JPH07307445A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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- JPH07307445A JPH07307445A JP6099972A JP9997294A JPH07307445A JP H07307445 A JPH07307445 A JP H07307445A JP 6099972 A JP6099972 A JP 6099972A JP 9997294 A JP9997294 A JP 9997294A JP H07307445 A JPH07307445 A JP H07307445A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10D30/40—FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels
- H10D30/402—Single electron transistors; Coulomb blockade transistors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クーロン遮蔽現象を利用して、リフレッシュ
が不要な、室温でしかも低電圧で動作する半導体記憶装
置を得る。 【構成】 半導体基板1上にゲート酸化膜2を介して形
成した第1電極3と、交互に形成したトンネル酸化膜
5,ゲート電極6,トンネル酸化膜7,ゲート電極8と
により第1電極の側壁に微小なトンネル接合列の容量C
を構成する。一方、側壁のゲート電極8,酸化膜9,第
2電極10により微小なゲート容量Cgを構成する。更
に、ゲート電極6,8に対して自己整合的にソース・ド
レイン11を形成することにより、ゲート電極8がCと
Cgの接続部である記憶ノードとして働くと同時に、読
み出し用MOSトランジスタのゲートとしても動作する
クーロン遮蔽を利用したメモリセルが構成される。
が不要な、室温でしかも低電圧で動作する半導体記憶装
置を得る。 【構成】 半導体基板1上にゲート酸化膜2を介して形
成した第1電極3と、交互に形成したトンネル酸化膜
5,ゲート電極6,トンネル酸化膜7,ゲート電極8と
により第1電極の側壁に微小なトンネル接合列の容量C
を構成する。一方、側壁のゲート電極8,酸化膜9,第
2電極10により微小なゲート容量Cgを構成する。更
に、ゲート電極6,8に対して自己整合的にソース・ド
レイン11を形成することにより、ゲート電極8がCと
Cgの接続部である記憶ノードとして働くと同時に、読
み出し用MOSトランジスタのゲートとしても動作する
クーロン遮蔽を利用したメモリセルが構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置及びその
製造方法に係り、特にクーロン遮蔽現象を利用した室温
で動作するリフレッシュ不要な半導体記憶装置及びその
製造方法に関する。
製造方法に係り、特にクーロン遮蔽現象を利用した室温
で動作するリフレッシュ不要な半導体記憶装置及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な半導体記憶装置であるD
RAMやフラッシュメモリでは、1ギガビット以上の集
積度を1チップ上で実現するためにメモリセルの微細化
を進めてゆくと、統計的な電子数のゆらぎが無視できな
い程度の大きさとなり、記憶装置としての動作が困難に
なってくる。また、DRAMは蓄積容量部から電荷が流
出するので記憶を保持するのに周期的に再書き込みをす
る動作、すなわちリフレッシュを必要とするために消費
電力が大きくなる難点があり、フラッシュメモリはリフ
レッシュは不要であるが一括消去しかできないためラン
ダムアクセスできないという欠点がある。
RAMやフラッシュメモリでは、1ギガビット以上の集
積度を1チップ上で実現するためにメモリセルの微細化
を進めてゆくと、統計的な電子数のゆらぎが無視できな
い程度の大きさとなり、記憶装置としての動作が困難に
なってくる。また、DRAMは蓄積容量部から電荷が流
出するので記憶を保持するのに周期的に再書き込みをす
る動作、すなわちリフレッシュを必要とするために消費
電力が大きくなる難点があり、フラッシュメモリはリフ
レッシュは不要であるが一括消去しかできないためラン
ダムアクセスできないという欠点がある。
【0003】これに対してクーロン遮蔽を利用したメモ
リは、電子の数を1個単位で制御することが可能であ
り、原理的には記憶単位を電子の数1個とし得るので、
DRAMやフラッシュメモリよりもはるかに高集積の半
導体記憶装置を実現することが可能である。このクーロ
ン遮蔽を利用したメモリの基本概念については、例え
ば、グラバーとデボーレの編著による「シングルチャー
ジトンネリング」の第9章第313頁から第317頁
(Single Charge Tunneling, Edited by H. Grabertand
M. H. Devoret, Plenum Press, New York, 1992, Chap
ter 9)に記載されている。
リは、電子の数を1個単位で制御することが可能であ
り、原理的には記憶単位を電子の数1個とし得るので、
DRAMやフラッシュメモリよりもはるかに高集積の半
導体記憶装置を実現することが可能である。このクーロ
ン遮蔽を利用したメモリの基本概念については、例え
ば、グラバーとデボーレの編著による「シングルチャー
ジトンネリング」の第9章第313頁から第317頁
(Single Charge Tunneling, Edited by H. Grabertand
M. H. Devoret, Plenum Press, New York, 1992, Chap
ter 9)に記載されている。
【0004】このクーロン遮蔽を利用すれば、今後メモ
リセルのより一層の微細化を進めた場合に必須の条件に
なると考えられる電子の数のゆらぎを抑えることができ
る。しかも、クーロン遮蔽を利用したメモリは、ランダ
ムアクセスでき、かつ、原理的にリフレッシュ不要な単
一電子メモリを実現可能であるから、DRAMやフラッ
シュメモリよりも低消費電力で高集積を実現できる半導
体記憶装置として期待されている。
リセルのより一層の微細化を進めた場合に必須の条件に
なると考えられる電子の数のゆらぎを抑えることができ
る。しかも、クーロン遮蔽を利用したメモリは、ランダ
ムアクセスでき、かつ、原理的にリフレッシュ不要な単
一電子メモリを実現可能であるから、DRAMやフラッ
シュメモリよりも低消費電力で高集積を実現できる半導
体記憶装置として期待されている。
【0005】このような利点が期待されるているクーロ
ン遮蔽を利用したメモリの実験的検証例は、1993年
2月18日発行のエレクトロニクスレターズ Vol.
29,No.4(Electronics Letters, 18th Feb. 199
3, Vol.29, No.4,)に記載されている。この検証例で
は、急峻な不純物濃度分布を有するデルタドープ構造の
GaAs基板を用いて2次元平面内にクーロン遮蔽を利
用したメモリセルを形成し、この半導体記憶装置が極低
温の30mKにおいてメモリ動作をすることが示され
た。
ン遮蔽を利用したメモリの実験的検証例は、1993年
2月18日発行のエレクトロニクスレターズ Vol.
29,No.4(Electronics Letters, 18th Feb. 199
3, Vol.29, No.4,)に記載されている。この検証例で
は、急峻な不純物濃度分布を有するデルタドープ構造の
GaAs基板を用いて2次元平面内にクーロン遮蔽を利
用したメモリセルを形成し、この半導体記憶装置が極低
温の30mKにおいてメモリ動作をすることが示され
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たクーロン遮蔽を利用したメモリの実験的検証例によれ
ば、デルタドープ構造のGaAs基板を用い、2次元平
面内にメモリセルを形成している為に、メモリセルの記
憶ノードに相当する電極を、2次元平面内で引き回す結
果となり、記憶ノードの持つ容量を小さくすることが困
難な構造になっている。この結果、記憶装置の動作温度
は30mKと低く、微細化を進めたとしても記憶ノード
の持つ容量を小さくできないために、室温での動作は期
待できないという問題点がある。また、デルタドープ構
造のGaAs基板という特殊な基板を使用するプロセス
であるため、製造コスト及び量産性の面から難点があ
る。
たクーロン遮蔽を利用したメモリの実験的検証例によれ
ば、デルタドープ構造のGaAs基板を用い、2次元平
面内にメモリセルを形成している為に、メモリセルの記
憶ノードに相当する電極を、2次元平面内で引き回す結
果となり、記憶ノードの持つ容量を小さくすることが困
難な構造になっている。この結果、記憶装置の動作温度
は30mKと低く、微細化を進めたとしても記憶ノード
の持つ容量を小さくできないために、室温での動作は期
待できないという問題点がある。また、デルタドープ構
造のGaAs基板という特殊な基板を使用するプロセス
であるため、製造コスト及び量産性の面から難点があ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、製造コスト及び
量産性の面で有利なシリコンLSIプロセスを用い、ク
ーロン遮蔽を利用した室温での動作が可能な低消費電力
型の、しかもリフレッシュが不要な半導体記憶装置及び
その製造方法を提供することにある。
量産性の面で有利なシリコンLSIプロセスを用い、ク
ーロン遮蔽を利用した室温での動作が可能な低消費電力
型の、しかもリフレッシュが不要な半導体記憶装置及び
その製造方法を提供することにある。
【0008】その他、超高集積密度を達成するために、
極めて微細な素子を形成した場合でも統計的な電子数の
揺らぎの影響を受けない安定した動作の実現などが課題
となっている。
極めて微細な素子を形成した場合でも統計的な電子数の
揺らぎの影響を受けない安定した動作の実現などが課題
となっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体記憶
装置は、少なくとも1個のトンネル接合を含むトンネル
接合列MTJと、該トンネル接合列と直列接続される容
量Cgと、この容量とトンネル接合列との接続部を記憶
ノードMNとする半導体記憶装置において、第1導電型
の半導体基板上、すなわち実施例1で言えばp型基板1
上に絶縁膜を介して形成される第1電極3と、第1電極
に対して絶縁膜5を介して直列接続されると共に互いに
絶縁膜7によって絶縁される複数の電極6,8と、該複
数の電極と絶縁膜9を介して接続される第2電極10と
から構成される前記トンネル接合列MTJおよび前記容
量Cgを有し、かつ、前記複数の電極6,8の中の少な
くとも記憶ノードとなる電極8に対して自己整合的に前
記半導体基板1内に形成した一対の第2導電型の不純物
層11により構成する読み出し用トランジスタQ1を有
することを特徴とする。
装置は、少なくとも1個のトンネル接合を含むトンネル
接合列MTJと、該トンネル接合列と直列接続される容
量Cgと、この容量とトンネル接合列との接続部を記憶
ノードMNとする半導体記憶装置において、第1導電型
の半導体基板上、すなわち実施例1で言えばp型基板1
上に絶縁膜を介して形成される第1電極3と、第1電極
に対して絶縁膜5を介して直列接続されると共に互いに
絶縁膜7によって絶縁される複数の電極6,8と、該複
数の電極と絶縁膜9を介して接続される第2電極10と
から構成される前記トンネル接合列MTJおよび前記容
量Cgを有し、かつ、前記複数の電極6,8の中の少な
くとも記憶ノードとなる電極8に対して自己整合的に前
記半導体基板1内に形成した一対の第2導電型の不純物
層11により構成する読み出し用トランジスタQ1を有
することを特徴とする。
【0010】上記半導体記憶装置において、前記複数の
電極を介して前記第1電極と第2電極間に存在する複数
の絶縁膜は、少なくとも1つは電子の量子力学的なトン
ネルが可能な厚さ、すなわち厚くても5nmの厚さの絶
縁膜とし、少なくとも1つは電子の量子力学的なトンネ
ルが不可能な厚さの絶縁膜とすれば好適である。
電極を介して前記第1電極と第2電極間に存在する複数
の絶縁膜は、少なくとも1つは電子の量子力学的なトン
ネルが可能な厚さ、すなわち厚くても5nmの厚さの絶
縁膜とし、少なくとも1つは電子の量子力学的なトンネ
ルが不可能な厚さの絶縁膜とすれば好適である。
【0011】また、前記複数の電極は第1電極の側壁側
に位置すると共に、前記複数の電極を互いに絶縁する絶
縁膜は各電極に形成した側壁絶縁膜とすれば好適であ
る。
に位置すると共に、前記複数の電極を互いに絶縁する絶
縁膜は各電極に形成した側壁絶縁膜とすれば好適であ
る。
【0012】さらに、前記第1電極と前記複数の電極の
それぞれ対向する電極の面積が、多くとも1000平方
ナノメータとすれば、記憶ノードとなる電極の持つ容量
によって決まる帯電エネルギを温度で決まる熱エネルギ
よりも大きくすることができる。
それぞれ対向する電極の面積が、多くとも1000平方
ナノメータとすれば、記憶ノードとなる電極の持つ容量
によって決まる帯電エネルギを温度で決まる熱エネルギ
よりも大きくすることができる。
【0013】また、前記第1及び第2電極間に与える電
位に対して、前記複数の電極の中の記憶ノードとなる電
