難であり、ひいては磁気
記録再生装置の小型軽量化の妨げになるという問題点も
有していた。
で形成した場合は、キャプスタン1に圧着された際にゴ
ムの変形ロスが大きくなり、ピンチローラー負荷が増大
するためにテープ駆動力が低下し、かつキャプスタン1
を回転させるモータのトルクや消費電力が増大するとい
う問題点を有していた。また、ピンチローラーにはピン
チローラー軸受部5とピンチローラー外周部2との間に
ゴムを保持するための中間部材3が必要であるため、ピ
ンチローラーの小型軽量化が困難であり、ひいては磁気
記録再生装置の小型軽量化の妨げになるという問題点も
有していた。
【0011】さらに、ゴムは劣化しやすく、長期間の使
用によりゴムの劣化が原因となってテープが正常に移送
されなくなることや、また、ゴムは加工が困難であるた
めテープ駆動装置の製造も困難になる問題点があった。
用によりゴムの劣化が原因となってテープが正常に移送
されなくなることや、また、ゴムは加工が困難であるた
めテープ駆動装置の製造も困難になる問題点があった。
【0012】また、上記従来のテープ駆動装置は、ピン
チローラーの外周部2をキャプスタン1に均等に圧接す
るため、軸受部5とボールベアリング6のわずかなガタ
を利用しているが、このような方法によれば、支持軸4
に対する外周部2の倒れ角が小さく、外周部2とキャプ
スタン1を完全に平行に保つことが困難であり、さらに
ボールベアリング6の使用は構造が複雑で部品点数が多
く、製造面・コスト面において好ましくなかった。
チローラーの外周部2をキャプスタン1に均等に圧接す
るため、軸受部5とボールベアリング6のわずかなガタ
を利用しているが、このような方法によれば、支持軸4
に対する外周部2の倒れ角が小さく、外周部2とキャプ
スタン1を完全に平行に保つことが困難であり、さらに
ボールベアリング6の使用は構造が複雑で部品点数が多
く、製造面・コスト面において好ましくなかった。
【0013】そこで、上記従来のテープ駆動装置におけ
るゴムの変形ロスによるテープ駆動力の低下、キャプス
タンモータのトルク負荷による消費電力の増大を解消
し、かつ簡易な構造で外周部2とキャプスタン1を完全
に平行に保つことを可能としたテープ駆動装置が、特開
平5−159419号に発表されている。
るゴムの変形ロスによるテープ駆動力の低下、キャプス
タンモータのトルク負荷による消費電力の増大を解消
し、かつ簡易な構造で外周部2とキャプスタン1を完全
に平行に保つことを可能としたテープ駆動装置が、特開
平5−159419号に発表されている。
【0014】以下に特開平5−159419号掲載のテ
ープ駆動装置について、その構成を説明する。
ープ駆動装置について、その構成を説明する。
【0015】図8は、テープ駆動装置の主要部の断面図
を示したものである。図8において、4はピンチローラ
ーの支持軸、10はゴムよりも硬度の高い剛性合成樹脂
部材によりピンチローラーの軸受部10a及び外周部1
0bを一体的に成形したピンチローラーの剛性合成樹脂
部材であり、9は母体部10の抜け止め部材である。
を示したものである。図8において、4はピンチローラ
ーの支持軸、10はゴムよりも硬度の高い剛性合成樹脂
部材によりピンチローラーの軸受部10a及び外周部1
0bを一体的に成形したピンチローラーの剛性合成樹脂
部材であり、9は母体部10の抜け止め部材である。
【0016】以上のように構成されたテープ駆動装置の
動作を説明する。剛性合成樹脂部材10は支持軸4を中
心として回転可能とされ、テープ状媒体を介してキャプ
スタンに圧接されることによりテープ状媒体を移送す
る。
動作を説明する。剛性合成樹脂部材10は支持軸4を中
心として回転可能とされ、テープ状媒体を介してキャプ
スタンに圧接されることによりテープ状媒体を移送す
る。
【0017】テープ状媒体の移送に際してテープ状媒体
に直接接するピンチローラーの外周部10bは、ゴム部
材に比べて硬度が高い剛性合成樹脂により形成されてい
るため、キャプスタンに圧接されてもピンチローラーの
外周部10bの変形が小さく、ピンチローラー負荷が低
減できるため、テープ駆動力が向上し、かつキャプスタ
ンを回転させるモータの消費電力を削減することができ
る。
に直接接するピンチローラーの外周部10bは、ゴム部
材に比べて硬度が高い剛性合成樹脂により形成されてい
るため、キャプスタンに圧接されてもピンチローラーの
外周部10bの変形が小さく、ピンチローラー負荷が低
減できるため、テープ駆動力が向上し、かつキャプスタ
ンを回転させるモータの消費電力を削減することができ
る。
【0018】また、図8の公知のテープ駆動装置におい
て、ピンチローラーの外周部10bとキャプスタンを平
行に保ち、テープの安定走行を図るため、剛性合成樹脂
部材10の軸受部10aの内径をピンチローラーの支持
軸4の外径よりわずかに大きく構成し、その間の隙間に
よりピンチローラーの外周部10bを支持軸4に対して
