JPH0730752B2 - ウォータジェット推進機用ポンプ装置 - Google Patents
ウォータジェット推進機用ポンプ装置Info
- Publication number
- JPH0730752B2 JPH0730752B2 JP10885788A JP10885788A JPH0730752B2 JP H0730752 B2 JPH0730752 B2 JP H0730752B2 JP 10885788 A JP10885788 A JP 10885788A JP 10885788 A JP10885788 A JP 10885788A JP H0730752 B2 JPH0730752 B2 JP H0730752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water jet
- drive shaft
- impeller
- disk
- hull
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は高速推進艇等に設けられるウォータジェット推
進機用ポンプ装置に係り、特にスラストバランス機構を
改良したウォータジェット推進機用ポンプ装置に関す
る。
進機用ポンプ装置に係り、特にスラストバランス機構を
改良したウォータジェット推進機用ポンプ装置に関す
る。
(従来の技術) 高速推進艇等に適用されるウォータジェット推進機は一
般に軸流型のポンプ装置によって船底から水を吸込み、
加圧して船尾のノズルから後方にウォータジェットを噴
射するようになっている。このようなウォータジェット
推進機に用いられるポンプ装置では、船体後方に噴射す
るウォータジェットの反力として、インペラを取付けた
駆動軸に船体前方に向かうスラスト力が発生する。この
ため駆動軸にはスラスト軸受が設けられるが、高速推進
艇、特にインデューサ付きウォータジェット推進艇で
は、インペラおよびインデュサーの2つの軸スラストが
加わることになり、軸受構造が大形化し、またメンテナ
ンスが複雑化する等の問題か生じている。
般に軸流型のポンプ装置によって船底から水を吸込み、
加圧して船尾のノズルから後方にウォータジェットを噴
射するようになっている。このようなウォータジェット
推進機に用いられるポンプ装置では、船体後方に噴射す
るウォータジェットの反力として、インペラを取付けた
駆動軸に船体前方に向かうスラスト力が発生する。この
ため駆動軸にはスラスト軸受が設けられるが、高速推進
艇、特にインデューサ付きウォータジェット推進艇で
は、インペラおよびインデュサーの2つの軸スラストが
加わることになり、軸受構造が大形化し、またメンテナ
ンスが複雑化する等の問題か生じている。
そこで、これまで種々のスラスト低減手段が考えられ、
例えばインペラの後流側に背圧室を設けて圧力を低下さ
せ、軸スラストと反対方向の力を発生させるもの(特公
昭50−34242号公報、実公昭55−50390号公報等)、ある
いは駆動軸の途中に受圧用のディスクを設け、吸込み側
の低圧をディスクの船体後方側に作用させて軸スラスト
を低減させるもの(特開昭49−67201号公報)等が知ら
れている。
例えばインペラの後流側に背圧室を設けて圧力を低下さ
せ、軸スラストと反対方向の力を発生させるもの(特公
昭50−34242号公報、実公昭55−50390号公報等)、ある
いは駆動軸の途中に受圧用のディスクを設け、吸込み側
の低圧をディスクの船体後方側に作用させて軸スラスト
を低減させるもの(特開昭49−67201号公報)等が知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題) ところが上述した従来のスラスト低減手段では、吸込み
側の低圧を駆動軸の後端側へ導くための配管等によって
構成が複雑になり、それだけ製作手間も多くなる等の問
題がある。
側の低圧を駆動軸の後端側へ導くための配管等によって
構成が複雑になり、それだけ製作手間も多くなる等の問
題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スラ
ストバランス機構の構成簡素化および製作手間減少等が
図れるウォータジェット推進機用ポンプ装置を提供する
ことを目的とする。
ストバランス機構の構成簡素化および製作手間減少等が
図れるウォータジェット推進機用ポンプ装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は船底から水を吸込み、加圧して船尾のノズルか
ら後方にウォータジェットを噴射するウォータジェット
推進機に用いられる軸流型のポンプ装置において、イン
ペラを取付けた駆動軸の後端側とそのインペラが配置す
る流路との間に空間部を設けるとともに、その空間部を
前記駆動軸の後端に一体的に取付けたディスクによって
軸方向に区分し、前記空間部のディスクよりも船体前方
側を前記インペラ下流側の高圧部に連通する高圧室とす
る一方、前記空間部のディスクよりも船体後方側をノズ
ル側の低圧部に連通する低圧室とし、これにより前記デ
ィスクを介して前記駆動軸に船体後方側への圧力を付加
するスラストバランス機構を構成してなることを特徴と
する。
ら後方にウォータジェットを噴射するウォータジェット
推進機に用いられる軸流型のポンプ装置において、イン
ペラを取付けた駆動軸の後端側とそのインペラが配置す
る流路との間に空間部を設けるとともに、その空間部を
前記駆動軸の後端に一体的に取付けたディスクによって