極の電位がヒステリシスを有することにより、前記第1
及び第2電極間に与える電位によって、前記記憶ノード
となる電極の電位が2つの安定値を有することができ、
従って、前記読み出し用トランジスタの閾値電圧をこの
記憶ノードとなる電極の取りうる2つの安定電位の間の
電圧値とすれば好適である。
位に対して、前記複数の電極の中の記憶ノードとなる電
極の電位がヒステリシスを有することにより、前記第1
及び第2電極間に与える電位によって、前記記憶ノード
となる電極の電位が2つの安定値を有することができ、
従って、前記読み出し用トランジスタの閾値電圧をこの
記憶ノードとなる電極の取りうる2つの安定電位の間の
電圧値とすれば好適である。
【0014】このように、本発明に係る半導体記憶装置
は、半導体基板上に絶縁膜を介して形成された複数のゲ
ート電極間の、絶縁膜の厚さを制御することによって直
列につながったトンネル接合列MTJと容量Cgを実現
し、クーロン遮蔽により、トンネル接合列と容量にはさ
まれた部分の電位が2つの安定値をとることを利用し
て、この2つの値をとりうる部分すなわち記憶ノードM
Nを、データ読み出しトランジスタQ1のゲート電極と
することを特徴としている。
は、半導体基板上に絶縁膜を介して形成された複数のゲ
ート電極間の、絶縁膜の厚さを制御することによって直
列につながったトンネル接合列MTJと容量Cgを実現
し、クーロン遮蔽により、トンネル接合列と容量にはさ
まれた部分の電位が2つの安定値をとることを利用し
て、この2つの値をとりうる部分すなわち記憶ノードM
Nを、データ読み出しトランジスタQ1のゲート電極と
することを特徴としている。
【0015】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法
は、素子分離酸化膜12を含む第1導電型の半導体基板
1の表面にゲート酸化膜2を形成する工程1と、ゲート
酸化膜上に第1の導電膜すなわちリンドープの多結晶シ
リコンを形成する工程2と、第1の導電膜上に絶縁膜を
形成する工程3と、第1の導電膜及び絶縁膜をパターニ
ングして該絶縁膜を上部表面に有する第1電極3を形成
する工程4と、電子のトンネル可能な厚さの第1の絶縁
膜すなわちトンネル酸化膜5を表面に形成する工程5
と、第1の絶縁膜を介して第2の導電膜すなわちリンド
ープの多結晶シリコン6を第1電極3の側壁に形成する
工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶縁膜す
なわちトンネル酸化膜7を表面に形成する工程7と、更
に工程7で形成した第2の絶縁膜を介して第1電極の側
壁側に第3の導電膜すなわちリンドープの多結晶シリコ
ン8を形成する工程8と、前記工程7及び工程8を順に
所要回数繰り返した後に電子のトンネルが不可能な厚さ
の第3の絶縁膜すなわち酸化膜9を表面に形成する工程
9と、第2電極となる第4の導電膜すなわちリンドープ
の多結晶シリコン10を表面に形成する工程10と、前
記工程10,工程9,工程8,工程7,及び工程6で形
成した絶縁膜及び導電膜を所要個所を残して除去する工
程11と、第2導電型の不純物すなわちn型不純物のソ
ース・ドレイン11を第1導電型の半導体基板中に前記
所要個所に対して自己整合的に形成する工程12とを有
することを特徴とする。
は、素子分離酸化膜12を含む第1導電型の半導体基板
1の表面にゲート酸化膜2を形成する工程1と、ゲート
酸化膜上に第1の導電膜すなわちリンドープの多結晶シ
リコンを形成する工程2と、第1の導電膜上に絶縁膜を
形成する工程3と、第1の導電膜及び絶縁膜をパターニ
ングして該絶縁膜を上部表面に有する第1電極3を形成
する工程4と、電子のトンネル可能な厚さの第1の絶縁
膜すなわちトンネル酸化膜5を表面に形成する工程5
と、第1の絶縁膜を介して第2の導電膜すなわちリンド
ープの多結晶シリコン6を第1電極3の側壁に形成する
工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶縁膜す
なわちトンネル酸化膜7を表面に形成する工程7と、更
に工程7で形成した第2の絶縁膜を介して第1電極の側
壁側に第3の導電膜すなわちリンドープの多結晶シリコ
ン8を形成する工程8と、前記工程7及び工程8を順に
所要回数繰り返した後に電子のトンネルが不可能な厚さ
の第3の絶縁膜すなわち酸化膜9を表面に形成する工程
9と、第2電極となる第4の導電膜すなわちリンドープ
の多結晶シリコン10を表面に形成する工程10と、前
記工程10,工程9,工程8,工程7,及び工程6で形
成した絶縁膜及び導電膜を所要個所を残して除去する工
程11と、第2導電型の不純物すなわちn型不純物のソ
ース・ドレイン11を第1導電型の半導体基板中に前記
所要個所に対して自己整合的に形成する工程12とを有
することを特徴とする。
【0016】或いは、素子分離酸化膜を含む第1導電型
の半導体基板表面にゲート酸化膜を形成する工程1と、
ゲート酸化膜上に第1の導電膜を形成する工程2と、第
1の導電膜上に絶縁膜を形成する工程3と、第1の導電
膜及び絶縁膜をパターニングして該絶縁膜を上部表面に
有する第1電極を形成する工程4と、電子のトンネル可
能な厚さの第1の絶縁膜を表面に形成する工程5と、第
1の絶縁膜を介して第2の導電膜を第1電極の側壁に形
成する工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶
縁膜を表面に形成する工程7と、更に工程7で形成した
第2の絶縁膜を介して第1電極の側壁側に第3の導電膜
を形成する工程8と、前記工程7及び工程8を順に所要
回数繰り返した後に所要個所にレジストパターンを形成
する工程9と、工程9で形成したレジストパターンをマ
スクに前記工程8,工程7,及び工程6で形成した導電
膜及び絶縁膜を除去する工程10と、第2導電型の不純
物を第1導電型の半導体基板中に前記レジストパターン
をマスクに前記所要個所に対して自己整合的に形成する
工程11と、前記レジストパターンを除去後表面に電子
のトンネルが不可能な厚さの第3の絶縁膜を形成する工
程12と、更に第4の導電膜を表面に形成する工程13
と、工程13で形成した第4の導電膜をパターニングし
て第2電極を形成する工程14とを有する半導体記憶装
置の製造方法としても良い。
の半導体基板表面にゲート酸化膜を形成する工程1と、
ゲート酸化膜上に第1の導電膜を形成する工程2と、第
1の導電膜上に絶縁膜を形成する工程3と、第1の導電
膜及び絶縁膜をパターニングして該絶縁膜を上部表面に
有する第1電極を形成する工程4と、電子のトンネル可
能な厚さの第1の絶縁膜を表面に形成する工程5と、第
1の絶縁膜を介して第2の導電膜を第1電極の側壁に形
成する工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶
縁膜を表面に形成する工程7と、更に工程7で形成した
第2の絶縁膜を介して第1電極の側壁側に第3の導電膜
を形成する工程8と、前記工程7及び工程8を順に所要
回数繰り返した後に所要個所にレジストパターンを形成
する工程9と、工程9で形成したレジストパターンをマ
スクに前記工程8,工程7,及び工程6で形成した導電
膜及び絶縁膜を除去する工程10と、第2導電型の不純
物を第1導電型の半導体基板中に前記レジストパターン
をマスクに前記所要個所に対して自己整合的に形成する
工程11と、前記レジストパターンを除去後表面に電子
のトンネルが不可能な厚さの第3の絶縁膜を形成する工
程12と、更に第4の導電膜を表面に形成する工程13
と、工程13で形成した第4の導電膜をパターニングし
て第2電極を形成する工程14とを有する半導体記憶装
置の製造方法としても良い。
【0017】
【作用】第1導電型の半導体基板上に絶縁膜を介して形
成される第1電極と、第1電極に対して絶縁膜を介して
直列接続されると共に互いに絶縁膜によって絶縁される
複数の電極と、該複数の電極と絶縁膜を介して接続され
る第2電極とは、トンネル接合列MTJとゲート容量C
gの直列接続部を構成する。該複数の電極の中の少なく
とも記憶ノードMNとなる電極に対して自己整合的に第
1導電型の半導体基板内に形成する一対の第2導電型の
不純物層は、読み出し用トランジスタのソース・ドレイ
ンとなる。しかも、この読み出し用トランジスタのゲー
トが、クーロン遮蔽を利用した記憶ノードMNとして働
く。
成される第1電極と、第1電極に対して絶縁膜を介して
直列接続されると共に互いに絶縁膜によって絶縁される
複数の電極と、該複数の電極と絶縁膜を介して接続され
る第2電極とは、トンネル接合列MTJとゲート容量C
gの直列接続部を構成する。該複数の電極の中の少なく
とも記憶ノードMNとなる電極に対して自己整合的に第
1導電型の半導体基板内に形成する一対の第2導電型の
不純物層は、読み出し用トランジスタのソース・ドレイ
ンとなる。しかも、この読み出し用トランジスタのゲー
トが、クーロン遮蔽を利用した記憶ノードMNとして働
く。
【0018】前記複数の電極を介して前記第1電極と第
2電極間に存在する複数の絶縁膜は、絶縁膜の厚さを厚
くとも5nmと薄くすることにより、電子の量子力学的
なトンネルが可能となり、これよりも絶縁膜の厚さを厚
くすることにより電子の量子力学的なトンネルが不可能
となる。従って、トンネル可能な薄い絶縁膜で互いに絶
縁された部分がトンネル接合列MTJを構成し、厚い絶
縁膜で絶縁された部分がゲート容量Cgを構成する。
2電極間に存在する複数の絶縁膜は、絶縁膜の厚さを厚
くとも5nmと薄くすることにより、電子の量子力学的
なトンネルが可能となり、これよりも絶縁膜の厚さを厚
くすることにより電子の量子力学的なトンネルが不可能
となる。従って、トンネル可能な薄い絶縁膜で互いに絶
縁された部分がトンネル接合列MTJを構成し、厚い絶
縁膜で絶縁された部分がゲート容量Cgを構成する。
【0019】また、前記複数の電極を、第1電極の側壁
側に位置すると共に、前記複数の電極を互いに絶縁する
絶縁膜は各電極に形成した側壁絶縁膜とすることによ
り、前記第1電極と前記複数の電極のそれぞれ対向する
電極の面積を多くとも1000平方ナノメータと非常に
小さな面積に形成することができ、後述するように、記
憶ノードとなる電極の持つ容量によって決まる帯電エネ
ルギを、温度で決まる熱エネルギよりも大きくすること
ができる。この結果、クーロ遮蔽を利用したメモリの室
温動作が可能となる。
側に位置すると共に、前記複数の電極を互いに絶縁する
絶縁膜は各電極に形成した側壁絶縁膜とすることによ
り、前記第1電極と前記複数の電極のそれぞれ対向する
電極の面積を多くとも1000平方ナノメータと非常に
小さな面積に形成することができ、後述するように、記
憶ノードとなる電極の持つ容量によって決まる帯電エネ
ルギを、温度で決まる熱エネルギよりも大きくすること
ができる。この結果、クーロ遮蔽を利用したメモリの室
温動作が可能となる。
【0020】更に、前記第1及び第2電極間に与える電
位に対して、記憶ノードMNとなる電極の電位がヒステ
リシスを有することにより、記憶ノードの電位が2つの
安定値を有することができるので、読み出し用トランジ
スタの閾値電圧をこの2つの安定電位の間の電圧値に設
定すれば2値のメモリ動作が可能となる。
位に対して、記憶ノードMNとなる電極の電位がヒステ
リシスを有することにより、記憶ノードの電位が2つの
安定値を有することができるので、読み出し用トランジ
スタの閾値電圧をこの2つの安定電位の間の電圧値に設
定すれば2値のメモリ動作が可能となる。
【0021】ここで、本発明に係る半導体記憶装置で使
用するクーロン遮蔽の動作原理について説明する。図3
はクーロン遮蔽の原理を説明する図であり、図3の
(a)の等価回路に示すように、定電流源Iにつながれ
たトンネル接合を考える。図3の(b)は、このトンネ
ル接合の容量Cの蓄積電荷Qと帯電エネルギの関係を示
す特性線図である。ここで、トンネル接合とは、ある一
定の確率で電子の移動が可能な接合のことをいう。初期
状態でトンネル接合の蓄積電荷Qが0であったとする
と、図3の(b)に示すように、定電流源Iにより時間
の経過と共にa点のように蓄積電荷が増加してゆき、同
時にトンネル接合の帯電エネルギQ2/2Cも増大して
ゆく。蓄積電荷が0.5eのb点に達してこれを越えよ
うとすると電子が1個トンネルし、状態はb点からc点
に移り、トンネル接合に蓄積される蓄積電荷Qは−0.
5eになる。これは電子が1個トンネルすることによっ
て、系全体の帯電エネルギを減少させることができるか
らである。なお、この蓄積電荷Qの±0.5eの値は、
1個の電子がトンネルする前とトンネルした後での帯電
エネルギの差が無い点、すなわちトンネル前後で帯電エ
ネルギが等しい臨界点として求められる。
用するクーロン遮蔽の動作原理について説明する。図3
はクーロン遮蔽の原理を説明する図であり、図3の
(a)の等価回路に示すように、定電流源Iにつながれ
たトンネル接合を考える。図3の(b)は、このトンネ
ル接合の容量Cの蓄積電荷Qと帯電エネルギの関係を示
す特性線図である。ここで、トンネル接合とは、ある一
定の確率で電子の移動が可能な接合のことをいう。初期
状態でトンネル接合の蓄積電荷Qが0であったとする
と、図3の(b)に示すように、定電流源Iにより時間
の経過と共にa点のように蓄積電荷が増加してゆき、同
時にトンネル接合の帯電エネルギQ2/2Cも増大して
ゆく。蓄積電荷が0.5eのb点に達してこれを越えよ
うとすると電子が1個トンネルし、状態はb点からc点
に移り、トンネル接合に蓄積される蓄積電荷Qは−0.