傾斜可能としているため、支持軸4に対する外周部10
bの倒れ角が大きく、簡易な構造でテープの安定走行が
図れるとともに、軸受部10aを外周部10bと一体的
に構成することにより、製造が容易となり、ピンチロー
ラーの小型軽量化を可能とするものである。
て、ピンチローラーの外周部10bとキャプスタンを平
行に保ち、テープの安定走行を図るため、剛性合成樹脂
部材10の軸受部10aの内径をピンチローラーの支持
軸4の外径よりわずかに大きく構成し、その間の隙間に
よりピンチローラーの外周部10bを支持軸4に対して
傾斜可能としているため、支持軸4に対する外周部10
bの倒れ角が大きく、簡易な構造でテープの安定走行が
図れるとともに、軸受部10aを外周部10bと一体的
に構成することにより、製造が容易となり、ピンチロー
ラーの小型軽量化を可能とするものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−1
59419号に発表されたテープ駆動装置では、従来の
テープ駆動装置にない上記種々の利点があるにもかかわ
らず、依然以下のような問題点を有する。
59419号に発表されたテープ駆動装置では、従来の
テープ駆動装置にない上記種々の利点があるにもかかわ
らず、依然以下のような問題点を有する。
【0020】すなわち、上記テープ駆動装置では硬度の
高い剛性合成樹脂材料によりピンチローラーの軸受部1
0aと外周部10bを一体的に成形されているが、その
剛性合成樹脂材料としては、軸受部10aがピンチロー
ラーの支持軸4との摩擦に耐え、ピンチローラーを円滑
に回転させることができる程度の硬度を要するため、相
当の硬度を有する合成樹脂を用いる必要がある。
高い剛性合成樹脂材料によりピンチローラーの軸受部1
0aと外周部10bを一体的に成形されているが、その
剛性合成樹脂材料としては、軸受部10aがピンチロー
ラーの支持軸4との摩擦に耐え、ピンチローラーを円滑
に回転させることができる程度の硬度を要するため、相
当の硬度を有する合成樹脂を用いる必要がある。
【0021】しかし、外周部10bとして必要以上に硬
度の高い合成樹脂を用いると、キャプスタンとの圧接に
よる摩擦力が小さくなり、テープ状媒体が円滑に移送さ
れず、テープの安定走行が図られないという問題があ
る。
度の高い合成樹脂を用いると、キャプスタンとの圧接に
よる摩擦力が小さくなり、テープ状媒体が円滑に移送さ
れず、テープの安定走行が図られないという問題があ
る。
【0022】また、上記テープ駆動装置ではピンチロー
ラーの軸受部として従来のボールベアリングに代え剛性
合成樹脂材料で形成することとし、軸受部10aの内径
をピンチローラーの支持軸4の外形をわずかに大きく形
成して軸受部10aと支持軸4の間の隙間を利用して、
ピンチローラーの外周部10bと回転駆動されるキャプ
スタンとを平行に保ち、テープ状媒体の安定走行を図っ
ている。
ラーの軸受部として従来のボールベアリングに代え剛性
合成樹脂材料で形成することとし、軸受部10aの内径
をピンチローラーの支持軸4の外形をわずかに大きく形
成して軸受部10aと支持軸4の間の隙間を利用して、
ピンチローラーの外周部10bと回転駆動されるキャプ
スタンとを平行に保ち、テープ状媒体の安定走行を図っ
ている。
【0023】しかし、円筒型の軸受部10aでは、支持
軸4の傾きの方向により軸受部10aと支持軸4の接点
が軸受部10aの上端となったり、又は下端となったり
してバラつき、ピンチローラーが円滑に回転せず、ひい
てはテープ状媒体がスムーズに移送されないという問題
がある。
軸4の傾きの方向により軸受部10aと支持軸4の接点
が軸受部10aの上端となったり、又は下端となったり
してバラつき、ピンチローラーが円滑に回転せず、ひい
てはテープ状媒体がスムーズに移送されないという問題
がある。
【0024】本発明は上記課題を解決するものであり、
テープ状媒体の駆動負荷を軽減しつつ、テープ状媒体の
安定走行が可能なテープ駆動装置の提供を目的とする。
テープ状媒体の駆動負荷を軽減しつつ、テープ状媒体の
安定走行が可能なテープ駆動装置の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のテープ駆動装置は、軸受部と母体部が剛性合成
樹脂材料により一体的に成形されたピンチローラーを有
し、そのピンチローラーの前記母体部の外側には弾性合
成樹脂材料により形成された外周部が固着され、またピ
ンチローラーの支持軸の外径と前記軸受部の内径との間
には隙間が設けられている。
本発明のテープ駆動装置は、軸受部と母体部が剛性合成
樹脂材料により一体的に成形されたピンチローラーを有
し、そのピンチローラーの前記母体部の外側には弾性合
成樹脂材料により形成された外周部が固着され、またピ
ンチローラーの支持軸の外径と前記軸受部の内径との間
には隙間が設けられている。
【0026】また、本発明のテープ駆動装置はピンチロ