軸方向に区分し、前記空間部のディスクよりも船体前方
側を前記インペラ下流側の高圧部に連通する高圧室とす
る一方、前記空間部のディスクよりも船体後方側をノズ
ル側の低圧部に連通する低圧室とし、これにより前記デ
ィスクを介して前記駆動軸に船体後方側への圧力を付加
するスラストバランス機構を構成してなることを特徴と
する。
(作用) 上述した本発明の構成によれば、ウォータジェット噴出
用ノズル側がインペラ下流側よりも低圧であることか
ら、駆動軸にディスクを介して船体後方側への圧力が付
加され、スラストバランス作用が得られる。
用ノズル側がインペラ下流側よりも低圧であることか
ら、駆動軸にディスクを介して船体後方側への圧力が付
加され、スラストバランス作用が得られる。
そして、ディスクは駆動軸の後端側に取付けられ、その
ディスクに圧力を付加するための高圧室と低圧室とはイ
ンペラ下流側およびノズル側にそれぞれ近接配置するこ
とになるため、比較的短い連通孔によって圧力が導入で
きる。したがって構成が比較的簡単で部品点数も少な
く、製作手間も要しない。
ディスクに圧力を付加するための高圧室と低圧室とはイ
ンペラ下流側およびノズル側にそれぞれ近接配置するこ
とになるため、比較的短い連通孔によって圧力が導入で
きる。したがって構成が比較的簡単で部品点数も少な
く、製作手間も要しない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
この実施例のウォータジェット推進機用ポンプ装置は高
速推進艇に適用され、船底から水を吸込み、加圧して船
尾から後方(図の左方)にウォータジェットを噴射する
ものである。
速推進艇に適用され、船底から水を吸込み、加圧して船
尾から後方(図の左方)にウォータジェットを噴射する
ものである。
船体後部に組込んだケーシング1内に駆動軸2を挿通
し、この駆動軸の前端側は船体前方側(図の右側)の図
示しない駆動機に接続している。
し、この駆動軸の前端側は船体前方側(図の右側)の図
示しない駆動機に接続している。
駆動軸2にはボス部3を介してインペラ4を一体回転可
能に取付け、このインペラ4の下流側にケーシング1に
取付けたディフューザ5を配置している。ディフューザ
5と駆動軸2との間にはシール用のリング6を配置して
いる。
能に取付け、このインペラ4の下流側にケーシング1に
取付けたディフューザ5を配置している。ディフューザ
5と駆動軸2との間にはシール用のリング6を配置して
いる。
ウォータジェットとなる水の流路7は、ケーシング1の
内面と、インペラ4のボス部3と、ディフューザ5のリ
ング6と、その後方(左方)に設けたノズルコーン8と
によって構成しており、駆動軸2の後端はこのノズルコ
ーン8の前端部内方に位置させている。
内面と、インペラ4のボス部3と、ディフューザ5のリ
ング6と、その後方(左方)に設けたノズルコーン8と
によって構成しており、駆動軸2の後端はこのノズルコ
ーン8の前端部内方に位置させている。
そして、ノズルコーン8とリング6とを隔壁として、駆
動軸2の後端側と流路7との間に空間部9を設けるとと
もに、その空間部9を駆動軸2の後端に一体的に取付け
たディスク10によって軸方向に二分している。なお、11
はディスク10とノズルコーン8との間のシール部を示
す。
動軸2の後端側と流路7との間に空間部9を設けるとと
もに、その空間部9を駆動軸2の後端に一体的に取付け
たディスク10によって軸方向に二分している。なお、11
はディスク10とノズルコーン8との間のシール部を示
す。
このディスク10によって二分した空間部9の船体前方側
(右側)を高圧室12とし、この高圧室12を流路7のイン
ペラ下流側、例えばディフューザ5の後端部位に連通孔
13を介して連通させ、ディフューザ5後端部位の高圧水
を高圧室12に導入するようにしている。
(右側)を高圧室12とし、この高圧室12を流路7のイン
ペラ下流側、例えばディフューザ5の後端部位に連通孔
13を介して連通させ、ディフューザ5後端部位の高圧水
を高圧室12に導入するようにしている。
また、ディスク10によって二分した空間部9の船体後方
側(左方)を低圧室14とし、この低圧室14を流路7のノ
ズル側、例えばノズルコーン8の後端部位に連通孔15を
介して連通させ、ノズルコーン8後端部位の低圧水を低
圧室14に導入するようにしている。
側(左方)を低圧室14とし、この低圧室14を流路7のノ
ズル側、例えばノズルコーン8の後端部位に連通孔15を
介して連通させ、ノズルコーン8後端部位の低圧水を低
圧室14に導入するようにしている。
このような構成によると、駆動軸2後端のディスク10に
対し、船体前方側(右側)の面にはディフューザ5出口
部の高圧が作用し、船体後方側(左側)の面にはノズル
コーン8出口部内周側の低圧が作用する。したがって、
ディスク10を介して駆動軸2に船体後方(左方)に向か
うスラスト力が発生し、インペラ4により発生する船体
前方(右方)へのスラスト力を低減させるスラストバラ
ンス機構が構成される。そして、その構成としては、デ
ィスク10が駆動軸2の後端側に取付けられ、そのディス
ク10に圧力を付加するための高圧室12と低圧室14とは流
路7のディスク10両側面近傍から圧力を導入するように
なっているため、比較手短い連通孔13,15による簡単な
構成となっている。
対し、船体前方側(右側)の面にはディフューザ5出口
部の高圧が作用し、船体後方側(左側)の面にはノズル
コーン8出口部内周側の低圧が作用する。したがって、