5eになる。これは電子が1個トンネルすることによっ
て、系全体の帯電エネルギを減少させることができるか
らである。なお、この蓄積電荷Qの±0.5eの値は、
1個の電子がトンネルする前とトンネルした後での帯電
エネルギの差が無い点、すなわちトンネル前後で帯電エ
ネルギが等しい臨界点として求められる。
【0022】再び、定電流源Iにより時間の経過と共に
蓄積電荷Qは増大してゆくが、b点に達するまで電子の
トンネルは起こらない。これは蓄積電荷Qが、−0.5
eと0.5eの間では、電子がトンネル接合のどちら方
向にトンネルするにしても、トンネルした後の帯電エネ
ルギがトンネルする前の帯電エネルギよりも増大するの
で、これは自然法則に反し、従ってb点に達するまで電
子のトンネルは起こり得ないのである。すなわち、蓄積
電荷Qが−0.5eと0.5eの間では電子のトンネル
が生じない。この電子のトンネルが禁止されている状態
をクーロン遮蔽という。従って、次の範囲では、電子1
個のトンネルすら完全に禁止されることになる。
蓄積電荷Qは増大してゆくが、b点に達するまで電子の
トンネルは起こらない。これは蓄積電荷Qが、−0.5
eと0.5eの間では、電子がトンネル接合のどちら方
向にトンネルするにしても、トンネルした後の帯電エネ
ルギがトンネルする前の帯電エネルギよりも増大するの
で、これは自然法則に反し、従ってb点に達するまで電
子のトンネルは起こり得ないのである。すなわち、蓄積
電荷Qが−0.5eと0.5eの間では電子のトンネル
が生じない。この電子のトンネルが禁止されている状態
をクーロン遮蔽という。従って、次の範囲では、電子1
個のトンネルすら完全に禁止されることになる。
【0023】
【数1】
【0024】勿論、温度が高い時には熱エネルギにより
電子エネルギのゆらぎが生じ、クーロン遮蔽状態が壊れ
るため、電子のトンネルが可能になる。従って、クーロ
ン遮蔽が起こるためには、トンネル接合の容量Cが十分
に小さく、すなわちトンネル接合の帯電エネルギQ2/
2Cが熱エネルギよりも大きいことが条件となる。
電子エネルギのゆらぎが生じ、クーロン遮蔽状態が壊れ
るため、電子のトンネルが可能になる。従って、クーロ
ン遮蔽が起こるためには、トンネル接合の容量Cが十分
に小さく、すなわちトンネル接合の帯電エネルギQ2/
2Cが熱エネルギよりも大きいことが条件となる。
【0025】上述したことは、トンネル接合から見た外
部インピーダンスが無限大の時である。すなわち、上記
(1)式は、図4の(a)に示した場合であり、トンネ
ル前後におけるトンネル接合の蓄積電荷による帯電エネ
ルギを比較することによって得られるクーロン遮蔽の範
囲である。実際の系では外部インピーダンスは有限であ
るため、電子が1個トンネルした後に、電子の再分布が
起こる。外部インピーダンスを容量値Cextで表すこと
にすると、電子1個がトンネルした後にはトンネル接合
の蓄積電荷は図4の(b)に示したように、Q−e・C
/(C+Cext)となる。従って、トンネル前後での帯
電エネルギを比較することによって、クーロン遮蔽の範
囲は次のようになる。
部インピーダンスが無限大の時である。すなわち、上記
(1)式は、図4の(a)に示した場合であり、トンネ
ル前後におけるトンネル接合の蓄積電荷による帯電エネ
ルギを比較することによって得られるクーロン遮蔽の範
囲である。実際の系では外部インピーダンスは有限であ
るため、電子が1個トンネルした後に、電子の再分布が
起こる。外部インピーダンスを容量値Cextで表すこと
にすると、電子1個がトンネルした後にはトンネル接合
の蓄積電荷は図4の(b)に示したように、Q−e・C
/(C+Cext)となる。従って、トンネル前後での帯
電エネルギを比較することによって、クーロン遮蔽の範
囲は次のようになる。
【0026】
【数2】
【0027】一方、定電圧源につながったトンネル接合
の場合は、外部インピーダンスを0、即ちCext=∞と
考えればよく、従って(2)式よりクーロン遮蔽の範囲
が存在しないので、クーロン遮蔽は起こらないことにな
る。
の場合は、外部インピーダンスを0、即ちCext=∞と
考えればよく、従って(2)式よりクーロン遮蔽の範囲
が存在しないので、クーロン遮蔽は起こらないことにな
る。
【0028】図5に、このクーロン遮蔽を利用したメモ
リの概念図を示す。図5において、参照符号MTJはト
ンネル接合列を示し、トンネル接合列MTJはN個のト
ンネル接合から構成される。トンネル接合列MTJとゲ
ート容量Cgが直列につながり、トンネル接合列MTJ
とゲート容量Cgの間の電極(この電極を記憶ノードM
Nと称する。)にセンスアンプSAが接続される。な
お、ゲート容量Cgは記憶ノードMNとゲート電極との
間の容量であり、記憶ノードMNに接続された容量Cs
は周辺電極との容量、いわゆる寄生容量である。
リの概念図を示す。図5において、参照符号MTJはト
ンネル接合列を示し、トンネル接合列MTJはN個のト
ンネル接合から構成される。トンネル接合列MTJとゲ
ート容量Cgが直列につながり、トンネル接合列MTJ
とゲート容量Cgの間の電極(この電極を記憶ノードM
Nと称する。)にセンスアンプSAが接続される。な
お、ゲート容量Cgは記憶ノードMNとゲート電極との
間の容量であり、記憶ノードMNに接続された容量Cs
は周辺電極との容量、いわゆる寄生容量である。
【0029】以下、このように構成されるクーロン遮蔽
を利用したメモリの動作原理を説明する。なお、この動
作原理は前述したクーロン遮蔽を利用したメモリの実験
的検証例の中で説明された内容を詳述したものである。
1個のトンネル接合の容量をNC、すなわちトンネル接
合列MTJの全体の容量をCとし、記憶ノードMNにつ
ながった1個のトンネル接合からみた外部インピーダン
スをCextとすると次のような関係式が成り立ち、臨界
電荷量Qcを表わす(3)式が得られる。
を利用したメモリの動作原理を説明する。なお、この動
作原理は前述したクーロン遮蔽を利用したメモリの実験
的検証例の中で説明された内容を詳述したものである。
1個のトンネル接合の容量をNC、すなわちトンネル接
合列MTJの全体の容量をCとし、記憶ノードMNにつ
ながった1個のトンネル接合からみた外部インピーダン
スをCextとすると次のような関係式が成り立ち、臨界
電荷量Qcを表わす(3)式が得られる。
【0030】
【数3】
【0031】ここで、臨界電荷量Qcとは、クーロン遮
蔽を維持できなくなって電子のトンネルが生じるときの
電荷量をいう。即ち、クーロン遮蔽の範囲を臨界電荷量
Qcで表わせば、次のようになる。
蔽を維持できなくなって電子のトンネルが生じるときの
電荷量をいう。即ち、クーロン遮蔽の範囲を臨界電荷量
Qcで表わせば、次のようになる。
【0032】
【数4】
【0033】記憶ノードMNにおける電位及び電子数を
それぞれV,n、ゲート電位をVgとすると、電荷ne
に対して次の式が成り立つ。
それぞれV,n、ゲート電位をVgとすると、電荷ne
に対して次の式が成り立つ。
【0034】
【数5】
【0035】従って、記憶ノードMNにおける電位Vは
次式で表わされる。
次式で表わされる。
【0036】
【数6】
【0037】この(6)式を記憶ノードMNにおける電
子数nをパラメータにして、記憶ノードにおける電位V
をCg・Vg/eに対してプロットしたものが図6中の
破線である。同図中には(4)式で示されるクーロン遮
蔽の範囲も示してある。クーロン遮蔽の意味するところ
は、クーロン遮蔽の範囲ではゲート電位Vgが変化して
も記憶ノードMNにおける電子数nは変化しないという
ことである。
子数nをパラメータにして、記憶ノードにおける電位V
をCg・Vg/eに対してプロットしたものが図6中の
破線である。同図中には(4)式で示されるクーロン遮
蔽の範囲も示してある。クーロン遮蔽の意味するところ
は、クーロン遮蔽の範囲ではゲート電位Vgが変化して
も記憶ノードMNにおける電子数nは変化しないという
ことである。
【0038】今、ゲート電圧Vgを変えた時に、記憶ノ
ードMNにおける電位Vがどのように変化するかを考察
する。ゲート電圧Vgが0ボルトの時に、記憶ノードM
Nの電位Vが0ボルトであったとする(図6中のa
点)。この状態からゲート電圧Vgを増大させていく
と、クーロン遮蔽の範囲内にあるので、電子数nは0の
まま、記憶ノードMNの電位Vは連続的に増加してい
く。b点に達すると電子が1個トンネルし、記憶ノード
MNの電位Vはn=1の破線上のc点となり、電子数n
が1となったままで再びクーロン遮蔽の状態になる。さ
らにゲート電圧Vgを増加してd点に達すると、再び電
子が1個トンネルし、記憶ノードMNの電位Vはn=2
の破線上のe点の状態となる。このe点の状態からゲー
ト電圧Vgを減少させると、クーロン遮蔽の範囲にある
為、電子数nは2のままで変化せずに記憶ノードMNの
電位Vは連続的に減少していく。f点に達すると電子が
1個逆方向にトンネルし、記憶ノードMNの電位Vはn
=1の破線上のg点となる。
ードMNにおける電位Vがどのように変化するかを考察
する。ゲート電圧Vgが0ボルトの時に、記憶ノードM
Nの電位Vが0ボルトであったとする(図6中のa
点)。この状態からゲート電圧Vgを増大させていく
と、クーロン遮蔽の範囲内にあるので、電子数nは0の
まま、記憶ノードMNの電位Vは連続的に増加してい
く。b点に達すると電子が1個トンネルし、記憶ノード
MNの電位Vはn=1の破線上のc点となり、電子数n
が1となったままで再びクーロン遮蔽の状態になる。さ
らにゲート電圧Vgを増加してd点に達すると、再び電
子が1個トンネルし、記憶ノードMNの電位Vはn=2
の破線上のe点の状態となる。このe点の状態からゲー
ト電圧Vgを減少させると、クーロン遮蔽の範囲にある
為、電子数nは2のままで変化せずに記憶ノードMNの
電位Vは連続的に減少していく。f点に達すると電子が
1個逆方向にトンネルし、記憶ノードMNの電位Vはn
=1の破線上のg点となる。
【0039】以上の結果、周期的にゲート電圧Vgを変
化させると記憶ノードMNの電位Vは図6中に太い実線
で示したように、ヒステリシスを持つことになる。例え
ば、ゲート電圧Vgが0ボルトの時には記憶ノードMN
の電位Vは白丸で示した2つの安定点をとることにな
る。従って、記憶ノードMNにゲート電極が接続された
データ読み取りトランジスタの閾値電圧を、この2つの
安定点の間に設定することにより、記憶ノードMNの電
位が「ハイ(high)」の時にデータ読み取りトラン
ジスタに電流が流れ、一方「ロー(low)」の時には
電流が流れないことになり、データの読み出しが可能に
なる。こうしてクーロン遮蔽を利用したメモリが原理的
に可能である。
化させると記憶ノードMNの電位Vは図6中に太い実線
で示したように、ヒステリシスを持つことになる。例え
ば、ゲート電圧Vgが0ボルトの時には記憶ノードMN
の電位Vは白丸で示した2つの安定点をとることにな
る。従って、記憶ノードMNにゲート電極が接続された
データ読み取りトランジスタの閾値電圧を、この2つの
安定点の間に設定することにより、記憶ノードMNの電
位が「ハイ(high)」の時にデータ読み取りトラン
ジスタに電流が流れ、一方「ロー(low)」の時には
電流が流れないことになり、データの読み出しが可能に
なる。こうしてクーロン遮蔽を利用したメモリが原理的
に可能である。
【0040】この原理からわかるように、記憶ノードM
Nの電位Vがヒステリシスを持つためには、図6に示し
たようにゲート電圧Vgが0ボルトの時に、クーロン遮
蔽の範囲内に少なくとも2つ以上の状態が存在しなけれ
ばならない。具体的に説明すると、(6)式において、
n=−1で、かつ、ゲート電圧が0ボルトの時の値(縦
軸との交点に相当する。)よりも、(3)式から求めら
れる値Qc/Cが大きくなければならない。従って、次
式の条件が成り立たなければならない。
Nの電位Vがヒステリシスを持つためには、図6に示し
たようにゲート電圧Vgが0ボルトの時に、クーロン遮
蔽の範囲内に少なくとも2つ以上の状態が存在しなけれ
ばならない。具体的に説明すると、(6)式において、
n=−1で、かつ、ゲート電圧が0ボルトの時の値(縦
軸との交点に相当する。)よりも、(3)式から求めら
れる値Qc/Cが大きくなければならない。従って、次
式の条件が成り立たなければならない。
【0041】
【数7】
【0042】この(7)式が、メモリ動作するための条
件となる。また、実際にこの原理を用いてメモリ動作さ
せる際に最も重要なことは、如何にしてCg+C+Cs
の小さい系を実現するかである。何故ならば、既に、ク
ーロン遮蔽が起こる条件の所で述べたように、このトー
タルの容量Cg+C+Csによって決まる帯電エネルギ
が大きい程、大きい熱エネルギでも動作できることにな
り、従って、クーロン遮蔽を利用したメモリの動作温度