ーラーの母体部の上端部及び下端部のみに弾性合成樹脂
材料により形成された外周部が固着されている。
ーラーの母体部の上端部及び下端部のみに弾性合成樹脂
材料により形成された外周部が固着されている。
【0027】さらに、本発明のテープ駆動装置は、ピン
チローラーの軸受部がピンチローラーの支持軸に対向す
る面をくさび形に突出して形成されている。
チローラーの軸受部がピンチローラーの支持軸に対向す
る面をくさび形に突出して形成されている。
【0028】
【作用】本発明は上記構成により、回転駆動されるキャ
プスタンにテープ状媒体を介して圧接され、テープ状媒
体を移送するピンチローラーの外周部が弾性合成樹脂材
料により形成されているため、ゴムで形成した場合に比
べキャプスタンに押圧された場合の変形量が少なく、外
周部の変形ロスによるピンチローラーの負荷が低減で
き、ひいてはキャプスタンを回転駆動するモータのトル
クも低減することができるとともに、弾性合成樹脂材料
で形成されたピンチローラーの外周部はテープ状媒体を
介してキャプスタンに圧接された場合にテープ状媒体を
移送するために十分な摩擦力を生じ、テープ状媒体がキ
ャプスタンと前記外周部との間で滑ることがなく、テー
プ状媒体の円滑かつ安定した走行が可能となる。
プスタンにテープ状媒体を介して圧接され、テープ状媒
体を移送するピンチローラーの外周部が弾性合成樹脂材
料により形成されているため、ゴムで形成した場合に比
べキャプスタンに押圧された場合の変形量が少なく、外
周部の変形ロスによるピンチローラーの負荷が低減で
き、ひいてはキャプスタンを回転駆動するモータのトル
クも低減することができるとともに、弾性合成樹脂材料
で形成されたピンチローラーの外周部はテープ状媒体を
介してキャプスタンに圧接された場合にテープ状媒体を
移送するために十分な摩擦力を生じ、テープ状媒体がキ
ャプスタンと前記外周部との間で滑ることがなく、テー
プ状媒体の円滑かつ安定した走行が可能となる。
【0029】また、ピンチローラーの軸受部の内径と、
ピンチローラーの支持軸の外径との間に設けられた隙間
により、前記支持軸に対してピンチローラーの外周部が
自由に傾くことができるため、製造上前記支持軸がキャ
プスタンに対して平行とならず傾く場合でも、前記外周
部はキャプスタンに対して常に平行に保たれ、常に均等
に圧接されるため、テープ状媒体の円滑かつ安定した走
行が可能となる。
ピンチローラーの支持軸の外径との間に設けられた隙間
により、前記支持軸に対してピンチローラーの外周部が
自由に傾くことができるため、製造上前記支持軸がキャ
プスタンに対して平行とならず傾く場合でも、前記外周
部はキャプスタンに対して常に平行に保たれ、常に均等
に圧接されるため、テープ状媒体の円滑かつ安定した走
行が可能となる。
【0030】さらに本発明は上記構成により、ピンチロ
ーラーの母体部の上端部と下端部のみに弾性合成樹脂材
料により形成されたピンチローラーの外周部が設けられ
ており、弾性合成樹脂材料で形成された前記外周部の外
径は前記母体部の外径より大きいため、前記外周部はキ
ャプスタンとの圧接により変形し、その結果剛性合成樹
脂材料で形成された母体部もキャプスタンに圧接され、
テープ状媒体の移送に寄与することとなる。
ーラーの母体部の上端部と下端部のみに弾性合成樹脂材
料により形成されたピンチローラーの外周部が設けられ
ており、弾性合成樹脂材料で形成された前記外周部の外
径は前記母体部の外径より大きいため、前記外周部はキ
ャプスタンとの圧接により変形し、その結果剛性合成樹
脂材料で形成された母体部もキャプスタンに圧接され、
テープ状媒体の移送に寄与することとなる。
【0031】このため、軟性合成樹脂材料でピンチロー
ラーの外周部を形成した場合の走行安定性の特性と、剛
性合成樹脂材料で前記外周部を形成した場合のテープ状
媒体の駆動に対する負荷低減の特性の双方を利用するこ
とができ、テープ状媒体の走行の円滑化と安定化が図ら
れるとともに、キャプスタンを回転駆動するモータの消
費電力の削減も図ることができる。
ラーの外周部を形成した場合の走行安定性の特性と、剛
性合成樹脂材料で前記外周部を形成した場合のテープ状
媒体の駆動に対する負荷低減の特性の双方を利用するこ
とができ、テープ状媒体の走行の円滑化と安定化が図ら
れるとともに、キャプスタンを回転駆動するモータの消
費電力の削減も図ることができる。
【0032】さらに、本発明は上記構成により、ピンチ
ローラーの軸受部はピンチローラーの支持軸に対してく
さび形に突出して形成されているため、製造上生じる前
記支持軸の傾きの方向にかかわらず、常に突出したくさ
び形の頂点で前記軸受部と前記支持軸が接することとな
る。
ローラーの軸受部はピンチローラーの支持軸に対してく
さび形に突出して形成されているため、製造上生じる前
記支持軸の傾きの方向にかかわらず、常に突出したくさ
び形の頂点で前記軸受部と前記支持軸が接することとな