ディスク10を介して駆動軸2に船体後方(左方)に向か
うスラスト力が発生し、インペラ4により発生する船体
前方(右方)へのスラスト力を低減させるスラストバラ
ンス機構が構成される。そして、その構成としては、デ
ィスク10が駆動軸2の後端側に取付けられ、そのディス
ク10に圧力を付加するための高圧室12と低圧室14とは流
路7のディスク10両側面近傍から圧力を導入するように
なっているため、比較手短い連通孔13,15による簡単な
構成となっている。
よって、スラストバランス機構の構成の簡素化、製作手
間の減少等が有効に図られる。
間の減少等が有効に図られる。
なお、前記実施例では、流路7のディフューザ5出口部
を高圧室12に連通させたが、第2図に示すように、イン
ペラ4出口部を高圧室12に連通させるようにしてもよ
い。なお、この場合には連通孔13をディフューザ5のリ
ング6部にも形成する。
を高圧室12に連通させたが、第2図に示すように、イン
ペラ4出口部を高圧室12に連通させるようにしてもよ
い。なお、この場合には連通孔13をディフューザ5のリ
ング6部にも形成する。
このような構成によっても、前記実施例と同様の効果が
奏されるのは勿論であるが、スラストバランス用のディ
スク10に船体前方側から一層高圧を作用させることがで
きる。
奏されるのは勿論であるが、スラストバランス用のディ
スク10に船体前方側から一層高圧を作用させることがで
きる。
以上のように、本発明によれば、スラストバランス機構
を、ポンプ流路のインペラ下流側の高圧部とノズル側の
低圧部との圧力差を利用して、簡単な構成で実現するこ
とができ、製作手間も減少できる等の効果が奏される。
を、ポンプ流路のインペラ下流側の高圧部とノズル側の
低圧部との圧力差を利用して、簡単な構成で実現するこ
とができ、製作手間も減少できる等の効果が奏される。
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面図、第2図は
本発明の他の実施例を示す部分断面図である。 2……駆動軸、4……インペラ、7……流路、8……ノ
ズルコーン、9……空間部、10……ディスク、12……高
圧室、13,15……連通孔、14……低圧室。
本発明の他の実施例を示す部分断面図である。 2……駆動軸、4……インペラ、7……流路、8……ノ
ズルコーン、9……空間部、10……ディスク、12……高
圧室、13,15……連通孔、14……低圧室。
Claims (1)
- 【請求項1】船底から水を吸込み、加圧して船尾のノズ
ルから後方にウォータジェットを噴射するウォータジェ
ット推進機に用いられる軸流型のポンプ装置において、
インペラを取付けた駆動軸の後端側とそのインペラが配
置する流路との間に空間部を設けるとともに、その空間
部を前記駆動軸の後端に一体的に取付けたディスクによ
って軸方向に区分し、前記空間部のディスクよりも船体
前方側を前記インペラ下流側の高圧部に連通する高圧室
とする一方、前記空間部のディスクよりも船体後方側を
ノズル側の低圧部に連通する低圧室とし、これにより前
記ディスクを介して前記駆動軸に船体後方側への圧力を
付加するスラストバランス機構を構成してなることを特
徴とするウォータジェット推進機用ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10885788A JPH0730752B2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | ウォータジェット推進機用ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10885788A JPH0730752B2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | ウォータジェット推進機用ポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277697A JPH01277697A (ja) | 1989-11-08 |
| JPH0730752B2 true JPH0730752B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=14495357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10885788A Expired - Lifetime JPH0730752B2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | ウォータジェット推進機用ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730752B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100368689C (zh) * | 2004-09-16 | 2008-02-13 | 北京化工大学 | 一种用于旋转流体机械的压差式推力平衡装置 |
-
1988
- 1988-04-29 JP JP10885788A patent/JPH0730752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277697A (ja) | 1989-11-08 |
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