を上げることができるからである。
件となる。また、実際にこの原理を用いてメモリ動作さ
せる際に最も重要なことは、如何にしてCg+C+Cs
の小さい系を実現するかである。何故ならば、既に、ク
ーロン遮蔽が起こる条件の所で述べたように、このトー
タルの容量Cg+C+Csによって決まる帯電エネルギ
が大きい程、大きい熱エネルギでも動作できることにな
り、従って、クーロン遮蔽を利用したメモリの動作温度
を上げることができるからである。
【0043】シリコンを用いてクーロン遮蔽を利用した
メモリを実現する場合、記憶ノードMNの形成法として
は、2つ考えられる。ゲート電極によって基板表面に形
成される反転層を用いる場合と、ゲート電極そのものを
用いる場合である。これらについて、以下説明する。
メモリを実現する場合、記憶ノードMNの形成法として
は、2つ考えられる。ゲート電極によって基板表面に形
成される反転層を用いる場合と、ゲート電極そのものを
用いる場合である。これらについて、以下説明する。
【0044】反転層を記憶ノードとして用いる場合の概
念図を図7に示す。図7の(1)は反転層を用いた記憶
ノードの模式的な(a)断面構造図、及び(b)等価回
路図であり、(2)はこの記憶ノードの電位を取り出す
構成を示す(a)断面構造図、及び(b)等価回路図で
ある。ゲート電極22に印加されたゲート電圧Vgよっ
て基板20の表面に形成された反転層23と、拡散層2
1との間がトンネル接合の容量Cになり、反転層23と
ゲート電極22に挾まれた部分がトンネル接合と直列に
つながったゲート容量Cgになる。従って、上記クーロ
ン遮蔽を利用したメモリの動作原理に基づき、ゲート電
極22の直下に形成される反転層23の電位が2つの安
定値をとることになる。この電位を取り出す構成として
は、図7の(2)に示したように拡散層24を介して配
線25により取り出すことができる。この配線25を、
例えば等価回路の破線内に図示したように通常のMOS
のゲート電極につなげば読み出しを行うことができる
が、この方法は配線25を引き回す結果として寄生容量
Csが大きくなるという欠点がある。
念図を図7に示す。図7の(1)は反転層を用いた記憶
ノードの模式的な(a)断面構造図、及び(b)等価回
路図であり、(2)はこの記憶ノードの電位を取り出す
構成を示す(a)断面構造図、及び(b)等価回路図で
ある。ゲート電極22に印加されたゲート電圧Vgよっ
て基板20の表面に形成された反転層23と、拡散層2
1との間がトンネル接合の容量Cになり、反転層23と
ゲート電極22に挾まれた部分がトンネル接合と直列に
つながったゲート容量Cgになる。従って、上記クーロ
ン遮蔽を利用したメモリの動作原理に基づき、ゲート電
極22の直下に形成される反転層23の電位が2つの安
定値をとることになる。この電位を取り出す構成として
は、図7の(2)に示したように拡散層24を介して配
線25により取り出すことができる。この配線25を、
例えば等価回路の破線内に図示したように通常のMOS
のゲート電極につなげば読み出しを行うことができる
が、この方法は配線25を引き回す結果として寄生容量
Csが大きくなるという欠点がある。
【0045】また、反転層を記憶ノードとして用いる場
合の別の概念図を図8に示す。図8の(a)は模式的な
断面構造図であり、(b)はその等価回路図である。ゲ
ート電極に印加されたゲート電圧によって形成された反
転層を記憶ノードとして使う場合、トンネル接合を図7
に示した拡散層21の代わりに、図8の(a)に示すよ
うに第1ゲート電極32に印加されたゲート電圧Vg1
によって基板30の表面に形成された反転層34を用い
ることができる。この場合、第1ゲート電極32と第2
ゲート電極33のそれぞれのゲート電圧Vg1,Vg2
によって形成される反転層34,35との間がトンネル
接合の容量Cとなり、反転層35と第2ゲート電極33
に挾まれた部分がトンネル接合と直列につながったゲー
ト容量Cgとなる。従って、この場合は図7に示した構
成よりもトンネル接合の容量Cを小さくできる。記憶ノ
ードからの読み出しは図7の(2)の場合と同様に行う
ので、配線を引き回す結果、寄生容量Csは同程度であ
る。
合の別の概念図を図8に示す。図8の(a)は模式的な
断面構造図であり、(b)はその等価回路図である。ゲ
ート電極に印加されたゲート電圧によって形成された反
転層を記憶ノードとして使う場合、トンネル接合を図7
に示した拡散層21の代わりに、図8の(a)に示すよ
うに第1ゲート電極32に印加されたゲート電圧Vg1
によって基板30の表面に形成された反転層34を用い
ることができる。この場合、第1ゲート電極32と第2
ゲート電極33のそれぞれのゲート電圧Vg1,Vg2
によって形成される反転層34,35との間がトンネル
接合の容量Cとなり、反転層35と第2ゲート電極33
に挾まれた部分がトンネル接合と直列につながったゲー
ト容量Cgとなる。従って、この場合は図7に示した構
成よりもトンネル接合の容量Cを小さくできる。記憶ノ
ードからの読み出しは図7の(2)の場合と同様に行う
ので、配線を引き回す結果、寄生容量Csは同程度であ
る。
【0046】これに対して、ゲート電極そのものを記憶
ノードとして用いる場合、すなわち本発明に係る半導体
記憶装置の場合の具体的な断面構造図及び鳥瞰図を図1
の(a),(b)に示し、その等価回路を図2に示す。
図1の(a)に示すように、シリコン基板1上に、第1
のゲート酸化膜2を介した第1電極3と、この第1電極
3の側壁に互いに酸化膜5,7によって絶縁されたゲー
ト電極6,8と、更に、ゲート電極8の側壁に厚い酸化
膜9を介して第2電極10が形成されている。この複数
の電極のうち少なくとも記憶ノードとなる電極8に対し
て(この図の場合は電極8と電極6に対して)、図1の
(b)に示すように自己整合的にソース・ドレイン拡散
層11が形成されている。尚、図1の(b)ではソース
だけが示され、ドレインは紙面に対して奥側に有るけれ
ども示されていない。また、紙面上で第1電極3の左側
面にも同様に酸化膜7,9と、ゲート電極6,8と、第
2電極10と、拡散層11とが存在するが省略してあ
る。酸化膜5,7の厚さはトンネルが可能な厚さであ
り、酸化膜5,7及び電極3,6,8により、図2の等
価回路で示したトンネル接合列MTJを構成する。第2
電極10とゲート電極8との間でゲート容量Cgを構成
し、このゲート容量Cgはトンネル接合列MTJの容量
Cとゲート電極8を介して直列接続された状態となる。
この結果、上記クーロン遮蔽を利用したメモリの動作原
理に基づき、記憶ノードMNを構成するゲート電極8の
電位は、2つの安定値をとることになる。しかも、ゲー
ト電極8を読み出し用MOSトランジスタQ1のゲート
電極として用いているので、読み出しはトランジスタQ
1のソース・ドレインの端子R2−R1間を流れる電流を
センスすれば良い。このように、読み出し用トランジス
タのゲート電極そのものを記憶ノードとして用いるの
で、記憶ノードから読み出し用トランジスタのゲートへ
の配線を引き回す必要が無くなり、上記の反転層を記憶
ノードとして用いる場合に比べて寄生容量Csをはるか
に小さくできる。
ノードとして用いる場合、すなわち本発明に係る半導体
記憶装置の場合の具体的な断面構造図及び鳥瞰図を図1
の(a),(b)に示し、その等価回路を図2に示す。
図1の(a)に示すように、シリコン基板1上に、第1
のゲート酸化膜2を介した第1電極3と、この第1電極
3の側壁に互いに酸化膜5,7によって絶縁されたゲー
ト電極6,8と、更に、ゲート電極8の側壁に厚い酸化
膜9を介して第2電極10が形成されている。この複数
の電極のうち少なくとも記憶ノードとなる電極8に対し
て(この図の場合は電極8と電極6に対して)、図1の
(b)に示すように自己整合的にソース・ドレイン拡散
層11が形成されている。尚、図1の(b)ではソース
だけが示され、ドレインは紙面に対して奥側に有るけれ
ども示されていない。また、紙面上で第1電極3の左側
面にも同様に酸化膜7,9と、ゲート電極6,8と、第
2電極10と、拡散層11とが存在するが省略してあ
る。酸化膜5,7の厚さはトンネルが可能な厚さであ
り、酸化膜5,7及び電極3,6,8により、図2の等
価回路で示したトンネル接合列MTJを構成する。第2
電極10とゲート電極8との間でゲート容量Cgを構成
し、このゲート容量Cgはトンネル接合列MTJの容量
Cとゲート電極8を介して直列接続された状態となる。
この結果、上記クーロン遮蔽を利用したメモリの動作原
理に基づき、記憶ノードMNを構成するゲート電極8の
電位は、2つの安定値をとることになる。しかも、ゲー
ト電極8を読み出し用MOSトランジスタQ1のゲート
電極として用いているので、読み出しはトランジスタQ
1のソース・ドレインの端子R2−R1間を流れる電流を
センスすれば良い。このように、読み出し用トランジス
タのゲート電極そのものを記憶ノードとして用いるの
で、記憶ノードから読み出し用トランジスタのゲートへ
の配線を引き回す必要が無くなり、上記の反転層を記憶
ノードとして用いる場合に比べて寄生容量Csをはるか
に小さくできる。
【0047】また、実際に図1の構成のゲート電極を記
憶ノードとして用いる場合の室温動作の条件を考える
と、最も大きな容量は、明らかにトンネル接合列MTJ
であり、これがメモリの動作温度を決定する。トンネル
酸化膜5,7の厚さを3nmとし、トンネル接合の帯電
エネルギが室温の熱エネルギよりも大きくなる為のトン
ネル接合の対向面積Sを計算すると、Sは300平方ナ
ノメータ以下となる。勿論、この必要とされるトンネル
接合の面積は酸化膜の厚さによって変わるが、酸化膜の
薄膜化の限界を考慮しても1000平方ナノメータ以下
であることが必要である。
憶ノードとして用いる場合の室温動作の条件を考える
と、最も大きな容量は、明らかにトンネル接合列MTJ
であり、これがメモリの動作温度を決定する。トンネル
酸化膜5,7の厚さを3nmとし、トンネル接合の帯電
エネルギが室温の熱エネルギよりも大きくなる為のトン
ネル接合の対向面積Sを計算すると、Sは300平方ナ
ノメータ以下となる。勿論、この必要とされるトンネル
接合の面積は酸化膜の厚さによって変わるが、酸化膜の
薄膜化の限界を考慮しても1000平方ナノメータ以下
であることが必要である。
【0048】
【実施例】以下、本発明に係る半導体記憶装置及びその
製造方法の実施例につき、図面を用いて詳細に説明す
る。
製造方法の実施例につき、図面を用いて詳細に説明す
る。
【0049】<実施例1>図9乃至図12を用いて、本
発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法の一実施例
について説明する。図9および図10は、クーロン遮蔽
を利用した記憶ノードとして読み出し用MOSトランジ
スタのゲート電極を用いる、本発明に係る半導体記憶装
置の製造方法を主要工程順に示す断面図であり、図11
及び図12は図10の次の工程を順に示す平面図及び断
面図である。
発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法の一実施例
について説明する。図9および図10は、クーロン遮蔽
を利用した記憶ノードとして読み出し用MOSトランジ
スタのゲート電極を用いる、本発明に係る半導体記憶装
置の製造方法を主要工程順に示す断面図であり、図11
及び図12は図10の次の工程を順に示す平面図及び断
面図である。
【0050】図9の(a)において、参照符号1はp型
シリコン基板を示し、p型シリコン基板1は一例として
比抵抗が10Ω・cmのものを用いる。このp型シリコ
ン基板1に対して通常のLOCOS法を用いて素子分離
領域(不図示)を形成した後、850℃,30分のウエ
ット酸化法により厚さ10nmの酸化膜2を形成して、
図9の(a)に示す構造を得る。
シリコン基板を示し、p型シリコン基板1は一例として
比抵抗が10Ω・cmのものを用いる。このp型シリコ
ン基板1に対して通常のLOCOS法を用いて素子分離
領域(不図示)を形成した後、850℃,30分のウエ
ット酸化法により厚さ10nmの酸化膜2を形成して、
図9の(a)に示す構造を得る。
【0051】次に、多結晶シリコン3を通常のCVD法
により50nm堆積後、875℃,20分間のリンの拡
散を行う。さらに、シリコン酸化膜4をCVD法により
50nm堆積して、図9の(b)に示す構造となる。
により50nm堆積後、875℃,20分間のリンの拡
散を行う。さらに、シリコン酸化膜4をCVD法により
50nm堆積して、図9の(b)に示す構造となる。
【0052】その後、写真蝕刻法と異方性ドライエッチ
ングによりシリコン酸化膜4を加工し、このシリコン酸
化膜4をマスクにして多結晶シリコン3をエッチングす