る。
【0033】従って、ピンチローラーの外周部は常に一
点で支持軸に接して回転することとなるため、ピンチロ
ーラーを円滑に回転させるこてができ、ひいてはテープ
状媒体を安定に走行させることができる。
点で支持軸に接して回転することとなるため、ピンチロ
ーラーを円滑に回転させるこてができ、ひいてはテープ
状媒体を安定に走行させることができる。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0035】図4は、本発明の第1の実施例であるテー
プ駆動装置を利用した、カメラ一体型VTRの構造図を
示したものである。
プ駆動装置を利用した、カメラ一体型VTRの構造図を
示したものである。
【0036】図4において、1は回転駆動されるキャプ
スタン、8は記録再生に用いられるテープ、11は規制
ポスト、12はピンチアーム、13はピンチアーム支
柱、14はACヘッド、15はシリンダ、16及び17
はガイドローラー、18はキャプスタン1との共動作用
によりテープ8を移送するピンチローラーである。
スタン、8は記録再生に用いられるテープ、11は規制
ポスト、12はピンチアーム、13はピンチアーム支
柱、14はACヘッド、15はシリンダ、16及び17
はガイドローラー、18はキャプスタン1との共動作用
によりテープ8を移送するピンチローラーである。
【0037】また図1は、本発明の第1の実施例である
テープ駆動装置の主要部の断面図を示したものである。
テープ駆動装置の主要部の断面図を示したものである。
【0038】図1において、ピンチローラーの母体部2
0b及び軸受部20aは剛性合成樹脂材料により一体的
に成形されている。また、ピンチローラーの外周部21
は弾性合成樹脂材料により形成され、母体部20bに焼
き付け等により固着されている。また、軸受部20aの
内径はピンチローラーの支持軸4の外径よりわずかに大
きく形成され、両者間にわずかな隙間19を設けてい
る。
0b及び軸受部20aは剛性合成樹脂材料により一体的
に成形されている。また、ピンチローラーの外周部21
は弾性合成樹脂材料により形成され、母体部20bに焼
き付け等により固着されている。また、軸受部20aの
内径はピンチローラーの支持軸4の外径よりわずかに大
きく形成され、両者間にわずかな隙間19を設けてい
る。
【0039】以上のように構成された本発明の第1の実
施例の動作を以下に説明する。弾性合成樹脂材料により
形成されたピンチローラーの外周部21は、テープ8を
挟んで回転駆動されるキャプスタン1に圧接され、テー
プ8が所定の方向に所定の速度で移送される。
施例の動作を以下に説明する。弾性合成樹脂材料により
形成されたピンチローラーの外周部21は、テープ8を
挟んで回転駆動されるキャプスタン1に圧接され、テー
プ8が所定の方向に所定の速度で移送される。
【0040】また、テープ8を安定走行させるために
は、ピンチローラーの外周部21をキャプスタン1に均
等に圧接させる必要があり、そのため外周部21はキャ
プスタン1に対して常に平行に保つ必要がある。
は、ピンチローラーの外周部21をキャプスタン1に均
等に圧接させる必要があり、そのため外周部21はキャ
プスタン1に対して常に平行に保つ必要がある。
【0041】しかし、ピンチローラーの支持軸4は製造
上キャプスタン1に対して平行にすることが困難であ
る。
上キャプスタン1に対して平行にすることが困難であ
る。
【0042】その様子を図4を用いて説明する。テープ
8をシリンダ15のまわりとACヘッド14とに接した
状態で走行させる必要があるので、テープ8はガイドロ
ーラ16,17によって引き出されながらシリンダ15
のまわりに巻き付く。このとき、同時に規制ポスト11
によってもテープ8は引き出され、テープ8がキャプス
タン1及びACヘッド14に接した後、ピンチローラー
の外周部21がキャプスタン1に押圧されるようなタイ
ミングでピンチアーム12はピンチアーム支持軸13の
まわりを回動する。このように、ピンチローラーの支持
軸4はピンチアーム12と一体で移動するため、ピンチ
アーム12とピンチアーム支持軸13とのガタ、ピンチ
アーム12のたわみ、ピンチローラー支持軸4のピンチ
アーム12に対する取付誤差等のため、ピンチローラー
支持軸4はキャプスタン1に対して大きな倒れ誤差を生
じ易い。
8をシリンダ15のまわりとACヘッド14とに接した
状態で走行させる必要があるので、テープ8はガイドロ
ーラ16,17によって引き出されながらシリンダ15
のまわりに巻き付く。このとき、同時に規制ポスト11
によってもテープ8は引き出され、テープ8がキャプス
タン1及びACヘッド14に接した後、ピンチローラー
の外周部21がキャプスタン1に押圧されるようなタイ
ミングでピンチアーム12はピンチアーム支持軸13の
まわりを回動する。このように、ピンチローラーの支持
軸4はピンチアーム12と一体で移動するため、ピンチ