ることにより、図9の(c)に示す構造となる。この多
結晶シリコン3すなわち第1電極は、後述する書き込み
用電極として機能する。
ングによりシリコン酸化膜4を加工し、このシリコン酸
化膜4をマスクにして多結晶シリコン3をエッチングす
ることにより、図9の(c)に示す構造となる。この多
結晶シリコン3すなわち第1電極は、後述する書き込み
用電極として機能する。
【0053】次いで、図9の(d)に示すように、水蒸
気雰囲気中で850℃,5分の熱酸化膜形成工程を経
て、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜5を形成する。こ
の酸化膜5は、その厚さ故にトンネル酸化膜として機能
する。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜5以外の絶縁
膜、例えば、シリコン窒化膜等でも構わない。
気雰囲気中で850℃,5分の熱酸化膜形成工程を経
て、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜5を形成する。こ
の酸化膜5は、その厚さ故にトンネル酸化膜として機能
する。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜5以外の絶縁
膜、例えば、シリコン窒化膜等でも構わない。
【0054】更に、図9の(e)に示すように、酸化膜
5の上に厚さ50nmの多結晶シリコン6をCVD法に
より堆積し、875℃,20分間のリンの拡散を行う。
次いで、図9の(f)に示すように、多結晶シリコン6
を異方性ドライエッチして側壁にのみシリコン膜6を残
す。この側壁シリコン膜6は、ゲート電極として機能す
る。また、厚さ3nmの酸化膜5を挾んだ第1電極3と
ゲート電極6によりトンネル接合が形成される。
5の上に厚さ50nmの多結晶シリコン6をCVD法に
より堆積し、875℃,20分間のリンの拡散を行う。
次いで、図9の(f)に示すように、多結晶シリコン6
を異方性ドライエッチして側壁にのみシリコン膜6を残
す。この側壁シリコン膜6は、ゲート電極として機能す
る。また、厚さ3nmの酸化膜5を挾んだ第1電極3と
ゲート電極6によりトンネル接合が形成される。
【0055】次いで、図10の(a)に示すように、再
び水蒸気雰囲気中で850℃,5分の熱酸化膜形成工程
を経ることにより、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜7
を形成する。この酸化膜7もその厚さ故に酸化膜5と同
様にトンネル酸化膜として機能する。勿論、この絶縁膜
はシリコン酸化膜以外の絶縁膜、例えばシリコン窒化膜
等でも構わない。
び水蒸気雰囲気中で850℃,5分の熱酸化膜形成工程
を経ることにより、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜7
を形成する。この酸化膜7もその厚さ故に酸化膜5と同
様にトンネル酸化膜として機能する。勿論、この絶縁膜
はシリコン酸化膜以外の絶縁膜、例えばシリコン窒化膜
等でも構わない。
【0056】更に、酸化膜7の上に厚さ50nmの多結
晶シリコン8をCVD法により堆積し、875℃,20
分間のリンの拡散を行った後、この多結晶シリコン8を
異方性ドライエッチし、図10の(b)に示すように、
側壁にのみ多結晶シリコン8を残す。この側壁シリコン
膜8も、ゲート電極として機能する。従って、厚さ3n
mの酸化膜7を挾んだゲート電極6とゲート電極8によ
ってもトンネル接合が形成される。この結果、トンネル
酸化膜5,7によって互いに絶縁される直列接続された
電極3、6、8はトンネル接合列MTJを形成すること
になる。尚、図示はしないが、図10の(a)のトンネ
ル酸化膜形成工程と図10の(b)の側壁ゲート電極形
成工程とを順に所要回数繰り返して、トンネル接合列を
増やしても良い。その場合には、リーク電流が減少する
という効果がある。
晶シリコン8をCVD法により堆積し、875℃,20
分間のリンの拡散を行った後、この多結晶シリコン8を
異方性ドライエッチし、図10の(b)に示すように、
側壁にのみ多結晶シリコン8を残す。この側壁シリコン
膜8も、ゲート電極として機能する。従って、厚さ3n
mの酸化膜7を挾んだゲート電極6とゲート電極8によ
ってもトンネル接合が形成される。この結果、トンネル
酸化膜5,7によって互いに絶縁される直列接続された
電極3、6、8はトンネル接合列MTJを形成すること
になる。尚、図示はしないが、図10の(a)のトンネ
ル酸化膜形成工程と図10の(b)の側壁ゲート電極形
成工程とを順に所要回数繰り返して、トンネル接合列を
増やしても良い。その場合には、リーク電流が減少する
という効果がある。
【0057】次に、図10の(c)に示すように、水蒸
気雰囲気中で850℃,20分の熱酸化膜形成工程を経
ることにより、絶縁膜として厚さ8nmの酸化膜9を形
成する。この酸化膜9は、十分に厚いので電子のトンネ
ルは許されない。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以
外、例えばシリコン窒化膜等でも構わない。
気雰囲気中で850℃,20分の熱酸化膜形成工程を経
ることにより、絶縁膜として厚さ8nmの酸化膜9を形
成する。この酸化膜9は、十分に厚いので電子のトンネ
ルは許されない。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以
外、例えばシリコン窒化膜等でも構わない。
【0058】更に、図10の(d)に示すように、酸化
膜9上に厚さ50nmの多結晶シリコン10をCVD法
により堆積し、875℃,20分間のリンの拡散を行
う。
膜9上に厚さ50nmの多結晶シリコン10をCVD法
により堆積し、875℃,20分間のリンの拡散を行
う。
【0059】続いて、厚さ1.5μmのレジストを用い
た写真蝕刻法により、多結晶シリコン10をドライエッ
チングし、第2電極を形成する。この時レジストはまだ
除去しない。さらに、レジスト付きの多結晶シリコン1
0をマスク(不図示)に酸化膜9を8nm異方性ドライ
エッチングする。さらにそのままレジストをマスクに多
結晶シリコン8を50nmエッチングし、次に、酸化膜
7を3nm異方性ドライエッチングする。さらに多結晶
シリコン6を50nmエッチングし、レジストをアッシ
ャにより除去後、800℃、10分の熱酸化を行い、図
11に示したように、20keVで砒素イオン14を、
例えば3×1015個/cm2打ち込む。勿論、これらのn
型不純物領域はリンイオンを用いて形成しても構わな
い。尚、図11の(a)において参照符号12はLOC
OS法で形成した素子分離領域すなわち素子分離酸化膜
を示し、図11の(b)は同図の(a)中にAA’線で
示した部分の断面構造図である。
た写真蝕刻法により、多結晶シリコン10をドライエッ
チングし、第2電極を形成する。この時レジストはまだ
除去しない。さらに、レジスト付きの多結晶シリコン1
0をマスク(不図示)に酸化膜9を8nm異方性ドライ
エッチングする。さらにそのままレジストをマスクに多
結晶シリコン8を50nmエッチングし、次に、酸化膜
7を3nm異方性ドライエッチングする。さらに多結晶
シリコン6を50nmエッチングし、レジストをアッシ
ャにより除去後、800℃、10分の熱酸化を行い、図
11に示したように、20keVで砒素イオン14を、
例えば3×1015個/cm2打ち込む。勿論、これらのn
型不純物領域はリンイオンを用いて形成しても構わな
い。尚、図11の(a)において参照符号12はLOC
OS法で形成した素子分離領域すなわち素子分離酸化膜
を示し、図11の(b)は同図の(a)中にAA’線で
示した部分の断面構造図である。
【0060】こうして、図12に示すようにゲート電極
6,8に対して自己整合的に、ソース・ドレイン領域1
1が形成される。ゲート電極8が記憶ノードになる。さ
らに窒素雰囲気中で800℃,10分のアニール工程を
行い、図12の(b)に示す構造が得られる。なお、図1
2の(b)は、同図の(a)の平面図中にBB’線で示
した部分の断面構造図である。また、図12の(a)で
は、ソース・ドレイン領域11上の酸化膜2,5を省略
して透視した形で図示してある。
6,8に対して自己整合的に、ソース・ドレイン領域1
1が形成される。ゲート電極8が記憶ノードになる。さ
らに窒素雰囲気中で800℃,10分のアニール工程を
行い、図12の(b)に示す構造が得られる。なお、図1
2の(b)は、同図の(a)の平面図中にBB’線で示
した部分の断面構造図である。また、図12の(a)で
は、ソース・ドレイン領域11上の酸化膜2,5を省略
して透視した形で図示してある。
【0061】その後、200nmの厚さにPSG(Phosp
horous Silicate Glass)膜等のシリコン酸化膜をLPC
VD法により堆積して層間絶縁膜とし、更に写真蝕刻法
と異方性ドライエッチングによりコンタクトホールを開
口し、アルミニウム等の金属を蒸着後、写真蝕刻法によ
り配線パターン等を形成すれば、集積化された半導体記
憶装置を得ることができる。
horous Silicate Glass)膜等のシリコン酸化膜をLPC
VD法により堆積して層間絶縁膜とし、更に写真蝕刻法
と異方性ドライエッチングによりコンタクトホールを開
口し、アルミニウム等の金属を蒸着後、写真蝕刻法によ
り配線パターン等を形成すれば、集積化された半導体記
憶装置を得ることができる。
【0062】本実施例においては、電極3,6,8は直
列につながったトンネル接合列MTJを形成し、電極
8,10はトンネル接合列と直列につながったゲート容
量Cgを形成する。等価回路を示せば、図2の通りであ
る。図2の等価回路おいて、ゲート容量Cg側の端子W
すなわち第2電極10を接地し、トンネル接合列の容量
C側の端子W’すなわち第1電極3に対して電子のトン
ネルが生じる電圧を印加し、0Vに戻せば電子がトンネ
ル接合列にトンネルして記憶ノードMNはハイとなり、
端子W−W’間に逆の電圧を印加すれば逆方向にトンネ
ルが生じて記憶ノードMNはローとなる。従って、記憶
ノードMNのハイかローに応じてMOSトランジスタQ
1がオン状態かオフ状態となっているので、端子R1−R
2間に流れる電流を検出すれば記憶ノードMNの状態を
知ることができる。すなわち、メモリセルとして動作可
能である。
列につながったトンネル接合列MTJを形成し、電極
8,10はトンネル接合列と直列につながったゲート容
量Cgを形成する。等価回路を示せば、図2の通りであ
る。図2の等価回路おいて、ゲート容量Cg側の端子W
すなわち第2電極10を接地し、トンネル接合列の容量
C側の端子W’すなわち第1電極3に対して電子のトン
ネルが生じる電圧を印加し、0Vに戻せば電子がトンネ
ル接合列にトンネルして記憶ノードMNはハイとなり、
端子W−W’間に逆の電圧を印加すれば逆方向にトンネ
ルが生じて記憶ノードMNはローとなる。従って、記憶
ノードMNのハイかローに応じてMOSトランジスタQ
1がオン状態かオフ状態となっているので、端子R1−R
2間に流れる電流を検出すれば記憶ノードMNの状態を
知ることができる。すなわち、メモリセルとして動作可
能である。
【0063】作用の項でも説明したように、本発明に係
る半導体記憶装置の特徴は、側壁膜形成技術を利用する
ことによって、クーロン遮蔽を利用した半導体記憶装置
の記憶ノードを読み出し用MOSトランジスタのゲート
電極で構成した点にある。この結果、従来例のように記
憶ノードの電極を引き回す必要が無くなり、記憶ノード
の容量を極めて小さくすることができ、液体窒素による
77Kの温度での動作は勿論、室温での動作も十分に可
能である。また、こうしたクーロン遮蔽を利用した半導
体記憶装置は、電子1個の注入を制御することになるの
で、所謂既存のDRAM等を微細化していった時に問題
となる、統計的な電子の数の揺らぎを抑えることが可能
であり、極めて微細な寸法での低電圧動作、例えば0.
1Vでの動作が可能である。
る半導体記憶装置の特徴は、側壁膜形成技術を利用する
ことによって、クーロン遮蔽を利用した半導体記憶装置
の記憶ノードを読み出し用MOSトランジスタのゲート
電極で構成した点にある。この結果、従来例のように記
憶ノードの電極を引き回す必要が無くなり、記憶ノード
の容量を極めて小さくすることができ、液体窒素による
77Kの温度での動作は勿論、室温での動作も十分に可
能である。また、こうしたクーロン遮蔽を利用した半導
体記憶装置は、電子1個の注入を制御することになるの
で、所謂既存のDRAM等を微細化していった時に問題
となる、統計的な電子の数の揺らぎを抑えることが可能
であり、極めて微細な寸法での低電圧動作、例えば0.