アーム12とピンチアーム支持軸13とのガタ、ピンチ
アーム12のたわみ、ピンチローラー支持軸4のピンチ
アーム12に対する取付誤差等のため、ピンチローラー
支持軸4はキャプスタン1に対して大きな倒れ誤差を生
じ易い。
【0043】そこで、ピンチローラーの軸受部20aの
内径と、支持軸4の外径の間に、支持軸4の倒れ誤差を
補うに足りる適当な隙間を設け、ピンチローラーの母体
部20及び外周部21は支持軸4に対して自由に傾くこ
とができ、外周部21がキャプスタン1に圧接されるこ
とにより、自動的に外周部21がキャプスタン1に対し
て平行になるように動作する。
内径と、支持軸4の外径の間に、支持軸4の倒れ誤差を
補うに足りる適当な隙間を設け、ピンチローラーの母体
部20及び外周部21は支持軸4に対して自由に傾くこ
とができ、外周部21がキャプスタン1に圧接されるこ
とにより、自動的に外周部21がキャプスタン1に対し
て平行になるように動作する。
【0044】以上のように本実施例によれば、ピンチロ
ーラーの外周部21を弾性合成樹脂材料により形成する
ことで、キャプスタン1に対する圧接による変形量が少
ないため、テープ8を駆動する際の損失を小さくするこ
とができ、またキャプスタン1のトルクも小さくするこ
とが可能となり、ひいては電力消費の少ないテープ駆動
装置を実現することができる。
ーラーの外周部21を弾性合成樹脂材料により形成する
ことで、キャプスタン1に対する圧接による変形量が少
ないため、テープ8を駆動する際の損失を小さくするこ
とができ、またキャプスタン1のトルクも小さくするこ
とが可能となり、ひいては電力消費の少ないテープ駆動
装置を実現することができる。
【0045】また、外周部21として、母体部20bを
形成する剛性合成樹脂材料より硬度が低く柔軟な弾性合
成樹脂材料を用いることにより、外周部21がキャプス
タン1に圧接された場合の摩擦が大きくなり、外周部2
1とキャプスタン1の間でテープ8が滑ることなく、安
定したテープ走行を可能とするテープ駆動装置を実現す
ることができる。
形成する剛性合成樹脂材料より硬度が低く柔軟な弾性合
成樹脂材料を用いることにより、外周部21がキャプス
タン1に圧接された場合の摩擦が大きくなり、外周部2
1とキャプスタン1の間でテープ8が滑ることなく、安
定したテープ走行を可能とするテープ駆動装置を実現す
ることができる。
【0046】さらに、外周部21は支持軸4に対して自
由に傾くことができるため、外周部21とキャプスタン
1を常に平行に保つことができ、両者を均一に圧接さ
せ、テープ8を安定かつ円滑に走行させることができ
る。
由に傾くことができるため、外周部21とキャプスタン
1を常に平行に保つことができ、両者を均一に圧接さ
せ、テープ8を安定かつ円滑に走行させることができ
る。
【0047】なお、当該隙間の大きさを調整することに
より、外周部21の倒れ角を自由に定めることができる
ため、支持軸4の倒れ誤差の程度にかかわらず、外周部
21とキャプスタン1を常に平行に保つことが可能とな
る。
より、外周部21の倒れ角を自由に定めることができる
ため、支持軸4の倒れ誤差の程度にかかわらず、外周部
21とキャプスタン1を常に平行に保つことが可能とな
る。
【0048】また、本実施例によれば、軸受部20aと
母体部20bは剛性合成樹脂材料により一体的に形成さ
れているため、ピンチローラーの構造が簡単であるた
め、小型かつ軽量で製造も容易なテープ駆動装置によ
り、安定したテープ走行を実現することができる。
母体部20bは剛性合成樹脂材料により一体的に形成さ
れているため、ピンチローラーの構造が簡単であるた
め、小型かつ軽量で製造も容易なテープ駆動装置によ
り、安定したテープ走行を実現することができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、本発明の第2の実施例であるテープ駆動
装置の主要部の断面図を示したものである。
する。図2は、本発明の第2の実施例であるテープ駆動
装置の主要部の断面図を示したものである。
【0050】図2において、本発明の第2の実施例のテ
ープ駆動装置は、剛性合成樹脂材料で形成されたピンチ
ローラーの母体部20bの上端部及び下端部に弾性合成
樹脂材料で形成された外周部22を有する。
ープ駆動装置は、剛性合成樹脂材料で形成されたピンチ
ローラーの母体部20bの上端部及び下端部に弾性合成
樹脂材料で形成された外周部22を有する。
【0051】他の構成部分については、本発明の第1の
実施例と同様であるため、図1と同一の符号を付して説
明を略する。
実施例と同様であるため、図1と同一の符号を付して説
明を略する。
【0052】以下本発明の第2の実施例につき、その動
作を説明する。ピンチローラーの母体部20bの上端部
と下端部に設けられた弾性合成樹脂材料により形成され
たピンチローラーの外周部22及びピンチローラーの表