1Vでの動作が可能である。
【0064】本実施例においては、p型基板を用いて説
明したが、すべての極性を変えればn型基板を用いたp
チャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用したメ
モリを実現できることは言うまでもない。
明したが、すべての極性を変えればn型基板を用いたp
チャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用したメ
モリを実現できることは言うまでもない。
【0065】<実施例2>図13乃至図15を用いて、
本発明に係る半導体記憶装置の別の実施例について説明
する。図13乃至図15は、実施例1に示した半導体記
憶装置をメモリアレイのメモリセルとして使用する場合
の実施例を説明するための図である。
本発明に係る半導体記憶装置の別の実施例について説明
する。図13乃至図15は、実施例1に示した半導体記
憶装置をメモリアレイのメモリセルとして使用する場合
の実施例を説明するための図である。
【0066】ところで、実施例1のクーロン遮蔽を利用
した半導体記憶装置をメモリアレイとして用いる際には
注意すべき点がある。作用の項でも説明したように、記
憶ノードMNがハイの時には読み出し用MOSトランジ
スタQ1が常にオン状態になっている。一般に、記憶ア
レイの中では、複数の記憶ノードがハイになっており、
これらは電流が流れる状態になっている。こうした際
に、読み出し線によって、あるオフ状態のメモリセルを
読み取ろうとした時に、複数のオン状態のメモリセルを
介して閉じたループが形成され、オフ状態であるはずの
メモリセルがオン状態であるかのように読み出される可
能性がある。この理由から、読み出し線に別のスイッチ
ングトランジスタを入れて、記憶ノードMNがオン状態
でも、メモリセル全体としてはオフ状態で電流が流れて
いないようにする必要がある。
した半導体記憶装置をメモリアレイとして用いる際には
注意すべき点がある。作用の項でも説明したように、記
憶ノードMNがハイの時には読み出し用MOSトランジ
スタQ1が常にオン状態になっている。一般に、記憶ア
レイの中では、複数の記憶ノードがハイになっており、
これらは電流が流れる状態になっている。こうした際
に、読み出し線によって、あるオフ状態のメモリセルを
読み取ろうとした時に、複数のオン状態のメモリセルを
介して閉じたループが形成され、オフ状態であるはずの
メモリセルがオン状態であるかのように読み出される可
能性がある。この理由から、読み出し線に別のスイッチ
ングトランジスタを入れて、記憶ノードMNがオン状態
でも、メモリセル全体としてはオフ状態で電流が流れて
いないようにする必要がある。
【0067】図13は、読み出し線に別のスイッチング
トランジスタが入ったメモリセルの説明図であり、
(a)は素子の平面図、(b)は平面図中にAA’線で
示した部分の断面図、(c)は平面図中にBB’線で示
した部分の断面図である。また、図14はメモリセルの
等価回路図である。読み出し用MOSトランジスタQ1
と直列につながった別のスイッチング用MOSトランジ
スタQ2のゲート電極10’は、MOSトランジスタQ1
の第2電極10を形成する際に同時に加工すれば良い。
尚、図13では第1電極3を共通にする2つのメモリセ
ルMC1,MC2が表示されているが、図14の等価回
路では1つのメモリセルについて示してある。これは実
施例1の製造工程からわかるように、1つのメモリセル
を形成しようとした時には、同時に2つのメモリセルが
形成されるからである。図14の等価回路に示すよう
に、メモリセルのMOSトランジスタQ1のソースを接
地し、ゲート容量Cg側端子およびトンネル接合列MT
J側端子をそれぞれ書き込み用端子WおよびW’とし、
トランジスタQ2のゲート電極側端子およびトランジス
タQ2のドレイン側端子をそれぞれ読み出し用端子Rお
よびR’とする。従って、図13に示したように、Wは
第2電極10、共通端子W’は第1電極3、Rはゲート
電極10’にそれぞれ相当する。
トランジスタが入ったメモリセルの説明図であり、
(a)は素子の平面図、(b)は平面図中にAA’線で
示した部分の断面図、(c)は平面図中にBB’線で示
した部分の断面図である。また、図14はメモリセルの
等価回路図である。読み出し用MOSトランジスタQ1
と直列につながった別のスイッチング用MOSトランジ
スタQ2のゲート電極10’は、MOSトランジスタQ1
の第2電極10を形成する際に同時に加工すれば良い。
尚、図13では第1電極3を共通にする2つのメモリセ
ルMC1,MC2が表示されているが、図14の等価回
路では1つのメモリセルについて示してある。これは実
施例1の製造工程からわかるように、1つのメモリセル
を形成しようとした時には、同時に2つのメモリセルが
形成されるからである。図14の等価回路に示すよう
に、メモリセルのMOSトランジスタQ1のソースを接
地し、ゲート容量Cg側端子およびトンネル接合列MT
J側端子をそれぞれ書き込み用端子WおよびW’とし、
トランジスタQ2のゲート電極側端子およびトランジス
タQ2のドレイン側端子をそれぞれ読み出し用端子Rお
よびR’とする。従って、図13に示したように、Wは
第2電極10、共通端子W’は第1電極3、Rはゲート
電極10’にそれぞれ相当する。
【0068】次に、このように構成されたメモリセルM
C1,MC2の動作について説明する。先ず、メモリセ
ルMC1にデータを書き込む場合について、図13およ
び図15を用いて説明する。メモリセルMC1の記憶ノ
ードMNに、ハイ(“1”)およびロー(“0”)を書
き込むには、書き込み用端子W1とW’間に与える電圧
パルスを図15に示すように印加する。すなわち、ハイ
を書き込む時には端子W1にロー、書き込み用共通端子
W’にハイを与えた後、共にローにする。これにより、
第1電極3側からゲート電極8側へ電子のトンネルが生
じて電子はクーロン遮蔽される。尚、このとき図13の
(a)に示したメモリセルMC2に書き込みが生じない
ように、メモリセルMC2の端子W2には共通端子W’
と同じ電圧パルスを印加する。また、読み出し用端子R
1,R2,R1’,R2’はローレベルに保持する。
C1,MC2の動作について説明する。先ず、メモリセ
ルMC1にデータを書き込む場合について、図13およ
び図15を用いて説明する。メモリセルMC1の記憶ノ
ードMNに、ハイ(“1”)およびロー(“0”)を書
き込むには、書き込み用端子W1とW’間に与える電圧
パルスを図15に示すように印加する。すなわち、ハイ
を書き込む時には端子W1にロー、書き込み用共通端子
W’にハイを与えた後、共にローにする。これにより、
第1電極3側からゲート電極8側へ電子のトンネルが生
じて電子はクーロン遮蔽される。尚、このとき図13の
(a)に示したメモリセルMC2に書き込みが生じない
ように、メモリセルMC2の端子W2には共通端子W’
と同じ電圧パルスを印加する。また、読み出し用端子R
1,R2,R1’,R2’はローレベルに保持する。
【0069】同様にローを書き込む時には、書き込み用
端子W1にハイ、共通端子W’にローを与えた後、共に
ローにする。これにより、ゲート電極8側からゲート電
極3側へ逆方向の電子のトンネルが生じる。尚、このと
きメモリセルMC2に書き込みが生じないように、メモ
リセルMC2の端子W2、読み出し用端子R1,R2,
R1’,R2’は全てローレベルに保持する。
端子W1にハイ、共通端子W’にローを与えた後、共に
ローにする。これにより、ゲート電極8側からゲート電
極3側へ逆方向の電子のトンネルが生じる。尚、このと
きメモリセルMC2に書き込みが生じないように、メモ
リセルMC2の端子W2、読み出し用端子R1,R2,
R1’,R2’は全てローレベルに保持する。
【0070】書き込まれたハイ,ロー状態の読み出し
は、読み出し用端子RおよびR’とを選択し、電流セン
スを行えばよい。例えば、メモリセルMC1の記憶ノー
ドMNの状態を読み出すには、端子R1にハイを与え端
子R1’にて記憶ノードMNの状態に応じて流れる電流
を検出すればよい。尚、メモリセルMC2の端子R2,
R2’は共にローに保持しておく。
は、読み出し用端子RおよびR’とを選択し、電流セン
スを行えばよい。例えば、メモリセルMC1の記憶ノー
ドMNの状態を読み出すには、端子R1にハイを与え端
子R1’にて記憶ノードMNの状態に応じて流れる電流
を検出すればよい。尚、メモリセルMC2の端子R2,
R2’は共にローに保持しておく。
【0071】また、対になるメモリセルMC1,MC2
は、図13に示した構造から分かるように、書き込み用
共通端子W’すなわち第1電極3がそれぞれのドレイン
・ソース拡散層11上にゲート酸化膜2,5を介してま
たがっているため、寄生のMOSトランジスタを構成す
る。しかし、上述した書き込み及び読み出し動作におけ
る電位関係を保持することにより、寄生MOSトランジ
スタは動作しない。
は、図13に示した構造から分かるように、書き込み用
共通端子W’すなわち第1電極3がそれぞれのドレイン
・ソース拡散層11上にゲート酸化膜2,5を介してま
たがっているため、寄生のMOSトランジスタを構成す
る。しかし、上述した書き込み及び読み出し動作におけ
る電位関係を保持することにより、寄生MOSトランジ
スタは動作しない。
【0072】従って、本発明に係るメモリセルを用い、
アレイ状に配置してメモリアレイを構成すれば、所望の
記憶容量を得ることができる。なお、本実施例では、メ
モリセルMC1,MC2を別々に動作させたが、書き込
み用端子W1,W2及び読み出し用端子R1,R2,
R1’,R2’をそれぞれ接続して、メモルセルMC1,
MC2を1つのメモリセルとして用いてもよいことは言
うまでもない。その場合、メモリセルの駆動能力が向上
する。或いは、イオン打込みによりドレイン・ソース層
11を形成する際に、メモリセルMC2側部分をマスク
してイオン打込み層を形成しないようにして、1つのメ
モリセルMC1だけにしてもよい。
アレイ状に配置してメモリアレイを構成すれば、所望の
記憶容量を得ることができる。なお、本実施例では、メ
モリセルMC1,MC2を別々に動作させたが、書き込
み用端子W1,W2及び読み出し用端子R1,R2,
R1’,R2’をそれぞれ接続して、メモルセルMC1,
MC2を1つのメモリセルとして用いてもよいことは言
うまでもない。その場合、メモリセルの駆動能力が向上
する。或いは、イオン打込みによりドレイン・ソース層
11を形成する際に、メモリセルMC2側部分をマスク
してイオン打込み層を形成しないようにして、1つのメ
モリセルMC1だけにしてもよい。
【0073】<実施例3>図16乃至図22を用いて、
本発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法のまた別
の実施例について説明する。図16は、クーロン遮蔽を
利用した記憶ノードとして読み出し用MOSトランジス
タのゲート電極を用いる、本発明に係る半導体記憶装置
の製造方法を主要工程順に示す断面構造図であり、図1
7乃至図22は図16の次の工程を順に示す断面構造図
および平面図である。尚、実施例1で図9乃至図12に
示した構成部分と同一の構成部分については同一の参照
符号を付して以下説明する。
本発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法のまた別
の実施例について説明する。図16は、クーロン遮蔽を
利用した記憶ノードとして読み出し用MOSトランジス
タのゲート電極を用いる、本発明に係る半導体記憶装置
の製造方法を主要工程順に示す断面構造図であり、図1
7乃至図22は図16の次の工程を順に示す断面構造図
および平面図である。尚、実施例1で図9乃至図12に
示した構成部分と同一の構成部分については同一の参照
符号を付して以下説明する。
【0074】図16の(a)に示すように、比抵抗10
Ω・cmのp型シリコン基板1に対して、通常のLOC
OS法を用いて素子分離領域(不図示)を形成した後、
850℃,30分のウエット酸化法により10nmのゲ
ート酸化膜2を形成する。
Ω・cmのp型シリコン基板1に対して、通常のLOC
OS法を用いて素子分離領域(不図示)を形成した後、
850℃,30分のウエット酸化法により10nmのゲ
ート酸化膜2を形成する。
【0075】次に、ゲート酸化膜2の上に多結晶シリコ
ン3を、例えばCVD法により50nm堆積後、875
℃,20分間のリンの拡散を行う。さらに、シリコン酸
化膜4をCVD法により50nm堆積して、図16の
(b)に示す構造となる。
ン3を、例えばCVD法により50nm堆積後、875
℃,20分間のリンの拡散を行う。さらに、シリコン酸
化膜4をCVD法により50nm堆積して、図16の
(b)に示す構造となる。
【0076】その後、写真蝕刻法と異方性ドライエッチ
ングによりシリコン酸化膜4を加工し、このシリコン酸
化膜4をマスクに多結晶シリコン3をエッチングするこ
とにより、図16の(c)に示す構造となる。尚、この
とき並んだ多結晶シリコン3間のパターン間隔xは、後
述する側壁多結晶シリコン6に形成した側壁の酸化膜5
同志が接続しない距離とする。室温で十分に動作するた
めには容量を大きくできないので、間隔xは0.1μm
以下が好ましい。
ングによりシリコン酸化膜4を加工し、このシリコン酸
化膜4をマスクに多結晶シリコン3をエッチングするこ
とにより、図16の(c)に示す構造となる。尚、この
とき並んだ多結晶シリコン3間のパターン間隔xは、後
述する側壁多結晶シリコン6に形成した側壁の酸化膜5
同志が接続しない距離とする。室温で十分に動作するた
めには容量を大きくできないので、間隔xは0.1μm
以下が好ましい。
【0077】次いで、図16の(d)に示すように、再
び水蒸気雰囲気中で850℃、5分の熱酸化膜形成工程
を経て、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜5を形成す
る。この酸化膜5は、その厚さ故にトンネル酸化膜とし
て機能する。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外の
絶縁膜、例えばシリコン窒化膜等でも構わない。
び水蒸気雰囲気中で850℃、5分の熱酸化膜形成工程
を経て、絶縁膜として厚さ3nmの酸化膜5を形成す
る。この酸化膜5は、その厚さ故にトンネル酸化膜とし
て機能する。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外の
絶縁膜、例えばシリコン窒化膜等でも構わない。
【0078】更に、厚さ50nmの側壁多結晶シリコン
膜6を形成し、写真蝕刻法と異方性ドライエッチングに
より多結晶シリコン膜6を加工し、図17に示すような
構造となる。ここで、図17の(a)はこのときの平面
図であり、側壁多結晶シリコン膜6を非常に狭い領域に
のみ形成していることが分かる。尚、参照符号12は素
子分離領域、すなわちLOCOS法で形成した素子分離
酸化膜であり、図17の(b)は図17の(a)にA
A’線で示した部分の断面図である。
膜6を形成し、写真蝕刻法と異方性ドライエッチングに
より多結晶シリコン膜6を加工し、図17に示すような
構造となる。ここで、図17の(a)はこのときの平面
図であり、側壁多結晶シリコン膜6を非常に狭い領域に
のみ形成していることが分かる。尚、参照符号12は素
子分離領域、すなわちLOCOS法で形成した素子分離
酸化膜であり、図17の(b)は図17の(a)にA
A’線で示した部分の断面図である。
【0079】次いで、水蒸気雰囲気中で850℃,5分
の熱酸化膜形成工程を経て、絶縁膜として厚さ3nmの
酸化膜7を形成して図18に示す構造となる。この酸化
膜7も酸化膜5と同様にトンネル酸化膜として機能す
る。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外、例えばシ
リコン窒化膜等でも構わない。
の熱酸化膜形成工程を経て、絶縁膜として厚さ3nmの
酸化膜7を形成して図18に示す構造となる。この酸化
膜7も酸化膜5と同様にトンネル酸化膜として機能す
る。勿論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外、例えばシ
リコン窒化膜等でも構わない。
【0080】更に、酸化膜7の上に厚さ50nmの多結
晶シリコン8をCVD法により堆積し、875℃,20
分間のリンの拡散を行った後、所謂エッチバックプロセ
スにより並んだ多結晶シリコン3の間の溝に多結晶シリ
コン8を埋め込み、次いで厚さ1.5μmのレジストを
用いた写真蝕刻法及びドライエッチングにより多結晶シ
リコン8を加工して、図19の(b)に示すような断面
構造となる。次いで、同図に示すように、20keVで
砒素イオン14を、例えば3×1015個/cm2打ち込む。
勿論、これらのn型不純物領域はリンイオンを用いて形
成しても構わない。このn型不純物領域が読み出し用M
OSトランジスタQ1のソース・ドレイン拡散層にな
る。尚、図19の(b)は図19の(a)にAA’線で
示した部分の断面図である。
晶シリコン8をCVD法により堆積し、875℃,20
分間のリンの拡散を行った後、所謂エッチバックプロセ
スにより並んだ多結晶シリコン3の間の溝に多結晶シリ
コン8を埋め込み、次いで厚さ1.5μmのレジストを
用いた写真蝕刻法及びドライエッチングにより多結晶シ
リコン8を加工して、図19の(b)に示すような断面
構造となる。次いで、同図に示すように、20keVで
砒素イオン14を、例えば3×1015個/cm2打ち込む。
勿論、これらのn型不純物領域はリンイオンを用いて形
成しても構わない。このn型不純物領域が読み出し用M
OSトランジスタQ1のソース・ドレイン拡散層にな
る。尚、図19の(b)は図19の(a)にAA’線で
示した部分の断面図である。
【0081】次いで、850℃,10分の窒素雰囲気中
でのアニールを行うことにより、図20に示すように、
ゲート電極8に対して自己整合的にソース・ドレイン領
域11が形成される。なお、図20の(a)では、ソー
ス・ドレイン領域11上の酸化膜2,5,7を省略して
透視した形で図示してある。
でのアニールを行うことにより、図20に示すように、
ゲート電極8に対して自己整合的にソース・ドレイン領
域11が形成される。なお、図20の(a)では、ソー
ス・ドレイン領域11上の酸化膜2,5,7を省略して
透視した形で図示してある。
【0082】更に、水蒸気雰囲気中で850℃、5分の
熱酸化膜形成工程を経て、図21に示すように、絶縁膜
として厚さ8nmの酸化膜9を形成する。この酸化膜9
は、十分に厚いので電子のトンネルは許されない。勿
論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外のシリコン窒化膜
等でも構わない。
熱酸化膜形成工程を経て、図21に示すように、絶縁膜
として厚さ8nmの酸化膜9を形成する。この酸化膜9
は、十分に厚いので電子のトンネルは許されない。勿
論、この絶縁膜はシリコン酸化膜以外のシリコン窒化膜
等でも構わない。
【0083】次に、酸化膜9上に多結晶シリコン10を
CVD法により50nm堆積した後、875℃,20分
間のリンの拡散を行い、厚さ1.5μmのレジストを用
いた写真蝕刻法により、多結晶シリコン10をドライエ
ッチングして、図22に示すように、並んだ多結晶シリ
コン3の間の溝に埋め込まれた多結晶シリコン8上を覆
うように第2電極となる多結晶シリコン10を形成す
る。尚、図22の(a)は平面図、(b)は図22の
(a)にAA’線で示した部分の断面図である。
CVD法により50nm堆積した後、875℃,20分
間のリンの拡散を行い、厚さ1.5μmのレジストを用
いた写真蝕刻法により、多結晶シリコン10をドライエ
ッチングして、図22に示すように、並んだ多結晶シリ
コン3の間の溝に埋め込まれた多結晶シリコン8上を覆
うように第2電極となる多結晶シリコン10を形成す
る。尚、図22の(a)は平面図、(b)は図22の
(a)にAA’線で示した部分の断面図である。
【0084】その後、200nmの厚さにPSG膜等の
シリコン酸化膜をLPCVD法により堆積して層間絶縁
膜とし、更に写真蝕刻法と異方性ドライエッチングによ
りコンタクトホールを開口し、アルミニウム等の金属を
蒸着後、写真蝕刻法により配線パターン等を形成すれ
ば、集積化された半導体記憶装置を得ることができる。
シリコン酸化膜をLPCVD法により堆積して層間絶縁
膜とし、更に写真蝕刻法と異方性ドライエッチングによ
りコンタクトホールを開口し、アルミニウム等の金属を
蒸着後、写真蝕刻法により配線パターン等を形成すれ
ば、集積化された半導体記憶装置を得ることができる。
【0085】実施例1との違いは、並んだゲート電極3
すなわち第1電極間の狭いスペース部にトンネル接合列
MTJを形成している点にあり、実施例1に示した構造
よりもトンネル接合列MTJの容量Cを更に小さくでき
るので、クーロン遮蔽を利用したメモリの室温動作がよ
り一層容易となる。
すなわち第1電極間の狭いスペース部にトンネル接合列
MTJを形成している点にあり、実施例1に示した構造
よりもトンネル接合列MTJの容量Cを更に小さくでき
るので、クーロン遮蔽を利用したメモリの室温動作がよ
り一層容易となる。
【0086】また、本実施例においては、p型基板を用
いて説明したが、すべての極性を変えればn型基板を用
いたpチャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用
したメモリを実現できることは言うまでもない。
いて説明したが、すべての極性を変えればn型基板を用
いたpチャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用
したメモリを実現できることは言うまでもない。
【0087】<実施例4>図23乃至図29を用いて、
本発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法の更に別
の実施例について説明する。図23乃至図29は、クー
ロン遮蔽を利用した記憶ノードとして読み出し用MOS
トランジスタのゲート電極を用いる、本発明に係る半導
体記憶装置の製造方法を主要工程順に示す平面図及び断
面図である。尚、各断面図(b)はそれぞれの平面図
(a)に示したAA’線で示した部分の断面である。ま
た、実施例1で図9乃至図12に示した構成部分と同一
の構成部分については同一の参照符号を付して説明す
る。ここで、図23に示した構造を得るまでの製造方法
は、実施例1において図9の(a)から図10の(b)
までの製造方法と同じであるので、それ以降のプロセス
について述べる。
本発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法の更に別
の実施例について説明する。図23乃至図29は、クー
ロン遮蔽を利用した記憶ノードとして読み出し用MOS
トランジスタのゲート電極を用いる、本発明に係る半導
体記憶装置の製造方法を主要工程順に示す平面図及び断
面図である。尚、各断面図(b)はそれぞれの平面図
(a)に示したAA’線で示した部分の断面である。ま
た、実施例1で図9乃至図12に示した構成部分と同一
の構成部分については同一の参照符号を付して説明す
る。ここで、図23に示した構造を得るまでの製造方法
は、実施例1において図9の(a)から図10の(b)
までの製造方法と同じであるので、それ以降のプロセス
について述べる。
【0088】図10の(b)に示した状態から、厚さ
1.5μmのレジスト13を塗布し、露光・現像処理を
行って、図23の(a)に示したようなレジスト13の
パターンを得る。
1.5μmのレジスト13を塗布し、露光・現像処理を
行って、図23の(a)に示したようなレジスト13の
パターンを得る。
【0089】次に、このレジスト13をマスクに側壁シ
リコン膜8をエッチング加工して、図24に示すよう
に、素子分離領域12に囲まれた領域内のレジスト13
に覆われていない部分のトンネル酸化膜7が露出した状
態となる。
リコン膜8をエッチング加工して、図24に示すよう
に、素子分離領域12に囲まれた領域内のレジスト13
に覆われていない部分のトンネル酸化膜7が露出した状
態となる。
【0090】さらに、レジスト13をそのままマスクに
してトンネル酸化膜7をエッチング加工し、図25に示
すように、レジスト13に覆われていない部分はトンネ
ル酸化膜5及び側壁シリコン膜6が露出した状態とす
る。
してトンネル酸化膜7をエッチング加工し、図25に示
すように、レジスト13に覆われていない部分はトンネ
ル酸化膜5及び側壁シリコン膜6が露出した状態とす
る。
【0091】その後、レジスト13をそのままマスクに
側壁シリコン膜6をエッチング加工して、図26に示す
ように、素子分離領域12に囲まれた領域内はトンネル
酸化膜5だけが露出した状態にする。次いで、20ke
Vで砒素イオン14を、例えば3×1015個/cm2打ち
込み、レジスト13に覆われた側壁ゲート電極6,8に
対して自己整合的にn型の不純物領域(不図示)を形成
する。勿論、これらのn型不純物領域はリンイオンを用
いて形成しても構わない。このn型不純物領域が、読み
出し用MOSトランジスタのソース・ドレインになる。
側壁シリコン膜6をエッチング加工して、図26に示す
ように、素子分離領域12に囲まれた領域内はトンネル
酸化膜5だけが露出した状態にする。次いで、20ke
Vで砒素イオン14を、例えば3×1015個/cm2打ち
込み、レジスト13に覆われた側壁ゲート電極6,8に
対して自己整合的にn型の不純物領域(不図示)を形成
する。勿論、これらのn型不純物領域はリンイオンを用
いて形成しても構わない。このn型不純物領域が、読み
出し用MOSトランジスタのソース・ドレインになる。
【0092】次に、レジスト13を除去して、図27に
示すように、レジスト13で覆われていたトンネル酸化
膜7および側壁シリコン膜8を露出した状態にする。そ
の後、850℃、10分の窒素雰囲気中でのアニール工
程を経て、LPCVD法により、酸化膜9をCVD法に
より10nm堆積して、図28に示すように酸化膜9で
覆う。
示すように、レジスト13で覆われていたトンネル酸化
膜7および側壁シリコン膜8を露出した状態にする。そ
の後、850℃、10分の窒素雰囲気中でのアニール工
程を経て、LPCVD法により、酸化膜9をCVD法に
より10nm堆積して、図28に示すように酸化膜9で
覆う。
【0093】続いて、LPCVD法により、多結晶シリ
コン膜10を50nm堆積して、厚さ1.5μmのレジ
ストを用いた写真蝕刻法により、多結晶シリコン10を
エッチング加工して第2電極を形成し、図29に示す構
造を得る。尚、図29の(c)は同図の(a)にBB’
線で示した部分の断面図である。記憶ノードとなるゲー
ト電極を構成する側壁シリコン膜8に対して自己整合的
に読み出し用MOSトランジスタのソース・ドレイン1
1が形成されていることが分かる。
コン膜10を50nm堆積して、厚さ1.5μmのレジ
ストを用いた写真蝕刻法により、多結晶シリコン10を
エッチング加工して第2電極を形成し、図29に示す構
造を得る。尚、図29の(c)は同図の(a)にBB’
線で示した部分の断面図である。記憶ノードとなるゲー
ト電極を構成する側壁シリコン膜8に対して自己整合的
に読み出し用MOSトランジスタのソース・ドレイン1
1が形成されていることが分かる。
【0094】読み出し用MOSトランジスタのゲート電
極形成を、実施例1の場合は、必要な膜をすべて堆積し
た後に、それらを上から順にエッチングしていくため、
エッチングの選択比が十分に無い場合には、基板1が削
られるなどして加工が困難となる可能性がある。これに
対して本実施例の場合、2つ目の側壁シリコン膜8を形
成後に読み出し用MOSトランジスタのゲート電極6,
8のエッチングを行っているため、実施例1の場合に比
べてドライエッチの材料による選択比が十分で無い場合
にも有効な製造方法である。
極形成を、実施例1の場合は、必要な膜をすべて堆積し
た後に、それらを上から順にエッチングしていくため、
エッチングの選択比が十分に無い場合には、基板1が削
られるなどして加工が困難となる可能性がある。これに
対して本実施例の場合、2つ目の側壁シリコン膜8を形
成後に読み出し用MOSトランジスタのゲート電極6,
8のエッチングを行っているため、実施例1の場合に比
べてドライエッチの材料による選択比が十分で無い場合
にも有効な製造方法である。
【0095】本実施例においても、p型基板を用いて説
明したが、すべての極性を変えればn型基板を用いたp
チャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用したメ
モリを実現できることは言うまでもない。
明したが、すべての極性を変えればn型基板を用いたp
チャネルMOSFETによるクーロン遮蔽を利用したメ
モリを実現できることは言うまでもない。
【0096】以上、本発明に係る半導体記憶装置及びそ
の製造方法について、好適な実施例を説明したが、本発
明は前記実施例に限定されること無く、例えば、読み出
し用MOSトランジスタの代わりに他のゲート絶縁物で
構成したMISトランジスタを使用することもでき、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
の製造方法について、好適な実施例を説明したが、本発
明は前記実施例に限定されること無く、例えば、読み出
し用MOSトランジスタの代わりに他のゲート絶縁物で
構成したMISトランジスタを使用することもでき、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
【0097】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明によれば、クーロン遮蔽現象を利用したメモリにお
いて、シリコンLSIプロセスを用いてゲート容量C
g、トンネル接合列MTJの容量C、及び寄生容量Cs
を小さく形成し、しかも読み出し用MOSトランジスタ
のゲート電極そのものを記憶ノードとすることによっ
て、従来のクーロン遮蔽現象を利用したメモリの動作温
度が僅か30mKであるのに対して、本発明に係るクー
ロン遮蔽現象を利用した半導体メモリでは、液体窒素に
よる77Kの温度での動作は勿論、室温でも十分動作す
ることができる。
発明によれば、クーロン遮蔽現象を利用したメモリにお
いて、シリコンLSIプロセスを用いてゲート容量C
g、トンネル接合列MTJの容量C、及び寄生容量Cs
を小さく形成し、しかも読み出し用MOSトランジスタ
のゲート電極そのものを記憶ノードとすることによっ
て、従来のクーロン遮蔽現象を利用したメモリの動作温
度が僅か30mKであるのに対して、本発明に係るクー
ロン遮蔽現象を利用した半導体メモリでは、液体窒素に
よる77Kの温度での動作は勿論、室温でも十分動作す
ることができる。
【0098】従って、従来よりもコスト及び使い易さの
点で優れた、リフレッシュが不要な、室温でしかも低電
圧で動作可能なクーロン遮蔽現象を利用した半導体メモ
リを実現することができる。
点で優れた、リフレッシュが不要な、室温でしかも低電
圧で動作可能なクーロン遮蔽現象を利用した半導体メモ
リを実現することができる。
【図1】本発明に係る半導体記憶措置の一実施例を示す
図であり、(a)は断面図、(b)は鳥瞰図である。
図であり、(a)は断面図、(b)は鳥瞰図である。
【図2】図1に示した本発明に係る半導体記憶装置の等
価回路図である。
価回路図である。
【図3】クーロン遮蔽の原理を説明する図であり、
(a)はトンネル接合に定電流源を接続した等価回路
図、(b)はトンネル接合容量の蓄積電荷と帯電エネル
ギの関係を示す特性線図である。
(a)はトンネル接合に定電流源を接続した等価回路
図、(b)はトンネル接合容量の蓄積電荷と帯電エネル
ギの関係を示す特性線図である。
【図4】クーロン遮蔽に対する外部インピーダンスの影
響を説明する図であり、(a)は外部インピーダンスが
無限大の場合のトンネル前後の蓄積電荷とクーロン遮蔽
の範囲を示し、(b)は外部インピーダンスが有限の場
合のトンネル前後の蓄積電荷とクーロン遮蔽の範囲を示
す図である。
響を説明する図であり、(a)は外部インピーダンスが
無限大の場合のトンネル前後の蓄積電荷とクーロン遮蔽
の範囲を示し、(b)は外部インピーダンスが有限の場
合のトンネル前後の蓄積電荷とクーロン遮蔽の範囲を示
す図である。
【図5】クーロン遮蔽を利用したメモリを説明するため
の概念図である。
の概念図である。
【図6】クーロン遮蔽を利用したメモリの動作原理を説
明する図である。
明する図である。
【図7】クーロン遮蔽を利用したメモリの記憶ノードに
反転層を用いる概念図であり、(1)はメモリセルの模
式的な(a)断面構造図及び(b)等価回路図、(2)
は記憶ノードの電位を取り出す構成を示す(a)断面構
造図及び(b)等価回路図である。
反転層を用いる概念図であり、(1)はメモリセルの模
式的な(a)断面構造図及び(b)等価回路図、(2)
は記憶ノードの電位を取り出す構成を示す(a)断面構
造図及び(b)等価回路図である。
【図8】クーロン遮蔽を利用したメモリの記憶ノードに
反転層を用いる別の概念図であり、(a)断面構造図及
び(b)等価回路図である。
反転層を用いる別の概念図であり、(a)断面構造図及
び(b)等価回路図である。
【図9】図1に示した本発明に係る半導体記憶装置の製
造方法の一実施例を示す図であり、主要工程順に示す断
面図である。
造方法の一実施例を示す図であり、主要工程順に示す断
面図である。
【図10】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
9に示した工程の次の主要工程を順に示す断面図であ
る。
9に示した工程の次の主要工程を順に示す断面図であ
る。