面に露出した剛性合成樹脂材料により形成された母体部
20bが、テープ8を介して回転駆動されるキャプスタ
ン1に圧接され、テープ8を所定の方向へ移送するよう
に作用する。
作を説明する。ピンチローラーの母体部20bの上端部
と下端部に設けられた弾性合成樹脂材料により形成され
たピンチローラーの外周部22及びピンチローラーの表
面に露出した剛性合成樹脂材料により形成された母体部
20bが、テープ8を介して回転駆動されるキャプスタ
ン1に圧接され、テープ8を所定の方向へ移送するよう
に作用する。
【0053】この場合において、弾性合成樹脂材料で形
成された前記外周部22の外径は前記母体部20bの外
径より大きく構成されているため、前記外周部22はキ
ャプスタン1との圧接により変形し、その結果剛性合成
樹脂材料で形成された母体部20bもキャプスタンに1
圧接され、テープ8の移送に寄与することとなる。
成された前記外周部22の外径は前記母体部20bの外
径より大きく構成されているため、前記外周部22はキ
ャプスタン1との圧接により変形し、その結果剛性合成
樹脂材料で形成された母体部20bもキャプスタンに1
圧接され、テープ8の移送に寄与することとなる。
【0054】以上のように本実施例によれば、弾性合成
樹脂材料でピンチローラーの外周部を形成した場合の走
行安定性の特性と、剛性合成樹脂材料で前記外周部を形
成した場合のテープの駆動に対する負荷低減の特性の双
方を利用することができ、テープの走行の円滑化と安定
化が図られるとともに、キャプスタンを回転駆動するモ
ータのトルクを低減し、テープ駆動装置の電力消費の削
減も図ることができる。
樹脂材料でピンチローラーの外周部を形成した場合の走
行安定性の特性と、剛性合成樹脂材料で前記外周部を形
成した場合のテープの駆動に対する負荷低減の特性の双
方を利用することができ、テープの走行の円滑化と安定
化が図られるとともに、キャプスタンを回転駆動するモ
ータのトルクを低減し、テープ駆動装置の電力消費の削
減も図ることができる。
【0055】なお、キャプスタン1に圧接される外周部
22にかける圧力又はピンチローラーの母体部20aの
露出量を調整することにより、テープの走行安定性と走
行負荷の低減のバランスをとり、効率のよい安定したテ
ープ走行を実現することができる。
22にかける圧力又はピンチローラーの母体部20aの
露出量を調整することにより、テープの走行安定性と走
行負荷の低減のバランスをとり、効率のよい安定したテ
ープ走行を実現することができる。
【0056】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図3は、本発明の第3の実施例におけるテープ駆
動装置の主要部の断面図を示すものである。
する。図3は、本発明の第3の実施例におけるテープ駆
動装置の主要部の断面図を示すものである。
【0057】図3において、ピンチローラーの母体部2
0bとともに、剛性合成樹脂材料により一体的に形成さ
れた軸受部20aは、支持軸4の側面に対向する面をく
さび形に突出させて形成されている。
0bとともに、剛性合成樹脂材料により一体的に形成さ
れた軸受部20aは、支持軸4の側面に対向する面をく
さび形に突出させて形成されている。
【0058】以上のように構成された本発明の第3の実
施例について、その動作を説明する。
施例について、その動作を説明する。
【0059】ピンチローラーの支持軸4が製造上の理由
により、図3におけるA又はBの向きに傾きを生じた場
合でも、ピンチローラーの外周部20bはキャプスタン
1に対して常に平行に保たれ、均一に圧接されるととも
に、軸受部20aをくさび形に形成することで支持軸4
の傾き方向にかかわらず常に軸受部20aの1点が支持
軸に接し、ピンチローラーを回転させることができ、ひ
いては円滑なテープ走行が可能となる。
により、図3におけるA又はBの向きに傾きを生じた場
合でも、ピンチローラーの外周部20bはキャプスタン
1に対して常に平行に保たれ、均一に圧接されるととも
に、軸受部20aをくさび形に形成することで支持軸4
の傾き方向にかかわらず常に軸受部20aの1点が支持
軸に接し、ピンチローラーを回転させることができ、ひ
いては円滑なテープ走行が可能となる。
【0060】また、図5は本実施例に用いられるピンチ
ローラーの軸受部の拡大断面図である。
ローラーの軸受部の拡大断面図である。
【0061】図5において、支持軸4の外径と軸受部2
0aの内径の差dは、軸受部の側面を平面で形成した本
発明の第1の実施例に比べ極めて小さくてよく、またd
=0である場合も、ピンチローラーの外周部21は軸受
部20aのくさび形の頂点を支点として自由に傾くこと
ができるため、本実施例の効果を十分得ることができる
ものである。
0aの内径の差dは、軸受部の側面を平面で形成した本
発明の第1の実施例に比べ極めて小さくてよく、またd
=0である場合も、ピンチローラーの外周部21は軸受