【図11】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
10に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
10に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図12】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
11に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にBB’線で示した
部分の断面図である。
11に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にBB’線で示した
部分の断面図である。
【図13】本発明に係る半導体記憶装置の別の実施例を
示す図であり、(a)は平面図、(b)は平面図中にA
A’線で示した部分の断面図、(c)は平面図中にB
B’線で示した部分の断面図である。
示す図であり、(a)は平面図、(b)は平面図中にA
A’線で示した部分の断面図、(c)は平面図中にB
B’線で示した部分の断面図である。
【図14】図13に示したメモリセルの等価回路図であ
る。
る。
【図15】図13に示したメモリセルのデータ書き込み
動作を説明するための電圧波形図である。
動作を説明するための電圧波形図である。
【図16】本発明に係る半導体記憶装置のまた別の実施
例を示す図であり、(a)〜(d)は主要製造工程順に
示した断面図である。
例を示す図であり、(a)〜(d)は主要製造工程順に
示した断面図である。
【図17】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
16に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
16に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図18】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
17に示した工程の次の工程を説明するための断面図で
ある。
17に示した工程の次の工程を説明するための断面図で
ある。
【図19】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
18に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
18に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図20】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
19に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にBB’線で示した
部分の断面図である。
19に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にBB’線で示した
部分の断面図である。
【図21】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
20に示した工程の次の工程を説明するための断面図で
ある。
20に示した工程の次の工程を説明するための断面図で
ある。
【図22】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
21に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
21に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図23】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の更
に別の実施例を示す図であり、図10の(b)に示した
工程の次の工程を示す(a)平面図、及び平面図中にA
A’線で示した部分の(b)断面図である。
に別の実施例を示す図であり、図10の(b)に示した
工程の次の工程を示す(a)平面図、及び平面図中にA
A’線で示した部分の(b)断面図である。
【図24】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
23に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
23に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図25】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
24に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
24に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図26】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
25に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
25に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図27】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
26に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
26に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図28】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
27に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
27に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図である。
【図29】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の図
28に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図、(c)は平面図中にBB’線で示した部
分の断面図である。
28に示した工程の次の工程を説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図中にAA’線で示した
部分の断面図、(c)は平面図中にBB’線で示した部
分の断面図である。
1 …シリコン基板 2 …シリコン酸化膜 3 …多結晶シリコン(第1電極) 4 …シリコン酸化膜 5 …シリコン酸化膜(トンネル酸化膜) 6 …多結晶シリコン 7 …シリコン酸化膜(トンネル酸化膜) 8 …多結晶シリコン 9 …シリコン酸化膜 10 …多結晶シリコン(第2電極) 10’…多結晶シリコン 11 …不純物拡散領域 12 …素子分離領域(素子分離酸化膜) 13 …レジスト 14 …砒素イオン C …トンネル接合列の容量 Cg …ゲート容量 Cs …寄生容量 MC1…メモリセル MC2…メモリセル MN …記憶ノード Q1 …読み出し用MOSトランジスタ Q2 …スイッチング用MOSトランジスタ
Claims (12)
- 【請求項1】少なくとも1個のトンネル接合を含むトン
ネル接合列と、該トンネル接合列と直列接続される容量
と、この容量とトンネル接合列との接続部を記憶ノード
とする半導体記憶装置において、第1導電型の半導体基
板上に絶縁膜を介して形成される第1電極と、第1電極
に対して絶縁膜を介して直列接続されると共に互いに絶
縁膜によって絶縁される複数の電極と、該複数の電極と
絶縁膜を介して接続される第2電極とから構成される前
記トンネル接合列および前記容量を有し、かつ、前記複
数の電極の中の少なくとも記憶ノードとなる電極に対し
て自己整合的に前記半導体基板内に形成した一対の第2
導電型の不純物層により構成する読み出し用トランジス
タを有することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記複数の電極を介して前記第1電極と第
2電極間に存在する複数の絶縁膜は、少なくとも1つは
電子の量子力学的なトンネルが可能な厚さの絶縁膜であ
り、少なくとも1つは電子の量子力学的なトンネルが不
可能な厚さの絶縁膜である請求項1に記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項3】前記複数の電極は第1電極の側壁側に位置
すると共に、前記複数の電極を互いに絶縁する絶縁膜は
各電極に形成した側壁絶縁膜である請求項1または請求
項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】前記第1電極と前記複数の電極のそれぞれ
対向する電極の面積が、多くとも1000平方ナノメー
タである請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項5】前記記憶ノードとなる電極の持つ容量によ
って決まる帯電エネルギが、温度で決まる熱エネルギよ
りも大きい請求項1〜請求項4のいずれか一に記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項6】前記第1及び第2電極間に与える電位に対
して、前記複数の電極の中の記憶ノードとなる電極の電
位がヒステリシスを有する請求項1〜請求項5のいずれ
か一に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】前記第1及び第2電極間に与える電位によ
って、前記複数の電極の中の記憶ノードとなる電極の電
位が2つの安定値を有する請求項1〜請求項6のいずれ
か一に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】前記読み出し用トランジスタの閾値電圧
は、前記記憶ノードとなる電極の取りうる2つの安定電
位の間の電圧値である請求項7に記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項9】前記読み出し用トランジスタの電流をオン
/オフするスイッチングトランジスタが、前記読み出し
用トランジスタと直列に接続されてなる請求項1〜請求
項8のいずれか一に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】請求項1〜請求項9に記載のいずれか一
の半導体記憶装置をアレイ状に配置してなるメモリーア
レイ。 - 【請求項11】素子分離酸化膜を含む第1導電型の半導
体基板表面にゲート酸化膜を形成する工程1と、ゲート
酸化膜上に第1の導電膜を形成する工程2と、第1の導
電膜上に絶縁膜を形成する工程3と、第1の導電膜及び
絶縁膜をパターニングして該絶縁膜を上部表面に有する
第1電極を形成する工程4と、電子のトンネル可能な厚
さの第1の絶縁膜を表面に形成する工程5と、第1の絶
縁膜を介して第2の導電膜を第1電極の側壁に形成する
工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶縁膜を
表面に形成する工程7と、更に工程7で形成した第2の
絶縁膜を介して第1電極の側壁側に第3の導電膜を形成
する工程8と、前記工程7及び工程8を順に所要回数繰
り返した後に電子のトンネルが不可能な厚さの第3の絶
縁膜を表面に形成する工程9と、第2電極となる第4の
導電膜を表面に形成する工程10と、前記工程10,工
程9,工程8,工程7,及び工程6で形成した絶縁膜と
導電膜を所要個所を残して除去する工程11と、第2導
電型の不純物を第1導電型の半導体基板中に前記所要個
所に対して自己整合的に形成する工程12と、を有する
ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項12】素子分離酸化膜を含む第1導電型の半導
体基板表面にゲート酸化膜を形成する工程1と、ゲート
酸化膜上に第1の導電膜を形成する工程2と、第1の導
電膜上に絶縁膜を形成する工程3と、第1の導電膜及び
絶縁膜をパターニングして該絶縁膜を上部表面に有する
第1電極を形成する工程4と、電子のトンネル可能な厚
さの第1の絶縁膜を表面に形成する工程5と、第1の絶
縁膜を介して第2の導電膜を第1電極の側壁に形成する
工程6と、電子のトンネル可能な厚さの第2の絶縁膜を
表面に形成する工程7と、更に工程7で形成した第2の
絶縁膜を介して第1電極の側壁側に第3の導電膜を形成
する工程8と、前記工程7及び工程8を順に所要回数繰
り返した後に所要個所にレジストパターンを形成する工
程9と、工程9で形成したレジストパターンをマスクに
前記工程8,工程7,及び工程6で形成した導電膜及び
絶縁膜を除去する工程10と、第2導電型の不純物を第
1導電型の半導体基板中に前記レジストパターンをマス
クに前記所要個所に対して自己整合的に形成する工程1
1と、前記レジストパターンを除去後表面に電子のトン
ネルが不可能な厚さの第3の絶縁膜を形成する工程12
と、更に第4の導電膜を表面に形成する工程13と、工
程13で形成した第4の導電膜をパターニングして第2
電極を形成する工程14と、を有することを特徴とする
半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09997294A JP3280156B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09997294A JP3280156B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307445A true JPH07307445A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3280156B2 JP3280156B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=14261587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09997294A Expired - Fee Related JP3280156B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3280156B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11150261A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-02 | Toshiba Corp | 電子機能素子 |
| US7141835B2 (en) | 2003-06-20 | 2006-11-28 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor memory device having memory cells requiring no refresh operation |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP09997294A patent/JP3280156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11150261A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-02 | Toshiba Corp | 電子機能素子 |
| US7141835B2 (en) | 2003-06-20 | 2006-11-28 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor memory device having memory cells requiring no refresh operation |
| US7265412B2 (en) | 2003-06-20 | 2007-09-04 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor memory device having memory cells requiring no refresh operation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3280156B2 (ja) | 2002-04-30 |
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