部20aのくさび形の頂点を支点として自由に傾くこと
ができるため、本実施例の効果を十分得ることができる
ものである。
【0062】また、ピンチローラーの軸受部22aは、
図6に示すように半球形に構成した場合も、本実施例と
同様の効果を得ることができる。
図6に示すように半球形に構成した場合も、本実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピンチロ
ーラーの外周部が弾性合成樹脂により形成されているた
め、ゴム部材に比べキャプスタンに圧接された場合の変
形量が少なく、前記外周部の変形ロスにより生じるピン
チローラーの負荷を低減することができ、ひいてはキャ
プスタンを回転駆動するモータのトルクも低減すること
ができる。
ーラーの外周部が弾性合成樹脂により形成されているた
め、ゴム部材に比べキャプスタンに圧接された場合の変
形量が少なく、前記外周部の変形ロスにより生じるピン
チローラーの負荷を低減することができ、ひいてはキャ
プスタンを回転駆動するモータのトルクも低減すること
ができる。
【0064】また、かかるキャプスタンモータのトルク
低減は、テープ駆動装置の消費電力の低減に資すること
となり、結果として、カメラ一体型VTRやテープレコ
ーダー等の長時間録画・再生に貢献することとなる。
低減は、テープ駆動装置の消費電力の低減に資すること
となり、結果として、カメラ一体型VTRやテープレコ
ーダー等の長時間録画・再生に貢献することとなる。
【0065】一方、ピンチローラーの外周部は、母体部
を形成する剛性合成樹脂材料より硬度が低く柔軟な弾性
合成樹脂材料により形成されているため、キャプスタン
に圧接された場合にテープ状媒体を移送するために十分
な摩擦力を生じ、テープ状媒体がキャプスタンと前記外
周部との間で滑ることがなく、テープ状媒体の円滑かつ
安定した走行が可能となる。
を形成する剛性合成樹脂材料より硬度が低く柔軟な弾性
合成樹脂材料により形成されているため、キャプスタン
に圧接された場合にテープ状媒体を移送するために十分
な摩擦力を生じ、テープ状媒体がキャプスタンと前記外
周部との間で滑ることがなく、テープ状媒体の円滑かつ
安定した走行が可能となる。
【0066】また、本発明によれば、ピンチローラーの
上端部と下端部のみに弾性合成樹脂材料で形成された外
周部が設けられているため、その外周部及びピンチロー
ラーの母体部の双方が回転駆動されるキャプスタンに圧
接されてテープ状媒体の移送に寄与し、前記外周部を弾
性合成樹脂材料で形成した場合のテープ走行性の特性
と、前記外周部を剛性合成樹脂材料で形成した場合のテ
ープ駆動に対する負荷低減の特性の双方をバランス良く
利用することができ、効率よくテープ状媒体を安定走行
させるテープ駆動装置を実現することができる。
上端部と下端部のみに弾性合成樹脂材料で形成された外
周部が設けられているため、その外周部及びピンチロー
ラーの母体部の双方が回転駆動されるキャプスタンに圧
接されてテープ状媒体の移送に寄与し、前記外周部を弾
性合成樹脂材料で形成した場合のテープ走行性の特性
と、前記外周部を剛性合成樹脂材料で形成した場合のテ
ープ駆動に対する負荷低減の特性の双方をバランス良く
利用することができ、効率よくテープ状媒体を安定走行
させるテープ駆動装置を実現することができる。
【0067】さらに、本発明によれば、ピンチローラー
の軸受部を突出したくさび形に形成することにより、製
造上生じるピンチローラーの支持軸の傾き方向にかかわ
らず、常にくさび形の頂点で前記軸受部と前記支持軸が
接し、ピンチローラーを円滑に回転することができ、ひ
いてはテープ状媒体の安定かつスムーズな走行を可能と
するテープ駆動装置を極めて簡易な構成で実現すること
ができる。
の軸受部を突出したくさび形に形成することにより、製
造上生じるピンチローラーの支持軸の傾き方向にかかわ
らず、常にくさび形の頂点で前記軸受部と前記支持軸が
接し、ピンチローラーを円滑に回転することができ、ひ
いてはテープ状媒体の安定かつスムーズな走行を可能と
するテープ駆動装置を極めて簡易な構成で実現すること
ができる。
【0068】また、本発明によれば、ピンチローラーの
軸受部と母体部は一体的に形成され、ピンチローラーの
構造が簡単で小型化・軽量化が容易であり、さらに部品
点数も少なく、テープ駆動装置の製造容易及び製造コス
トの削減に資することとなる。
軸受部と母体部は一体的に形成され、ピンチローラーの
構造が簡単で小型化・軽量化が容易であり、さらに部品
点数も少なく、テープ駆動装置の製造容易及び製造コス
トの削減に資することとなる。
【図1】本発明の第1の実施例であるテープ駆動装置の
主要部の断面図
主要部の断面図
【図2】本発明の第2の実施例であるテープ駆動装置の
主要部の断面図
主要部の断面図
【図3】本発明の第3の実施例であるテープ駆動装置の
主要部の断面図
主要部の断面図
【図4】本発明の第1の実施例であるテープ駆動装置を
利用したカメラ一体型VTRの構造図
利用したカメラ一体型VTRの構造図
【図5】本発明の第3の実施例であるテープ駆動装置に
用いられるピンチローラーの軸受部の拡大断面図
用いられるピンチローラーの軸受部の拡大断面図
【図6】本発明の第3の実施例であるテープ駆動装置に
用いられるピンチローラーの軸受部の拡大断面図
用いられるピンチローラーの軸受部の拡大断面図
【図7】従来のテープ駆動装置の主要部の断面図
【図8】従来のテープ駆動装置の主要部の断面図
1 キャプスタン 4 ピンチローラーの支持軸 8 テープ状媒体 20a ピンチローラーの軸受部 20b ピンチローラーの母体部 21 ピンチローラーの外周部
Claims (3)
- 【請求項1】 キャプスタン駆動手段と、このキャプス
タン駆動手段により回転駆動されるキャプスタンと、こ
のキャプスタンに圧接されてテープ状媒体を移送させる
ピンチローラーとを有し、このピンチローラーは支持軸
と、この支持軸を受ける軸受部と、この軸受部とともに
剛性合成樹脂材料により一体的に成形される母体部と、
この母体部の外側に固着された外周部とから構成され、
前記テープ状媒体の移送に際して前記テープ状媒体に接
する前記外周部は前記剛性合成樹脂材料より硬度の低い
弾性合成樹脂材料により形成され、また前記支持軸の外
径と前記軸受部の内径との間に隙間を設けたことを特徴
とするテープ駆動装置。 - 【請求項2】 前記外周部は前記母体部の上端部及び下
端部のみに固着されたことを特徴とする請求項1記載の
テープ駆動装置。 - 【請求項3】 前記軸受部は前記ピンチローラーの支持
軸に対向する面をくさび形に突出させて形成したことを
特徴とする請求項1又は2記載のテープ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09726194A JP3208987B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | テープ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09726194A JP3208987B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | テープ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307046A true JPH07307046A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3208987B2 JP3208987B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=14187607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09726194A Expired - Fee Related JP3208987B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | テープ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3208987B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998026414A1 (en) * | 1996-12-11 | 1998-06-18 | Nippon Kagaku Yakin Kabushiki Kaisha | Bearing for pinch roller and pinch roller using the bearing |
| KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
| KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP09726194A patent/JP3208987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998026414A1 (en) * | 1996-12-11 | 1998-06-18 | Nippon Kagaku Yakin Kabushiki Kaisha | Bearing for pinch roller and pinch roller using the bearing |
| KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
| KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3208987B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |